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[16400]〜[16499]



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[16499] 2003年 6月 9日(月)01:13:33【1】まがみ さん
レス3題
[15503]N-H さん
しかしながら本家本元の東海道では一向に湘南色は減りませんね。
沼津直通との兼ね合いですかね。JR化後に製造された車両だと、各社ごとに微妙に運転台の仕様などが違うことがあるらしく、会社間の直通列車には国鉄型車両が好まれるといいます。もちろんしっかり訓練などの時間を確保できれば良いのでしょうが。

[15703]えっす さん
四条畷について田原台にとても興味があります。
もともと田原村だったところで、1961年に合併されました。田原台は、1989年ごろから開発されたニュータウンです。田原台からは、四條畷・生駒双方へのバス路線がありますが、比較的平坦で距離も近い生駒方面への路線が充実しており、むしろ四條畷方面へのバス路線は減便される傾向にあります。

[16493]ありがたき さん
こういう企画は先輩常連の大御所様たちのように上手くいかないものですね…。
私も、雑魚さん、グリグリさんに、クイズ出題の奥義とタイミングを教授していただきたいと思いますね(笑)
[16498] 2003年 6月 9日(月)01:13:31まがみ さん
琵琶湖は広いな大きいな
[16180]Issie さん
私には湖や川で泳ぐ,という感覚はないですねぇ…。
まあ、琵琶湖は「湖」とは言うものの、相当な広さですから、感覚的には「海」と同じようなものだろうと思います。南湖はともかく、北湖では、対岸がすぐそばに見えるという風景ではないですから、余計にそう思えます。

直感的に、海と違うな、と思うのは、波があまり大きくないことでしょうか。
カッパーさん、あんどれさんは、どういう感覚でいらっしゃいますか?
[16497] 2003年 6月 9日(月)00:58:50まがみ さん
埼玉市の表すところ
私は、埼玉県には縁もゆかりも…少しはありますけれども。。。
みなさまの見沼区の議論は興味深く拝見しておりますが、それとは少し離れてみまして、

[16476][16486]ひろき さん
せめてさいたま市⇒埼玉市と改称
「埼玉」の名称は、大宮市・浦和市・与野市の地域を指すものではありません。ご存知の通り、この3市は旧埼玉郡ではありません(もし岩槻市と合併すれば埼玉郡を含むことになりますが)。また「埼玉」の語源は行田市の「埼玉古墳」に由来するといわれていますが、現さいたま市とは遠く離れています。

従って、仮に、さいたま市の区域を「埼玉市」とした場合、「地名が表す本来の土地」の主部を含んでおらず、その名称の管轄区域の大部分が「地名が表す本来の土地」ではない無関係の土地となってしまいます。これについては如何お考えでしょうか?

本件は過去ログにも再三取り上げられている話題ですが、記事番号列挙は省略しました。

#丸数字は機種依存文字です。また、半角カナは文字化けのおそれがあります。ご留意願いたく。>ひろきさん
[16496] 2003年 6月 9日(月)00:33:39紅葉橋律乃介[紅葉橋瑤知朗] さん
沼くんという友人
[16467]ひろきさん

>「見沼区民」の主張の正当性はきちんと主張しなければならないと思いまして。

 結局、本当の範囲云々ではなくて、「沼」というのがいやで嫌でしょうがない、ということなのでは?
 歴史がどう、なんて言っておりますが、「見沼」でなければ「区名変更」なんてほとんど言われなかったのでは?

 わたしは、東西南北・中央といった「行政区」名は、これこそ「地名」とは呼べない代物だと考えています。「東区」に変えて欲しいと言いますが、それなら「D区」で充分ですよ。

[16442]uttさん

>今回は紅葉橋瑤知朗さん風なタイトルを意識してみました。

 本当に(笑)。わたしが使いそうなタイトルですね。

[16446]両毛人さん

>北海道は北海道全体を指す地名でしたね。

 これはこれで困るんです。
 昨日も書きましたが、十勝地方へ足を踏み入れたのは初めてなんですが、例えば根室の人でも稚内の人でも「道産子」です。でも、あまり親近感が湧かない……。
 たとえば、「冬にスキー授業が有って……」なんて言いますと、「こっちはスケートだった」なんて話がかみ合いません。

>沖縄県でも同じことではないかと思います。

 沖縄の場合、沖縄市だけを思うことはあまりないと思います。ただ、本当以外、「○○島」を沖縄と言うべきかどうか。「御蔵島」へ行ったのに「東京へ行ってきた。船酔いしちゃったよ」なんて分かりにくい言い方はしないと思います(見栄っ張りならするかも)。
[16495] 2003年 6月 9日(月)00:30:35はやいち@大内裏 さん
奈良県葛城市?
奈良県新庄町・當麻町の住民投票の結果です。
【2町】
合併に対し

(1)賛成 5310
(2)どちらかといえば賛成 2175

(3)わからない 932

(4)反対 6482
(5)どちらかといえば反対 1492

賛成計7485 反対計7974

【新庄町】
5項目では反対が最多。
しかし(1)(2)をあわせて賛成が多め。
【當麻町】
5項目では反対が最多。
(3)(4)あわせて反対が多め。

新市名は「葛城市」が1位

あす、協議会が開かれます。
[16494] 2003年 6月 9日(月)00:26:43般若堂そんぴん さん
地下鉄ライン・カラー巡り(改訂版),その弐拾漆 ヨーロッパ編-11
[16397]の続き,ドイツ編,その3です.

参照サイト
1.metroplanet: http://www.metropla.net/
2.Verkehrsverbund Rhein-Ruhr (VRR)(ライン・ルール運輸連合)公式サイト: http://www.vrr.de/
(「Fahrplanauskunft」を選択,「Linienplan Schnellverkehr」で VRR 総合路線図を,「Stadtlinienplane」から各都市交通路線図を見ることができます)
3.StadtverkehrOnline: http://www.lokomotive.de/nahverkehr/
(左メニューで「Nahverkehr」>「Stadte」>「Germany」または「Deutschland」で都市を選択します.「Stadte」の「a」には[¨]が付きます)

***

ドイツ ビーレフェルト Bielefeld:Stadtbahn!
MoBiel - Stadtwerke Bielefeld(運営事業者)の公式サイト
http://www.mobiel.de/
の左メニューで「Liniennetz」>「StadtBahn-Netz」を選択すると Stadtbahn の路線図を見ることができます.それによれば次の通りです.
1:青
2:緑
3:黄
4:赤

ライト・レール地下鉄です.

***

ドイツ フランクフルト・アム・マイン Frankfurt am Main:U-Bahn

Verkehrsgesellschaft Frankfurt am Main mbH (VGF)(運営会社)の公式サイト
http://www.vgf-ffm.de/index.html
で「Weiter」をクリック,
http://www.vgf-ffm.de/homepage.html
の上メニュー「Download」>「Linienplane」を選択すると路線図ダウンロードページが開きます.上から地下鉄および S-Bahn,トラム,総合路線図です.
また,トップ・ページ>「English Version」>「Download」>「Route Maps」でも同様です.
それらによれば次の通りです.
U1:茜色=こい赤
U2:緑
U3:瑠璃
U4:ローズレッド
U5:深緑
U6:青
U7:蜜柑色

U1~U3,U4~U5,U6~U7 の3グループに分かれます.

「Linienplane」の「a」には[¨]が付きます.

***

ドイツ ヘルネ→ボッフム&ヘルネ

***

ドイツ ベルリン Berlin:U-Bahn

Berliner Verkehrsbetriebe GmbH (BVG) の公式サイト
http://www.bvg.de/
の左メニューで「FAHRPLAN」>「Liniennetz」で路線図をダウンロードできます.上から S-Bahn および U-Bahn,環状線内の S-Bahn および U-Bahn,車椅子などでの移動しやすさの情報を含む S-Bahn および U-Bahn の路線図です.
それらによれば次の通りです.
U1:緑(U15 と同色)
U2:朱
U4:黄
U5:焦茶
U6:群青
U7:青
U8:藍
U9:橙
U12:緑/朱(朱の縁取りの緑)
U15:緑(U1 と同色)

U12 は大きな催し物がある場合のみの運行です.かつては U1 がこのルートを走っていました.
U15 はかつて U3 と呼ばれた3駅のみの短い路線が U1 に乗り入れたものです.

metroplanet では S-Bahn もメトロ扱いになっていますが,ここでは U-Bahn のみを扱います.

***

ドイツ ボッフム&ヘルネ Bochum & Herne:Stadtbahn & Strassenbahn

Bochum-Gelsenkirchen Strassenbahnen Aktiengesellschaft (BOGESTRA) の公式サイト
http://www.bogestra.de/home.html
からはライン・カラーを示す路線図を得ることができませんでした.
StadtverkehrOnline では色分けされた路線図
http://www.lokomotive.de/nahverkehr/d/pdf/bochum.pdf
http://www.lokomotive.de/nahverkehr/d/pdf/gelsenkirchen.pdf
を見ることができるのですが,それを公式のライン・カラーと見なすことはできないでしょう.
それによれば次の通りです.
Stadtbahnn
U35:紺
Strassenbahn
302:明るいターコイズブルー
306:黄緑
308:山吹色
310:浅葱
318:赤

VRR に加盟しており,そこで見られる路線図では Stadtbahn は藍,Strassenbahn は青で示されています.

U35 はボッフムとヘルネを結びます.
302 はボッフムとゲルゼンキルヒェンを結びます.

Stadtbahn はライト・レール地下鉄,Strassenbahn はメトロ・トラムです.

***

ドイツ ボン Bonn:Stadtbahn & Strassenbahn

Stadtwerke Bonn (SWB) の公式サイト(SWB Online)
http://www.swb.bonn.de/main/doc/index.htm
の右側で「Haltestellenfahrplane」または「Minifahrplane」>左メニューの「Liniennetz」で総合路線図を,ダウンロードできます.そこでは,Stadtbahn,Strassenbahn とも黒で示されています.また「Schnellvelkehrsplan Region Bonn」でケルンを含む路線図をダウンロードできます.
Verkehrsverbund Rhein-Sieg (VRS)(運輸連合)の公式ページ
http://www.vrsinfo.de/
左メニュー「Plane & Publikationen」>右メニュー「Schnellverkehrsplane & Busnetze」>「VRS-Schnellverkehrsplan 2003 (363 KB)」をクリックすると前出のケルンを含む路線図を見ることができます.それによれば次の通りです.
16:瑠璃色
18:セルリアンブルー
61:黄緑
62:緑
63:(あかるい)青
65:茶
66:マゼンタ
67:柑子(こうじ)色=やわらかい黄赤
68:藤紫

66,67,61,62 はそれぞれケルンの 8,9,14,17 と同色です.

ライト・レール地下鉄で,駅が「U」と表示される地下区間は Stadtbahn,路上区間は Strassenbahn と呼ばれるようです.
16 と 18 はケルンとボンを結びます.
18 のボン側と 65 には地下駅はありません.

「Plane」の「a」,「Haltestellenfahrplane」「Minifahrplane」「Schnellverkehrsplane」のそれぞれ最後の「a」には[¨]が付きます.
[16493] 2003年 6月 9日(月)00:22:39ありがたき さん
回答
[16391]ちょっと長い出張から帰りまして~その1 せっかくの「都道府県市区町村」なので

の中の
JR桜木町(神奈川県)から到着したJR本塩釜駅(宮城県)までの間で通過した「市区町村」はいくつでしょう?
について、約束通り回答を。カウント条件は[16391]にて確認して下さいね。

では、順番に書き出します。
横浜(中、西、神奈川、鶴見)、川崎(川崎、幸)、大田、品川、港、千代田、中央、台東、荒川、北、板橋、戸田、さいたま(南、桜、中央、大宮、北)、上尾、伊奈、蓮田、白岡、久喜、鷲宮、栗橋、五霞、古河、総和、野木、小山、国分寺、南河内、石橋、上三川、宇都宮、河内、上河内、氏家、塩谷、矢板、大田原、西那須野、黒磯、那須、白河、西郷、泉崎、大信、矢吹、天栄、須賀川、郡山、白沢、二本松、安達、福島、伊達、桑折、国見、白石、蔵王、大河原、村田、柴田、岩沼、名取、仙台(太白、若林、青葉、宮城野)、多賀城、塩竈
ということで、79市区町村が答えでした。

市区町村の内訳ですが、市の数は24、特別区も含む区の数は24、町の数は25、村の数は6ですが、このうち東京特別区を除いて政令指定都市が、横浜、川崎、さいたま、仙台の4市あります。名称重複は、東京都中央区とさいたま市中央区、東京都北区とさいたま市北区、それに川崎市と川崎市川崎区も含めてさしずめ3組といったところでしょうか。

今後、市町村合併が進むと79という数字は減るんでしょうか?

以上、あまり役に立たないクイズでした。

※発言番号の下2桁が大きいと、すぐに改ページされるので目に触れにくいですね。反面、下2桁が小さいとページの下の方に位置するのでやはり目に触れにくいです。あと、こういう企画は先輩常連の大御所様たちのように上手くいかないものですね…。これに懲りずに機会あればこういった企画を積極的に考えていこうと思います
[16492] 2003年 6月 9日(月)00:20:02NS さん
さいたま市見沼区問題
[16486]ひろきさん
御回答ありがとうございます。
私自身は、3市合併および9区制については基本的に賛成かつ妥当と感じております。
反対運動は(1)(3)の2つに絞られ、かつあくまで同時並行の関係でした。
それでも(3)が署名数で常時圧倒していましたが。
(中略)
まさか全請願を否決するなどという強硬な態度だとは思ってもいなかったのですよ。
この時みんな口にしましたよ。こいつら確信犯だったんだって。
 一埼玉県外住民がこういう言い方をするのも何ですが・・・
 3市合併論(旧浦和・与野両市)vs4市1町合併論(この3市+上尾市・伊奈町;旧大宮市)という根深い対立があった末に3市合併に落ち着き、さいたま市長選で旧浦和市長の相川氏が当選してしまった時点で、大宮側としては如何に大宮にとって不利な政策が行われないようにするか、またその兆しが出た際にはリコールも含めたあらゆる手段を使って地域防衛をするかを考えておく必要があったのでは?という気が致しますし、そういう意味では方法論も含め見通しが甘かったのでは?という感じが否めないのです(そういう性悪説的なことを想定しなければならないのは非常に悲しい、と言われればその通りなのですが)。
 その意味で、行政に対抗するということを考えるにあたって対案が分かれては行政側を利する、という判断から一本化工作を行おうという機運がなぜ出てこなかったのか(特に(3)の案に沿った強硬派に)が非常に疑問かつ惜しまれるところなのではないでしょうか?

[16483]kenさん
ここでの書き込みが見沼区に肯定的な論調が多かったのは、まずベースには、公募結果の各区の第一位の名称に仰天したことがあると思います。
 公募結果の第1位の名称については、行政主導で行われた3市合併自体への潜在的な不満が広く底流にあったことをまず前提知識として理解しておく必要があるのでは?と思います。
これではあんまりだ、に対する反動として、方角区名は勘弁して欲しい、という雰囲気が下地にあった。
 確かにこの掲示板でこの手の「方角区名否定論」は広くありますし、それも勿論一つの考え方ではあるでしょう。
 ただ、上記のような背景の下では、多くの住民は方角区名を求めたというよりも「旧3市名を残す」ということを求めた、と見るのが当を得ているだろうと思われますし、それに反発するかのようにこれらの名称案を外して現在の区名案を決めた選定委員会に対する市民の不満は非常に多かったという事実は広く報道されていました。それらを踏まえると、方角・瑞祥地名でないということだけで、住民の反発を十分に斟酌することなく歓迎するムードが出来てしまったのは如何なものなんだろう?という疑問が私にはあります(決してkenさん等、個々の投稿者自体を責めている訳ではないので悪しからず)。
区名決定の過程が、お寒い議論の上に成り立っていることは確かです。
これだけは同感ですね。
[16491] 2003年 6月 9日(月)00:12:39YSK[両毛人] さん
念の為申し添えます。
[16486]ひろきさん
おっしゃるとおりです。
私が[16479]にて申し上げている内容は、

(1)自治体名(この場合は行政区名)は、地名とは別の概念であり、自治体名に無理に地名を用いる必要性を感じなくなっている、というのが最近の私の所感。
(2)自治体名の選定に関しては、その決定権は最終的にはその自治体にあるわけで、その自治体内住民が少なからず改称の意思を表明してるのであれば、再検討されてもいいのではないか、しかしその是非とて当該自治体が決定するものであること。
(3)「見沼区」の範囲と、見沼田んぼの範囲は厳密には一致していないため、その位置の錯誤を生じさせる問題がある、という点については、なるほどと思った。

ということでして、以上の項目を勘案すれば、「見沼区」が「東区」などの名称に改称されることとなったとしても、私が別段何も申し上げることはない、ということです。

決して、見沼とそれを取り巻く差別の内容に関する考え方等の、貴兄が提起された議論全体に対し、支持を表明したものではありません。念の為、申し添えます。
[16490] 2003年 6月 9日(月)00:01:36miki さん
私の場合は...。
[16481]faithさん
私の場合なら「広島県福山市」というふうに「県名+市町村名(同じ町村名の場合は県名+郡名+町村名)」としますね。
福山市ですと自動車のナンバープレートも「福山」ですし、「広島」という気があまりしません。
それに「広島県」を「広島」と略すのも「広島市にあるのか」と誤解を招いて分かりづらいですし...。困ったものですね...。
[16489] 2003年 6月 9日(月)00:00:29【1】YSK[両毛人] さん
こんばんは。
最近、暑い日が続いていますね。西日本では軒並み最高気温が30度以上になったようで・・・。

その一方で、関東地方では、今週後半からは、梅雨空になる予報ですね。残り少ない晴天を十分に活用しましょう!

[16463]雑魚さん
両毛人さんに叱られそうですが、地理に対する造詣がそれ程深くない場合、県名を以て出身地とする傾向も少なくない、と考えます。在京時代、館林、太田、薮塚出身の知己がそれぞれ 「群馬出身」 という言い方をしていた
いえ、私そこまで「両毛」にこだわっているわけではないですから・・・。私に地域の多様な姿に目を向けさせるきっかけになった郷土「両毛」ということで、私の地域の考え方のオリジンをニックネームにこめたのですが、やはりニックネーム変更はまずかったかな・・・(汗)。私も、[16440]にて書きましたとおり、「出身は群馬」と言いますよ。そのあとで、「でも群馬でも東のほうなので、実は隣の栃木県の西側あたりとも結びつきがあって、前橋とか高崎とかを普段意識しない場所なんですが・・・」などと、適宜補足をしますね。相手が足利とか、佐野とかいった地名を知っていれば、もう少し細かくフォローします。

それはそうと、1300書き込み、おめでとうございます!

