さて、11月の末からオフ会旅行のレポートの下書きを始めたのですが、4泊5日に渡る大旅行だったのとクイズの検証の意味合いから詳しく書きすぎたのとが相まって、とんでもない大長編になってしまいました。
ちょっとあんまりなんで圧縮しよう…と思って文章をさわろうとして見るもなんか良い感じにならず、モタモタしているうちに時間ばかりが過ぎていってしまいました。
さらに、今週から来週の仕事納めまで何やかやと忙しいと言うことが確定してしまいましたし、年末は例年恒例で東京行きの予定が入ってるし…と言うことで、年末まではまとまった時間がどこでとれるか分からない状態となってしまいました。
クイズという形で前振りをした以上あんまりずるずる引っ張るのも自分的にはイヤなんで、圧縮前の原稿をほぼそのまま投入してしまいます。
あまりに長いんでレポートは前日まで・当日・翌日以降…と3分割してます。
全体の総括や出題文の検証については別途まとめます…ホントにぺーロケさんとsuikoteiさんには怒られそう。
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1.準備段階
日程が決まった当初は、ほぼ湯瀬まで行って帰ってくるだけ見たいな感じで考えていました。
しかし、「前日の土曜日をどうしよう」「翌月曜日だけで金沢まで帰り着くのはせわしないかも」と考えているうちに連休に休みをくっつけようと言うことになり、結果的に金曜から水曜までお休みにすることができました。
で、休みの最後の日は予備日とする事にして、4泊5日で日程をたてたのですが、その際に念頭に置いたのが…
・経県値を少しでも上積みしたい
・行き帰りの交通費は少しでも安くしたい
・行った先ではあちこち寺社巡りしたい
・目的地が秋田県だから、
超神ネイガーのグッズがほしい
・行程の一部をクイズとして出題したい
・上記を満たしつつ、
スナフキんさんの企画(北東北3県逆認市度最高地点当てクイズ)にも対応したい
と、ちょっと欲張りすぎな内容。
これを満たすために路線バスの時刻や大館・鹿角周辺ででネイガーグッズがゲットできそうな所まで確認し、湯瀬に着くまでは(厳密には、湯瀬に行くための公共交通機関に乗るまでは)結構タイトな、湯瀬を出てからは宿泊地と金沢に帰るための便のみ決定しているゆるめの日程をたてました。
が、出発日が近づいてくるにつれて天気予報が良くない方向で出され、出発日当日は東北は雪、北陸も雨風雷と泣きたくなりそうな空模様。
無事を天に祈りつつ、金沢を出発したのが20日(木)の夜。
以降はその日の行き先と移動方法を通しで示し、その後にコメントを付けたいと思います。
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2.20日(木)~21日(金)
金沢駅前~(夜行高速バス
エトアール号、途中山形自動車道古関PAで休憩)~
仙台市広瀬通・宮城交通高速バス乗り場~(高速バス
キャッスル号1号便、途中東北自動車道前沢SA・道の駅にしねで休憩)~
弘前バスターミナル~(徒歩)~
弘前プリンスホテル~(徒歩)~弘前駅~(路線バス)~
弘前東照宮~(徒歩)~
青森県護国神社~(徒歩・タクシー)~
弘前八幡宮~(徒歩)~
熊野奥照神社~(徒歩)~
和徳稲荷神社~(徒歩)~
三忠食堂本店~(徒歩)~ホテル~
ライブハウス山唄~ホテル
東北旅行の最初の目的地は未宿泊である青森県とし、弘前市を宿泊地としました。
計画を考え始めた頃から湯瀬に行く前に弘前に行くつもりでしたが、悩んだのがどうやっていくか。
金沢から行く場合、一番単純なのは特急日本海に乗車すること。ただ悩みは「運賃が高い」。
東北新幹線を使うよりは安いのですが、寝台料金がやっぱり高いんですよ。
ほかに金沢から弘前まで行く手段として考えられたのが高速バスの乗り継ぎ。金沢~仙台便と仙台~弘前便を乗り継げば日本海よりも数千円(往復料金かどうかで額が変わります)安くなるし、やはり未宿泊である宮城県も組み込みやすくなる。
で、片道だけバスにするか、往復ともバスにするかだいぶ悩んだんですが、結局「金沢から弘前までは高速バスの乗り継ぎ、弘前~鹿角~仙台は何に乗るか決めず状況によってバスか電車か変える、仙台~金沢はバス」と言うことにしました。
が、出発日は石川から新潟までは雨風状態。
新潟県内の高速道路では50km制限のところもあったようで、無事バスを乗り継げるか心配でしたが、仙台にはちゃんと定時の6:20に到着しました。
で、7:15発のキャッスル号に乗り、定時の11:25に到着したらあっち行ってこっち行って…と考えていたら甘かった。
仙台は快晴で、宮城県内では所々霧がでていた程度で天気は良かったのですが、前沢SAあたりから雨が降り出し、やがてみぞれになり…なんと花巻ICから安代ICまで雪通行止!
