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[107699] 2023年 4月 24日(月)06:51:51【14】訂正年月日
【1】2023年 4月 24日(月)06:59:47
【2】2023年 4月 24日(月)07:23:15
【3】2023年 4月 24日(月)07:32:30
【4】2023年 4月 24日(月)07:33:26
【5】2023年 4月 24日(月)07:34:05
【6】2023年 4月 24日(月)07:44:24
【7】2023年 4月 24日(月)08:16:12
【8】2023年 4月 24日(月)08:30:19
【9】2023年 4月 24日(月)08:44:50
【10】2023年 4月 24日(月)09:13:36
【11】2023年 4月 24日(月)09:51:21
【12】2023年 4月 24日(月)10:46:07
【13】2023年 5月 25日(木)16:57:49
【14】2023年 5月 28日(日)10:30:20
オーナー グリグリ
女性首長・若年首長更新
すでに皆さんから速報されていますように、芦屋市で女性市長が敗れ、史上最年少の市長が誕生しました。この件を含め、今回の統一地方選挙の結果です。初当選の若年首長については精査できていませんので皆さんからの情報をお願いします。

■女性首長
都道府県市区町村首長氏名就任日任期満了日任期数就任日年齢備考
宮城県大衡村村長小川 ひろみ2023(R5).4.262027(R9).4.25159歳8ヶ月初当選
群馬県榛東村村長南 千晴2023(R5).5.182027(R9).5.17142歳9-10ヶ月初当選
埼玉県行田市市長行田 邦子2023(R5).5.12027(R9).4.30157歳7ヶ月初当選
東京都豊島区区長高際 みゆき2023(R5).4.272027(R9).4.26152歳9ヶ月初当選
東京都北区区長山田 加奈子2023(R5).4.272027(R9).4.26151歳10ヶ月初当選
東京都東大和市市長和地 仁美2023(R5).5.12027(R9).4.30152歳7ヶ月初当選
三重県鈴鹿市市長末松 則子2011(H23).5.12027(R9).4.30440歳5ヶ月
兵庫県明石市市長丸谷 聡子2023(R5).5.12027(R9).4.30159歳1ヶ月初当選
兵庫県芦屋市市長伊藤 舞2019(R1).6.112023(R5).4.30149歳8ヶ月落選
山口県周南市市長藤井 律子2019(R1).5.252027(R9).5.24265歳9ヶ月
■若年首長
都道府県市区町村首長氏名就任日任期満了日任期数就任日年齢
北海道室蘭市市長青山 剛2011(H23).5.12027(R9).4.30433歳4ヶ月
千葉県習志野市市長宮本 泰介2011(H23).4.272027(R9).4.26438歳3ヶ月
兵庫県芦屋市市長高島 崚輔2023(R5).5.12027(R9).4.30126歳2ヶ月初当選・史上最年少市長
徳島県石井町町長小林 智仁2015(H27).5.12027(R9).4.30336歳2ヶ月
香川県東かがわ市市長上村 一郎2019(H31).4.272027(R9).4.26238歳10ヶ月
熊本県人吉市市長松岡 隼人2015(H27).5.12027(R9).4.30337歳9ヶ月

退任、無投票再選の情報については、[107646]をご覧ください。

【追記】
[107700] 勿来丸さん、高島崚輔芦屋新市長の誕生日情報をありがとうございました。
[107701] ぺとぺとさん、丸谷聡子明石新市長の情報をありがとうございました。
[107702] 行田邦子行田市長、和地仁美東大和市長、高際みゆき豊島区長、山田加奈子北区長、南千晴榛東村長、小川ひろみ大衡村長の情報を追加しました。
[107698] 2023年 4月 23日(日)23:00:00サヌカイト さん
関東と東日本、関西と西日本
多少乗り遅れましたが、少しだけ…。

まず[107658]グリグリさんの本来の趣旨(おそらく)は理解できます。以前書いた飛騨を東海という例と同じで、俯瞰して2分割すると石川は西だと理解できるものの、単体で注目されると違和感がある、こういうことですね。これはほかのメンバーの方も納得できることなのではないかと思います。

他方あまり賛同を得られていなかったのは、西日本といえば中国四国九州だという認識。ちょっとだけですが私にも分かります。西日本=中国四国九州というほどではありませんが、「あっそういや近畿も西日本だった」となる瞬間は確かにあります。ちなみに自分の場合、東日本に関してもふとした時に関東を除外してしまうことがあります(※中部は↑の理由によりここでは考えていません)。これはやはり東日本大震災のインパクトが強かったからだと思いますが…。ここで東日本と名付けられたり、平成30年7月豪雨が西日本豪雨と名付けられたりした最も大きな理由は、規模がそれだけ大きく被害が広範囲に及んでいたからでしょう。ただ一方でもし仮にあの規模の災害が関東、近畿に直撃するようなことがあったら、東日本~、西日本~とはつかないような気がするし、つかなくても私は納得できると思います。このあたり中国地方に長く住まわれている[107685]ピーくんさんの意見「まとまりがない」と近いように感じます。別に関東関西以外は辺鄙だとか思っているわけではないんですが、地方内で頭一つぬきんでた都市はあっても、ほかの地方の一部くらいなら取り込んで総称できるほど別格なのは関東近畿くらいだという認識です。これ自体は皆様も感じていることでしょうが、関東近畿以外出身のためか特に強くこの認識を持ってしまったようで…。物理的に中央にある中部地方はさておき、意識的な面で関東近畿は別だと感じてしまうことは確かにありますね。


[107645]未開人さん
同一条件で戦えた場合サヌカイトさん(54回)の方が強いのではないかと思っています。
メンバー唯一の完全2馬力(アナグラム以外も)なのでまあある意味では強力かもしれませんね。逆に2人いて勝てないのは…いやはや。
なお芦別市ですが、危うく早とちりして問六で答えるところでした。未開人さんが問十で答えたことで再確認して間違いに気づきました。助かりました(笑)。


余談。[107678]じゃごたろさんの記事で思い出しましたが、先日(といっても結構まえ)所用で関西を訪れた際に初めて沖縄ナンバーを見ました。奄美ほどではないにせよ、なかなか沖縄県以外ではお目にかかれないので驚きました。
ちなみに自由時間がとれたので[86713]で伊豆之国さんが紹介していた伏見市長の書いてある碑にも行ってきました。竣工は「昭和五年三月三十一日」となっていました。
[107697] 2023年 4月 23日(日)22:33:30BANDALGOM さん
芦屋市
[107695]N さん
[107696]勿来丸さん

芦屋市といえば、1995年の阪神・淡路大震災の時、私がボランティアに行った所でもあります。西宮市の中学校の体育館で3日間、全国からの救援物資の仕分けをした後、芦屋市に移り、最初の日は海沿いの地域で液状化による土砂の片付けをし、翌日から5日間、「カウンセリング部」の一人として独居老人の家を回り、身の回りの手伝いをしたり、話し相手になったりしたものです。

この時は全国初の女性市長だった北村春江氏が市長で、北村市長名のボランティア証明書をもらったものでした。
伊藤氏の落選は残念ですが、26歳の史上最年少市長、2人目の平成生まれ市長というのもまた、面白いものがありますね。
[107696] 2023年 4月 23日(日)22:08:54勿来丸 さん
芦屋市長
[107695]Nさん
26歳とはびっくりです。泉南市の山本優真市長に続き、2人目の「平成生まれ市長」が誕生ですね。
市長の就任時年齢で見ても、四條畷市の東市長(当時28歳3ヶ月)どころか、武蔵村山市の元市長であった志々田氏(当時28歳0ヶ月)の記録を上回ることになりました。

この方、年齢もさることながら
灘中高→東大文一→ハーバード大
とびっくりの経歴。
[107695] 2023年 4月 23日(日)22:02:11【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 24日(月)15:23:51
N さん
芦屋市長
[107693]BANDALGOM さん
兵庫県芦屋市は現職・伊藤舞氏が落選
各所でニュースにもなっていますが、芦屋市は女性市長に代わり、26歳の史上最年少市長が誕生しましたね。
[107694] 2023年 4月 23日(日)21:59:09N さん
津市の除外キーワード検索
[107683]グリグリさん
除外キーワード欄に「...津市を除外する」という便利オプションを付けました。説明をご覧ください。
ご対応ありがとうございます。良い感じですね。

※この例では、新津市と両津市は現存しないため検索されてしまいます。過去の...津市についても除外した方がよいでしょうか?
例を「,」(カンマ)区切りにしないで、スペース区切りでコピペして除外キーワード欄に直接投入できるようにするのもありかな、と思いましたが、80文字の文字数制限ギリギリになるんですね。
あるいは津市除外のチェックボックスと除外キーワード欄を併用可能にするか、でしょうか。
[107693] 2023年 4月 23日(日)21:54:50【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 23日(日)22:08:41
【2】2023年 4月 23日(日)22:10:08
BANDALGOM さん
女性市長
今日行われた、女性市長が絡む2つの市長選のうち、兵庫県芦屋市は現職・伊藤舞氏が落選という結果になりました。
[107692] 2023年 4月 23日(日)21:51:59【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 24日(月)15:24:44
N さん
桑名の言葉
[107689][107691]あきごんさん
なんか呼ばれた気がしますが、桑名市民としては「関西弁」を話している認識です。
ただ、高校時代に大阪生まれの同級生がいましたが、アクセントなのか何なのかはわかりませんが明らかに違うとわかる話し方だったので、大阪や京都の人から見れば「関西弁」ではないと感じるのでしょうね。

[107690]メークインさんの木曽三川が境界というのは実感としても正にそうで、小学生のときに稲沢から桑名に引っ越したのですが、一年も経たずに稲沢の祖父母から「話し方が変わった」と言われたのは印象的でした。

桑名市出身の同級生のイントネーションは標準語っぽかった記憶
大山田団地あたりは他所から移り住んできて名古屋へ通勤する人のためのベッドタウンと化している部分もあるので、そのあたり出身であればもしかしたらイントネーションが標準語寄りの人がいてもおかしくないかもしれません。親だけでなく、子供も名古屋の私立中学・高校に通ったりしている可能性も。
自分が高校生の頃はそこまで感じませんでしたが、団地ができたばかりの昭和後半や平成初期だと、もしかしたらその傾向は顕著だったのかもしれませんね。
[107691] 2023年 4月 23日(日)21:31:32あきごん さん
ReRe: 言葉の境界線
[107690] メークインさん
この点に関しては、EMMさんの[107676]一つ前の投稿[107675]で、私が書いています。
他地域は、新潟・長野・岐阜・愛知のラインが東日本タイプの「東京式アクセント」です。
 本当ですね。大変失礼しました。愛知出身者は何人かいましたが、あまり方言を話さないのでイマイチ自信がなかったのですが、東京式アクセントで合っていましたか。
 一方で、私の感じたのと違ったのが…。
「京阪型アクセント(西日本方言)」と「東京式アクセント(東日本方言)」がぶつかる場所が言語境界になります。
詳細に書くと、太平洋側は岐阜県の関ケ原から木曽三川にかけてのラインです。
 桑名市出身の同級生のイントネーションは標準語っぽかった記憶があるのですが、もしかすると記憶違いでしょうか。30年以上前の話ですしね。まあ、当人が生粋の桑名市民かどうかも分かりませんから、伊勢地方を一人のサンプリングで言語境界を判断しに行ったのが乱暴すぎました。(笑)
 早々のレス、ありがとうございました。
[107690] 2023年 4月 23日(日)20:47:56メークイン さん
Re: 言葉の境界線
[107689] あきごん さん
そうなると、逆に太平洋側の言葉の東と西の境界線はどこかというのが気になりました。この辺の話題は過去に議論がありそうにも思いますが、それらを見ていない私個人として体験を通しての意見は、日本海側よりもずっと西でなのではないかと感じています。

私の個人的な感想としては鈴鹿山脈あたりが言葉の境界になっているのではないかと感じています。もちろん、言語学的にはどうなのかも調べずに書いているので、的外れなことを書いていたら恥ずかしいのですが、私の体験としての感覚はその辺に境界があるように感じています。

この点に関しては、EMMさんの[107676]一つ前の投稿[107675]で、私が書いています。
他地域は、新潟・長野・岐阜・愛知のラインが東日本タイプの「東京式アクセント」です。
細かく言えば岐阜県の西濃エリアは、京阪型エリアが入りますが。
「京阪型アクセント(西日本方言)」と「東京式アクセント(東日本方言)」がぶつかる場所が言語境界になります。
詳細に書くと、太平洋側は岐阜県の関ケ原から木曽三川にかけてのラインです。
木曽三川で隔てている名古屋市と三重県桑名市は、25km程度しかない距離の通勤圏内にもかかわらず、アクセントがまるで違うのです。
[107689] 2023年 4月 23日(日)18:44:28あきごん さん
言葉の境界線
[107676] EMM さん
こと言葉に関して「親不知より西は西日本なのだ」と言うことをこれでもかと言うぐらい新潟時代に実感しているのであります。
新潟の人の前で金沢弁でしゃべったら「関西の方ですか?」と言われたことは一度や二度ではありません。
北陸三県の方言って、新潟県の方からすれば「関西弁の一部」と聞こえてしまうようです。

 私も日本海側を東と西に分けるならば、親不知が境界線だというのは同感ですが、言葉についてはあまり考えていなかったので、なるほどです。
 私は大学時代を金沢で過ごしており、北陸3県を中心に色々な所から学生が集まって来ていたので、周りには色々な言葉が飛び交っていました。そう言われてみれば、金沢弁は「がぁ」や「じー」という独特の語尾がついたり、会話のスピードがゆっくりだったりと関西弁に慣れ親しんだ人間からすると、全然別の言葉に感じましたが、それでも新潟の言葉に比べると、イントネーションとかは確かに近いかも知れません。新潟はイントネーションが明らかに標準語寄りだったように思います。能登や富山も金沢弁とは違いますが同系統の言葉と感じます。(ただ北陸3県でも福井弁だけは同系統とは、とても思えません。あの抑揚のないしゃべり方は本当に独特で、直ぐに福井出身だと分かります。)
 昔は親不知を陸路で行き来するのは命がけだったわけで、そこで方言や文化が異なるのは自然なことなのだろうと思います。しかし、EMMさんが体験された逆からの視点は目から鱗ですね。金沢弁と関西弁はどう考えても別の言葉だと思っていましたが、別系統(東日本)の言葉の人からすると、同類に感じるということなのでしょうね。本当に興味深い話です。

 そうなると、逆に太平洋側の言葉の東と西の境界線はどこかというのが気になりました。この辺の話題は過去に議論がありそうにも思いますが、それらを見ていない私個人として体験を通しての意見は、日本海側よりもずっと西でなのではないかと感じています。
 大学時代は北陸3県出身者が多かったのですが、静岡から愛知、三重、大阪周辺と色々な言葉を耳にしています。その中で、はっきりと言えるのは静岡の言葉は標準語と同系統だ、ということです。イントネーションが明らかに関西とは違って、出身地を知らなければ関東出身だと言われても信じていたと思います。愛知県は名古屋弁や三河弁が独特なので、わかりにくいのですが、三重県の桑名出身の友達の言葉はお隣なのに関西と全然違うなという印象でした。一方で同じ三重県でも伊賀地方になると明らかに関西弁と同系統の言葉に感じます。というわけで、私の個人的な感想としては鈴鹿山脈あたりが言葉の境界になっているのではないかと感じています。もちろん、言語学的にはどうなのかも調べずに書いているので、的外れなことを書いていたら恥ずかしいのですが、私の体験としての感覚はその辺に境界があるように感じています。

 東日本と西日本から話がそれてしまいましたが、言葉の境界も気になってしまいました。
[107688] 2023年 4月 23日(日)12:56:23EMM さん
「文字数逆転」コレクション情報提供、ほか
現時点では編集長預かりのコレクションなのでしれっと追加しておいても良いのですが、やはり記録は残しておきたい、と言うことで…

昨日、いつもの3点セット(「寺町」コレ「漢字一字仮名四字」コレ「漢字四字仮名四字」コレ)に岐阜県の調査結果を追加したのですが、その際に「文字数逆転」コレに該当する字名を見つけました。
それは岐阜県飛騨市宮川町祢宜ヶ沢上
平成の大合併前は岐阜県吉城郡宮川村祢宜ヶ沢上でした。
「祢宜ヶ沢上」の読みは「ねがそれ」、漢字五文字に対して読み四文字でまごうことなき文字数逆転の事例でした。
時間を見て追加しておきます。

ちなみに、他の県の調査時にも該当する字名を見かけたのですが、メモするのをうっかり忘れたためどこだったか失念してしまいました。
もし「これは?」と言う案件を見かけた方はご一報いただければコレクションに追加します。
(編集を引き継いでいただける方がいらっしゃったらなお嬉しい)

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別件ですが…
地名コレクションのトップページをご覧になっていただけると分かりますが、昨日から「別れ」コレのアクセス数が増加しております。
これは落書き帳メンバーであるうるうさんの広島県の「○○分かれに関するツイートが注目され、そこに「別れ」コレのリンクを貼ったリツイートがあった事の影響です。
(これに気づかずに私も「別れ」コレのリンクを貼ったリツイートをぶら下げてますが)
精査していませんが、未収録案件もありそうな感じになっているので…「別れ」コレも編集を引き継いでいただける募集中のコレクションなのでどなたかいかがでしょうか。
[107687] 2023年 4月 23日(日)01:36:38【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 23日(日)01:38:22
YT さん
母をたずねて六千ミッリャ≡100,000/9キロメートル≡687,500/243里≒2829里
本当は明治22年12月31日調の市区町村別現住人口の修正版をアップロードしようとしてたのですが・・・どうでも良い話ではあるものの、地理には深く関わる話題に時間を取られてしまったので、そちらの話を投稿します。

自分の息子が読んでいる本に「あたまが コんガらガっち劇場「りりりりりりりりり」の謎」というのがあり、そこの中にネタとして、「母をたずねて3000マイル」という映画が登場します。これに関して息子が「3000マイルってどのくらいの距離?」と妻に質問して、それに対して妻は「1マイルが約1.6キロメートルだから、約4800キロメートル」と答えていました。

まあそれはいいんですが・・・あれ?4800キロメートルってイタリアからアルゼンチンまで全然届かない?てか「三千里」の「里」って、日本の距離の単位の「里」?原文ではどうなっているの?と疑問に思い、色々調べてみました。

まず「母をたずねて三千里」ですが、エドモンド・デ・アミーチス著「クオーレ」に挿入されている「アペニン山脈からアンデス山脈まで」 ”Dagli Appennini alle Ande”を原作とします。邦訳の方は青空文庫の方に日本童話研究会訳『母を尋ねて三千里』というのがあります。そこから文章中で三千里という言葉を探すと

けれども彼女はまるで死んだように眼をとじていました。主人と奥さんとはろうそくのかすかな光でこのあわれな女を見守っていました。「家を助けるために三千里もはなれた国へきて、あんなに働いたあとで死んでゆく。ほん当に可哀そうだ。」主人はこういってそこにぼんやりと立っていました。

「三千里」というのは邦訳の本文中でこの一回しか登場しません。残念ながら自分はイタリア語はほとんどできないので、まず英語訳から該当箇所を見てみましょう。幸いなことにProject Gutenbergに、"Cuore, libro per i ragazzi by De Amicis, Edmondo, 1846-1908"が見つかりました。該当箇所を見ると、

But she closed her eyes then in exhaustion, and fell into a doze, so that she appeared to be dead. And her master and mistress remained there a little while, by the faint light of a taper, watching with great compassion that admirable mother, who, for the sake of saving her family, had come to die six thousand miles from her country, to die after having toiled so hard, poor woman! and she was so honest, so good, so unfortunate.

あれ? six thousand miles from her country? つまり6000マイル?ということは、母をたずねて三千里の三千里は、翻訳者が日本の伝統的な尺貫法に換算した結果ということなのでしょうか?とりあえず

1 国際マイル ≡ 1.609344 キロメートル

そして日本の里は、

1 里 ≡ 216/55キロメートル ≒ 3.927キロメートル

ですので、

1 国際マイル ≡ 15367/37500 里 ≒ 0.409787 里

つまり

6000 国際マイル = 2458.72 里

これだと母をたずねて2500里で、上二桁目で四捨五入してしまうと二千里になってしまいます・・・

改めてイタリア語の該当箇所を探してみましょう。するとクオーレのイタリア語原文"Cuore, libro per i ragazzi"から該当箇所を見てみますと:

che per salvare la sua famiglia era venuta a morire a seimila miglia dalla sua partria,

seimila (セイミーラ)が「6000」、miglia (ミッリャ)が英語のマイルに相当する長さの単位、dalla sua patria が「彼(女)の祖国から」

つまりイタリア語の原文でも「祖国から6000ミッリャ離れて」なわけです。ただここで注意するべき点はマイルというのが各国で定義がバラバラだったことです。上で「国際マイル」を出しましたが、米国でごく最近まで使われて来た1米国測量マイルの場合、

1 国際マイル ≡ 0.999998 米国測量マイル

と地図の上では微妙に異なる単位を使っていました。イタリアの場合は、19世紀まではイタリア式マイル、miglio italiano ミッリョ・イタリヤーノを使っていました。国際単位系を採用するに当たり、

1 キロメートル ≡ 0.54 miglia italiane ミッリャ・イタリヤーネ (イタリア式マイル)

という換算が採用されました。つまり

1 miglio italiano ミッリョ・イタリヤーノ (イタリア式マイル) ≡ 50/27 キロ―メートル ≒ 1851.85 キロメートル
6000 miglia italiane ミッリャ・イタリヤーネ (イタリア式マイル) = 100,000/9 キロ―メートル ≒ 1万1111 キロメートル

というのがクオーレの原文に書かれた距離ということになります。ここでジェノヴァからブエノスアイレスまでの直線距離が約1万1094 キロメートルだそうですので、約1.11キロメートルと上3桁目まで概数と一致し、まさに「祖国から6000ミッリャ離れた地」に相当します。

次にこれを日本の里に換算すると、

1 miglio italiano ミッリョ・イタリヤーノ (イタリア式マイル) ≡ 1375/2916里
6000 miglia italiane ミッリャ・イタリヤーネ (イタリア式マイル) = 687,500/243里 ≒ 2829.218里

結果約2900里ですが、約2500里に比べればよほど三千里です。つまり三千里は、19世紀以前のイタリア式マイル(ミッリョ・イタリアーノ)で6000ミッリャと表現されていた距離を、ほぼ正しく日本の里に置き換えた表現であることが判明しました。

とまあ、どうでもいい話題ですが、この単位系の換算間違いで、惑星探査機が故障したり、飛行機が墜落寸前になったりするので、本当に厄介なものです。
[107686] 2023年 4月 23日(日)00:20:24伊豆之国 さん
第63回十番勝負を振り返って~あとの半年寝て暮らす~
ついに「この日」が来てしまった…

今回の十番勝負、「想定解が少ない問題が出る」ということが予告されていたので、「正直、今の実力から見て全問完答記録を続けるのは厳しい」と、一応覚悟はしていたのですが、結果はやっぱりその通り…。[107276]で書き込んだ通り
連続完答記録が途切れることになれば、今後は第一線から退くことになるでしょう
次回からは「気が向いたら参加してみる」ということになるでしょう。

ここからは本題。例によって正答できた問題から。

問二~果てしも知らぬ平原に 相模の流れせせらぎて~
真っ先に分かったのかこの問二です。問題を見たとき、お題の宇和島市→宇和島東高校、NGの国分寺市→早稲田実業…から「高校野球ネタ」、想定解数から「センバツ」か…これはひょっとして自分が「チャレンジ」で出題したあの問の「春限定版」か、と頭をよぎり、久々のメダルを取りに行くことも有り…でしたが、やはり「火傷」のリスクもあるので、ここ数回と同じく第一回採点が出るまで静観。採点後、広島・敦賀と出てきたのでこの方向だと確信。2年前の記憶もまだ新しい「超地元」相模原市で。5位入賞になりましたが、思えば「入賞」も久しぶりでした…。

問一~あすなろ、あすなろ、明日はなろう~
こちらもお題の江津市→桜江町、鹿児島市→桜島…と、「桜の付く町村」絡みでは、と見ていたら、解答の流れを見るとやはりそうだった。変遷情報から「桜」で検索したのですが、現在の市までつながっているかどうかを調べるのに時間がかかりました。その間に残りの想定解が少なくなり、変遷情報から、過去にずばり「桜」という名の村があり、「桜」という駅(近鉄湯の山線)も現存する、6年前に「名物B級グルメ」をいただいた([93764])四日市市を。

問八~つづら折り 浄蓮の滝~
お題にも既出解にも、房総半島から九州東岸まで太平洋に面する市が並んでおり、これをただ単純に数えると想定解数を大きく上回るので、「線引き」を見つけるのに苦闘し、解答が進んでいるのに共通項が絞り切れない、という、このところ必ず1問はある「嫌なパターン」にはまることに。そうしているうちにふと「南海大地震」関係ではないか、と見て、「そういえば、このサイトの中に『南海大地震』関係のデータがあったな」と、サイト内を検索しているうちに「津波の高さ」ではないか、とたどり着いた。NGの大分市が9mで、「10m以上」だと見える。鎌倉、沼津がOKで、藤沢や富士なとがNGなのも理解できた。ここは10万石に王手をかけていた伊豆市を取ることに。

問十~Strawberry Fields Forever~
第二ヒントの意味は初めいまいちよくわからなかったのですが、「問六と対」と解け、問六が「南」の付く市と隣接、この問十は「南」の付く町村と隣接だと見当がついた。先に答えたのはこの問十のほう。既に出ていた三島市が函南町と隣接していることから、その函南町とは三島市と反対側で隣接する、去年の春休みで伊豆長岡温泉に一泊し、大河ドラマ関連の史跡巡りをした([104824])伊豆の国市。「韮山城」の石高を十万石の大台に乗せました。

問六~デカンショ、デカンショで半年暮らす あとの半年寝て暮らす~
こちらは既出解から「南」の付く市と隣接と分かりましたが、「市盗り」絡みなどのような市がうまく見つからず、結局今まで未解答だった市を選ぶことになり、南丹市府県境越えで隣接する丹波篠山市を取ることに。結局、今回初解答の市はこの1問だけでした。
この現・丹波篠山市には、「篠山市」が誕生して間もない平成11年(1999)、湯村温泉~鳥取砂丘への道中で立ち寄っており、「祝・篠山市誕生」の旗などが街角に立ち、観光施設などのパンフレットもまだ「篠山町」だったものが多かったことを覚えています。

問七~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
問六以降の5問がいずれも「南」がキーワードらしい、と見えてきて、第二ヒントもいろいろ考えているうちに「南先頭」らしい…ここまでの解答を見ると「市内に『南』で始まる駅がある」「『南+市名』でなくても、『南』を『みなみ』と読まないものでもよい」ということが共通項だ。神戸市に「南○○」駅なんてあるのか、と思ったら、「南魚崎」があった…。八王子市は「八王子みなみ野」ではなくて「南大沢」、富岡市は…珍駅名「南蛇井」!。大和市は南林間、津市は南が丘…。後ろに余計なのが付いた([98536] hmtさん)前居住地の石高上積みも考えましたが、伊豆市・伊豆の国市を共に十万石に乗せた「流れ」から、こちらも伊豆から、伊豆急線「南伊東」駅がある伊東市を。

問四~Central Freeway~
こちらも第二ヒントで、「議会改革」と見えたものの、データがどこにあるのかなかなか見つからない…と思ったら、サイト内にあった!リンクにあった「早大マニフェスト研」のページを開くと、順位表が出ている。NGの宮古市は惜しくも100位以内に入らない。100位までの中から、ここを取れば領主に返り咲きになる調布市を取ったが、名物の深大寺そばを味わう暇もなく、わずか二日で取り返されてしまいました…
ところで、[107543]
深大寺城(→後ほど感想文で書き込みます)、「二日天下」でしたか
と書きましたが、この「深大寺城」は戦国時代に実在した城郭で、大永4年(1524)に居城としていた江戸城を北條氏綱(早雲の子)に奪われ、川越に逃れた扇谷上杉氏の当主・朝興がその13年後の天文6年(1537)に病に倒れた後、わずか13歳の長子・朝定が「前線基地」として築いた城でしたが、北條氏の軍勢が一気に川越城に突撃して攻め落としたため、朝定は北へと敗走、「肩透かし」を食らった深大寺城は勝利した北條氏からも見向きもされず、やがて草ぼうぼうの廃城となり、空堀は音を建てて崩れ落ちた(「武蔵野むかしむかし」(昭和60年・朝日新聞社編))とも言われているようです。

問九~花になるなら薬師の桜~
第二ヒントのアナグラムは「南始まり」と解けましたが、「南で始まる何か」がわからず。次のSVを見たところ、地図に切り替えると
白石市立南中学校の文字があり、白石市のHPを見ると「南中は既に廃校」と分かり、お題とここまで出てきた市のHPを調べて「前後に何もつかない、『南』一文字の中学校がある」と見える。4年前まで住んでいた町田市に「南中学校」があり、元の自宅の近くから町田駅に向かうバスに「南中学校前」というバス停もある。市のHPから「南中」が現在もあることを確認して、迷うことなし。「小山田城」の石高を15万石に積み増し。

問五は時間切れでした。
当初の想定解数が23、その後「調査漏れ」で最終的に26市になりましたが、相次いで参戦してきた新鋭がめきめき力をつけてきた今、ただでさえ少ない想定解を探すのは至難の業でした。お題、そして出てきた答えを見ると、過疎地にある市が多く並んでいましたが、お題のみよし市や、瑞穂市は明らかに違い、その方向ではないように見え、第二ヒントは「潮来市は補欠」と解きましたが、何かの代表チームのメンバーの補欠?…なんだかよくわからない。次のSVを見ると、何やらアイドルグループのメンバーみたいな名前が(実は選挙事務所でした)…ますます迷路にはまる。やっと第四ヒントで「女性がいない…女性議員がいない市」だとわかりましたが、その時点で既に残りは一桁。全国の市議会を調べ、膨大な資料から見つけるのは正直言って厳しい。この時点で「投了」と決めました…。

でもあと一問残っているので気を取り直して…

問三~巡る杯 影さして~
共通項は早々と見えていたのにもかかわらず、境界線がどこにあるのかをいまいち絞り切れず苦闘を強いられた問題でした。「3年間連続して人口増加」ということまでは簡単に推測できたのですが、その人口データの元は何なのか。順調に人口を増やしているように思えるつくばみらい市がNGというのは実に不思議でした。結局、「詳細検索」から[107040]で例示してあった検索例を利用して2022,2021,2021/2020,2020/2019各年のそれぞれの10月1日時点の、前年の同日との人口増減を比較した表を作って見比べ、3年間とも全て増加している市を調べ上げる、という「原始的」な方法を使うことになった。その中から、ここは「青葉城」の石高を積み上げ、15万石に。
この問では、[107620]で白桃さんがおっしゃって、デスクトップ鉄さん([107622])や勿来丸さん([107623])がフォローしているように、「国勢調査の年を挟んでいると、国勢調査の結果と他の年の推計人口とで大きく食い違うことがある」ことが影響していると思われます。つくばみらい市と同様、順調に人口を増やしている戸田市などの例もあることを考えると、この手の問題は(鬼が笑いますが…)国勢調査の年が絡まない来年に出すべきだはなかったかと思います。

…これで、第26回から続いてきた連続完答記録は「37」で途切れることになりましたが、記憶に間違いがなければ、第44回を最後に誤答したことがなく、第45回の最初の正答(問一)から数えて今回まで「連続お手付きなし記録」が189まで伸びているようです。これは奇しくも先日他界された、前回(1964年)の東京「奥運会」([65923] hmtさん)で圧倒的な強さで金メダルに輝き、「アニマル」の異名を取った無敵のレスリング王・渡辺長武氏の持つ連勝記録と同じ。とりあえず当面の目標は、200の大台乗せ、そして無敵の柔道王・山下泰裕氏(「奥運会」問題で味噌をつけましたが…)の203?越え、となるでしょうか…

♭今回の選曲は…
問二:甲子園でもおなじみの東海大相模高校の校歌の歌いだし。
問一:四日市市を走る「軽便」あすなろう鉄道([93764])にちなんで。昔、小学生の頃、こんな歌を習った記憶がありました。
問八:またもワンパターン…
問十:伊豆の国市の特産「苺」([104824])にちなんだ選曲ですが、こちらもワンパターン…
問六:丹波篠山と言えば、「黒豆」や「栗」と、そしてかの高名な民謡。
問七:これまた超ワンパターン…
問四:またまたワンパターン…。歌詞に出てくる「調布基地」は今の「味の素スタジアム」の辺り。
問九:「町田音頭」の2番の歌いだし。
問三:仙台市出身・土井晩翠作詞の「荒城の月」の、歌いだしの「春高楼の花の宴」に続く一節。

…ところで、「想定解数の少ない問題ばかりを出す」ということがこのところ話題になり、賛否の声も渦巻いていますが、実際にこのような回がありましたね。第25回の「落書き帳10周年記念」大会。想定解数は最小13市・最大で26市。この回での10問完答者はわずか4名、参加者数は30名でした。その前後の回の参加者がそれぞれ52名と43名であることから見て、やはり早々と売り切れてしまうと参加意欲が失せてしまうのでしょう。今回も、想定解数の少ない問題が出たことで参加者数もここ数回に比べて激減しており、[107636] でおがちゃんさんや、[107634] であきごんさんがおっしゃっている、「まだ実力が高くない」と自ら思っているレベルの人が参加しにくい、という危惧は、まさにその通りだと感じます。ただ、「想定解が少ない問題を集めた大会」を行う、ということ自体については、過去にも第25回の例があることから見て、「特別大会」のような形で実施するのも面白いと思います。そして、このような「売り切れ御免」になるような問題ばかりを集めた大会において、果たしてどのような人が参加し、そして誰がランキング上位に入るのか、今までのような想定解の比較的多い回と比べてどのように違う結果が出るのか、結果が見たいものです(もちろん私は最近の実力から見ても「休場」ということになるでしょうが)。

また、「東日本と西日本の境界」に関する話題もいろいろ賑わっているようですが、私は以前、「苗字の東西境界線はどこか」とか、「市盗り合戦」について「関ケ原合戦」になぞらえて「(メンバーが)東西両軍のどちらに属するか、またどちらが優勢か」ということを書き込んだことがありました([87301],[102089])。この件に関しては、「市盗り合戦」のその後の情勢の変化を含め、項を改めて書き込むことにします。
[107685] 2023年 4月 22日(土)22:10:52ピーくん さん
西日本
気象でよく耳にします。西日本で大雨とか範囲が絞れない時に使いたがりますね。日常会話では使わないです。壁があったドイツみたいで嫌です。あなたは西日本出身者ですか?ってきかないです。
たまに志和町の方には西ですか東ですかとなる会話もあります。バスも西回り東回りがあります。
八本松は東西南北では分けないです。山陽地方もあまり使わないです。仲良くないからです。中国地方もまとまりないです。南北に移動距離あります。
[107684] 2023年 4月 22日(土)19:58:19ピーくん さん
井手町について
資料
井手町の新庁舎について開庁予定日が令和5年7月18日火曜日となりました。上記資料で確認しました。
海の日の次の日になります。
オーナーグリグリさん 更新よろしくお願いします。
[107683] 2023年 4月 22日(土)18:30:55【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 22日(土)18:45:01
【2】2023年 4月 22日(土)18:47:55
オーナー グリグリ
記事検索に除外キーワードを追加しました
[107668]
ということで、除外キーワードはOR条件固定で組み込むことにします。
記事検索に除外キーワードを追加しました。

「光市 関市 旭市」のOR条件での検索例(除外キーワード「日光市 和光市 一関市 下関市 尾張旭市」)

また、[107669] Nさん
光市は和光市と日光市だけですけど、「津」で終わる市は17あって列挙がそれなりに大変なので「津市」で検索する(あるいは除外条件を自動設定してくれるような)オプションがあっても面白いかも…?とは思いました。
除外キーワード欄に「...津市を除外する」という便利オプションを付けました。説明をご覧ください。キーワード欄に「津市」が設定されたことにしてもよかったのですが、他の市を同時に検索する場合もあると考え、キーワード欄は指定してもらう仕様にしました。

「津市」の検索例
※この例では、新津市と両津市は現存しないため検索されてしまいます。過去の...津市についても除外した方がよいでしょうか?

どうぞご利用ください。また、お気づきの点がありましたらお知らせください。
[107682] 2023年 4月 22日(土)17:13:54ピーくん さん
金沢市について
https://www.kanazawa-csc-kk.jp/story/volleyball/
金沢市についてバレーボールが市技になっていますが本当ですか?