[16474]まるちゃんさん
東武のある両毛
あっても、学生などを除いて、地域内の移動にはほとんど利用されないんですよね、これが・・・。

[16472]軒下提灯さん
栃木県内で「↑栃木」を見て、それは「栃木県」のことかえ?と言う人、滅多にいないですよね。ほとんどの人は栃木市のことだと思うはずです。道路標識に栃木の名が登場するのは、地域的にどのあたりからでしょうか? せいぜい、宇都宮、小山、佐野を結んだ栃木県内の出来事なのです。
そのとおりと感じました。私も「栃木」と表記して欲しいですね。

ただ、やはり多くの方が指摘しているとおり、都道府県名をその県全体を指す広域地名とする理解が一般的であることから、刹那的に見る表示板も直感的に理解できることが望ましく、「栃木市」と表示する一定の必要性もあるのかなとも思います。

栃木市のように、昔から都市としてある場合はよいのですが、「群馬町」などもともと無かった自治体名の場合は、やはり「↑群馬町」などと表記せざるを得ないですよね。同じ「府県名と同じ名前の自治体名」を表示しているのに、一方では「町」がつくのに、もう一方では「市」がつかないのはなぜ?という表記上の混乱もあるのではないかな、とも思いますし。

いずれにいたしましても、難しい問題ですね。
[16488] 2003年 6月 8日(日)23:45:40オーナー グリグリ
市町村合併情報一覧(予定人口順・予定面積順)
市町村合併情報に合併後の予定人口順と予定面積順の一覧表示ページを新規に作りました。

市町村合併情報一覧(予定人口順)
http://uub.jp/upd/upd5.html
市町村合併情報一覧(予定面積順)
http://uub.jp/upd/upd6.html

上記ページはデータ表示欄の背景色を白にしてみました。見易いようであれば、他のページも背景白にします。ご意見があればどうぞ。

>でるでるさんへ
管理画面のトップページも一部修正しています。ご覧になれば分かると思いますが、これまで一括してファイル作成していたメニューを、3つのパターンに分けて作成できるようにしました。よろしくお願いいたします。
[16487] 2003年 6月 8日(日)23:42:13special-week さん
見沼区

 私もさいたま市に縁もゆかりもない人間ですが、[16485]で述べられているスナフキんさんの意見と同じですね。見沼区の位置はずれているかもしれませんが、名称としてはそれほど悪いとは思いません。

 さいたま市が今後、人口増によって分区する時に今の枠組みを取っ払って見沼区をつくると構想しているとしたら今の時点で見沼区があった方がいいような気がします。埼玉に縁もゆかりもない人間なので、難しいことは言えませんが、方角区名や緑区といったどこにでも当てはまるような区名を誇りとすることの方がよく分かりません。
 むしろ位置はずれるかもしれないけれど、さいたま市の象徴でもある見沼田んぼの名前を冠せられる区名に誇りを持つべきでは?と思います。
[16486] 2003年 6月 8日(日)23:40:02ひろき さん
返答
[16479]両毛人様
おっしゃるとおりです。何も異存はなくこれ以上申し上げることはありません。

[16480]NS様
区名案が発表されたのは昨年9月30日。報道によって周知されたのは翌日です。
10月9日にはすでに署名運動がはじまっています。
http://www.saitama-np.co.jp/news10/10/18l.htm

11月18日の臨時市議会に各種の反対署名が提出されていますが
http://dbsearch.city.saitama.jp/dsweb.exe/query!1!guest07!!2004!!1,-1,1!170!7716!1,-1,1!170!7716!1,-1,1!170!7716?Template=MokujiH1411r&QuerySelect=No

請願第78号と第79号はD区=現「見沼区」に絞られたものです。
http://dbsearch.city.saitama.jp/dsweb.exe/document!1!guest06!!2661!1!1,-1,1!170!7716!1,-1,1!170!7716!4,3,2!1!1!22117!1!1,0,0!1,0,0?Template=DocumentVoiceMokuji&DocumentSelect=All#LinkNoundefined

反対運動は
(1)見沼区→東区
(3)見沼区→大宮東区など(住民投票でそれぞれ1位になった旧3市名+方角名)
の2つに絞られ、かつあくまで同時並行の関係でした。
それでも(3)が署名数で常時圧倒していましたが。

・住民投票1位の区名を採用することを求める請願
・旧3市の枠組みに戻すかどうかの住民投票を求める請願
はあくまでジャブに過ぎず、これらが呑めないのは承知の上で見沼区案⇒東区案へと妥協するという形で相手の顔を立てるためのもんだと思っていたのです。
まさか全請願を否決するなどという強硬な態度だとは思ってもいなかったのですよ。

この時みんな口にしましたよ。こいつら確信犯だったんだって。



3市合併も今のひらがな市名になるまでは、手放しで賛成してました。
政令市を保有しているかしていないかで県の地位が左右される現実がありますからね。
ひらがな市名に決まっても、それくらい後でなんとかなるさと思っていました。
合併解消は基本的には賛成していません。
9区制も基本的には賛成です。ある運動家は浦和提案のH割(=9区制)は
大宮解体のための陰謀だといっていますが、
大宮の鉄道交通の要衝性はどうしても他(浦和等)に動かし難いという現実を理解できるなら
大宮人でも浦和人でも利益を最大限にする大宮経営を行ってくれるならなんでもかまわない。
いまの市政への不満で最も大きいのは
1.浦和人脈によって大宮人脈が追放され、すべて浦和の方式にされている
2.大宮への投資をほとんど放置し、大宮の富を奪い浦和で無駄な投資を行っている
というもの。
誇張も含まれますが現実に大宮の人手が少なくなり、
浦和駅東口(ひなびたところです)が急遽再開発されるなどしていますので。

私個人としては、せめてさいたま市⇒埼玉市と改称、見沼区⇒東区と改称して
できればもう一度住民投票を行い全区名の見直しを行うべきだと思っています。
[16485] 2003年 6月 8日(日)23:33:02スナフキん さん
「見沼区」のこと
最近できた行政名は、一発変換できなくて、結構困ることがあります。末尾の一般地名部分を省いて入力するとうまく出ることが多いのですが…。

私の会社に時折出入りする人で、東大宮を最寄駅とする人がいます。「見沼区民」であるわけですが、その人と話をするとこんな感じでした。
「見沼?別にいいんじゃない。ちょっと本来の場所と違う気がするけど。」
で、自宅にも「区名の変更」に関する署名が回ってきたそうですが、
「変更する必要は全然ないと思うけどね。ほら、ここでそうだからと言って頑張って署名拒否するとさあ、周りからの目ってもんがあるじゃない、今のとこに居ずらくなるとか、それもまた困るからねぇ。」
と、いうような人もいるのですね。ですから、署名が多数集まったからと言って、「区名を変更すべき」が必ずしも住民の大方の意見かと言うと、そうも言い切れない節もあるのではないかと思うのです。署名した人の中にはこういう、周りとの関係も考え、総合的に判断して署名に加わったという人、少なからずいるものと思います。こういう人たちを、ひろきさんの考えの中ではどう解釈されるのでしょうか?

私もそれほど教養が高いほうでなく、難しい話をするとすぐぼろが出てしまうので簡単にしますが、ひろきさんのような考え方をしていると、正直ちょっと疲れます。世の中には「ものさし」で当てはめてうまくいくこととそうでないことがあると思うのですが。「ナァナァはよくない」とはよく聞く言葉ですが、私自身は度が過ぎない限り、この複雑な世の中なのですから多少の「ナァナァ」は必要だと思う口です。ひろきさんに言わせれば、そういう私はどう捉えられるのでしょう。こういう、ややもすると「いい加減」かもしれない人が「緩衝材」として少しはいないと、世の中成り立たない気がするのですが…。

それと、最後に一言。私は昭和58年以来ずっと埼玉県民ですが、別に「ダサい」と言われてもちっともむっとしません。むしろ「ダサい、ラッキー!」派ですね。「ダサい」という言葉を発する人が、持っていない何かを持っているんだからというのがその根底にあります。自分で「ダサダサ」という言葉を使うこともありますが、それには特段「卑下」した考え方を普段から込めずに、あくまでも会話の流れとして何となく使っています。漠然とした考え方でご都合主義っぽくもありますが、こんな私はぬるま湯の中の、カエルでしょうか?
[16484] 2003年 6月 8日(日)23:14:35ペーロケ[utt] さん
山口、防府合併の是非はいかに??
[16474]まるちゃんさん
防府市と山口市の合併には,少し違和感を感じています。
 山口市が日本一小さな県都という「不名誉」の原因は、交通の要所を小郡町に押さえられていることが一番大きいですね。それで当初は山口市は小郡町との合併を模索しておりましたが、小郡町にとってメリットが薄い合併だからか、なかなか縦に首を振らないので苦労していたような印象は否めませんでした。そこで、防府市も取り込んだ広域合併として、小郡町に合併を後押しする意味合いが若干あるのかもしれませんが。いづれにせよ、この合併では、一つの自治体となることにより、交通の要所から外れた山口市街地の衰退、ということにならなければいいのですが。。。

本当は,下関も宇部小野田も周南も岩国も皆が栄えて分散型を維持しながら中核都市も栄えるのが理想ですが,現実にはなかなかいい妙案もないのが実情だと思います.
 そうですね。分散型のままで各々成長するというのはなかなか難しいと思います。しかし、今後は3次産業を中心にした都市づくりが望まれる、とは言え、行政主導の街づくりでは、どこも似たような考え方に収束せざるを得ませんね。「ユニクロ」を生み出し、一時代を築いた山口県人。民間の発想力をポジティブに取り入れる仕組みづくりに期待したいです。

[16461]NSさん
勿論、合併後の一体性が保たれるような枠組みであることが大前提ではありますが。
 山口-小郡間はもとより、山口-防府間の交通は決して不便ではありませんが、地形的な隔たりゆえ市街地の一体性は余り感じられないため、どうしても「人やお金の足し算」的な合併の色合いが否めませんね。合併は自治体の地力を増すメリットがあるとはいえ、一定のまとまりのある隣の市街地まで取り込んでまでも「市街地は大きいほど望ましい」とは思えませんし。そのような意味では、単に「面積が大きいから」というだけで批判されがちな静清合併よりも、むしろ複数の同規模な市街地を強引に併合する山口県央合併の方が、構造的にはより深い問題ではないでしょうか。
[16483] 2003年 6月 8日(日)23:07:52【2】ken さん
見沼区雑感続き
ここでの書き込みが見沼区に肯定的な論調が多かったのは、まずベースには、公募結果の各区の第一位の名称に仰天したことがあると思います。
記念すべき、私の初書き込みですので、一応[3353]
投票結果のURLが変わってますので、再掲します。
http://www.city.saitama.jp/contents/7d331f0a180e08d/7d331f0a180e08d112.html

これではあんまりだ、に対する反動として、方角区名は勘弁して欲しい、という雰囲気が下地にあった。
それで、決定案は不満足ながらも、せめて、D区の名前としては、ちょっと焦点外してるよな、と思いつつも、唯一見沼の名だけが、方角地名や単なる瑞祥地名でないという意味では、歓迎ムードに繋がったように思います。

方角区名に関する考えは、私に関する限り今でも変わっていなくて[10799] に書いた通りです。
極論すれば、無理にでも、その土地に縁のない名前でさえも、具体地名を付けた方が良いと思っています。
極端な話、「追号」として「新藤区」でも良いです。「しんどうく」は、音としてシンドクなりそうな感じで、適当でないので、考え方の例です。
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/6451/01saitama/

区名決定の審議過程として
http://www.city.saitama.jp/contents/7d331f0a180e08d/7d331f0a180e08d106.html
も一読されておくと、良いかと思います。区名決定の過程が、お寒い議論の上に成り立っていることは確かです。
[16482] 2003年 6月 8日(日)22:01:56ありがたき さん
大きい「竈」
[16406]スナフキん さん
[16409]まがみ さん

市が管轄するところの小学校では、何と自治体の名称(すなわち、自分の住所ということになりますが)をきちっと書けるよう、常用漢字でもない「竃」の字を筆順から教えているのだとか。

やはり「塩竈市」の字にこだわるのは、塩竈神社によるところが大きいようです。

ウチの会社の名称も「塩釜」の漢字を使っています。が、そこの事務所には「竈」の漢字をワープロで大きく打ち出した紙が貼ってありました。やはりTPOに合わせて使い分けるそうで、手書きでもきちっと書けるようにお手本にしているんだそうです。
[16481] 2003年 6月 8日(日)21:16:11faith さん
地名としての都道府県名
[16453]ゆう様
最近某調査会社の記事に、「青山商事株式会社(本社:広島)は、紳士服専門店の国内最大手。」とありました。

このサイトで得た、
「都道府県名を地域名として用いるのは、あくまで転用である」
という知見は私にとっては大変新鮮な指摘であって、蒙を開かれたような気が
します。
ただし、このロジックを厳密に適用して、仮にこのような用法を誤りとしてしまうと、
広島市佐伯区あたりの人間が「広島出身」というのも
厳密には誤りになります。
「広島県」を転用して「広島」という地域名とするのが誤りとすれば
「広島市」を転用して「広島」という地域名とするのも誤りとなるからです。

ただし、もちろん、この2つのケースには違いがあります。
広島市佐伯区の住民は広島都市圏に暮らしているのに対して、
福山市民は広島都市圏の住民とは言えません。(もちろん、広域的には
広島市の影響下にありますが、それは松江市なども同様です。)

しかし、この理由で、広島市佐伯区を「広島」と呼ぶことを是認するのであれば、
例えば呉市に本社がある企業については
「本社:広島」を是認しなくてはなりません。
単一の都市圏に属していると考えられるからです。
(広島市の場合、合併が進んでしまい、衛星都市と言える良い例がなかなか
 思い付かないのですが、府中町あたりの方が適切か?)

・・・と言う風なまとまりのないことを考えていました。
[16480] 2003年 6月 8日(日)21:06:04NS さん
見沼区問題
[16467]ひろきさん
「見沼区」について地元住民から指摘された
・「見沼」そのもののイメージ
・「見沼田んぼの所在地域」と「見沼区域」との乖離
などを中心とする様々な問題点は、Yahoo!掲示板のさいたま市関連トピや他のさいたま市関連の各掲示板等で多数投稿されていたのは私もよく拝見致しました(そのような批判的視点がこの掲示板でこれまでさほど多く見受けられなかったのが何故なのか私はある意味不思議に感じていましたが)。

 さて、この問題で不思議に感じているのは、最初に区名選定委員会が仮称D区を「見沼区」と決定した後に何故反対派は速やかに行動を起こせなかったのか?という点です。
 当時、見沼区反対派は
(1)見沼区→東区(ひろきさんの案?)
(2)見沼区→緑区、緑区→東区or見沼区
(3)見沼区→大宮東区など(住民投票でそれぞれ1位になった旧3市名+方角名)
の3案に分かれていましたが、この時に反対派が現実的な判断として(1)案でまとまって変更の請願なり、場合によっては議会や市長のリコールなりの運動を起こしておけば、多少の混乱が避けられないにしろ「見沼区」を避けるという当初の目的は達し得る可能性は高かったのでは?と感じられたのですが・・・。
 実際には、旧大宮市民を中心とする3市合併反対・懐疑派が(3)案を中心とした運動を起こし、
・住民投票1位の区名を採用することを求める請願
・旧3市の枠組みに戻すかどうかの住民投票を求める請願
など、行政側にとっては到底呑めない案を提出した上で悉く議会により否決され、そのまま見沼区の誕生と相成ってしまった訳で、行政側のあらゆる出方を予測した上で実を取り得る最善の方法を綿密に練ることなく稚拙な方法を選んで玉砕してしまったという感じが否めません。

 勿論、当初住民投票1位の区名を採用するという方針を示しながら、「旧3市名+方角名」がどの区でも1位になった結果を受けて急遽「旧3市名を含む区名は採用しない」と方針を変更した挙句の決定をした前述の区名選定委員会の井原委員長(旧与野市長)等の問題が一番大きい訳ですが、委員長以外に仮称D区を「見沼区」とする案に、議員・学識経験者・マスコミ関係者等の委員が悉く賛成に回ったことを含め、各委員の人選についても地域住民の感覚とは乖離していたものであったということが言える訳で、拙稿[16350]で示した通り
一般住民の意向を可能な限り反映させ得る次善の策として
・委員の人選の段階で住民が関与できる何らかの方法を考える
・新自治体名(区名)の案については議会の議決に加え住民投票による信任も義務付ける
ということを予め求めておく必要があったのかな?という気も致します。

これらの点、さらには3市合併および9区制等の点について、ひろきさんの考え方をお聞かせ頂けると幸いです。
[16479] 2003年 6月 8日(日)20:53:33YSK[両毛人] さん
見沼区は、「東区」にしましょう
最近、地名と自治体名は違う、という考えになってきている両毛人です。また、「見沼田んぼ」の位置と「見沼区」の範囲が違うことも、問題だと思っていました。さらに、自治体名は究極的にはその自治体で決すべきであると思っています。

見沼区、東区に改称してもいいんじゃないですか。

ただ、「見沼田んぼ」自体は貴重な自然環境だと思いますので、さいたま市民に誇りを持てとはいいませんが、大切に保全していって欲しいとは思います。
[16478] 2003年 6月 8日(日)20:44:34【3】般若堂そんぴん さん
「異界」に棲息する妖怪より
[16467]ひろきさん,『何らかのトラウマを刺激されてしまうがために、「差別などわたしはしません」という態度と「おまえは差別主義者だ!」という攻撃性の矛盾が現れてしまう』タイプ([12976)の般若堂です.
[12971]
率直に書きましょう。
「東京(大都市)圏」「東京通勤圏」の外側は「異界」といった感じの認識で、ふだん意識していません。
「東京通勤圏に含まれない地域」に対する差別意識は心ないミーハーならどこに住んでても持っているでしょうが、その差別意識は東京・神奈川住民よりも埼玉・千葉住民のほうが強く露わにする傾向があると思います。
と首都圏の範囲外を「異界」と差別する一方で
[12970]
差別されていても、誰も手を差し伸べてくれない。
などと言ったところで,あなたによって差別されている「異界」人(もしくは「異界」に棲息する妖怪)が共感するはずもないということをそろそろ御理解下さい.
申し訳ありませんが,「暖かい気持ち」を全く持つことが出来ません.

それにしても,「差別されている」「哲学」を経て
[16467]
歴史的な見沼と範囲が大きくずれた区名設定こそ伝統を踏みにじり歴史を冒涜する行いにほかなりません
と,どんどん論旨の中心が移動していますね.[12956][12970][12971][12976][13070]では「歴史的な見沼と範囲が大きくずれた区名設定」には全く触れられていません.
[16477] 2003年 6月 8日(日)19:53:34BANDALGOM[月の輪熊] さん
三大○○
[16457]太白さん
「日本3景」といえば、松島、天橋立、宮島ということで、ほぼ異論がないかと思います。
私が初めて、「日本三景」なるものの存在を知ったのは小学生の時、幼稚園の卒園記念でもらった国語辞典に載っていたのを見た時なのですが。最初は法律か何かで決まっているものなのかと思っていました。
そうではなく、ただ単に一般的にいわれているということが分かったのは、中学生の時ですね。

最近は「新日本三景」なるものもあるそうですね。
17年前の夏の北海道旅行の際、大沼へ行った時にガイドが言っていたのですが、大沼と耶馬溪と、あと1つはどこだったか・・・。

[16457]太白さん
「東北3大祭り」も同様にあまり争いはないと思います(最近では、山形の方を中心に「4大祭り」と言うようですが…)。
[16464]yamadaさん
盛岡では、さんさ踊りを加えて東北五大祭りと呼びます。
念のため、「東北六大祭り」で検索してみたところ、「北上みちのく芸能まつり」が入るそうです。
「3大祭り」は争いはないところですし、「4大」も定着したような感がありますが、それ以外にどの祭りを入れるかが地域によって違ってくるようですね。
私は弘前の「ねぷた祭り」が「4大」か「5大」に入るというのを、どこかで聞いた覚えがあります。

「北上みちのく芸能まつり」は名前からして、最近できた祭りのようですし、「3大」と同列には論じられないような気がしますが。


[16470]kenさん
ほかにも「3大○○」と呼ばれるもので、その対象に議論があるものってありますか?
小学校の修学旅行で日光に行った時、日光の神橋と山梨県大月の猿橋、岩国の錦帯橋が「日本三奇橋」と聞いていたのですが、その後得た情報ではほかにもいろいろあるようですし、また「三奇橋」とは別に「三名橋」もあって、錦帯橋は「三名橋」に入るという話も聞きました。

日本三大七夕なるものも多々あり、1位の仙台に口を差し挟むところはなく、2位の平塚も他の3大七夕が皆数えているところから、定着してるんでしょう。
3番目を自称するところは、
尾張一宮 http://www5d.biglobe.ne.jp/~kinoyan/30139160/
安城 http://www.ma.nma.ne.jp/~aishoren/01_katudo/0/010803anjo.htm
茂原 http://member.nifty.ne.jp/fukushima/gallery/mbr.html
阿佐ヶ谷 http://www.hotel-amista.co.jp/asafreim/asagayamaturi.htm
、など 要は http://www.ma.nma.ne.jp/~aishoren/01_katudo/0/010803anjo.htm
にあるところが、仙台・平塚をあげて、自分を3番目にしているようです。
私は茂原が「3大」の1つというのを以前から聞いていたのですが、茂原在住の元友人に言わせると
「勝手に言っているだけじゃないの?」
との事。
茂原市のHPでも「3大」といっているのですが、それで検索してみたところ、安城でも「3大」と言っていたのを知った次第です。

結局、東北の祭りにしても、七夕にしても、有名どころにあやかって自分の町の知名度を高めたいという意識があって、「勝手に名乗りたがる」のでしょうね。
[16476] 2003年 6月 8日(日)19:53:34ひろき さん
>ken様
[16475] ken様
区域と区名の大幅な乖離をきちんと問題にしてくださった方がいることはよく理解しています。

見沼の正確な範囲は
http://www.pref.saitama.jp/A06/BI00/nouson/suiri/minuma101.jpg
のとおりで、現「緑区」を中心に「"見沼区"」「北区」にまたがります。

湘南ナンバー論争との論理的な関係は
①「地名が表す本来の土地」と一部が重複はしているが、
②「地名が表す本来の土地」の主部を含んでおらず、
③問題の新しい管轄区域の大部分が「地名が表す本来の土地」ではない無関係の土地であること。
です。
[16475] 2003年 6月 8日(日)19:18:45【1】ken さん
見沼問題
[4768]の投稿者としてフォローするとすれば
[16467] ひろき さん
区域と区名の大幅な乖離が存在し非常に問題がある
のは事実ですね。
あえて見沼を名乗るとすれば、(現)緑区の方が相応しかったかもしれません。
極論すれば、「見沼」は厳密には「地名」では無かったとも言えるかもしれません。
区名になるまでの、見沼=「見沼田んぼ」という、一般的な理解で言えば、私の見沼・見沼田んぼ・見沼区に関する所感は[4326] に書いた通りです。この時から「区域との乖離」は感じていたことは、ある程度はご理解いただけると思います。

また、[4326]の補足ですが、「見沼田んぼ」は土地の高低もさることながら、人家の建ってない、田園の残存部分を指して、「見沼田んぼ」と見做していたように思います。
ですから見沼=見沼田んぼとすると、すなわち人家のあるところは見沼ではない、という感覚も、見沼を地元の誇りとして愛するかどうか、という論議とは全く別次元に存在すると思います。
つまり、地元の「見沼」を周囲に誇り得る「対象」として、心から愛し保存したいと思っている人でも、「見沼」とは「見沼田んぼ」であって、いくら「見沼」が好きでも、自分の住んでいる場所は「見沼」ではないよ、という感覚。
これはわかります。

一方、他の区が、抽象地名、方角地名になっている中で、なぜ見沼区だけが…という、疑問もあると思います。
西区は指扇区、北区は宮原区、桜区も秋ヶ瀬区でも良かったはず。
美園村の名も広域地名として使えたはずで、緑区は見沼区でなくても美園区でも良かったと思います。
宮原も加茂宮村と吉野原村の宮と原を取った合成名で、宮原という名は広域地名として発祥した名前です。

七里区では駄目だったのか、という考えも持っています。公募では結構上位に入っていたと思いますが。
七里は文字通り、七つの村が合わさったことを示す村の名ですが、7つの村の名のうち、東宮下、大谷、新堤、風渡野、東門前、膝子の6村の名前は、今も町丁名として残ってますし。
また、今も町丁名として残る、宮ケ谷塔、深作、小深作、丸ケ崎を合わせた春岡村、という素晴らしい名前もあり、「東区」に行く前に、「七里」「春岡」もなぜ使えなかったかという点は、「見沼区」対「東区」論争に行く前に「歴史的地名」を顧慮する上では机上に乗せて欲しいところではあります。
例えば「春里区」と「東区」だったらどっちが良いですか。という問題です。
「見沼区」が採用されて良かったという、ここでの主流だった論議の視点は、「東区」にならなくて(東西南北揃い踏み)良かったという、ことの裏返しの部分もあるように思います。

また、「見沼田んぼ」の主領域は、旧浦和市の現緑区に分布していますが、旧大宮市に見沼という町丁が存在し、見沼小学校もあるのも事実で、「大幅な乖離」は事実ですが、まったく他所の地名というわけでもないと思います。

ですが、私の見沼区命名時の所感は最初に書きました通り[4326]です。

湘南ナンバー論争との論理的な関係は、申し訳ありませんが、よく咀嚼できてません。
[16474] 2003年 6月 8日(日)19:05:40まるちゃん さん
山口県分散構造の将来は...
[16443] uttさん
個人的には、防府市と山口市の合併は、あくまで数字の足し算、お金の足し算であって、地形上の隔絶が大きいため、中核都市の機能を持つ都市づくりには繋がらないような気がしますが。むしろ、それぞれの都市を個々に魅力を増しつつ発展させるにはどうすればいいか?をもっと議論して欲しいなと思いますが、不可能なのでしょうか?
周南市のように比較的,市街地,住宅地が連続し,産業や商業的な空間を共有する関係の都市間の合併は非常にわかりやすいのですが,防府市と山口市の合併には,少し違和感を感じています.(私自身も,防府暮らしが約一年だけあるのです.)
国道262号線を介して防府市街と山口市街は結ばれていますが,途中には標高はそんなにないにしろ,佐波山トンネルがあることからも分かるように,地形的にも隔絶があり,市街地,住宅地の連続性は全くないです.

