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落書き帳

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[19642]2003年9月5日
YSK
[19692]2003年9月7日
ゆう
[19696]2003年9月7日
yamada
[19697]2003年9月7日
ken
[19699]2003年9月8日
般若堂そんぴん
[19717]2003年9月9日
YSK

[19642] 2003年 9月 5日(金)20:06:33YSK[両毛人] さん
○○分かれ
神戸に行っていた私ですが、実は先週の金曜日に広島に入り、徐々に瀬戸内側を東へ移動しながら、最後に神戸に立ち寄ったのでした。

特に、金曜、土曜、日曜の3日間はずっと広島県内におりました。

広島県内をドライヴしていて、目に付くのが「○○分かれ」という信号名です。「加計分かれ」とか「府中分かれ」とかいった感じで使われるのですが、これは○○へ向かうメインの道路が分岐する交差点という意味のようですね。確かに分かりやすい表現ですし、味のある言い方かな、と思いました。

広島県以外の地域でも、このような表現は使われているのでしょうか?また、同様の意味合いを持つ、別の言い回しはありますでしょうか?
[19692] 2003年 9月 7日(日)22:09:18ゆう さん
2題
[19642]両毛人さん
広島県内をドライヴしていて、目に付くのが「○○分かれ」という信号名です。
鋭いご指摘です。これらの交差点名は渋滞の名所も多く交通情報ラジオ等でもおなじみです。確かに他県ではあまり見かけないのですが、これまで気づきませんでした。

これは○○へ向かうメインの道路が分岐する交差点という意味のようですね。
その他、「191号分かれ」のように分岐する道路名がそのまま交差点名になっている場合もあります。

広島県以外の地域でも、このような表現は使われているのでしょうか?
少ないものの、皆無ではないようです。下記は京都市の例です。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.4.12.727&el=135.43.12.815


[19687]uttさん
R437を介して愛媛と山口が結ばれる
おっしゃる通りです。本四間は3つも橋で結ばれてるのでまじめに調べてなかったというのが真相です。で、もう一度調べ直してみました。[19633]に追加の航路が2つです。瀬戸内の海運を甘く見てはいけません。またまたグラフが複雑になってしまいました…。

R436兵庫・姫路港香川・福田港
R437山口・伊保田港愛媛・松山港

#実は出題者が途中で挫折してホッタラカシの状態だったなんて、もうとっくにバレバレでしょうが。。。(苦笑)
[19633]では「『沖縄がつながらない』と言ってしまえばどんなにか楽だろうに」と思いつつ、それでは面白くないと悩むという葛藤があったのですよ。今は、大変な問題に手を出してしまったとちょっと後悔してたりします。
[19696] 2003年 9月 7日(日)22:59:51【2】yamada さん
「400000」
[19695]両毛人さん
40万ヒット目を踏んでしまいました・・・。
あれ?私も、「400000」踏みました…。何故だろう?

[19642]両毛人さん
「分かれ」について、私が知っているのは「滝沢分れ」です。これは、滝沢に向かう道路ではなく、滝沢にある「分れ」です。「分れ」が地名のようなものです。

http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=39.47.16.481&el=141.7.31.799&fi=1

地図中では「分れ南」となっていますが、これは国道4号がバイパス化されたためで、もともとの「滝沢分れ」は「分れ南」の北にある交差点です。
[19697] 2003年 9月 7日(日)23:23:01【1】ken さん
re:「落書き帳」40万ヒット、おめでとうござます!「○○分かれ」と「追分」
落書き帳、40万カウントおめでとうございます。
[19695] 両毛人 さん
40万ヒット目を踏んでしまいました・・・。
これもおめでとうございます。
私は400008でした。

[19692] ゆう さん
[19642] 両毛人さん
目に付くのが「○○分かれ」<中略>
広島県以外の地域でも、このような表現は使われているのでしょうか?また、同様の意味合いを持つ、別の言い回しはありますでしょうか?
「○○分かれ」の様に、○○の方に支線の「行き先」が入るわけではないのですが、「追分」は一般的な分岐路名称ですよね。
「新宿追分」と言えば、甲州街道と青梅街道の分岐点ですね。
追分の場合は、分かれて行く先「方面」を冠するのではなく、分岐点のある場所の地名を冠するのが普通ですから、
同様の意味合いを持つ、別の言い回し
ということでは厳密には違いますが。

中仙道と北国街道が分かれる追分は、追分の代名詞ですね。
ですが、このような著名な追分のほかにも、地元の人しかしらないような「追分」地名は結構、細かいところにも多いような気がします。「落合」同様。

私の実家の近くに「鍋屋横丁」なる交差点がありますが、この由来は、ここが青梅街道から堀の内妙法寺へ向かう「妙法寺みち」の分岐点だったので、「鍋屋」という茶屋があったことに由来しますが、
http://www.mapion.co.jp/c/f?el=139/40/23.485&scl=10000&pnf=1&uc=1&grp=all&nl=35/41/39.318&size=500,500
ここから南西に分岐する「妙法寺みち」とは別に、中野駅方向に、同じように北西に45度の角度で青梅街道から分岐する小さな道(一方通行です)がありますが、これは地図にも記載されてはいませんが地元では「追分通り」と呼び習わしています。
明治くらいの地図を見ていただくとわかるのですが、青梅街道から中野駅方向へ向かう道は、現在の中野通りは、結構最近出来た道で、新宿方向から来て、45度の角度で分岐するこの「追分通り」が元々の道だったことが判ります。

