[58851] みかちゅうさん
最近の年金納付記録の消滅問題の原因には、けっこうこの手の漢字間違いが含まれていそうだとか。手書きのを入力する際に間違えるというのは当然ありうることなのですが、同様のミスが電話帳の作成の際にも起こっている可能性があります。果たして「大隈」と書いて「おおすみ」、あるいは「大隅」と書いて「おおくま」と読む方がどれだけいるのでしょうか…。手書き時代の戸籍での表記は(俗字等は本人の申請で改められるものの)絶対なわけですが、電話帳の表記にどれほどの信用があるのかも気になります。
確かに電話帳に間違いがあったという話は佐久間英さんの著書にもありましたし、それらしきものを見たこともあります。
が、現状では電話帳に「大隈」で「おおすみ」と出ているものを間違いと明確に断定するだけの材料がない…と言うのもあります。
なので「ある」「なし」については慎重に論ずるべきかもしれません。
(ただ、調査するとしても読みベースの調査は難しい…。それでもいろいろ調べている間に「大隈(おおすみ)は○○県の名字」と言うことを書いたHPがあったので、その件を重点的に調べれば何かつかめるかも。ただし、その県には「大隈」さん自体が2ケタに届くか届かないかぐらいしかいないみたいで、その数を見たら誤字臭い雰囲気も漂ってきたような…)
一方で、ATOKやMS-IMEで「おおすみ」を変換すると「大隅」より「大隈」の方が上に出てくるのはどうにかした方が良い、と思います。
試しにYahoo!で「大隈 "おおすみ"」を検索してみたら、出てくるページことごとく「大隅の変換間違い」か「おおくまの読み間違い」でした。
しかも、その中には鹿児島県内の企業や団体(しまいには大隅町関係のものまで!)も多数含まれる始末。
そう言うHPって「大隅」と「大隈」が混在しているんですよ。
たぶん「単文節か長文か、後ろに続く単語がどんな種類か、固有名詞か否か」などでどっちが先に出てくるか変わってきて、それを気付かないままUPしちゃってるんじゃないかと。
もし「おおすみ」と読む「大隈」姓が本当に誤字由来だったら論外ですが、あるにしても「その読みで辞書に登録しなければならないほどの数がいるのか?」というのはあると思います。
信じられないほどの数の誤字(例:Yahoo!で「"大隈半島"」で検索した
結果)を生み出している事を考えると、「入れるべきではない」単語なのではないでしょうか。
(必要な人はユーザー単語登録すれば住む話ですし…)
#そういえば、"大隈半島"の検索結果の一番上に某超大手旅行代理店が…
困っちゃいますねぇ…白桃さん、ご指導方よろしくお願いするわけには…難しいか。