産業構造も防府市は,マツダやカネボウ,協和発酵などの工業都市の色合いが強いのに対して,山口市は,県庁などの公務員や大学関連,サービス業などの色合いが強く,明らかな違いがあります.
商業地は,ここ山口も例外にもれず,大規模駐車場を備えた郊外型商業施設の進出により,両市の中心市街地の低調ぶりが目立ち,車で20分程度でお互い行けますので,共有することも多いと感じます.

私も,合併促進政策による,あくまで数字の足し算、お金の足し算による合併の色合いを感じずにはいられません.
実際に,山口市,防府市,小郡町,阿知須町,徳地町,秋穂町が合併すると,人口は307,402と中核市人口となり,県庁所在地全国最小都市の不名誉?な地位から脱出できるのですが,面積も918.82平方キロメーターと莫大な大きさとなり,県庁所在地では,仙台市を抜いて,静岡市,札幌市に次ぐ第三位になってしまいます.

でも,山口県の中核都市づくりを推進し,他県に比較して本県の二次産業に偏った経済を三次産業の育成に結びつけ,県の人口流出になんとか,歯止めをとめたいとの思いも理解できますし,目指す目標は多くの県民に共通の思いですので,その努力に敬意を払い,可能性にも期待してみたい気持ちもあります.

本当は,下関も宇部小野田も周南も岩国も皆が栄えて分散型を維持しながら中核都市も栄えるのが理想ですが,現実にはなかなかいい妙案もないのが実情だと思います.

人口増加を示している,他の分散型としてあげられる両毛,三重県はそれぞれ,東京圏,名古屋圏の強い影響を受け,横並びでも核となる大都市がある点が山口県と大きく異なる状況と言えると思います.

[16461] NSさん
ただ、これだけ高速移動交通手段が充実しているということなら、やはり「県外の大都市では実現できないことを県内で実現して如何に大都市圏から人を呼び込むか」という方向に活路を見出すことになるでしょうね。
NSさんがいうのように,比較的,自動車を中心とした交通網は便利な地域であるので,(一方,鉄道は山陽新幹線こそありますが,東武のある両毛,近鉄のある三重県に比べ,JRのみの山口県の鉄道は非常に貧弱ですが....),
三大都市圏ほどの強い力が福岡,北九州,広島都市圏がない点が問題点であるものの,福岡,北九州,広島都市圏との連携性を利用するのが一番,現実的な方法だという気はします.
[16473] 2003年 6月 8日(日)18:53:51Issie さん
Re^2:3大○○
[16457] 太白さん
[16466] 白桃 さん
[16470] ken さん

定着しているのは世界三大珍味、キャビア、フォアグラ、トリュフとか

最近よく目にするのが,「世界三大料理」をフランス料理,中華料理と,トルコ料理,とするもの。
やはり「3つめ」が問題ですねぇ…。
ロシア料理かもしれないし,インド料理かもしれないし,
…日本料理,とはあまり言わないのかな。

「トルコ料理」って私は食べたことがないのだけど,むしろ「オスマン帝国圏」ということいで,ギリシアやブルガリア,カフカスのアルメニアやグルジアあたりにも,ほぼ共通する料理があるようです。

フォアグラ,…って,あたし,もともとレバー(牛も豚も鶏も)が嫌いなんですよね。
[16472] 2003年 6月 8日(日)18:44:52千本桜[軒下提灯] さん
至る栃木
[16453]ゆうさん
最近某調査会社の記事に、「青山商事株式会社(本社:広島)は、紳士服専門店の国内最大手。」とありました。
(本社:広島)に思わず私も反応してしまいました。ゆうさんと同じですね。青山商事の本社が福山にあるのを知ればこそ(本社:広島)にドキッとします。やはりこの場合は(本社:広島県)と書くべきなのでしょうね。
でも私には
ゆえに私は道路標識の「栃木市」を支持します。
とする、ゆうさんの御意見に、ちょっと引っ掛かります。基本的に私は、道路標識の行先地名は「栃木」のままが良いと思っておりますが、もし「栃木」を「栃木市」とするなら、「青森」も「青森市」、「広島」も「広島市」と表示したらいかがかと思うのです。そうすれば弘前の人も福山の人も納得してくれるのではないでしょうか。なんだか、いちゃもん付けているような文章になってしまいました。すみませんね。本当は「青森市」とか「広島市」などとはしたくないのです。行先地名表示は「少ない文字数で大きく」をモットーとする私は、世間が許すものならば、「青森」「広島」「栃木」で短くバシッと決めたいのです。

「栃木」のままで良いと思う理由はもう1つあります。道路標識に「←佐野」「↑栃木」「→小山」と表示されていたとします。この中の「↑栃木」に対して、「これは栃木県のことではなく栃木市のことですよ」と、説明を欲しがっているのはどのような状態の人たちでしょう。思うに、それは栃木県外を走行している人たちではないでしょうか。仮にですよ、埼玉県の熊谷市あたりに「↑栃木」の標識が出現したなら、それは「栃木県」のことか「栃木市」のとこか?と迷いもするでしょう。しかし栃木県内で「↑栃木」を見て、それは「栃木県」のことかえ?と言う人、滅多にいないですよね。ほとんどの人は栃木市のことだと思うはずです。道路標識に栃木の名が登場するのは、地域的にどのあたりからでしょうか? せいぜい、宇都宮、小山、佐野を結んだ栃木県内の出来事なのです。
[16471] 2003年 6月 8日(日)18:21:05YSK[両毛人] さん
お互い、楽しく地理談義をしましょう!
[16461]NSさん
レスありがとうございます。
まあ、今回の件はお互いに地域を切る見方が異なっているのに、話を続けてしまったことによることもありますので・・・。

それと同時に、実際の社会活動はマクロ的な視点を中心になされているというのは厳然たる事実ですし、あまりにミクロ的な視点にこだわり過ぎて「木を見て森を見ず」という状態に陥っているのでは?と思われる投稿が散見されるように感じられます。
ご忠告痛み入ります。でも、断言します。100%そんなことはありません。ご安心ください(笑)。
これでも、大学時代は都市の中枢管理機能からみた都市群システムを研究していましたから、マクロな視点からの経済地域構造は十分に理解しております。
#「落書き帳アーカイブズ」内の「政令指定都市にふさわしい都市は?」の中などに、マクロな視点からの都市群システムを扱った書き込みも収録しています。

これからも、地域の多様性をいろいろな視点、スケールからお話をさせていただくと思いますが、それはあくまで多様な地域の特質のうちの1つを切り取ってみた、というふうにご理解ください。他の要素を全く無視して、そればかりに過度にのめりこんだ結果の文章ではないということです。

やはりその中でも如何に現実との枠の中で適切に捉え誤解を招かないような慎重な表現をするか、ということが求められているのではないか?と強く感じております
そうですね。お互いに、十分に相手の意図を理解していなかったり、自分の意図を正しく表明していなかった部分があったように思いますね。私も大いに反省しています。

これからも、いろいろとご教示ください。楽しく、地理の話をしていきましょう☆
[16470] 2003年 6月 8日(日)18:10:28【1】ken さん
「3大○○」を考える
[16457]太白さん
ほかにも「3大○○」と呼ばれるもので、その対象に議論があるものってありますか?

3大で真っ先に思い出すのは、暮れになると、関東では「関東三大師」佐野厄除大師の大量CMが入ります。
川崎大師、西新井大師と佐野、これは異論がないのだろう、と思ったら、検索すると、「関東」の中でさえも、いろいろありますね。
深大寺が西新井を外して、3大になったり、どういう由来か不明ですが、
http://www.daitokuji.or.jp/indexi.htm
というところもあったり。

日本三大仏となると、またいろいろ入り乱れてくるようです。
奈良、鎌倉は不動ですが、(不動明王像という意味ではないですよ)3つ目は
高岡大仏が有力ですが、
http://www1.tcnet.ne.jp/shima/daibutu.htm
鋸山の日本寺大仏は座像としては、日本一の大きさで、これを三大に数えるものもあり、
http://www.kohosha.co.jp/kyonan/00_000/02_002.html
岐阜市の金鳳山正法の大仏も座高が鎌倉を上回ることから、日本三大仏を称し、
http://www2u.biglobe.ne.jp/~takumu/gifu/kinka3.htm
秋田県本荘にも赤田の大仏様という日本三大仏があるもよう
http://www.comnet.or.jp/inomata/akitamap.htm
先般、完成を見た、立像120mの牛久大仏は、高さは世界一、これを数えるものもあり
座高13mの板橋赤塚の東京大仏も日本三大仏ともいわれたり、
越前大仏はその後どうしたのか。

堅いところとしては、三名園の、水戸偕楽園、金沢兼六園、岡山後楽園

三大夜景の函館(函館山)、神戸(六甲山)、長崎(稲佐山)

世界三大「がっかり」は、シンガポール:マーライオン像、ブリュッセルの小便小僧、コペンハーゲンの人魚像とも言われておりますが、
日本三大「がっかり」は札幌時計台 高知はりまや橋 那覇首礼門とするも、3位は名古屋のテレビ塔をあげるものもあり。

また、東北3(4)大祭りに仙台七夕が入ることは異論のないところですが、日本三大七夕なるものも多々あり、1位の仙台に口を差し挟むところはなく、2位の平塚も他の3大七夕が皆数えているところから、定着してるんでしょう。
3番目を自称するところは、
尾張一宮 http://www5d.biglobe.ne.jp/~kinoyan/30139160/
安城 http://www.ma.nma.ne.jp/~aishoren/01_katudo/0/010803anjo.htm
茂原 http://member.nifty.ne.jp/fukushima/gallery/mbr.html
阿佐ヶ谷 http://www.hotel-amista.co.jp/asafreim/asagayamaturi.htm
、など 要は http://www.ma.nma.ne.jp/~aishoren/01_katudo/0/010803anjo.htm
にあるところが、仙台・平塚をあげて、自分を3番目にしているようです。
平塚は、3つめの七夕開催地の「3大七夕」自称のおかげで、さも準本家扱いに収まっている感じです。

日本三大奇祭は、富士吉田の火祭りが筆頭、2位に島田帯祭あたりまでは、定着している感じですが、
西大寺はだか祭りを紹介したページでは、あまりの交錯ぶりに検索エンジンでのヒット数で、三大奇祭ランキングを掲載。
http://ww1.tiki.ne.jp/~shimotsu/sai/3kisai/

定着しているのは世界三大珍味、キャビア、フォアグラ、トリュフとか
[16469] 2003年 6月 8日(日)17:56:57【1】Issie さん
飛び地の生成
現在,うちのHPの「市一覧表」の部分改装を企画中で,そのための資料確認をしている最中なのですが,別件で習志野市の成立に関連する告示が目についたので筆写してきました。
で,この告示には面白い“但し書き”がついていました。
こんな告示です。
(漢数字は算用数字に改めました。また,行頭の字下げも省略してあります。)

--------------------------------------------------------------------------------
昭和29年総理府告示第683号
   市町の境界変更
地方自治法第7条第1項の規定により,昭和29年8月1日から,千葉県千葉郡津田沼町と千葉市の境界を次のとおり変更する旨,千葉県知事から届出があつた。
   昭和29年7月31日 内閣総理大臣 吉田 茂

千葉郡津田沼町に編入する区域
千葉市大字実籾,愛宕,安生津,長作,天戸,馬加の内字屋敷台,蟹ケ沢,新田台,鳥ケ崎,起天堀,前田,前畑,外畑,内畑,吹上,台畑,米ノ内及び小谷津2430

但し,右区域を千葉市から津田沼町に編入する場合において,右区域外の住民が右区域内に所有する小作地を除き,右区域内の住民が右区域外に所有する小作地を加える。
---------------------------------------------------------------------------------

これは「習志野市」の発足に当たって,この直前(7月6日)に一度千葉市に編入された旧幕張町の北部を「津田沼町」に編入する,というものです。
この後,同日付で「津田沼町」を「習志野町」と改称し(告示684号),「習志野町」が「習志野市」となりました(告示第685号)。
…というわけで,「習志野市」の発足は1954(昭和29)年8月1日,ということになります。
(さらに,8月28日には習志野市に編入されたはずの「天戸」と「長作」の大部分が千葉市へ「帰って」います。---告示第712号)

そういえば,習志野市内の各世帯に配布されていた市の広報に掲載されていた1970年代前半の都市計画図には千葉市との境界付近に“穴”があったり,千葉市側の花見川にかなり近いところに飛び地があったりして,不思議に思ったことがあったのでした。
もちろん,今でもそうですが,旧津田沼町の鷺沼地区と旧幕張町との境界はすっきりとした直線です。
問題は,旧幕張町を分割した区域にあるのですね。
中でも1つの“大字”を構成していた「馬加(まくわり/まくはり)」を分割したあたり。
千葉市に残った側は,その後表記を変更して「幕張町」となり,津田沼町改め習志野市に入った側は住居表示によって「花咲」「屋敷」となっています。
このあたりに,特に“穴”や飛び地が多く分布していました。
1970年代を通じて両市で飛び地の交換を繰り返して,現在では飛び地は解消しています。

文中の「小作地」という語の用法,現在の私たちが理解している用法とは若干違うような気がするのですが,土地の所有関係が「飛び地」を生んだ,という例になるのでしょうね。
[16468] 2003年 6月 8日(日)17:34:14TN さん
すべての鉄は新木場へ
[16439]般若堂そんぴんさん

>15th anniversary,営団有楽町線:新富町~新木場!(1988年6月8日延伸開業)

あれから、もう15年ですか。月日が経つのは速いですね。
その数年前、初めて有楽町線の乗り入れ車を見かけたのは東上線の若葉という駅だったのですが、その時の興奮は今でも忘れられません。
今や、埼京線、武蔵野線、西武池袋線、東武東上線何れに乗車してもたどり着くのがこの新木場ですね。(たしか計画の時は「湾岸」という仮称だったでしょうか)
そんぴんさんのご専門ラインカラーに関してですが、現在建設中の13号線が開業した暁には、例えば、東上線は渋谷(東横線)方面のみ、西武線は新木場方面のみ、そんなダイヤになるとして、小竹向原と和光市の間は当初の計画通り現在の黄色から茶色に変更されるのでしょうかね。
[16467] 2003年 6月 8日(日)17:34:07ひろき さん
見沼区反対運動派の言い分(総論)
ひろきです。
横レスになり恐縮ですが、区名変更の直接請求がされたこともあって投稿させていただきます。
「個性を嫌い、伝統・歴史を否定する 悪い意味でのイナカモノ根性の塊」としていわれなき批判の対象にされた「見沼区民」の主張の正当性はきちんと主張しなければならないと思いまして。
しつこいようですが、どうかお許し下さい。

見沼区関係の皆様や私の発言は検索すれば出てきますので、[4768]に引用されている天下の朝日新聞の投稿欄「声」の投稿を抜粋し検討してみようと思います。

2002年10月26日朝日新聞「声欄」
歴史ある見沼 なぜ嫌うのか
地図地名研究家 今尾恵介(東京都日野市 42歳)

 さいたま市の行政区名案の一つに「見沼区」が選ばれたのは、従来の政令指定都市では歴史的地名と関係のない安易な命名が多いなかで、高い見識を示していると思う。 (中略) 「中央」とか「本町」を求める精神こそ「悪い意味でのイナカモノの証明」ではないだろうか。 (中略) 「見沼区」は埼玉県が全国に誇れる区名である。

所と話題変わって、1994年前半期に論争を巻き起こした「湘南ナンバー」についての資料をご覧下さい。

湘南の歴史的由来と変遷:「湘南」はどこか
http://www.yurindo.co.jp/yurin/back/389_4.html
気象庁の地域細分:湘南ってどこ?
http://homepage1.nifty.com/tenki/weather/shonan.html
神奈川県ナンバープレート管轄地図
http://www.linkclub.or.jp/~kikuhide/number/map/m37.html

このとき「良識派」マスコミの論調で湘南ナンバーが「高い見識を示している」「(歴史的に湘南でない地域で湘南ナンバー管轄地域になる所の、極少数の老人等の疑問の声に対して)「小田原」とか「箱根」とか「足柄」を求める精神こそ「悪い意味でのイナカモノの証明」ではないだろうか」「神奈川県が全国に誇れるナンバープレート名である」と論評したところがあったでしょうか?
私は寡聞にして知りません。 あったかもしれませんが見沼区反対運動への批判記事の数百分の一にも満たないでしょう。
鎌倉、逗子、葉山の「うちこそ本家湘南なのに、なんであんな伊勢原・秦野や小田原や箱根や足柄みたいなイナカが湘南ナンバーになるんだ!」というふうな声を好意的に報道し、その伊勢原・秦野・小田原・箱根・足柄での棚から牡丹餅を喜ぶ人々を嘲笑するような報道が目立ったことを覚えています。

次に、見沼田んぼの範囲です。 「見沼区」は旧大宮市東部の東大宮、大和田、七里が中心です。

見沼田んぼの範囲(見沼区は旧大宮市東部)
http://www.pref.saitama.jp/A06/BI00/nouson/suiri/minuma101.jpg
http://member.nifty.ne.jp/vega-hoshino/Minuma/Minuma.gif
旧浦和市の地盤 http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/saitama/urawa/P11_urawa.htm
旧大宮市の地盤 http://www.jiban.co.jp/jibankaisetu/saitama/oomiya/P11_oomiya.htm



湘南ナンバー批判の論法を「見沼区」に当てはめれば、 歴史的な見沼と範囲が大きくずれた区名設定こそ伝統を踏みにじり歴史を冒涜する行いにほかなりません。
見沼区反対運動批判の論法を湘南ナンバーに当てはめれば、 歴史的な湘南とナンバー施行地域は多少の食い違いがあるにせよ重なる部分も大きく、個性があり伝統と歴史を尊重した素晴らしい誇るべき命名行為になります。

しかし多くのマスコミ、人々は同じ論法で以上2つの社会現象に接したわけではありませんでした。
明らかなダブルスタンダードで接したことがおわかりかと思います。

見沼区反対運動は個性を嫌い、伝統・歴史を否定する醜い行い。 見沼区はすばらしい名前ではないか、と善意か悪意かに関係なく主張された皆様。
相模湖あたりの中央線沿線の若者が湘南ナンバーを喜ぶ姿を見たときに、それでも湘南ナンバーについて「高い見識を示している」「「小田原」とか「箱根」とか「足柄」を求める精神こそ「悪い意味でのイナカモノの証明」」「神奈川県が全国に誇れるナンバープレート名」だと、言ったり書いたりしなくとも、そういう印象を抱いたでしょうか?