世羅郡世羅町に訪問しました。記憶喪失で訪問無しでしたが確かなものとなりました。70点になりました。、梨狩りは8月からでした。梨ソフトクリーム食べました。田舎道走ると虚しくなります。民家も少ないです。団塊世代が寿命を迎える2040年にはもっと減るのですね。
鳥取県は54万人割れています。2040年まで白桃さん存命と思いますが鳥取県はどこまで減るのでしょうか?
[107681] 2023年 4月 22日(土)11:45:45油天神山 さん
マイアミビーチと浦安の舞
[107630] おがちゃんさん
「浦安市舞浜」の由来について貴重な情報を寄せいただき、ありがとうございます。
町名の由来に関する通説がこれだけはっきりと覆される事例というのは珍しいですね。

外来語由来町名コレクションでの取り扱いですが、何しろ
過去にはポータルサイトのトップページで紹介されたこともある([64149])"超大物外来語由来町名"
ですからね、削除してしまうと問い合わせに追われたり、いろいろ面倒が起こりそうな気がします。
そこで、語釈・備考欄を修正した上で「参考」として別表に移し、収録件数にはカウントしないということで、痕跡は残すことにして、先ほどコレクションを更新いたしました。

こういう情報に触れる瞬間こそ町名由来系コレクション編集の醍醐味だと思っています。改めておがちゃんさんにお礼申し上げます。
[107680] 2023年 4月 22日(土)09:39:39【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 22日(土)09:47:53
オーナー グリグリ
思わぬ盛り上がりでびっくり(ありがとうございます)
私の西日本出身違和感から思わぬ盛り上がりでとても嬉しく思っています。皆さんのいろいろなご意見、とくに厳密な考察をされている方もいらっしゃるので、軽いノリで始めた話題だったのでかえって申し訳なく感じていますが、それでも活発なやり取りは大歓迎です。ありがとうございます。

私の感覚に一番近いのは、[107674]あきごんさんのご意見になります。完全に同意見です。石川県が東か西かと問われれば「西」ですということに違和感はありません。JR西日本、NTT西日本(今回そうだったんだと初めて認識^^;)もそうですかという感じです。要するに区分として西になる場合があるということにはなんら異論はありませんし、もちろん違和感もありません。

ただ、「あなたは西日本出身」と言われると違いますと言いたい(感じる)だけです。石川県は西と認めるのにそれはおかしいと思われるかと思いますが、自分が西日本という感覚がないということです。これは石川県を離れてもう50年になることもあるでしょう。その頃はJRもNTTもありませんでしたし、石川県にいて西日本の文字を見れば、関西以西あるいは関西のさらに向こうというイメージでした。

【訂正】
「石川県にいて西日本と聞けば」→「石川県にいて西日本の文字を見れば」
[107679]かぱぷうさんの書き込みを見て修正しました(かぱぷうさん、ご指摘に感謝。知りませんでした_o_)
[107679] 2023年 4月 22日(土)09:04:53かぱぷう さん
西日本と東日本
私も「金沢は西日本」派です。やはり言語(イントネーション)が富山・金沢は関西系なのがそのように感じる理由でしょうか。
[107675]メークインさん
地形的には糸魚川静岡構造線での境界一択です。
ただし文化的な面で考えると、静岡県の部分は「富士川~薩埵峠」ではなく、「大井川」かなと感じます。
私もこの意見に一票を投じます。
でも、名古屋できしめんを、金沢でそばを食べると、「あぁ東に来たな」となりますから、味覚で東西の境目を感じるのは関ヶ原。勝手なもんです。

[107667]オーナー グリグリさん
西日本から福岡という地名を連想することも関係あると思います(西日本新聞など)。
う~ん、「そこは一緒やないっちゃんね」と口をとんがらせて言いたい福岡人がここにいます(笑)。なぜなら、西日本新聞、西日本鉄道(西鉄)、西日本シティ銀行…いずれも「にしにっぽん」読みです。

「西日本か、東日本か」…これを皆さんはどう読みますか?私は「にしにほん、ひがしにほん」と読みます。皆さんもそのように読む方が多いのではと想像します。
しかし、福岡を含む北部九州の話題で「西日本」が出てくると、私は「にしにっぽん」と読みます。こっちの社会のなかでも、「西日本(にしにほん)」と「西日本(にしにっぽん)」は明確に区別されてる肌感覚です。よって、グリグリさんが福岡を連想した西日本は「にしにっぽん」で、日本の東西の「にしにほん」とは別のもの。重箱の隅ですみませんが、そこはお伝えしとかなければと思いまして。
[107678] 2023年 4月 22日(土)06:54:16【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 22日(土)07:02:40
【2】2023年 4月 22日(土)07:04:07
じゃごたろ さん
ご当地ナンバー 第?弾
おはようごさいます。じゃごたろです。

既に第何弾なのかもわかりませんが、昨日あらたなご当地ナンバーの地域が国土交通省より発表されました。ご当地ナンバー”で地域の魅力を発信!

・新たな地域名表示(ご当地ナンバー)の追加
  6地域(十勝、日光、江戸川、安曇野、南信州、彦根)
・ご当地ナンバーの対象区域の追加
  1地域(田舎館村が「弘前ナンバー」に編入)

これまでのご当地ナンバーでは、まだ「知床」「出雲」「奄美」を見たことがありません。「出雲」はともかく「知床」「奄美」は現地に行かなければ見る可能性は低いかなと思ってます。それと「飛鳥」ナンバーを始めてみてなんかかっこいいなと思いました。

個人的に「三陸」ナンバーなんてあったらいいなと思ってます。青森県の階上町から宮城県の東松島市あたりまでの海岸に面した市町村で。複数の県にまたがるナンバーは「富士山」と既にあるので、不可能ではないです。以前のそのような動きがあったようですが、合意には至らなかったようです。

ただそれとは逆に、ご当地ナンバーなんて必要ないんじゃないかなとも思ってます。ご当地ナンバー、希望ナンバー、図柄入りナンバーなど、国土交通省が自分たちの仕事を増やすして雇用を維持するために新しい制度を作っているような気がして。上記の制度は無くても全然不具合があるわけではなく、維持するための費用だけが増えてるような気がして。
[107677] 2023年 4月 22日(土)03:09:27かぱぷう さん
Re:レイアウト
[107661] オーナー グリグリさん
文字の左寄せ、非常に分かりやすくなったと喜んでいたところでした。私はスマホから参戦することがほとんどで、(私の設定では誤答の右半分が切れて表示されるので)右寄せになると一瞥では分からなくなり、かえって具合が悪くなります。
また、今回から導入された採点回数の表記も良いと思います。
…ただ、文字の背景色は従来からの薄緑色の方が分かりやすいです(^^;
[107676] 2023年 4月 22日(土)00:30:31EMM さん
親不知の壁
4月の人事異動以降、平日は帰宅が10時以降になることが更に増え、「帰宅して晩飯食べて寝てしまう(風呂は翌朝)」状態が続いておりまして、3日ほど落書き帳を読めなかった間に思わぬ展開に。

[107667]  オーナー グリグリ様
ところで、EMMさんや星野彼方さんは自分が西日本出身と言われたら違和感ありませんか?
理由は星野彼方氏とはちょっと違いますが、私も石川県は西日本という感覚です。
天気予報で北陸が東日本に入るのに違和感を感じていますし、グリグリさんが石川を西と感じていないことも不思議で不思議でたまりません。

私が石川県を西日本だと感じる理由、それは「親不知の壁の厚さ」を身に染みて体験しているからです。
具体的には…ワタクシは新潟市で暮らしたことがある訳でありまして、こと言葉に関して「親不知より西は西日本なのだ」と言うことをこれでもかと言うぐらい新潟時代に実感しているのであります。
大学時代は上越や糸魚川出身の方、そして黒部や魚津出身の方が周りにいましたが、方言が「黒部や魚津はこっち」「糸魚川や上越はあっち」と言う感覚でした。
それに、新潟の人の前で金沢弁でしゃべったら「関西の方ですか?」と言われたことは一度や二度ではありません。
北陸三県の方言って、新潟県の方からすれば「関西弁の一部」と聞こえてしまうようです。
そういう経験を少なからずしていると、「北陸三県って西なんだなぁ」と実感せざるを得なかったのでした。

まぁ、私からすると新潟市の言葉は東は東でも「東北」というイメージができてしまっている訳ですが…
そう思った最大の理由は新潟県が東北電力なこと…ではなくて、大学時代のアパートの大家さんが「1時」を「えつず」と言っていたから、に尽きます。
[107675] 2023年 4月 21日(金)23:54:11メークイン さん
Re:東日本・西日本
東日本と西日本の境界・分割について話が進んでいますが、埼玉に住む私の意見を書いていきます。

JRの境界、電力周波数、スポーツ大会の区分け、食品の物流(例として、どん兵衛の東日本・西日本境界)、石油ポリタンクの色(赤・青)のような、人為的・制度として簡単に変えられるものは除外して考えます。

地形的には糸魚川静岡構造線での境界一択です。
ただし文化的な面で考えると、静岡県の部分は「富士川~薩埵峠」ではなく、「大井川」かなと感じます。

私がグリグリさんの文で気になったのは、地域4分割よりも言語の部分でした。
確かに言語傾向は高岡以西は関西語圏というのはよく言っていましたが、西日本出身という言葉には強く違和感を感じます。
アクセントの東西境界は断絶レベルで違います。
旅行もありますが、ビジネスとしての対応もありますので、知識だけではなく肌身で実感しています。

北陸では高岡どころか、親不知から西は明らかに関西圏の「京阪型アクセント」です。
方言としての単語用語は関西とは違うかもしれませんが、アクセントは言語圏からは逃れられません。
(関東出身の人が、どれだけ関西弁を話したつもりでも、エセ関西弁にしか聞こえないのと同じ理屈)

他地域は、新潟・長野・岐阜・愛知のラインが東日本タイプの「東京式アクセント」です。
細かく言えば岐阜県の西濃エリアは、京阪型エリアが入りますが。

もうひとつ挙げれば、
西日本は中国四国以西であり(関西は入ってもいいかなという程度)
この思考は東日本エリアに住む人の感性では、まずないです。
典型的な関西圏の人の考え方ですね。(関西は他地域とは違うアピールにも見える)

関東に住む人が、
「東日本は北海道と東北地方であり、(関東は入ってもいいかなという程度)」
という、考え方はしませんので。
[107674] 2023年 4月 21日(金)23:06:54あきごん さん
Re:東日本・西日本
[107671] デスクトップ鉄 さん
グリグリさんとあきごんさんは、石川県がNTT西日本やJR西日本のテリトリーであることにも、違和感がおありでしょうか。

 NTT西日本か東日本かと言われれば、西日本。JR西日本か東日本と言われても西日本。日本列島を東西に分けるのであれば、石川県は西日本だと思います。ただ、「西日本」という言葉は中国以西または近畿以西のイメージが強いので、石川県に西日本という言葉はなじまない印象があると思っただけです。東日本と言われると、もっと違和感があります。
 同様に愛知県も西日本と言うと違和感があるのですが、名古屋の方はどうなのでしょうか。
 元々関西の人間なので、「西日本」というと近畿から西という使い方だったので、そう感じるのだと思います。西日本、東日本ではなく「西」と「東」だったら、石川県は「西」で何の違和感もなかったと思います。
[107673] 2023年 4月 21日(金)22:52:11鰯山 さん
Re:東日本西日本
十番勝負以外久しぶりにかきます
僕は富山県在住です、東日本か西日本か微妙なところです個人的に富山県は西日本に入ると思っています。
詳しくいうと糸魚川断層が東日本と西日本の境目だと思っています見た目も人口、面積多分文化的にもバランスがいいのでこれが境目だと思います

三つに分けるなら東日本:北海道東北関東 中日本:中部近畿 東日本:中国四国九州という感じで
四つに分けるなら北日本:北海道東北 東日本:関東甲信越静岡 中日本:北陸東海近畿 西日本:中国四国九州という感じです


関係無いですか今年度中学校に入学しました僕の地図帳と姉の地図帳に書いている市の人口を見比べるとどの市が栄えているか衰退しているかがよく分かります(こんな使い方している人ほとんどいないと思いますが)
[107672] 2023年 4月 21日(金)21:07:11星野彼方 さん
Re:東日本・西日本、近畿・関西
[107667] グリグリさん
EMMさんや星野彼方さんは自分が西日本出身と言われたら違和感ありませんか?

グリグリさんには申し訳ありませんが私は西日本出身といわれても違和感はありません。
夏の甲子園の東西分けは物心ついた時には西日本でしたし、JRも西日本です(来年には...ですが)。
関西在住だからということもあるかもしれません。

日本を東西2つに分けるとしたら中央構造線かな、という感じです。
3つに分けるなら、西日本:九州中国四国、中日本:関西北陸東海(甲信越含む)、東日本:関東東北北海道、かな。
グリグリさんは4つに分けてますよね。で、2つには分けられない。

アホとバカや、うどんのつゆなど、東西の境は基準によって違うので西日本と東日本の境は人によって違う、ということでよいのではないでしょうか。
[107671] 2023年 4月 21日(金)19:07:35デスクトップ鉄 さん
想定解分析
[107658] オーナー グリグリさん
興味深く拝見していますが、出題検討時に共通項の選択や問題市の選定において意識しないよう、分析結果は熟知しないようにしています(^^;。
想定解分析は、出題されやすい(にくい)市と解答されやすい(にくい)市の傾向を分析したもので、グリグリさんの問題作成を制約する意図は全くありません。しかし、分析記事が出題者に無言のプレッシャーとなっていたのかもしれません。例えば、何度も大都市外しを指摘した([80884][86276]など)ことが第58回の大都市の完全復活([102816])につながったのではないかと。グリグリさんにおかれましては、どうぞ読み飛ばしてください。

東日本と西日本を新潟・富山、長野・岐阜、静岡・愛知で分けたのは、[107660] Nさんが書かれたとおり、糸静線、50Hz vs 60Hz、NTT東西が念頭にありました。居住経験がある[107664] あきごんさんも石川県が西日本とされるのは違和感があるとおっしゃっています。Nさんの
現在でも21世紀枠の選考では福井・石川も含めて東海北陸は東日本扱いです。
のように、場合によって東日本になることによるものでしょうか。グリグリさんとあきごんさんは、石川県がNTT西日本やJR西日本のテリトリーであることにも、違和感がおありでしょうか。
[107670] 2023年 4月 21日(金)19:01:45むっくん さん
若年で当選した首長PART23
[107429]グリグリさん
菅原 利男さん
江見 晴則さん
青山 茂さん
いずれもその通りです。

これだけでは何ですので若年で当選した首長の一覧への情報提供です。

○静岡県
情報源は靜岡縣首長議員人名鑑昭和廿六年五月一日現在(監修:靜岡縣勢調査會、発行:靜岡縣ジャーナル社、S26.5.10)です。

まずは新規情報です。

渡邊 正二さん
田方郡下大見村
1951(S26).5.1現在37歳、新。
“新”との表記より1951(S26).4.23の選挙で36-37歳で初当選と推測できます。
下大見村は1958(S33).1.1に中伊豆町の一部となることより任期数は1-2期と推測します。


佐藤 一郎さん
庵原郡蒲原町
1951(S26).5.1現在39歳、再。
蒲原町史(編:蒲原町史編纂委員会、発行:蒲原町、S43.11.3)では1947(S22).4.5の選挙で当選、1951(S26).4.23の選挙で再選、1955(S30).4.2辞職。任期数は2期とあります。
静岡市HPでは
平成元年9月3日、78歳で永眠されました。
とありました。
よって、35歳で1947(S22).4.に当選、生年月日は1911(M44).5.2-1911(M44).9.3の間。


岡部 文平さん
安倍郡玉川村
1951(S26).5.1現在39歳、現。
他の方の“新”や“再”とは異なり、“現”の記載があります。
よって1951(S26).4.23の統一地方選以前の選挙で、39歳以前に当選したと推測します。任期数は不明です。


武田 千春さん
榛原郡吉田村/町
1951(S26).5.1現在43歳、再。
静岡県吉田町史(編・発行:静岡県吉田町史編纂委員会、蒲原町、H9.3.28)では任期は1947(S22).4.5-1955(S30).4.29、任期数は2期。
当選したとき、年齢は38-39歳。
参考:吉田町統計要覧令和元年度(PDF)55コマ



鈴木 宗一郎さん
榛原郡中川根村
1951(S26).5.1現在43歳、再。
川根本町HPでは徳山村を編入合併後の1956(S31).11.2にも無投票当選とあります。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく38-39歳で1947(S22).4.に初当選、任期数は3期以上と推測します。


杉本 秀さん
小笠郡日坂村
1951(S26).5.1現在41歳、再。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく36-37歳で1947(S22).4.に初当選、日坂村は1955(S30).4.1に掛川市に編入されているので、任期数は2期と推測。


永田 哲堂さん
小笠郡千浜村
1951(S26).5.1現在33歳、新。
“新”との表記より1951(S26).4.23の選挙で32-33歳で初当選、千浜村は1956(S31).8.1に大浜町の一部となるので、任期数は1-2期と推測。


福代 正雄さん
小笠郡新野村
1951(S26).5.1現在43歳、再。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく38-39歳で1947(S22).4.に初当選、新野村は1955(S30).3.31に浜岡町の一部となるので、任期数は2期と推測。


北井 三子夫(きたい さこお)さん
磐田郡佐久間村
1951(S26).5.1現在39歳、再。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく34-35歳で1947(S22).4.に初当選、佐久間村は1956(S31).9.30に佐久間町の一部となるので、任期数は2-3期と推測。
磐田郡佐久間町
1956(S31).11.1-1963(S38).3.31 任期は2期、44-45歳
1971(S46).4.30-1979(S54).4.29 任期は2期、59歳
参考:浜松情報BOOK


長谷 喜代五郎さん
浜名郡吉野村
1951(S26).5.1現在42歳、再。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく37-38歳で1947(S22).4.に初当選、吉野村は1954(S29).7.1に浜松市に編入されているので、任期数は2期と推測。


河合 多三さん
浜名郡中瀬村
1951(S26).5.1現在42歳、再。
“再”との表記より1951(S26).4.23の選挙で再選より、おそらく37-38歳で1947(S22).4.に初当選、中瀬村は1956(S31).4.1に浜北町の一部となるので、任期数は2-3期と推測。
浜松情報昭和50年1月1日号(PDF)8コマでは昭和49年12月20日現在で64歳ともあります。。

杉浦 卓朗(すぎうら たくろう)さん
引佐郡気賀町
1951(S26).5.1現在38歳、?。
森博図書館実践とその思想(PDF)3コマでは
町長は、1948年から1955年まで、杉浦卓朗。杉浦は、合併後の1955年には初代の細江町町長。1971年静岡県議会議員に当選し、1977年まで県議を務めた
とありますので、気賀町長としての任期数は2期、初当選時に33-35歳と推測。
引佐郡細江町
1955(S30).4.15-1959(S34).4.14 任期数は1期、41-42歳
参考:浜松情報BOOK
浜松情報昭和50年1月1日号(PDF)9コマでは昭和49年12月20日現在で62歳。


追加情報で
榛葉 虎之助さん(小笠郡東山口村)
1951(S26).5.1現在40歳、再。
東山口村は1954(S29).3.31に掛川市の一部となるので、任期数は2期と推測。


○三重県

まずは新規情報です。

吉田 為也さん
度会郡紀勢町
1958(S33).3.18初当選。1962(S37).2.22当選、1966(S41).2.23当選、1967(S42).4.28落選。任期は3期。
1967(S42).4.28に41歳。
1957(S32).3.1当選の前町長の任期中であるはずの1958(S33).3.18の選挙と考えられることより、就任日も1958(S33).3.18と推測されます。
参考:選挙の記録昭和42年4月28日発行(編・発行:三重県選挙管理委員会、S42)、三重県選挙誌(編・発行:三重県選挙管理委員会、S47.4.)

追加情報です。

東 智さん(北牟婁郡長島町/紀伊長島町)
生年月日は1922(T11).8.14
就任日年齢は32歳6ヶ月
参考:三重県人名録1970年版(発行:伊勢新聞社、S45.10.15)

梶川 忠男さん(飯南郡櫛田村)
1955(S30).4.30初当選、任期は1期。
参考:三重県選挙誌(編・発行:三重県選挙管理委員会、S47.4.)

細淵 直男さん(多気郡大杉谷村)
1951(S26).4.23初当選、1955(S30).4.30再選、任期は2期。
生年月日は1922(T11).11.20。
就任日は1951(S26).4.23もしくはその翌日と考えられることより、就任日年齢は28歳5ヶ月
参考:三重県選挙誌(編・発行:三重県選挙管理委員会、S47.4.)

小倉 信次さん(飯南郡森村)
1955(S30).4.30初当選、任期は1期。
参考:三重県選挙誌(編・発行:三重県選挙管理委員会、S47.4.)

神谷 長一さん(員弁郡石榑村)
1948(S23).11.25初当選。
参考:三重県選挙誌(編・発行:三重県選挙管理委員会、S47.4.)


○石川県
松井 吉太さん(羽咋郡志雄町)
任期満了(1959(S34).11.19)に伴う1959(S34).11.1の選挙で現職で43歳で当選。
参考:選挙の記録12集(昭和35年)(編・発行:石川県選挙管理委員会、S35)、Wikipedia(志雄町)では任期は1951(S26).11.20-1965(S40).12.31とあります。
初当選時には35-36歳と推測。任期数は4期


○岩手県
追加情報です。

八重樫 長兵衛さん(和賀郡飯豊村/北上市)
読みは、やえがし ちょうべえ です。
参考:日本人物レファレンス事典(編・発行:日外アソシエーツ株式会社)

岩持 静麻さん(岩手郡御明神村)
前村長逝去による1954(S29).3.31の選挙で当選。就任日も同日と推定。
参考:選挙の記録昭和30年(編・発行:岩手県選挙管理委員会、S30.8.1)


○兵庫県
追加情報です。

白川 修さん(洲本市)
生年月日は1911(M44).9.13です。
参考:選挙の記録昭和33年・34年(編・発行:兵庫県選挙管理委員会、S34)


○愛媛県
追加情報です。

原田 改三さん(温泉郡浅海村)
就任日は1947(S22).4.6
参考:北条市誌(編・発行:北条市誌編纂委員会、S56.3.27)


村上 勅夫さん(越智郡伯方町)
就任日は1959(S34).1.26
参考:愛媛県町村自治名鑑(編・発行:愛媛県町村議会議長会、S62.1.20)


末永 芳朗さん(喜多郡長浜町)
就任日は1955(S30).2.3
参考:愛媛県町村自治名鑑(編・発行:愛媛県町村議会議長会、S62.1.20)
#以前に投稿した愛媛年鑑による就任年月日は当選日でした。

以上、多数になりますがよろしくお願いします。
[107669] 2023年 4月 21日(金)17:18:04N さん
Re2:除外キーワードの件
[107668]グリグリさん
あれ、そうですか?
あれ、こんがらがってきました。

(1) 「光市」NOT「日光市 OR 和光市」
A)光市:検索される
B)日光市:検索されない
C)新光市:検索される
D)光市、日光市:検索される
E)光市、日光市、和光市:検索される
F)日光市、和光市:検索されない
G)新光市、日光市、和光市:検索される

(2) 「光市」NOT「日光市 AND 和光市」
A)光市:検索される
B)日光市:検索される
C)新光市:検索される
D)光市、日光市:検索される
E)光市、日光市、和光市:検索される
F)日光市、和光市:検索されない
G)新光市、日光市、和光市:検索される

…確かに仰る通りでした。失礼しました

除外のANDは「両方含む記事は検索する」が無ければ使い道はありそうですが、そうでないならこれという使い道は思いつきませんね…

この条件をなくしてしまうと、「馬島」を含むすべての記事を検索したいのに、「馬島」と「対馬島」の両方を含む記事が検索されなくなってしまうのは、当初の除外キーワードがあると便利という動機から外れてしまいませんか。
除外キーワードがあるだけでも便利なのには変わりないと思うので、他の要素やややこしさとの兼ね合いで最悪無くても構わない、という意味合いでした。

===
(蛇足)
光市は和光市と日光市だけですけど、「津」で終わる市は17あって列挙がそれなりに大変なので「津市」で検索する(あるいは除外条件を自動設定してくれるような)オプションがあっても面白いかも…?とは思いました。
[107668] 2023年 4月 21日(金)15:45:15オーナー グリグリ
Re:除外キーワードの件
[107663] Nさん
個人的な理想はGoogleのように、検索キーワード内でAND/OR/NOTを混在させられることですが、技術的に難しそうなのは重々承知です。その点で実現の容易なところから、除外キーワードのOR条件だけでもあれば助かるケースは増えると思います。
技術的にはできない話ではないですが、どれくらい使ってもらえるかと組み込む面倒臭さとのトレードオフかなと(^^;
ということで、除外キーワードはOR条件固定で組み込むことにします。

ちなみに、そもそも[107522]
(両方含む記事は検索する)
を実装する限り、
除外キーワードのAND条件は必要でしょうか。必要な場面はあまり考えられないのですが。
は論理的に意味ないですね。
あれ、そうですか?
(1) 「光市」NOT「日光市 OR 和光市」
光市がなく、日光市だけ、和光市だけ、あるいは、日光市と和光市が両方ある記事は検索されません。
(2) 「光市」NOT「日光市 AND 和光市」
光市がなく、日光市だけあるいは和光市だけの記事は検索されることになります。意味あるかどうかは別にして。

Googleなどで除外条件を設定した場合は「両方含む記事は検索する」ことは無いので、個人的にはそもそもこの条件は無くても構わない、とも思います。
これはどうでしょうか。この条件をなくしてしまうと、「馬島」を含むすべての記事を検索したいのに、「馬島」と「対馬島」の両方を含む記事が検索されなくなってしまうのは、当初の除外キーワードがあると便利という動機から外れてしまいませんか。
[107667] 2023年 4月 21日(金)15:25:34オーナー グリグリ
Re:東日本・西日本、近畿・関西
[107666] Nさん
を自分が「西日本=中国四国以西、関西=近畿、中部=北陸や東海、東日本=関東以東」と言っていると読んだせいで変な誤解を産んでしまいすみません。
いえいえ、私の書き方が悪かったのが原因です。それと、もう少し鷹揚にならなければいけないんですが、分かっていても堪えきれなくなるのはやはり老害の一つでしょう。日常生活でも加齢とはこんなことなんだを日々実感しており、寂しく悲しくなっています。^^;

一番最後の近畿地方を除くに関しては出典がないんですよね。正直自分はこのように分類するのはあまり聞いたことがなくて、
西日本を中国四国以西を指す場合があるのはそれほど珍しいことではない
のは本当かな?と思ってしまいました。具体例だとどういう例がありますかね?大阪視点だとそう表現することもあるんでしょうか。
そうですねぇ、私が西日本という言葉から一番しっくりするのはやはり中国四国以西なんですよね。なぜなんだろう。高校まで金沢、大学は大阪、それがやはり影響しているのかもしれません。「西」日本というと関西は入らない感じです。あと、西日本から福岡という地名を連想することも関係あると思います(西日本新聞など)。

ところで、EMMさんや星野彼方さんは自分が西日本出身と言われたら違和感ありませんか?

あと、本筋から逸れますが個人的に一番違和感があったのは「近畿地方は関西」ですね。自分のイメージはまさにこんな感じなので…
そうですよね。「関西地方は関西」とは言えなかったためですが、この言い方はNさんに失礼しました_o_。三重県は、近畿、関西、中部のどれ?と問われたら近畿と答えますが、以前は三重県の感覚はうまく掴めていませんでした。最近は東海でぶれませんが。
[107666] 2023年 4月 21日(金)14:15:50N さん
東日本・西日本、近畿・関西
[107664]あきごんさん、[107665]グリグリさん
[107658]グリグリさんの
私の感覚では、西日本は中国四国以西であり(関西は入ってもいいかなという程度)、東日本は関東以東という感じです。近畿地方は関西、北陸や東海は中部、あくまでも私の感覚ですが。
を自分が「西日本=中国四国以西、関西=近畿、中部=北陸や東海、東日本=関東以東」と言っていると読んだせいで変な誤解を産んでしまいすみません。

とはいえ、[107662]グリグリさんが挙げられたWikiも見ましたが、西日本はまず
一般には近畿・中国・四国・九州の総称[注釈 1][注釈 2]。
とあるので関西(近畿)を西日本に含めないのは少し亜流なのでは…?続けて
広くは中部地方も含め[3 ]、さらには近畿地方を除いた中国地方、四国地方、九州・沖縄地方を指す場合がある。
ともありますけれど、前者二つは地名辞典や国語辞典の出典がついていますが、一番最後の近畿地方を除くに関しては出典がないんですよね。正直自分はこのように分類するのはあまり聞いたことがなくて、
西日本を中国四国以西を指す場合があるのはそれほど珍しいことではない
のは本当かな?と思ってしまいました。具体例だとどういう例がありますかね?大阪視点だとそう表現することもあるんでしょうか。

あと、本筋から逸れますが個人的に一番違和感があったのは「近畿地方は関西」ですね。自分のイメージはまさにこんな感じなので…
[107665] 2023年 4月 21日(金)13:52:03オーナー グリグリ
4分割なんて言っていません
最初の書き方が悪かったせいですっかり誤解されてしまいました。

[107664] あきごんさん
一方でNさんが仰る、西日本、関西、中部、東日本の4分割は私も違和感があります。
こんな4分割は私も大いに違和感があります。

[107662]
また、西日本を中国四国以西を指す場合があるのはそれほど珍しいことではないと思いますし、東日本も関東以東を指す場合も一般的だと思います。そのように使う場合は、関西、中部と同列に扱っているわけではありません。
ここではっきり、日本を西日本、関西、中部、東日本に4分割するなんて言ってません、と言えばよかったのですね。失礼しました。
[107664] 2023年 4月 21日(金)13:38:50【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 21日(金)13:42:08
あきごん さん
Re:東日本と西日本
[107660] Nさん
日本を東西に2分割した時、北陸地方や東海地方がケースバイケースで東になったり西になったりするのは重々承知していますが、さすがに日本を西日本、関西、中部、東日本の4分割は強烈に違和感を覚えますけど、自分だけですか。
[107662]グリグリさん
日本を東日本と西日本の2つに分ける場合があるということに関しては異論はありません。ただ、私自身が西日本出身と言われることにはかなり強い違和感というか抵抗があります。

 最近、関西と近畿の区域の話題がありましたが、西日本と東日本についても過去に議論があったのですね。
 グリグリさん、Nさんのお二人の書き込みを読んでいて、実はどちらも納得しているあきごんです。
 まず、グリグリさんが西日本出身と言われることへの違和感。私も石川県の居住歴がありますので、石川県を西日本と言われると違和感を感じます。私の住む奈良県を西日本と言われても、それほど違和感までは感じませんが、北陸は西日本という言い方には馴染まない気がします。ただ、日本を大きく東西に分けるならば、分かれ目は糸魚川静岡構造線のように思いますので、まあ西日本になるのかなあ…、という感覚です。東西南北に分けても同様ですね。
 一方でNさんが仰る、西日本、関西、中部、東日本の4分割は私も違和感があります。西日本や東日本という括りと関西、中部などの括りが一桁違う感があるので、一緒に並べると違和感を覚えるのかなと思います。
 やはり西日本、東日本というのは日本を大きく分けて(+北日本、南西諸島で3分割や4分割の場合もあり)議論するときにの括りなのだろうなと思います。そういう意味では、[107652] でデスクトップ鉄さんが西日本という表現をしたのは西と東に分けての比較だったので、それはそれで正解だったように思います。というわけで、皆さんの仰っていることは、それぞれごもっともです。
 あれ? 何か、議論が発散してしまいましたね。

 やはり、西日本という言い方が、単に日本を2分割した時の西側の地域という時だけでなく、中国、四国、九州を一括りにした場合や、近畿以西を一括りにした場合にも使われている、あいまいな言葉である事が、色々なところで違和感を生じさせている原因なのではないでしょうか。
[107663] 2023年 4月 21日(金)12:13:16N さん
除外キーワードの件
[107659]グリグリさん
光市+日光市、旭市+尾張旭市で2回検索すれば済む話なので
まあ、確かに[107529]で挙げた例であればそうですね。
個人的な理想はGoogleのように、検索キーワード内でAND/OR/NOTを混在させられることですが、技術的に難しそうなのは重々承知です。その点で実現の容易なところから、除外キーワードのOR条件だけでもあれば助かるケースは増えると思います。

ちなみに、そもそも[107522]
(両方含む記事は検索する)
を実装する限り、
除外キーワードのAND条件は必要でしょうか。必要な場面はあまり考えられないのですが。
は論理的に意味ないですね。

まず「両方含む記事は検索する」を無視して考えます。
Aを検索キーワード、B、Cを除外キーワード、Dをそれ以外とすると、
除外キーワードを「OR」にするケースは「A AND NOT (B OR C)」で、
検索される:A、AD
検索されない:B、AB、AC、ABC、ABD、BC、ABCD
です。
一方、除外キーワードを「AND」にするケースは「A AND NOT (B AND C)」で、
検索される:A、AB、AC、AD、ABD
検索されない:B、ABC、BC、ABCD
になります。

そこに「両方含む記事は検索する」特殊条件を入れてしまうと「OR」の
検索されない:B、AB、AC、ABC、ABD、BC、ABCD
のうちB、BC以外がすべて検索対象になって
検索される:A、AD、AB、AC、ABC、ABD、ABCD
検索されない:B、BC
になりますし、「AND」の
検索されない:B、ABC、BC、ABCD
もABC、ABCDは検索対象で
検索される:A、AB、AC、AD、ABD、ABC、ABCD
検索されない:B、BC
になってしまい、結局同じになります。

「両方含む記事は検索する」条件で除外キーワードをORとした時に「A AND B AND C」は検索対象にしない(A AND B XOR C)、とすればABCとABCDが検索対象から外れて差は出ますがさすがに分かりづらすぎるかと。

Googleなどで除外条件を設定した場合は「両方含む記事は検索する」ことは無いので、個人的にはそもそもこの条件は無くても構わない、とも思います。
[107662] 2023年 4月 21日(金)10:32:32【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 21日(金)10:40:18
オーナー グリグリ
Re:東日本と西日本
[107660] Nさん
日本を東西に2分割した時、北陸地方や東海地方がケースバイケースで東になったり西になったりするのは重々承知していますが、さすがに日本を西日本、関西、中部、東日本の4分割は強烈に違和感を覚えますけど、自分だけですか。
やっぱり書き方が悪かったですね。申し訳ありません。日本を東日本と西日本の2つに分ける場合があるということに関しては異論はありません。ただ、私自身が西日本出身と言われることにはかなり強い違和感というか抵抗があります。また、西日本を中国四国以西を指す場合があるのはそれほど珍しいことではないと思いますし、東日本も関東以東を指す場合も一般的だと思います。そのように使う場合は、関西、中部と同列に扱っているわけではありません。個々の言葉を使う場合の範囲についてどう感じるかという話です。

【追記】wikiの 西日本東日本の説明は私の感覚にピッタリ合っています。
[107661] 2023年 4月 21日(金)10:22:44オーナー グリグリ
レイアウト
[107642] 桜トンネルさん
あとはレイアウトの問題なのですが、
今回の解答状況の「採点欄」と「ヒント欄」が解答市と被っていて見にくく感じるのは自分だけでしょうか。
前回まではヒント欄は薄緑色でまだ判別付きやすかったですが、今回は以前より色も薄く文字も左寄せになっていて、既出解を判別する一覧としては判別付きにくいかと。
採点欄とヒント欄を中央寄せにすれば見やすくなるなと思いましたが、どうでしょうか。
左寄せにしたのは前回からですが、背景色は今回変更しました。薄緑色や中央寄せは私のデザインセンスに合っていなかったので改善したつもりです。また、今回から解答タイミングを分かり易くするために採点記事の記録も追加するようにしました。そのため「第一回採点」などの文字が正答の市名と連続して表示されるので、確かに正答市を一覧するのは見づらくなったかもしれません。

今回のスタイル
前々回までの元々のスタイル
左寄せにした前回スタイル
上記を右寄せにしてみました
右寄せで背景色を私好みにした改善案

最後の改善案でいかがでしょうか。→ 桜トンネルさん
他の皆さんのご意見はいかがでしょうか。
[107660] 2023年 4月 21日(金)10:22:10N さん
東日本と西日本
日本を東西に2分割した時、北陸地方や東海地方がケースバイケースで東になったり西になったりするのは重々承知していますが、さすがに日本を西日本、関西、中部、東日本の4分割は強烈に違和感を覚えますけど、自分だけですか。
過去に落書き帳でも議論されていてアーカイブズにもなっていますが、さすがに関西は西日本のくくりでは。
そもそも関西が西日本や東日本と同じレイヤにいることが気持ち悪いというかなんというか。

自分が日本を東西に2分割するときパッと思いつくのは糸魚川静岡構造線ですね。あるいはこれにほぼ準じているNTT電力周波数の分け方か。これらの区分けでは東海3県(愛知・岐阜・三重)や北陸3県(石川・富山・福井)は紛れもなく西日本です。
なので自分が東日本、西日本のどちら出身かと問われれば西日本と答えることに迷いはないです。

2分割したときに東海北陸が東日本となるケースで代表的なのは高校野球がありますね。かつては富山・岐阜・三重以東が東日本、石川・福井および関西以西が西日本で対戦組み合わせがなされていましたし、現在でも21世紀枠の選考では福井・石川も含めて東海北陸は東日本扱いです。

2分割ではなく3分割になる場合で、東日本、西日本を冠するところで代表的なのはNEXCOJRなどでしょうか。JRは本州3分割ですが。東海地方はNEXCO中日本、JR東海エリアで東にも西にも属しませんが、北陸地方はNEXCOでは中日本エリアの一方でJRでは西日本エリアです。

他の例だと気象庁の区分けが北日本、東日本、西日本、沖縄・奄美の4分割で、東北北海道が北日本になる都合上、東海北陸はすべて東日本扱いになっています。
[107659] 2023年 4月 21日(金)09:29:29オーナー グリグリ
除外キーワード(記事検索)
[107522]で提案した記事検索の除外キーワードの追加を検討します。その前に確認させてください。

[107529] Nさん
現状「光市」OR「旭市」を検索すると日光市や尾張旭市を含む記事も引っかかるわけですが、
例えば
「光市」を含む AND「日光市」を含まない
OR
「旭市」を含む AND「尾張旭市」を含まない
を一度に検索できるとよいのかな、と。
この要求を実現する方法として、次のような指定の場合、

キーワード:光市 旭市
除外キーワード:日光市 尾張旭市
検索条件:OR

キーワードと除外キーワードはどちらもOR条件するのが直感的に妥当ですが、その場合、光市と尾張旭市を含む記事や旭市と日光市を含む記事も除外してしまいます。並び順ごとに除外を個別に適用するというような指定ルールはわかりにくく複雑になると思います。また、検索条件をキーワードと除外キーワード個別に指定できるようにして、除外キーワードをAND条件にすれば光市と尾張旭市を含み日光市を含まない記事は除外されませんが、光市と日光市だけを含む記事も除外されませんので意味がありません。キーワードと除外キーワードの指定欄を複数個用意するのも中途半端でやりたくありません(クリックで欄を追加するような仕組みも考えられますが、JavaScriptなどを使う必要があるので難しいというか面倒です)。結局、光市+日光市、旭市+尾張旭市で2回検索すれば済む話なので、単純に除外キーワードはOR条件で固定とするでどうでしょうか。それであれば機能改善は比較的容易です。

その場合、除外キーワードの想定する使い方は、

キーワード:光市
検索条件:-
除外キーワード:日光市 和光市

このような使い方とか、あまり用途はないと思いますが次のような使い方になると思います。

キーワード:光市 日光市
検索条件:OR/AND
除外キーワード:和光市

除外キーワードのAND条件は必要でしょうか。必要な場面はあまり考えられないのですが。
[107658] 2023年 4月 20日(木)18:25:00【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 20日(木)18:31:12
オーナー グリグリ
西日本?
[107652] デスクトップ鉄さん、第63回十番勝負想定解分析をありがとうございます。興味深く拝見していますが、出題検討時に共通項の選択や問題市の選定において意識しないよう、分析結果は熟知しないようにしています(^^;。ところで一点、反論というかクレームというか言いたいことが(軽いノリでお聞きください)。
出題者と有力解答者に西日本出身の方が多いためだと思います。
私は生まれてこの方西日本出身と思ったことは一度もありません。せいぜい関西圏に入るかもという程度です。西日本か東日本かと問われたら....答えられません。確かに言語傾向は高岡以西は関西語圏というのはよく言っていましたが、西日本出身という言葉には強く違和感を感じます。私の感覚では、西日本は中国四国以西であり(関西は入ってもいいかなという程度)、東日本は関東以東という感じです。近畿地方は関西、北陸や東海は中部、あくまでも私の感覚ですが。
[107657] 2023年 4月 20日(木)07:14:34デスクトップ鉄 さん
フェリー
フェリーの話題が続いていますが、8年前の2015年4‐5月にも、第三回ペアシティ七番勝負の問七に
定期船で行ける市のペア(遊覧船、川下り、渡し船も含む)
が出題され、フェリーの話題で盛り上がりました。
[87795] に当時の想定解ペアを記載しました(ペアシティなので、竹芝ー小笠原航路などははいらない)。また[87863]で交通公社の時刻表1965年10月号で調べた当時の定期船航路を記載しました。

