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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[22060]2003年11月17日
千本桜
[22065]2003年11月17日
ありがたき
[22069]2003年11月17日
千本桜
[22208]2003年11月23日
hmt
[22252]2003年11月24日
千本桜

[22060] 2003年 11月 17日(月)13:01:56千本桜[軒下提灯] さん
再び「かながそ」
ちょっと、お尋ねいたします。
石川県小松市に観音下と書いて「かながそ」と読む集落があります。
たぶん、先に「かながそ」という音があって、それに観音下の文字を当てたのでしょう。
この「かながそ」の意味を知りたいのですが、どなたか御存知の方、いらっしゃいませんでしょうか。
ほとんど根拠のない推測ですが、「かながそ」の「かな」は「金」で、鉄または砂金と関係があるのかな?と思っておりますが(たぶん、当て外れでしょうが)、「そ」が解らない。
[22065] 2003年 11月 17日(月)15:06:39ありがたき さん
出ました、予想師
[22060]軒下提灯 さん
石川県小松市に観音下と書いて「かながそ」と読む集落があります。
たぶん、先に「かながそ」という音があって、それに観音下の文字を当てたのでしょう。
この「かながそ」の意味を知りたいのですが、どなたか御存知の方、いらっしゃいませんでしょうか。

まず、わたしの想像の産物であることを前提に。
土地の高低差のあるところで、ランドマークの上または下にあたる地名に「○○上」「○○下」とついているところは多いですよね。「観音下」もまさにその例になるのかと思います。そこで「下」に着目してみました。「下」の意味または読みを探していたところ、秩父の方言に「すそ=下の方」というのを見つけました。「すそ」は「裾」の意になるんでしょうが、「山裾」も山の下のあたりを指す言葉のとおり、あながち「下」という意味に間違いはなさそうです。「観音下」は石川県小松市の地名なので、秩父の例がそのままあてはまるかどうかといわれれば疑問符ですが、ここは仮定として「裾=下」とします。次に「かながそ」の「が」ですが、こちらも調べてみたところ「~の(所有)」を意味する助詞として日本でも比較的広く分布する用法だとわかりました。「オラが村」「誰が為に(たがために)」などなど、挙げていけばいくらでもといった感じですね。
さて、この2点の仮定を踏まえた上で「かながそ」ですが、「かんのんがすそ」が訛って短くなったもの、という説はいかがでしょうか?「かながそ」の「な」ですが、「んのん」部分には子音「n」の成分がありまして、単語が短くなる過程で1音に集約されたとし、更に母音は「が」にひっぱられて「o」から「a」に転化したのではないでしょうか。

あぁ、もっともらしく作り上げてしまいました。難読地名の大概は音が短くなったか、当て字かのどちらかですから、音に注目して考えたまでですが、正直言いますと、石川県の地名としての根拠はないです。あくまで傾向情報ですが、なにかしら参考になればと。
[22069] 2003年 11月 17日(月)17:56:45千本桜[軒下提灯] さん
「かながそ」と「かながせ」
[22065]ありがたきさん
「かんのんがすそ」が訛って短くなったもの
ありがたきさん、ありがとうございました。実は私も「かんのんがすそ」に一縷の望みをかけていたのです。なぜ「かながそ」にこだわるのかというと、私が住む町に金ヶ瀬(かながせ)という地名がありまして、その地名は他に類例を見ないと子供の頃に教わりました。類例がないから本当の地名由来は解らず、たぶん「鉄分を含んだ川床の瀬」だろうと言われています。
類例を見ないと言われると、ホントかな?と疑問に思うのが私の癖でして、いろいろ地名を探して小松市観音下(かながそ)にぶつかったのが30年前。似ている!限り無く似ている!。音の響きの共通性を解き明かしたくて、小松市役所に手紙で問い合せたのが20年前。資料が同封された丁寧な回答を戴いたのですが、私が知りたい部分は解明されないまま今日に至っております。
先人が言うように、金ヶ瀬の由来は「鉄分を含んだ川床の瀬」が本当なのかのしれません。それでもなお小松市観音下が気にかかるのは、金ヶ瀬の地名発祥付近にも観音堂があるからなのです。金ヶ瀬とは「観音ヶ裾」または「観音ヶ瀬」ではないのか?などと、ひとり思いあぐねておりました。
なお、類例を見ないと言われていた「金ヶ瀬」ですが、ネット検索したところ、山形県上山市にも有ることが判明しました。
[22208] 2003年 11月 23日(日)14:12:17hmt さん
観音下石
[21543] [22060] [22069] 軒下提灯 さん
「かながそ」が今尾恵介さん([10953] [16664] 他)の「地図で歩く廃線跡」に出ていたのを思い出して、読み直してみました。
残念ながら読み方の由来の記載はありませんでしたが、「ここは人ぞ知る『観音下石』の産地」とありました。日華石とも言い、ベージュ系の柔かい石材のようです。
グリーン系で同じく凝灰岩の大谷石[21691] 、花崗岩の代表である御影石[19520]など、石材の名前には、地名由来がたくさんありますね。
外国の地名も大理石、ノルウェー南部のラルビック地域に由来するラルビク岩(ラルビカイト)などなど。ラルビカイトは、ずっと以前に勤め先が入居していた日比谷三井ビルの外壁に使われています。黒っぽい地色の中に大きな月長石が輝くアルカリ閃長岩です。
石材ではありませんが、陶磁器原料のカオリンも景徳鎮近くの地名由来です。高嶺の他に、高陵、高麗などの漢字表記も見掛けましたが…。
[22252] 2003年 11月 24日(月)20:10:49千本桜[軒下提灯] さん
いろいろ
[22197]グリグリ様
皆さんどういう経路でここにたどり着いているのか、オーナーとして気になります。
私の場合、実は忘れてしまいました。何かを知ろうとしてyahoo!検索したのは確かなのですが、このページにぶつかって、そのまま読みふけり、即書込みしたのだけは憶えています。書込便利機能がついていて、とても便利です。

[22208]hmtさん
「ここは人ぞ知る『観音下石の産地』とありました。」日華石とも言い、ベージュ系の柔らかい石材のようです。
ありがとうございました。観音下石は見たことがないのですが、「ベージュ系」と言うことは、金、金気色、鉄などと関連があるかもしれませんね。

[22231]牛山牛太郎さん
わたしのところでは「今川焼」のことを「大判焼」といいます。
その大判焼きなんですが、私が子供の頃は「黄金焼(こがねやき)」と呼んでいたような・・・。私が住んでいた旧◯◯◯村は寒村で、黄金焼を売る店などありませんでしたから、大河原まで行かないと買えませんでした。本屋や映画館や黄金焼屋やアイスチャンデー屋のある大河原って都会だな~と思っていました。

[22237]白桃さん
この掲示板に一番よく出てくる地名(自治体名も含む)は何でしょう。「三本松」や「大河原」も健闘はしているのですが、
この掲示板に出てくる地名をランキングしてグランプリを決めたら、確かに「三本松」や「大河原」はグランプリ物かもしれないですね。でも、三本松や大河原を書込みするのは、きまって同じ人ですよね。特に大河原は。述べ登場回数が多くても、書込者数が2、3人だけではグランプリは無理ですかね。足利、仙台なんかにさらわれそうな気配です。


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