[85507] オーナー グリグリ さん
難読地名トランプ
早速、画像を拝見しましたが、落書き帳のメンバーの面々には「読めて当たり前」クラスから、オーナーさんでさえ知らなかった、という超難読地名まで、まさにごちゃ混ぜ…。私も読めなかったのが二桁ありました。画像に出ていた地名には、つい先日街中が沸きに沸いたあの市にある珍地名、同じ市内同士の激烈な争いの末に「喧嘩両成敗だ!」と(元)国営企業の「ぶち切れ」で格下げさせられた温泉地の元玄関、某TV局にいた女子アナの苗字、その県でなく遠方の県の特産の果実名…。
新潟県の「美守」
妙高市にある
この地名。昭和50年代、旧新井市でこの町名の改廃を巡って論議が巻き起こったことがあったそうです。この地域の住居表示施行の際、「難読なので町名を変えたほうがよい」「由緒ある地名なので残してほしい」と言う意見が対立し、結局住民投票の結果「美守」のままでよいとの意見が圧倒的多数となり、「美守何丁目」として地名が残ることになったとのことです。この「美守」は、古くは「夷守(ひなもり)」だったと言う説が有力なようで、「ひなもり」と言う語は「魏志倭人伝」にも出てくる古くからの由緒ある語で、「鄙を守る」-「外敵から辺境を守る」ことから来ているのでしょう。その「ひなもり」が「ひだもり」、さらに「ひだのもり」と変化し、また「夷」の字が崩し字で「美」と誤記され、また「美」のほうが当然見栄えが格段によいため、発音と文字が合わなくなったまま今日に至ったということらしいです。
…というわけで、この「美守」の読みは、タイトルにある通りでした。
岡田美里
これを「七番勝負」ネタにすると、二通りのペアができますが、そのうちの一つは片方が「市」でないのでNGとなりますね。
さて、議論が喧しい今回の七番勝負「問四」。想定解調べの作業を相変わらず続けているのですが、また一つ該当ペアが増えたとかで、「境界線」のありかがますますわからなくなってしまいそうです。十番勝負の過去問でも、扱いが分かれていたり、議論を呼んだものも…。
A市/A市
(
[85377] 白桃 さん、
[85484] 大龍エクスプレス さん)の扱いもやはり気になりますが、仮にこれが「有り」だとしても、これまたその「境界線」がどうなのか、非常に微妙なものもありそうです…。
[85478] 実那川蒼 さん
A市・B市・C市・D市とあって「A市/C市」「B市/C市」「A市/D市」が全部正答でも「B市/D市」が誤答になるようなパターンがあるんですよね
確かに見つかりました。それにもっと複雑に絡み合っているものも…。それと、「A市/B市」を(誰かさんの如く間違って?)「B市/A市」と答えても正解になるような「完全表裏一体ペア」の組み合わせがどうも1組だけあるようなのです…。
…「呟き」はこれくらいにして…。
今日は昭和天皇のご誕生日。「昭和レトロの街」と言うと、皆さん方はどこの街を思い浮かべるでしょうか?