[107618] ただけん さん、[107640] サヌカイト さん
水島∸丸亀フェリーには乗船したことがあります。
私が乗船した最長航路は、小笠原航路。28時間かかった時代です。
興味深かったのは、大阪市の渡船。8航路を制覇しました。
[107656] 2023年 4月 20日(木)06:54:12【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)18:27:55 by オーナー(表組み改善)
白桃 さん
百貨店と「白桃の都会度」後編
[107655]の続きですが、本題に入る前に
[107651]グリグリさん、早速の対応ありがとうございました。

それでは、「B都会」(都会度30ポイント以上)で百貨店のある都市は以下の通りです。
どことは、私の口からは申し上げられませんが、商品販売額がさほどでもないのに、複数の百貨店がある都市、今後どうなるこっちゃら・・・
都会度P商品販売額P百貨店P-----都会度P商品販売額P百貨店P
高松34.846.380.10郡山32.326.000.10
長崎34.836.000.1032.315.000.10
岐阜34.816.000.10久留米32.135.000.10
那覇34.625.000.10高崎31.986.000.20
富山34.516.000.10甲府31.855.000.10
秋田34.416.000.10函館31.815.000.10
和歌山34.366.000.10松本31.616.000.10
長野34.336.000.10四日市31.415.000.10
水戸33.916.000.10東大阪31.386.000.10
大分33.856.000.20藤沢31.335.000.20
福井33.676.000.10青森31.325.000.10
盛岡33.426.000.10横須賀31.315.000.10
前橋33.416.000.10下関31.215.000.10
高知33.365.000.10川越31.015.000.10
船橋33.226.000.10鳥取30.824.500.10
豊田33.216.380.10所沢30.765.000.10
宮崎33.176.000.10枚方30.755.000.20
奈良32.915.000.10豊中30.726.000.10
倉敷32.776.000.10高槻30.665.000.20
佐賀32.525.000.10一宮30.465.000.10
尼崎32.516.000.10八戸30.325.000.10
松江32.415.000.10弘前30.164.500.10
西宮32.366.000.20佐世保30.004.500.10
福山32.336.000.20
※「商品販売額ポイント」
令和2年の経済センサス・活動調査で得られた「卸・小売り合計年間販売額」について以下のようにポイント区分しています。
50兆以上10.00---5千億以上5.00
40兆以上9.504千億以上4.50
30兆以上9.003千億以上4.00
20兆以上8.502千億以上3.50
10兆以上8.001千億以上3.00
5兆以上7.505百億以上2.00
4兆以上7.124百億以上1.60
3兆以上6.753百億以上1.20
2兆以上6.382百億以上0.80
1兆以上6.00百億以上0.40
百億未満0.00
次に「B都会」で百貨店がないところは以下の通りです。
都会度P商品販売額P-----都会度P商品販売額P
八王子34.086.00松戸31.316.00
山形33.466.00福島31.285.00
相模原33.416.00大津31.124.50
川口33.026.00いわき31.005.00
旭川32.706.00岡崎30.815.00
徳島32.505.00明石30.635.00
吹田32.046.00長岡30.275.00
豊橋31.996.00市川30.225.00
最後に、「C都会」以下で百貨店を持つ都市を列挙いたします。
ランク都会度P商品販売額P百貨店P---ランク都会度P商品販売額P百貨店P
山口C都会29.765.000.10宝塚中都市A24.363.000.10
熊谷C都会28.915.000.10津山中都市A24.153.500.10
加古川C都会28.804.500.10橿原中都市A23.813.500.10
立川C都会28.485.000.20入間中都市A23.503.500.10
C都会28.165.000.10川西中都市A23.163.000.10
町田C都会28.115.000.10大東中都市A22.903.000.10
米子D都会 27.374.500.20北上中都市A22.873.500.10
上尾D都会 27.265.000.10多摩中都市A22.824.500.10
武蔵野D都会 27.214.000.10東松山中都市B22.203.000.10
別府D都会 26.553.000.10芦屋中都市B21.712.000.10
栃木D都会 26.513.500.10生駒中都市B21.453.000.10
尾道D都会 26.464.000.10大田原中都市B20.603.000.10
守口D都会 25.893.500.10飯能中都市B20.162.000.10
草津D都会 25.404.000.10大仙小都市A19.563.000.10
※C都会:都会度27.5ポイント以上、D都会:都会度25.0ポイント以上・・・ここまでが「都会」です。
中都市A:都会度22.5ポイント以上、中都市B:都会度20.0ポイント以上、小都市A:都会度17.5ポイント以上、因みに、小都市Aの下は中森明菜の少女Aで…はありません。
[107655] 2023年 4月 20日(木)05:15:40【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 20日(木)05:23:31
白桃 さん
百貨店と「白桃の都会度」前編
[107594]白桃
◎阪南市にあるのに泉南と言い、大東市にあるのに四條畷と言うのはなんでしょう???
◎山形市には無いのに、山形村には有る都会的なものはなんでしょう???
上は[107601]で、あきごんさんが呟いてくださったように、白桃が免許の更新のために並んでいるうち、更新料三千円?がもったいなく思い(免許証更新手数料が)酒代に代わった「警察署」です。「警察署」の有無は「白桃の都会度」に多少関係してきますが、それは別の日にまわすとして、
下は「百貨店」です。山形市は2020年に「大沼」が閉店しました。一方、長野県山形村には歴とした百貨店が存在します。「山形屋」ではありません(笑)。松本に本店を置く井上百貨店が運営するショッピングセンター「アイシテイ21」にあるのです。「歴とした」というのは、「日本百貨店協会」に百貨店店舗として加盟しているからで、これに従えば、町村域にある唯一の百貨店ということになります。
白桃は百貨店の「定義」を以下のようにしておりました・・・
エレベータガールがいなくても、もっと言えばエレベータが無くとも問題はない。いつも、にこやかに、かつ標準語で「いらっしゃいませ。」という声が聞こえること、店員の制服が上品に統一されていること、帰りに食品売場で安くなった品物を買うパートのおばちゃんがいないこと、食堂のメニューに「お子様ランチ」があること、各売場に独立した勘定場所があること、等の条件が備わっている総合商店であること。
が、今後は、「日本百貨店協会」に加盟している店舗を「百貨店」とする、と定義変更を(シブシブながら)致します。
注):「日本百貨店協会」に加盟していないが、豊田市にある「名古屋三越豊田店」も「百貨店」としています。
さて、これから本題の本題に入るわけですが、その前に「白桃の都会度ポイント」→「商業ポイント」の中の「百貨店ポイント」を変更したことのお知らせです。
従来:大手百貨店核店舗及び地方百貨店本店→0.1ポイント、地方百貨店(本店以外)→0.05ポイント
変更:すべて、0.1ポイント
とします。理由は「大手とそれ以外の区別がつかない。区別する意味がない」からです。いっそ「百貨店ポイント」自体無くそうかとも考えましたが、「百貨店ポイント」は「白桃の都会度」の目玉ですから。('◇')ゞ
近年は百貨店が消えた都市が増えています。
「白桃の都会度」で言う「大都会」(都会度40ポイント以上)は流石に百貨店が無いところはありませんが、「A都会」(都会度35ポイント以上)では、川崎が百貨店を消滅させております。
※「大都会」・・・大阪、横浜、名古屋、京都、札幌、神戸、福岡、広島、仙台、さいたま
※「A 都会」・・・岡山、新潟、熊本、川崎、千葉、静岡、北九州、堺、鹿児島、浜松、松山、金沢、宇都宮、姫路
[107654] 2023年 4月 20日(木)00:17:00【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 20日(木)11:10:44
ただけん さん
渡船歴
十番勝負感想の書き込みが多い中失礼します。

[107640] サヌカイト さん
[107616] 桜トンネル さん
[107606] メークイン さん
[107605] N さん
[107600] あきごん さん
[107591] メークイン さん
[107590] 勿来丸 さん

乗船した航路のコメントありがとうございます。
ということで、わたしも[107476]にて
自分のことでいえば、16年前の時点では[56963]で書き込んだ港に発着するフェリー(ごく一部旅客船を含む)を利用しています。
そのうちこの内容を追加したものを書き込みたいと思います。
とお伝えしたことを書こうとおもいましたが、みなさんの書いたような航路別に書くようにするにはちょいと時間がいりますので、今回は10分未満の「渡船」といえるレベルの乗船についてのみ感想等を含めて記載します。

赤岩渡船(群馬県千代田町赤岩 → 埼玉県熊谷市葛和田)*オートバイで乗船
 利根川を渡る渡船で、群馬県道及び埼玉県道83号として指定されています。県道なので料金は無料です。とのこと。
 現在上記サイトではオートバイ(原付含む)での乗船は認められていませんが、実際に乗った10年ほど前の時点では250ccくらいまではのせてくれていたようです。寒い時期の夕方でほかに乗船客もいなかったこともあり、「バイク大きい(1050cc)んですけど乗船できますか」と聞いたところ、載せてくれました。ただ柵との幅がギリギリなので、サイドスタンドもかけられず、ずっとバイクを手で5分ほど押さえていたという記憶があります。

島村渡船(群馬県伊勢崎市境島村(平成の大合併前は境町の一部、昭和の大合併時に境町ほか2村と新設合併するまえは島村)*人間のみ往復乗船
 利根川を渡る渡船で、ボート程度の簡易なものに船外エンジンをつけた簡易の乗り物でした。サイトによれば江戸中期に利根川の流路改善により村が二分され、それをつないでいた船とのことで。運航については群馬県管理(県道)から平成24年に伊勢崎市管理(市道)となったそうです。令和元年10月の豪雨で船着き場や航路が被害をうけたことをきっかけにり運休となり、2022年3月31日付のwebサイトお知らせで「市道としての運航を終了し、併せて航路部分の市道を廃止することになります。」となり、いまは乗ることができなくなりました。、

富山県営渡船(越ノ潟フェリー)(富山県射水市堀岡 = 越ノ潟) *堀岡→越ノ潟はオートバイ(1100cc)で乗船、越ノ潟→堀岡は徒歩乗船

戦後堀込式で作られた富山新港内を横切る航路でして、現在は新湊大橋ができていますが、当時はまだ完成しておらず、乗用車は不可ですが二輪車は排気量関係なく乗船可能でした(現在は原付のみ乗船可)。ここはダイヤがあって、たしか当時は20分ごとに1本あったと記憶しています。サイトによれば当初は現地住民以外は有料だったとのことですが、わたしが乗ったときは無料となっていました。オートバイで行ったときは、もうすぐ橋ができて渡船廃止となるかもという情報が出たときでして、徒歩乗船だったときは、金沢・富山出張の仕事が金沢のみ急遽キャンセルとなったときに空いた時間を使って高岡から電車に乗り越ノ潟まで行き、船を降りた後はバスで岩瀬浜駅まで行き、まだライトレール時代の富山港線にて富山駅に行きました。
諸事情あってまだ渡船は残っていますが、いつまで続くことでしょうか。

音戸渡船(音戸の渡し船)(広島県呉市音戸 = 呉市警固屋) *往復徒歩乗船 乗った時の料金は片道70円
 ここは民営の渡船で音戸の瀬戸を3分ほどで突っ切ります。ちなみに音戸の瀬戸には広島=松山間のフェリーがかなりの本数運航されています。渡船を使ったときは、音戸大橋のたもとの宿に泊まり、観光パンフで見て、夜に往復を乗りに行きました。当時は第二音戸大橋はなく、音戸大橋を通ることができない徒歩等で音戸の瀬戸を超えるにはこの船に乗らないと向こう岸に行けない状況だったので、徒歩・原付も乗船可能でした。時刻表はなく、なにかの合図をして船を呼ぶというものだったと思います。しかし、老朽化や第二音戸大橋により徒歩等でも行き来できるようになったこともあってか、2021年10月に定期航路としては廃止となりました。ちなみに音戸大橋は両岸ループ橋でも有名です。


駅前渡船(向島運航)(広島県尾道市向島富浜 → 尾道駅前) *オートバイ(1100cc)で乗船。
 たしか110円で当時乗れ、5分間程度の航路でした。ウエブサイトでは125cc未満しか乗れないと表示されていますが、当時は自動二輪車も乗船できてました。料金は渡し船内でおっちゃんがガマ口抱えて現金を徴収しにきたという記憶があります。このすぐそばにはほかの会社の渡船もありますが、小川みたいな幅をしはらく航行したのち海峡を渡るので、この会社のに乗ったことは間違いないと思います。

今後適宜乗船航路を適宜分けながら書いていこうと思います。
[107653] 2023年 4月 19日(水)23:44:04駿河の民 さん
第六十三回全国の市十番勝負感想
遅くなりましたが今回も感想文を提出します。解答順です。

出題日の4/1に東京を出るサンライズ出雲の予約を取ってあり、そこから3日間旅行をする予定だったので、スタートダッシュはあまり期待できないことが分かっていました。
出題時には家から小田急線経由で東京駅に向かっている途中、飯田橋あたりを通過していました。出題直後は簡単なことだけ調べて終わりましたが、そのときになぜサイト内検索をしていなかったのか非常に後悔しています。いつもならGoogle・サイト内・地名コレクション検索は欠かさないのに…

[107269] 2023年 4月 2日(日)21:08:11
問八:御前崎市
問題と既解答から離島を除いた太平洋沿い、というかフィリピン海沿いが並んでいるということは気づいていました。南海トラフの津波は考えたんですがうまくデータを見つけられず、「志布志市から南房総市まで、伊勢湾と東京湾を除く太平洋に面する自治体(豊後水道は延岡市~土佐清水市のライン)」を数えたら(数え間違いかもしれませんが)想定解と一致しましたが、前回の問五のようなケースも考えて一旦解答を見送りました。大体正答になった後、どう転んでもまあ該当になりそうかつ危なそうな領地の御前崎市を積み増ししました。自分の考えていた共通項だと相模湾沿いを選んでいたらかなりの確率でアウトだったので危なかったです。
■南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)

[107317] 2023年 4月 4日(火)16:38:25
問二:伊豆の国市
最初は漢字三文字の市が並んでいたので画数か何かの問題だと思っていましたが解答が進むとどうも違う。多くの人が答えているのに自分が分からない問題があると大体解答に添えられたコメントを読んでいるのですが、[107306]あきごんさんの
近くの市の名前を見て閃いたので。
というコメントを見て、奈良に近い既解答市は富田林、富田林といえばPL教で花火か野球、と連想して改めて既解答を見ると敦賀気比、広陵、常葉菊川、浦和学院あたりはパッと浮かび、時期を考えてセンバツの優勝校を調べたらビンゴでした。特に野球として思い入れのありそうな市は残っていませんでしたが、(常葉菊川は今年のセンバツからENEOSのチャンステーマを編曲したものを使っていたのでできれば答えたかったんですが…)高校受験の時に考えなくもなかった地元の韮山高校を発見し伊豆の国市で解答しました。韮山がセンバツを制しているということはそれまで知らず、今の韮山は強豪校というイメージはあまりないのでその点も驚きでした。
■選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)

[107324] 2023年 4月 4日(火)21:16:24
問一:掛川市
こちらも解答が伸びていた問題、どこかの問題か既解答のWikipediaを読んでいると「桜」のつく町村を含むことに気づきました。時期的に桜関連の問題は出ると考えていて、いくつか予想問題にもしていたのになぜか旧自治体だけはノーマークでした。市区町村変遷情報で「桜」と検索、あてはまることを確認して残り1正答で領主だった掛川市を解答。無事領主になりました。
■「桜」の文字が入る市町村を含む市

ここから部活やテスト勉強が忙しく、ヒントまで解答が止まってしまいました。

[107395] 2023年 4月 7日(金)23:07:27
[107396] 2023年 4月 7日(金)23:10:41
[107398] 2023年 4月 7日(金)23:15:20
[107399] 2023年 4月 7日(金)23:20:24
問四:会津若松市
問六:相馬市
問七:福島市
問十:沼津市
ヒントの出た金曜日は塾で授業だったので23時頃にヒントを見ました。
問四の「議会改革」はすぐに読み取れて検索をかけたら一発でした。郡山市のマイナスを打ち消すか会津若松市に積むか迷って議会改革ランキングのベスト30に入っている会津若松市にしました。
問六の「南が隣」も読み取って、いくつか思い浮かべたらそのままっぽかったので何も考えずに福島県唯一の解の相馬市を解答。そのときは町村も含むと思っていたのでもし福島県の市と隣接する南のつく町村があったら危なかったです。
問七も同様に読み取り、南寒河江や南気仙沼から連想して解けました。これも残り1正答で領主の福島市を獲得、念願の福島市領主になりました。
問十は「問六と対」と出た時点で共通項に思い当たり血の気が引きました。こちらは福島県に該当はなさそうだったので地元沼津市を解答しました。沼津市は解になること自体は少なくないはずですがそれより優先順位の高い市も同時に該当することが多く、なかなか解答できません…
問六と問十は前回あたりに「市名を入れたら十番勝負に出がちな情報が出る」スプレッドシートに隣接関係を入れようと思って放置していたつけが回ってきてしまいました。気づいた瞬間にすぐに追加しました(笑)
■議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
■「南」の文字が入る市に隣接する市
■「南」で始まる鉄道駅がある市
■「南」の文字が入る町村に隣接する市

[107424] 2023年 4月 8日(土)14:33:58
問九:鶴ヶ島市
お題や既解答のWikipediaをいくつか「南」でページ内検索すると、どこも中学校が引っかかることに気づきました。横浜市に南高校があって附属中学校があることは知っており、長崎市立南中学校を調べたらちょうど今年から廃校になっていたので確信しました。白石市に関してはWikipediaで「白石市立白石南小中学校」となっており、単純に南中学校じゃないから除外なのかと思っていました。
規模の小さい市が該当しそうだなと思い、残り1正答で領主だった鶴ヶ島市を確認するとあてはまっていたのでそのまま解答しました。今思えば御殿場市立や三島市立の南中学校出身の知り合いがいるのでどちらかを答えてもよかったかなと思います。
■市立「南中学校」がある市

[107436] 2023年 4月 8日(土)21:14:22
問三:大村市
お題の並びから最初に「人口増加系だがいくつかドボンがある」といった感じで予想はついていましたが、敢えて賭けをする気にはなれず放置していました。(問三だけわからないまま残れば大村市を投げる予定でした)
アナグラムも解け、どの区切りで3回連続の人口増加なのがわからなかっただけだったのでSVの「三年坂」を見て一発でした。慎重に条件を確認し、大村市が間違いなく該当することを確認して解答しました。
これで大村市はメダル・誤答なしで通算10解答10万石保有となりました。5万石ぐらい積んでからは優先順位はかなり低くつけていますが、それでもほぼ毎回解答しているので沼津市とは逆パターンですね。
■人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)

[107442] 2023年 4月 8日(土)21:23:58
問五:米原市
これは唯一アナグラムが解けておらず、この日まで手も足も出なかった問題です。SVヒントから最初は桜かと思いましたが、鹿児島市と桜の結びつきがあまり見つからないことと選挙事務所っぽかったので調べてみると横浜市議会議員。女性議員関係とあたりをつけて検索で出てきた市区町村女性参画状況見える化マップを見るとおおむね0でしたが一部違う、データが古いことに気づいて各市の議員名簿を探すとすべて0人で、潮来市の女性議員が「1期目」と記されていたことから確信しました。
最初は市盗り上意味のあるところを答えようとしていましたが、残り想定解の少なさと続々と完答者が出ていることから妥協してマップで0人になっており、今も0人のままの米原市を解答しました。確か雲仙市を確認したところであきらめてしまい、次に確認するなら当然島原市なので後から「島原市」の解答が出たときは非常に悔しかったです…
■女性市議会議員ゼロの市


今回は完答順位10位、新規領地3つで9問を福島・静岡・長崎から答えたという面ではかつてないほどいい成績だったと思いますが、平均正答順位は今までとあまり変わらなかったことや隣接・駅など基本的なところを確認できていれば取れる問題を落として結果メダル0枚だったところは反省点かなと思います。
また、最後2問の解答を慎重に行った結果前回も数分差だった未開人さんにまた13分差で負けてしまったので、次回は完答順位がかかっている解答は急ぐ、ということも気にしたいと思います。


前にも言及したように共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。
についてですが、今回の問一・問五を見ていて市盗りに積極的に参加してメダルを狙っているような参加者がおおむね満足に解答するには35市ぐらいは必要なのかなぁと思います。ただ、そのデメリットを超えるような面白い問題であれば、20数市でも構わないのかなと思います。しかし、出題直後に解答ラッシュとなってしまうような難易度だと開始時間にパソコンの前に待機できない人が大幅に不利になってしまうと思いますが…(本当のことを言うと、都市対抗野球に関する問題は大体20市台ぐらいになることが多いので推進したいところですが)
また、[107641]勿来丸さんの「想定解数の非常に少ない問題をスピンオフ企画として出題する」という案には賛成です。

[107644]グリグリさんの
開催中のヒントや終了後の共通項発表記事などでサイト内ページを紹介しているにも関わらず、他のサイトのデータなどを参照し説明する方が散見されることを言っています。
に関しては完全に自分に当てはまっていますが、自分はWikipediaはいろいろな情報を広く浅く集められるので手がかりにしています。人口や面積、隣接関係に関してはこのサイトのものを使うのが原則なのであまり見ていませんが、特に「百選」系の問題や学校系の問題、今回のように問題に共通テーマがある場合には役立つと思っています。
今回は失念しているうちに解ける問題がなくなってしまったのでサイト内検索はしませんでしたが、先述した通り基本的にはサイト内縁策を徹底しています。

最後にグリグリさん、今回も開催ありがとうございました。次回の開催もよろしくお願いします。
[107652] 2023年 4月 19日(水)19:12:34【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 21日(金)18:27:24
【2】2023年 5月 25日(木)16:58:42 by オーナー(表組み改善)
デスクトップ鉄 さん
第63回十番勝負想定解分析
第63回十番勝負の想定解分析です。
今回想定解数が前回の653から581に減少したなかで、該当市数も451から390に減少、重複度は1.448から1.490に上昇しました(想定解分析(開催回別)参照)。これは、鹿児島市が3問、北杜市と庄原市が2問出題され、問題市の重複度が高まったためで(前回の複数問出題は富士宮市の2問だけ)、解答機会の重複度は1.383から1.362に、正答市の重複度は1.266から1.258に低下しました。そのなかで、有田市は解答機会が4問あり、全問解答されました。全63回の想定解が45、解答機会が43、解答選択率が62.8%(指数101.0)という地味な市にしては意外な結果です。
今回佐賀県の市を解答できる問題が1問も出題されませんでした。解答機会ゼロは、次の延べ13県。なぜか西日本ばかりで、東日本は第25回の岩手県だけ。なお、第25回は解答機会数が135しかなく、全問売り切れ。
20*鳥取県、香川県
25岩手県、*三重県、島根県、徳島県、香川県、沖縄県
38鳥取県
40*沖縄県
50和歌山県
52*佐賀県
63*佐賀県
*は、想定解もゼロ。
鳥取、香川、佐賀と沖縄が2回記録しています。この4県は市数が少なく、出題機会数がそれぞれ2,520(47位)、5,040(45位)、6,060(40位)、6,890(35位)です。その結果、解答機会が232(47位)、400(43位)、413(41位)、455(38位)と絶対数が少ないことによるのでしょう(25回の沖縄は想定解数3だったが、すべて問題市で解答機会ゼロ)。全63回で見るとこの4県の解答機会率指数は、それぞれ139.8、120.5、103.5、100.3と平均以上(ちなみに鳥取は全都道府県のトップで、最低は茨城県の82.8)。後述する西高東低傾向と矛盾しますが、東日本でこの4県より出題機会数と解答機会数が少ないのは、青森(出題機会6,160、39位、解答機会434、39位)だけ。なお、出題機会数のトップ3は、埼玉(25,220)、愛知(22,820)、千葉(22,670)で、解答機会数のトップ3は、埼玉(1,444)、愛知(1,365)、大阪(1,347)。

分析記事で想定解率、解答機会率、解答選択率の西高東低傾向を指摘してきました([81837][87197][97492]など)。出題者と有力解答者に西日本出身の方が多いためだと思います。最近この傾向が変わっているように感じ、調べてみました。
東日本と西日本の境界は、新潟・富山、長野・岐阜、静岡・愛知としました。想定解率と解答機会率は同じ傾向なので、解答機会率で代表させます。左が解答機会率、右が解答選択率です。
全国(指数)東日本(指数)西日本(指数)全国(指数)東日本(指数)西日本(指数)
1-10回5.0%100.0 4.6%91.3 5.4%107.7 60.4%100.0 60.8%100.7 60.1%99.5
11-20回6.3%100.0 6.3%99.9 6.3%100.1 68.8%100.0 67.6%98.2 69.9%101.6
21-30回6.0%100.0 5.9%97.7 6.2%102.0 77.0%100.0 72.8%94.5 80.6%104.6
31-40回5.7%100.0 5.3%93.8 6.0%105.4 64.0%100.0 61.7%96.5 65.7%102.7
41-50回7.6%100.0 7.5%98.7 7.7%101.1 54.5%100.0 53.1%97.5 55.6%102.1
51回10.7%100.0 10.5%99.0 10.8%100.9 10.7%100.0 10.5%99.0 10.8%100.9
52回6.4%100.0 6.8%106.0 6.1%94.8 50.7%100.0 47.6%93.9 53.7%105.9
53回5.7%100.0 5.5%96.7 5.9%102.9 61.2%100.0 57.9%94.6 63.9%104.3
54回6.6%100.0 7.0%106.0 6.2%94.8 72.2%100.0 68.8%95.3 75.5%104.6
55回9.9%100.0 9.5%95.2 10.4%104.2 40.0%100.0 40.9%102.2 39.3%98.2
56回6.9%100.0 6.7%96.9 7.1%102.7 63.1%100.0 59.9%95.0 65.7%104.1
57回7.2%100.0 7.4%101.9 7.1%98.4 60.5%100.0 57.9%95.8 62.7%103.7
58回8.2%100.0 7.9%96.3 8.5%103.2 61.0%100.0 54.0%88.4 66.8%109.4
59回13.9%100.0 12.7%91.5 14.9%107.4 40.8%100.0 43.3%105.9 39.1%95.6
60回7.0%100.0 7.8%112.0 6.2%89.6 90.4%100.0 89.5%99.0 91.3%101.0
61回9.6%100.0 8.4%88.1 10.6%110.2 53.1%100.0 58.4%110.0 49.4%93.1
62回7.6%100.0 8.0%105.2 7.3%95.5 64.7%100.0 63.9%98.9 65.4%101.1
63回6.7%100.0 6.5%97.5 6.8%102.1 60.6%100.0 61.7%101.7 59.8%98.6
10回単位でみると、第1-10回の解答選択率以外は、50回まで解答機会率、解答選択率ともに西高東低でした。一般に、解答機会が少ないと、解答選択率が高まる傾向があります。51回以降、東日本出身の解答者が増えたためか、解答選択率で東日本が上回る回が出てきましたが、いずれも解答機会率が西日本よりも低い回でした。第11回から50回までの西日本の圧倒的な西高東低を崩すには至っていません。
#鳥取、香川、佐賀、沖縄の、出題機会数を追記
[107651] 2023年 4月 19日(水)15:26:39オーナー グリグリ
推計人口説明文
[107604] 白桃さん、推計人口の説明文の件、ご指摘ありがとうございます。遅くなりましたがサイト全体の関連ページを確認し修正等必要な調整を行いました。推計人口に関する説明文があるページは、現在以下の通りです。

※下記の最新データの説明文は現在次のとおりです。
人口は、各都道府県が公表している2022年(令和4年)10月1日の推計人口によります。推計人口とは2020年(令和2年)の国勢調査人口を基に、住民基本台帳法に基づく届出を加減することにより算出した人口であり外国人を含んでいます。ただし、北海道については推計人口を公表していないため、国勢調査人口と住基ネット人口から当サイトで推計人口を独自に計算しています(協力:白桃市町村人口研究所)。

■47都道府県の市区町村 トップページおよび各都道府県ページ
トップページは最新データの説明文になりますが、都道府県ページで過去の年月日のデータを表示した場合は、外国人登録法の記述の有無、住基ネット人口or住民基本台帳に基づく人口の表記、高知県が推計人口を公表していなかった時期など、年月日に合わせた説明文にしています。念のためご確認していただけたらありがたいです。

■都道府県の人口 トップページおよび各年のページ
トップページは最新データの説明文になります。国勢調査年のページは「人口は、2020年(令和2年)10月1日現在の国勢調査人口によります。」のようにし、それ以外の年については「47都道府県の市区町村」と同じ説明分けを行っています。なお、外国人登録法の記述有無がロジックミスで逆転していたため、説明文が不適切になっていました。修正済みです。

■ランキングデータ トップページ
トップページは最新データの説明文になります。ランキングページでは「推計人口とは、直近の国勢調査確定人口を基に、その後の人口動向を他の人口関連資料から得て算出するもので、住民基本台帳人口とは違い、より実際の人口に近い数が算出されます。」という一般説明とし、年月日に合わせた細かな説明分けは省いています。

以上、ご指摘をありがとうございました。お気づきの点がありましたらお知らせください。よろしくお願いいたします。

あと蛇足ですが、[107604] 白桃さん
「市区町村プロフィール」で任意の都道府県を開くと、
・・・
また、「都道府県プロフィール」→「都道府県の人口」において、
前者は「47都道府県の市区町村」 、後者は「都道府県の人口」 、どちらも市区町村プロフィールや都道府県プロフィールと同列の都道府県市区町村のトップメニューです。市区町村プロフィールと都道府県プロフィールからのリンクは誘導リンクになります。
[107650] 2023年 4月 19日(水)00:56:06ぺとぺと さん
区町村ヒントについて
[107649]で書きそびれたので、稿をあらためさせていただきます。
区町村ヒントですが、1区町村にこだわらず複数提示する、あるいは該当しない区町村も併せて示すことで、検索にヒットする可能性が高まったり、例えば今回の問五であれば過疎地の町村に該当が多いといった手掛かりを得られる効果が期待できるかも知れません。
[107649] 2023年 4月 19日(水)00:37:25ぺとぺと さん
第六十三回十番勝負感想
今回も楽しい時間をありがとうございました。

相変わらず凡庸な成績に終わりましたが、グリグリさんご指摘のように‟新企画やNEWS(新着情報)への感度が低かった”の一言につきますね。この点は反省です。
個々の問題に対してのコメントは時間の関係でサボらせていただきますが、全体としては「時節を感じられる問題(問一)」あり、「視点を少しひねった問題(問三)」あり、「社会課題をテーマにした時事問題(問四・問五・問八)」あり、加えて「オーソドックスな問題(問二・問六・問七・問九・問十)」の中にも難易度の差があるなど、絶妙なバランスの出題だったと思います。

以下[107631] での問いかけに対する意見です。
前にも言及したように共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えていますが、参加者からは大反対となるのでしょうか。
これを見て気になったのは、オーナーご自身の[107014]でのご意見
[107004]をあえて削除しなかったのは十番勝負ネタになるかなとの考えがありました。そこで、隣接する自治体が市の場合を自治体越えの地名から抽出したところ15市しかありませんでした。残念ながらこれでは想定解が足りません。
との整合性でした。今回の十番勝負において問五の想定解終了後も解答ペースが極端に鈍るという現象が見られなかったので「問題なかろう」というご判断に至ったということでしょうか。
個人的には「想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題」が仮に開始後数時間で完売となった場合、初日に立ち会えなかった参加者にとっては、参戦時からすでに完答可能性が消滅している状態となり、参加意欲が減退してしまう方が少なからずいらっしゃるのではないかと想像され、それによって参加者数が減少してしまうことを危惧しています。程度問題だと思いますが、想定解数8というのは少しやり過ぎのように感じます。
ところで突飛な考えかもしれませんが、バリエーションを増やすという目的であれば、逆に想定解数が非常に多い(例えば200市とか300市とか)問題というのは考えられないでしょうか。まぐれ当たりでのメダル獲得が増え、上級者が歯ぎしりする場面も想像されますが、現状においても確証が得られない中でリスクを取って一か八かで解答されているケースもそれなりにありますし、数問潜り込ませる程度であれば大きな混乱は招かないようにも思われます。解答選択肢が増えることで、市盗り合戦の活性化につながる可能性もあります。

難易度の低い問題を織り交ぜスピード勝負を加え、参加者が危機感とより大きな満足感を得られる方向も必要ではないかと考えています。
これも程度問題ですが、スピード勝負が行き過ぎると開始時刻に立ち会えなかった人にとっては興ざめの要因になりかねないと思います。開始に立ち会えないのはあくまでも自己都合ですし、全員がもれなく立ち会える時間などないでしょうから、どこかで割りきらざるを得ないものの、参加者を増やして盛り上げるという視点からは2日目以降からの参加者への一定の配慮は必要でしょう。また、あまりに簡単な問題は、解けたときの満足度も低いので、多くても2問程度に抑えていただけると嬉しいです。

以上、色々申し上げましたが、あくまでも主観的な想像の世界であり、うまくいくか・いかないかはやって見ないとわからない部分もあるので、メンバーの離反を招かないよう実験的取組であることを予め断ったうえでトライされることには反対いたしません。

なお、開始時刻についてですが、小学生の子供がいる身としては土日祝の日中スタートは非常に厳しいです。仕事のことも考えるとやはり夜間スタートのほうが有難いですが、生活スタイルは人それぞれですので、グリグリさんのご負担がない範囲で開催回によってスタート時刻に変化をつけるというのも一つのやり方かもしれません。
[107648] 2023年 4月 18日(火)23:47:49【4】訂正年月日
【1】2023年 4月 18日(火)23:56:00
【2】2023年 4月 19日(水)02:39:01
【3】2023年 4月 19日(水)11:01:29
【4】2023年 5月 25日(木)16:59:20 by オーナー(表組み改善)
YT さん
明治22年:無籍在監人と入寄留の囚人及懲治人に関する訂正
[107043]でアップロードした明治22年(1889年)12月31日調市区町村別人口ですが、[107191]に示したように、

『戸籍表 明治二十二年 上』
『戸籍表 明治二十二年 下』

という新たな資料が見つかった結果、府県統計書で不足したデータを補う必要もなくなり、また入寄留の陸海軍在営艦者についても[107199]に示したようにより正確なデータを得ることができました。

加えて、無籍在監人と入寄留の囚人及懲治人についても見直し作業を行ったところ、いくつか間違いが見つかったので訂正します。

まず監獄の所在地と判事被告人、懲治人、囚人、無籍在監人の統計ですが、これらは『日本帝国民籍戸口表』の「各地方在監者有籍者及無籍者人口表」にまとまっています。例えば『明治二十四年十二月三十一日調 日本帝国民籍戸口表』の場合、「第十二 各地方在監者有籍者及無籍者人口表」が該当します。ただこの表をよく見ればわかるように、監獄の所在地は郡市区レベルまでは表記されているものの、町村レベルの所在地までは示されていません。よって別の文献を使って調べる必要が出てきました。

また、残念ながら明治22年版と明治23年版はオンラインで閲覧できないので、東洋書林出版『国勢調査以前日本人口統計集成 〈3〉 明治22―25年 近代日本歴史統計資料』を利用する必要がありました。しかしながら、[107043]でも言及したように、本書収録のものは、明治22年の統計に関して「各地方在監有籍者及無籍者人口表」のうち、鹿児島県(一部)・沖縄県・北海道に関する134頁~135頁分が欠落していますので、総務省統計局統計図書館所蔵の『明治二十二年十二月三十一日調 日本帝国民籍戸口表』原本を利用しました。

ここで驚くべき発見がありました。なんと総務省統計局統計図書館所蔵の『明治二十二年十二月三十一日調 日本帝国民籍戸口表』には、先人による鉛筆の書き込みがあり、なんと全ての監獄の町村レベルでの所在地が判明したのです!よってその情報をほぼ完全に信用して作成したのが、[107043]でアップロードした明治22年(1889年)12月31日調市区町村別人口の表でした。

しかしながら改めて見直したところ、複数の誤りが見つかりました。以下の修正は明治23年度にも関わります。

1.厳原監獄署の位置を、下県郡厳原村から下県郡国分町に訂正

これは完全に私のミスです。先人の書き込みによると「厳原国分町」と書かれていたにも関わらず私の方で下県郡厳原村で集計してしまいましたが、正しくは下県郡厳原国分町=下県郡国分町です(厳原を町村名に入れるかどうかは表記揺れの範疇)。長崎県の監獄署の所在地は、『明治十九年 長崎県統計書』の段階で既に「下県郡厳原国分町」と記載されており、島原監獄支署と名称を変更した後の『明治二十四年 明治二十五年 明治二十六年 長崎県統計書』でも、「下県郡厳原国分町」となっています。『長崎刑務所 刑務一覧表 昭和五年』の方に詳しい経緯が載っていますが、

旧牢屋の建設年代等は詳かならざるも、明治七年前迄は打廻役所と称し、同七年長崎県厳原支庁囚獄局と改め、翌八年厳原監獄署と改称す。位置は明治十余年前迄は長崎県下県郡厳原町大字今屋敷(現在は郵便局)に在りしが、同十四年、現在の厳原町大字国分旧藩主宗家所有の米倉庫内に移転し、明治二十三年十月に至り長崎県厳原監獄支署となし、同三十六年四月監獄官制施行に伴い長崎監獄厳原分監と称し、其後大正十一年十月監獄官制改正に依り長崎刑務所厳原支所と改め、更に昭和四年十二月監獄官制改正の結果、厳原刑務支所と改称し、今日に及べり。

とあり(現代仮名遣いにして濁点や句読点を追加、以降も必要に応じて原文に対して同様の措置をしています)、下県郡国分町で問題ありません。

【追記:なお、明治22年度の町村別戸口表では、欄外に官報掲載の現住人口に相当する数値が記されており、そもそも官報に掲載されていない隠岐、対馬、奄美、トカラ、沖縄県についてもその数字が揃っていました。厳原監獄署は無籍在監人が0人であり、そのため町村別戸口表に書き込まれた官報掲載の現住人口からは、厳原村/国分町の間違いを確認できませんでした。】

2.根室監獄署厚岸分署の位置を、厚岸郡湾月村から厚岸郡床潭村に訂正

監獄の位置を調べ直すきっかけとなった情報です。

まず、村尾元長編纂『袖珍増訂 北海道通覧 付全道略図』(明治22年11月増補訂正)の、明治22年8月31日調の監獄署の名称と位置において、

署名位置分署名位置
札幌監獄署石狩国札幌郡苗穂村増毛分署天塩国増毛郡増毛村
根室監獄署根室国根室郡根室村厚岸分署釧路国厚岸郡湾月町

というのを見つけました(該当箇所のみを抜粋)。この段階では先人の書き込みとは異なり、増毛分署の位置が増毛郡永寿町ではなくて増毛郡増毛村になっている!という違和感でした。そこで『現行布令提要』を調べたところ、明治23年12月調の集治監及監獄署現在表において、

監獄名称位置
札幌監獄署石狩国札幌郡苗穂村
 増毛分署天塩国増毛郡永寿町
根室監獄署根室国根室郡根室村
 厚岸分署釧路国厚岸郡床潭村

こちらでは、増毛分署の位置は先人の書き込みと同じ増毛郡永寿町になっていましたが、今度は厚岸分署の位置が先人の書き込みの厚岸郡湾月町ではなく、厚岸郡床潭村になっている!

