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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[18691]2003年7月29日
太白
[18697]2003年7月29日
千本桜
[18698]2003年7月29日
YSK
[18701]2003年7月30日
般若堂そんぴん
[18703]2003年7月30日
EMM
[18767]2003年8月2日
ペーロケ
[18957]2003年8月10日
太白

[18691] 2003年 7月 29日(火)10:38:09【1】太白 さん
川の本流と支流
 こんにちは。ある川を見ていて、ふと疑問が湧いてきましたので質問させていただきます。

 私はこれまで、川の本流は、直感的に言えば、地図でみて「一番太くて長い」部分であると理解していました。例えば、仙台市内を流れる広瀬川は、より総延長が長く、流域面積も大きい名取川の支流になっています。利根川や荒川の場合、歴史的に流路変更があったわけですが、現在、一番太いものが「本流」として認識されている(荒川放水路など)わけです。

 しかし、世界有数の大河川であるミシシッピ川は、本流はアメリカ・ミネソタ州で終わっており、ミネアポリス付近では通常の都市河川の趣です。太い川幅のまま北西方向にずっと遡れるミズーリ川(源流はモンタナ州グレイシャー国立公園)の方が太さ・長さともに「本流」に見えます。

 ミシシッピ川の場合、欧米諸国間の国境画定に使われたという政治的な面や、ミズーリ川は当初(欧米人にとって)未開であったといった面が影響したと思うのですが、日本国内で、本流より支流の方が長い(または、流域面積が大きい)川の例はあるのでしょうか。もし例外があれば、どうしてそうなったのでしょうか。

P.S. 上記について、過去に話題になっているかも知れないとアーカイブスや過去ログを見たのですが、「RVW」さんと「静岡県南葛市長」さんは、某常連さんと文体が同一のようですね…。
[18697] 2003年 7月 29日(火)20:56:28千本桜[軒下提灯] さん
阿賀野川
[18691]太白さん
日本国内で、本流より支流の方が長い(または、流域面積が大きい)川の例はあるのでしょうか。もし例外があれば、どうしてそうなったのでしょうか。

実は、このことに関して以前から気になっていた川があるのです。阿賀野川です。阿賀野川の本流は田島町から流れてくる阿賀川(大川)です。でも、どう見ても支流の只見川の方が長いですよね。大川は只見川より短いのに、どうして本流なのか? この答えは解りません。私自身がそれを知りたいと思いつつ20年経ってしまいました。どなたか教えて下さい。

ところで太白さんは、太白区(長町、中田、西多賀、生出、秋保)を仙南地方の一部だと思いますか? 太白さんが普段なにげなく感じている答えを聞かせて戴けたら幸いです。
[18698] 2003年 7月 29日(火)20:59:40YSK[両毛人] さん
広瀬川
[18691]太白さん
仙台市内を流れる広瀬川は、より総延長が長く、流域面積も大きい名取川の支流になっています。
広瀬川に注目すると、本流より長い支流があります。広瀬川本流より、支流の大倉川のほうが長いですよね。
[18701] 2003年 7月 30日(水)00:05:16般若堂そんぴん さん
Re:川の本流と支流
[18691]太白さん
古い資料ですが,大日本百科事典5(小学館,1968)の「川」の項目中,[長さの測り方] の項(執筆:山本荘毅)によれば,本流ではなく幹線流路という表現が使われており,「幹線流路が明確でないときは流量または流域面積の大きいほうをとり」と記されています.「なお,河口からもっとも遠い源流までの流路を本川とみな」す場合もあるそうです.
[18703] 2003年 7月 30日(水)00:57:51EMM さん
川の本流と支流
川の本流と支流を決定する要因は、長さでも太さでも水量でも流域面積でもなく、川底の高低だったような覚えがあるのですが。
[18767] 2003年 8月 2日(土)01:43:48【1】ペーロケ[utt] さん
本流~支流、湾~灘、江田島~東能美島~西能美島
愛媛代表、今治西。実は県内でも松山東に次ぐ進学校で有名な高校です。文武両道って素晴らしい!!

[18691]太白さん
日本国内で、本流より支流の方が長い(または、流域面積が大きい)川の例はあるのでしょうか。もし例外があれば、どうしてそうなったのでしょうか。
確かに揖斐川より長良川の方が長そうですが、合流後は「揖斐川」と称していますね。(国交省河川局によれば、共に木曽川水系だそうですが。。。)

(国交省) http://www.mlit.go.jp/river/jiten/nihon_kawa/data/tyuubu/kisogawa/kisogawa.html

「RVW」さんと「静岡県南葛市長」さんは、某常連さんと文体が同一のようですね…。
私も、あの方を彷彿とさせるものを感じました。

[18638]ゆうさん
私の認識では、「灘」は沖合い、「湾」は入り江、です。
 おお、そう考えれば分かりやすいですな。もちろん島原湾のような例外もありますが、「湾」の方が閉鎖性の強い地形でがんじがらめにされていて、「灘」は湾に比べてそれほど厳密に区分されるでもなく、ただなんとなく島がなく水面が広がっている空間に対して名付けた、といったところでしょうか。だから伊予灘と周防灘のように、どこから区分されるかといった明確な線は引けないものなのでしょう。もしかしたら、灘とは線を引くものではなく、同じ海域を山口や九州側から見たら周防灘、愛媛から見たら伊予灘、と呼ぶような気もします。そういや大分では「豊後水道」と呼ばれている海域は、愛媛では「宇和海」と呼ばれています。その線も明確には引けませんね。(少なくとも地図を眺めているだけでは。。。経験豊かな漁師さんは潮の流れで明確な区別をしているかもしれませんが。。。)

江田島と能美島とはもともと別の島だったようです。
 江田島町と大柿町の境界を形作っている地峡は狭く、海であったと言っても不思議ではないですが、能美島を東西に分ける地峡はそんなに狭くなく、ある程度の標高差があって峠のような地形になっていた記憶があるので、東・西能美島が海で隔てられていたと考えるには、なんだか不自然ですね。

広島県の「音戸の瀬戸」は12世紀に平清盛がひらかせたという伝説が残っています。
 確か、わずか一日で開いたとか。。。もちろん当時の土木技術を考えれば、かなりの尾ひれがついているでしょうが。。。
[18957] 2003年 8月 10日(日)16:37:04太白 さん
Re:川の本流と支流
[18697] 軒下提灯 さん
[18698] 両毛人 さん
[18701] 般若堂そんぴん さん
[18703] EMM さん
[18767] utt さん
 レスありがとうございます。[18697]で軒下提灯さんが書かれている、阿賀野川のような例は、何を根拠に本流が決まっているのか、本当に疑問ですね。この場合、般若堂そんぴんさんが引用された文献中の、
「幹線流路が明確でないときは流量または流域面積の大きいほうをとり」「なお,河口からもっとも遠い源流までの流路を本川とみな」す場合もある
や、EMMさん指摘の
川の本流と支流を決定する要因は、長さでも太さでも水量でも流域面積でもなく、川底の高低だったような
のいずれにも当てはまらないのではないでしょうか。このような場合、(選定当時)政治的・社会的・経済的(あるいは軍事的)に、より重要だったものが「本流」となったとか。いずれにせよ、確かに謎ですね。


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