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落書き帳アーカイブズ 宮城県南地方の都市群システムの変容がドラスティックな変化を見せているようです。伝統的な中心都市である白石市、角田市、そして新興勢力の大河原町、柴田町。既存の2都市に、2つの町が新興的に勢力を伸ばす様相を見せる、宮城県南の都市間競争から目が離せません。

白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争



★推奨します★(元祖いいね) なお 牛山牛太郎 Pachi 湾岸太陽族 北神
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記事数=14件 更新日:05年04月24日
記事#記事日付
記事タイトル
発言者
[14523]2003年5月2日
白石vs角田vs大河原vs柴田 千本桜
[14916]2003年5月8日
仙南地域の首位都市交代劇 千本桜
[14934]2003年5月8日
仙南地域 地理好きのケン
[14945]2003年5月8日
柴田郡南部3町合併 千本桜
[15816]2003年5月24日
兄弟船 千本桜
[15884]2003年5月25日
宮城県の商圏/名取VS大河原 千本桜
[15905]2003年5月25日
柴田町が仙南の商業を制覇した時代 千本桜
[16057]2003年5月28日
♪夜霧の第二国道 白桃
[16146]2003年5月30日
商業集積地の景観差異/大河原VS名取 千本桜
[16194]2003年5月31日
白石市民が支持する買物先 千本桜
[16202]2003年5月31日
白石市民が支持する買物先の訂正 千本桜
[16205]2003年5月31日
角田市民が支持する買物先 千本桜
[16214]2003年5月31日
大河原町民が支持する買物先 千本桜
[17372]2003年6月26日
柴田町民が支持する買物先 千本桜



[14523] 2003 年 5 月 2 日 (金) 02:32:38 千本桜[軒下提灯] さん
 白石vs角田vs大河原vs柴田
白桃 DID人口の意義と疑義 ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

いざ対決!ライバル都市といえば、宮城県南部の小都市群も捨て難い。なんの特徴もなさそうな地域ですが、実は、市と町の都市機能が拮抗あるいは逆転する不思議な地域です。市より町の方が都市的だったりしますから、市とは何か、町とは何か、都市とは何かを問題提起してくれる有り難い地域なのです。なにしろ、中心性や拠点性をめぐって、町が市と丁々発止の都市間競争を展開します。しかも1対1などという単純なものではありません。三つ巴どころか四つ巴の混戦模様。もう目が離せません。
リング上の都市は、白石市、角田市、大河原町、柴田町。リングネームで呼ぶなら、既に江戸時代には地域最大の町場を形成していた「オールド・ジョウカマチ白石」。都市なのか村落なのか分からないけど田園都市を名乗る「シニア・コメドコロ角田」。裁判所から税務署まで役所なら何でも揃う「アダルト・ヤクショ大河原」。海軍火薬廠が置かれて急発展した「ヤング・チュウトンチ柴田」。それぞれの都市の特徴が出ていますが、リングネームはちょっと長すぎます。やはり簡単に、白石市、角田市、大河原町、柴田町でいきましょう。
統計数値をもとに2市2町の都市の大きさを比較します。まず、平成12年国勢調査時の人口は、白石市40,793人、柴田町39,485人、角田市34,354人、大河原町22,767人です。でも、市町村の人口から都会度をイメージしても始まりません。市町村ごとに面積が異なるし、市街地の広がりも違いますから。
市町村人口の代わりに人口集中地区(DID)人口を比較します。平成12年国勢調査時の人口集中地区人口は、柴田町17,464人、大河原町15,025人、白石市13,176人、角田市7,425人です。あらあら不思議。都市地域ともいえるDIDの人口は、町が市を凌駕しています。これが宮城県南部の都市間関係の特徴です。しかし、DID人口をそのまま都市の大きさと考えるのは危険です。DID人口は常住人口であって昼間人口ではありませんから、都市の活動状況を考えるには物足りません。都市機能の郊外化が進み、商店はじめ役所までもが郊外へ転出します。DIDから都市機能が逃げて行くのです。はたして、私たちはDIDを都市地域と信じて、その統計数値にしがみついていて良いのでしょうか?。人口集中地区(DID)が設定されて40年以上経過しました。社会は変わったのです。都市地域をとらえるための地域区分として、新たに昼間人口集中地区の設定を総務庁に望みます。
街の賑わいや活気を知る手掛かりに最高路線価があります。平成14年分の最高路線価(1平米あたり)は白石市白石駅前通91,000円、大河原町大河原駅前通86,000円、柴田町船岡駅前通68,000円、角田市本町国道113号61,000円です。こうして見ると、路線価はとても的確に都市の大きさの差を表わしているように感じます。ただし、あてになるのは同じ地域の都市間比較に限ります。栃木県足利市の最高路線価は125,000円、佐野市100,000円です。足利と佐野の差がちゃんと出ています。ところが、徳島県鴨島町は165,000円、香川県土庄町155,000円、高知県土佐山田町145,000円です。足利と四国の都市を比較したら滅茶苦茶になります。それにしても、どうして四国の町は路線価評価額が高いのですか?。九州の町と比べても、東北の町と比べても、やはり四国の町の路線価はべらぼうです。不思議。どなたか理由を教えて下さい。
ライバル同士の都市間競争は熾烈な商圏争奪を展開します。1999年の商業統計調査による年間小売販売額は、柴田町388億円、大河原町376億円、白石市376億円、角田市290億円。ここでも町が市を凌いでいます。柴田町、大河原町、白石市の差は僅かですから、売場面積5千平米の大型店が1つ出店すると、ひっくり返る差です。宮城県南部の都市間関係で面白いのは、市から町へ買物に行くことです。白石市は大河原町の、角田市は柴田町と大河原町の商圏に組込まれています。なんとも珍妙!。
人口や経済では町に追越されそうな市ですが、知名度ではどうでしょう。白石市と大河原町の知名度をくらべると、白石市の圧勝じゃないかと思います。なぜなら、大河原の人って「白石の近くの大河原から来ました」と言いますが、白石の人は「大河原の近くの白石から来ました」とは言いません。これで都市の勝ち負けは決まりです。