最終的に『法規分類大全 〔第30〕 警察門 第1 警察総 衙署』の記述から、増毛分署の位置は増毛郡永寿町で正しいが、厚岸分署の方は厚岸郡床潭村の方が正しいと判断しました。

根室県告示 十七年十一月二十二日第五十号
管下黒国厚岸郡厚岸ニ監獄支署ヲ設置シ厚岸監獄支署ト称ス
右告示候事

根室県達 十七年十二月二十日丙第四十一号局県掛署
厚岸監獄支署本月八日ヨリ開庁候条為心得此旨相達候事

札幌県告示 十八年十一月二十六日丁第百五十六号
増毛郡増毛永寿町三丁目ヘ監獄支署ヲ設置シ増毛監獄支署ト名称シ来ル十二月一日ヨリ開署ス
右告示候事

北海道庁根室支庁布達 十九年三月一日甲第四号
根室郡根室弥栄町番外地厚岸郡床潭村字バラサンニ監獄ヲ設置シ根室監獄厚岸監獄ト称ス
右布達ス

北海道庁根室支庁告示 十九年八月十九日第六十四号
当根室監獄ヲ根室国根室村四百五十番地ニ移シ本月二十日ヨリ同所ニ於テ事務取扱ハシム
右告示ス

3.京橋区に大字として石川島という項目を増やし、石川島監獄署の位置を東京市京橋区佃島から東京市京橋区石川島に訂正

これは間違いというほどのことではないのですが・・・明治5年の町名改正で石川島は佃島に吸収されたため、市制施行前の段階では「京橋区石川島」という町村名は無くなっていました。実際、『東京府人員統計表 明治二十二年十二月末日現在』には京橋区佃島はありますが、京橋区石川島はありません。ところが、『明治廿二年十一月十五日 新旧対照市町村一覧 いろはわけ新町村索引 附警察区画市町 村役所役場位置 郵便電信局位置』では、石川島という大字名が復活しております。ここら辺結構曖昧なのですが、明治22年以降も京橋区石川島という住所表記が存在する点などから、明治22年の東京市成立時に、石川島監獄署の領域に限って大字名として石川島が復活したと判断しました。参考までに『全国所得納税者姓名録 : 一名・代議士撰挙の台帖 第1冊(東京府十五区ノ部)』(明治21年)によると、大浦孫兵衛と戸所芳秦なる2名の住所が、「石川島監獄署内」となっており、佃島とは区別されています。

というわけで、松本徳太郎編『明治宝鑑』(明治25年9月出版)や『司法省監獄局第三回統計年報』記載の住所との比較により、監獄の所在地の再検討を行いました。その結果、ほかには間違いは見つかりませんでした。以下記述に微妙な点があったものをまとめます。

A.横浜監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の神奈川県監獄署の住所が「横浜市」との記述がありますが、『神奈川県第二回県治一斑』によると明治20年12月31日現在の横浜監獄の位置は久良岐郡戸部町宮ノ前、『明治廿七年神奈川県監獄統計表』によると明治27年の神奈川県監獄署の位置は久良岐郡戸太村字戸部六百〇弐番地とあり、監獄署の位置は一貫して横浜市外の久良岐郡戸部町→久良岐郡戸太村です。『神奈川県警察史 上巻』によると安政2年につくられた戸部牢屋敷(久良岐郡戸部町宮ノ前)が維新後横浜監獄署となり、明治11年横浜監獄本署となり、明治19年再び横浜監獄署となり、明治23年に神奈川県監獄署となり、明治32年に久良岐郡根岸村へ移転となったようです。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人11人が久良岐郡戸太村に足されています。なお、日本帝国民籍戸口表掲載の現住人口の方は算出された現住人口を本籍人口に再び代入して現住人口を算出するという、久良岐郡戸太村の人口を過剰にする酷い計算間違いが実施されています。


B.長崎県監獄署:『長崎市史 第五巻 地誌編 名勝旧跡部』によると、長崎監獄は明治14年に片淵町一番地に建築されたとありますが、片淵郷の内、明治22年の市制施行時に長崎市に編入されたのは、 『明治廿二年十一月十五日 新旧対照市町村一覧 いろはわけ新町村索引 附警察区画市町 村役所役場位置 郵便電信局位置』によると、片淵町之内字小角のみで、残りは西彼杵郡上長崎村であり、これだけでは長崎監獄が本当に長崎市内に編入されたかどうか判断できません。幸いなことに、明治22年の『長崎市及四近之図 The Nagasaki city and environs』が閲覧可能で、この地図の右上の方に「監獄署」が市界の内側に含まれていることが確認できますので、長崎市内で確定です。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人27人が長崎市に足されていますし、日本帝国民籍戸口表掲載の現住人口でも入寄留の囚人及懲治人518人が長崎市に足されています。

C.長岡監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の長岡監獄支署の住所が「古志郡長岡町」との記述がありますが、『長岡の歴史 第5巻』によると、長岡監獄署が置かれたのは今朝白町です。今朝白町は、町村制施行時に古志郡長岡本町所属となっており、古志郡長岡町は間違いです。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人1人が古志郡長岡本町に足されています。

D.前橋監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の群馬県監獄署の住所が「東群馬郡上川淵村大字紅雲分村」との記述がありますが、『他の資料』では、明治34年末の段階で「前橋市宗甫分村」とあります。町村制施行の直前である明治21年、『前橋刑務所, 「前橋刑務所史料の一片 ―大渡橋作業隊を思う―」, 刑政, 106 (5), 60-66 (1995).』によると、明治21年に前橋刑務所が移築された場所は、東群馬郡宗甫分村・仝紅雲分村境界とあります。明治22年の町村制施行で前橋町に編入されたのは、『群馬県百年史 下巻』などによると東群馬郡紅雲分村の一部、東群馬郡宗甫分村の一部(字柿ノ宮西、柿ノ宮前、長昌寺前、川原甲四七〇番、乙同、乙四八〇番、丙四七二番、川原縁自甲三九五番至三九八番、乙ノ乙三九五版、自乙三九五番至三九七番、甲四〇一番乙同甲四〇二番乙同、乙四〇三番、乙四〇七番、乙ノ乙四〇九番、冷泉院前自三三〇番至三三二番、自三二五番至三二九番、自三一五番至317番、三一〇番、乙三〇九番)とあります。ここで『前橋市史 第7巻 (資料編 2)』収録の明治41年の地図を見ますと、監獄署のあるところはほぼ大字宗甫分村で、敷地の大部分は字柿ノ宮前、一部が字柿宮西、字冷泉院前、敷地の端の部分が字河原縁にかかっていることが見てとれます。明治41年段階では、上川淵村の一部が追加で編入されていますが、監獄の主たる敷地を形成する字柿ノ宮前、字柿宮西は全て明治22年の段階で前橋町に組み込まれており、東群馬郡上川淵村は間違いです。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人18人が東群馬郡前橋町に足されていますし、日本帝国民籍戸口表掲載の現住人口でも入寄留の囚人及懲治人656人が東群馬郡前橋町に足されています。

E.静岡監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の静岡県監獄署の住所が「静岡市」との記述がありますが、『明治十二年 静岡県統計概表』では、駿河国安倍郡井ノ宮村、『袖珍静岡県地誌小成』では、明治25年の段階で駿河国安倍郡南賤機村井ノ宮となっており、静岡監獄署は町村制施行前後で一貫して静岡市外の安倍郡安西井ノ宮村→安倍郡南賤機村です。よって静岡市は間違いです。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人12人が安倍郡南賤機村に足されています。

F.宮城集治監:『明治宝鑑』では「宮城郡南小泉村」と、仙台市外との記述がありますが、『日本監獄教誨史 下巻』によると、宮城集治監は伊達政宗が築いた若林城跡(宮城郡南小泉村字行人塚旧古城)に明治11年竣工、明治12年完成とあります。『第4回 宮城県県治一斑』によると、南小泉村字行人塚は、仙台市発足時に仙台区と共に編入されており、実際、『仙台市史 第3巻 附図』収録の明治末年の仙台市全図でも、右下の方の宮城監獄(明治36年に宮城集治監から改名)が、仙台市内となっています。よって、宮城郡南小泉村は間違いです。実際官報掲載の現住人口で、仙台監獄署と宮城集治監の無籍在監人合計64人は仙台市に足されています(が、1人人口にズレがあります)。日本帝国民籍戸口表掲載の現住人口でも仙台監獄署と宮城集治監の入寄留の囚人及懲治人の合計1100人が仙台市に足されています。

G.盛岡監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の岩手県監獄署の住所が「盛岡市字狐崎」との記述がありますが、『岩手郡誌 (岩手県郷土誌叢刊) 』によると、盛岡監獄本署は明治18年に岩手郡下厨川村字狐森、後の岩手郡厨川村大字下厨川字狐森一番地に建設とあります。明治22年の時点で南岩手郡下厨川村は南岩手郡厨川村大字下厨川となっており、よって盛岡市内は間違いで、南岩手郡厨川村が正しいです。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人1人が岩手郡厨川村に足されています。

H.青森監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の青森県県監獄署の住所が「東津軽郡荒川村」との記述がありますが、『青森市議会史 明治編』によると、青森監獄署が東津軽郡荒川村に移転したのは明治24年6月8日のことです。それ以前は、『明治十五年 青森県統計書』の段階では青森監獄本署は東津軽郡青森寺町字杉畑であり、明治22年の町村制施行時には東津軽郡青森町大字寺町に所在したことになります。実際官報掲載の現住人口で、無籍在監人1人が東津軽郡青森町に足されていますし、日本帝国民籍戸口表掲載の現住人口でも入寄留の囚人及懲治人317人が東津軽郡青森町に足されています。

I.鰺ヶ沢監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の鰺ヶ沢監獄支署の住所が「西津軽郡鰺ヶ沢町」との記述がありますが、『青森県治一覧』によると、明治23年の段階で鰺ヶ沢支署の所在地は西津軽郡舞戸村となっています。『鰺ケ沢町史 第2巻』によると、監獄があったのは西津軽郡舞戸村岩谷の南端の丘の上で、よって、西津軽郡鰺ヶ沢町は間違いであり、西津軽郡舞戸村が正しいです。

J.秋田監獄署:『司法省監獄局第三回統計年報』によると、明治34年の秋田県監獄署の所在地は秋田市土手長町上丁となっていますが、『秋田県警察史 上巻』や『秋田県史 第5巻』にあるように、明治19年秋田市長野町に未決監を新築し、そこを「監獄本署」とし、続いて「秋田監獄」と改名、一方でそれまで秋田市土手長町のは「監獄本署既決監」と呼称したとあります。秋田市長野町の秋田監獄は、歩兵位置七連隊建設用地となったため、明治30年に南秋田郡川尻村に移転し、一方で秋田県秋田市土手長町の既決監は、明治36年以降「長町出張所」と呼ばれるようになったとあります。よって、明治22年当時、秋田市内の長野町に「秋田監獄署」が、土手長町に「秋田監獄署既決監」があったことになり、統計上は一緒になっています。住所としてはとりあえず秋田市長野町の方を優先させます。どっちにせよ秋田市内ですが。

K.西郷監獄署:実は先人による鉛筆の書き込みでは、西郷監獄署の所在地が「西郷町」となっておりましたが、個人的な調査で無意識のうちに「西郷西町」に改訂していました(【追記:明治22年度の町村別戸口表では、欄外に官報掲載の現住人口に相当する数値が記されており、そもそも官報に掲載されていない隠岐、対馬、奄美、トカラ、沖縄県についてもその数字が揃っていました。西郷監獄署は無籍在監人が3人であり、その数字を加えることで西郷西町に関する官報掲載の現住人口が検算できたとこから、過去の自分は最初から西郷監獄署を周吉郡西郷西町で登録していたようです】)。『明治二十三年(一月三十一日現在) 職員録 (乙)』によると西郷監獄署の所在地は周吉郡西郷西町、『島根県令規類纂 下』でも、明治26年12月5日時点で隠岐周吉郡西郷西町に監獄支署を置き、西郷監獄支署と称すとあります。『日本監獄教誨史 下巻』などを読んでも、明治初期に設けられた隠岐懲役場からの移転の情報がなく、ずっと隠岐の監獄は周吉郡西郷西町に設置されていたと思われます。

L.広島監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の広島県監獄署の住所が「広島市水主町」との記述がありますが、『広島県案内』によると、監獄は明治21年3月に広島市吉島村に移転しています。『広島市史 第4巻』にその辺の詳しい経緯がまとまっており、水主町には拘置所が存続したようで、明治22年当時の広島監獄署の位置は広島市吉島とするべきと思われます。いずれにせよ広島市内です。

M.垣花監獄署:『明治宝鑑』では明治25年の沖縄県監獄署の住所が「首里」との記述がありますが、『沖縄案内 新版』によると、明治12年10月、那覇東村二番地天使館内に警察本著の直轄として沖縄県監獄署が設置されたが、明治13年8月に、那覇東村旧船手蔵に移転し、さらに明治15年、小禄間切儀間村二一八番地(那覇市住吉町二の一番地)に移転、大正15年になって沖縄刑務所として、島尻郡真和志村字古波蔵楚辺原一四二四番地の一に移転という経緯を取っています。よって、「首里」は完全に間違いで、明治22年当時の垣花監獄署は、島尻小禄間切儀間村にありました。

以下、明治22年当時の監獄署の位置と無籍在監人、入寄留の囚人及懲治人の数字をまとめます。

市区町村監獄署名府県庁[入]無籍在監人[入]囚人及懲治人
東京市麹町区永楽町一丁目監獄本部東京府4111
東京市京橋区石川島石川島東京府231,838
牛込区市谷谷町市ヶ谷東京府31,203
南葛飾郡南綾瀬村小菅東京集治監東京府69835
小笠原島父島大村大村東京府08
京都市上京区主税町京都京都府31,038
紀伊郡伏見町伏見京都府00
船井郡園部村園部京都府018
天田郡福知山町福知山京都府121
与謝郡宮津町島崎宮津京都府4163
堺市車之町西二町大阪府1497
西成郡川崎村字堀留堀川大阪府133,101
三浦郡豊島村深田横須賀神奈川県14427
足柄下郡小田原新玉小田原神奈川県016
久良岐郡戸太村戸部横浜神奈川県11752
南多摩郡八王子町元横山町八王子神奈川県238
神戸市神戸宇治野町神戸兵庫県1758
神戸市兵庫南逆瀬川町兵庫仮留監兵庫県0176
多紀郡篠山町北新町篠山兵庫県097
城崎郡豊岡町南本町豊岡兵庫県0116
明石郡明石町大明石明石兵庫県057
飾西郡高岡村今宿姫路兵庫県6366
楫西郡龍野町日山龍野兵庫県078
津名郡洲本町山下町洲本兵庫県0129
長崎市片淵郷小角長崎長崎県27518
東彼杵郡大村大村長崎県571
南高来郡島原村旧郭内桜馬場島原長崎県394
北松浦郡平戸村平戸長崎県144
南松浦郡福江村福江長崎県023
石田郡武生水村武生水長崎県025
下県郡厳原国分町厳原長崎県060
新潟市西大畑町新潟新潟県3573
北蒲原郡新発田本村新発田新潟県2122
古志郡長岡本町今朝白町長岡新潟県1167
中頸城郡高城村高田新潟県6152
雑太郡相川町相川新潟県036
北足立郡浦和町浦和埼玉県33632
入間郡川越町川越埼玉県2157
秩父郡大宮町大宮埼玉県196
大里郡熊谷町熊谷埼玉県173
安房郡北条町北条千葉県025
望陀郡木更津町木更津千葉県169
千葉郡千葉町千葉千葉県3683
匝瑳郡福岡町福岡千葉県055
水戸市上市北水戸茨城県3566
新治郡土浦町土浦茨城県0234
真壁郡下妻町下妻茨城県1340
東群馬郡前橋町宗甫分前橋群馬県18656
西群馬郡高崎町宮本町高崎群馬県2200
新田郡太田町太田太田群馬県136
河内郡宇都宮町松峯町宇都宮栃木県5685
下都賀郡栃木町栃木栃木県00
添上郡奈良町西笹鉾奈良奈良県2223
宇智郡五條町五条奈良県1112
阿拝郡上野町上野三重県096
津市佐伯町第一安濃津三重県1508
津市丸ノ内第二安濃津三重県055
三重郡四日市町四日市三重県0180
度会郡宇治山田町岩淵町山田三重県0290
名古屋市竪三ツ蔵町名古屋愛知県91,359
中島郡一宮町一宮愛知県01
額田郡岡崎町梅園岡崎愛知県3273
渥美郡豊橋町豊橋愛知県00
佐野郡掛川町掛川静岡県175
敷知郡浜松町浜松静岡県3230
駿東郡沼津町三枚橋町沼津静岡県480
安倍郡南賤機村安西井ノ宮静岡静岡県12555
賀茂郡下田町下田静岡県013
甲府市橘町甲府山梨県7399
南都留郡谷村谷村山梨県022
滋賀郡膳所村膳所滋賀県2810
犬上郡彦根町彦根滋賀県1101
岐阜市今泉岐阜岐阜県10886
安八郡大垣町大垣岐阜県04
可児郡御嵩町御嵩岐阜県00
大野郡(飛騨国)高山町高山岐阜県028
小県郡上田町上田長野県3176
下伊那郡飯田町飯田長野県281
東筑摩郡松本町松本長野県1208
上水内郡長野町旭町長野長野県7474
仙台市行人塚宮城集治監宮城県47560
仙台市片平丁仙台宮城県17540
柴田郡大河原町大河原宮城県029
志田郡古川町古川宮城県01
牡鹿郡石巻町石巻宮城県04
西白河郡白河町白河福島県8123
磐前郡平町福島県668
宇多郡中村町中村福島県01
信夫郡清水村福島福島県17583
北会津郡若松町栄町若松福島県0127
南岩手郡厨川村下厨川盛岡岩手県1271
西磐井郡一関町磐井岩手県014
東閉伊郡宮古町宮古岩手県10
二戸郡福岡町福岡岩手県00
弘前市馬喰町弘前青森県012
東津軽郡青森町寺町青森青森県1317
西津軽郡舞戸村岩谷鰺ヶ沢青森県09
北津軽郡五所川原村鶴野五所川原青森県010
三戸郡八戸町八戸青森県08
山形市香澄町山形山形県0619
米沢市清水町米沢山形県034
最上郡新庄町新庄山形県03
西田川郡鶴岡町鶴岡山形県018
飽海郡酒田町酒田山形県02
秋田市長野町秋田秋田県1577
仙北郡大曲村大曲秋田県081
遠敷郡雲浜村小浜福井県1128
福井市寛永上町福井福井県0338
大野郡大野町大野福井県00
敦賀郡敦賀町敦賀福井県00
金沢市尻垂坂通金沢石川県048
能美郡小松町小松石川県4309
鹿島郡七尾町七尾石川県061
富山市総曲輪富山富山県2429
高岡市坂下町高岡富山県10
下新川郡魚津町魚津富山県00
鳥取市東町鳥取鳥取県2626
久米郡倉吉町倉吉鳥取県00
会見郡米子町郭内米子鳥取県2181
松江市内中原町松江島根県6515
神門郡大津村大石大石島根県011
那賀郡浜田町浜田島根県2198
周吉郡西郷西町西郷島根県3185
西北条郡津山町津山岡山県9270
岡山市二日市町岡山岡山県8761
浅口郡玉島村玉島岡山県0196
上房郡高梁町高梁岡山県1174
御調郡尾道町尾道広島県4325
三次郡三次町三次広島県2111
広島市吉島広島広島県181,069
玖珂郡横山村岩国山口県0161
吉敷郡下宇野令村※山口山口県7528
阿武郡萩町山口県03
赤間関市関後地赤間関山口県380
和歌山市小松原通一丁目和歌山和歌山県4773
西牟婁郡田辺町上屋敷町田辺和歌山県285
美馬郡脇町脇町徳島県01
徳島市出来島町徳島徳島県71,210
香川郡高松内町高松香川県21816
那珂郡丸亀御供所町丸亀香川県2208
温泉郡雄群村藤原松山愛媛県16762
新居郡西条町西条愛媛県07
喜多郡大洲町大洲愛媛県15
北宇和郡宇和島町宇和島愛媛県6197
幡多郡中村中村高知県081
高知市西弘小路高知高知県15843
福岡市福岡須崎裏町福岡福岡県9631
山門郡城内村柳川福岡県4117
三池郡大牟田町下里三池集治仮留監福岡県421,472
久留米市篠山町久留米福岡県2203
企救郡小倉町八百屋町小倉福岡県3174
下毛郡中津町中津大分県0141
速見郡杵築町杵築大分県049
大分郡大分町大分大分県10604
南海部郡佐伯町佐伯大分県011
直入郡豊岡村竹田大分県169
日田郡豆田町豆田大分県026
東松浦郡唐津町唐津佐賀県083
西松浦郡大坪村伊万里佐賀県029
佐賀市赤松町佐賀佐賀県1421
熊本市手取本町熊本熊本県7721
八代郡八代町八代熊本県122
球磨郡人吉町人吉熊本県020
天草郡町山口村町山口熊本県117
宮崎郡宮崎町宮崎宮崎県1453
北諸県郡都城町都城宮崎県018
東臼杵郡岡富村延岡宮崎県043
熊毛郡北種子村種子島鹿児島県389
大島郡名瀬方金久村大島鹿児島県050
鹿児島市小川町鹿児島鹿児島県4299
高城郡水引村水引鹿児島県484
島尻小禄間切儀間村垣花沖縄県1193
亀田郡亀田村函館北海道庁7221
松前郡福山新荒町福山北海道庁06
檜山郡江差豊部内町江差北海道庁07
寿都郡渡島町寿都北海道庁07
高島郡色内町小樽北海道庁00
札幌郡苗穂村札幌北海道庁8264
空知郡市来知村空知北海道庁1442,831
樺戸郡月形村樺戸北海道庁1162,249
増毛郡永寿町増毛北海道庁027
川上郡熊牛村釧路北海道庁541,063
厚岸郡床潭村厚岸北海道庁010
根室郡根室村根室北海道庁078
総計総計総計1,01453,982

結果として、統計局図書館所蔵本の先人の書き込みに間違いがあったのは、隠岐西郷監獄署の所在地(×周吉郡西郷町〇周吉郡西郷西町)と、北海道庁の根室監獄署厚岸分署の所在地(×厚岸郡湾月町〇厚岸郡床潭村)だけでした。【追記:この内西郷監獄署に関しては、町村別戸口表の欄外に記された官報掲載の現住人口相当の数値との比較により、周吉郡西郷西町に監獄署の位置を事前に修正することができましたが、残念ながら北海道と伊豆小笠原に関しては、町村別戸口表の方に官報掲載の現住人口相当の数値が記載されていなかったため、根室監獄署厚岸分署の所在地の間違いに気づきませんでした。また対馬の厳原監獄署に関しては、無籍在監人がゼロであったため、町村別戸口表の欄外に記された官報掲載の現住人口相当の数値に違いが出ませんので、下県郡国分町/下県郡厳原村の間違いを見落としてしまいました。】

なお、総務省統計局統計図書館所蔵の『明治二十二年十二月三十一日調 日本帝国民籍戸口表』「各地方在監者有籍者及無籍者人口表」では、山口監獄署の無籍在監人男を7とする鉛筆による訂正が書き込まれており、無籍在監人の総計も1015人となりますが、現住人口や本籍人口が1人多いとする文献を見つけられなかったので、ここでは訂正しません。

例えば明治22年末の場合、無籍在監人を除く本籍人口40,071,006人に無籍在監人1,014人を足した40,072,020人が、真の明治22年12月31日の本籍人口として、『日本帝国統計年鑑』などで採用されいますが、1人多い40,072,021人は採用されていません。
[107647] 2023年 4月 18日(火)22:27:55勿来丸 さん
Re:感想戦
[107644]グリグリさん
説明が曖昧で誤解を与えてしまい申し訳ありません。言いたかったことは、当サイトに基準となる明確なデータがあるにも関わらず、また、開催中のヒントや終了後の共通項発表記事などでサイト内ページを紹介しているにも関わらず、他のサイトのデータなどを参照し説明する方が散見されることを言っています。意図的ではなく単に気付いていないだけだとは思いますが、かなり明確に紹介しているようなケースでも見かけることがあるので、不思議というか何か意図があるのではないかと不安に感じています。
こちらこそ文意を読み取れず申し訳ありません。おがちゃんさんにもご迷惑おかけしました。

グリグリさんの不安に感じることは分かります。人口や隣接などのデータをWikipedia等で参照する、みたいなことですよね?
サイト内に情報があることを知らないとか、適切な調べ方がわかっていないとか、慣れていないとか、理由は色々考えられそうですが、明確に紹介していても……というのは難しいところですね。
僕の場合はサイト内に答えがないか探すのが先なのでこのようなケースをあまり経験しない気がします。この探し方だと地名コレクションなどの問題にも対応しやすいので当たり前のようになっているところです。思い返せば、十番勝負の成績が急に良くなったのはこのサイトの情報に慣れて検索のスキルが上がったからかなぁ、と感じました。逆に言うと全員が慣れてしまえば、問六・問十のような問題はあっという間に解答が進むのかもしれません……。
[107646] 2023年 4月 18日(火)15:05:05【3】訂正年月日
【1】2023年 4月 18日(火)15:32:52
【2】2023年 5月 25日(木)16:59:41
【3】2023年 5月 28日(日)10:30:54
オーナー グリグリ
女性首長・若年首長(無投票・任期更新)
統一地方選後半が告示されましたので、女性首長と若年首長で無投票で再選以上の首長を確認しました。以下の通りです。
追記:立候補せず退任が確定した首長の情報を追加しました。

■女性首長
都道府県市区町村首長氏名就任日任期満了日任期数就任日年齢備考
新潟県加茂市市長藤田 明美2019(R1).5.102027(R9).5.9248歳4ヶ月
長野県諏訪市市長金子 ゆかり2015(H27).5.12027(R9).4.30356歳8ヶ月
京都府木津川市市長河井 規子2007(H19).4.222023(R5).4.21451歳0ヶ月※退任
■若年首長
都道府県市区町村首長氏名就任日任期満了日任期数就任日年齢
栃木県那須塩原市市長渡辺 美知太郎2019(H31).4.212027(R9).4.20236歳3ヶ月
長野県松川町町長宮下 智博2019(H31).4.272023(R5).4.26139歳3ヶ月※退任
大阪府泉佐野市市長千代松 大耕2011(H23).4.242027(R9).4.23437歳6ヶ月

新人で無投票で該当する人はこれから確認する予定ですが、お気づきの方がいらっしゃいましたら情報提供をお願いします。
追記:市については確認しましたが該当者はいませんでした。無投票となったのは全国で25市。
[107645] 2023年 4月 18日(火)12:57:56【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 18日(火)23:33:12
未開人 さん
第六十三回 全国の市十番勝負 感想
今回も開催ありがとうございました。例のごとく、感想を書くことにしましょう。
今回は事前に難問回であること、想定解数が少ない問題があることから結構警戒していました。「初期の頃を思い出して」と書いてあったので、想定解数一桁の問題でも出すのではないかと思っていましたので、23という数字を見て思ったより多いと感じました。

1日はたまたま家にいました。
[107249]問三:糸満市 14時間59分35秒(誤答)
初日はめぼしい成果は出なかったので、疑わしいと思っていた問題に取り掛かります。データベースの機能強化があったことから人口増加に関する問題が出題されることは予想していたのですが、具体的なところがよくわかりませんでした。しかし該当しそうな市の中に答えたい市はないことから攻めても問題ないと判断し解答しました。

[107255]問一:黒部市 18時間4分25秒(9位)
浜田市・江津市から領主の桜トンネルさんが連想されました。稲敷市が解答された時に調べてみると桜川村を含むことを発見し、うまく結びつきました。問題市が他の市だったら気づくのがもっと遅かったかもしれません。

2日は外出していました。9時はちょうど某店の中で盛り上がっていた時間帯でしたが、一人でスマホを見て悪戦苦闘していました。結局思いつかなかったので、家に帰ってから考えることにしました。

[107282]問八:室戸市 1日3時間40分48秒(12位)
[106216]が頭にあったこともあり、最初に見た時から思い浮かんではいました。しかし同時に、農業生産が盛んなような気もしたので一旦見送ることにしました。(静岡市:茶、豊橋市:トマト、高知市と宮崎市は促成栽培。沼津市は分かりませんが)前回の問五も記憶に残っていましたし。
両方該当しそうな田原市で解答すればメダルも狙えたのですが、土佐清水、室戸、尾鷲、熊野、串間、西之表など答えたい市がたくさんある中で答える気にはなれませんでした。あまり狙っていない市での2〜3万石と狙っている市での1万石で後者を選択したのですが、勿体なかった気もします。
肝心の解答ですが、内閣府防災情報のページを見て色々考えたのですが、うまく線引きはできず。「南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域」なら共通項として綺麗ですが、大分市も該当していました。気象庁のページの「南海トラフ巨大地震の津波高」の地図を見て、これなら共通項に近そうだと思い、これのリストを探していたところ、このサイト内にリストがあったことを発見しました。土佐清水市はすでに解答済みだったので、室戸市一択でした。
ところでこの問題は防災を啓発する意図で出題されたものと思いますが、厳しく見れば災害を問題の題材にするのは問題視されるかもしれません。個人的にはオーナーがしっかりした意志で出題されているならそれを尊重したいと思います。

[107286]問二:菊川市 1日4時間5分8秒(8位)
高校野球に関する問題は極めて明快で、富田林市か大東市が出てきたら真っ先に浮かべますが、その他なら一切考えません。なので富田林市の解答を見た瞬間に解答は浮かびました。調べているうちに本命の津久見市を解答されてしまい、それが解答時の
ちょっと遅れてしまいましたね。
というコメントでした。津久見市が目の前で取られてしまったのであまり考える気もなく解答したのですが、菊川市と池田市の人口差が想像以上でした。

結局難問回と言いつつ、ヒント前に3問というのはいつも通りでした。

大学院のオリエンテーションなどもあり、3〜7日で採点時に家にいたのは5日だけでした。考える時間はほとんど取れませんでした。
既解答者が同じであることから問六〜問十に共通テーマがある可能性は考えていましたが、アナグラムで「みなみ」が並んでいたので確信しました。

[107366]問四:久慈市 6日35分22秒(8位)
この日はバイトでした。9時前にはあがれるかと思いましたが、9時半になってようやくあがれました。中でも問四のアナグラムは真っ先に目に入りました。リリース時に見てはいましたが、都道府県のランキングにしか着目していませんでした。

[107369]問六:串間市 6日43分16秒(15位)
基本問題ですが、伸びないのは確かに意外ですね。もう少し余裕があればちゃんと調べていたかもしれません。アナグラムを見たらそれほど苦労しませんでした。安芸市と串間市で迷って、領地奪還できる串間市を選びましたが、安芸市の方が人口が少ないのは意外でした。

[107372]問十:芦別市 6日46分12秒(12位)
夕張市も該当していましたが、芦別市も人口が少ないので芦別市にしました。

[107388]問九:小千谷市 6日1時間42分28秒(12位)
帰ったら問三に取り掛かろうかと考えていましたが、帰りの電車内で「問題市+南」で検索すると学校が出てきました。それほど答えたい市も残ってなさそうなので小千谷市で解答。
次に学校問題が出題されたらちゃんとデータベースを作ろうかと思っていたところ今回出題されたので、作ることにしましょう。

そういえば問題市の横浜市ですが、「横浜市立南高等学校附属中学校」の存在は知っていましたが、別に「横浜市立南中学校」もあるのですね。

[107389]問七:羽咋市 6日1時間51分33秒(13位)
同様に、「問題市+南」で簡単に出てきました。羽咋市が残っていたのは良かったです。

[107420]問五:芦別市 6日14時間29分33秒(8位)
アナグラムはすぐに解け、潮来市で補欠選挙があったこともわかりました。その日は市長選とのダブル選挙の方に注目したのですが、他の市を見るに当てはまらなさそう。ただ当選したのが女性であることは気になっていました。翌日また外出しましたが、副都心線の車内で羽咋市議会議員を調べてみると、女性はその当選された方のみでした。そこでそういえば都道府県データランキングにもあったことを思い出しました。
スマホだけで解答市を探すのは大変だと思い北海道に絞って解答してしまいましたが、実際は珠洲市や土佐清水市、津久見市など選び放題だったことが発覚。議員定数が少ないほど確率が上がるので当たり前の話ですが。
ただこの問題に関しては売り切れが必至→どの市も必然的に誰かに解答されるということなので、きちんと吟味して選びたかったですね。人口では土佐清水市がベストでしたが領主はすでに解答しており積み増すおそれがないことを考えると、領主が確実に積み増すことが予想される珠洲市の方がよかったのかもしれないと後から考えています。芦別市は悪くはない解答だったと思っています。

[107428]問三:つくばみらい市 6日22時間25分35秒(誤答)
あっという間に残り1問になりました。9問で何人かの解答者が並んでいることは分かりましたが、他の人は全員問五を残しているようでした。次のSVヒント次第では完答順位が大きく落ちる可能性があったため、当たるか微妙な賭けをすることにしました。
解答候補はつくばみらい、葛城、南城の3市に絞って検討しており、その中で最も可能性が高そうなつくばみらい市で解答しました。

[107434]問三:南城市 7日10分39秒(15位)
実は第二ヒントが出た翌日に[107624]勿来丸さんと同様に人口データを作成していましたが、時間切れでした。アナグラムの「三連続」からは「国勢調査3回」と「3ヶ月」は考えたのですが、国勢調査をまたぐ「3年」というのは問題としてあまり良くないと思い、検討から外していました。SVが思った以上にわかりやすく、検討から外していた「3年」だったわけですが、候補のうち南城市が該当していたので解答しました。というわけで[107625]あきごんさんはどのみち解答できなかったと思われます。

完答順位:9位 メダルなし、誤答2、平均解答順位11.2
新生活が始まりとんでもなく忙しい期間でしたが、無事に終えることができました。
まずは完答1桁に載せられたので及第点です。メダルは市盗りと天秤にかけて落としたのが勿体なかったでしょうか。
ここのところ平均完答順位は11台で推移しています。今回は最も良かった問題でも8位に留まりましたが、反面大きく崩れた問題がなかったのが良かったかと思います。
市盗りは機会があった土佐清水市や津久見市で解答しなかったため惜しいことをしましたが、次回以降の足がかりにはなったと思います。それにしても同じ赤色の二人(スカンデルベクの鷲さん、鳴子こけしさん)には苦しめられますね。

都道府県データランキングから出題されるとは考えていなかったので反省しなければいけませんね。

想定解数を減らす今回の試みはとても面白いものでした。市盗りの幅が狭まるのが唯一の難点ですが、それは他の問題との兼ね合いで考えていけば良いと思います。初心者の参加障壁など他の問題もありますが、折角年4回なので、季節によって出題形式にも特色があると楽しいと思います。流石に8市は少ないですが、市盗りを考えなければ数が少ない回もたまにはありだと思います。(10市以上あれば挑戦してみようとは思います)

[107610]サヌカイトさん
越谷市については、金で答えるのはちょっともったいなかったかと後になって思いましたが、今回さらに2つ積み増したこともあってもう大丈夫そうではあるものの、せっかくなので[106814]未開人さんの夕張市と同じようにこのまま行けるところまで積んでいってみようかと思います。
具体的には夕張市の人口+1万人の範囲に該当市がなかったら解答するつもりですが、今回は芦別市が該当していたので取りに行ってしましました。芦別市も確実に欲しい市なので、どうか積み増さないことを願います。

[107628]海辺を飛ぶ鳥さん
また、初の完答順位表彰台入りができましたが、僕調べ(ミスがあったらすみません)だと、これは第四十九回以来のようです。ちなみに、四十回台では、Nさん(四十)、鳴子こけしさん(四十五)、勿来丸さん(四十六)、深夜特急さん(四十七)、とりぴーさん(四十九)、と5人いたようです。
実は第40回からほぼ5回おきに、超強力な解答者が初参加しているのですよね。(第40回Nさん、第45回勿来丸さん、第49回とりぴーさん、第59回海辺を飛ぶ鳥さん)その中で第55回の僕が混じるには力不足で、同一条件で戦えた場合サヌカイトさん(54回)の方が強いのではないかと思っています。

毎回かなり苦心されて問題作成・運営を行っているものと思われますが、次回も楽しませていただきたいと思います。よろしくお願いします。
[107644] 2023年 4月 18日(火)11:16:16オーナー グリグリ
感想戦
引き続き十番勝負への感想や議論をありがとうございます。今後の進め方に関しては多くの方のご意見をお聞きしたいこともあり少し大胆な提示をしましたが、もう少し色々なご意見が出てくることを期待しています。一点だけフォローしておきます。

[107641] 勿来丸さん
仰ることを理解できているか分からないのですが、[107637]おがちゃんさん の内容に関わることで合ってるでしょうか。
[107643] おがちゃんさん
関わっていると思います。
いえ、違います。関わっていません。
[107631]
共通項の根拠は当サイトにデータがある場合はそれが大前提ですが、皆さんの思考過程を見ると案外その点を気にしていない方が多いことに困惑しています。今後もこの方針で進めるつもりですが、この点は少し不安要素です。
説明が曖昧で誤解を与えてしまい申し訳ありません。言いたかったことは、当サイトに基準となる明確なデータがあるにも関わらず、また、開催中のヒントや終了後の共通項発表記事などでサイト内ページを紹介しているにも関わらず、他のサイトのデータなどを参照し説明する方が散見されることを言っています。意図的ではなく単に気付いていないだけだとは思いますが、かなり明確に紹介しているようなケースでも見かけることがあるので、不思議というか何か意図があるのではないかと不安に感じています。
[107643] 2023年 4月 17日(月)23:17:35おがちゃん さん
[107637]の補足
[107640] 勿来丸さん
仰ることを理解できているか分からないのですが、[107637]おがちゃんさん の内容に関わることで合ってるでしょうか。
以前から参加している中で思うこととして、このサイト内で完結する問題の方がスッキリ感は強いです。
関わっていると思います。
[107637]でごちゃごちゃ小難しく書いてしまいましたが、要は(私の個人的意見としては)問四から「スッキリ感」を得られなかったということですので。

[107637]で書いた「権威性」については勿来丸さんの
外部サイトだとアクセスできない可能性があることや、Wikipediaのように内容が変わってしまう可能性があるのは良くないとことなのですが。
こちらの部分と私の主張とで概ね相違ありません。
ですので、今回は「網羅性」についてもう少し詳らかにしてみます。

この「都道府県市区町村」のデータベースはグリグリさんの多大なる労力と多くのメンバーの情報提供によって大変充実してます。
最近だと、「市区町村のシンボル」の整理が印象に残ってますが、他にも人口・面積・人口密度といった基本データは勿論、「地名コレクション」の各コレクションや「市区町村変遷情報」などについても、国内全自治体を網羅してなるべく統一された条件で厳密にまとめられているのです。
そして十番勝負の問題を見ても、全国網羅性が保証されている「都道府県市区町村」内のデータベースを基に作られた問題は、納得感いや「スッキリ感」が強い!

