[45455] いっちゃんさん ほか
「木綿のハンカチーフ」話が面白そうなので、何とかネット接続するチャンスを作りました。
多分違うとは思うのですが、こういう考察も可能、ということで。
・東京に出る際の電車が東に向かう。
・冬の風の性質が東京と違う。ついでに、草むらに寝っころがっていたのは別に冬とは限るまい。(同じ時系列とは限らない)
・東京からそれなりに距離がある。
…やぁ、それは北陸、石川~富山間の話ですね(爆)
「木綿のハンカチーフ」がヒットしたしばらく前、昭和50年3月10日に急行「北陸」が特急に昇進し、同時に一時期廃止されていた急行「能登」が復活しています。
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参考サイト)
この2本の夜汽車はどちらも金沢から富山を経由して直江津に向かう、つまり「東へと向かう列車」なのです。
この時代には日中に電車で東京に向かう場合は「しらさぎ」か「加越」で米原に出て新幹線に乗り換えるのが定番、つまり東京に行くときは「南」に向かうので、昼間の話だとすると当てはまりません。
が、夜汽車に限定すれば大いに当てはまるのです。
それから木枯らし。
そっちのが寒いやないかい、と言われそうですが、こっちの冬の北風ってのはものすごく湿っています。
ところが、関東の木枯らしってのは乾いた風ですよね。
この差は結構大きく、この空気の乾燥具合の違いで北陸から東京に出て体の調子を崩す人が実際にいるのです。
だから木枯らしのビル街にいる恋人の体調を気遣う、大いにある話です。
ついでに言えば、冬場の曇天のおかげで北陸は年間の日照時間が日本で一番短くなっていたりします。
(夏場だけに限れば結構日照時間は多いのに…)
どなたかが日照と化粧の関係に言及していたと思いますが、それなら北陸こそぴったりの土地ということになります。
とどめが、金沢は「東京にその日のうちにつくことが可能な最終の公共交通機関の時間の遅さ」が全国上位にありました。
(今でもそうだったような)
だから「木綿のハンカチーフ」の舞台は北陸だ!…と無理やり(?)考えることも可能だったりして。
追記。
タイトルは単なる語呂合わせですが、そこからちょっと脱線すると金沢では絹ごし豆腐ばっかり売っていて木綿豆腐はあんまり見ません。
無いわけでは無いのですが、絹ごしと木綿の置いてある比率は9:1…いや、もっと木綿は少ないかも。