(高速バスの休憩地に道の駅があるのはそのため)
下道に放り出されると紫波町付近から盛岡市内を抜けきるまで大渋滞、本来到着しているはずの11:25にはまだ滝沢村にいました。
結局弘前バスターミナルに到着したのは2時間40分遅れの午後2時過ぎ。本当なら「市内散策後、岩木山神社まで行ってくるつもり」でしたが、岩木山神社は泣く泣くあきらめました。
(雪のない時期を選んで、いつか再チャレンジしたい)
市内散策と翌日の移動のために
津軽フリーパスを買ったのですが、岩木山神社をパスした結果この日は弘前駅から弘前東照宮への移動に使っただけ(100円分)でした。
その弘前東照宮は歴史ある神社ではあるものの、しばらく前から無人社になってしまったようで、境内も荒れ気味でがっくりしました。
護国神社から先は、フリーパスで乗れるバス路線から外れてしまうため徒歩で回るつもり…だったのですが、足許が悪いためつい途中でタクシーを利用してしまいました。
三忠食堂本店では津軽地方に古くから伝わる「津軽そば」を食べました。この
津軽そばというのは小麦粉の代わりに大豆の粉をつなぎに使ったそばで、独特の食感でした。個人的にはそばよりもそばがきの方がおいしかったかも。それだけでは足らなかったので、焼干しで出しを取った津軽風のラーメンも食べてます。バスの遅れのせいで、昼食がろくにとれなかったので、昼夜兼用でした。
で、ホテルに帰って寝た…のではなく、さらに津軽三味線の演奏が聴ける店に行って一杯やってきました。津軽フリーパスのサイトでそう言った店の紹介があり、その中でホテルから一番近かった「ライブハウス山唄」に行ったのですが、いや良かったです。どう良かったかは書ききれない…と言うかやはり実際聞いてなんぼだと思います。もし弘前に行く機会があったら是非立ち寄ってみてください。ここはおすすめです。
弘前に着いてからは曇り時々雨と言った感じでしたが、山唄から出てきたら雨が雪に変わっていました。雪らしい雪に降られたのは盛岡付近と、弘前の夜から朝にかけてのみでした。
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3.22日(土)
ホテル~(徒歩)~弘前駅~(JR)~
五所川原駅~(JR)~弘前駅~(弘南鉄道弘南線)~
津軽尾上駅~(徒歩)~
猿賀神社~(徒歩)~津軽尾上駅~(弘南鉄道弘南線)~
黒石駅~(徒歩)~
たいやき藻川屋~(徒歩)~
黒石神社~(徒歩)~
津軽黒石こみせ駅~(徒歩)~黒石神社~(徒歩)~黒石駅~(弘南鉄道弘南線)~弘前駅~(バス・徒歩)~
津軽五重塔・最勝院~(タクシー)~
長勝寺~(徒歩)~
弘前天満宮~(徒歩・路線バス)~ホテル~(徒歩・路線バス)~
中央弘前駅~(弘南鉄道大鰐線)~
大鰐駅~(徒歩)~
大鰐の大日様・大円寺~(路線バス)~
道の駅いかりがせき~(徒歩)~
碇ヶ関駅~(JR)~
大館駅~(徒歩)~
ビジネスホテルまる斎~
TSUTAYA・
ゲオ・
いとく大館ショッピングセンター・
イオンスーパーセンター大館店・