「都道府県市区町村」のデータベースから離れて、十番勝負の問題について見てみると、過去には全国の市について正誤を厳密に網羅的に判断するために、尋常ではない労力が割かれた問題がありました。
特に印象に残っている問題として、第12回問八第47回問一があります。それぞれ当時、解を正確に特定するために、一部メンバーが傍から見て狂気じみた(誉め言葉)努力をされてました。
また、第22回問十なども、よく全国調査されたものだと驚嘆したものです。

他にも、「スイカの生産量」(第23回問六)、「可住地面積率」(第39回問十)、「製造品出荷額」(第55回問四)といった国の省庁がデータを公表している指標はもちろん、私企業公表のデータでも「全国住みたい街ランキング2010」(第32回問九)などは全自治体が対象になっており、出題当時は比較的納得感があったように思います。

そのような名問と比較すると、「回答が得られなかったため」という理由で実際の市議会の状況に依らずに正答たりえない市が存在する今回の問四は厳密性に乏しい気がして、ちょっとだけ納得がいかないなあと思ってしまうのです(全市調査をしてランキングを作り直すのは非現実的ですが)。

問四は全792市中42市が「回答が得られなかったため」正答となる資格が無かったわけですが、これが例えば、2-300市ほど欠けていたら、流石に網羅性が損なわれすぎてて問題に採用するにはあまりに弱いデータだと思います。
ただ、「問題に採用するにあたり弱いデータ/強いデータ」の線引きは私にもわかりません。
もしかしたら、1市でもデータの対象から欠けてしまったらそれだけで「スッキリ感」は無くなってしまうのかもしれませんね。

やはり説明が難しいです...
[107642] 2023年 4月 17日(月)22:35:28【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 17日(月)22:38:35
桜トンネル さん
第六十三回全国の市十番勝負の奮闘記
今更ながらですが、恒例の感想文の提出です。

今大会は開催を知ったのがほんの1週間前くらいだったので、準備はほとんどできませんでした。
GWに被せて出題すると思っていたので、慌ただしい開幕でした。
また開催日を知ってから空いている休みが出題当日しかなく、その後も慌ただしい予定を組んでおり、想定解数が少ない問題もあるとのことで完答も厳しいだろうと踏んでおりました。
それでも数問予想問題は作成&想定はしましたが、その結果はいかに。
以下、問題ごとに手短に振り返っていきます。

●問五:阿久根市【金メダル!!!】([107203]) 2023年 4月 1日(土)21:02:04
■女性市議会議員ゼロの市

2ヶ月ほど見ていなかったこともあり、過去ログを見ていまして、その中で気になったのが、[106898]の女性議員0人の話題でした。
[107090]の予告も見ていたことから出るのではないかと張っていました。
ただ集める時間がなく、出題当日しか対応できなかったので、どう集めるか悩みました。
全部の市議会議員をチェックするのが間違いないんですが、そんな時間はなくいろいろ検索したところ、市区町村女性参画状況見える化マップが見つかりました。
最新でも令和3年度しかありませんでしたが、議会選挙がなければまあまあ正確な情報であるだろうと踏んで集めました。
結果集められたのは19市でしたが、出るかどうかは半信半疑でした。
お題を見ると5市のうち4市が該当していれば間違いないだろうと一覧になかった熱海市を確認せずに先走りで解答しました。
よくよく見れば元記事内に熱海市の言及があり、それを覚えていないとは。
まあ最近該当するようになったところは必ず入れてくる予想はしてあったので、1市くらい見つけられていないところは入ってくると思ってはいましたが。
解答は一覧の中から御所市を選択しようと思いましたが、開始10分前に確認すると該当していなかったので、「阿久根市」を解答しました。
この共通項やと数日間は耐えられるやろうなとは思っていましたが、開始初日にメダルが売り切れになるとは思ってみませんでした。
まあ熱海市で記事検索すればテーマの記事が見つかりますしね・・・。
また[107627]おがちゃんさんに完全に読まれていましたことも手伝っているような気もしますが。
なんとか選挙関係の一ケタ順位での解答を続けられたので、良しとしますか。

●問三:つくば市【金メダル!!!】([107208]) 2023年 4月 1日(土)21:20:32
■人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)

これまた過去ログを眺めていると[106971]白桃さんの記事が気になりました。
さすがにこのまま出題はしないだろうとは踏んでいましたが、お題を見てみるといかにもな市が並んでいるのが目につきました。
該当しない市あたりも増加しているところなので何かしらの条件があることはすぐわかりましたが、ぱっと思いつく条件は当てはまらずで難航しました。
ただ人口増加関連であることは間違いないので、大きく人口の増えているところを答えればだいたい当てはまるだろうとのことで安パイの「つくば市」を見切り発車で解答しました。
実際の共通項が分かったのは3年連続のヒントが出てからでした。

●問八:御坊市【4位】([107215]) 2023年 4月 1日(土)21:43:24
■南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)

太平洋感満載の出題市でしたが、お決まりのホームページ内検索で一瞬でした。
メダルを逃したのは分かったので、該当するところから「御坊市」を解答しました。

●問一:熊本市【銀メダル!!】([107222]) 2023年 4月 1日(土)22:01:42
■「桜」の文字が入る市町村を含む市(市制町村制施行時以降の市町村が一部区域を含め現市域に含まれる/ただし境界変更は除く)

この問題に関しては開幕してすぐに桜関係であることには気づいていましたが、問五、問三、問八が先に解けたので後回しにしていました。
桜川市と江津市の桜江町の合併が思い浮かんだことから、桜自治体の存在であろうと見たらビンゴでした。
[107624]勿来丸さんが解答時のコメントについて言及しておりますが、「過去に集めていて見覚えがあった」ところから来ております。
もちろん第二十二回問九のこともありますが、[69904]の感想文にもあるように、ここで30市を切る問題を作成していたとありますがまさにこの問題でした。
まさか14年の時を経て出題されるとは夢にも思ってみませんでしたが・・・。
というわけで「桜」トンネルは全く関係ありません(笑)

●問二:那覇市【17位】([107315]) 2023年 4月 4日(火)14:20:04
■選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)

問一解答後は仕事も忙しく、時間も全くとれずで考える時間がほとんどありませんでした。
初日のうちに想定解数が少ない問題2問とも解答できていたということもありましたので、安心していたところもあったとは思います。
まあヒントっぽいのは思いついていましたが(後述)、ちゃんと調査することもなく次の2連休は茨城へ旅行へ行っていました。
ぼちぼち記事検索をしていくと[105196]の記事がヒット。
想定解数から春の選抜のみやろうなと。
解答は「那覇市」をチョイス。
昔なら高校野球も好きで即答できる問題でしたが、年々興味をなくしてきているのでかなり時間がかかりました。
書き込み地点は鉾田市から解答しました。
居住地以外で書き込みをしたのは久しぶりでした…と思ったら、前回の感想文長野県から書き込んでいましたね。

●問六:山形市【10位】([107354]) 2023年 4月 7日(金)21:10:41
■「南」の文字が入る市に隣接する市

第一ヒントが出るまでに気付いていることはありました。
第一ヒント提示までの自分より上位の解答者9名全員が問六から問十をすべて解答できていることから、何かしらの隠された裏テーマがあることや[107340]星野彼方さんのコメントや白桃さんの問題の解き具合から問六以降の問題は何かしら関係があることまでは読めてました。
問六と問十を同時で解答する解答者も多く、出題市も隣接関係があることにまで気付いていながらここまで残すという体たらく。
アナグラムヒントは一瞬で解けたので解答は「山形市」を。

●問十:米子市【10位】([107354]) 2023年 4月 7日(金)21:10:41
■「南」の文字が入る町村に隣接する市

問六が分かれば芋づる式です。
解答は「米子市」を選択しました。

●問九:富岡市【10位】([107357]) 2023年 4月 7日(金)21:21:52
■市立「南中学校」がある市

問九のヒントにも南の文字が入っているのが分かれば気になる「南」中学校。
該当しないところを丁寧に調べれば条件付けは容易でした。
解答は何とか見つけたところから「富岡市」を選択しました。

●問七:高崎市【10位】([107364]) 2023年 4月 7日(金)21:32:21
■「南」で始まる鉄道駅がある市

碧南市があったことから開催前の隣接問題系だと思っていました。
南稚内駅、南富山駅があることから思いつきました。
南神戸駅なんてないよなーって思っていましたが、まさか南魚崎駅が該当の条件やったとは。
南魚崎駅なんて一応実家から歩いていけるところでなおかつ利用もしたことあるのになんで調べるまで思いつかなかったのか。
ちなみに六甲アイランドへ自転車で行くのにもここのエレベーターを利用したこともあるというレアな経験をしております(笑)
解答は「高崎市」を選択しました。

●問四:米沢市【9位】([107368]) 2023年 4月 7日(金)21:42:42
■議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)

ヒントから議会改革をググれば一発でランキングが出てきました。
解答は目ぼしいところがなかったので、「米沢市」を解答しました。

●総括

今回は10勝0敗(前回10勝4敗)、正答数ランキング5位(前回9位)、メダルランキング3位(前回36位)、メダル金2銀1(前回なし)でした。
また十番勝負では47回目の完答、46回目のメダル獲得となりました。
前回大会の不振から誤答なし、完答順位5位以内、メダル獲得と成績を上げることができました。
想定解数の少ない問五を先に片付けたことが上位フィニッシュに繋がりました。
また長年の目標であった総メダル獲得数200個を達成しました。
とはいえ下から猛追されているので、追いつかれるのも時間の問題でしょう。
あとメダル獲得率(メダル数÷正答数)ももうすぐ2割になるので、そこも目指したいところではあります。

今回はかなり確信に近いところまで行きながら「南」関連に気付かなかったのは痛恨です。
今までの秘策を使っていればどれも一発で分かる問題だっただけに、ヒント前までに解答しておかなければなりませんでした。
共通項自体はオーソドックスなものが多く、問四残りのリーチまで持って行けたんやないかなとは思います。
今大会もヒントが出てから40分で5問を片付けたおかげで上位フィニッシュができましたが、ヒント提示のタイミングでいらっしゃらなかった方もいると思うので、あまり意味はありません。
今まで参加した十番勝負中にこんなに毎日のように予定を入れ続けていれることはほとんどなく、休みの日もひたすら旅行に行っており、ここまで時間が取れなかったのは初めてでした。
圧倒的に予定の詰め方を間違えていました。
時間がなかったと言えばそれまででしょうが、短時間でいかに共通項にたどり着く能力があるかも今後の課題です。

今回の十番勝負は原点回帰とのことで、共通項自体もオーソドックスでしたが、共通テーマの存在は初心者からしたら難しかったかもしれませんね。
ただ過去には「城」のテーマとかもありましたが、この時は出題市に「城」の文字が並んでいて比較的分かりやすかったですし、何かしらの誘導があればよかったかもしれません。
個人的には今回のこの形こそが十番勝負やなと感じました。
2週間の開催期間もこれまでの10日間終わらせるよりいいと思いました。
ただ4月5日から第一ヒントまで開示までの間延び感(進捗状況のなさ)と第一ヒントの意味がなかったことが問題でしょうか。
区町村ヒントは難易度が難しいですね。
前々回は比較的分かりやすかったですが、今大会は全然ヒントになっていなかったように感じました。

想定解数の問題も少なすぎるという意見もありましたが、僕は想定解数30市以上であればそこまで少なくないのではないかなとも思いました。
参加したての頃は想定解数が少ない問題も多々ありましたし、想定解数が少ない問題という壁を乗り越えて完答するということが当時の一つの大きな目標となっていました。
そのような中で初めて完答できた第十四回の十番勝負は今までの大会の中でもよく記憶に残っていますし、その後も何回か完答しましたが、とても嬉しかった記憶もあります。
ただそれは完答できる人数が少なかった時代の話であって、最近参加された方々からしたら完答できることが「珍しくなくなった」中で完答できなくなるのはモチベーションの低下に繋がるのではとないかと思います。
ここ最近は想定解数が多く設定されている中で、30市を切った出題は第五十二回問九以来、3年半ぶりでした。
また出題期間がここ2大会の10日間より長くなったにもかかわらず、今大会は2年ぶりに参加者数が40名を割りました。
開催期間の問題もあったとは思いますが(2年前の出題時もゴールデンウィークと被っていたみたいですね)、想定解数が少なくなったことによって敬遠した方もいらっしゃったかもしれません。
割と完答を諦めムードで参戦された方もコメントから窺えますね。
特に初心者の方は最初からノーヒントで解くことは難しく、想定解数の減少によって参加の機会を失ってしまうことも考えられます。
[93003]
(1) 多くの方が楽しめる企画を目指し、新たな参加者の参入障壁をできるだけ低くする。
とおっしゃっていた部分と相反するところではないでしょうか。
想定解数の確保も多くの方に楽しんで頂けるひとつの条件になると思っています。
ただその一方で想定解数に拘って作問をすると出題できる幅が狭まるという出題者側の意図も大変理解できます。
今回の問五は想定解数こそ少なかったですが、昨今の問題に絡めた良問だと思いましたし、このような出題が想定解数が少ないからという理由で省かれてしまうのはもったいないと感じてもいます。
全問少ないのは出題意欲の低下に繋がると思いますので、今大会のような1~2問であれば、完答できるかどうかのスリル感も味わいつつ、参加者の確保もできる許容範囲ではないでしょうか。
・・・とここまで書いて、出題者のコメント[107631]が。
まあそのまま書きますが、あまりにも少ない問題は上記の内容から賛成しかねます。
出題日に関しては早めの告知さえあれば問題ありません。

あとはレイアウトの問題なのですが、
今回の解答状況の「採点欄」と「ヒント欄」が解答市と被っていて見にくく感じるのは自分だけでしょうか。
前回まではヒント欄は薄緑色でまだ判別付きやすかったですが、今回は以前より色も薄く文字も左寄せになっていて、既出解を判別する一覧としては判別付きにくいかと。
採点欄とヒント欄を中央寄せにすれば見やすくなるなと思いましたが、どうでしょうか。

最後になってしまいましたが、新年度の忙しい時期にもかかわらず、おひとりで採点していただいたグリグリさんをはじめ、参加された皆さんもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。
[107641] 2023年 4月 17日(月)21:35:22勿来丸 さん
想定解数
[107631]グリグリさん
前にも言及したように共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えていますが、参加者からは大反対となるのでしょうか。
25〜30くらいならギリギリ許容できるくらい、ですかね。理由は他の皆さんがコメントしたこととほぼ同じです。その上でいくつか思いついたことを。
まず、[107639]でデスクトップ鉄さんが宣伝していらっしゃいますが、十番勝負のリスペクト企画である、デスクトップ鉄さんのJR駅五番勝負/鉄道路線五番勝負であれば、想定解数の少ない問題は出題駅数を4や3に減らしています。十番勝負でも想定解数の少ない問題では問題市を5未満にすることで少しでも解答機会が増えるのではないでしょうか。
想定解数が非常に少ない問題を10問集めて出題する回は面白そうですね。いっそのこと、開催期間を決めずに、全問題で想定解が売り切れたら即終了となる回もいいのかもしれません。[100122]で開催された「全国の町十番勝負」のような、いつもと趣向が違うスピンオフ企画を「全国の市十番勝負」でやってもいいのかなと思います(さすがに想定解数はもう少し増やすべきですが)。
市盗りに影響しないのであればもっとハードルが下がるかと思うのですが。何となく、市盗りが絡むと想定解数の少なさによる不公平感が強まる印象はあるので、そこに拘らないのも一つの手でしょうか。

共通項の根拠は当サイトにデータがある場合はそれが大前提ですが、皆さんの思考過程を見ると案外その点を気にしていない方が多いことに困惑しています。今後もこの方針で進めるつもりですが、この点は少し不安要素です。
仰ることを理解できているか分からないのですが、[107637]おがちゃんさん の内容に関わることで合ってるでしょうか。
以前から参加している中で思うこととして、このサイト内で完結する問題の方がスッキリ感は強いです。人口や隣接関係については色々なサイトで確認できますが、だからこそ「サイト内」という統一された基準がある方が納得はいきますよね。
また[107637]に関連して言うのであれば、「外部のサイト(公的機関除く)に基づく共通項」よりは「十番勝負関連など、サイト内に情報がある問題」の方がよりスッキリします。今回の問四はそこまで変な感じもしませんでしたが、確かにおがちゃんさんの仰ることも理解できます。外部サイトだとアクセスできない可能性があることや、Wikipediaのように内容が変わってしまう可能性があるのは良くないとことなのですが。

[107638]グリグリさん
ということで表示項目の「国勢調査人口/比較年月日人口」を単に「比較年月日人口」とし、表示項目として、比較年月日人口、人口増加数、人口増加率のいずれか、あるいは複数を選択した場合に、対象年月日項目の比較年月日で指定した人口(比較年月日に国勢調査を選んだ場合は対象年月日直前の国勢調査人口)を使用して計算するようにしました。
対応ありがとうございます。問題なく使えそうです。

[107639]デスクトップ鉄さん
重箱の隅をつつく話になりますが、問一の難易度ランクだけ記事中に書かれていません。(難易度分析のページによるとBランクですね)
[107640] 2023年 4月 17日(月)21:28:11サヌカイト さん
Re:ExcelのTips ほか
[107613]Nさん
これぐらいは一般的なExcelでもついているはずですね。
ありゃりゃ、ほんとだ。また恥をさらしてしまいました。書く前に確かめといたらよかった…。「データ」のところは普段、並び替えとフィルターくらいしか触らないので完全に気づいていませんでした。教えていただきありがとうございました。


[107618]ただけんさん
そこそこ古い歴史(郷土の偉人など)は小学校の授業でも触れたのですが、ちょっと前のこと、それこそそれを教えてくれる先生自身が子供だった頃のことを知る機会は思ったよりもないので、丸亀にもそんなに就航していたのは意外でした。丸亀が港として栄えていたのは金毘羅参りの江戸後期くらいだと思っていましたが…。多度津から福山へフェリーが出ていたのは、私の一番の宝物である、母から譲り受けたぼろぼろの2007年版香川県マップルに載っていたので知っていました。丸亀も多度津(土曜限定)も今では島伝いでしか船(フェリーではない)で本州へは行けなくなってしまいましたね。
[107611]の「国立国会図書館のオンライン利用者登録」のおかげで家にいながら市史が読めるようになりましたので、時間があるときに読み直してみようと思います。時刻表復刻版につきましては、かねてより入手したいと思っていたので、今度本屋に寄ったときにでも探してみます。


[107626]むっくんさん
兵庫縣報第二千八百十六號昭和二十六年五月二十四日p8正誤
昭和二十六年雑報欄搭載の内、市町村の廃置分合並びに境界變更についての二○「久榮村」は「久万玉村」の誤り。
とあります。
調べていただきありがとうございます。わざわざ訂正されているというのは根拠として大きそうですね。特段話を振られたわけではありませんが、入来町については、こういう事例も全国どこかにはあるのかな、とは思っていたものの、まさか本当にあるとは。↑のサービスで入来町誌を閲覧できましたが、確かに村長と村議会議長は辞任していました。これはただ偶然時期が重なっただけという感じもしますが…。
それにしても、前の北井上村の時も思いましたが、兵庫県報にはなんで他県の合併が記載されているんだ?
[107639] 2023年 4月 17日(月)20:11:35【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 18日(火)06:57:50
【2】2023年 5月 25日(木)17:00:05 by オーナー(表組み改善)
デスクトップ鉄 さん
第63回十番勝負難易度分析
十番勝負研究所の難易度分析と想定解分析のページを更新しました。難易度についてコメントします。

出題者は、今回の問題はいつもより難易度が高いと想定されていました([107154])。しかし回別難易度は、総合難易度が前回の30位から29位、銅メダル平均所要時間が35位(前回37位)、誤答率が30位(34位)、完答所要時間が33位(36位)、最初の金メダル所要時間が15位(27位)と順位が上がりました(難易度が低下)。出題者の予想が外れたのは、超上級者がその実力を発揮したことによると思います。多くの解答者が苦労した問四、問五で、問五桜トンネルさんの2分4秒、問四海辺を飛ぶ鳥さんの7分49秒は、誰かが言っていたがエスパーか。とはいえどちらも予想問題だったことを知って([107628][107642])納得し、超上級者の事前準備に脱帽。完答順1位のおがちゃんさんは、平均正答順位、平均正答時間もトップで、第62回に続き三冠王2連覇を達成。
一方最後のメダルの所要時間は42位(前回34位)、10位平均所要時間は47位(32位)と前回に比べ順位を下げ、上級者の二極分化の傾向もみられました。完答所要時間は、2位と3位とで3日3時間の差がつきました。

問題別の難易度ランクは、問四がE、問三と問七がD、問二、問五、問八、問九、問十がC、問一、問六がBで、Aランクはありません。問五のCランクは意外でしたが、銅メダル所要時間が3時間21分48秒と早かったため。
指標別にみると、これまでになくばらけています。問五がもっとも難しかったのが5分野ありますが、金メダル所要時間では易しい方から2番目。問八が5分野でもっとも易しかったが、誤答率では3位タイでした。
総合難易度問四>問三>問七>問五>問九>問八>問十>問二>問一>問六
金所要時間問七>問九>問十>問一>問二>問三>問四>問六>問五>問八
銅所要時間問四>問七>問九>問二>問十>問五>問六>問三>問一>問八
10位所要時間問五>問四>問七>問九>問六=問十>問三>問二>問一>問八
20位所要時間問五>問三>問九>問七>問四>問十>問六>問一>問八>問二
誤答率問三>問五>問四=問八>問七>問十>問一>問九>問二=問六
完答者正答順問五>問九>問四>問七>問十>問三>問六>問一>問二>問八
完答者平均正答時間問五>問四>問七>問九>問十>問三>問六>問一>問二>問八

完答者の正答順は、次のとおり。
解答者相関度平均正答時間正答順
1おがちゃん317104582960.722 0 12:36:143.2
2海辺を飛ぶ鳥377210771470.388 1 07:38:425.3
3スカンデルベクの鷲592104361780.273 1 02:07:033.9
44.54.54.59104.54.54.54.54.50.605 5 00:28:3011.6
5桜トンネル4521016.59386.50.242 3 06:56:367.4
6かぱぷう 241810563970.783 4 04:46:3511.2
7深夜特急213.5875.59.53.59.55.50.825 5 09:08:0615.3
8勿来丸 378910154620.536 2 06:04:347.1
9未開人 131049582760.741 4 16:36:5211.2
10ぺとぺと841910265730.466 2 06:51:177.2
11駿河の民329410561870.813 5 04:42:5515.4
12白桃1329104.56.56.584.50.685 3 01:33:468.6
13鳴子こけし514910772730.792 2 07:37:368.0
14とりぴー7195103.56283.50.709 5 08:10:0312.8
15EMM321067481950.807 5 06:21:4616.3
16星野彼方841079153620.440 4 05:09:0712.5
17BEAN431.56.56.59.56.51.56.69.50.458 5 06:34:5418.6
18デスクトップ鉄7.5210394.5617.54.50.559 6 19:37:1322.6
19まりんぶる~1.51.53456.56.589100.265 6 09:55:1020.7
20ばなし47826159310-0.246 7 16:04:1021.1
3.975 3.600 5.625 6.725 7.875 4.550 6.575 3.200 7.155 5.725 1.607 (1)
2.209 2.376 3.471 2.770 2.685 2.224 1.350 2.364 1.769 2.452 2.367 (2)
(1)平均の標準偏差、(2)標準偏差の平均
問三は、最初に解答した解答者が2名、最後の解答者が4名と最もばらつきが大きかった。今回は一発完答者がいなかったので、完答者全員の相関度を算出できました。解答がかなり煮詰まってから参加したばなしさんを除き、負の相関はありませんでした。

第9回全国の鉄道路線五番勝負を4月21日21時からからここで開催します。皆様の参加をお待ちしています。かぱぷうさん、行橋市の仇をとるべく、てぐすねひいて待っています。

#[107641]勿来丸 さんのご指摘により、Bランクに問一を追加。問五の桜トンネルさんも予想問題とのことで、記事番号を追加。
[107638] 2023年 4月 17日(月)17:37:57オーナー グリグリ
データベース検索改善
[107623] 勿来丸さん
国調との比較をしたいなら比較年月日に「国勢調査」を選べばいいだけなので、比較年月日に他の日付を選んだならその日付の人口が常に表示されるように統一してほしいかなとは思います。
このご指摘は尤もです。以前の仕様から付け足しで人口増加数と人口増加率を組み込んだ際に、単純に考えればいいところをなぜか分かり難い仕様にしてしまいました。ということで表示項目の「国勢調査人口/比較年月日人口」を単に「比較年月日人口」とし、表示項目として、比較年月日人口、人口増加数、人口増加率のいずれか、あるいは複数を選択した場合に、対象年月日項目の比較年月日で指定した人口(比較年月日に国勢調査を選んだ場合は対象年月日直前の国勢調査人口)を使用して計算するようにしました。
[107637] 2023年 4月 17日(月)16:29:49【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 17日(月)16:35:59
おがちゃん さん
出題の参照元データの網羅性と権威性
そういえば感想文で触れ忘れましたが、ちょっと思ったことがあります。(完全に私の好みの問題なので、それほど共感されない気もしますが)

問四についてはデータランキングにも記載されている通り、
調査対象:都道府県議会及び市区町村議会 全1,788議会(都道府県はすべて回答あり)
とのことで、調査対象が全自治体を網羅できてません。
正直、このような全自治体を網羅しきれていないデータを使った問題にはちょっとした気持ち悪さを感じます。調査対象外だった市が実はTOP100に入っていた可能性もありますし。
私は上の記述を見た瞬間、正直あまり権威性が無い調査なのだろうと思ってスルーしそうになりました。

元データの網羅性や権威性は作問する上でかなり重要な要素だと個人的に思います。

例えばスイカの生産量上位の自治体という問題を出題したいときに、スイカ愛好家やちょっとしたまとめサイトが作ったランキングではなく農林水産省のデータを用いるのはそこにきちんと全自治体の生産量が網羅的にまとめられている(+農林水産省という圧倒的な権威性)からです。

また、外部サイトでの利活用が限定的な調査データ(権威性が乏しいデータ)についてはやはり使われるべきではないように思います。なぜなら、「元データにアクセスできる可能性が低い」ため。
この書込を執筆している現時点でデータランキングから遷移できる「議会改革調査部会」にアクセスしようとすると、「工事中」である旨が示され、中身を読むことができません。もし開催時間中からこのような状況になっていたら、おそらく出題者の想定した動線から解を得られず、解の進みが停滞したり、最悪誰も解に辿り着けなかった可能性もあるでしょう。

そんなこんなで、問四の共通項について個人的にはちょっとモヤモヤが残る形となってます。
勿論、出題の幅を広げるという意味では効果的でしたし、恥ずかしながら「議会改革度調査」という概念をこれまで知らなかった私が知るきっかけとなった問題でもありますので、一概に否定ばかりするつもりは無いのですが。
[107636] 2023年 4月 17日(月)16:27:21おがちゃん さん
想定解数・開催期間
[107631] オーナー グリグリさん
次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えています
個人的にはそのような超スプリント勝負or解数の少なさに合わせた超難問勝負についても面白いと思いますが、それにしても想定解数8市は少なすぎるのではないでしょうか。その分難易度を高めれば問題ないという見方もありますが、今回の問五のように、出題者的に高難易度と捉えていた問題について僅か3時間強でメダルが売り切れるようなケースもありますし。

難易度の低い問題を織り交ぜスピード勝負を加え、参加者が危機感とより大きな満足感を得られる方向も必要ではないかと考えています。
グリグリさんが想定される方向性について理解はできますが、参加者の力量や開催直後の時間帯が空いているかの差が如実に出てしまうと思うので、現実的には出題者の想定通りに解答者が「危機感」や「満足感」を得るのは難しい気もします。
今回の問五の想定解数を見て半ば諦めの感情を抱いた参加者の方もいらっしゃったように思いますし、「危機感」より「諦念」の方が先に現れるような状況になってしまうと、短期的にマンネリ打開できたような形になっても、長らく参加いただいている方を次々と失うようなことにもなりかねないのでは...というのがちょっと心配です。

また、土曜日開始・土曜日終了は今後もこのスタイルで行こうと思っていますが、いかがでしょうか。
これについては異論ありません。しいて言えば、3連休などが絡むと行楽したい方も多いと思いますので、特に開始タイミングとは被せない方が吉な気がします(GWと被せないという意図、個人的には助かりました)。
[107635] 2023年 4月 17日(月)16:16:16オーナー グリグリ
地理院地図ベースに統一できるか?
[107632] Nさん
個別事案レベルの話ではなく、全体的に「ゼンリン地図ベース」になっているところを「地理院地図ベース」に寄せてもいいのではないか、という程度の意味でした。
なるほどそういう意味だったのですね。ということで地理院地図ベースに統一できるかどうか微妙な地点を再検証してみました。

1.宮城県川崎町/蔵王町/七ヶ宿町/山形県上山市
【現状】
(1) 宮城県川崎町/山形県上山市 → 微妙隣接(※注釈付き)
※蔵王町、川崎町、上山市の境界が未定のため、川崎町と上山市の隣接関係はあいまいであるが、隣接の可能性が高いと判断
(2) 宮城県川崎町/宮城県七ヶ宿町 → 非隣接
(3) 宮城県蔵王町/山形県上山市 → 隣接
【見直し結果】
地理院白地図では、川崎町、蔵王町、上山市が境界未定となっています。当初の微妙点は上山市と川崎町の隣接が対象だったのですが、いつもNAVIのこの地点のスケールを大きくすると、七ヶ宿町を加えた4市町が点隣接している表示になります。Mapionでも同様です。これらの状況から次のように修正しました。
(1) 宮城県川崎町/七ヶ宿町、宮城県蔵王町/山形県上山市 → 点隣接(※注釈付き)
※蔵王町、川崎町、上山市の境界が未定のため七ヶ宿町を加えた4市町の隣接関係は曖昧であるが、4市町の点隣接の可能性が高いと判断
(2) 宮城県川崎町/山形県上山市 → 微妙隣接(※注釈付き)
※蔵王町、川崎町、上山市の境界が未定のため七ヶ宿町を加えた4市町の隣接関係は曖昧であるが、4市町の点隣接の可能性が高いことから、川崎町と上山市は隣接と判断

2.秋田県潟上市/五城目町/井川町/大潟村
【現状】
(1) 秋田県潟上市/五城目町 → 湖面隣接(※注釈付き)
※八郎潟調整池の潟上市、井川町、五城目町の境界は未定だが、潟上市と五城目町は湖面隣接と判断(井川町と大潟村は非隣接と判断)
(2) 秋田県井川町/大潟村 → 非隣接
(3) 秋田県潟上市/大潟村 → 湖面隣接(※注釈付き)
 ※八郎潟調整池による湖面隣接
【見直し結果】
地理院白地図では、男鹿市、潟上市、五城目町、井川町の境界が八郎潟調整池で境界未定となっています。いつもNAVIのこの地点のスケールを大きくすると、潟上市、五城目町、井川町、大潟村の4市町村の境界が1点に集まっています。ただし、Mapionでは点隣接にはなっていませんが、この状況から次のように修正しました。
(1) 秋田県潟上市/五城目町、秋田県井川町/大潟村 → 点隣接(※注釈付き)
※潟上市、五城目町、井川町の境界が未定のため大潟村を加えた4市町村の隣接関係は曖昧であるが、4市町村の湖面上での点隣接の可能性が高いと判断
(2) 秋田県潟上市/大潟村 → 湖面隣接(※注釈付き)← ★現状通り
※八郎潟調整池による湖面隣接

以上、上記2件について市区町村隣接関係一覧を更新しました。
また、地理院白地図で境界未定、点隣接となっている次の件は、いつもNAVIでは非隣接であり現状通りであることを確認しました。
・群馬県中之条町/嬬恋村の非隣接(地理院白地図では境界未定)
・山梨県北杜市/長野県原村の非隣接(地理院白地図では境界未定)
・長野県南牧村/原村の非隣接(地理院白地図では境界未定)
・長野県麻績村/生坂村の非隣接(地理院白地図では点隣接)
・福岡県岡垣町/鞍手町の非隣接(地理院白地図では境界未定)
・鹿児島県姶良市/さつま町の非隣接(地理院白地図では点隣接)
また、地理院白地図では非隣接となっている次の件は、いつもNAVIでは点隣接であり現状通りであることを確認しました。
・東京都檜原村/山梨県小菅村の点隣接(地理院白地図では非隣接)

上記については境界未定のある地理院白地図ではなく、現状ではいつもNAVIの方を採用した方が良いと判断しました。例外事例が多くなることから、「地理院地図ベース」に寄せるのはまだ難しいと結論しましたのでトップページ説明は現状通りとします。
[107634] 2023年 4月 17日(月)13:13:12あきごん さん
想定解数
[107631]グリグリさん
 感想に対する丁寧なフォローありがとうございます。出題者としての考え方や想い理解いたしました。ただ、その中でやはり気になるのは…。
共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えています
の件ですね。
 想定解数30市以下ということは、解答機会はだいたい20市くらいという事になるので、今回の問五くらいの想定解数の問題が10問並ぶことになるのかと思います。想定解数が少ないという理由で、問題として面白いけど出題できないという事であれば、今回のようにそういう問題が入ってくるのは分かるのですが、全部がそうなってくると、平均より下のレベルの人間としては正直、「かなり、つらいなぁ」というのが実感です。ヒントがなければ解けない初級者の人には、なおさら敷居が高くなると思います。マンネリ防止は必要かと思いますが、いろんなレベルの人が楽しめる十番勝負であってほしいと思います。

土曜日開始・土曜日終了は今後もこのスタイルで行こうと思っていますが、いかがでしょうか。
 今回のスタイルで特に支障はないと思います。21時についても、まあ妥当かなと。一時、すこし早い時間帯の回がありましたが、仕事があると帰宅できないので間に合わなかったり、あまり遅いと翌日に差し障りますし。昼間の時間帯は仕事や学校に差し障るので難しいでしょうね。

 個人的な感想です。失礼しました。
[107633] 2023年 4月 17日(月)11:27:40N さん
想定解数と開催期間
[107631]グリグリさん
問五(と問一)の想定解数の少なさについてですが、前にも言及したように共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えていますが、参加者からは大反対となるのでしょうか。
個人的には30市あれば十分ですが、8市はちょっと…ですね。

また、土曜日開始・土曜日終了は今後もこのスタイルで行こうと思っていますが、いかがでしょうか。
とも絡んできますが、夜21時ぴったりにPCの前に座っていることが生活スタイル的に難しくなっていて、翌朝考える前に売り切れていました、となるのは嫌だなぁ…と。
土日の朝9時とか昼の12時であれば…なので、開催時間の見直しも含めて考えてもらえるなら、といったところです。
[107632] 2023年 4月 17日(月)10:58:43【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 17日(月)10:59:39
N さん
隣接関連のこと
一々返答することでもないかもしれませんが。

[107631]グリグリさん
[107617] Nさん
※海岸線は地理院地図準拠にしたのだから、隣接関係も改めて寄せる、というのもありなのかもしれません。
? 刈谷市は市の判断を優先しましたけど([107176])。
[107161]と同じ表現を使ったのは悪かったですが、個別事案レベルの話ではなく、全体的に「ゼンリン地図ベース」になっているところを「地理院地図ベース」に寄せてもいいのではないか、という程度の意味でした。
※あくまで「ベース」で微妙なところは個別に問い合わせして判断することに異論はないです。

隣接関係一覧のページ内で「ゼンリンベース」と「地理院地図ベース」が混在していると、注釈に書いているとはいえ、閲覧する側は混乱するのはわかるので上記のように書きましたが、
そのような状況においてはゼンリン地図のデータが現時点では一番実態に近いだろうというのが現在の判断です。
のように判断することに明確に反対するわけでもありません。
[107631] 2023年 4月 17日(月)10:11:12【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 17日(月)10:12:43
オーナー グリグリ
十番勝負の感想をありがとうございました
十番勝負の感想をありがとうございました。丁寧な感想をいつも本当にありがとうございます。今後の改善に役立てたいと思います。
以下、改善ポイントなど反省点を挙げておきます。

問三の三年連続人口増については想定解を抽出している際に国勢調査挟みの不連続性は気になっていたのですが、それ以上に新機能を強調したいという欲求から不自然さも問題の迷彩効果の一つと考えて出題に踏み切りました。とはいえ出題は来年に先送りすべきでした。

問五(と問一)の想定解数の少なさについてですが、前にも言及したように共通項の選択範囲を広げるためには想定解数の少ない問題を今後も出し続けたいと考えています。むしろ次回は10問全てを想定解数30市以下で揃えてみようかとさえ考えています。想定解数8市の金銀銅メダルで想定解終了の問題があっても面白いとさえ考えていますが、参加者からは大反対となるのでしょうか。想定解数が十分にあって難易度もそれなりの範囲に収まっているスタイルはマンネリ化の危険があると思っています。難易度の低い問題を織り交ぜスピード勝負を加え、参加者が危機感とより大きな満足感を得られる方向も必要ではないかと考えています。

問二の問題市は鹿児島市の代わりに相模原市を入れた方が納得感が高かったと思われます(難易度が若干下がりますが)。問四のSVヒントはあまりヒントにならないと思いましたが、建物が私好みだったことと他に適当なSVが見つからなかったため踏み切りました。SVヒントの設定が難しい共通項にはいつも苦労しています。問六から問十の「南」テーマは問八を作問したことから作り上げたものですが、少し唐突感があったかなと思います。もう少し自然な感じで組み込めれば良かったと思っています。

共通項の根拠は当サイトにデータがある場合はそれが大前提ですが、皆さんの思考過程を見ると案外その点を気にしていない方が多いことに困惑しています。今後もこの方針で進めるつもりですが、この点は少し不安要素です。また、今回の開催期間は年度初めということで十分時間が取れなかったという方も多くいました。GWには近付けたくないこともあって1日開催を選びましたが、1、2週間ずらした方が良かったと反省しています。また、土曜日開始・土曜日終了は今後もこのスタイルで行こうと思っていますが、いかがでしょうか。

問十の御所市と河南町の隣接問題は、[107617]でNさんがフォローしてくださったとおりです(Nさん感謝)。8年前(3年前?)から状況は変わっていませんので、ゼンリン地図ベースのいつもNAVIに準拠する方針に変わりはありません。ところで、
[107617] Nさん
※海岸線は地理院地図準拠にしたのだから、隣接関係も改めて寄せる、というのもありなのかもしれません。
? 刈谷市は市の判断を優先しましたけど([107176])。

海岸線の議論の中でも述べましたが([107136])、海岸線の明確な統一定義がないように、自治体境界線についても同じことが言えると考えています。そのような状況においてはゼンリン地図のデータが現時点では一番実態に近いだろうというのが現在の判断です。
[107630] 2023年 4月 17日(月)03:03:06おがちゃん さん
浦安の舞(浜)
寝なきゃですが、とあるネット記事を読んで思い出したことが一点あるので。

>油天神山さん
外来語由来町名コレ掲載で、過去にはポータルサイトのトップページで紹介されたこともある([64149])"超大物外来語由来町名"「浦安市舞浜」ですが、今日現在の「地域名の由来|浦安市公式サイト」によれば
字名(地区名)「舞浜」は、日本の代表的な神楽舞「浦安の舞」にちなんで名付けられました。
舞浜の由来については、これまで、浦安市史(昭和60年3月発行)などで『大規模レジャーランド(東京ディズニーランド)が建設される地域であるため、アメリカ合衆国のディズニーワールドの近くにあるマイアミビーチにちなんで命名された。』としてきました。
しかし、前市史の記述を検証する中で、昭和50年11月29日の町議会において、熊川好生町長(当時)が「浦安の舞にちなんで舞浜と名付けた」と説明し、可決されたという事実を再確認したことから、前市史などの記述を改め、「浦安の舞」を地名の由来とします。
とありますので、浦安市の公式見解としては「外来語由来町名でない」と認めている形となります。(下記参考記事によれば「2019年8月中旬にホームページの記載を書き換えました」とのこと)
コレクション対象からの除外or語釈・備考欄の修正が必要となりそうですので、ご検討いただければと思います。

「舞浜」については、[63703]EMMさんが外来語由来町名として紹介した際から「異説あり」とされてましたが、どうも異説の方が正しかったようです...