むしろ逆の印象、「歴史ある湘南を僭称して喜ぶ若者の姿こそ、悪い意味でのイナカモノの証明」とお思いになったのではないでしょうか。



「さいたま市」「野田ナンバー」命名の際に少なくない住民の不満が出ましたが 大きな住民運動にまでは発展しませんでした。 しかし見沼区改称を求める反対署名は77,000筆(人口150,082名<当時>)でした。 ちなみに旧与野市域の中央区改称を求める反対署名は5,077筆(人口86,929名<当時>)です。 [4768]の投書では「一部」だそうですが、いったいなぜここまで事実を歪曲してまで住民を辱め、「誇り」を強制せんとするのか理解に苦しみます。

「見沼区」は、個性的ではあるかもしれませんが 伝統と歴史に照らし合わせれば区域と区名の大幅な乖離が存在し非常に問題があると結論することができます。 仮に見沼に尾瀬沼や五色沼のような景勝価値がコンセンサスとして成立していれば、棚から牡丹餅を喜ぶ東大宮、大和田、七里住民は 逆にマスコミ等によって嘲笑されていたでしょう。 伝統と歴史の僭称を批判されていたでしょう。

見沼の歴史は新住民であっても地元民が一番良く知っているのです。 見沼龍神の伝説も、吉宗公の新田開発の歴史もです。 そして現在の見沼が行政や当該地主や広域住民にどう扱われてきたかもよく知っているのです。 ⇒ http://www.green-s.org/minuma/minuma.htm

見沼に対する広域的(埼玉県東部)な非常に悪いイメージが強く残存していることを行政関係者はよく知っていながら、なぜそれを隠して「市民運動」的な賛美のみを羅列して住民投票を無視してまで「見沼区」を押し付けるのか。 行政が見沼田んぼを汚しイメージの悪さを育んできた最大の戦犯であったことを頬かむりしておきながら、なぜ見沼のイメージの悪さの事後改善努力の責任の一端を 歴史的に見沼でなく民意も拒絶している地区が大部分の「見沼区」民にも押し付けようとするのか。

浦和びいきで大宮嫌いで知られる現市長が、本家本元の見沼である旧浦和市東部を「緑区」としながら旧大宮市東部を「見沼区」としたのは何なのか。 そんなに個性的で素敵な名前だというなら、本家本元の見沼を含まない「敵地・大宮」にプレゼントしてくれたのはなぜなのか。

そして多くのマスコミや部外者が、9年前の湘南ナンバー批判の論法とはうって変わって(実態は僭称になってしまうにもかかわらず)「見沼の伝統・歴史を否定・冒涜している」「見沼はすばらしい。 見沼を誇りに思えない住民は醜い」と一方的な非難の大合唱を浴びせ掛けたのか。 「良識的」とされる人ほど。

過去ログで私の発言がありますので、暇ならそれをご覧になった上で熟考してみて下さいませ。
批判は一向に構わないのです。
なぜ、住民の声に耳を傾けることもなく、理性を失い非難の声を浴びせるばかりだったのかを考えていただきたいのです。 理性を失っていなければ、伝統や歴史を重視するのなら イメージが良かろうと悪かろうと区域と区名の乖離から(湘南ナンバー批判の論法と同じく)旧大宮市東部を「見沼区」とすることに異議を唱える以外にないのですから。



やはり、多くの「良識派」を自認する人々には無意識のうちに埼玉県を差別する気持ちがあったのではないでしょうか。

湘南ナンバーの管轄地域設定のおかしさに気が付くマスコミや人々が「見沼区」の区域と区名の食い違いに気が付かないはずはないのです。
ひながな「さいたま市」、抽象的で無個性な「北区」「西区」「桜区」「南区」「緑区」「中央区」などと命名する連中に 伝統と歴史を尊重する姿勢など微塵もないことに気が付かないはずはないのです。
湘南ナンバーの時のように、もし多摩地域や神奈川県で同じような政令市の区名選定で抽象区名だらけのところに1つポツンと本来の地域とずれた自然環境保護にちなんだ区名がつけられていたら マスコミはすぐこのおかしさを声を大にして指摘するでしょう。 「伝統と歴史への冒涜」というニュアンスで。
埼玉だから、本来の地域とずれていてもどうでもいい。 他区の命名と比較すればおかしいことにも無視を決め込む。 だから最高責任者の特定地域びいき・特定地域嫌いの傾向があり事態の裏を読もうとすることもない。

9年前の湘南ナンバーへの管轄地域設定への態度とはがらりと違い、伝統・歴史面では多々の矛盾を抱えながらも 伝統・歴史を口実に地元民が嫌がる地名を強制し、反対運動に心ない言葉を浴びせる。
新潟県巻町の原発反対運動、長崎県の諫早湾干拓反対運動、滋賀県豊郷町の豊郷小取り壊し反対運動では「民意無視」を口を極めて行政を非難しながら、見沼区反対運動に対しては(伝統・歴史面で錯誤的なのに)行政の「英断」を手放しで賛美し、住民の過半数が反対の請願に署名していても「住民エゴ」と弾劾する。

無意識にこうなっているだけなのかもしれません。 しかし論理的一貫性がなく矛盾していることは明らかです。
私には、多くの「良識派」を気取る人々の心の奥底に「埼玉にはこれからもダサイタマであってほしい」という気持ちが潜んでいるのではないかと思います。 そうでなければ、多くの住民が地域差別を訴えているのに、部落差別や朝鮮人差別のように社会全体からアプローチして問題の本質を探る努力をして差別からの解放の手を差し伸べようと なぜしないのか。 なぜ深く考えもせず、差別される側に全責任を帰結させて終わりにするのか。 いつも!



確認のため書きます。 「見沼区」民は 自分たちが見沼を忌避している以上に、周囲(区外の埼玉県東部住民)が見沼を忌避しており 見沼とは無関係の高台に住む自分たちの土地まで区名からくる誤解により偏見を抱かれ資産価値が相対的に下落し、利便性が変わらずに市内で相対的にイメージが悪くなり地価が下がることで、いわくつきの区というレッテル貼りが為されるという不安から 反対運動が起きたんです。 住民の過半数が陳情書に署名するという、大都市圏では戦後空前の規模で。
埼玉・千葉に対する県名差別と農村差別の2つが根底にあるとも私は過去に書きました。
それがいけないと批判することは私も同意し、かつ私が最も願ってやまないことです。
しかしこの2つの差別が根本的に解決されるための明確なスキームが示されないかぎり、私は「見沼区」に反対しつづけます。
念願の東区に改称されても心ない人に過去を蒸し返され後ろ指をさされることが明白であることを覚悟してでも、です。

草加のせんべいを誇り、岩槻の人形を誇り、氷川神社を誇り、小江戸川越・喜多院を誇り、吉見百穴を誇り、秩父を誇っても ダサイタマと十把一からげに嗤う人が絶えなかったことを 私は知っています。
地域差別を気にしない人がどんなに移住してきても、差別を気にしながら嫌々移住してくる人も絶えず 長年の官民による郷土愛の啓蒙がどうやらまったく効果がなかったことを 私は知っています。 むしろ差別を気にする人が虚栄心に満たされる、世田谷区や目黒区のような地域ばかりが皮肉なことに誇りに満ちていることも。

埼玉・千葉に対する県名差別を問題提起しても、差別側を一切問題にせず被差別側の「誇りの無さ」「自虐性」への責任の押し付けにすり替えられ社会問題として認知されてこなかったことを 私は知っています。 そうした問題の所在のすり替えを行う人が被差別部落出身者、在日韓国・朝鮮人、同性愛者、障害者にも差別の原因は同じ「誇りの無さ」「自虐性」にあるとは決して言わないことも。 被差別部落出身者、在日韓国・朝鮮人、同性愛者、障害者で差別が気にならない、受けたことがないという人がいても「差別などない」とは言わないことも。



私は以上の現実を噛み締めた上で、郷土の誉れを守るために言いたい。

なぜ区域からすれば偽りの伝統・歴史を背負い誇りに思わなくてはならないのか。
なぜイメージの悪い見沼を誇りに思わない権利があってはならないのか。

なぜ、世の中の醜い現実を批判しつつも解決できるわけもなく、「見沼区」民が広域住民の差別意識の業(ごう)をひとえに背負わされねばならない理由があるのか。 人の心の本能的な醜さなどうにもならないなら、せめて今以上に誤解によりさらに偏見を抱かれることを避ける為に自衛的にマシな無個性の区名への改称を希望することの どこに間違いがあるのか。 当該地区が人の業(ごう)をひとえに背負わされる摂理などないはずです。
「自分さえよければいい」のではありません。 「なぜ自分たちばかり責められ、マスコミ等は周囲や、さらには大きい構造に目を向けずに面白半分で笑いものにしつづけるのか」、その欺瞞があるかぎり永遠に納得できないのです。

私は見沼区に反対します。 反対運動批判が欺瞞に満たされているかぎり 郷土の伝統と歴史を知り、郷土の誉れを守る為に。 これから好奇と悪意で敷き詰められた茨の道を歩むことになろうとも。

駄文長々と大変失礼致しました。
[16466] 2003年 6月 8日(日)17:01:15【1】白桃 さん
Re:三大○○
[16457]太白さん
ほかにも「3大○○」と呼ばれるもので、その対象に議論があるものってありますか?
世界三大瀑布、三大稲荷、三大松原、三大うどん 三美港なんかいろいろありそうですね。天下の三名園にしても、個人的には郷土の栗林公園を入れたい気持ちです。(ところで、恥ずかしながら白桃は偕楽園に行ったことがありません。日本三景の松島にも。もっとひどいのは日光ですが。)
「六大都市」なんかはもう死語ですかね?昔、「ミュンヘン、札幌、ミルウォーキ」というCMソングがありました。試験では不用意にこのような語句は使用出来ませんが、飲んだ席なんかでよく話題になりますから、みんな関心があるのでしょうか。
白桃の三大ナントカ
1.恐怖の三大野宿駅
蘇我、新習志野、東所沢(6月もまだ10日も過ぎてないのに、ここんとこ乗りこしが続いており歌謡曲のタイトルになぞらえれば、「蘇我夜曲」「池袋の夜」「あぁ上野駅」というありさま。)
2.三大野球立町
福島県石川町、長野県丸子町、徳島県池田町(福島県双葉町、山梨県市川大門町、三重県多気町、三重県小俣町、和歌山県南部町、鳥取県郡家町、島根県大社町、高知県伊野町、長崎県波佐見町、宮崎県高鍋町あたりも候補ですね。)
3.日本三大菊人形(マイナーか?)
福島県二本松市、大阪府枚方市、徳島県鴨島町
[16465] 2003年 6月 8日(日)16:51:09深海魚[雑魚] さん
東北○大まつり
[16464] yamadaさん
念のため、「東北六大祭り」で検索してみたところ、「北上みちのく芸能まつり」が入るそうです。
十和田湖畔で行われる 「国境まつり」 http://www2.ocn.ne.jp/~towadako/event4.html はどうでしょうねぇ? (笑)
[16464] 2003年 6月 8日(日)16:46:29yamada さん
東北○大祭り
[16457]太白さん
最近では、山形の方を中心に「4大祭り」と言うようですが…
盛岡では、さんさ踊りを加えて東北五大祭りと呼びます。「日本一の太鼓パレード」で、藩政時代から受け継がれているそうです。(ちなみに、リンゴの名前にも「さんさ」というものがあり、米の名前にも「ゆめさんさ」というものがあります。)

念のため、「東北六大祭り」で検索してみたところ、「北上みちのく芸能まつり」が入るそうです。私は岩手県民なのに、知りませんでした…。
[16463] 2003年 6月 8日(日)16:43:53【1】深海魚[雑魚] さん
昔日の屈辱
[16453] ゆうさん
そこから派生した別の意味が広く流通していることもまた無視することが出来ないと思った一件でした。
遠隔地出身者の自己紹介などにおける出身県名の持つ意味は、地域呼称としての妥当性の是非にかかわらず、大きいですからね。こんな事言うと、両毛人さんに叱られそうですが、地理に対する造詣がそれ程深くない場合、県名を以て出身地とする傾向も少なくない、と考えます。在京時代、館林、太田、薮塚出身の知己がそれぞれ 「群馬出身」 という言い方をしていたのが、その証左ではないかな。(両毛人さんの地域的考察とは次元が異なる話ですが。)

[16457] 太白さん
地方によっては袋田と地元の滝を入れ替えている気もします。
そう、地元勢として袋田の滝 (口の悪い仲間は 「袋叩き」 などと揶揄していました。失礼な!) の知名度は絶対と思っていたのですが、在京時代、周囲の反応を見ると意外とそうでもなく、実際に見せて漸くその壮大さを実感するという感じでした。華厳、那智に比べると落差が小さい反面、階段状なので趣向が異なる事情や、地元自治体の観光地としての知名度も介在しているのかな。地域によっては、白糸や称名あたりが挙げられるかも知れませんね。絶対流量で比較するなら、屁理屈気味ながら放水時の黒四堰堤が筆頭格だったりして。(笑)

[16459] 軒下提灯さん
農業に害が及ぶとして、角田が東北本線を白石に押しやったかのごとく語り継がれているのも事実です。
デートに誘うも肘鉄を食った腹いせに 「本当は俺の方から振ってやったんでい!」 と周囲に虚勢を張る昔日の私の如き ……… あ、いやいや、何でもないです。(ひええええ)

吉岡、古川、築館経由なら短距離で済みそうなのに、わざわざ大回りして小牛田を通っています。
利府以北の旧経路との整合性が少々疑問ながら、基本的に平坦地を模索した結果との旨、Issieさんも言及されています。そうでなければ、大崎地方の中心都市である古川を外す必然性が見当たりませんし。そしてその結果、築館や迫、登米など昔から発展していたと思しき街への折衷的な玄関口として、かつての仙北鉄道の経路に象徴される様に、瀬峰の地位が高まったのでしょうね。
[16462] 2003年 6月 8日(日)16:06:10千本桜[軒下提灯] さん
港の五番町
[16458]白桃さん
西郷輝彦が1966年に唄った「西銀座五番街」ってどのあたりなんだろう。
演歌とか60年代歌謡曲ネタがくると、応えねば!という責任感を感じてしまうのですが、西銀座五番街ってどのあたりなのか、さっぱりわかりません。五木ひろしの「港の五番町」も場所が特定できませんね。

♪ 港 港の町で 浮き名流した果てに ここへたどりつく たどりつく~

ここへたどりつくの「ここ」って、どこ? 五木ひろしが必死に唄っているのは分かるのですが、だから住所地番をはっきり明示して下されば、一発で理解できますものを。
[16461] 2003年 6月 8日(日)16:03:23NS さん
レス諸々
[16418]まるちゃんさん
[16443]uttさん
非常に詳細なレス、ありがとうございます。
 確かに、山口県内において各地域における拠点都市の人口規模が拮抗し、巨大な中核都市ができにくいというのは、歴史的経緯や地理的状況に鑑みて必然と言えますね。
 ただ、行政サイドからしてみれば、近年の成長が著しい「都市型産業」の立地により若年層を何としても引き留めておきたい、という切実な欲求から、全国各地である「合併特例債絡みの平成の大合併」の動きに乗じて巨大核都市の形成もしくは既存の拠点都市の規模拡大化を志向するのもごく自然な流れでしょう。勿論、合併後の一体性が保たれるような枠組みであることが大前提ではありますが。

 山口県の場合、山陽新幹線が県南部を東西に貫き、高速道路網や都市間高速バスも発達していることが、県内間移動はもとより県内から広島・北九州・福岡への移動を容易にした(神戸や大阪も日帰り圏内)ということで、人の移動は大都市圏への流れの方が強く、資本の流入は大都市圏からの勢いが強いというのが現状でしょう。
 ただ、これだけ高速移動交通手段が充実しているということなら、やはり「県外の大都市では実現できないことを県内で実現して如何に大都市圏から人を呼び込むか」という方向に活路を見出すことになるでしょうね。

[16444]両毛人さん
もっと多様な地域の姿を見つめてみてはいかがでしょうか
勿論、地域の多様性についての認識の必要性は私も認めていますし、そのような様々な情報を書き込めることというのがこの掲示板の存在意義の一つとしてあるでしょう。
 ただ、それと同時に、実際の社会活動はマクロ的な視点を中心になされているというのは厳然たる事実ですし、あまりにミクロ的な視点にこだわり過ぎて「木を見て森を見ず」という状態に陥っているのでは?と思われる投稿が散見されるように感じられます。
 勿論、両毛人さんが双方の視点をきちんと認識されているのはよく解りましたし、
多様な地域性を見つめることが、マクロな地域理解を阻害するものでは決してない
のも事実ではありますが、やはりその中でも如何に現実との枠の中で適切に捉え誤解を招かないような慎重な表現をするか、ということが求められているのではないか?と強く感じております(自戒を込めて)。
[16460] 2003年 6月 8日(日)15:45:40faith さん
初めまして
初めて書き込みします。最近このサイトを知って、アーカイブなどを
見て楽しんでおりました。すばらしい。
私もこういう地理、歴史関係の話題が好きで、学校・鉄道・企業の関連の歴史
が比較的得意・・・と言いたいところですが、ここの皆様はあまり高レベルなので、
提供できるようなネタがありますかどうか。
いずれにしろ、よろしくお願いします。

[16457]太白様
ほかにも「3大○○」と呼ばれるもので、その対象に議論があるものってありますか?

地理とは全然関係ないが、世界3大珍味とか。
ただ、この双璧、3大・・・ 四天王というのって、日本以外ではあまり言わない
ような気がします。
何となく相撲の番付的発想に近いものがあるのでは?
[16459] 2003年 6月 8日(日)15:29:37千本桜[軒下提灯] さん
阿武隈川エレジー
[16438]雑魚さん
国道349号線経由で丸森から梁川に抜けた際、当時の技術でこれだけの急峻な山峡に鉄道を通し得たのか、あえて越河峠を越えて白石川の谷に迂回させたのは物理的な必然では無いか、とも感じた雑魚でした。

東北本線が丸森、角田を回避して白石経由となったのは、確かに地形的制約が大きく係わっていたと思います。もしかすると、それが最大の理由かもしれません。でもなぜか農業に害が及ぶとして、角田が東北本線を白石に押しやったかのごとく語り継がれているのも事実です。もしそれが本当なら、桑折、白石、大河原だって東北本線をどこかへ押しやっていたはずですから、辻褄が合いません。

宮城県北の東北本線ルートも変ですね。吉岡、古川、築館経由なら短距離で済みそうなのに、わざわざ大回りして小牛田を通っています。あれとて、平坦な地形をたどって行った結果の出来事かも知れません。でも、古川が鉄道敷設を嫌ったかのごとく語り継がれているふしがありますね。ひょっとして、これは自虐でしょうか? 自分たちの地域が鉄道交通から取り残されたのは、自分(および地域の先人)たちの政策失敗にあるという自虐の念かも・・・。なんだか、そんな気もしてきましたが、なにぶん明治時代のことですから、推測の域を出ていません。
[16458] 2003年 6月 8日(日)15:23:18白桃 さん
♪ABC XYZ 西銀座駅前
 今日はじめて知ったことなのですが、フランク永井の唄った「西銀座駅前」は実存してたのですね。
すでに般若堂そんぴんさんが記述されているかもしれませんが、1964年に丸の内線西銀座駅が銀座線銀座駅と一緒になり銀座駅に改称されたそうです。じゃぁ、西郷輝彦が1966年に唄った「西銀座五番街」ってどのあたりなんだろう?
[16457] 2003年 6月 8日(日)15:17:29太白 さん
3大…を考える
ふと気になったのですが…

「日本3景」といえば、松島、天橋立、宮島ということで、ほぼ異論がないかと思います。「東北3大祭り」も同様にあまり争いはないと思います(最近では、山形の方を中心に「4大祭り」と言うようですが…)。
「日本3大名瀑」といえばどうでしょうか? 華厳の滝、那智の滝、袋田の滝になるのでしょうか。でも、地方によっては袋田と地元の滝を入れ替えている気もします。
例えば、 http://www.jc-21.co.jp/nikkanren/kankou/akiu_k.htm
とありますし、私も実際、秋保大滝は日本3大名瀑の1つだと信じていました。

 で、私が疑問に思っているのは「世界3大美術館」とはどこなのか…です。私自身は「ルーブル、メトロポリタン、プラド」だと思っているのですが、観光ガイドなどでは、大英博物館やエルミタージュが入っていたりします。でも、少なくとも大英博物館は、美術館(Gallery of Art)ではない、と思うのですが…
 同様に、世界3大博物館とは、大英博物館、故宮博物院(台北)、カイロ博物館だと思うのですが、これも諸説あるようにも思います。
 ほかにも「3大○○」と呼ばれるもので、その対象に議論があるものってありますか?
[16456] 2003年 6月 8日(日)15:14:24太白 さん
まとめレス
今更のレスですが…

[16283] ニジェガロージェッツさん
[16032] ありがたき さん
アモイ(シァーメン)とかウラジオ(ウラジオストク)とか、気象通報独特の呼び名が結構ありましたっけ。
ほかにも、うろ覚えですが敷香(あるいはシスカ?) とかありませんでしたっけ? 今でも私には謎の地名です…。

[16295] 夜鳴き寿司屋 さん
[16300] 三丁目 さん
レスありがとうございます。三丁目さんやKMKZさんに書き込みランキングで抜かれるのは折り込み済みですが(笑)、メキシコ、カナダを含め40州くらい回ることになるので、適当に見つけた話でも書き込めればと思います。

アメリカではダイヤルセットアップの使い放題がインターネットの主流と聞いた事があるのですが、本当でしょうか?お国柄が出てくるものだと思いますが。
 あくまで個人的感想ですが、市内電話はかけ放題(基本料金に含まれる)という要素が大きいと思います。また、そもそも、アメリカのADSLの主流はせいぜい1M以下なので、DSLが爆発的に普及しているわけではないと思います。1ヶ月6000円くらいしますし。とはいえ、ダイヤルアップが主流というほどでもないと思います。CNNに代表されるケーブルテレビが非常に普及しているので、ケーブルテレビ+インターネットのセットが結構多いと思います。職場や、学校の端末からも接続可能ですしね。
[16455] 2003年 6月 8日(日)15:10:13TN さん
合併関連(新潟、石川、山梨)
でるでるさん へ

