都道府県市区町村 > 落書き帳 >

落書き帳YTさんの最初の記事です♪

[66911] 2008 年 10 月 4 日 (土) 02:05:44 YT さん
 始めまして

始めまして。こちらの掲示板に初めて書き込みむ者です。

私はwikipediaの方で、Orichalcumという名前で色々歴史上の人口に関する統計を蒐集しており、「歴史上の推定都市人口」「歴史上の推定地域人口」といった項目を作りました。最近になって速水融監修の『国勢調査以前日本人口統計集成』と一橋大学経済研究所がまとめた『明治徴発物件表集成』、江戸時代以前に関しては高橋梵仙の『日本人口史之研究』と関山直太郎の『近世日本の人口構造』を主たる出典として「近代以前の日本の人口統計」「国勢調査以前の日本の人口統計」という二つの項目を作りました。さらに明治・大正期の統計を集めるにあたり、こちらの過去ログを色々参考にしました。

ただ共武政表の数字をまとめるにあたり幾つか問題点があります。
(1) 明治11年、明治12年、明治13年の共武政表は、それぞれ翌年の1月1日付けでまとめたとされるが、一部の府県統計書(近代デジタルライブラリー所蔵のもの)ではその年の12月31日調として紹介しているものもある。
(2) 明治8年の共武政表は地域によって統計が異なり、明治5年、6年、7年、8年の本籍人口が明らかに混在している。
(3) 年度によって輻輳地の登録が異なるし、連接人口が表示されているケース、地区内人口しか示されていないケースなどが混在している。(wikipediaの方では鹿児島、徳島、富山、静岡、萩、高知、赤間関、小浜、水戸、島原などに関して恣意的に合計した数字を示しましたが、異論があるかも知れません。)

また明治17年(『国勢調査以前日本人口統計集成』所蔵)、明治19年(近代デジタルライブラリー所蔵)、明治31年以降5年毎(近代デジタルライブラリーと『国勢調査以前日本人口統計集成』所蔵)に関しては詳しい戸口表・人口表が残っているものの、
(1) 明治20,21年は(本籍人口が)1万人以上の都市人口しかまとまっていない。
(2) 明治22年から明治30年までは内務省告示による現住人口の速報値が「法令全書」収録の翌年の「各地方町村別現住人口表」に掲載されているものの、『国勢調査以前日本人口統計集成』所蔵の「日本帝国民籍戸口表」や「日本帝国人口統計」収録の現住人口と異なる。
などの問題があります。

皆さんの意見を伺いたいと思う次第です。

なお共武政表に関してはウェブ上でも情報に混乱があるようですが、クレス出版の『明治徴発物件表集成』に原本コピーの形で収録されているものは明治8年度版が第1回、明治11年度版、12年度版、13年度版が、それぞれ2回、3回、4回目となっており、明治16年に始まる徴発物件一覧表以降はしばらく都市人口の情報が載っていません。筑波大学村山先生のサイトのデータは、一部のワークシートにクレス出版のものとは異なるデータが集計されています(共武政表自体に異本がある可能性は否定できませんが)。


次の10件を検索する 次の1件 次の2件 次の5件 次の10件 次の20件

Copyright(C) 2017 M.Higashide