この件は数年前にネットニュース記事(参考記事)で取り上げられてまして、Twitter等では多少話題になったように記憶してますが、落書き帳では取り上げられてなかったようで。

なお、「浦安の舞」は1940年に開かれた「皇紀二千六百年奉祝会」に合わせて当時の宮内省楽部楽長が作曲作舞した神楽舞ですので、「浦安市」とはほとんど無関係。「ほとんど」としたのは、「浦安の舞」・「浦安市」いずれも日本書紀の一節「昔、伊弉諾尊この国を名づけて曰く、日本は浦安の国」に由来する(とされる)ためです。
[107629] 2023年 4月 16日(日)23:38:15【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)23:39:53
【2】2023年 4月 16日(日)23:41:48
メークイン さん
第六十三回十番勝負感想
十番勝負の感想を書いていきます。

今回の方針は、[106810]で書いた下記内容に沿って行いました。
戦国市盗りだけを考えれば、メダル争いに加わらなければ、早めに答えても終盤に答えても1万石は同じ。
遅くなれば自分が取りたい市を選べる確率が減るだけですが、終盤に残っている市は大抵見向きされにくい市です。
1県1市問題を除けば、意外と良い場所が残っている事に気付きました。
今後はこの戦略で進めていくのも良いかもと思った次第です。

3月最終週と4月1週目は、年度末と年度初めで仕事が忙しいので時間が割けません。
このクイズに頭脳を使う事で、仕事に影響がでる事を避けました。
よって、最初から想定回答数が少なく難しそうな問一と問五は回答を放棄とし、週末金曜日の4/7から回答を始めました。
予想通り終盤に残っている市は、微妙な選ばれにくい市が多く残りました。
想定通りの戦略として、積み増し戦略を実行しました。

問二
選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)
SVヒントの山梨学院を見て高校野球と判断できたものは良いものの、間違えて夏の大会の優勝校を見て何か合わないなと一度保留。
単純に春大会の方の優勝校だったというオチでした。

問三
人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)
アナグラム(三連続で)は解けたものの、全く手掛かりなし。
人口増加のヒントが出てからも、上手な探し方とボーダーラインの見極めが難しかったです。
[106974]で私が書いた合志市を今後の市盗り準備を兼ねて選択。

問四
議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
アナグラム(議会改革)は判断したもののSVを待ってから回答しようと、一度保留
SVは全くの意味不明のため、議会改革と市名で検索から判明。
枚方市を積み増し。

問六
「南」の文字が入る市に隣接する市
アナグラムから判明。有田市を積み増し。

問七
「南」で始まる鉄道駅がある市
アナグラムは判明したものの微妙に踏み切れず、SV待ちで南行徳駅で完全判明。
前回2連続で解答できたにも関わらず失敗したので、悔やんでいた由布市を積み増し。

問八
南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)
アナグラムから10mを解明。
市名と10mで検索すると、南海トラフの津波高想定の記事が出てきて、回答が判明。
昨年のGWに行っており、登録有形文化財に指定されている細島検潮所がある日向市を選択

問九
市立「南中学校」がある市
SVを見て「また南?」と南繋がりが続いているのは判明したものの、回答にまでは結び付かず。
2つめのアナグラム(中学の名)が解明でき、SVとの合わせ技でようやく判明。
地元の三郷市を選んでも良かったのですが、埼玉県内で積み増せそうな深谷市を選択。

問十
「南」の文字が入る町村に隣接する市
アナグラム(問六と対)は判明済みなものの、回答までに至れず。
2つめのアナグラム(南隣接)が判明して、積み増せそうな市を探して、御所市が見つかりました。
[107615]で書いた通りに疑義はあるものの、この十番勝負は過去の歴史から当サイト情報が優先されるとの確信から選択。

[107617] Nさんの投稿から、過去の関連記事を見てみました。
河南町の町の概要において、現時点でも御所市との隣接は継続されている模様です。
北は太子町、西は富田林市、南は千早赤阪村と境を接し、東は葛城山脈の稜線が奈良県の葛城市、御所市に接しています。

私の結論は、国土地理院の地図の方が間違えていると、みなしました。
とは言っても、中途半端に国土地理院地図の修正が起こると境界線争いが勃発しそうな微妙なエリアだと認識しました。
関連自治体に問題が無ければ、今のままそっと知らぬ存ぜぬとしておく方が得策でしょうね。
[107628] 2023年 4月 16日(日)20:52:46【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)21:01:14
海辺を飛ぶ鳥 さん
十番勝負 感想文
十番勝負の開催ありがとうございました。今回も楽しませていただきました。以下は問題ごと(正答順)の感想。

ーーー
開催前日と当日に、初めて飛鳥ナンバー(同一車の可能性が高い)を見かけ、海辺を「飛」ぶ「鳥」にも良いことがあるかな、と思いつつ、十番勝負開幕を迎えました。
(ナンバープレートと言えば、完答後、万博デザインのナンバープレートと、高松ナンバーをそれぞれ初めて見ました)
ーーー

問八:下田市(金メダル!)
■南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)
問題を上から見ていく中、パッと見で分かりました。この問題は、当該の都道府県データランキングがリリースされたタイミングで、想定解数が良い具合でしたし、サイト内検索でヒットするようにリストアップされていたので、予想問題に加えていました。また、[107037]海辺を飛ぶ鳥で、(あいまいな共通項に対して)「開催前にしれっと現時点のデータをリンクした書き込みをするとかでしょうか。」と言った事もあり、しれっと(?)NEWSに出ていたのが気になった事も予想問題に入れれた理由です。
想定解数も一致したので、予想問題を立てたタイミングで決めていた下田市(問題市の可能性も割とありましたが)を自信を持って解答し、金メダル。2大会連続で一番槍を取れたのも嬉しかったです。

問四:川崎市(金メダル!)
■議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
こちらはパッと見では分かりませんでしたが、予想問題と照らし合わせる中で気づきました。問五同様、しれっと(?)NEWSに出ていた都道府県データランキング絡みでしたが、こちらはリリースの少し前に某ニュース番組で存在を知り、予想問題に加えました。リリース前時点で、都道府県データランキングにどうですか(心の声で十番勝負にどうですか)の記事を書こうかとも思っていました。
予想していたTOP100で想定解数も一致したので、初代領主が誕生していない川崎市で金メダル。ただ、この後のおがちゃんさんの川崎市の解答を見て、金メダル効果が薄れる……と思ったのでした。まぁ、まだ展開次第では狙っていけると思っていますが。

問一:角田市(4位)
■「桜」の文字が入る市町村を含む市(市制町村制施行時以降の市町村が一部区域を含め現市域に含まれる/ただし境界変更は除く)
[107222]の桜トンネルさんの解答とコメントを見て、橿原市が桜井市と境界変更していた事は知っていた事もあり、なんとなく「桜」が浮かびました。変遷情報検索を使って調べると合致。
解をリストアップすると時間がかかりそうだったので、「桜」で調べた変遷情報検索結果の中で目に付いた角田町→角田市を解答。領主奪還しましたが、その後に取り返されました。

問九:名張市(金メダル!)
■市立「南中学校」がある市
3問答えた後は、夜更かしの成果がなかなか出ず終い。起床後、唯一解答が出ていなかった問九の問題市のwikiを見ていると、東西南北一文字小中学校が目につきました(第十三回問七の、「第七」小学校または中学校がある、を知っていた為、wikiを見る時はできるだけ、小中学校も含めて見るようにしています)。地名コレクションで「東西南北一文字」を予約した事も影響したでしょう。詳しく問題市と該当しない市を確認していくと、南中学校に辿り着きました。
学校ナビで「市立南中学校」と検索すると、数もほど近かったので確信。解答は他の候補とも悩みましたが、名張市を選択。とりあえず、Nさん相手に特攻したという事実を作れました。次回以降、水一点を守れるように頑張ります。
[107245]で勿来丸さんが問九を答えたのを見て、気づく人他にもいるかー、とか思いつつ、にしても問七との解答時間差短いなー、とは思っていたのですが、趣向は浮かびませんでしたね…。問七の銀メダルチャンスでしたが…。

ーーー
1日目は金メダル3つを獲得し、メダルランキング1位いけるかな、と思ったのですが、ダメでしたね。(わずかに、第一回採点後も1位のチャンスが有りましたが厳しかった)
採点直後はあまり頭が働かなかったので、6問同時解答を目指して進めていく事にしました。
ーーー

問二:さいたま市(12位)
■選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)
1日目は、人口変動が都道府県?位(?年vs.?年)の方向性で問三とセットで考えるも不発。それにばかり目が行って、wikiを(あまり)見れなかったのが痛かったか。第一回採点後の解答ラッシュを見て、高校野球関連だと気付きました。時期的に選抜優勝かな、と思って調べてみると想定解数も含めて合いそうでした。
解答は領主狙いに浮上している、さいたま市を選択。

問六:島原市(7位)
■「南」の文字が入る市に隣接する市
問十:八戸市(8位)
■「南」の文字が入る町村に隣接する市
隣接系は軽くしか見れてないよな、と思っていたので詳しく見ると、この2問は「南」と隣接していました。詳しく見てみると、問六が市で問十が町村だと判明。もちろん最初から関連した問題だとは思っていましたが、重複する部分がある訳ではなく、偶然重複した市を選んでいたんですね。
解答は、宿泊経県のある島原市と、領主奪還できる八戸市を選択。

問七:さいたま市(5位)
■「南」で始まる鉄道駅がある市
1日目の時点で、〇〇駅と方角〇〇駅がある、というのを考えましたが、もう少し解があるイメージだったので保留。また、サイト内検索で引っかかった「夜景経県値」や港関連も線引きが難しい。問六と問十が解けた事により、問九と共に「南」だと分かり、問八も「南」海トラフか、となって、じゃあ問七は「南」鉄道駅とかかな、と思って調べるとそうっぽい。気仙沼はBRTだから×だとして(偶然見つけたのですが、第四十回問八で開催後に気仙沼市を想定解から外したケース([87170])が合ったようですね)、碧南×の意味を考えると、共通項に辿り着きました。ただ、mapionで雑に想定解数を数えると10くらい数が足りず、おがちゃんさんの八王子市も無かったために、自信はやや控えめでした。これは、mapionの「南」での駅・路線の検索結果を都道府県別→市区町村別で見て数えた時に、各都道府県で15市区町村までしか表示されなかった為でした。この仕様も、南大沢駅も知っていたはずなのに…。
解答は領主狙いに浮上している、さいたま市を選択。

問三:さいたま市(10位)
■人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)
パッと見で人口増加絡みなのは分かりましたが、詳しい線引きに悩まされる。メダル圏内のタイミングで、さいたま市or川崎市or藤沢市を投げる事も考えましたが、当たっても申し訳ないので止め。色々考える中で、問三なのが気になって正解の共通項も浮かんだはずですが、なぜか検証していなかった。気になったのは、2022/10/01vs.2020/10/01で千の位以上が増えた市(65市?)で、問題・正答/非該当・誤答が合致していたので、もう少し線引きをひねくれば、何とかなるのでは?と思っていた。残りが問三と問五だけになった事で、完答を優先して採点にかける事に。
解答は領主狙いに浮上している、さいたま市をやはり選択。福岡市や流山市が問題で、多すぎor高すぎで×な可能性が低いので、誤答に転びにくいだろうというのと、問二と問七と揃える事でリスクを低下させようという意図です。
なお、正確な共通項は、なんとかヒント前に辿り着きました。

ーーー
第二回採点が迫ってきた所で、さっぱり分からなかった問五を残して解答。9問リーチで2日目を終えました。
第一回採点の時点で、問四が時間を稼ぐ間に解けるかの勝負になるのでは、となんとなく思っていましたが、やはり(?)そうなりました。(こうなると開始10分で答えたのはヒントになりそうと思っていましたが…)
ーーー

問五:下田市(4位)
■女性市議会議員ゼロの市
さっぱり分からなかったこの問題。
個人的には、三笠市の唯一の高校が市立高校、嘉麻市には市立の分校が存在しているという事を把握していた為、その2市が並んでいる事がすごくノイズでした。また、射水市には高専のキャンパスがあり、学校関連をひねくりまくる事をループしました。
また、「人口差5人以下の市(区町村)」という共通項案にも思考を持ってかれました。問五、人口が割と少ない市が並んでいる、開始2分で解答が出る→予想問題化できる、「なんてこった。」→3大会連続での類題、「正直数え上げる気もしませんが、(中略)」→前回と前々回で数えるのはもう疲れた、という風な説明がつく為です。また、そこから発展して、データをひねくりまくっていました。
結局、ふと思い立って(後述)、都道府県データランキングの更新履歴を見に行くと、女性ゼロ地方議会を見つけて脱力。問題市をORで記事検索した時にその時期の記事までは遡ってるのに気づかないとは…。勢いよくスクロールしたんですかね…。
[106898]のリリース記事は見ていましたが、23市というのを見て、予想問題化していなかった…。[107090]で想定解数が少ない問題が出る、という事で予想問題を立てたりとか、市議会関連の予想問題を立てかけたりはしたのですが…。
解を探すのにも一苦労でした。答えたい市を一個ずつ確認して、今回金メダルを獲得した下田市を答えましたが、解答後に[106898]で下田市が書いてあるのを見つけた時はすごく脱力しました。しかも、どこで勘違いしたのか現時点ではなく11月1日時点だと思い込み、かすみがうら市を答え損ねるという…。
まぁ、何はともあれヒント前に答えられたので全然充分なんですけどね。

ーーー
完答順位2位、平均正答順順位3位(正答順5.3)、メダルランキング2位、と3部門で表彰台入りできました!!!
また、領国は3増2減(2増1減?)でしたが、初代領主争いのさいたま市や川崎市などへの解答もできましたし、割と良かったと思います。

今回、問一、問二は季節ネタ、問六から問十は「南」テーマでまとめ、また、問三、問四、問五、問八は、最近リリースしたサイト企画からの出題としました。
という事でしたが、僕は完答後、問一が桜、問二がセンバツ、問三が人口増加→新年度の人口移動、問四と問五が4月の統一地方選、後半5問が南→暖かい南風、みたいな感じで十問全体で『春』をテーマにしたのかな、と思っていました。

今回、都道府県データランキングからの出題が3問ありましたが、開催の少し前(?)に47都道府県の地図ページに都道府県データランキングの紹介が貼られていたのを見て、「これ前から有ったっけ?」と思い、今回出題されるかなぁ、と思っていました。その時点で予想していた問四と問八を都道府県データランキングを開かずに解いてしまった事もあり、問五の反応は少し遅れましたが、この影響もあって見に行ったことで、問五をヒント前に解くことができました。

また、初の完答順位表彰台入りができましたが、僕調べ(ミスがあったらすみません)だと、これは第四十九回以来のようです。ちなみに、四十回台では、Nさん(四十)、鳴子こけしさん(四十五)、勿来丸さん(四十六)、深夜特急さん(四十七)、とりぴーさん(四十九)、と5人いたようです。
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[107624]勿来丸さん
海辺を飛ぶ鳥さんは参加回数が少ないのにこの成績というのが驚きというか、今後も脅威になるのは明らかだと恐れ慄くばかりです。
ありがとうございます。“驚異”的になるよう頑張ります。

[107627]おがちゃんさん
ただ、ここに来て初参戦以来一度も完答順位を下げたことがない(24位→9位→8位→5位→2位)“鬼才”とでも表現すべきお方の影が見えているのが…。
ありがとうございます。完答順位を上げた事しかないとの”記載”を壊さないように頑張ります。
【追記】完答順位を上げれなくなっても引退はしません。


次回の十番勝負も楽しみにしています!!!
次回は完答順位or平均正答順順位orメダルランキングのいずれかは1位を狙っていきます!!!
[107627] 2023年 4月 16日(日)18:24:16おがちゃん さん
十番勝負感想
今回も感想文を書きました。長文お目汚し失礼します。

社会人生活も4年目となりまして、いよいよ何かと独り立ちせねばならぬ立場になりました。部署移動などは特に無かったですが、ちょうどこの4月より色々と慣れない環境に身を置くことに。特に4/4以降は仕事が激化することが事前に予測できたので、なんとか4/3の夜までに完答できればと思って臨んだ今回の十番勝負でした。

[107214] 問二:川崎市(金)
普段のルーティンがあまり機能せず、立ち上がりは微妙でした。特に問三で細かい条件を詰め切れず試行錯誤し、タイムロスすることになったのはよろしくない。
そんな中で、問二のお題の市について記事検索してたら[89122]がヒット。
国分寺市が早稲田実業の現所在地であることは知ってましたし、早稲田実業が1957年春に優勝していた(当時のエースピッチャーは後の"世界のホームラン王"王貞治氏でした)ことも雑学として把握していたので、深く調査せずとも確信できました。
高校野球についてはWBCが大盛り上がりだったことと、ちょうど4/1が決勝戦だったこともあって出題を予想される方も多かったと推察しますが、メダル争いが従来の高校野球系問題のように超高速レースとならなかったのは個人的に意外でした。

[107220] 問八:浜松市(5位)
サイト内検索をしていたら、ランキングのページがヒットしました。この問題自体は良いのですが、この問題を「南海トラフ巨大地震」ではなく「津波」とだけ捉えてしまった結果、問七・問九の動きが鈍くなったのは微妙でした。

災害関連に関しては幼少の頃より関心がありましたので、以下ちょっとだけ深掘りしてひとことふたこと(ちょっと調べればわかる範囲ではありますが)。
当該ランキングの元データにおける津波高の定義は「満潮位を引いた津波の高さ(満潮時)」。一般に津波高の定義は「海岸での高さ」と「遡上高」の2種があり、東北地方太平洋沖地震では前者で9.3m(観測値)-15m程度(推定値)、後者については40mに達した場所もありました。今回の元データの定義が前者寄りであることを考えると、各地の数値には驚愕するしかありません。そもそも、海岸での高さが数十cmの場合でさえ被害が発生する可能性があるので尚更です。
ただ、今回の被害想定データが「全11パターンの南海トラフ地震について各自治体の海岸を10mメッシュに切り分けたうえで各メッシュについて津波高を推定し、最高値のみを抽出する」という極めて厳しめの想定であることに注意する必要はあります。

[107230] 問一:小田原市(5位)
浜田市・江津市あたりで隣接系などに脱線しかけましたが、桜川市・鹿児島市・熊本市あたりを紐づけてぼんやり考えていたらどこかで見たような並びだなあと。何のことはない、開始数日前に出るかもなあと思っていた共通項そのままでした。ちゃんと数えれば良かったとは思いつつも、早い順目で解答できてよかったです。

[107234] 問五:岩見沢市(銀)
桜トンネルさんが瞬殺していたのでふと、「選挙関連」かつ「何らかの理由で予想しやすい」共通項ではないかと推測。この数か月間の話題にあったネタであることや、「統一地方選がありながらも市長選・市議選が実施される前に十番勝負が終了する」という出題に向いたタイミングであることも手伝って、私のようなメタ読み邪推が大好きな人間が辛うじて辿り着ける共通項でした。
それにしても長岡市はもし気づけてれば解答したかった。発見できたまりんぶる~さんの執念にはあっぱれとしか言いようがありません。
ちなみに、該当市の多くはこちらで容易に確認できます(データがちょっと古いので各市のHPで追加確認が必要ですが)。

[107238] 問六:静岡市(4位)
これは我流の鉄板戦術「お題・正答(≒既解答)市内で近い場所のペアがあった場合は共通の隣接自治体を疑え!」が見事に機能した形に。北杜市&韮崎市と京都市&綾部市があまりにドンピシャでした。
これに頼らずとも出題直後に気づけた気がするので、手放しには喜べないのですが、やはり開幕直後数十分は不調だったということで。

[107240] 問十:静岡市(銀)
出題直後より問六と問十の問題市の被り具合が気になっていたので、念のため隣接自治体を確認したらビンゴ。こちらはまだメダルが残っていてラッキーでした。

[107241] 問三:川崎市(4位)
上でも書いた通り、出題後すぐに十中八九人口増加関連だと推測しながらも線引きに苦戦し、開幕ダッシュに悪影響を及ぼしてしまった、かなり反省が残る問題です。
それこそ「2020→2021と2021→2022の両方で人口増加した市」に問題5市があてはまるというのは早いタイミングで気づいていましたが、2019→2020についてはそもそも調べようとすら思わず、無意識的に「国勢調査を跨いだ推計人口データの比較」について気持ち悪さを覚えていたようです。
それでもめげずにデータベース検索をこねくり回していたら、どうにか軌道修正できたのでExcelを使って検証するとぴったり。めでたしめでたし。

[107223] 問七:川崎市(誤)
[107283] 問七:八王子市(銅)
これはメタ読み邪推大好き人間の悪いところが出た問題です。
正直、十番勝負前に話題になっていた「海隣接変更」や「衣浦港」関連で何かしら出題される気がしていて、碧南市が問題に登場する問七・問九については少なくともどちらかは関連問題だろうと思っていました。
特に問七は海・港関連の匂いがぷんぷんしていて、正直「稚内港・千葉港・伏木富山港・神戸港・佐世保港が〇で気仙沼港・衣浦港が×の線引きを考えれば良いのでは」と読み替えていました。
で、運の悪いことに検疫港が該当していたという…。
北海道-近畿あたりまで数えてみたら良い線行きそうだったので見切り発車してしまいましたが、どうやら5-10市ほど足りなかった様子。
稚内市と寒河江市を見比べることでどうにか軌道修正できましたが、それが無ければどうなっていたことか。稚内市以外の4市が大きめの都市であり、Wikipediaの精査が甘くなってしまったのは微妙でした。

[107285] 問九:静岡市(4位)
問七がわかって各問の共通項を見返していたところ、どうにかギミックを理解することができました。
早速問九の問題市をWikipediaで開いて「南」でページ内検索してみたところ瞬殺。
それにしても、ギミックに頼らず本問で金メダルを取った海辺を飛ぶ鳥さんにはただただ脱帽です。

[107287] 問四:浜松市(誤)
[107309] 問四:横浜市(銀)
問題の5市+川崎市+非該当市が全て「桜」の付く町名・地名を有していることに気づいて大脱線。第22回問九(「桜」の文字が入る郵便局がある市(簡易局は除く))も71市でしたし、うまいこと線引きできれば案外それくらいの数になるのかなと。
とりあえず、宮古市は一応地名としてはあるが町名レベルではなく、字レベルの微妙なところだったので虎の巻には含まれてないのだろうとか、色々想像して比較的当たりそうな浜松市を解答。ここで「桜木町」を有する横浜市を解答しなかったのは、横浜市が直近24連続正答ということに気づいてしまったからです。このレベルの都市でこれだけ連続で正答が重なるのは珍しい気がしたので、変な誤答をしたら罰が当たるかなあと。めちゃめちゃな理由ではありますが、結果的に別解から完答一番乗りせずに済んだので本当によかったです。
その後、翌朝から仕事が忙しくなるので「このタイミングでわからなければヒント待ちだ」と覚悟していた4/3深夜。「海辺を飛ぶ鳥さんが即答しているのできっとHP内にヒントがあるはずだ」とメタ読みしてランキングを片っ端から漁っていたらどうにか答えに辿り着けました。今度こそ確信と共に横浜市を解答してゲームセット。

終わってみれば、完答一番乗り(2大会連続)、平均正答順3.2位(前回2.5位)、金1銀3銅1(前回金2銀3銅3)ということで、前回にこそ劣るものの自己最高レベルのパフォーマンスを維持できました。直近2大会の計20問全てで5位以内に入っていて、どんな分野の問題でも素早く対応できているのは良い傾向だと思っています。

次回は個人的にモチベーション源にしているいくつかの記録が見えているので、開催時期の繁忙度にもよりますが、やはり全力疾走したいところ。ただ、ここに来て初参戦以来一度も完答順位を下げたことがない(24位→9位→8位→5位→2位)”鬼才”とでも表現すべきお方の影が見えているのが…。

ともあれ、皆様お手柔らかによろしくお願いいたします。

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今回の問題そのものについても振り返れればと。
全体的に特に初心者に厳しいラインナップだと感じました。

まず問一・問五はやはり想定解数が少なすぎたように感じます。
以前のように「売り切れによる完答不能」が当たり前の時代ならばともかく、近年は「ヒント頼みであれば最終日までにほぼ確実に完答できる」状況が定着しています。ですので、近年にしては珍しく開催日程の折り返し付近で完答の可能性が無くなってしまった今回、後半から参戦しようとしていたライト層にとっては参戦意欲が削がれてしまったかもしれません。
「各問の売り切れが早すぎたこと」は後半の参加者数・解答数の伸びにも影響したのではと思ったり思わなかったり(こちらは実際の数値をきちんと確認していないので推測でしかないですし、そもそも今回は開催期間が延びたので直近回との単純な比較は難しそうですかね)。
次に、問六~問十の「南」ギミックについては、そもそも問題間のギミック自体が上級者向けだと思います(これは以前の感想文でも触れた気がしますが)。
あと、問三については線引きを正確に理解したうえで正答するのは至難の業。データ系問題は、出題者の意図とほぼほぼ同様のデータを試行錯誤の末にどうにか確認できて初めて解に辿り着けます。それゆえ、出題者側でのデータ抽出、比較などの工程が多ければ多いほど、それを正確にトレースしなければならない解答者としては厳しいでしょう。(このあたり[107624]勿来丸さんと完全に同意見です)
問四・問五の「市議会」についても、十番勝負の問題としては難易度が高めのテーマかと。

グリグリさん、今回も作問と2週間にわたる運営、本当にありがとうございました。
次回もまた楽しめればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
[107626] 2023年 4月 16日(日)15:36:41むっくん さん
香川県綾歌郡久万玉村と鹿児島県薩摩郡入来町
[107174]YTさん
[107611]サヌカイトさん

53 1951(S26).4.1 新設 綾歌郡久万玉村 綾歌郡 栗熊村, 富熊村
兵庫縣報第二千八百號昭和二十六年四月六日p13雑報では
二○ 香川縣綾歌郡栗熊村及び富熊村を廢し、その區域をもつて新たに久榮村を置き、昭和二十六年四月一日から施行された。
とありますが、兵庫縣報第二千八百十六號昭和二十六年五月二十四日p8正誤
昭和二十六年雑報欄搭載の内、市町村の廃置分合並びに境界變更についての二○「久榮村」は「久万玉村」の誤り。
とあります。

兵庫県報の記述からも、S26.4.1に成立するのは久栄村だったがいつの間にか久万玉村に変更されたのは間違いないと思います。


別件で。
117 1948(S23).10.1 町制 薩摩郡入来町 薩摩郡 入来村
兵庫縣報第2509號昭和23年10月6日彙報では
S23.10.1鹿児島縣薩摩郡入來村を廢し、その區域を以て、十月一日から、薩摩郡入來町とすることとなつた
とあり、町制施行に際し、一度自治体の廃止を伴ったようです。
[107625] 2023年 4月 16日(日)15:01:06あきごん さん
第63回全国の市十番勝負感想
 グリグリさん、今回も楽しい企画をありがとうございました。そして参加者の皆さま、お疲れ様でした。今回は年4回開催に合わせてということか、4月1日のスタートとなりました。実は、もし4月開催になるにしても、後半のゴールデンウィークをかける形での開催になると予想していたので、色々とデータも変わるだろうし本格的な準備は4月の声を聞いてからにしよう、と考えていたため、準備不足になってしまったのは否めない印象です。また、他の方も解答時からコメントされていますが、年度変わりのために仕事がどうしても多忙となることや、個人的にも人事異動があったりとサラリーマンにとっては何かと大変なタイミングではありました。

 まず、全体の感想ですが、今回は開催期間が2週間に戻ったために、ヒント出しのタイミングが遅くなって全体としてゆったりとした流れになったように感じました。ただ、想定解数が少ない問題があり、売り切れを常に意識しながらの解答になったので常に気が抜けない状態での参加になりました。
 開催時期が少し早くなった事から、タイミング的に選抜高校野球や桜の関連が出るかなと思っていましたが、予想が微妙にずれていたので残念ながら準備は役に立ちませんでした。また、後半の問題が「南」関連になっているのは最後の方になって気付きましたが、もう少し早く気付けていたら解答が進んだと思います。今後はこういう仕掛けにも注意を払っていきたいと思います。
 今回、印象に残った問題は良くも悪くも問五です。問題の視点は大変面白いものだと思いますし、いかにもグリグリさんらしいというか着目点が素晴らしいと思います。苦闘している時に妻に共通項の説明をしたところ、正解を答えてる人もすごいけど問題を出す人はもっとすごいと感心しておりました。ただ、やはり想定解数は少なすぎるというのが本音です。できれば、該当市がもう少し多かった時に出題してほしかったですね。また、選挙の関係などで該当市が直前で変わったりしており、最後の1市を見つけようと知事選や県議選の立候補者と各市の市議会議員名簿を照合するという途方もない作業をする羽目になったので、あえて良問だとは言いません。検証のしやすさや変動要素の少ない時期の出題などを考慮していただけたらありがたいと思いました。
 また、今回は想定解数や該当しない市を最初から提示するなど、以前のスタイルに戻りましたが、これは良い印象を持ちました。ノーヒントで答える場合、想定解数や該当しない市は判断の重要な要素になるので、メダル狙いで一か八かの勝負!などという事はしたくない者としてはありがたいです。(今回は初見では良くわからなかったので、どちらにせよ博打をする事はなかったのですが。)
 このシンプルなスタイルの出題を続けていって頂けたらうれしいです。

 それでは個別の設問ごとの感想を書きたいと思います。順序は解答順です。

問二:五條市  ■選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)
 今回は問題市を見ても、全然、共通項を特定しに行けなかったのでヒント待ちを決め込んでいたのですが、この問二は、解答が進んできて既解答の富田林市、大東市、問題市の東大阪市を見て、あれ?PL学園、大阪桐蔭、近大付属?そういえば東海大相模や宇和島東に敦賀気比まであるやん!と気づきました。今回は丁度、センバツ期間中の開催というタイミングだったので出場校はマークしていましたが、優勝校は時間の関係でリストアップしていなかったので、即反応ができませんでしたが、とりあえずノーヒントで答えられたのはよかったと思います。地元の天理市を答えようかと思いましたが、このタイミングで天理ではあまりにも露骨なヒントになるかなと思ったので、県内のもう1市の五條市(智弁学園)を解答しました。ただ準備さえキチンとしていたら、初日に答えられていた問題なので少々残念ではあります。

問八:日南市  ■南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)
 海に面した市、それも東海から九州の太平洋側に集中していたので南海トラフ地震関連を疑っていましたが、大分市が該当しない市になる理由が説明できないので共通項がなかなか特定できませんでした。次々と出てくる既解答の市から津波の被害が予想されそうな市であろうことは想像がついたので、大分市が該当しない線引きを探してWebを検索した結果、津波予想高さ10m以上で想定解数があったので、ようやく共通項を特定できました。領地の保全のために日南市を解答しました。
 なんとかノーヒントで答えられたのは、この2問だけで、あとはヒント待ちになりました。しかも、今回は全然方向性がつかめない問題が多くて、かなり苦戦が予想されました。また、第一ヒントの区町村ヒントはいつも通り、あまり進展はなく、結局、アナグラムに期待することとなりました。しかし、今回は第2ヒントのアナグラムが難しくて、ここでも結構苦戦しました。

問六:南さつま市  ■「南」の文字が入る市に隣接する市
 都市の規模もバラバラで東北以北は少ないものの、これといった特徴が見つけられなかった問題でした。アナグラムがなんとか「隣が南」と読めたので、地図で問題市や正答市の隣接関係を見に行ってやっと共通項に気づきました。領地の日置市でもよかったのですが、よく見ると隣の南さつま市が南九州市に隣接していて該当するので、どうせならと思って南さつま市を解答しました。

問四:湯沢市  ■議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
 最初、アナグラムを「改革会議」と読んだために、行政改革関係でそのような会議があるのかと思って少し迷走しました。Webを探し回っても見当たらず、ふと「かいぎ」を並べ替えると「ぎかい」になることに気付き、「議会改革」で検索をかけたらあっさりと見付かりました。該当市町村に奈良県が1つもないのが気になりました。そういえば、未だに昔ながらの市会議員のセンセイが多いような気がするのは、単に私の気のせいではないのかもしれません。答えたい市が見当たらなかったので、過去に解答歴のある湯沢市を解答しました。
 結局、アナグラムがあまり分からず解答が進みません。いつもアナグラムは女房殿に下請けに出すのですが、今回は難しいと言って途中で居眠りをしだしたので余計に進みませんでした。あとはSVヒントに期待ですが、実際に今回はSVが結構参考となりました。

問三:うるま市  ■人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)
 当初から人口増は疑っていましたが、3市もある該当しない市の線引きができずにいました。最初に見た時は人口増加率かと思いましたが、柏市や糸満市が誤答になったのを見て、これは単純ではないと待ちを決め込みました。アナグラムはたぶん「三連続」かなと思い、共通項の推測は立ったのですが、今度はそれを検証する方法を見付けられませんでした。サイト内の検索機能を使いこなせていなかったのでe-statを探しに行きましたが、都合のよいデータが見付からず、4年間の人口データをエクセルでいじくり回すのはさすがに大変そうだったので中止。ただSVヒントの「三年坂」で共通項は確信していたので、絶対に該当するであろう「うるま市」を決め打ちし、過去3年間の人口推移を確認した上で解答しました。3月にデータベースの検索機能が強化されたのを忘れていました。まさに演習問題が出題されたようなもので、復習をしていないのがバレてしまいました。ちなみに葛城市を答えたかったのですが、なぜか1年だけ人口減になっており該当しませんでした。これは白桃さんがコメントされているような問題のせいなのでしょうか。

問七:小樽市  ■「南」で始まる鉄道駅がある市
 問題市を見た時の印象は「港」でしたが線引きができず、そのうち八王子市やさいたま市が出てきたので、そもそも海は関係ないということで暗礁に乗り上げてしまいました。アナグラムもよくわからずSVヒント待ちに。「南行徳駅」のSVで南行きの鉄道かと思いましたが、それもピンとこない。でも、よく見ると鉄道が通っている市ばかりなので、鉄道がらみであることは間違いなさそうと思ってアナグラムを見たら「先頭南」と読める事に気付き、「もしかして駅か?」と気付いて検索をかけたらビンゴでした。県内の生駒市という選択もありましたが、リーチになって久しく答えられなかった思い入れのある小樽市を答えて念願の領地化ができました。