[14916] 2003 年 5 月 8 日 (木) 08:35:41 千本桜[軒下提灯] さん
 仙南地域の首位都市交代劇
白桃 衛星都市を馬鹿にしちゃいけません ARC 南九州の陣 ―熾烈なライバル都市― ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[14839]てつさん
[14843]雑魚さん
都市規模の点で、やはり国分は加治木を凌ぎましたか。思うに、姶良地方における首位都市の座は、かなりの都市間軋轢を伴いながら、加治木から国分へ移行したことでしょう。
加治木は悲鳴を上げたかも知れません。

仙南地域においても、首位都市交代劇が静かに進行しています。こちらの交代劇は姶良地方のそれよりも、もっと劇的です。見ようによってはコメディーです。地域内には2つの市(白石、角田)があるのですが、どちらの市も近隣の町(大河原、柴田)に押され気味で元気がありません。極端な話、市が町の衛星都市化しつつあるのです。もちろん、現時点で衛星都市だとはいいません。ただうっすらと、地域の人の流れの中に、そのきざしを感じるのです。

昨日の新聞は宮城県の商圏調査結果をとりあげ、またまた大河原の商圏拡大と白石の商圏縮小が確認されたことを記事にしています。まだ中心街が賑わっていた時代には、仙南一の繁華街といえば白石市のアーケード商店街でした。しかし、現在それは大河原町のバイパス商店街に移動しています。

商圏人口や市街地人口で白石市に勝る大河原町ですが、ちょっと厚みがたりません。両足で自立していないからでしょうか。片足を仙台都市圏に引っぱられ、ふらついています。もう片方の足で仙南の中心都市になろうとするのですが、なぜか控えめに、「白石の近くの大河原です」なんて、よろけちゃって依存癖まる出しにします。地域の中心都市たらんとするものが、同じ地域の他都市の名前に寄り掛かって、どうするの!