「東蒲原郡町村合併協議会」
※新町名公募中(~7/15)
東蒲原郡に住所を有する昭和61年4月1日までに生まれた方対象です。

「穴水町・門前町合併協議会」
※公式HP開設(6/5)
http://www.anamon-gappei.jp/

「峡北地域合併協議会」
※新市名候補3点:北社(ほくと),・・・
HPによりますと、北杜(北斗)(ほくと)だそうです。

[16414]を持ってきました。
合併関連(広島、高知、鹿児島)

「山県東部合併協議会」
※合併方式に「新設」を提案
※新町役場に,現・千代田町役場を提案
上記2項目は確認されたようです。

「神石郡合併協議会」
合併の期日 2004,11,1

「香南・芸西合併協議会」
※公式HP開設
http://www.kg-gappei.net/

「薩摩東部地区合併協議会」
※合併の方式に「新設」を提案
※合併の期日に2005,1,11を提案
[16454] 2003年 6月 8日(日)15:03:09【1】太白 さん
Deep South
こんばんは(?!)
アパラチア山脈からテネシーに抜け、そこから南下してアラバマ州モントゴメリーまでやってまいりました。

 基本的には観光旅行を進めているのですが、ここまでドライブして気づいた「雑学」的な話としては…
・アメリカにも「たまにある」有料道路ですが、そのほとんどは、50キロ走って2~3ドル程度の通行料であり、中には50セントという、料金徴収コストの方が高そうなものもある。
・ワシントンDCやボストンなどの大都市は、平日の朝夕のラッシュ時に高速道路の路肩走行が可能となる。
・アトランタの中心部(ダウンタウン)の高速道路は、片側8車線ある。(ロサンゼルス付近はもっとすごいとか…)
・アメリカのいくつかの都市(知っている範囲では、ワシントンDC、ロサンゼルス、ボストン、アトランタ、ハートフォード)では、2人以上(Car Pool)乗車の自動車専用のレーンがある。
・バージニア州の緯度は本州とほぼ同じだが、景色は北海道のそれと似ている。(ゆるやかにどこまでも続く丘陵と牧草地、放牧された牛…)
・アメリカは国立公園制度発祥の地であり、指定地区内の整備・環境保護は進んでいるが、少なからず、個人・会社の所有する「自然が売りの観光地」があり、これらに関する保護は、かなり問題があるように思われる。例えば、アトランタのストーンマウンテン(オーストラリアのエアーズロックみたいなものです)の頂上まで上るため、岩の上にしっかり設置されたロープウェイを見たときはさすがにがっかりしました…。
・アメリカの駐車違反は、日本のように15分待ってくれない。即アウト。ただ、ニューヨーク中心部を除き、違反してもせいぜい1500~5000円程度(都市や違反場所により異なる)ですが。
・自動車のナンバープレートというものは、車の前と後ろに計2枚と思っていたが、これは常識ではないらしい。ノースカロライナ以南(フロリダを除く)のプレートは1つしか発行されていないと思われ、前面にはナンバープレートがついていない。前でなく後ろである理由は、プライバシー上の配慮から、カメラでナンバーを撮影する際は後ろから撮るためと思われる。
[16453] 2003年 6月 8日(日)09:35:07ゆう さん
青山商事の格付け見通しをネガティブから安定的に変更
最近某調査会社の記事に、「青山商事株式会社(本社:広島)は、紳士服専門店の国内最大手。」とありました。
それを読んだ最初の私の印象は「あれ? 本社移転したのかいな?」。数秒の後、「あ、『広島』って『広島県』のことか」でした。
という訳で、私は接辞なしの「広島」に福山市を含める意識がなかったようです。

地名が多義を持つことは県名に限らずいくらでもあることです。いや、語彙が多義を持つことは地名に限ったことではありません。辞書を引けば「転じて~のこと」というのをよく見かけます。

本来の意味を知ることは重要なことですが、そこから派生した別の意味が広く流通していることもまた無視することが出来ないと思った一件でした。

ゆえに私は道路標識の「栃木市」を支持します。
でもしかし、「群馬○○市」のような「群馬」の使い方は最後の手段というのも同感です。
[16452] 2003年 6月 8日(日)09:01:25【1】深海魚[雑魚] さん
哀しき朝
今朝はいつもの 「寝て曜日」 を返上し、瓜連付近の水郡線で臨時列車 (御座敷) を撮って来ました。田圃が広がる直線区間、という構図ですが、案の定御同慶が多数集結しておりました。しかし生憎の霧模様。大子方面で張っていた友人からの携帯電話によると、あちらは好天だったとか。(涙) 田圃では、我が国の食を支える農家のおじさんが除草作業に余念無し。その一方、撮影の障害になるのか、線路際で草刈を始める者、田圃脇で小用を足す者、道路の縦列駐車で一般車の通行を妨げがちな者、「追っ掛け」 に備えて アイドリング状態の者、うーん、気持ちは判らなくもないけれど、世間一般の顰蹙を買いかねない振る舞いが気になった、兼業農家出身の雑魚でした。(特に 「追っ掛け」 では、無謀に飛ばす輩が散見され、非常に気になります。) 帰宅後、パソコンに撮影データを移そうとしたら ……… ぎゃー、写ってない! (滝涙) 「普段は ギリギリまで寝ている癖に、こういう時だけは寝起きが良いのねぇ。」 という女房の一言に トドメをさされて轟沈。

[16449] グリグリ様
出題者も回答が判然としない 「狂養問題」 の奥の深さをあらためて見直しました。
理系音痴の者として、過分の御言葉 (?) を賜り、恐縮至極の由。
[16451] 2003年 6月 8日(日)08:27:00【1】三丁目 さん
書き落としてましたが、思い出した件です。
[16374]まがみさん
白老~沼ノ端です。堂々の(鉄道)直線区間第1位です。
昨日は、同じ書込み番号について、お礼を申し上げながら、こちらの方を書き落としておりました。失礼をお詫びするとともに、ありがとうございました。

[16349]雑魚さん
176は、やはり国道番号だったのですね。実は、その数字は関西を通る国道番号だったはずだ、とは記憶にあったのですが、どこを通っていたのやら思い出せなくて、国土交通省に電話して聞いてしまいました。「みた」を通ってと、教えてくれた方は言ってました。「さんだ」を知らないのね、と思ってしまいましたが。

ちなみに「さんだ」と聞くと「サンダ対ガイラ」をいつも連想してしまいます。般若堂そんぴんさんのテリトリーに踏み込んでしまいますが(笑)。実際に、同タイトルの映画を見たことはありませんが、たぶんソノシートで聞いていたのだと思います。
[16450] 2003年 6月 8日(日)07:59:23オーナー グリグリ
推計人口、面積データ...
[16315] 白桃さん
和歌山県がようやく推計人口を毎月発表するようになりました。そこで、お願いですが4月の推計人口ではなく5月の推計人口でまとめてみたいのですが。
はい、5月でも6月でも私はまったく拘りません。データが揃ったタイミングでご提供いただければ幸いです。その際、政令市の区のデータもいただけると助かります。よろしくお願いいたします。

[16249] グリグリ
ところで、面積データも更新できるといいのですが、どなたか、全国市町村要覧14年度版データ(全件、もしくは13年からの差分データ)をお持ちの方いないですか(もちろんデジタルデータで)。要覧から拾っていく気力がないもので(照笑
残念ながら反応がありませんが、どなたかデータを作成していただけると助かります。差分だけの方がいいですが全体でももちろん構いません。自治体名と面積数値のペアをスペース区切りでもカンマ区切りでも何でもいいです。自治体名は都道府県名+自治体名とするか、都道府県区切りがあれば自治体名だけでいいです。要するにプログラム処理ができるだけの情報があれば十分と言うこと。よろしくお願いいたします。
[16449] 2003年 6月 8日(日)07:16:11オーナー グリグリ
Re:グリグリの理系な問題/市角形
答え合わせを忘れていました。
[16246] [16298] 両毛人さん
完璧です。

6月6日の野田市・関宿町の合併で[16246]の人口合計は変わりましたが、[16298]の回答に影響はありません。

ところで、両毛人さんの隙のない回答で「理系な問題」の弱点が露呈してしまいました。(涙
出題者も回答が判然としない「狂養問題」の奥の深さをあらためて見直しました。(笑+マジ
[16448] 2003年 6月 8日(日)06:49:58三丁目 さん
過去ログを読んでいて、思いついたレス
[4848]夜鳴き寿司屋さん
元々は、(釧路市と釧路町は)ひとつの行政単位だったわけで、2つに分離させた時点で「区」と「村」と異なる行政組織だったので、隣接していても同じ名前でも構わないとされたのだと思います。どうして別々の名称にしなかったかは謎です。
拙稿[13312]で引用した部分と、今回は異なる箇所の引用です。旧釧路村(現釧路町)は、旧釧路町=旧釧路区(現釧路市)からの分村にあたっていろいろな交渉条件を提示したのですが、その中の一つに「村名を釧路村とする」というのがありました。当初の案(道庁・釧路区側)では、村名を別保村とすることで内定されていたのですが、それを覆すことができたわけです。戦後の民主主義の時代しか知らない私たちですが、当時のことを考えると、よくぞ交渉しぬいたものだと感心しました。

たかだか80年前の出来事でも、立場が異なれば同じ事実であるにも関わらず、記録・記述する濃淡も異なりますから、[15794]Issieさんの
複数の資料をつきあわせる努力をすることでしょうね。
を、痛感したところでした。
[16447] 2003年 6月 8日(日)03:39:42白桃 さん
まんが喫茶より哀をこめて
最近、気ぜわしい毎日が続いておりますが皆様におかれましてはいかがでしょうか?
[16423]スナフキんさん
 旅行業界における地理的知識欠如を指摘されておりますが、おっしゃってることごもっともであります。一般旅行業務取扱主任者試験に関与する者として、深く反省することしきりです。

 あと、もっと他に気になる議論があり、レスしたいのですが眠たいので今日は失礼いたします。
[16446] 2003年 6月 8日(日)03:19:36【1】YSK[両毛人] さん
レスありがとうございます。
[16445]紅葉橋瑤知朗さん
そうですね、北海道は北海道全体を指す地名でしたね。失礼しました。

空知郡の範囲だけを「空知」とは考えたことがないんです
北海道の場合、実質的な地域単位としての「郡」の歴史が本州と比べて非常に浅いですから、また違った事情があるのだと思いますね。これは、沖縄県でも同じことではないかと思います。

私は、群馬県民として、前橋、高崎を中心とした経済地域が構成され、それが「群馬県」という結節地域を作り上げ、それが実効性のある地域となって、一般に認識されていることを知っています。それはそのままでいいと思います。しかし、群馬県は、より細かな視点で見れば、実に多様な特色ある地域性をもつ地域の集合です。私の住む太田市は、実は隣の足利市などとの結びつきも強いということも日常的に実感しています。

経済や政治の世界では、「群馬県」という一体性が存在する。それも真実。群馬は、群馬県全体、という理解は間違いではないんですね。

ただ、地域の成り立ちと言う観点からは、「群馬」はもともと群馬郡を中心とした地域の名称で、今は「群馬県」という行政区画を表す名前になっている。一口に「群馬県」と言っても、多様な小地域の集合となっている。

群馬は群馬県全体、という理解は、時としてこういった地域の姿を薄くしてしまう。だから、こういったミクロな視点のまた大切にしなければいけない、と考えるわけです。詳しくは、[14566]にて言及したとおりです。
[16445] 2003年 6月 8日(日)02:41:52紅葉橋律乃介[紅葉橋瑤知朗] さん
「このへん」という地域編
[16440]両毛人さん

>「都道府県名の多くが、もとは当該都道府県内の一部地域の地名をもとにしたものであり、はじめから都道府県全体の範囲を総称した地名でない」という認識をしっかり持っていたい

 都道府県というか、都府県と言いましょうか。これは市町村でも当てはまりますね。本当に一集落の名前が大きな区域(合併で生まれた街)の名称とされて行く。
 以前、北海道にある支庁の名称云々という話がありました( http://uub.jp/arc/arc291.html)。これも、ある区域の名称が支庁名となり、「○○地方」なんて広域の名称になってしまいました。
 支庁と都府県を一緒くたにはできないでしょうが、「空知」という地名で見た場合、空知支庁管内を指している、とわたしは思っています。空知郡の範囲だけを「空知」とは考えたことがないんです(2支庁に分かれているのも理由かも知れません)。
 このような考え方で、「群馬」とは群馬県全体なんだ、と思ってしまったわけです。

>栃木市は栃木県にあるからそういう名前なのではなく、栃木市(当時は「町」)の名前がより広域な行政区画である県の名前に採用されたものだ
>日本の一般的な地域理解の現況を考えますと、私の取り組みはほんの些細なものかもしれませんが、多様な地域性をアピールできるよう、精一杯努めていきたいと考えています。

 これは素晴らしいことだと思います。
 自分が住んでいる都府県の名称は、実はごく一部の地域を指す名称から来ている。別に<そんなのどうだっていいじゃない>と思う方のほうが多いかも知れません。
 いいじゃないですか、“豊富な豆知識”を広めても。
[16444] 2003年 6月 8日(日)02:40:40【3】YSK[両毛人] さん
NSさんへ
[16441]
ご説明、ほんとうにありがとうございました。感謝いたします。

そういうお考えであったのであれば、今回の見解の相違は無理はないな、と思いました。
さんざん失礼な書き込みをしてしまい、ほんとうに申し訳ございませんでした。

正直なところ、私自身、今回の一連の書き込みが、NSさんのような理解を生む方向を全く予期していませんでした。ですので、NSさんが希望されたような、議論の前提となる記述をすることができませんでした。この点は、ご了承をいただければと思います。

今回のお話、たいへん新鮮でした。以後の書込みでは、NSさんのような理解をする方もいるということに最大限配慮しながら、わかりやすい表現ができるよう、努めてまいりたいと思います。

そして感じたことなのですが、NSさんがお考えになるほど、私とNSさんとで認識の違いがないのではないかということです。

今までも何度も申し上げてまいりましたが、地域は、見る人によって、見る地域スケールによって、また地域を見る視点によって、さまざまに検出されます。

NSさんは、あくまで行政・産業サイドや、一般的な地域理解における主流にこだわった見方をされ、私の今回の「分散型地域」というミクロの視点に立った話を分析されたので、うまく話がかみ合わなかったのですね。私も、NSさんと同じ立場にたてば、NSさんと全く同じ意見をもっています。このことも、何度も言及してきたとおりですね。

私の考えは単純なんですよね。地域について、いろいろな見方をしたほうが、楽しいですよね、ただ、それだけ。本当に、趣味の世界ですね。

人ぞれぞれに個性があって、それがその人の魅力をつくるように、地域にも個性があって、それをいろいろ見つめよう。それだけなんです。

NSさんも、もっと多様な地域の姿を見つめてみてはいかがでしょうか?

いささか客観性のない、論拠も何もない、抽象的な議論とお考えになるかもしれませんが、多様な地域性を見つめることが、マクロな地域理解を阻害するものでは決してないことを、実感していただけると思います。

とはいえ、NSさんご自身も、[15880] にて、
> 突出した都市のイメージ=地域のイメージ
というものが簡略な見方として広く定着しているのは確かではありますが、これで以って
> 多様な地域性についてより適切に理解
というのはやはり難しいですし一定の限界があります。
最大都市に人口が集中化している構造としている東京・京都・宮城などにしても、地理的にみていずれも全体の中心からは大きく偏った(距離が離れた)場所にある訳で、それらの各都府県において最大都市から離れ相対的に人口が少ないとされる「東京都下」「京都府丹後地区」「宮城県栗原地区」なども(これ以外の地域の切り方も勿論沢山ありますが)、それぞれ最大都市のイメージとは実際には全く違った様相を呈しています。
というふうに、多様な地域への眼差しを向けていらっしゃいますので、私の意図はご理解いただけるのではないかと思うのですが・・・。
[16443] 2003年 6月 8日(日)02:18:19【1】ペーロケ[utt] さん
山口県型都市構造に関する私見
 といっても、私は山口県人暦がとても浅いので、そんなに大したことが言えませんが。。。

[16418]まるちゃんさん
[16441]他、NSさん
[16434]他、両毛人さん

 なんだか、NSさんの意見には、山口県の分散型都市構造について、個々の都市は経済的にも求心力も力不足で、共倒れになることを懸念しているのかな?との印象を受け、一方で両毛人さんの意見には、施策的なことは何も言及していないと言いつつも、「各都市の個性や拮抗する力関係のバランスを保ちつつ各々で共栄関係を模索できるか」との希望的観測がやや含まれているような印象を受けましたが。。。まあ私なりに意見を述べさせていただきます。

 NSさんのおっしゃる通り、徳山駅前の商店街のシャッター率が高い現状を考えれば、10万規模の都市が発展するには厳しい時代になりつつあるのかもしれません。しかし、10万都市程度の規模で、これからの地域間競争に勝ち残るのは、決して不可能ではないと思います。例えば[12383]三丁目さんによれば、人口減少が著しい道東地区にありながら、帯広市や北見市は1995年から2000年で人口が若干増えていますね。まあ、この数字がそのまま都市の発展と言えるとは限りませんし(周囲の落ち込みを吸収しているだけかも?)、北海道と山口を単純に比較できるかどうかは分かりませんが、都市間競争の生き残りに、必ずしも中核都市程度の人口が必要とは限らないことを示している一つの例ではないでしょうか?

 あと、[16411]NSさんの
(都市間競争に「勝つ」というよりは競争から地域を「守る」という消極的な意味合い
とは、どちらかと言えば市町村寄りの立場でしょうか。ただ、県の立場から見れば、県内の局所的な発展よりはむしろ全県的な均衡ある発展を目指さざるを得ないでしょう。

 県央部に有力な求心力のある都市がないのは、三田尻と萩の中間、岩国と下関の中間という県域の幾何学的な「中心」である「山口」に県都が置かれたものの、山陽道から外れた盆地という地勢が故に他県の県都ほどの成長が見込めず、一方で両端の「下関」、「岩国」はそれぞれ北九州、広島の影響を受け、さらに「徳山」、「防府」、「宇部」がそれぞれ独自性を保ちつつ後発的ながら産業が育って競争しながら発展していったために、結果として他県のような県都一極集中とはならず、このような分散型都市構造になったのでしょう。

 逆の発想をすれば、面積重心と人口重心が隣接した市町にあり、県内のどこからでも10万都市までの距離が近いという、非常に均衡ある人口分布になっていますね。まあ、都道府県の立場から考えてみますと、「県単位」の一定の範囲で考えれば、ここまで人口分布のバランスがいい都道府県なんて、他にあるでしょうか?例えば両毛人さんが「分散型」と指摘された、三重県や群馬県(ここではあえて県単位で言わせていただきますが)も、例えば尾鷲、熊野地方や前橋より北、西側の地方には、人口10万人以上の都市から距離がありますし、両県とも10万人都市の数は多いものの、一部の地域に偏って分布しているのです。しかし、山口県の10万都市は見事に等間隔(?)で並んでいますね。この県単位での均衡ある人口分布こそが、山口県の特殊性なのでしょうが、他に類を見ないほどの全県的な分散型都市構造をどう生かすか、それとも求心力のある都市がない「弊害」と見るかは、これからの施策や行政側の考え方によって変わってきます。ただ、他に参考とする県が他にないだけですから、オリジナリティーで勝負する必要がありますし、それができなければ共倒れになるでしょう。

 個人的には、防府市と山口市の合併は、あくまで数字の足し算、お金の足し算であって、地形上の隔絶が大きいため、中核都市の機能を持つ都市づくりには繋がらないような気がしますが。むしろ、それぞれの都市を個々に魅力を増しつつ発展させるにはどうすればいいか?をもっと議論して欲しいなと思いますが、不可能なのでしょうか?どちらが効率いいのかは分かりませんが。。。

 と、偉そうに長々と乱文、散文、失礼しました。
[16442] 2003年 6月 8日(日)01:53:27ペーロケ[utt] さん
「愛媛」という名前
今回は紅葉橋瑤知朗さん風なタイトルを意識してみました。

[16400]両毛人さん
司馬遼太郎の街道を行くシリーズ『南伊予・西土佐の道』
 実に面白いお話、ありがとうございます!!県令がワンマンだった、ということ、そして、「松山県が古臭い」という考え方があったとは。まあ、お陰で、今は「愛媛」という可愛い名前になったので、感謝です。しかし、もし明治政府が言う「まともな」人が松山県令に任命されていたら、「松山県は古臭い、久米県もしくは温泉県にしよう」なんてことに。。。危ない危ない(^^;;
 もし本山氏のような人物が群馬県令に任命されていたら、「赤城(せきじょう?)県」になっていたかもしれませんね(笑)

[16404]Issieさん
やはり,お殿様(伊達宗城)個人のキャラクターに100%負っていたからでしょうかね。
 幕末の革新的な性質と土佐と長州を挟む重要な地勢ながら、新政府の中心的位置に居られないばかりか「賊軍」扱いとは、当時の政治的人間関係は実に複雑ですね。
[16441] 2003年 6月 8日(日)01:53:16NS さん
両毛人さんへ
[16428]
「あえて詳細は申し上げませんが」とおっしゃらず、お教え願えないでしょうか
[16434]
結局NSさんは、私の持論をどのようなものと想定して一連の書き込みをされていたのでしょうか
大元は[15617]における、
中央集権的なわが国にとって、(中略)
私は分散的な地域構造もまた、1つの形で、それも強烈なインパクトをもって迎えられる時代を期待したい
に行き当たります。この文章を見る限り、単なる「豊かな地域イメージの理解」という意図を超え、現在の日本全体および多くの都道府県で見られる「少数拠点集中型」の地域構造をやんわりと批判していると考え得ましたし、群馬県の人口分布が両毛人さんの言う「分散的な地域構造」に合致していたことからみて、その延長線上で
「分散的な地域構造がその構造を維持したまま、経済的・政治的に高度な機能を備えた地域を実現させたい、というのが私、両毛人の持論」
なのかな?と至極自然に推測せざるを得ませんでした。