問十:荒尾市  ■「南」の文字が入る町村に隣接する市
 問題市に地元の奈良市があったので他市と市の特徴を色々と比較してみましたが、共通性が見いだせません。そういう時は隣接を疑うところまでは良かったのですが、隣接数に気が行ってしまい共通項に行き着きませんでした。そして、この問題もアナグラムがわからずに結局SVで、すごく見覚えのある南山城村との府県境を見て「あれ?問六は市で、こちらは町村か?」と気が付きました。アナグラムがその事を言っているのは後から気付いた次第です。本当は領地保全優先で葛城市を答えたかったのですが、直前で答えられてしまったので予定外ですが領地拡大に変更して、リーチだった荒尾市を解答しました。採点後に気づきましたが、この解答が、同一回どころか同一日の領主奪取になってしまいました。後出しジャンケンで勝ったみたいで、ばなしさんには申し訳なかったです。また、次善の策として県内市で御所市を解答するという選択もありましたが、メークインさんが既にコメントされているように御所市は微妙隣接扱いになっており、実際に隣接しているのか非常に疑わしく、共通項に「微妙隣接は除く」という注釈がつくリスクがあったので安全策をとりました。2市も県内市を答えるチャンスがあったのに答えられなかったのは少し残念ではあります。
 SVヒントで結構解答が進んだものの、売り切れ寸前の問一と問五を含む3問が残ったままになりました。次のアナグラム②は時間との勝負になりそうだったので、下請けさんにも居眠りをしないようにお願いして挑みました。アナグラム②はわかりやすかったので答えはすぐに返ってきました。

問九:天理市  ■市立「南中学校」がある市
 問題市の都市の規模や地域もバラバラで特徴がつかめなかったこの問題、該当しない市が2つだったので何かのランキングで前後を挟んでいるとばかり思っていたのが失敗だったようです。アナグラムもわからず、SVの白石市立南中学校も、なぜ該当しない市の中学校がヒントになっているかの意味がわかりませんでした。アナグラム②が「中学校の名」と解けたので、やっぱり中学校だという事でヒントの中学校を検索してみたら、すでに廃校になっていました。解答がかなり出た状態で該当市を探すのは、なかなか大変な作業になりがちですが、幸いなことに探す必要のない地元の天理市が出ていなかったので、ホームアドバンテージですぐに答えられました。

問一:桜井市  ■「桜」の文字が入る市町村を含む市(市制町村制施行時以降の市町村が一部区域を含め現市域に含まれる…)
 この問題が最後まで分かりそうで分からずに悩みました。4月1日開始なので「桜」関連は出そうに思っていましたが、問題市の桜川市がいかにも引っ掛けっぽく感じたので桜は意識から外れていました。アナグラムの「過去のまちむら」で市の変遷を調べましたが、桜には気付きませんでした。そもそも旧桜川村は桜川市ではなく稲敷市になっている事がわかったので、よけいに引っ掛けっぽく感じてしまいました。SVで桜並木が出てきて、やっぱり桜なのかと気付くも残り2市で売り切れ寸前。桜川市の過去の町村に桜がない事が引っ掛かりましたが、桜井町+α→桜井市である事を知っている県内の桜井市が残っていたので、今も昔も桜がつく桜井市を解答しました。売り切れ寸前で常にハラハラしながらのブービーでの正答となりました。
 結局、正答できたのは以上の9問で、途中からの飛び入り参加となった初参加時以来の完答を逃す結果になってしまいました。ただ、結局、売り切れとなった問五も最後まで思い切り足掻きましたので、蛇足になりますが問五についても思考過程を残しておきたいと思います。

問五:島原市(既出)→売り切れ  ■女性市議会議員ゼロの市
 前段でも少し書きましたが、今回一番印象に残った問題かつ一番悩まされた問題がこの問五でした。当初から都会ではない市という印象がありましたが、これといった特徴が見付けられませんでした。想定解数が23市だったので、早く答えたいけど皆さんの解答も進んでいなかったので、難問なのだろうなと待ちの姿勢にならざるを得ませんでした。アナグラムの「潮来は補欠」が全くわからず、SVヒントで「井上さくら」事務所を見せられても市会議員だろうなとは思いましたが、それより名前の「さくら」に目が行ってしまい、これも桜関連か?と迷走する原因になりました。これは、まんまと引っ掛かったわけですね。アナグラム②は「女性いない」がすぐわかったので、SVの市会議員や先のアナグラムが「潮来は補欠」であることも気付いて共通項に行き着きました。想定解数が23→25に増えましたが、すでに解答が20以上出ており、残りの該当市を見付ける作業になりました。検索をかけましたが、地方議会の女性がいない市町村の数は都道府県ごとに出ていますが、市議会議員に限ると都道府県ごと市数もわかりませんでした。ネットで調べて出てくる市はすでに解答されているので、女性ゼロの地方議会が多い都道府県の市議会議員名簿をシラミ潰しに調べていくという地道な作業を行いました。それで、やっと見つけた市を解答しようとしたら直前で解答されているという事を3回ほど繰り返し、[107500]せいこうさんのラスト1市(と思った)のコメントの「探した…探したよ タッチの差で書かれて探したよ…」を見て、あまりにも同じ思いだったので笑ってしまいました。これで一旦はすっきりと諦めたのですが、想定解数が1増えたりしてまだ残っている事がわかったので、1から全国捜査をすることに…。そして、なぜ想定解数が増えたのかを考えると、23市だった時以降に女性市議が、死去や失職もしくは辞任しているという事が原因だろうと考えた時、辞任の原因が今回の統一地方選挙で知事または県議選出馬のための辞任が一番可能性が高いと気付きました。だとすると市のHPの市議会議員名簿が更新されずに名前が残っている可能性があり、そのため県議会の立候補者で「新人」の「元市議」の「女性」候補を市議会名簿と付き合わせるという作業が余計に必要になりました。実際にこれで1名見付けましたが、すでに解答済みでした。この方法で全国の市をすべて確認するのは流石に気が遠くなるので県庁所在地やある程度の大都市、子育て世代の多そうな都会の市は除いて確認をしましたが、途中からヘトヘト状態で、島原市が既出であることを見逃して誤答する始末。結局、まりんぶる~さんが長岡市を見付けて終了となったのですが、長岡市は女性が複数いそうなイメージだった(田中真紀子さんの影響がありそうなイメージでした)ので、確かに飛ばしていましたね。もう、限界だったのでしょうがないと思っています。逆にラストを見付けてもらえたので、やっと苦しい作業から解放される喜びの方が勝っていました。参加者数的に、多分同じような作業をされていた方が他にも数名おられたのではないかと思います。(自分も含め)お疲れ様でした。

 結局、初参加の時以来となる完答を逃す結果となってしまいましたが、問五は想定解数を聞いて半分諦めていたところもあるので仕方がないかなと思います。ただ、解答した9市は比較的答えたい市を答えることができたので市盗り的には良かったと思っています。結果、予定外に領地が2増となりましたが、基本的には拡大よりも保全重視なので、まあ無理せず今後も地道にやっていきたいと思います。
 それでは、次回も引き続き参加させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。長文失礼致しました。
[107624] 2023年 4月 16日(日)12:22:44【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)15:34:42
勿来丸 さん
第六十三回十番勝負感想
グリグリさん、開催ありがとうございました。また、参加者の皆さんお疲れ様でした。

今回の成績はここ最近では悪い方かもしれません。忘れないうちに感想文で色々書いていきたいと思います。

問六:「南」の文字が入る市に隣接する市
解答:韮崎市(金)
問十:「南」の文字が入る町村に隣接する市
解答:中津川市(金)
最初に閃いたのは問六。隣接関係の問題はいつものように出題されることだろうと考え、10問の中で隣接っぽい問題を探した結果が問六でした。各市の隣接状況を念入りに探っていくと、「南」の文字がやたら目立ちます。
「南」のつく市町村かな?となったところで那覇市の非該当を見て市限定かと。なるほど庄原市は日南町じゃなくて雲南市の方だ。「南」のつく市は25市。1市あたり3市程度の隣接と考えれば想定解数も合いそう、ということで領国が盗れそうな韮崎市を解答し金メダル。
問十は、当初見覚えのある市が並んでいることから「1〜9の問題市みたいなやつかな?」と思うも不発。ところが問六解答後しばらくして問十を見返すと、北杜市・庄原市が共通、小田原市と那覇市が入れ替わっているということで、もしかして?となりました。町村限定だと気づくと同時に、見切り発車だった問六の正解も確信。この時の爽快感は忘れられません。
答えられる市が多かったのですが、「南」のつく町村を調べた時に南木曽町が目に入り、中津川市行けるじゃんと思いここを解答。数年前からずっと欲しかった中津川市をようやく手に入れました。隣接問題のセットで両方金メダルなのも気持ちよかったです。

問一:「桜」の文字が入る市町村を含む市(市制町村制施行時以降の市町村が一部区域を含め現市域に含まれる/ただし境界変更は除く)
解答:山県市(銅)
[107222]桜トンネルさんの解答を見てこの問題に取り組むことにしました。どうやって閃いたのかは覚えていませんが、桜川・江津あたりから「桜」の共通項が見えたような気がします。「見覚えあると思ったら。」というコメントは第二十二回問九のことかと思いますが、私もこの問題を思い出したので郵便局か町村か、となりました。そういえば「桜」トンネルさんか、と解答後に気づきました。

問八:南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)
解答:館山市(6)
次々と解答が進む不気味な問題。中核市とかそっち系関連かなと思うもわからず。このHPに答えがあるだろうとサイト内検索をごちゃごちゃしたところで答えに辿り着きました。

問七:「南」で始まる鉄道駅がある市
解答:名古屋市(金)
問九:市立「南中学校」がある市
解答:長岡市(銀)
出題当日に4問を答え、それ以上は考える気力がなく眠ってしまいました。翌朝、歯を磨きながらふと、「問六と問十が南で、問八も南海。問七と問九も南関係なのかな?」と考えます。
問七の問題市を思い浮かべ、稚内で南といえば南稚内駅があると考え、駅名かな?と予想。南行徳・南富山までは脳内で出せました(南風崎は先日通過したのに思い出せませんでした)。数え上げるとピッタリ数があったのでこれだろうと。駿河の民さんの[98094]のことも思い出しました。(ちなみに僕はこのサイトを使っています。少しデータが古いので最近の駅は人力ですが。)
ここまで来たら問九もということで、「北見市 南」で検索したら南小学校と南中学校が簡単にヒットし、共通項に辿り着くのは容易でした。
という経緯で、「南」テーマのからくりを初日に突破することができました。初日に全部分かったのはおそらく僕だけ(か、Nさんももしかしたら?)で、今大会の個人的ハイライトです。

問二:選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)
解答:飯田市(16)
迷彩が効きすぎてきつかったです。2日目までは「県内で一番〇〇」みたいなランキング系問題だと思っていました。富田林市・大東市あたりでようやく解けて落胆。トライアルの類問なので予想できる問題ではありますが、野球は全然詳しくないのできついですね。
ここまで難しく感じられたのは、県庁所在地級の大都市が4つなのと、いずれも高校野球イメージが思い浮かばないことが原因ですかね。問題市の中で私が生まれてから優勝したのが名古屋市(愛工大名電・東邦)だけで、宇都宮が60年代、東大阪・鹿児島が90年代……。一番手がかりになりそうな小都市である宇和島も88年というので2002年生まれには厳しかったです。大都市でもせめて相模原市とか、もっと言えば先日優勝した甲府市は欲しかったということで、問題市に納得感があまりなかった、と思うところです。

問三:人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)
解答:甲斐市(12)
残り3問はヒント後。いずれも人口増加しているのは見ればわかりますが非該当との線引きがわかりません。人口比較機能を使うんだろうと色々試していましたが辿り着けず。国調の他データも探しましたが不発。当てずっぽうで瑞穂市を答える手もありましたが、柏市×を見て躊躇したのと、何となくで解けてもスッキリしないのでしばらく放置。
第一ヒントが出たタイミングで人口データを全部拾い出して整理したことでようやく理解([107623])。2019年と2022年の比較は試しましたが、1年ごとの比較まではやらなかったので悔しいです。2019年からの3年間というのは、コロナ前からの比較ということで個人的に納得できる共通項だったのですが、グリグリさんも意識されたのでしょうか?
多少難易度が高いかなと思っていましたが、どちらかというと慣れている解答者には取り付きやすく、比較的新しい参加者には難しかったようで、難易度は双極化したようです。
ヒント前に解答されたメンバーにも「3年連続」という線引きがわからないうちに正解した方もいらっしゃりますし、単純に検索の手間が多いことが要因ではないでしょうか。少なくとも3回に分けてデータベース検索をしなければならない、というのは発想の段階でも調査の段階でも複雑で大変でした。「2019vs2022」そのままであっても十分面白かったのかなと。数年分の人口データを一覧で見られたなら話は別なのですが……。

問四:議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
解答:飯田市(19)
「芽室町 登別市」で検索したらすぐ辿り着けるとは思いもしませんでした。アナグラムを受けて「登別市 議会改革」でようやく。NEWSは確認していましたが全然記憶にありません。都道府県ランキングなのでスルーしていたのかもしれません。侮れませんね。問五と一緒に答えようとしていたのですが問五が思いつかず渋々解答。

問五:女性市議会議員ゼロの市
解答:大月市(10)
潮来市で市議の補選があったのは確認できましたが、統一地方選の方向ばかりに考えが進み、「女性」には気づきませんでした。[106898]も開催前に確認していたのですが、[107614]Nさんと全く同じ理由で深掘りしなかったのがダメでしたね。
「〇〇県 女性ゼロ議会」で出てくる地元の記事から想定解を探しましたが、まさか長岡市も該当しているとは思いませんでした。分かっていれば間違いなくそっちを答えていました。


結果:完答8位、誤答なし、金3銀1銅1(メダルランキング1位)
メダルを結構とれたのは良かったですが、完答順位はまずまずで、上位争いから一線退いた形になってしまいました。共通項自体はそこまで突飛なものでもなく、もっとしっかりアンテナを張っていれば……という感じです。逆に言えば、ここのサイトをよく見ている方が良い成績を収められるというのはいいことなのだと思います。ほぼ毎日落書き帳を見ているので、もっと色々なところをチェックする癖をつけたいです。
ヒント前に完答されたお二方はすごいですね。おがちゃんさんの実力もとにかくすごいですし、海辺を飛ぶ鳥さんは参加回数が少ないのにこの成績というのが驚きというか、今後も脅威になるのは明らかだと恐れ慄くばかりです。
ヒント前に答えられなかった3問については、初日から相当調べていたことに間違いはないのですが、全然共通項に行きあたらないのでシンプルに疲れました。僕は少なくとも4日目あたりから考える気力がほぼなかったですね。問三も調査の手間がそれなりにかかりますし、問五に至っては想定解数が少ない上に探すのが大変という問題で、解答者にはかなりの負担だったのではないかとも感じます。今後もここまでのレベルが出題されるのであれば、ついていける気がしないですね……。
一方で、「共通項を完全に把握した状態で答える」というスタンスで取り組んだことで解けた時にスッキリできたのは個人的に良かったと感じます。メダルや完答順位に拘らず、問題を解く楽しさを忘れないようにしたいです。

全体としては、区町村ヒントの効果がほとんどなかったのは今後の課題だと考えています。
個人的には「区」のヒントが一番難しい気がします。問二なら佐々町、問七なら小谷村とかでも良かったような。問一で若桜町や寄居町は……簡単すぎますね。

市盗りですが、上記のスタンスでやったおかげでほぼ最適解とも言える選び方ができました。問三の当てずっぽう瑞穂市を回避したことで甲斐市を守り抜きましたし、長岡・韮崎・飯田・中津川の4領国をゲット。4増0減で32領国となり、領国数8位、領国化率は60%を達成し4位。この調子で領地拡大を進められるよう頑張ります。

長くなりましたが以上です。次回こそは完答1位を目指して精進します。またよろしくお願いします。
[107623] 2023年 4月 16日(日)08:03:57【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)17:00:36 by オーナー(表組み改善)
勿来丸 さん
問三
[107619]白桃さん
北海道以外の都府県が毎月公表している推計人口は、当然ながら、基準としている国勢調査年から時がたつほど実態とは乖離していくのです。ですから、毎年間違いなく増加していると推測されるところでも、国勢調査から4年を経た(例えば2019年10月1日現在)推計人口と一年後の国勢調査(2020年)と比較すると、見かけ上ではマイナス(減少)となっているケースがよくあるのです。
あくまで「推計」人口だから、年が経つほどひずみが大きくなり、国勢調査でリセットされるという感じですよね。何となくは知っておりましたが、この説明で理解しました。

今回、問三は第一ヒント後にまわしたのですが、この時問題・非該当・正答らの全ての市において2017〜2022まで各年の人口を拾ってExcelで整理することでようやく共通項に辿り着きました。
それで各年の人口増加数を見てみるのですが、柏市の人口増加数が2019→2020だけ異様なことにびっくりしていました。なるほどそういうことだったのですね。
他の市の前年比人口増加数も見てみますと、

●茨木市(問題)●大津市(非該当)●東村山市(正答)
17-18874301139
18-19-6268785
19-204,9062,8951,629
20-2119-24107
21-221,281495331

という感じで、2019年から2020年にかけての増加数が誤差とはいえないように見えます。2020年以降ならコロナ禍で人口動態が変化したことも要因にはありそうですが……。
私も市の人口は多いに興味あるのですが、個人的には推計人口をあまり重視していないというか、1年間の増加よりも国勢調査からの増加(以前からあったデータベース検索の増加数・増加率)の方をよく見ています。推計人口同士の比較でもブレが大きい気はするので。
もちろん、これが原因で問三に苦戦したというわけではありません。 ……たぶん。

ところで、データベース検索にて各年ごとの比較ができるようになったのは大きいのですが、
※比較年月日のデータは人口増加数・人口増加率の計算に使用します。
の部分が気になりました。
というのも、2021年と2022年を比較しようと、「対象年月日:最新、比較年月日:2021.10.1」と設定し、表示項目に「推計人口・国勢調査人口/比較年月日人口」を選ぶと2020年(国調)と2022年の比較になってしまいます。「人口増加数」あるいは「人口増加率」を一緒に表示しないと2021-2022の比較にならないのですね。この仕組みを理解するのにちょっと時間がかかりました。単純に両者の人口だけを見たい場合でも増加数か増加率を選ばなければならないのは少し不便でした(人口を比較するなら増加数や増加率を選択するのは自然なのですが)。
国調との比較をしたいなら比較年月日に「国勢調査」を選べばいいだけなので、比較年月日に他の日付を選んだならその日付の人口が常に表示されるように統一してほしいかなとは思います。
[107622] 2023年 4月 16日(日)06:58:13【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)07:01:35
【2】2023年 5月 25日(木)17:00:53 by オーナー(表組み改善)
デスクトップ鉄 さん
十番勝負問三
[107619] 白桃 さん
北海道以外の都府県が毎月公表している推計人口は、当然ながら、基準としている国勢調査年から時がたつほど実態とは乖離していくのです。ですから、毎年間違いなく増加していると推測されるところでも、国勢調査から4年を経た(例えば2019年10月1日現在)推計人口と一年後の国勢調査(2020年)と比較すると、見かけ上ではマイナス(減少)となっているケースがよくあるのです。
この説明を読んで、[107592] せいこう さん
町田市はNGなのか… 市のHPで確認したけど参考にするデータが違うってことなのかな
の理由がわかりました。
町田市のサイトに掲載されている2022年の統計書のExcelファイルによると、各年1月1日の住民基本台帳の人口は3年連続増加しています。しかし当サイトでは、2019年から2020年にかけて大きくマイナスになっています。全体として当サイトの人口が多めなのは、1月と10月の季節差以上のような気がしますがいかがでしょうか。
町田市増減当サイト増減
2019年428,685 434,407
2020年428,821136431,079 -3,328
2021年429,152331432,486 1,407
2022年430,3851,233433,032 546
せいこう さんの町田市の石高没収は酷のような気がしました。
区町村ヒントの更別村は逆に、自治体のデータの2019年から2020年がマイナスになっています。
更別村増減当サイト増減
2019年3,1733,073
2020年3,166-73,0807
2021年3,16713,0811
2022年3,16813,0865
[107621] 2023年 4月 16日(日)03:58:45【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)10:12:35
【2】2023年 4月 16日(日)21:32:42
かぱぷう さん
第六十三回十番勝負 感想戦
今回はエポックメイキングな出来事(←あくまで個人的な主観であります)がありましたので、さぼらず早めに感想文を提出したいと思います。

【問三:人口が3年連続で増加した市】
開始早々に問題を確認するも何もひらめかず、きっぱり「分からん!」と居直るのは毎度の展開ですが、問三の問題市や該当しない市に人口が増加傾向にある市が並んでいたので、その線で考えてみることに。試しに「かほく市 人口増加」で検索してみると“なぜ?今 かほく市で子どもが増えている!!”というNHK金沢局のブログを見つけました。
石川県で人口が増加傾向にあるのは野々市市ぐらいだと思い込んでいたので、「へぇ、こりゃ意外やな」と。ただ、ここで私は別の目線でこの問題を考えてしまいます。記事は「かほく市の小学生の数が増えている」という内容であったので、"子どもの数が増加している市”という方向で推理したのです。「でもさ、言うてもさ、小学生の数なん?年少人口なん?もしかして子ども縛りじゃなくて単に人口増加ってだけ?」…あれこれ探ってみますが、これだ!というデータに行き当たらず、お約束の寝落ち。
翌朝目覚めて「えーい!行っとけ」と、小学生人口増・年少人口増・(全体の)人口増の全てを満たしていそうな福津市を解答。居住の筑紫野市を投下しようか迷ったのですが、ここ数年ずっと増え続けていた私の校区の児童数が今年度は減少したという話を聞いていたので、「筑紫野市は怪しいかもしれんな」と避けました。第四ヒントで真の答えの見当が付き、「やっぱ筑紫野市にしときゃ良かった」とうなだれたことでした。

【問一:「桜」の文字が入る市町村を含む市】
日曜夕方に目星がつきましたが、確証が持てなかったので第一回採点を待って糸島市を解答。「案外少ないな」という印象です。

【問八:南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市】
やたらと太平洋側の市が並んでいて「津波かいな?」と。けれど「そんな問題出さんめぇもん」という気がして一旦遠ざかります。しかし、都道府県データランキングで最近見たことを思い出し、自身の解答市チョイスの基準を満たしている伊東市を解答。

【問二:選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市】
BEANさんが解答された大東市を見て大阪桐蔭を連想し「それやん!」。下関市が残っててよかった。

【問六:「南」の文字が入る市に隣接する市】
ここからはヒント提示後の解答。アナグラムはスムーズに解け、南のつく自治体ですぐに思いついたのは周南市。ならば岩国市を答えて領国奪還を…あいたた、すでに現領主が石高を積み増した後でした。ならば山口市を固めておきましょう。

【問七:「南」で始まる鉄道駅がある市】
問六が解けた後、問六・問七・問九のアナグラムをいずれも“みなみ”と解くのではないかと気づき、まずは問七を考えることに。アナグラムは解かなかったものの、問題の稚内市と該当しない気仙沼市の文字から南稚内と南気仙沼が浮き上がってきて「おお、南○○駅やん」と。
比較的利用頻度が高い南福岡駅がすぐに頭に浮かびましたが、他の福岡県で領地固めできるとことはないかと鹿児島線の駅名、西鉄の駅名、久大線の駅名の順に思い浮かべ、次に日豊線の駅名を「南小倉、南行橋…行橋!?行橋!!ゆくはし!♪♪」
ついにこの時がやってきました!!!解答を打ち込むスマホの指先が震えましてね。久しく感じていない、金メダルを確信して答えるときと同じような感覚。いや、それ以上かも。
書き込んで安堵したその時、相当顔が崩れてたんでしょうね。中学生の娘が「きもいっちゃけど」と冷たい目線を送ってきました。けれど、しかし、ばってん、父ちゃんはそんなの気にしない。
…だってこの瞬間、夢にまで見た福岡県全26市の領主コンプリートを達成したんですから\(^ワ^)/

【問十:「南」の文字が入る町村に隣接する市】
いかんいかん。まだ想定解数が少ない問五も終わっとらんし、気を取り直して取り組まんと。ここで問八が“「南」海地震”の津波予測であることに気づきます。じゃあ問十も南に関係してる?ほどなくして問六=市・問十=町村ということに思い当たり、南関町に隣接するみやま市を解答。

【問四:議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市】
アナグラムが“議会改革”と解けたので、そのまま検索するとヒットしました。第五十九回からご無沙汰だった北九州市を選択。

【問九:市立「南中学校」がある市】
アナグラムは解析できていませんでしたが、南つながりは確信していたので、それを念頭に考えます。ぼんやりとMapionで白岡市の地図を見ていて南中学校を発見。小学校か中学校かな?と目星をつけ、該当しない長崎市を調べたら南中学校が昨年閉校になったことが分かりました。福岡都市圏は○○南中学校しかないので、福岡県の石高を積み増したい市を順番に調べていくと八女市の該当が判明。

【問五:女性市議会議員ゼロの市】
さて、問五。想定解数が少ないのでサッサと片付けておきたかったこの問題が最後に残ってしまいました。第一ヒント発表の4/7(金)採点後に問六を解いてから珍しくサクサク閃いてきましたが、もう夜も遅いし寝ないといけないのですが(問九を書き込んだのが4/8(土)の2:53)、目も冴えてるし売り切れも嫌なので、眠くなるまでは頑張ってみます。
“潮来は補欠”とアナグラムの目星をつけ、“潮来市 補欠”で検索をかけたら令和5年2月に市議会議員補欠選挙があって女性候補が当選したことが分かり、「ハハーン、これやん」と。


最初に問五の想定解数を見たときは完答諦めモードだったのですが、終わってみればお手付き無しで自身最高の6位ゴールイン。そして福岡県の領主地図を青色に染めることが叶いました。感無量です!領主地図を見てはニヤニヤしています。
ただ、私の強みは長年やっていることだけで、それ故にここまでこぎつけることができたまでです。どなたかが金メダルで正答するとすぐに陥落する領地も数多く、冷や冷やしています。
皆様におかれましては、どうぞご遠慮なく福岡県をお答えください。もし領地を奪われても、ぼちぼちと取り返していきたいなとは思ってますけど(笑)

グリグリさん、皆様、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。今回はホント出来過ぎだったので、次回が怖い…
[107620] 2023年 4月 16日(日)01:50:50【1】訂正年月日
【1】2023年 5月 25日(木)18:28:09 by オーナー(表組み改善)
白桃 さん
♬愛するってこわい
今回の十番勝負の問五(共通項:女性市議会議員ゼロの市)は難しかったけれど、良い問題でした。いや、それ以上に「深く考えさせられる」問題でした。
問五に該当する26市とオマケの1市について、関連ありそうなデータを見てみました。
項目の説明
平均年齢・・・792市を年齢の高い順に並べた順位
人口減少率・・792市を5年間における人口減少率の高い順に並べた順位
国調人口・・・792市を2020年国勢調査人口の少ない順に並べた順位
いずれも、2020年国勢調査からのデータです。
市名平均年齢人口減少率国調人口-----市名平均年齢人口減少率国調人口
珠洲3118白石184152146
土佐清水5256雲仙191161215
熱海762163島原211300230
芦別837有田23616781
三笠13133八代296374592
津久見172113桜井375334327
下田24932かすみがうら393272205
阿久根425127長岡396412713
八幡平456755米原482351189
大月481244射水487498506
鹿角6146108瑞穂778750335
嘉麻12886176みよし782622380
杵築13714493東かがわ396498
岩見沢172201468
予測した通り、女性議員ゼロは、市民の平均年齢や人口減少率とある程度の相関関係にあることがわかります。もっとも、瑞穂市、みよし市はそれだけでは説明できませんが・・・
※タイトルと内容が全く嚙み合っていないことで不審に思われる方に・・・
白桃の高校時代になりますが、標題の曲を歌ってヒットさせた「じゅん&ネネ」という少々妖しげな?女性デュオがいました。全国792市の市議会議員名簿を見ていましたら、ナ、ナント、岡山県浅口市の名簿にネネさんが載っているではありませんか。…ただそれだけです。
[107619] 2023年 4月 15日(土)23:40:50【3】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)00:03:28
【2】2023年 4月 16日(日)00:18:06
【3】2023年 5月 25日(木)17:01:07 by オーナー(表組み改善)
白桃 さん
十番勝負「問三」に用いられた「データベース機能の人口比較機能」に関して
最初にお断りしておきますが、今から書くことは今回の十番勝負の「感想」ではありません。また、十番勝負「問三」が出題ミスであるとか、問題自体に対して異議を唱えるものではありません。純粋に「データベース機能の人口比較機能」に対する私なりの見解です。
[107040]
データベース検索で人口増加数・人口増加率の比較対象年月日を拡げました
を見た瞬間、悪い予感がしたのです。と言うのは、北海道以外の都府県が毎月公表している推計人口は、当然ながら、基準としている国勢調査年から時がたつほど実態とは乖離していくのです。ですから、毎年間違いなく増加していると推測されるところでも、国勢調査から4年を経た(例えば2019年10月1日現在)推計人口と一年後の国勢調査(2020年)と比較すると、見かけ上ではマイナス(減少)となっているケースがよくあるのです。
例を挙げますと、問三で誤答となっている柏市の場合を見ますと、次の通りです。
人口前年比増加数
2015国調413,954
2016推計417,2943,340
2017推計420,8243,530
2018推計424,3223,498
2019推計429,0704,748
2020国調426,468-2,602
2021推計429,7383,270
2022推計432,4502,712
国調直前の一年間のみ減少している、というのは明らかにおかしいのです。念のため2015年国調を基準とした2020年10月1日の推計人口をみると、432,806人となっております。このような現象は、つくばみらい市や戸田市でも見られます。斯様なことは人口増加の激しいところ、学生が多い大都市には往々にしておきるのです。
ところで、国勢調査人口が確定しますと、その前の国勢調査を基準とした推計人口まで遡って改訂する県があります。茨城、埼玉、千葉県はそのような「補間補正」は行っておりませんが、鹿児島県、東京都などは行っています。今回、非該当に挙げられた姶良市の場合、2015年国調を基準とした2019年10月1日現在推計人口が76,359人、2020年国調人口が76,348人と、11人の減少となっておりますが、2020年国調人口が確定した後に行われた「補間補正」で、2019年10月1日推計人口は76,140人となっているのです。
私が申し上げたいことは、同一の基準で行われた推計人口の比較は良いのですが、「ある年月の推計人口とその後に行われた国勢調査人口」の比較、「国勢調査を挟んだ前後の推計人口」の比較は実態とは異なっているので、行わない方が良いということです。
[107618] 2023年 4月 15日(土)23:36:48ただけん さん
RE:レス*4
[107611]サヌカイト さん
wikiでも確認しましたが、これでも少なくなっている、特に深夜便まであったというのは、生まれた時から瀬戸大橋があった身としては驚きを隠せません。まあ南海フェリーや仁堀航路をはじめとしたほかの手段もあるとはいえ、間違いなく四国の玄関の1つだったので、

丸亀在住のサヌカイトさんに、もっと驚くかもしれない内容をお伝えしたいと思います。
比較的書店でも容易に入手可能と思われ、Kindle版もある 「時刻表復刻版 1982年11月号 (JTBムック)」の雑誌版を参照する限り、丸亀から岡山県下津井、水島へのフェリーが頻繁に運航されていました。
下津井(当時下津井電鉄が児島=下津井間で運行されていました)との間には早朝から夜まで所要時間50分(基本1時間15分間隔)でフェリーが運航されていましたし、水島(現在も水島臨海鉄道が存続しています)との間では、終夜運航で所要時間1時間15分(日中は最短30分間隔で、深夜時間帯でも最大1時間50分間隔)でフェリーが運航されていました。
その意味では瀬戸大橋開通以前の丸亀自体が、少なくとも岡山県と四国への玄関口の大きな一つと言えたところだと思います。
もしお時間があるようでしたら、息抜き程度でも市の図書館に行かれて、比較的最近(半世紀程度)の丸亀の地理歴史に関するものを読まれると、その時代の盛衰がもう少し詳しくわかるかもしれません。
また近くの多度津からも広島県福山へフェリーがそれなりに運航されていて、わたしがオートバイで四国に行くようになっても比較的長い間運航されていました(2008年廃止)が乗る機会がなく、廃止時には残念に思ったりもしたことを思い出しました。
[107617] 2023年 4月 15日(土)23:15:14【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 17日(月)11:49:43
N さん
金剛山地周辺の隣接
[107615]メークインさん
金剛山地あたりの隣接関係は以前も私が話題に挙げていて、8年前に隣接関係一覧がリリースされた当時はMapion(ゼンリン)の地図が河南町・御所市が隣接する形で境界線が引かれていました。当時の関連記事

3年前に私も[99407]でメークインさんと同じような指摘をしましたが、Mapionの提供元がゼンリンからインクリメントP(現在はジオテクノロジーズに改称)に変わった際にMapionの境界線の引かれ方も変わったことによるもののようで([99408]スカンデルベクの鷲さん)、結局ゼンリンの地図を利用しているいつもNAVIに準拠する(河南町・御所市は隣接のまま)で落ち着いた経緯があります。

※海岸線は地理院地図準拠にしたのだから、隣接関係も改めて寄せる、というのもありなのかもしれません。
[107616] 2023年 4月 15日(土)22:56:33【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)01:25:58
桜トンネル さん
フェリーの経県値
いつもなら十番勝負が終わってすぐに感想文を提出できるんですが、
今回は休みがないうえに体調を崩して全く書けていませんので、いつになることやら…。

フェリーの経県値が話題になっていて、昔似たような話題が過去にあったなあと思ってみたら
[56955]いっちゃんさんが港の経県値(経港値)という形で話題に出ていたみたいです。
その他、[56930]佐賀県さんが空港利用歴の話題もありました。
過去自分も[56971]にて中学2年生の時点での分を発表していました。
そこから14年経ってどれだけ増えたのか確認してみました。

●宿泊を伴う長距離フェリー
・三津→小倉…大学の卒業旅行で四国から九州へ向かうために乗船
・東神戸⇔高松…明石海峡大橋が開通する前は祖母宅へフェリーで行き来していました。宿泊はたぶんしてたと思います。

●海の航路
・青森→函館…2018年の震災で新千歳発着を避けるため、青森から北海道入りしました。
・渡鹿野島⇔磯部…郵便局訪問のため乗りました。
・賢島⇔間崎島…郵便局訪問のために乗りました。
・堀切⇔沖島…同上
・神戸空港⇔関西空港…中学生か高校生の時に、 ベイシャトル開業記念で乗りに行きました。
・土生港⇔沼島…郵便局訪問のため乗りました。
・牛窓⇔前島…[57050]に理由はあります。
・忠海⇔大久野島…[73388]にてクイズにしています。当時書き込んでいませんでしたが、大久野島にて宿泊しました。
・宇品→切串…今年の1月に江田島へ向かうために車で乗りました。
・宮島口⇔宮島…2017年に厳島神社訪問のために乗りました。
・多度津⇔高見島…郵便局訪問のため乗りました。
・丸亀⇔広島…同上
・丸亀⇔本島…同上
・詫間⇔粟島…同上
・観音寺⇔伊吹島…同上
・新居浜黒島⇔新居浜本島…同上
・呼子⇔小川島…同上
・船唐津⇔青島…同上
・瀬戸⇔松島(長崎)…同上
・神浦⇔池島…同上
・江樋戸⇔湯島…同上
・伊美⇔姫島…同上
・本部⇔伊江島…同上
・平敷屋⇔津堅島…同上
・安座真⇔久高島…同上

趣味が趣味なだけあって移動用航路の利用は少なく、生活用航路を中心に乗っています。
離島は数字が稼げないので避けているのですが、それでもここまで乗っていたとは驚きでした。
今後はもっと乗っていかないといけませんので、今後もっと増えていくでしょう。

ちなみに空港の方は

●その空港の発着便を利用したことがある。(到着・出発いずれか片方のみ含む。)
釧路空港、新千歳空港、青森空港、花巻空港、仙台空港、成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港
伊丹空港、神戸空港、長崎空港、宮崎空港、鹿児島空港、那覇空港、下地島空港
まで増えました。
いずれも関西圏から遠いところを訪問するために利用しましたが、
中でも中部国際空港から新千歳空港、羽田空港から釧路空港はかなり珍しい空路での利用でした。

[107265] ピーくんさん
竹原市の宿泊に関しては上記の通り([73388])、高校の平和学習の研修で大久野島への宿泊でした。
東広島市へは2回宿泊していまして、
1回目は2017年の夏に某アーティストのライブの前乗りで郵便局訪問と絡めての宿泊で
2回目は郵便局訪問で島根を訪問してから広島訪問のために宿泊しました。
[107615] 2023年 4月 15日(土)22:34:44【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)22:36:23
メークイン さん
問十解答:御所市について
十番勝負全体の感想の前に、問十解答について疑義を申し立てておきます。

[107538]での私の解答を再掲します。
問十: 御所市
微妙な感じですが、領主狙いで。

このコメント自体には意味があります。
このサイトで提示している、御所市と河南町の微妙隣接自体が微妙です。
…というよりも間違えていませんか?という問いを含めています。

各地図サイトでは、葛城市と千早赤阪村の方を隣接していると判断しているように見えます。
(Wikipediaでの記述も、御所市と河南町は非隣接判断)
国土地理院地図
マピオン
MapFan

今回は領主狙いのポイントのために、敢えて御所市を選択させて頂きました。
市区町村隣接関係一覧は修正した方が良いと思います。
[107614] 2023年 4月 15日(土)21:43:22【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 16日(日)14:44:05
N さん
感想文
グリグリさん、今回も開催ありがとうござました。

今回は完答一着どころか、表彰台もヒント前完答も逃す体たらくでした。
サイトオーナーとしては新企画やNEWS(新着情報)に皆さんもう少し注目して欲しいなというのが正直な思いです。
まさにおっしゃる通りで、ちゃんとアンテナ張ってればヒント前完答は容易な問題群だったと思います。

最近の開催回では多いですが、今回も土日は出かける予定が入っていて、[107196]を書いた直後に家を出るレベルでした。
出先でスマホポチポチしながら頭の中で考えるだけでは問一と問二が限界でしたけれど、大勢に影響はなかったですね…

問四はたまたま登別と芽室だけでWeb検索したら北海道新聞の記事が引っ掛かったからよかったものの、そうでなければ銅メダルも無理だった気はします。答えるための資料を探すタイミングで、このサイトのNEWSに上がっていたことに気付くザマ。
問五も問四でNEWSを見たタイミングで気になってはいたものの、市町村単位だと全国で200近くが該当しているのに想定解数23なんてことなかろう…と深掘りするのをやめてしまっていました。桜トンネルさんが開始2分で答えていたものあって、簡単に一覧が見つからないような共通項ではないはず、という先入観もありましたが、記事中で数が言及されていたのですね。完全に見落としてました。