なにをもって地域の首位都市とするかは意見が分かれるでしょうが、仙南地域の最高路線価が白石駅前通から大河原駅前通に変わる時、仙南の首位都市が交代するのだと私は思いたい。それは、おそらく5、6年後にやってくるような気がします。

[14934] 2003 年 5 月 8 日 (木) 17:56:54 地理好きのケン さん
 仙南地域
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

仙南地域のことですが、柴田郡3町(大河原町、柴田町、村田町)が合併し新市が誕生する可能性があります。新市の人口は白石市、角田市の人口を上回ります。

[14945] 2003 年 5 月 8 日 (木) 21:17:03 千本桜[軒下提灯] さん
 柴田郡南部3町合併
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[14934]地理好きのケンさん
仙南の大河原、村田、柴田3町合併が実現すると良いですね。

この3町をコード番号順に並べると、大河原町、村田町、柴田町になります。大河原は他村に先がけて明治時代に町になりましたから、柴田郡の1番前に書きます。でも、法定協議会の名称は「柴田、村田、大河原3町合併法定協議会」です。細やかな気遣いですね。合併推進派は、なるべく大河原町を前面に出さないようにしてます。そしていつも、柴田町と大河原町が優しく村田町を包み込むような順序で書いています。

この合併を1番望んでいるのは大河原町。一番乗り気でないのが村田町と言うことの現れなのでしょうね。

[15816] 2003 年 5 月 24 日 (土) 13:24:20 千本桜[軒下提灯] さん
 兄弟船
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[15685]なおき さん
大河原&柴田の町の様子も聞きたいです。

大河原町と柴田町って、最大のライバルにして最大の仲良しでもあります。ひょっとして兄弟かも。ほら、鳥羽一郎が唄っているでしょう〜「♪波の谷間に命の花が ふたつ並んで咲いている 兄弟船は 親父のかたみ〜〜♪」 あの兄弟船は大河原と柴田のことらしいのです(お遊びですよ!)。そして、鹿児島県にも兄弟船があるらしいのです。加治木&姶良です。

標高136メートルの館山の麓に、柴田と大河原の市街地がふたつ並んで咲いている。東の市街は柴田。西の市街は大河原。双方の市街地(人口集中地区=DID)は東北地方の町で1位と2位の大きなもので、ふたつを併せると、東北地方63市のうち44市の市街地(DID)人口をゴボウ抜きにする。

市に至らない町ということもあってか、全国的にみれば大河原&柴田の都市化は地味な話題に過ぎないでしょう。しかし、宮城県南部の25,000地形図を眺めていると、名取、岩沼、角田、白石諸市の市街地と同等、あるいはそれ以上の市街化地域が、柴田、大河原2町にまたがって形成されているのが分かるはずです。細切れ状態になりながらも、東北本線と国道4号に沿って延々と市街地が続く様を、私は金ヶ瀬〜槻木500万分の1メガロポリスと勝手に呼んでおります。仙南もまた、ワンダーランドであります。

[15884] 2003 年 5 月 25 日 (日) 13:01:24 千本桜[軒下提灯] さん
 宮城県の商圏/名取VS大河原
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[15841]の続き
「宮城県の商圏」の初回調査は昭和53年ですから、かれこれ25年経ちます。その間、宮城県南部の小都市たちも都市間競争の波にもまれて、商圏中心都市に浮上したり滑り落ちたり、悲喜こもごもの都市模様を展開してきました。商圏中心都市の顔ぶれも入れ代わりました。短期間であっても商圏中心都市に名を連ねた経験のある都市は、名取市、岩沼市、亘理町、角田市、柴田町、大河原町、白石市です。お〜!、宮城県南部は軒並み中心都市じゃございませんか! 一体、どれが本当の中心都市やら分からぬではございませんか。

今年3月発表の「宮城の商圏」は、大河原町、柴田町、白石市、角田市、亘理町を商圏形成中心都市と発表しています。名取市、岩沼市が消えていますね。太白区のザ・モールに喰われちゃったかな?。確かにその影響は大なのですが、統計のトリックによるところも大きいと思います。県南における現実の2大商業集積ゾーンは大河原と名取ではないかと私は感じているのです。

なぜ大河原と名取なのか。簡単に言えば、大河原町内で消費される金額が大河原町民の所得を上回るからです。仮に大河原町全体で年間400億円の小売販売額があるとします。でも、町民の所得が300億円しかないとするなら、その差100億円は、他市町村の人が大河原で買物をして落して行く金額になります。このように、町民(市民)所得を販売額が上回るのは大河原町と名取市だけだと記憶しています。白石市、角田市、柴田町、亘理町は商圏を形成して、その商圏の中心都市だというけれど、実は消費流出都市なのです。このような状態の都市を私は「商業都市」とは呼びたくありません。(最新統計に目を通していないので、やや自信なし)