結局、両毛人さんは「多様性の認識」など、地名・地域イメージの保護等の観点からミクロな視点に重きを置いているのに対し、私としては世間一般の視点を認識した上での議論こそ重要という考え方に立ってマクロな視点から数々の発言について実現可能性を検証していた訳で、これではかみ合わないのも無理ないところですね。ただ、[16426]で私が
両毛人さんが何らかの意思表示をしていると考えられ得る内容については、客観的に見て実現可能性が無いor極めて少ないと考えられ得るものが少なくない
と書いたのは、直接的には両毛人さんが[15863]で書かれた
「等質的な地域、という地域もまた存在するという視点ももっと一般的になればいい」
という考え方に対して示したものでした。それに対する自論は[16411]で示した通りですし、更に補足すれば、行政・産業界サイドとしては中心的都市の地域全体における比率が大きいほど活動上も対外的な知名度の向上の点でも有利と言えますし、それが低い「等質的な地域」というのはどうしても活動上の重要度を低くせざるを得ず、それ故に等質的な地域の存在自体肯定的に評価されにくいと言う意味で上記のような視点は一般化しにくいのではないか?と個人的には考えております。

[16440]
都道府県名は、一般的にその都道府県域全体を指し示す名称であるとともに、その都道府県内の一部地域を第三者が理解できない時に、代名詞的に用いる用法があると思います。すべての日本人が、日本の諸地域について熟知しているわけではないですし、また日常生活上熟知する必要がある人間は限られますから、こういった都道府県名の用いられ方についてはやむを得ない部分もあるのかな、と感じます。
まさにその通りですし、今後ともそのような使われ方や認識が劇的に変わるとはとても考えにくいと思われます。ただ、そんな厳しい現状であっても、
私の取り組みはほんの些細なものかもしれませんが、多様な地域性をアピールできるよう、精一杯努めていきたいと考えています。
という覚悟を決めているのなら、それはそれで地道に頑張って頂きたいというところですね(ただしマクロ的な理解に支障を来さないような形で)。
[16440] 2003年 6月 8日(日)01:08:58YSK[両毛人] さん
多様な地域性と、「都道府県」
[16429]紅葉橋瑤知朗さん
「両毛」と聞いて分かる方は少ないと思います。「群馬」=群馬県のどこかではあろう、というような感覚(県外から見て)。
現状はそうだと思います。都道府県名は、一般的にその都道府県域全体を指し示す名称であるとともに、その都道府県内の一部地域を第三者が理解できない時に、代名詞的に用いる用法があると思います。すべての日本人が、日本の諸地域について熟知しているわけではないですし、また日常生活上熟知する必要がある人間は限られますから、こういった都道府県名の用いられ方についてはやむを得ない部分もあるのかな、と感じます。

現に、私も相手によっては自分の居住地域を「群馬です」と言わざるを得ないことがあります。ただし、その場合は同時に両毛地域の地域性についても補足するようにしています。

ただ、上記のように都道府県名を用いる場合でも、「都道府県名の多くが、もとは当該都道府県内の一部地域の地名をもとにしたものであり、はじめから都道府県全体の範囲を総称した地名でない」という認識をしっかり持っていたい、ということなんですね。

以前、[15446]にて栃木市の道路標識の関連でから、このことについてお話いたしましたが、栃木市は栃木県にあるからそういう名前なのではなく、栃木市(当時は「町」)の名前がより広域な行政区画である県の名前に採用されたものだ、ということですね。

そして、県単位に地域性などが把握されやすいことも、多様な地域性があるという理解を阻んでいるようで、ちょっと物足りないな、とも感じております。そういった地域への眼差しは、この「落書き帳」において「地域文」としてご紹介してまいりましたが、今後は自分でHPを立ち上げて、そちらにて言及できればと考えています。

日本の一般的な地域理解の現況を考えますと、私の取り組みはほんの些細なものかもしれませんが、多様な地域性をアピールできるよう、精一杯努めていきたいと考えています。
[16439] 2003年 6月 8日(日)01:04:48般若堂そんぴん さん
Metro Anniversary 6月8日
15th anniversary,営団有楽町線:新富町~新木場!(1988年6月8日延伸開業)
有楽町線の開業区間は和光市~新木場となり,新線部分を除き現在の形が完成しました.
有楽町線関係の直通列車運行区間は営団車両:新桜台・川越市~新木場,東武鉄道車両:森林公園~新木場でした.
[16438] 2003年 6月 8日(日)00:53:26深海魚[雑魚] さん
阿武隈ライン下り
[16425] 軒下提灯さん
明治20年に東北本線が角田を回避して白石経由で開通したことです。
現在の阿武隈急行に相当する国鉄線の計画が以前からあった事を考えると、東北線敷設時に白石と角田、いずれを経由地とするか、という選択肢があったであろう事が想像されます。一方、国道 349号線経由で丸森から梁川に抜けた際、当時の技術でこれだけの急峻な山峡に鉄道を通し得たのか、あえて越河峠を越えて白石川の谷に迂回させたのは物理的な必然では無いか、とも感じた雑魚でした。
[16437] 2003年 6月 8日(日)00:43:14BANDALGOM[月の輪熊] さん
千葉県内の合併、ヤフー地図
[16414]TNさん
山武地方ですが蓮沼村が合併協議会に加入したのですね。横芝町とともに成田空港圏における“フライパンの取っ手”を構成していたわけですが、どうなりますやら。
蓮沼村は「成田空港圏」での合併を目指して山武地域の任意協を離脱し、「空港圏合併」の見込みがなくなって、やむなく山武復帰ということになったわけですが、あとは最初から山武郡市での合併を考えていなかった横芝町がどうなるかです。
八日市場市方面とは市外局番が同じ0479(これは松尾町、芝山町もですが)で、光町との結びつきも強いですから、もはや選択肢は八日市場市・匝瑳郡しかないと思いますが。


[16424]はやいち@大内裏さん
千葉県印西地区、愛媛県伊予地区はそれぞれ新市名を公募によって決定することが決まりました。
印西地区は「印西市」でしょうかねえ。
現在の印西市は昭和の大合併で木下町・大森町・船穂村と永治村の一部が合併して誕生し、その際に「印西町」を名乗ったのですが、単に「印旛郡の西」だと思っていたその名は、印旛沼の西側の地域、つまり合併協議会を構成している2市2村の広域地名だったのです。
この「印西地区」2市2村でのタウン誌のようなものも発行されていました。

しかし白井市が、単独市制施行してすぐに合併の道を選択したのは、理解に苦しみますね。
千葉ニュータウン地域での合併を求める声も以前からあったと思われますし、先ごろ住民発議があった鎌ヶ谷市との合併論も以前からあったと思われますが、「平成の大合併」の動きの真っ只中で単独市制に踏み切ったのですし、単独市制か合併か、住民の意向を把握しておいた上で、合併を考えるなら単独市制施行は控えておいた方がよかったのではないかと思います。

単独で市制施行の際、目に見えるものだけでも役所や学校などの看板の書き換え、公用封筒の印刷などで経費がかかっていますし、目に見えない経費もそれ以上に多くかかっていると思いますが、合併となるとまた同じ経費が二重にかかることになりますし。

明日、奈良県新庄町、當麻町で合併の是非を問う住民投票が行われます
同時に新市名もアンケートも行われ、最多票が新市名となります
西東京市に近いやり方ですね。
西東京市の場合は「住民投票方式の意向調査」だったわけですが、その際に新市名アンケートも合わせって行っていますから。


ところで、ヤフーの地図が、4月1日に合併した分までは新しいデータに更新されていましたね。
周南市、瑞穂市はまだでしたし、瑞穂市に至っては県の索引地図も「穂積町、巣南町」のままですが。
[16436] 2003年 6月 8日(日)00:40:31【2】深海魚[雑魚] さん
先刻、東京から帰還しました。
只今、御紹介に与りました茨城の雑魚と申します。本来であれば、うちの社長が参上して親しく挨拶を申し上げるべきところですが、昨夜、無粋にも 「マトリックス」 を楽しんでいるところに緊急の電話が入り、急遽代役と相成りました。先刻 ロビーで既に水割りを三杯ほど空けてしまい、乾杯前からかなり良い気分となっておりますが、多少の見苦しい点はこの目出度い場に免じて、どうか御容赦下さい。(ヒック!)

新郎新婦ならびに山上、山下御両家 (仮称) の皆様方、本日は誠に御目出度うございます。聞けば、そもそもの馴初めである合併協議会は、御両人の中学時代に設立されたそうで、交流を重ねる度に親密の度を増し、任意協議会は法定協議会に発展し、そしていよいよ本日この調印式を迎えた訳であります。昨今の自治体の広域合併を概観しますに、編入型の場合であっても、折衷的命名に配慮する例が増えている様に見受けられます。御両人の合意に基く場合であればなおさらの事、そこで私は、山上家と山下家から新規に山中家を興す事を提案 ……… え、民法上、駄目なの?

……… という訳で、本日も結婚披露宴でした。御両人とは個人的に全く面識が無いのですが、新婦は成人になったばかりという事で、友人一同による歌の披露では、皆さん高校時代の制服を着用しての登場。いやもう、オヤジ連中も拍手大喝采。結婚披露宴本来の楽しみ方を間違えている気も致しますが、実に楽しい一時でした。(笑)
[16435] 2003年 6月 7日(土)23:47:16【2】SANUKI-Impact[TACO] さん
アメリカ合衆国~50州の統計~ (12)ウエストバージニア州
〔ウエストバージニア州の主要統計〕
名称  ウエストバージニア州(West Virginia)
州都  チャールストン
最大の都市  チャールストン
面積  62385平方キロメートル
人口1990年2000年2003年
1,793,5001,808,3001,790,000
65歳以上人口割合(2000年) 15.3%
失業率(2000年) 5.5%
農業生産額(2000年) 3億9100万ドル
工業製品出荷額(1999年) 177億ドル
小売業販売額(2000年) 173億ドル
州総生産(1998年) 399億ドル
年平均気温 約14℃(チャールストン)
1月平均気温 約1℃
7月平均気温 約24℃
年平均降水量 約1000mm

〔ウエストバージニア州の概要〕
愛称  The Mountain State(山の州)
州設立 1863年
 アメリカ合衆国東部中央地域、ミシシッピ川上流のオハイオ川東側からアパラチア山脈西側の平均標高457mの山岳、丘陵地帯に位置する。最高地点は1481m、最低地点は75m。標高平均500m。
 州都チャールストンは州中西部に位置し、石炭、石油、ガスなどの豊富な天然資源に恵まれているため化学工業が盛んである。
 気候の面では、ウエストバージニア州にははっきりとした四季があり、地域によってその特徴も違ってくる。山岳地形のため、気温と降水量の幅がかなりある。州西部や東部パンハンドル地域を含む比較的海抜の低い地域やバレー地方は冬温かく、夏暑く、ポトマックハイランド地域などの山の多い中部地方では冬寒く、雪も多く、また夏は涼しい。
 また、ウエストバージニア州は南北戦争以前はバージニア州の一部で、上にあるように1863年に連邦の35番目の州となる。1607年ジェームスタウンへの入植。1609年バージニア憲章で西部開拓が決定。1726年から1863年の間、東海岸地方からのグループが現在ウエストバージニア州である土地を前哨地点として、スコットランド人、アイルランド人、ドイツ人がペンシルバニア州やメリーランドから移り住んだ。



〔主要都市の人口〕
都市名1990年2000年2003年緯度経度順位全米順位
チャールストンCharleston57700534005290038.35°N81.63°W1654
ハンティントンHuntington54900515005100038.41°N82.43°W2687
パーカスバーグParkersburg34700331003280039.26°N81.54°W31163
ホイーリングWheeling35400314003110040.08°N80.70°W41229
モーガンタウンMorgantown28300268002650039.64°N79.95°W51474
ウィアトンWeirton22200204002020040.40°N80.56°W61982
フェアモントFairmont21700191001890039.48°N80.15°W72085


今回は2度の追加版のデータを加えた新しい形式のものです。
[16434] 2003年 6月 7日(土)23:27:01【1】YSK[両毛人] さん
山口県の都市間結合レス
[16418]まるちゃんさん
他の4地域への配慮や行政的に「山口・防府地域」への一極集中することへの各地域の反発も予想されることから,現実的に「山口・防府地域」のみ特別扱いするのではなく,他の4地域と同列として発展を図ろうとしようとしているといえそうな気がします.
中央集権的な行政の日本にとって、縦割り的な機構構成に適合してきた結果,今日多くの県庁所在都市,札仙広福といった各地方の中心的都市を形成したのは事実ですから,地元としては,やはり中核となるべく都市の必要性は感じています.

[16415]NSさん
分散的な都市型構造に鑑みて県内主要5地域のネットワーク的な結合を志向せざるを得ないにしても、やはり各地域の中核都市においてはより一層の集積を求めた方が得策」という判断ではなかろうか?

地元の方からの貴重なレスを含め、興味深く拝見したいました。私が[16413]にて、
山口県が目指す形は、中核都市の形成を意図しながらも、分散的な地域構造を最大限活かした視点が見られますね。
としている内容は、上記NSさんのご意見と全く同じ内容です。まあ、いろいろやり取りをいたしましたが・・・、根本的な部分でNSさんと私両毛人との間で大きな認識の違いはないと思います。

[16420]では、私は、NSさんが「分散的な地域構造がその構造を維持したまま、経済的・政治的に高度な機能を備えた地域を実現させたい、というのが私、両毛人の持論」と判断されていたのではないかと推察し、そういった持論を私は持っていない、という趣旨でした。

それを受けて、[16426]NSさんは、
両毛人さんが何らかの意思表示をしていると考えられ得る内容については、客観的に見て実現可能性が無いor極めて少ないと考えられ得るものが少なくない
と書かれていたので、やはりNSさんは私両毛人の持論が「分散的な地域構造がその構造を維持したまま、経済的・政治的に高度な機能を備えた地域を実現させたい」というふうにお考えなのではないかと類推し、

[16428]にて、私の持論を以下のように明確に書きました。
(1)同じような規模の都市が連続し、それらが相互に結びついた日常生活圏が構築されている地域もあるなど、地域には多様性があるということ、(2)(1)で示した多様な地域性があることを、広くアピールしたい

しかし、やはり以上の議論も私の個人的な推察のみによっていますので、私も冷静さを欠いていたことは否めませんね。

単刀直入にお聞きしたいのですが、結局NSさんは、私の持論をどのようなものと想定して一連の書き込みをされていたのでしょうか?

また、[16426]にて
両毛人さんのポリシーはよく解りました
と書かれていますが、ここにある「ポリシー」の内容は何だったのでしょうか?

このあたりが明確になっていなかったので、一連の行き違いがあったのかな、と感じました。よろしければ、私の質問にご協力いただけませんか?
[16433] 2003年 6月 7日(土)23:15:52えっす さん
お久しぶりです。
皆様、お久しぶりです。
最近こちらの方へ書き込みがあまりできません。
過去ログ等はよく見ています。
また、夏休みなどなりましたら、復活させて頂きます。
失礼しました。
[16432] 2003年 6月 7日(土)22:32:13かつ さん
見てます!
「ひらなみ市」のことが出ていますね!
この地域では「海津トマト」というブランドでトマトを出荷しているようですが,
「まるか」(かの字を○でかこったマーク)は変えられないと,生産農家がイ
ンタビューに答えていましたね。
ひらなみの「まるひ」じゃねぇ~とのことでした。
[16431] 2003年 6月 7日(土)22:30:41special-week さん
ひらなみ市

 ブロードキャスト、私も見ていました。
 ひらなみ市が取り上げられていましたね。やはり、と言うべきでしょうか。
 横浜市の行政区の分区の話も出ていましたが、分区は仕方がないような気がします。けれども、分区した際の新しくできる行政区名はちゃんと考えてもらいたいです。
[16430] 2003年 6月 7日(土)22:22:02魚熊 さん
放送中
TBS系ブロードキャスターで地名の特集放送中です
[16429] 2003年 6月 7日(土)22:02:59紅葉橋律乃介[紅葉橋瑤知朗] さん
15.6.7の書き込み
[16283]ニジェガロージェッツさん

>ロシア語の部分を全く無視して見て頂いても、内容を損なわない文章構成にしている積りですが・・・。駄目ですか?

 いえいえ、現状のままで大丈夫ですよ。
 わたしはローマ字で読めればなんとも思わないのですが、ロシア語の文字は全然分からない=難しいとなってしまうんですね。

[16340]三丁目さん

>大樹町

 関係ないですが、昨日、初めて帯広市へ行きました。十勝へ足を踏み入れるのは初めてです。
 どういうわけか最近は移動が多く、5月27日に恵庭・千歳市へ、6月1日小????(文字化け)????
 だいぶ移動したような気がしますが、北海道の中央部分を廻っただけなんですね…。

[16351] 両毛人さん
>「群馬県」という言い方をする場合、これは地名ではないと考えています。この行政地域を指し示す「自治体名」と捉え、その自治体名に「群馬」という地名を借用している、といった感覚ですね。

 その府県在住の方にとって、府県名というのは広域名称に過ぎないのでしょうか?
 例えば、「両毛」と聞いて分かる方は少ないのと思います。「群馬」=群馬県のどこかではあろう、というような感覚(県外から見て)。
 わたしは一時ひたちなか市民でした。「前はひたちなか市民だった」というより、「茨城に住んでいた」と言わなければ同じような説明をしなければなりません。

[16368]三丁目さん

>日本一長いのが国道12号の美唄市光珠内跨線橋から砂川市空知太橋の間27.7kmの道路。

 今はもう少し延びて、29km強ですね。
 わたしは毎日起点を通って通学・通勤していましたが、細かい数字は頭に入っていませんね。
[16428] 2003年 6月 7日(土)21:42:39【2】YSK[両毛人] さん
地域に向かう私のスタンス
[16426]NSさん
実際、地域の話だけのつもりであっても、それ以上の内容に発展していると感じられ得た投稿も数々:あえて詳細は申しませんが
それはいろいろに感じていただける内容であったということですね。それを利用して、いろいろな議論をしていただけるのは楽しいですよね。

しかし、「あえて詳細は申し上げませんが」とおっしゃらず、お教え願えないでしょうか・・・。今後の書き込み態度に大いに活かしてまいりたいと存じます。

確かにNSさんが意図する用に解釈できる書き込みを私がしていたのだと思いますし、誤解されかねない書き込みをしたにもかかわらず稚拙な内容を書いた私の落度は認めます。今までご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

両毛人さんが何らかの意思表示をしていると考えられ得る内容については、客観的に見て実現可能性が無いor極めて少ないと考えられ得るものが少なくないだけに
私が意図しているのは、(1)同じような規模の都市が連続し、それらが相互に結びついた日常生活圏が構築されている地域もあるなど、地域には多様性があるということ、(2)(1)で示した多様な地域性があることを、広くアピールしたい、ということだけですね・・・。

両毛地域を例にすれば、経済的・政治的な視点からは2県に分断された地域ですが、日常生活のスケールでは、県境にとらわれない、全く自由な通勤流動、購買行動や、姻戚関係などが密接に結ばれており、また企業の下請け関係など、ローカルな企業間の結びつきが強い、明瞭な「地域」が現にあるわけです。そういった地域があることをもっと知って欲しい、1つの中心都市が地域を統括しているという形だけが地域ではない(もちろん、集中型の地域の中でもスケールや見方を変えれば多様な地域性があることもまた事実ですね)、地域には実に多様な態様があるのだ、それをもっと知って欲しい、というのが私のスタンスです。

こういった地域の多様性を理解してもらう、ということは、そういった地域が経済的・政治的にもしっかりと確立されなければ実現できないことなのでしょうか?無味乾燥な理想論なのでしょうか?