市盗りについては、ちょっと西の方に食指を動かしてみた結果領国化率が80%をやっと超えてランキング一位になれました。すぐ陥落しそうですけど。名張については何も言いません…()

数年前と比べるとなかなか時間を割けなくなってきましたが、せめて表彰台には乗りたいので、次回はもう少し頑張ります。
またよろしくお願いします。
[107613] 2023年 4月 15日(土)21:24:56N さん
ExcelのTips
感想を書こうとおもったらふと目についたので。
[107611]サヌカイトさん
それにしてもGoogleシートにもいい機能がついていますね。左端の表示切替機能や0~5のドロップ選択機能は私はMicrosoftエクセルでは見たことがありません。
これぐらいは一般的なExcelでもついているはずですね。
「左端の表示切替機能」は「データ」→「グループ化」で同じことができます。
「0~5のドロップ選択機能」も「データ」→「データの入力規則」で「リスト」を選んで値に「0,1,2,3,4,5」のようにに入れればできるはずです。
[107612] 2023年 4月 15日(土)21:22:15【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)21:51:38
【2】2023年 5月 25日(木)17:56:00 by オーナー(表組み改善)
サヌカイト さん
問八に近い共通項 「領土の南端の市」
今回の問八、もしかしたら「領土の南端の市」という共通項が浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。詳しく書くと、南鳥島から与那国島までの日本の土地が存在する経度のうち最も緯度が小さい地点を含む市、ということです。[107293]ぺとぺとさんの「数えました」というコメントもあり、自分はしばらくの間これだと思っていました。残念ながら沼津市、宮崎市により否定されていましたが。問八の解ではありませんでしたが、気になったので調べてみました。


★東端とばした市町村主な島▼左下からとばした市町村主な島
小笠原村南鳥島小笠原村沖ノ鳥島
御浜町
蘂取村紀宝町
紗那村那智勝浦町
留別村太地町
色丹村那智勝浦町
串本町
留夜別村すさみ町
根室市水晶島白浜町↙田辺市
泊村みなべ町
根室市白浜町四双島
浜中町田辺市沖島
厚岸町みなべ町
釧路町印南町
釧路市御坊市
白糠町美浜町
釧路市日高町↙由良町から海南市
浦幌町和歌山市地ノ島
豊頃町神戸市
大樹町和歌山市沖ノ島
広尾町淡路市
えりも町洲本市
様似町南あわじ市
浦河町阿南市
新ひだか町美波町
新冠町牟岐町
小笠原村海陽町
日高町東洋町
宮古市室戸市
山田町↙大槌町奈半利町
釜石市田野町
大船渡市安田町
陸前高田市安芸市
気仙沼市↙南三陸町,石巻市芸西村
女川町足島,江島,大島香南市
石巻市南国市
小笠原村硫黄列島高知市
石巻市土佐市
東松島市須崎市
七ヶ浜町寒風沢島,野々島,桂島中土佐町
仙台市仙台塩釜港防波堤四万十町
七ヶ浜町黒潮町↙四万十市
浪江町↙双葉町土佐清水市
大熊町大月町↙宿毛市
富岡町愛南町
楢葉町宿毛市沖の島,鵜来島
広野町愛南町
いわき市↙北茨城市から神栖市宇和島市↙西予市,八幡浜市戸島,横島,御五神島,日振島
銚子市伊方町
小笠原村西之島佐伯市
銚子市延岡市
旭市門川町
匝瑳市日向市
横芝光町都農町
山武市川南町
九十九里町高鍋町
大網白里市新富町
白子町↙長生村,一宮町日南市
いすみ市串間市
御宿町北大東村
勝浦市串間市
※東京孀婦岩,鳥島南大東村
勝浦市串間市
鴨川市志布志市↙大崎町,東串良町
※東京須美寿島肝付町
鴨川市西之表市
南房総市中種子町
※東京ベヨネース列岩南種子町
南房総市西之表市馬毛島
八丈町南大隅町
青ヶ島村屋久島町
八丈町南九州市
横須賀市枕崎市
八丈町八丈小島三島村硫黄島
三浦市屋久島町口永良部島
御蔵島村南九州市
三宅村長島町
藤沢市天草市
大島町喜界町
三宅村大野原島十島村中之島
大島町薩摩川内市上甑島,中甑島
平塚市長崎市
大磯町薩摩川内市下甑島
新島村鵜渡根島十島村諏訪之瀬島
御蔵島村藺灘波島薩摩川内市下甑島
新島村奄美市
二宮町龍郷町
小田原市奄美市
新島村地内島,式根島瀬戸内町
神津島村祇苗島新上五島町中通島
小田原市徳之島町
神津島村長根伊仙町
熱海市初島(注)天城町
神津島村五島市福江島
伊東市和泊町
東伊豆町知名町
神津島村恩馳島
東伊豆町与論町
河津町五島市男女群島
下田市
南伊豆町国頭村
神津島村銭洲名護市↙宜野座村,金武町
南伊豆町うるま市伊計島,宮城島,浜比嘉島,津堅島
松崎町↙西伊豆町,伊豆市,沼津市南城市久高島
富士市うるま市
静岡市沖縄市↙北中城村から与那原町
焼津市南城市
吉田町八重瀬町
牧之原市糸満市
御前崎市豊見城市
掛川市那覇市
袋井市
磐田市渡嘉敷村
浜松市
湖西市座間味村
豊橋市粟国村
田原市↙豊橋市,豊川市,蒲郡市
西尾市渡名喜村
南知多町日間賀島,篠島
西尾市久米島町
鳥羽市神島
南知多町↙美浜町から伊勢市宮古島市
鳥羽市
志摩市多良間町
南伊勢町
大紀町石垣市
紀北町竹富町
尾鷲市
熊野市石垣市魚釣島
小笠原村沖ノ鳥島
熊野市与那国町
御浜町★西端
▼右上へ

(注)神津島東端の長根の隙間を抜けていると判断した場合のみ熱海市

長い表ですみません。天然人工問わず地理院地図で陸地表記となっているところをすべて対象としています。主な島には本島(役場のあるもの)の多くは表示していません。とばした市町村とは同じ島内なのに海岸線が連続しない自治体が続いた場合、その間の自治体を表示するものです。また基本的にどのように移り変わっていくかを収録したものであるため、2つの自治体間での変更は略しています。たとえば女川町から石巻市は(女川)足島,江島→(石巻)金華山→(女川)大島→(石巻)大須崎付近→(女川)大島→(石巻)牡鹿半島ですが、全体的に見て女川町→石巻市なのでそれのみを記入しています。その経度に日本領がないところは空欄としていますが、あくまで移り変わりを調べているので、石垣市→竹富町の間に空欄がないのは石垣市と竹富町に経度が被る部分があることを示しているだけであり、竹富町内に日本領がない経度が存在することまでは示していません。

結構大変でした。特に島が。自分ではたぶん東西北からのものは作らないので、気になる方は自分でお願いします。北は比較的簡単だと思います。


以上、十番勝負直後に関係の薄い話題を投稿してすみませんでした。
[107611] 2023年 4月 15日(土)21:17:14サヌカイト さん
レス*4
[107180]グリグリさん
素早い対応ありがとうございます。実はこれ以外にも見つけていたのですが、かなり細かいことにもかかわらず、[107170]を書いた時点ですでに修正されていいました。こんなに隅々まで手の行き届いている個人サイトはほとんどないと思います。すべてグリグリさんのきめ細やかな保守の賜物です。改めてグリグリさんはやはりすごいなあ、と思ったものです。


[107174]YTさん
31日に確認してきましたが、残念ながら「歩兵第十二聯隊歴史」にはめぼしいことは書いてありませんでした。

久栄村について。[102282]では、3月25日に村名が決定されたと綾歌町史には書いてあり、それ以前は久万玉表記が存在しないことから県報と矛盾していると考えましたが、古くからの郷の名前の漢字を簡単にした表記はいかにも元からありそうなので、おそらく20日の時点で既定路線だったのでしょう。丸亀市生涯学習課などに問い合わせることも考えましたが、YTさんのおっしゃる通り、結局は県報を正確ととるか不正確ととるかという問題に帰着しそうなので、もうこれが結論ということでこの件については一旦終了しようと思っています。五番丁で役に立たなかった上に別の話題にまで付き合わせてすみませんでした。

ちなみにですが国立国会図書館のオンライン利用者登録もしてきました。むこうでの処理に1週間ほどかかると書いてありますが、それも今は応募が少ないのか2日で終わりましたし、こちらでの作業は10分程度で終わるとても簡単なものでしたので、まだの方はぜひど~ぞ(吉塚仏壇店の宣伝の声で)。


[107227]らすさん
公開宣言の前に、まずは落書き帳をご覧になっているみなさんにご協力いただき、最低限の不具合がないか確認したいと思います。ご意見聴取の期間は2週間程度を予定します。
十番勝負の想定解を変える可能性があるということで控えていた経県値都道府県版の入力を再開するにあたって、せっかくなので利用させてもらいました。ひとまず佐賀県で試しましたが、おそらくそちらでも既にされているであろう地図の表示はもちろん、そのあとの登録や更新もそのリンクの状態できちんと動作できることも一応確認できました。とてもすばらしいシートだと思います。
それにしてもGoogleシートにもいい機能がついていますね。左端の表示切替機能や0~5のドロップ選択機能は私はMicrosoftエクセルでは見たことがありません。


[107530]ただけんさん
wikiでも確認しましたが、これでも少なくなっている、特に深夜便まであったというのは、生まれた時から瀬戸大橋があった身としては驚きを隠せません。まあ南海フェリーや仁堀航路をはじめとしたほかの手段もあるとはいえ、間違いなく四国の玄関の1つだったので、そんなものかもしれません。船ではありませんがサンライズもいつまでも残り続けられるとは思わないので、廃止される前に乗っておきたいです。
なお酔った経験というのは、先日書いたことに加え、座席のみ、トイレ遠い、2階席、昼食直後というかなりの悪条件だったので、たぶん大概のは大丈夫だと思うのですが、気分の問題として酔いそうと思うと酔いやすくなるので、瀬戸内海のような安心して乗れるところから始めてみます。

そういや宮島と土庄に乗ったことがあるのを完全に失念していましたね…。
[107610] 2023年 4月 15日(土)21:14:01サヌカイト さん
第六十三回 新年度に向けて心機一転 全国の市十番勝負 感想
※これを含め3連投します。

 2週間開催ありがとうございました。3か月スパンでの開催ということで、グリグリさんはネタを考えるのが大変そうだな、と思っていましたが、今回も焼き直しにならないように作問されていて、新たな発見のできる十番勝負でした。

では短めにですが感想を。
 まず目についたのは問三。どう見ても人口増加関連ですが、ぴったり当てはまるものがありません。わざわざエクセルまで引っ張り出して2021推計と2022推計を比べたり、2000国調と2020国調を比べたりしましたが、惜しい視点ではあったものの、3年連続までは思い当たりませんでしたね。
あきらめて考え出したのは問一。当初は江津と浜田が隣接することからその系統かと考えていましたが、そこで[102883]激動の市町村のおかげか頭に桜江が浮かび、そういや桜川に桜島もあるな、ということで変遷情報検索してたどり着きました。桜江が思いついたのはラッキーでしたし、これに金が残っていたのもラッキーでした。さらに越谷市該当。1ミスで必要石高により失うことになるので慎重を期しましたが、橿原市の境界変更非該当も納得のいくものだったので解答しました。思えば初参加の五十四回問五で同じような問題を素早く思いついたのに解答に手間取ってメダルを逃しており、やっと取り返せたという感じです。
越谷市については、金で答えるのはちょっともったいなかったかと後になって思いましたが、今回さらに2つ積み増したこともあってもう大丈夫そうではあるものの、せっかくなので[106814]未開人さんの夕張市と同じようにこのまま行けるところまで積んでいってみようかと思います。
問五に関して。後半5問が「南」で、問一は「桜」、そしてこの問五のSVヒントが「井上さくら」氏だったので「桜」関連かと思っていました。共通項が分かった後に結構探してみましたが、なかなかないもんで、いや少ないのはむしろ喜ばしいことなんですが。ただ皮肉なことに、女性議員が少なそうだと思ったところは、調べると大概1人や2人で当たらずとも遠からずというか、イメージと一致しているのがなんとも残念でした。

 今回も2週間楽しませてもらいました。次回も楽しみにしています。私たち参加者もグリグリさんが作問に困らないようたくさん話題を作りましょうね。
[107609] 2023年 4月 15日(土)21:01:01【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)21:39:13
オーナー グリグリ
第六十三回 新年度に向けて心機一転 全国の市十番勝負(共通項発表)
新年度が始まったばかりでお忙しい中、今回も多くの皆様にご参加いただき心から感謝いたします。今回、問一、問二は季節ネタ、問六から問十は「南」テーマでまとめ、また、問三、問四、問五、問八は、最近リリースしたサイト企画からの出題としました。今回の出題のことや、開催期間など昔のスタイルに戻したこと、今回は難易度が少し高めだったこと、ヒントの出し方、等々、いろいろご意見等あればお願いいたします。次回は7月の開催です。では、共通項を発表します。
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問一:桜川市、小千谷市、浜田市、江津市、鹿児島市
該当しない市:橿原市
(想定解数:33市)
■「桜」の文字が入る市町村を含む市(市制町村制施行時以降の市町村が一部区域を含め現市域に含まれる/ただし境界変更は除く)
参考HP:「桜」で検索(変遷情報)
想定解終了

桜前線真っ盛りの季節ネタを問一としました。該当しない市の橿原市は桜井市の一部を「境界変更」しています。境界変更まで含めると、変遷情報にはない境界変更もあり混乱することから除外しました(変遷情報にはない土浦市の例)。桜川市を想定解に入れるかどうかは少し悩みましたが、過去だけでなく現在の市町村も対象という説明が自然だろうということから含めることにし、紛れを省くためと「桜」連想に期待して問題市のトップに据えました。問題市に平成の大合併で「桜」町を編入した江津市(桜江町)と鹿児島市(桜島町)を入れて難易度を下げる調整をしましたが、解答の伸びはだいたい想定通りでした。
------------
問二:宇都宮市、名古屋市、東大阪市、宇和島市、鹿児島市
該当しない市:国分寺市
(想定解数:43市)
■選抜高等学校野球大会歴代優勝校のある市(優勝時所在地)
参考HP:選抜高等学校野球大会歴代優勝校【ウィキペディア】
未解答市(4市):岐阜市、静岡市、高知市、熊本市

十番勝負開始日当日、山梨学院が山梨県勢として初優勝し甲府市が想定解に加わりました。仙台育英が優勝した場合は、仙台市と野球グラウンドがある多賀城市の両方を想定解とする予定でした。該当しない市の国分寺市は早稲田実業の所在地ですが、第29回優勝時の所在地は新宿区でした。早実の選抜優勝はこの1回だけです(夏優勝時は国分寺市に移転後)。[107480]で誤答となった町田市も日大三高の現在の所在地ですが、第43回優勝時の所在地は港区でした(同じく選抜優勝はこの1回)。初日に解答が集中するかとも思っていましたが銀メダルまでだったのは、特徴ある市を外して問題市を迷彩化したためだとすれば思惑通りでした。
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問三:流山市、かほく市、吹田市、茨木市、福岡市
該当しない市:大津市、姶良市、豊見城市
(想定解数:57市)
■人口が3年連続で増加した市(2019年10月1日から2022年10月1日)
参考HP:人口増の市(2022年vs2021年)人口増の市(2021年vs2020年)人口増の市(2020年vs2019年)
未解答市(20市):上尾市、富士見市、鶴ヶ島市、白岡市、木更津市、八王子市、立川市、武蔵野市、昭島市、小金井市、小平市、日野市、国分寺市、大和市、海老名市、瑞穂市、明石市、小郡市、筑紫野市、名護市

3月7日に新たにリリースしたデータベース検索の人口比較機能を活用した出題でした。多少難易度が高いかなと思っていましたが、どちらかというと慣れている解答者には取り付きやすく、比較的新しい参加者には難しかったようで、難易度は双極化したようです。該当しない市の3市が共通項への手掛かりになるかなと思いましたが、それはちょっとハードルが高かったでしょうか。
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問四:登別市、奥州市、取手市、小金井市、加賀市
該当しない市:宮古市
(想定解数:71市)
■議会改革度調査2022総合ランキング100位以内の市(早稲田大学マニフェスト研究所)
参考HP:議会改革調査部会総合ランキング300位一覧
未解答市(32市):旭川市、盛岡市、滝沢市、大崎市、宇都宮市、那須塩原市、所沢市、流山市、町田市、横須賀市、鎌倉市、茅ヶ崎市、南砺市、長野市、松本市、高山市、可児市、島田市、袋井市、菊川市、半田市、知立市、四日市市、亀山市、伊賀市、彦根市、京都市、亀岡市、堺市、神戸市、宝塚市、都城市

早稲田大学マニフェスト研究所が毎年発表している議会改革度調査ランキングの2022年調査結果が、3月22日にプレスリリースされました。このプレスリリースを受けて、都道府県データランキングに新規テーマ「議会改革調査」を3月29日にリリースしました。2022年調査結果にある地方議会の総合ランキングから100位以内の市議会を想定解としました。ホットとはいえマイナーなネタなので、十番勝負期間中のNEWSには議会改革調査へのリンクが常に表示されるように配慮しました(NEWSから3クリックで想定解一覧に到達できます)。それでもヒント前にメダルが決まらなかったのは少し残念でした。SVヒントの特徴ある建物(ドラード早稲田)には早稲田大学マニフェスト研究所があります。
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問五:三笠市、射水市、熱海市、みよし市、嘉麻市
該当しない市:潮来市
(想定解数:26市)|※23市 → 25市 [107472]参照|※25市 → 26市 [107514]参照
■女性市議会議員ゼロの市
参考HP:女性が一人もいない地方議会の比率
想定解終了

難易度が高いと考えていましたが初日に金銀銅メダルが確定したのは驚きでした([106898]の書き込みで予測されていたのでしょうか?)。出題契機については[106898]をご覧ください。想定解の確認のためすべてのの市議会の女性議員数を調査しました。該当しない市の潮来市は2月5日の補欠選挙で女性候補が当選し女性ゼロ市議会を解消しています。今月の統一地方選挙のため辞職する女性議員がいる可能性も考え、[107472]に書いたように追加調査を行い、長岡市と島原市でそれまで1人だった女性議員が県議会選出馬のため辞職したことがわかり、想定解数を2市追加しました。さらに、[107514]で追加したのは[107500]の八代市で、昨年9月に唯一の女性議員が逝去されていました(こちらの紹介ページは更新されていたのですが、こちらの一覧では女性議員が残っていたため、追加調査で見つけ損ねていました)。同様のケースを調査したところ、相模原市と姫路市で女性市議が逝去されていましたが、10人→9人、7人→6人とゼロになるケースではありませんでした。[107492]の五條市は、2人いた女性市議の1人が県議選出馬で辞職しましたが1名は留まっています。ちなみに女性議員が1人の市議会は109市あります(3月調査結果+女性議員2人以下の市議会追加調査)。また多い方では、清瀬市は定員20名のうち半分の10名が女性です。このテーマは別途書き込みます。
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問六:小田原市、北杜市、京都市、庄原市、鹿児島市
該当しない市:那覇市
(想定解数:72市)
■「南」の文字が入る市に隣接する市
参考HP:市区町村隣接関係一覧
未解答市(33市):魚沼市、砺波市、小矢部市、金沢市、白山市、中央市、各務原市、飛騨市、一宮市、半田市、安城市、小牧市、高島市、亀岡市、泉佐野市、泉南市、阪南市、和歌山市、岩出市、出雲市、防府市、光市、鳴門市、小松島市、高知市、南国市、香南市、宮崎市、都城市、枕崎市、指宿市、日置市、南九州市

問六から問十は「南」テーマでまとめましたが、問六と問十の類似共通項を前後に配置し「南」テーマを推測しやすいようにしました。基本的な隣接問題でもう少し解答が伸びるかと思っていましたがそうでもなかったのは意外でした。
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問七:稚内市、市川市、富山市、神戸市、佐世保市
該当しない市:気仙沼市、碧南市
(想定解数:95市)
■「南」で始まる鉄道駅がある市
参考HP:駅データ.jp
未解答市(54市):札幌市、旭川市、仙台市、米沢市、酒田市、新庄市、南陽市、常総市、北茨城市、守谷市、那珂市、宇都宮市、川越市、川口市、春日部市、羽生市、船橋市、流山市、南房総市、日野市、稲城市、横浜市、相模原市、燕市、上越市、甲府市、松本市、安曇野市、羽島市、御殿場市、豊橋市、四日市市、大津市、草津市、大阪市、茨木市、三田市、生駒市、松江市、広島市、小松島市、松山市、北九州市、福岡市、久留米市、直方市、みやま市、熊本市、大分市、宮崎市、延岡市、日南市、日向市、鹿児島市

該当しない市の気仙沼市はBRTの除外(南気仙沼駅)、碧南市は先頭南の明示(碧南駅、碧南中央駅)です。今回の問題の中では易しい部類だと思っていたのですが、解答がなかなか伸びなかったのは予想外でした。ちなみに[107462]でくはさんがつぶやかれているように、参考HPの丹波篠山市は篠山市のままになっています(作者には連絡済み)。
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問八:静岡市、沼津市、豊橋市、高知市、宮崎市
該当しない市:大分市
(想定解数:46市)
■南海トラフ巨大地震に関する最大津波高想定が10m以上の市(第二次報告)
参考HP:南海トラフ巨大地震 津波高
未解答市(7市):熊野市、阿南市、宇和島市、八幡浜市、宿毛市、香南市、延岡市

3月6日に新規リリースした都道府県データランキングからの出題です。南海トラフ巨大地震に加えてこのテーマを新たにリリースしたのは、十番勝負出題を意図したもので、「最大津波高が10m以上の市区町村」の欄を作りました。もっとも南海トラフ巨大地震は一般からのアクセスが元々非常に高いランキングです。問題市がどうしても太平洋側に並ぶので、予想通り難易度は低くなりました。問六と問八、それに問十というつながりで「南」テーマへの道筋を考えていました。
------------
問九:北見市、横浜市、碧南市、須崎市、臼杵市
該当しない市:白石市、長崎市
(想定解数:64市)
■市立「南中学校」がある市
参考HP:日本の中学校一覧(ウィキペディア)
未解答市(24市):弘前市、北上市、大館市、川口市、上尾市、三郷市、小金井市、東久留米市、秦野市、柏崎市、大垣市、三島市、伊東市、御殿場市、岡崎市、みよし市、四日市市、長浜市、伊丹市、出雲市、丸亀市、松山市、新居浜市、鹿児島市

難易度高いだろうと予想していましたが、初日に金銀、2日目に銅メダルが決まったのは問五と共にちょっと驚きでした。SVヒントの白石市立南中学校は2019年に閉校しました(長崎市立南中学校は2022年閉校)。[107475]で誤答になった桐生市など、統合により閉校になったところも多くありますので注意が必要でした。
------------
問十:岩見沢市、北杜市、奈良市、庄原市、那覇市
該当しない市:小田原市
(想定解数:74市)
■「南」の文字が入る町村に隣接する市
参考HP:市区町村隣接関係一覧
未解答市(35市):夕張市、江別市、富良野市、北広島市、石巻市、日光市、那須塩原市、市原市、富津市、敦賀市、伊那市、茅野市、塩尻市、佐久市、岐阜市、各務原市、富士宮市、下田市、一宮市、伊勢市、志摩市、伊賀市、長浜市、御坊市、田辺市、浜田市、出雲市、大田市、雲南市、新見市、赤磐市、大牟田市、日田市、竹田市、南城市

問六とのセットに気づいて欲しいと問題市と該当しない市を工夫しました。問六と同様にもう少し解答が伸びるかと思っていましたがそうでもなかったのは意外でした。
------------
全体としては、区町村ヒントの効果がほとんどなかったのは今後の課題だと考えています。また、問四と問五の難問化はある程度は想定内でしたが、サイトオーナーとしては新企画やNEWS(新着情報)に皆さんもう少し注目して欲しいなというのが正直な思いです。

以上、次回7月開催もお楽しみいただけるよう準備しますので、引き続きご参加をよろしくお願いいたします。
[107608] 2023年 4月 15日(土)21:00:00オーナー グリグリ
第六十三回 新年度に向けて心機一転 全国の市十番勝負(第十四回採点 & 十番勝負終了)
それでは十番勝負を終了します。参加者37名、完答者20名、メダル獲得者11名、解答総数373市、正答数322市でした。共通項はこの後発表します。今回も多くの皆さんに参加していただきありがとうございました。

【解答状況】( )内は累計です。
回数 採点日付解答正答誤答ヒント等効果(提示は前日)
14月2日(日)6045151086
24月3日(月)35(95)31(76)4(19)-1(9)3(9)
34月4日(火)20(115)19(95)1(20)-1(10)0(9)
44月5日(水)8(123)7(102)1(21)--0(9)
54月6日(木)12(135)12(114)0(21)--0(9)
64月7日(金)3(138)3(117)0(21)--1(10)第一ヒント(区町村ヒント)
74月8日(土)82(220)77(194)5(26)---第二ヒント(アナグラム)
84月9日(日)49(269)43(237)6(32)---第三ヒント(SVヒント)
94月10日(月)47(316)38(275)9(41)---第四ヒント(アナグラム)
104月11日(火)11(327)8(283)3(44)---第二ヒント解答(アナグラム)
114月12日(水)15(342)14(297)1(45)---第五ヒント(四文字ヒント)
124月13日(木)5(347)3(300)2(47)---第四ヒント解答(アナグラム)
134月14日(金)6(353)5(305)1(48)---第六ヒント(文言ヒント)
144月15日(土)20(373)17(322)3(51)---第七ヒント(参考ページ)

新たな領主交代は次のとおりです。
領国名代数歴代 新領主万石 旧領主万石必石備考
江津市153,13,15ピーくん3桜トンネル31領国奪還
伊予市5穴子家3白桃31

【解答状況の確認ページ】採点漏れ、採点ミスなどありましたらご指摘ください。
第六十三回 新年度に向けて心機一転 全国の市十番勝負 解答状況
第六十三回 新年度に向けて心機一転 全国の市十番勝負 ランキング
[107607] 2023年 4月 15日(土)18:49:41白桃 さん
船と流行り歌
潮来・・・おんな船頭唄
潮来で水郷めぐりではない、観光船に乗っていたらこの曲が流れていました。

矢切の渡し・・・矢切の渡し
40年ぐらい前に、家族で乗りました。その後、仕事(添乗)ではお見送りだけ。大雨の中をいくお客さんが可哀想でした。

瀬戸内海の島・・・瀬戸の花嫁
塩飽諸島だか、笠岡諸島だか、まるっきり思い出せない。地理学研究室の巡検だったのですが、二日酔いだったかもしれません。とにかく、どこの港から乗ったのかも全く記憶がありません。渡った島には花嫁さんは見なかったけど、段々畑に菜の花が美しく咲いていました・・・それだけは覚えています。
[107606] 2023年 4月 15日(土)18:12:28【2】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)22:01:15
【2】2023年 4月 15日(土)23:48:37
メークイン さん
Re:経船値
私が乗った有料航路および動力観光船・送迎船だけをまとめてみました。(クルーザーは除く)
これ以外に、ウォータースポーツとしての船が入ります。

書き出してみると、意外と癖が強い所に乗っているような気がします。
架橋されて、今は無くなってしまった航路もあります。
[107600]にて、あきごん さんが書かれるまで、那智勝浦の送迎船は完全に忘れてました。
渡し船に数多く乗っているところは、ポイントが高いかなと思います。

=====
北海道稚内⇔礼文, 礼文→利尻→稚内, 羽幌→焼尻→天売→羽幌
茨城県小堀の渡し(取手市利根川)
栃木県中禅寺湖遊覧船(菖蒲が浜→中禅寺)
千葉県久里浜⇔金谷
東京都日の出桟橋⇔父島, 父島⇔母島
神奈川県久里浜⇔金谷, 箱根芦ノ湖遊覧船
新潟県新潟⇔両津
富山県富岩水上ライン 環水公園→岩瀬, 如意の渡し(高岡市小矢部川)
和歌山県那智勝浦温泉送迎船 ホテル浦島, ホテル中の島
岡山県土庄(小豆島)→新岡山港, 笠岡⇔真鍋島
広島県福山→多度津, 忠海⇔大久野島, 尾道→向島(福本渡船), 宮島→宮島口(宮島松大汽船)
徳島県ひょうたん島クルーズ
香川県土庄(小豆島)→新岡山港, 高松→草壁(小豆島), 福山→多度津
愛媛県臼杵→八幡浜, 遊子→宇和島(盛運汽船)
長崎県島原→熊本, 長崎⇔福江, 軍艦島クルーズ, 旧オランダ村園内の渡し船
熊本県島原→熊本
大分県臼杵→八幡浜
鹿児島県鹿児島⇔桜島, 鹿児島⇔宮之浦(屋久島), 鹿児島(鴨池)→垂水, 安房(屋久島)→鹿児島, 古仁屋⇔瀬相(フェリーかけろま)
沖縄県石垣⇔竹富島, 石垣⇔上原(西表島)(安栄観光), 西表島浦内川遊覧船, 宮古島⇔伊良部島(はやて海運)
[107605] 2023年 4月 15日(土)17:07:03N さん
経船値
面白そうだったので、思い出しながら入力してみました。
こんな感じでなかなか3点も取るの難しいですね…
大学生以降は一人旅メインで交通手段として乗ることはあっても、観光で乗ることがほとんどなかったんですよね
#とはいえ小学生とかの頃の記憶はほぼないんで、どこかのスワンボートとかは乗っているかも…?

新潟と北海道は議論になっている部分で4点にするか3点にするか迷いました。新潟→小樽の新日本海フェリーと、網走の流氷観光船ですね。どちらも乗り場は「河川」扱いかもしれませんが、海の航海がメインだと思ったので4点にはしませんでした。

鹿児島の1点は長島→牛深のフェリーに乗ろうと思って早朝に乗り場まで行ったのに台風の接近で欠航になったことによるものでした。
熊本はそのあと御所浦島に渡るのに往復しましたが、鹿児島はそれ以降桜島関連の船すらも乗ったことがないんですよね。

===
北海道:新潟→小樽、網走流氷観光
宮城:松島観光
千葉:金谷→久里浜
東京:両国→お台場屋形船
神奈川:金谷→久里浜、芦ノ湖
新潟:新潟→小樽、直江津→小木、両津→新潟
静岡:土肥→清水、清水→三保、初島
愛知:伊良湖→鳥羽、河和→篠島→師崎
三重:伊良湖→鳥羽
京都:保津峡、天橋立
大阪:木津川渡船
鳥取:西郷→境港
島根:西郷→境港
岡山:土庄→岡山
広島:松山↔呉↔広島、広島→宮島、宮島口↔宮島
山口:柳井→松山
徳島:渦潮観光
香川:高松→土庄、土庄→岡山
愛媛:松山↔呉↔広島、柳井→松山、松山→小倉、八幡浜→別府、臼杵→八幡浜
福岡:松山→小倉、能古島
長崎:平戸↔的山大島
熊本:棚底↔御所浦
大分:八幡浜→別府、臼杵→八幡浜
鹿児島:(長島→牛深)
沖縄:石垣↔波照間、石垣→西表→竹富→石垣、仲間川観光
[107604] 2023年 4月 15日(土)17:06:33白桃 さん
グリグリさんへ
「市区町村プロフィール」で任意の都道府県を開くと、末尾に「.... データ項目の説明(開く)」があり、その中の「■人口」の説明が次のようになっています。
人口は、各都道府県が公表している2022年10月1日の推計人口によります。推計人口とは、2020年10月1日の国勢調査人口を基に、住民基本台帳法に基づく届出を加減することにより算出した人口であり外国人を含んでいます。ただし、2020年10月1日のデータは2020年国勢調査人口確報値です。
スペースの問題もあろうかと思いますが、正確を期する為に、出来ましたら以下の通りに変更して頂ければ幸いです。
「人口は、各都府県が公表している、2022年10月1日の推計人口によります。推計人口とは、2020年の国勢調査人口を基に、住民基本台帳法に基づく届出を加減することにより算出した人口であり、外国人を含んでいます。ただし、北海道については推計人口を公表していないため、国勢調査人口と住基ネット人口から、当サイトで推計人口を独自に計算しています。」

また、「都道府県プロフィール」→「都道府県の人口」において、「人口」の説明の文言の中に「外国人登録法」が出てきますが、これは廃止されており、削除して頂ければと考えます。

以上、お手すきの時にでもよろしくお願いします。
[107603] 2023年 4月 15日(土)17:05:56ピーくん さん
十番勝負
問九 甲府市
[107602] 2023年 4月 15日(土)16:49:42ピーくん さん
十番勝負
問四 横手市
[107601] 2023年 4月 15日(土)16:40:04【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)16:48:59
あきごん さん
Re:なぞなぞ
[107594] 白桃 さん
◎阪南市にあるのに泉南と言い、大東市にあるのに四條畷と言うのはなんでしょう???

 平和な生活のためには無くてはならないものだけど、あまりお世話になりたくない、あの公共施設ですね。仕事で行くことがありますが、独特の雰囲気があって気持ちの良い場所ではないですね。

 ちなみに四條畷○○○が大東市に住む姉の家の近所にあって、30年前から車で前を通る度に「なんでやねん!」と一人ツッコミを入れているので、こちらのなぞなぞは直ぐに分かりました。

 でも白桃さん。これは「なぞなぞ」ではなく「なぞ」ではないでしょうか?
[107600] 2023年 4月 15日(土)16:19:19【1】訂正年月日
【1】2023年 4月 15日(土)16:25:47
あきごん さん
フェリーの経県値
 フェリーの経県値の話題で盛り上がっていますので、乗り遅れ気味ですが板上が賑やかになる前に私も便乗させていただきます。

 なにぶん海なし県の住人ですから、船に乗る機会は限られますが、旅行等ではこれまでに何度か長距離フェリーないし定期航路に乗船したことがあります。あと観光で遊覧船にも何カ所かで乗りましたが、船はやはり馴染みがない乗り物若しくは特別な乗り物ですね。特に社会人になって以降は時間的な制約があるので、ゆっくりと旅を楽しむ事はなかったので、航路の利用は時間距離で勝った小松島→大阪くらいのように思います。
 とりあえず、これまでの乗船経験をあげてみますと…。

●宿泊を伴う長距離フェリー
・小樽(北海道)→新潟(新潟県) 新日本海フェリーで20時間くらいだったと記憶しています。
・大阪(大阪府)→別府(大分県) 子供の頃、さんふらわーで大分に旅行に連れてもらいました。

●海の航路
・青森(青森県)→函館(北海道) 学生時代に青函連絡船で北海道に。4時間くらいかかりました。
・境港(鳥取県)↔隠岐(島根県) 高校生の頃に家族旅行で隠岐の島へ行った時。行きは台風明けで船が揺れて大変でした。
・宇野(岡山県)←高松(香川県) 学生時代に日本一周の過程で宇高連絡船乗りました。直ぐに着いた印象です。
・大阪(大阪府)→高松(香川県) 同じく日本一周時に利用。下船していませんが、途中小豆島に寄港しました。
・小松島(徳島県)→大阪(大阪府) 家族旅行で四国に行った際、瀬戸大橋を回るよりも早くて安い小松島フェリーを利用。
・石垣島↔竹富島(沖縄県) そう言えば結婚後に妻と石垣島に行った時に竹富島に足を伸ばしたのを思い出しました。
・青森?→佐井(青森県) 子供の時、家族旅行で下北半島に。佐井まで船に乗っていますが青森からかは自信がない。
・宮島↔宮島口(広島県) 小学校の修学旅行です。定番だった広島、宮島コース。
・南紀勝浦↔ホテル浦島(和歌山県) ホテルの送迎船なので航路というよりシャトルバスみたいな感じですが。

●海の遊覧船
・三方五湖(福井県) 子供の時に家族旅行で若狭湾に行きました。
・松島(宮城県) 同じく家族旅行で仙台に行ったときに足を伸ばしました。
・伊勢志摩(三重県) これも子供の時の家族旅行です。

●湖や河川の遊覧船
・十和田湖(青森県) これも子供の時の家族旅行です。
・然別湖(北海道) 学生時代に日本一周で。目的は途中にある三大秘湖の東雲湖に行くためです。
・諏訪湖(長野県) ベタですが家族旅行で子供が喜ぶので白鳥の観光船に乗りましたね。
・奥瀞峡(和歌山県) 瀞峡のジェット船に乗っています。県境上ですが乗り場は和歌山県。
・保津川下り(京都府) 独身時代に妻と乗りました。でも、これは無動力なのでノーカウントですね。
 あと、港に行ったけど船に乗っていないといえば、横浜港や神戸港、金沢港はありますね。他にもありそうですが、良く覚えていませんね。

 馴染みがないとか言いながら、書き出してみたら結構あったので自分でビックリしています。海なし県民にとっては海は特別な存在ですので、その海の乗り物に乗るのは、やはり特別な印象があります。子供の頃の家族旅行で遊覧船によく乗ったのも、そういう感情があるからだと思います。

 ちなみに実際には行かなかったのですが、今でも行っとけば良かったと後悔している場所が船絡みであります。今では有名になった通称「軍艦島」の長崎県の端島なのですが、学生時代の日本一周の途中に長崎のYHで知り合った人と軍艦島に行くチャンスがありました。海上タクシーを使って行って、何時間後かに迎えに来てもらう方法で上陸できると聞いて、写真が趣味だった者同士気が合って「行こうか」となったのですが、割り勘でも万以上の費用がかかったことや、その後の予定(4日後に宮崎からブルートレインを予約していた)が大幅に狂ってしまうので行きませんでした。当時の端島は今ほど有名ではなく、ドキュメンタリー写真で見て印象に残っていたのですが、航路がなく行けませんでした。報道写真家志望だった相手の人が色々調べて上陸する方法がある事が分かって、すごく興味があったのですが一歩踏み出せませんでした。今は許可なしに上陸して勝手に島内を歩き回れませんので(当時でも違法行為だったような気はしますが)、今思うと本当に残念です。

 話がそれましたが、以上の内容で船の経県値を計算してみると(m#さんの当初の採点方法で)
(4点) 北海道
(3点) 青森県、新潟県、大阪府、和歌山県、大分県
(2点) 宮城県、福井県、長野県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、香川県 沖縄県
(1点) 神奈川県、石川県、兵庫県
 合計 42点 という結果となりました。多いのか少ないのか、良く分りません。


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