では宮城県南部の2大商業ゾーン、大河原、名取の景観差異を比較してみましょう。すみません、ちょっと疲れましたので、続きは後日にいたします。

[15905] 2003 年 5 月 25 日 (日) 21:39:09 千本桜[軒下提灯] さん
 柴田町が仙南の商業を制覇した時代
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[15889]両毛人さん
両調査のタイムラグ17年の間に、群馬県ではめまぐるしい買物動向の分散化(多様化)が進んでいることが見て取れ
1977年というと、商業の郊外立地化が現われ始めた頃でしょうか? 両毛地域で最初の郊外型大規模店舗はどこでしたか? 宮城県南部では、昭和55年に売場面積約1万平方メートルの大型店サンコアが柴田町の郊外にオープン。それが現代型商業の本格的な幕開けだったような気がします。サンコアの出現は仙南地域の商業を、あっという間に変えました。店員に気兼ねすることなく自由に商品を選べるようになりました。サンコアに行くということは物品を購入するだけでなく、レジャー的要素も兼ねていたようです。

サンコアの出現は買物客の心理だけでなく、商業面での都市の序列をも変えました。当時、工場誘致と住宅団地建設で元気あふれる新興都市「ヤングチュウトンチ柴田」は、大型店サンコアを武器に、仙南の行政中心都市「アダルトヤクショ大河原」を1撃! あっ、たった1撃で大河原がぐらつき始めました。なんという弱体、なんという無策! 大河原は無抵抗のまま商圏を柴田に譲り渡すのでしょうか。

あれあれ、誇りというものがないのでしょうか?、柴田郡一の商都を誇った大河原の商店主たちが、車に乗ってサンコアへ買物に行きます。おばさんも中学生も自転車に乗ってサンコアへ行きます。大河原の中心街からサンコアまで自転車で10分です。中年夫婦はウォーキングがてら、歩いてサンコアに行きます。みんな大河原町から柴田町に流れ出しているのですが、おばさんも中学生も中年夫婦も、そんなことを気にしません。彼らには市町村界など有って無きがごとしです。こうして昭和50年代〜60年代の大河原町は、柴田町の商圏に組込まれて行きました。

さらに柴田商圏は、角田商圏、白石商圏も飲み込んで行きます。いまだ中心街の商店街形成もままならない新興の柴田町が、地域初の郊外型大型店を武器に、アーケード付き商店街を形成する白石市を飲み込んで行きます。江戸時代からずっと首位都市として君臨してきた「オールドジョウカマチ白石」の商勢圏にかげりが見え始めます。

だが、皮肉です。柴田町の人口増加や商工業の集積は、仙南地域の重心点を水面下でジリジリと大河原盆地に引き寄せています。仙南は、そのような地理関係にあります。大河原は漁夫の利か。そして昭和が平成に変わるころ、大河原盆地の水田を埋め立てて国道4号バイパスが開通しました。時あたかもバブル期、地域行政の中心地にして人口重心点の大河原バイパスに郊外型店舗の波が押し寄せます。月に1度は新店オープンのアドバルーンが揺らめいて、大河原バイパス沿道は瞬く間に仙南一の商業ゾーンに変貌しました。

さらに平成6年。当時としては東北最大級の郊外型ショッピングセンターフォルテが開店。これによって大河原商圏は完全復活をみたのです。こうして柴田町と大河原町はシーソーゲームみたいに商圏トレードをしながら、いつしか仙南一の商業ゾーンに発展しました。この2町、明らかにライバルだけど、もちつもたれつ助け合っているようにも見えます。例えば、柴田町の人は家電など買回品を大河原町に依存し、大河原町の人は食品など最寄品を柴田町に依存したりします。大きな目で見れば、大河原町と柴田町は2つで1つなのですよ。ちょっと苦しい所があるけれど・・・。