私は、もっと日常的な視点から地域を見つめ、その多様性を理解して欲しい、と感じています。時には、きまぐれにデータをいじったり、経済的な地域構造や、そのあり方等についてのお話に発展し得るお話を差し上げるかもしれませんが、それは私が昔都市地理学を専攻していたときの癖のようなものですので(結局、能力が伴わなくて、学術研究から挫折し、現在にいたっています)、広い意味で、多様な地域構造をいろいろな角度からお示しした、というふうにご覧いただけると幸いです。

私は地域を歩く経験が足らず、多様な地域性があって、経済的・政治的な潮流では効率性を重視する地域性が好まれる、という部分までは理解できても、では今後のあるべき地域構造とは何か、また実現可能性も含めて、どのように望ましい地域を構築していくべきなのかを議論する力はありませんし、十分な持論を持っているわけではありません。今後も、持論めいたことに対し、十分な論拠を示すことはできないと思います。

今後も、多くの地域を歩き、地域を見る目を磨いていきたいと思います。
※「落書き帳アーカイブズ」に、私の地域を歩いた上での文章「地域文」を掲載しています。また、アーカイブにはなっていないのですが、他にもけっこう文章を書いています。よろしければ、ご覧下さい。
[16427] 2003年 6月 7日(土)20:43:24千本桜[軒下提灯] さん
さざんかの宿
[16423]スナフキん さん
「なよれ」から旭川の自由席、旭川から「とおかる」の自由席・・・
たぶん、どの業界にもプロなのに素人より専門知識のない人がいるようです。だからこそ、いろんな逸話が残されたりして面白いものです。あれはもう、歳も忘れたウン十年前の旅行業界の話。新婚旅行の相談に来たカップルに、阿寒湖近くのオンネト-で宿泊するプランを作って差し上げた旅行会社の社員がいました。私は青くなりました~。だって、新婚客なら政府登録旅館とか国際観光旅館とかに泊めてやりたいじゃないですか。当時のオンネト-にはそのような立派な旅館どころか、まんぞくな宿泊私設が無かったはずです。新婚さんを野宿させる気か。
その旅行会社の社員。なんでオンネト-をプランに組んだかと言うと、当時、私たち穴場狙いの旅行仲間には、ペンケト-、パンケト-、オンネト-が人気がありまして、旅行会社社員にもオンネト-はいいぞ!と吹き込んでいたのです。でも、私はひとり旅や野宿旅を想定してオンネト-を誉めたのであって、新婚旅行のことなど考えてもみませんでしたから、後のことは知りません。
[16426] 2003年 6月 7日(土)20:19:01NS さん
いろいろ
[16418]まるちゃんさん
山口県の現状に関する大変興味深いレス、ありがとうございました。
不況、少子化等の現状下、大都市圏以外の各県で地域振興を図るのは中核都市の有無にかかわらずどこも苦労しているようですね。

[16419]軒下提灯さん
地域メッシュ統計については、私は今までの所は利用したことがありませんので今すぐに詳細は申し上げられませんが、一般論としてとりあえず留意すべき点は
・最小地域区分(約1km四方)の境界付近および内部の地理的状況
(道路・各種施設・河川・湖沼・山地等の障害物の存在があるか否か、またデータにどう影響し得るか)
・メッシュデータの表示方法(項目の内容、数値の単位や大きさ等)
と言ったところでしょうか(これ以外にも色々とあるでしょうが)。

[16420]両毛人さん
もう少し冷静に文字をご覧になってはいかがでしょう?私は地域の話をしているだけで、地域計画とか経済地域の話は全くしていないですよ。
一般的に、「地域の話」とは、往々にしてそれだけに留まらない発展性のある内容のものだと思います(実際、地域の話だけのつもりであっても、それ以上の内容に発展していると感じられ得た投稿も数々:あえて詳細は申しませんが)。

私が意図していないことを、私が意図したとした上で議論を展開されるのはどうか(中略)
はじめから何がしかの妄想を書いた記憶はないんですが
両毛人さんが何らかの意思表示をしていると考えられ得る内容については、客観的に見て実現可能性が無いor極めて少ないと考えられ得るものが少なくないだけに、それらの実現可能性について両毛人さん自身がどう考えているのかということに非常に大きな関心があります(これは私の仕事柄どうこうという問題ではなく、掲示板上でコミュニケーションを取る上で極めて重要な点だと私は考えています)。
 両毛人さんが、持論に対する客観的な見方についてきちんと理解しているならばその旨を示すべきだと思いますし(実際その手の理解が不十分なままで理想論を投稿した挙句に色々と突っ込まれた人も両毛人さん以外で過去に見受けられましたが)、それが無いままでただ持論を示すだけというのは読者に対する誤解を与える危険が大いにある不親切な投稿態度ではないか?と私は考えざるを得ません。

 ま、どうあれ、両毛人さんのポリシーはよく解りました(これ以上のレスは不要です)。
[16425] 2003年 6月 7日(土)19:50:54千本桜[軒下提灯] さん
語り草
宮城県南部の小都市たちは、いつ、どことどこが、何を原因として都市間競争の火花を散らしてきたのだろう。遠い江戸時代のことは皆目想像がつかないけれど、明治時代に起きた二つの出来事が、それ以降の宮城県南部の都市配置に大きな影響を与えたのではないかと、勝手に思いをめぐらしています。

その1つは、明治5年に県南最初の警察署が大河原に設置されたことです。その後も大河原には国県の機関が多数設置されて今日に至っています。国県の出先機関が、城下町にして地域最大都市の白石ではなく、一介の宿場町に設置されたのです。こうして、オールドジョウカマチ白石VSアダルトヤクショ大河原の熱い都市間競争の幕は切って落されました。

もう1つは、明治20年に東北本線が角田を回避して白石経由で開通したことです。嘘か真か存じませんが、当時、角田の人たちは養蚕に害ありとして鉄道敷設に反対し、東北本線が白石経由と決定した折には、やれやれ良かったと提灯行列まで繰り出してお祝したらしいのです。角田百年の大計の失態として、いまも地域の語り草となっております。これ以降、シニアコメドコロ角田の発展は、オールドジョウカマチ白石やアダルトヤクショ大河原の後塵を拝したのは言うまでもありません。ついでながら、ヤングチュウトンチ柴田が都市間競争に食い込んでくるのは、ずっと後の昭和になってからのことです。
[16424] 2003年 6月 7日(土)19:10:07はやいち@大内裏 さん
印旛市(仮) 伊予市(仮)
千葉県印西地区、愛媛県伊予地区はそれぞれ新市名を公募によって決定することが決まりました。

明日、奈良県新庄町、當麻町で合併の是非を問う住民投票が行われます
同時に新市名もアンケートも行われ、最多票が新市名となります
[16423] 2003年 6月 7日(土)18:58:29スナフキん さん
旅行業における地名の読み方、ならびに地理的知識の欠如に思う…
本日、先に挙げた北海道旅行の切符手配のし直しに行ってきました。行の飛行機は無事10300円の羽田稚内線がとれていたのですが、ここから間にレンタカーをはさむ切符がなぜか難産。釧路-東京都区内の切符など、同時に南千歳までの自由席特急券、南千歳からの北斗星を確保していたにもかかわらず、乗車券の経由には「石勝線・室蘭・函館・東北…」と書かれる始末。発行し直しをしてもらい、確認したのですがまあ、受付嬢の知識の乏しさに愕然。
嬢:え~、経路の再確認をお願いします。根室線…、え~、いし…
スナ:石勝線。
嬢:あ、はい。それで、南千歳、(時刻表索引図の南千歳から苫小牧間を指でなぞって)函館…
スナ:千歳線でしょ。
嬢:あ、すみません、それから…(索引図を探し出す)
スナ:(長万部直近を指し)旭浜ね。

一事が万事、こんな調子です。昨日の受け取りの際と同じ人でしたが、昨日も、
嬢:切符の確認をお願いします。え~、「なよれ」から旭川の自由席、旭川から「とおかる」の自由席…。
全部の地名を読めるように、とまでは言いません。しかし、名寄はまがりなりにも「市」ですし、「遠軽」とて町でありながら特急は全列車停車する交通の要衝、旅のプロがこれを読めないようではお話になりません。石勝線も、道東に向かう第一の本線であり、これを読めないのはちょっといかがなものか…。こういう知識のもとで端末に向かったら、上のようなとんちんかんな切符が出てくるのも仕方ありませんね。確かJR券の端末は乗車券の経路入力の際に「よみ指定」モードがあるはずで、それを探すのにいちいち時刻表を開いて調べていたのでは、1ヶ月前シビアに出してほしい指定券など、不安でしょうがないです。

この旅行センター、実は前科もありまして、私は誤発行をこれですでに通算3度食らったことになり、もはや出てくる切符を鵜呑みにすることはなくなりました。必ず、どこかで何かやらかしているだろうと初めから疑うようにしています。皆さんもこれから夏にかけ、お出かけの機会が増えることでしょう。でも、まあ私ほどではないにしても、特にJRの乗車券の経由欄、普段はあまり気にしない部分でしょうが、しっかり見るように心がけることをお勧めします。複雑な乗車券になればなるほど、人間の手作業で端末上を設定する回数が増え、ミスが発生する確率が高くなるからです。そんなことで間違った切符を渡され、現地で不愉快な思い(今回のケースでは、発売側の不手際とは言え現地では経由外の飛び出し乗車とみなされ、同区間の運賃を請求されても仕方のないケースでした)をすることのないためにも、ぜひ…。

しかしまあ、このあたりの基礎知識は、しっかり研修などでフォローしてもらわないと困ってしまいますね。この程度の知識でパックツアーをそのまま横流しのごとく売っていたりもするわけで、怖さも感じます。一般周遊券やニューワイド周遊券が廃止されたのも、これではやむなしだったのかもとさえ思えてきます。それこそ、「地理検定」や「時刻表検定」の受験を課すとか…。
[16422] 2003年 6月 7日(土)18:41:51【1】オーナー グリグリ
連絡でっす
グリグリでっす。
今週はじめから数日間、CGIビジーが多発しました。ロボットアクセスが集中したのかも知れませんが、原因はわかりません。気が付いたタイミングでプロセスをkillして復旧させていますが、最近また多忙のためなかなかフォローがままならず、ご迷惑をお掛けしています。同じような現象がこれからも多発する可能性がありますが、気長に復旧をお待ちいただければ幸いです。ご理解をよろしくお願いいたします。
#現状のホスティング契約ではこのあたりが限界なのかもしれません。
容量問題の件も、対策案のまとめが先延ばしになっています。モタモタしていると時間切れになっちゃうかも(涙

[16375] まがみさん
過去ログの件他、ご指摘ありがとうございました。3500については今までまったく気が付きませんでした。だいぶ前から抜けていたんですね。今後ともサイトパトロールをよろしくお願いいたします(笑

ふぉろ~ ふぉろ~ の続きもあるのですが、当分、気まぐれフォローになります。では☆
[16421] 2003年 6月 7日(土)18:33:12カッパー さん
滋賀県レス。
[16416]

私の場合ですと、郡名から「野洲市」か「やす市」といった市名に決まるのではないかと思われます。
また、合成地名の「中洲市」、「近江中野市」というパターンもあるでしょう。
多分『野洲市』になると思います。わざわざひらがなにすることも無いですし、中洲市ではないと思います・・・。近江中野市というのも、あまり野洲郡民にとってはあまりいい名称とはいえない無いような・・・(あくまで想像ですが・・・)。

[16414]
草津市等にお住まいの方には、なかなか複雑なものがあるのですね。
うーん、そうですね。別に石部・甲西両町も琵琶湖には接していませんし、人口約5万の市に『湖南』の名称を取られてはたまりませんから・・・。早く湖南地域の合併協議会を発足させるべきだったのですが、栗東の単独市制によって崩れてしまいました・・・。

ついでに、滋賀県から琵琶湖がなくなったとしたら、滋賀県はどうなるのでしょうか・・・。
[16420] 2003年 6月 7日(土)17:16:58【2】YSK[両毛人] さん
本当の話、そんな期待毛頭ないです
[16415]NSさん
両毛人さまの数々の分析は非常に有益かつ重宝しておりますが、持論の披露については「如何に現実的かつ実現可能性があるか」「実現させるにはどうするか、またそのために困難・不可能な点は何か」等のことに留意する必要があるのではないか?と考えます
私のは、完全に地理好き、あるいは地域好きの観点からのお話ですので、経済地域についての実現の可能性とか、そういった話ではありません。もう一度強くここで表明いたします。

NSさんのお仕事柄、私の話をNSさん流に頭の中で再構成して、「仮想・両毛人はこう思っているのではないか論」を作り上げてしまうのではないですか?
もう少し冷静に文字をご覧になってはいかがでしょう?私は地域の話をしているだけで、地域計画とか経済地域の話は全くしていないですよ。

NSさんがご自身の視点からされる話であれば楽しく拝見するのですが、私が意図していないことを、私が意図したとした上で議論を展開されるのはどうかと・・・。

ですので、
「実現可能性の無い妄想」と最初から割り切るのなら話は別ですが
割り切っていると考えてください。といいますか、はじめから何がしかの妄想を書いた記憶はないんですが・・・。

そのようには読めなかったので
そのように読んでください。

では。
[16419] 2003年 6月 7日(土)17:16:29千本桜[軒下提灯] さん
地域メッシュ統計
[15473]NSさん
データの扱い方、見方等については仕事柄無関心ではいられないもので・・・

こんにちはNSさん。私の場合、仕事じゃなくて趣味で地理データをいじくり廻して楽しんでいます。いま最も、いじくりまわし、こねくりまわして楽しんでいるのは、地域メッシュ統計です。NSさん、地域メッシュ統計、使っておられますか? もし、地域メッシュ統計の落とし穴など御存知でしたなら、教えて戴けませんか。
[16418] 2003年 6月 7日(土)16:14:19まるちゃん さん
山口県民の一意見として
[16413] 両毛人さん
[16411] NSさんなど
もし、分散型の構造をデメリットとして、高度な都市機能の集積を企図しようとするのであれば、県央地域である「山口・防府地域」あたりをもう少し高次の都市地域と位置付ける視点が少なからずあると思いますが、「山口・防府地域」はあくまで他の4地域と同列に扱われているようです。山口県のマスタープランを詳しく分析したわけではないのでなんとも申し上げられないのですが、山口県がことさらに分散型の地域構造を「デメリット」として認識しているようには思えないですね。
県内の5つの人口集積地域の自力をつけさせ、地域の「中核都市」としての基盤を確保し、その5つの地域のネットワークによって、県全体を発展させようという意図には、山口県の分散的な都市間結合を逆手にとって地域発展に生かしていこうとする狙いが見て取れるような気がいたします。

山口県居住者として一言.

興味深く,議論や県の文献を見させて頂きました.
山口県庁(山口県のお役人の方)は,本音では「山口・防府地域」を高次の都市地域と位置付けたいとの視点が少なからずあるとは,私個人は思います.(あくまで,個人的に...証拠はないです)

他の4地域への配慮や行政的に「山口・防府地域」への一極集中することへの各地域の反発も予想されることから,現実的に「山口・防府地域」のみ特別扱いするのではなく,他の4地域と同列として発展を図ろうとしようとしているといえそうな気がします.
山口県の各都市は,人口分布も産業も分散型であり,他県に比べてそれだけ,より各都市間の対抗意識も強いのかもしれません.

そのエピソードとして,県の医療機関の中心となる,山口大学医学部の移転議案があったことが思い出されました.
10年以上?程度前の話だったと思いますが,宇部市から山口大学医学部および付属病院を交通の要所である,小郡地区へ移転させては...との話がでたとのことです.
現山口大学医学部(戦時中にできた山口県立医学専門学校)ができたのは,当時,炭鉱などの公害がひどく,あまりに健康に悪い環境にあった市民の健康のため,宇部興産が土地を提供し,宇部に誘致された経緯などを主張した宇部市などの強い反対で結局実現できませんでした.

山口県が減少人口県の上位に常に入っている現実は,
県のいっているように,
山口県は、中小の都市が散在する分散型都市分布構造であり、中核となる都市を持たないことから、近年、急速に成長しつつある情報サービス、教育、文化、レジャー、デザイン等の都市型産業の立地が十分でなく、これが、若者を中心とした人口減少や地域活力の低下につながっているといわれています。
のも事実だと感じます.
でも,秋田や長崎のように県の中核となる都市があるにも関わらず,人口減少の多い県もあり,それだけともいえない面もあります.
今までも何度か,議論があったかとも思いますが,中央集権的な行政の日本にとって、縦割り的な機構構成に適合してきた結果,今日多くの県庁所在都市,札仙広福といった各地方の中心的都市を形成したのは事実ですから,地元としては,やはり中核となるべく都市の必要性は感じています.
私個人としては,もちろん,分散型都市分布構造による発展の可能性にも期待もしているのですが....

いくら,やれ,特区や規制緩和や地方の時代だといっても,就職しかり生活しかり地域の経済力がないと,現実には住めないのですからね.
[16417] 2003年 6月 7日(土)16:13:34SANUKI-Impact[TACO] さん
アメリカ合衆国~50州の統計~ (1)~(11)メーン州~ペンシルバニア州  気温と降水量
こんにちわ・・・実に6日ぶりの書き込みになりますが・・・

 この書き込みは[15583][15825]などの内容の追加第2弾です。[15818]両毛人さんのご指摘を受け、一度追加版を書き込みましたが何か足りないような気がしたので今回は気温(1月と7月の平均値)と降水量(年平均降水量)を追加いたします。年平均気温は既出ですが・・・。また、ここは明らかに違うと思われるところがありましたらご指摘ください。もちろん細かいところの指摘もどんどんしてください。

州名(都市名)1月平均気温 7月平均気温 年平均降水量 
メーン州(ポートランド)約-6℃約20℃約1050mm
バーモント州(バーリントン)約-8℃約21℃約800mm
ニューハンプシャー州(コンコード)約-6℃約21℃約900mm
マサチューセッツ州(ボストン)約-1℃約23℃約1000mm
ロードアイランド州(プロビデンス)約-2℃約22℃約1150mm
コネティカット州(ニューへブン)約-1℃約22℃約1050mm
ニュージャージー州(アトランティックシティ)約3℃約26℃約950mm
デラウェア州(ウィルミントン)約1℃約24℃約950mm
メリーランド州(ボルティモア)約2℃約25℃約1000mm
ニューヨーク州(ニューヨーク)約0℃約24℃約1050mm
ペンシルバニア州(フィラデルフィア)約2℃約24℃約1000mm
[16416] 2003年 6月 7日(土)16:08:24miki さん
野洲市
[16378]あんどれさん
5月31日で終了した野洲町・中主町の合併新市名募集にも「湖南市」が上位に含まれていることが予想されます。しかし、もうその名前は使えないわけです。「南近江市」や「南びわこ市」で妥協を図るのでしょうか?
私の場合ですと、郡名から「野洲市」か「やす市」といった市名に決まるのではないかと思われます。
また、合成地名の「中洲市」、「近江中野市」というパターンもあるでしょう。
[16415] 2003年 6月 7日(土)15:57:34NS さん
Re: ネットワーク型都市間結合
[16413]両毛人さま
毎回いろいろとご議論をいただけて光栄です。
こちらこそ毎度詳細かつ丁寧なレスを頂き恐縮です。

NSさんは地域計画に関心がおありか、またそれに関連した分野のお仕事をされていらっしゃるのでしょうか?
一応、某所でデータ解析関連の諸手法(特に分類・分割手法等)についての研究をしております。勿論、地域計画に関してもそれらの応用として関心は持っておりますが。

分散型地域(中核都市が形成されず、中小の都市が連続する地域)という地域という視点もまた主流になって欲しい、というものでして、そういった「分散型地域」もまた「集中型地域」と同様、経済的にも実質的な地域構造を備えるべきだ、という部分にまで突っ込んだお話をしているわけではない
それは十分承知しておりますが、実際問題として今日の政治的・経済的・社会的な観点に突っ込まずしてそのような淡い期待を実現できるようなものではない、という認識が私には強くあります。

分散型の構造をデメリットとして、高度な都市機能の集積を企図しようとするのであれば、県央地域である「山口・防府地域」あたりをもう少し高次の都市地域と位置付ける視点が少なからずあると思いますが、(中略)山口県がことさらに分散型の地域構造を「デメリット」として認識しているようには思えないですね。
やはり歴史的経緯や広島・福岡両都市圏域に組み込まれている現状に鑑みて、「今更巨大な単独核都市を作るのも非現実的だが、分散的な都市型構造に鑑みて県内主要5地域のネットワーク的な結合を志向せざるを得ないにしても、やはり各地域の中核都市においてはより一層の集積を求めた方が得策」という判断ではなかろうか?と私は感じております。

水平型地域構造とか、ネットワーク型地域構造、といいますか。
いずれの表現にしろ、今日の政治・経済状況においてはそれらは極めて非効率的かつ不安定的なものと見られ得るでしょうし(構造全体の危機管理上の観点からは一定の有効性があるかも知れませんが)、現実問題としてそのような「地域の多様な姿」を否定するような方向に進んでいるような気がしてなりません(そのような状況は私も決して好ましいとは思ってはいませんので悪しからず)。
 ただ、そのような「非効率的」な構造(行政・産業界サイドからみてですが)に積極的な意義を見出すような視点が、手をこまぬいた状態で広がるとは考えにくい(むしろ道州制導入等、ますます多様性が見えにくくなる方向に進みつつある)だけに、両毛人さまの優れた視点がこのままでは全くの机上の空論に終わってしまうということを大変危惧するものです。
 両毛人さまの数々の分析は非常に有益かつ重宝しておりますが、持論の披露については「如何に現実的かつ実現可能性があるか」「実現させるにはどうするか、またそのために困難・不可能な点は何か」等のことに留意する必要があるのではないか?と考えます(「実現可能性の無い妄想」と最初から割り切るのなら話は別ですが、そのようには読めなかったので)。

P.S.
 文才の乏しさ故、非常に硬く、きつい書き方になってしまったことを深くお詫び申し上げます。
[16414] 2003年 6月 7日(土)15:29:51【2】TN さん
合併関連(広島、高知、鹿児島)
でるでるさん へ
更新作業大変でしたね。いつもありがとうございます。

「山県東部合併協議会」
※合併方式に「新設」を提案
※新町役場に,現・千代田町役場を提案
上記2項目は確認されたようです。

「神石郡合併協議会」
合併の期日 2004,11,1

「香南・芸西合併協議会」
※公式HP開設
http://www.kg-gappei.net/

「薩摩東部地区合併協議会」
※合併の方式に「新設」を提案
※合併の期日に2005,1,11を提案

[16378]あんどれさん
[16410]カッパーさん
草津市等にお住まいの方には、なかなか複雑なものがあるのですね。
そもそも、合併新自治体の名称選定に,あたかも人気投票のような公募方式が馴染むのか、という気もしてきました。
私の現在の居住地である板橋区も、中山道が石神井川を跨ぐ板の橋がその元になっているわけですから、なんとも安直な感じは否めませんね。仮に今、公募で決めようとしたらどんな名称になるのか。

[16372]月の輪熊さん
どうもありがとうございました。そういえば、関宿の模擬天主は何かで見覚えがありますよ。

月の輪熊さんが、折に触れて記述していらっしゃる千葉、山武地方ですが蓮沼村が合併協議会に加入したのですね。横芝町とともに成田空港圏における“フライパンの取っ手”を構成していたわけですが、どうなりますやら。
4月頃、片貝漁港から空港のほうまで行くのに走行したのですが、成田松尾線(はにわ道)という快適な道路が整備されておりましたね。
[16413] 2003年 6月 7日(土)14:38:17YSK[両毛人] さん
ネットワーク型都市間結合
[16411]NSさん
毎回いろいろとご議論をいただけて光栄です。

NSさんは地域計画に関心がおありか、またそれに関連した分野のお仕事をされていらっしゃるのでしょうか?