青梅街道をもう少し先に行くと、今は区画整理で、直行する交差点に改められましたが、杉並区の馬橋(現新高円寺)で青梅街道と五日市街道が分岐する交差点も、45度の角度で五日市街道が分岐していました。

武蔵野などと言うところは、まあ、結局どう歩いても良いわけで、自然な道の出来かたとしては、直角分岐ではなく45度(あるいはそれより浅く)分岐していくのが、人の踏み均してできた道の分かれ方としては自然なのだと思います。
明治の地図では、斜めに分かれて行く交差点が多く、それらが、現在の地図では直角に交差する形に直されているところが多いことに気づきます。
そういう斜めに分かれて行く感じの分岐点のことを、「追分」と言いますね。

でも「○○分かれ」とは、ちょっとニュアンスが違いますね。
関東では「○○分かれ」は言わない感じがします。
新高円寺の五日市街道が分岐する交差点も「五日市街道口」という名称でしたからね。

青梅と五日市、現在の鉄道では、拝島で分岐しているものが、街道は早くも高円寺で分岐し、甲州と青梅も、鉄道は立川で分岐しているものが、街道は新宿で既に分かれている、というのは、最短距離を歩きたい心理が、自然に生み出した、「街道」分岐の深層真相かなあ、と明治の地図などを見ていて思います。
[19699] 2003年 9月 8日(月)00:11:27【1】般若堂そんぴん さん
長谷別れ,など
[19642]両毛人さん,[19692]ゆうさんに続いて京都市の例をひとつ.
京都市のバス停に「長谷別れ」(ながたにわかれ)があります.北大路バスターミナルからの路線,岩倉の入口にあたる,かなり狭い三叉路だったと記憶します.「分かれ」と「別れ」,表記は異なっても同様の意味ではないかと思います.(同様に,北大路バスターミナルから京都産大前に至る路線に「柊野別れ」,また大原方面への路線に「野村岐れ」というバス停もありますね)
現在はバス路線系統が変わっており,私が利用した京都市バスの北5系統はなくなってしまったようです.京都バスのいくつかの系統が「長谷別れ」を通ります.

1995年の8月中旬~下旬を岩倉にある友人の仕事場に滞在して京都で過ごしました.たいへんな暑さで食欲が減退したにも関わらずさほど体重が減らなかったのはビールを飲み過ぎたせいでした……(涙)

【おまけ】
[19693]深海魚さん,最近フクロウナギ(Eurypharynx)とフウセンウナギ(Saccopharynx)が異なる科に属すること,マクロファリンクスが Eurypharynx の異名であることなどを知った般若堂です.深海魚って,わくわくしますね.
米沢にいらっしゃるときには是非メールを!
今日は夜10時過ぎまで,米沢(行政・市民とも)の内向きかつ後ろ向きの姿勢に憤りつつ仕事(ボランティアかも)でした.上杉鷹山の例にも見られるのですが,米沢には外から志を持ってやって来た人の足を引っ張るという,愚劣な伝統があるようです(滂沱).
[19717] 2003年 9月 9日(火)00:07:56YSK[両毛人] さん
分かれ、追分レス
分かれ、また、追分につきまして、いろいろと情報をいただきまして、ありがとうございます。

広島県や京都市の「○○分かれ」は、「○○へ向かう道路が分岐する地点」を意味するのに対し、「追分」は、Y字状に二股に分かれる道の分岐点を意味する一般的な地名、ということでしょうか。

[19696]yamadaさん
私が知っているのは「滝沢分れ」です。
字面は「分れ」となっていますが、意味合いとしては「追分」と同義に用いられるもののようですね。情報をいただきまして、ありがとうございます。

[19697]kenさん
詳細なご解説をいただきまして、まことにありがとうございます。

「追分」や「落合」はまさにそのとおりですね。鍋屋横丁は、「落書き帳」にもしばしば登場する地名ですが、ぜひ訪れてみたくなりました。

[19699]般若堂そんぴんさん
京都市の「わかれ(別れ・岐れ)」につきまして、詳細な情報をいただきまして、ありがとうございました。

[19702]わたらせGさん
「追分」でしたら、両毛人さんのお膝元、太田市の熊野町と東金井と東長岡の三叉する地点の信号(セブンイレブンがある交差点)が確か「追分」だったような記憶が・・・
そのとおりです。太田市街地から、富士重工の向上の西側に接する国道407号を北上しますと、桐生方面へ進む県道と、足利方面へ進む407号が二股に分かれる交差点です。

ここです(↓)
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=36.18.13.810&el=139.23.55.088&la=1&sc=4&CE.x=126&CE.y=243

<独り言>
上記リンクの図中にある「安良岡東」の交差点は、現在では「安良岡北」交差点になってます。そもそも、安良岡町の北西端に位置するこの信号がなぜに「安良岡東」という信号名だったのか、非常に不思議に思っていたものです。信号名が変更されて既に5年以上経っているかと思うのですが、いまだに訂正されていない地図が多いようですね。

ちなみに、太田市内には「追分地蔵」があります。

ここです(↓)
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=36.17.31.726&el=139.23.15.406&fi=1

以下、太田市ホームページ(文化財課ホームページ)からの転載です。

この道しるべは例幣使道(現在工場敷地となっている)と古河道との分岐点、新島の追分けにあり、享和3年(1803)太田宿の永竹幸助義信により百番供養を兼ね建立されたもので、道歌のある道しるべとしては重要なものです。道しるべの左側には追分け地蔵と呼ばれる地蔵菩薩があり、今でも子供を庇護する地蔵として厚い信仰の対象となっています。


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