まあ、別々の市街地である東舞鶴と西舞鶴が行政面では1つの市ですし、岩村田と中込、野沢が一緒になって佐久市を名乗り、宮内と赤湯も仲良く南陽市になったのですから、大河原町と柴田町が1つになっても、なんら差し障り無いと思うのですが、いかがでしょうか。

[16057] 2003 年 5 月 28 日 (水) 01:52:01 白桃 さん
 ♪夜霧の第二国道
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

ここんとこ関心のある話題が目白押しですが、時間的に反応する余裕と能力がありません。で、とりあえず、大河原町の凄さについて
[16041]軒下提灯さん
昼間人口96.6パーセント。そこまで下がってしまいましたか。
今まで、気づいてながら黙っておりましたが、大河原町は人口データ的にもすごい町ですね。
仙南地域の主要都市データ
都市2000年人口DID人口昼間人口率
名取市67,21636,38593.9
岩沼市41,40728,74896.1
白石市40,79313,17698.6
柴田町39,48517,46489.8
亘理町34,770080.3
角田市34,3547,42598.9
大河原町22,76715,02596.6
山元町18,537078.7
丸森町17,868085.5
(一部データは、軒下提灯さんから既にご案内いただいております。)
特筆すべきは、軒下提灯さんが力説されているようにDID人口比の高さです。昼間人口にしても健闘しているといえましょう。白桃の故郷、旧大内町もついこないだまで昼間人口率は100%超でしたから、仙台という東北日本を代表する大都市に近接していながらの高率は、やはりそんじょそこらの町とは違うなと思います。(このデータ表の中で、山元町は町としての歴史も浅く、相当格下なので出さなければ良かったかもしれません。)
一度、じっくり訪れてみたい大河原です。(定年になったら、水戸に立ち寄って雑魚さんと一献くみかわし、そいでから、大河原に行って・・・白桃の白日夢)
あ、そうそう。タイトルと関連するお話。白桃がバアヤに手を引かれて小学校に通っていた頃、国道11号線は、まだ舗装されておらず、お馬さんの落し物が落ちているありさまでした。雨がふると、当然水溜りが出き、その中で雑魚さん、いや、へんな魚が泳いでおりました。それを30分ぐらい眺めていても車にはねられることなんか心配しなくても良い交通事情でした。ところで、国道とは複数の県にまたがる幹線道路と理解しておりますが、道州制なんかが導入されると、今までの国道が「州道」になって、道路の維持管理が国土交通省から、州に移管されるのかな?そうなると、「朝モヤの第一州道」という流行歌がうまれるのかしら?

[16146] 2003 年 5 月 30 日 (金) 06:53:40 千本桜[軒下提灯] さん
 商業集積地の景観差異/大河原VS名取
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[15884]の続き

ケンタッキーフライドチキンの店舗がない埼玉県のとある「市」に住む知人は、大河原町にケンタッキーフライドチキンの店舗があるのをみて、なんでこんなところにケンタッキーフライドチキンがあるんだとビックリ。私は私で、大河原三越の前を通るたびに、なんで大河原に三越が!と今でも思うのである。

白石インターから仙台方面へ車で15分。国道4号は緩やかにカーブして、ロードサイドショップが群がる大河原の新市街に入って行く。最初に迎えてくれるのは日産プリンス大河原営業所。これを皮切りに、衣料品のしまむら、レンタルビデオのTUTAYA、ファーストフードのミスド、紳士服のコナカ、家電のマツヤなどが、2キロ区間の沿道に次々と出現。右に左に現れる郊外型店舗たちは、派手な看板を疑似餌のように掲げてアピールし、夜は電飾の明かりがともる。しかし、宮城県南部のもう一つの商業集積地の名取市と比べると、大河原町の商業ゾーンは地味でおとなしく見えてしまうから不思議。なぜなんだ!