私がこれまで展開してきた議論は、卓越した都市が他地域を統括する形の地域構造(以下、「集中型地域」と言います)が強調されやすいわが国にあって、分散型地域(中核都市が形成されず、中小の都市が連続する地域)という地域という視点もまた主流になって欲しい、というものでして、そういった「分散型地域」もまた「集中型地域」と同様、経済的にも実質的な地域構造を備えるべきだ、という部分にまで突っ込んだお話をしているわけではないのですね。

何か、NSさんは私の意図を拡大解釈されているように感じられますので、あえて申し上げさせていただきました。

しかしながら、山口県が目指す形は、中核都市の形成を意図しながらも、分散的な地域構造を最大限活かした視点が見られますね。

県内5地域(「岩国地域」、「周南地域」、「山口・防府地域」、「宇部・小野田地域」、「下関地域」)において、高次都市機能や都市型産業が集積し、人口の県内定住や交流の促進、地域経済の活性化、地方分権の推進等の核となり、県全体(一部略)の発展をけん引する中核都市の形成を図ることとしています。

もし、分散型の構造をデメリットとして、高度な都市機能の集積を企図しようとするのであれば、県央地域である「山口・防府地域」あたりをもう少し高次の都市地域と位置付ける視点が少なからずあると思いますが、「山口・防府地域」はあくまで他の4地域と同列に扱われているようです。山口県のマスタープランを詳しく分析したわけではないのでなんとも申し上げられないのですが、山口県がことさらに分散型の地域構造を「デメリット」として認識しているようには思えないですね。

県内の5つの人口集積地域の自力をつけさせ、地域の「中核都市」としての基盤を確保し、その5つの地域のネットワークによって、県全体を発展させようという意図には、山口県の分散的な都市間結合を逆手にとって地域発展に生かしていこうとする狙いが見て取れるような気がいたします。

そうですね。分散型地域構造、なんて書くから誤解が生まれるのですね。水平型地域構造とか、ネットワーク型地域構造、といいますか。

とはいえ、私の視点はあくまで地域の多様な姿がもっと認知されたらいいな、ということでして、地域計画とか、そこまでの議論にまで踏み込んだものではありません。よろしくお願いいたします。
(この書き込みも、引用した山口県の地域計画の文章からは、そういったことが読み取れる、ということを示しただけで、そういった姿で地域計画を進めるべきだといった部分にまで言及するものではありませんので、ご了承ください)
[16412] 2003年 6月 7日(土)14:31:16三丁目 さん
お礼、をお伝えしたかった書込みです。
[16374]まがみさん、[16385]uttさん、クロソイド曲線について、ありがとうございました。

また、私の妙な質問に、[16398]雑魚さん
>アングラでは(鉄道直線最長区間について)どこか別の路線があるのですか?
うーん、ちょっと該当しそうな区間は思いつきませんね。
ご丁寧に、ありがとうございました。青葉駅についての記述が抜けているのだけ、ちょっと気にかかりましたけれど、お手持ちの文献がちょっと古めなのかしらん。苫小牧西高の生徒のためにつくられた、後から取ってつけられたように造った駅(確かホームだけ)ですから、線路形状には、影響がなかったのでは、と思ったのですけれどね。

[16383]スナフキんさん
鉄道直線最長区間ですが、(中略)「測量上の敷地中心線が一直線である」ことから直線最長区間であるとされているもののようです。
基準がよくわかりました。さっそく、我が地理アドバイザーには、休み明けに、職場からメールで、教えてあげようと思いました。
[16411] 2003年 6月 7日(土)14:01:35NS さん
分散型都市分布構造はデメリット?
[16407]両毛人さん
山口県は、中小の都市が散在する分散型都市分布構造であり、中核となる都市を持たないことから、近年、急速に成長しつつある情報サービス、教育、文化、レジャー、デザイン等の都市型産業の立地が十分でなく、これが、若者を中心とした人口減少や地域活力の低下につながっているといわれています。
(中略)来るべき都市間競争に打ち勝って、21世紀に自活できるたくましい山口県を創造していくこととしています。
参照ホームページ:
http://www.saikyo.or.jp/kento-gappei/corecity/city01.html
(山口県県央中核都市建設協議会HP)

 分散型都市分布構造地域に関する自らの考察はかつて拙稿[15660]で示しましたが、行政サイドでもほぼ同様の認識の下でデメリットとして分析しているところがあるというのが興味深いですね。
 で、現在成長中と見なされている上記の諸産業がおしなべて大規模人口集積地域で高度に発展し、それ以外の地域では悉く発展の度合いが低いという現実からして、両毛人さんが[15863]で述べられた
複数の都市が突出することなく鼎立して成立する、等質的な地域、という地域もまた存在するという視点ももっと一般的になればいい
という形で理解され得る地域は、行政・産業界サイドからは「上記の『都市間競争』を勝ち抜くには適さず将来的に衰退の危険性が高い地域であって、発展のためにはなるべく無くなる事が望ましい」と潜在的に思われているのではないか?という感が否めません(あえて極論風にまとめましたが)。
 そのような方向性が行政・産業界に生き続ける限り、分散型都市分布構造地域において大規模な人口集積地域を作ろうとする動きは決して止まらないでしょうし(都市間競争に「勝つ」というよりは競争から地域を「守る」という消極的な意味合いの方が強いかも知れません)、両毛人さんが言うところの「ゆたかな地域性」を維持し続けるためには、分散型都市分布構造地域に適した産業が如何に成長産業として定着していくか、そして過度の「都市間競争」に対しては無益なものとして如何に歯止めをかけられるか、等の点にかかってくると考えられるでしょう。ただ、「規制緩和」が今日の日本における経済再生のキーワードとして強く支持されている現状では、やはり相当に厳しいのかな・・・?というのが私の偽らざる感想です。
[16410] 2003年 6月 7日(土)13:55:13カッパー さん
湖南市
[16362]

ところで、滋賀県の石部・甲西は「湖南市」で決定したのですね。周辺市からのクレームはともかく、個人的には良い名前だと思いました。
湖南市になってしまったのですか。湖南の名称はみんなでとりあうことが必至なので、先にとってしまおうというのだろうけど・・・ぼくとしては、湖南市にはなってほしくなかったです。
[16409] 2003年 6月 7日(土)12:59:51まがみ さん
旧字体関係
[16395]ありがたき さん
[16406]スナフキん さん
塩竈市
[568]でも取り上げられていますが、塩竈市の見解によると、公文書関係は「塩竈市」で統一しており、ただし戸籍の届出などは「塩釜」でも受理するというような形をとっているようです。

また、塩釜市HP>市の概要>塩竈市の「竈」の書き方
http://www.city.shiogama.miyagi.jp/
にも同様の内容が載っています。それによれば、やはり「塩竈市」の字にこだわるのは、塩竈神社によるところが大きいようです。
[16408] 2003年 6月 7日(土)12:36:24YSK[両毛人] さん
中心都市、中核都市、そして中枢都市 (後)
最初に、「中小の都市が散在する分散型都市分布構造であり、中核となる都市を持たない」という表現がありますね。このあたりは、都市として一定の基盤を持ちうる都市が「中心都市」、そして複数の中心都市をまとめあげる都市基盤を持つ都市が「中核都市」という使い分けがされていることを暗示した表現であるように思います。

さらに、中ほどに「新たに岩国地域を広島中枢都市圏との広域的なネットワークの中で東部広域活力創造圏の発展をけん引する中核都市として位置付け」なる表現があり、「中枢都市」として広島市が想定されています。複数の中枢都市を地方ブロック単位でまとめる都市が「中枢都市」ということになるでしょうか。

以上、行政における都市建設構想の中に見る、「中心」、「中核」(そして「中枢」)という言葉の使い分けを見てみましたが、その中では、

中心都市・・・県域以下のローカルな地域中心都市
中核都市・・・複数の「中心都市」をまとめ、高次の都市機能を集積させた都市。地方自治制度上の「中核市」を想定したものと考えることもできそうです。
中枢都市・・・地方ブロックを統括する、かなり高度な都市機能と中枢管理機能とを擁する大都市。東京、大阪、名古屋に加え、地方ブロック中心としては札幌、仙台、広島、福岡の各政令市が該当しそうです。その他の政令市をこの「中枢都市」に位置づけることができるかは、少々微妙なところです。

といった使い分けが行われているように思いました。

柴田町は仙南地域の中核都市を目指して(現在すでに中核と思い込んでいるフシもある)いるのですが
宮城県仙南地域でも、複数の「中心都市」が存在して互いに都市間競争をしているわけですが、それらの中心都市をまとめあげ、より高次の都市機能を提供し得る「中核都市」の形成が十分でない、というコンテクストが前提にあるのでしょうね。

しかしながら、一般的な感覚としては、「中心都市」と「中核都市」との違いはやはり曖昧な感じですね。
[16407] 2003年 6月 7日(土)12:32:03YSK[両毛人] さん
中心都市、中核都市、そして中枢都市 (前)
[16405]軒下提灯さん
日頃より、宮城県仙南地方のコアな情報を発信いただき、ありがとうございます。
毎回興味深く拝見しております。

中心と中核の違いって何なんでしょうか。
先般話題にいたしました、分散的な都市の分布構造を示す山口県の構想を引用します。

(以下、引用)
 山口県は、中小の都市が散在する分散型都市分布構造であり、中核となる都市を持たないことから、近年、急速に成長しつつある情報サービス、教育、文化、レジャー、デザイン等の都市型産業の立地が十分でなく、これが、若者を中心とした人口減少や地域活力の低下につながっているといわれています。
(中略)
 こうしたことから、「やまぐち未来デザイン21」においては、(中略)新たに岩国地域を広島中枢都市圏との広域的なネットワークの中で東部広域活力創造圏の発展をけん引する中核都市として位置付け、県内5地域(「岩国地域」、「周南地域」、「山口・防府地域」、「宇部・小野田地域」、「下関地域」)において、高次都市機能や都市型産業が集積し、人口の県内定住や交流の促進、地域経済の活性化、地方分権の推進等の核となり、県全体(一部略)の発展をけん引する中核都市の形成を図ることとしています。

 そして、各地域間の機能分担を図るとともに各地域が連携して県全体の発展を担い、来るべき都市間競争に打ち勝って、21世紀に自活できるたくましい山口県を創造していくこととしています。
(引用終わり)

参照ホームページ:
http://www.saikyo.or.jp/kento-gappei/corecity/city01.html
(山口県県央中核都市建設協議会HP)

この構想を手がかりに、中心都市と中核都市の違いを、行政側がどう使い分けているのかを検討してみることといたします。
(後編へ続きます)
[16406] 2003年 6月 7日(土)12:25:41スナフキん さん
「しおがま市」のこと
[16395]ありがたきさん
お察しの通り、「市」の絡む施設は基本的に「塩竃」を使っています。その他官公署はもっぱら、書きやすさや読みやすさなどを優先して「塩釜」を使いますね。これは過去、わが社で表記上の問題にぶち当たった際、現地に直接問い合わせをして判明したことだそうで、あの頃から基準は特に変えられていないと思われます。神社が「塩竃」なのは歴史的経緯からでしょうね、むしろ市が「塩竃」にこだわっている理由もそれかもしれません。民間施設の営業所名などはもう個々の判断に任せているみたいですね。市の厳格な考え方になびいたほうが適当なケースもあるでしょうし、簡便な表記で済ませても問題ないケースだって当然あるでしょう。

この話はうろ覚えですが、市が管轄するところの小学校では、何と自治体の名称(すなわち、自分の住所ということになりますが)をきちっと書けるよう、常用漢字でもない「竃」の字を筆順から教えているのだとか。すごい徹底ぶりに驚いたことです。
[16405] 2003年 6月 7日(土)11:50:43千本桜[軒下提灯] さん
中心都市と中核都市
[16371]両毛人さん
地域の「中心都市」とは言いますが、地域の「中央都市」って言い方あまりしないですね。

確かに「中心都市」は聞いても「中央都市」は聞きませんね。仙南地域で気になるのは、柴田町が多用する「中核都市」です。柴田町は仙南地域の中核都市を目指して(現在すでに中核と思い込んでいるフシもある)いるのですが、中心都市に比べて中核都市って曖昧な言葉ですね。中心と中核の違いって何なんでしょうか。
[16404] 2003年 6月 7日(土)08:28:59Issie さん
宇和島藩
[16396] utt さん
え?「取り残されている」のですか?

いえいえ,これは,幕末の段階では「改革派」の1つとして時代の先頭を走っていた宇和島藩(すでに天保年間に当時の国内で最先端の西洋流軍学者の高野長英に関心を持って,伝馬町牢屋への放火・脱獄という重罪を犯した長英を匿って軍学書の翻訳をさせていますよね。故郷の長州藩が見向きもしなかった村田蔵六=大村益次郎を世に出したのも宇和島藩です)が,明治政府の成立を境に急速に脱落して政府の主流派とはなれなかった,というお話。
やはり,お殿様(伊達宗城)個人のキャラクターに100%負っていたからでしょうかね。

そういえば,高野長英の出身は宇和島藩・伊達家にとっての本家,仙台藩の支藩である留守家城下の水沢でしたね。本家の仙台藩の方は戊辰戦争で「賊軍」の側にまわり,何となくその中心に祭り上げられてしまうのでした(関ヶ原のときの毛利家のように)。
[16403] 2003年 6月 7日(土)04:13:48BANDALGOM[月の輪熊] さん
佐久か小諸か・・・
[16398]雑魚さん
甲府→佐久ですか。私は小諸と聞いていましたが、何れにしても事故があったのは、ゴール直前だそうです。
そういわれればそうだったかも・・・確かに小諸だったかもしれません。
早速、山梨日日新聞のサイトで確認しようとしたのですが、過去の記事が見られなくなってしまっていました。
信濃毎日新聞も以前あったニュースカレンダーがなくなっていて、検索でも出ずじまいでした(汗)。
ゴール直前だったというのは確かですね。
[16402] 2003年 6月 7日(土)03:50:46BANDALGOM[月の輪熊] さん
伊甚市、台風の目
[16390]Issieさん
律令国制に先立つ国造制では,この地域を支配する国造として「伊甚(いじみ)国造」というのが見られます。
「伊甚」という表記はその後も使用されていたようで・・・
このことから考えると、「伊甚市」というのもありですね。
実際に公募において、出てくるかもしれません。

房総にはもう1郡,「夷」という字を使う郡がありました。
安房南東部,現在の千倉町周辺を領域としていた「朝夷郡」。
広域地名としての「朝夷」は今でも残っているようですし、千倉町には「北朝夷」「南朝夷」という大字がありますね。
南千倉海水浴場も以前は「南朝夷海水浴場」といっていたように記憶していますが。


[16393]uttさん
しかし、離岸流の発生しない海を見分けることなんて、できるのですか??
私の両親が「離岸流の発生する海を避けてくれた」というのは、単なる偶然としかいえませんが(離岸流の知識はまずありませんし)、離岸流は「海底の勾配がゆるい遠浅の海岸で、波が海岸線に対して直角や直角に近い角度で入ってくる砂浜で多く発生する」ということですから、この知識さえあれば「発生しない海を見分ける」ことは可能ですね。

こっちの方も離岸流に負けないほど、危険な行為だと思いますが(笑)
これは富士川鉄橋が流された台風の時でした。
千葉からはるばる伊豆まで来て、2日続けて海に入れなかったわけですが、3日目は朝から晴れで、台風が過ぎ去ったものと思い込み、海水浴場の人出も割と多かったことから、安心して海に入ったのでした。

私はまだ小さかった上、大して泳げなかったので(今でも泳げません)、浜辺でピチャピチャやっていたものですが、1度少し大きな波をモロに頭からかぶりました。
しかし夕刻近くなって波がかなり荒くなり、浜を後にして民宿へ戻る途中、風雨が激しくなり、途中がけ崩れで通行止めというところもありました。
これは「台風の目」だったのに違いない、と気づいたのは、何年か経ってからのことです。

高校1年の時、友人と南房総(といってもほとんど夷隅郡市)へ2泊3日の旅行に行き、この時は海には1度も入っていませんが、1日目は台風が房総沖を通過しました。
海岸にあるペンションに泊まったので、荒れる海をずっと見ていたのですが、ほんの2、30分の間、空が晴れたのです。
これが台風の目ということになるのでしょうけど、その7年前に伊豆で経験した「台風の目」は、ずいぶん長かったことになります。
なにせ朝から、午後4時くらいまでずっと晴れていたのですから。
[16401] 2003年 6月 7日(土)03:44:49【2】ありがたき さん
ちょっと長い出張から帰りまして~その3 仙石線が青石線に改名していたら…
タイトルにあまり深い意味はないのですが、一応説明を。JR仙石(せんせき)線は、あおば通~石巻を結ぶ鉄道路線の名前です。2000年3月11日に仙台から1駅のあおば通駅が開業するまでは仙台~石巻を結ぶ路線だったので文字通り「仙石線」でしたが、じゃあ延長開業後は「青石線」に改名?という『ネタ』ことで。仙台市と石巻市を結ぶ路線な訳ですから、路線延長が理由で改名する必要はないですね。
ちなみに、以前仙石線を使ったときは、上り電車の行先表示は「あおば通」行きだったんですが、今回見てみると「仙台・あおば通」となっていました。山形新幹線の「山形・新庄」行きみたいですね。

本題。日が変わったので昨日の話になるのですが、仙石線で起きたプチ事件を紹介します。本塩釜駅から電車に乗るときのこと。時計を見ると発車ギリギリでして、次の電車が来るまでは15分ほどあるということもあり、とりあえずわたしはダッシュで階段を駆けあがってみました。あと5段のところでは充分間に合う勢いだったんですが、一緒にいた上司が10mほど遅れていて階段の下で息を切らせて走ってたので、ダメ元で車掌さんに「ちょっと待ってもらえますか!?」と叫んでお願いしてみると、上司が車内に乗り込むまでおおよそ30秒ほどドア閉めるの待ってくれたんです。東京では有り得なさそうなことですよね。土地柄なんでしょうか?なんだか感激しちゃいました。
[16400] 2003年 6月 7日(土)02:44:54【1】YSK[両毛人] さん
石鐡県、神山県
愛媛県が発足する1つ前の段階に存在したこの2つの県ですが、

景浦勉(1995)『伊予の歴史(改訂版)』愛媛文化叢書刊行会

によりますと、両県名の由来について、以下の記述が見られます。

松山県は1872年2月9日に至り、石鐡県と改称せられた。これは四国第一の高峰石鎚山の名によった。

1872年6月23日に宇和島県は神山県と改称せられ、支庁を大洲に設けた。これはもとの宇和島・大洲の両県の境にある出石山を、古く矢野神山と称したという伝説に基づいた。

また、「石鐡県」については、司馬遼太郎の街道を行くシリーズ『南伊予・西土佐の道』におもしろい話が載せられています。ちょっと長めですが、引用してみます。

(以下、引用)
旧松山城下を中心とする「県」は松山県とよばれていたが、
「松山県という名称そのものが古くさい。民心一新のために改称したい」
といったのが、明治四年末に、県令として赴任することになった土佐人本山茂任(しげとう)である。
(中略)
新政府は最初は松山県令にするほどだから優遇したが、その後人物力量のいかがわしさを知って、神祀院に移し、神主にした。
(中略)
「石鉄(鐡)県にする」
 というのである。
 この男がひとりで考えたらしい。典拠もなにもなく、当人は四国山脈の名山石鎚山の石をとったというが、鉄はどこからとったのだろう。気勢い立つ時代だから強い漢語が好まれる傾向はあったが、それにしても石と鉄はただ強いだけで、意味としてのふんいきをなさない。
 太政官への具申書に、松山がふるくさく石鉄が新鮮で民心の統一に役立つという意味のことが書かれていたそうだが、この程度の人間でも薩長土肥に属していれば県令ぐらいになれる時代であった。
 土地では、
「イシテツ」
 とよむ人があったというが、イシガネとよむのか、イワガネなのか、それともセキテツなのか、よくわからない。
(引用終わり)

司馬氏は、以上の文章によって、愛媛県の北半分が「旧賊軍」ということで粗暴な県令が任命され、センスのかけらもない「石鉄県」という名を与えられてしまった、という見解を示しています。

まあ、この旧賊軍地域が藩の名前を県名に付けさせてもらえなかったとする俗説については、[967]Issieさんのお話にもありますとおり、一概に信用できるものではないようですが、愛媛県の場合、「石鉄」という県名に改称せられた事情は、概ね司馬氏の類推するところに近い状況であったのではないかと思われます。

石鉄県と神山県は、「愛媛県」として統合されたのですが、この「愛媛」という命名センスについては、司馬氏も好感を抱いている旨、上記引用部分に続く個所に書いていますね。私も、個人的には「愛媛」はすてきなネーミングだと思いますよ。


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