大河原の国道4号は日中12時間に2万台の車が通る。対する名取は3万台を軽く超える。この交通量の差が両者の景観を大きく左右しているに違いない。大河原では閉店とともに電飾看板の明かりが消される。しかし、夜間でも交通量の多い名取の国道4号沿道では、閉店後も電飾看板がきらめいて、通行車輌に自己アピールしつづける。

さらに大河原に比べて名取では、看板が「より大きく」「より高く」「より派手」になっていくのである。なんだかオリンピック精神みたいですね。そして夕暮れとともにイルミネーションがきらめいて、名取はラスベガスになるのです。ラスベガスって、私、行ったことないけど。

[16194] 2003 年 5 月 31 日 (土) 07:59:27 千本桜[軒下提灯] さん
 白石市民が支持する買物先
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[15841]の続き
白石市民が支持する買物先(14年9月調査、消費購買動向調査報告書)
支持先総合買回品最寄品サービス
白石市75.5%57.7%93.7%60.6%
大河原町9.6%16.4%2.0%19.9%
仙台市6.7%13.4%0.3%6.6%
柴田町2.0%3.5%0.7%1.3%
名取市0.9%1.6%0.0%2.7%
角田市0.4%0.4%1.2%0.0%
蔵王町0.2%0.0%0.3%0.4%
利府町0.2%0.5%0.0%0.0%
岩沼市0.1%0.2%0.0%0.0%
村田町0.1%0.2%0.0%0.0%

消費購買動向調査の結果、白石市民の多く(75.5%)が白石市内を買物先として支持していることが明かとなった。しかし、大河原町を買物先とする答えが9.6%、柴田町とする答えが2.0%にも上り、白石の商業にとって最大のライバルは、大河原または大河原&柴田連合地域であることが改めて確認された。

それにしても、仙南の中心都市を自称する、白石市、角田市、大河原町、柴田町のうち、「シニアコメドコロ角田」はどうしたことでしょう。米所であるがゆえに、田植え、田の草取りに忙しいのでしょうか。「オールドジョウカマチ白石」VS「アダルトヤクショ大河原&ヤングチュウトンチ柴田」の熱い商戦を呆然と見つめたまま、参戦する気配を見せません。そして、白石も角田の存在を忘れたかのように、角田市を買物先とする白石市民は、たったの0.4%。白石市と角田市って、お隣さんのイメージが強いですが、本当は結びつきが弱いのではないでしょうか。

[16202] 2003 年 5 月 31 日 (土) 12:14:06 千本桜[軒下提灯] さん
 白石市民が支持する買物先の訂正
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[16194]の1部を訂正します。
白石市民が支持する買物先(平成14年9月調査、消費購買動向調査報告書)
支持先総合買回品最寄品サービス
角田市0.4%0.4%1.2%0.0%

角田市の総合0.4%を0.8%に訂正致します

[16205] 2003 年 5 月 31 日 (土) 13:39:40 千本桜[軒下提灯] さん
 角田市民が支持する買物先
白桃 数字が語る都市圏 ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[16194]の続き
角田市民が支持する買物先(平成14年9月調査、消費購買動向調査報告書)

支持先総合買回品最寄品サービス
角田市63.4%47.1%82.9%24.8%
大河原町14.9%24.0%3.7%40.6%
柴田町11.2%12.0%10.5%9.9%
仙台市6.0%12.2%0.2%6.4%
名取市1.1%1.9%0.0%5.5%
岩沼市0.6%0.4%0.5%3.5%
白石市0.4%0.2%0.4%1.0%
丸森町0.2%0.0%0.5%0.0%
村田町0.1%0.2%0.1%0.5%
利府町0.1%0.1%0.0%0.0%

角田市民の63.4%が買物先として角田市内を支持しています。でも、白石市民の75.5%が白石市内を支持しているのに比べると、ちょっと数字が低くいようです。いったい、何が原因なのでしょうか。家電、紳士服などの買回品の購買を大河原、柴田両町に依存し過ぎているようです。Oh!なんと、サービス部門で信じ難い数字が現われています。これはもう、オ〜〜、としか言いようがありません。市が町の傘の下に組込まれているではありませんか。

ここに書かれたサービスとは「家族連れ飲食」のことらしいのですが、統計を見るかぎりでは、角田市民は角田市内よりも大河原町で家族連れ飲食をする事が多いことになります。オ〜〜、いったい角田市民は大河原町のどこで何を食べているのか非常に気掛かりです。国道沿いの吉野家で牛丼でしょうか。それともパチンコセントラル脇のマクドナルドで照焼きバーガーでしょうか。はたまたフォルテ飲食街のトンカツ屋さんかもしれません。

国土交通省によると、角田市は、白石市、角田市、丸森町、蔵王町、七ヶ宿町と共に白石都市圏を形成し、その一員なのだそうです。本当でしょうか? 買物行動を見る限り、国土交通省のおっしゃる白石都市圏は形が見えて来ないのです。

[16214] 2003 年 5 月 31 日 (土) 17:14:14 千本桜[軒下提灯] さん
 大河原町民が支持する買物先
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[16205]の続き
大河原町民が支持する買物先(平成14年9月調査、消費購買動向調査報告書)

支持先総合買回品最寄品サービス
大河原町74.5%66.6%82.2%69.0%
柴田町10.5%10.3%11.3%5.3%
仙台市7.7%15.2%0.7%9.9%
名取市1.5%2.4%0.1%6.4%
岩沼市0.9%1.2%0.5%2.9%
白石市0.7%0.9%0.5%1.8%
角田市0.7%1.2%0.3%0.6%
村田町0.3%0.1%0.5%0.0%
蔵王町0.2%0.0%0.4%0.6%

大河原町民の74.5%が買物先として大河原町内を支持しています。大河原町の核店舗「フォルテ」と柴田町の核店舗「サンコア」の距離は、2,000メートルちょっとしか離れていません。商圏的には1つの都市として括っても良いのではないでしょうか。

大河原町で手に入らない商品は柴田町内の商店を歩き回って探したりします。それでも入手できない時は仙台に向かいますが、その前に、名取で購入できる場合が結構多いのですよ。たとえば、紳士服の「コナカ」は大河原店より名取店の方が品揃え豊富です。大河原店で入手できないと名取店へと買い回るケースがみられます。もっとはっきりしているのは家電の「デンコードー」です。大河原店はスーパーデンコード−ですから大規模な店舗ですが、どこか品揃えが薄っぺら。Mac関連などは無きに等しく、そこで名取のマックスデンコードーに走ります。さすがはマックスデンコード−。スーパーデンコードーの上を行きます。

白石や角田は商圏人口5〜6万を当て込んだ品揃えをします。大河原は狭義の仙南地域20万人を当て込みます。名取では県南全域に仙台市の一部を加えて、商圏人口を50万と設定することも可能です。消費購買動向調査では商圏中心都市に認定されなかった名取市ですが、なかなかのダークホース的商業都市だと思います。

[17372] 2003 年 6 月 26 日 (木) 20:17:37 千本桜[軒下提灯] さん
 柴田町民が支持する買物先
ARC 白石、角田、大河原、柴田、宮城県仙南地方の都市間競争

[16214]の続き
柴田町民が支持する買物先(平成14年9月調査、消費購買動向調査報告書)

支持先総合買回品最寄品サービス
柴田町73.0%56.7%91.7%36.8%
大河原町11.0%18.1%2.4%30.4%
仙台市8.6%17.5%0.4%10.4%
岩沼市2.4%2.1%1.9%9.7%
名取市2.2%3.5%0.2%8.4%
角田市0.5%0.4%0.7%0.3%
村田町0.2%0.0%0.4%0.3%
白石市0.1%0.0%0.1%0.3%
蔵王町0.1%0.0%0.1%0.0%
七ヶ宿町0.1%0.0%0.1%0.0%
丸森町0.1%0.0%0.2%0.0%
利府町0.1%0.2%0.0%0.0%

柴田町民の73.0%が買物先として柴田町内を支持しています。この数字は角田市民の角田市内での買物率を上回ります。柴田町の特徴を1つ述べますと、それは食料品スーパーの激戦区であることでしょう。おそらく宮城県内でもトップクラスの激戦区で、その結果、商品価格も他地域に比べて安いそうです。

まわりを大河原、角田、亘理、岩沼(いずれも警察署所在都市)など既存の小都市に押さえられた状況のなか、警察署もなく中心性の乏しかった柴田町に商業機能が集積していく様を見ておりますと、商業の立地変化を痛感するとともに、昭和後半の仙南地域における商工業の牽引役はやはり柴田町だったのだ!と、私個人から柴田町に対して心ばかりの感謝状を贈ろうと思います。



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