ヤマダ電機テックランド大館店を徒歩ではしご(この間夜食)~ホテル
なんかムチャクチャな日程です。
五所川原は、岩木山神社に行けなかった代わりに津軽フリーパスの元を取るため「だけ」に行ってきました。5時に起きて、6:38の鰺ヶ沢(一部五所川原止まり)行きに乗り、五所川原駅で降りて(津軽フリーパスでは五能線は五所川原までしか行けない)改札を出てトイレに行き、そのまま折り返しで弘前に戻るという…。行く時は雪でしたが、五所川原に着いた頃には止んでおり、以降大館に着くまで「時々雨がぱらつく」程度で行動しやすい天気でした。
弘前駅に戻ってきたら間髪入れずに弘南鉄道ホームへ直行。弘南鉄道弘南線がらみの日程は出発前から考えていたものです。ただ、猿賀神社まで徒歩で往復したら1時間かかり、津軽尾上駅に戻ってきたら黒石行きの電車が出て行ってしまいました。これで30分のロス。途中でトイレに寄らなければ…。ただ、猿賀神社では今回の旅行でただ一回おみくじを引いたのですが、これが大吉で、しかも「旅行 遠方に行き利益有」とありました。となれば、電車が行ってしまったのも「休憩時間をもらった」と考えればこれまた利益なのでありましょう…とポジティブにとらえてみるテスト(笑)。
でもこのロスは黒石市内でさらに響きました。黒石神社についたらちょうど新嘗祭のお参りが始まったところで、ご朱印をもらおうと思ったらお参りが終わるまで40分ほど無理、と言われてしまいました。そのため黒石神社には2度行く羽目に。30分早く付ければもう1か所ぐらいどこかに寄ってきたのですが…それでも弘前に戻ってからの日程には影響しなかったのが救いですが。
そして黒石と言えば焼きそば。藻川屋では普通の黒石焼きそばを、そしてこみち駅ではつゆ焼きそばを食べてきました。焼きそばは安くて食べ応えがあります。つゆ焼きそばはふしぎな味。どうしても両方食べたかったので最初から2つの店をはしごするつもりだったのですが、食った後の苦しかったこと。意外と量があるので2杯食べるのはさすがに無理があったようです。いや、間髪入れずに食べれば何とかなったか?
弘前にとって返してからは前日に組み込めなかった城の南の方をまわりました。特に最勝院の五重塔は十番勝負で縁があった(「江戸時代以前に建てられた五重塔がある市」というお題で、私が解答したのが弘前市)のでぜひ見ておきたかったのです。ついでに津軽家の歴代藩主(初代為信公を除く)の廟所がある長勝寺も行きましたが、こちらは本堂修理中&冬の個人拝観休止期間のため、手前の方をちょろっと除いてきた程度。ここもリベンジ対象…。この後もう少し弘前市内で時間を取ることもできたのですが、弘南鉄道大鰐線にも乗ってみたかったのと、津軽フリーパスの元を取る為に行けるところまで行こうと考えたことから、大鰐線→路線バスで碇ヶ関まで出ました。大鰐でお寺に参拝しているのは、乗り継ぎに時間があり、その間に参拝が可能だったから。
で、この日は大館で宿泊。これは翌日の移動の関係と、「大館の市街地でネイガーグッズが買える所」の情報が手に入ったから。(宿泊については、計画段階では金曜に五所川原・土曜に弘前とか、金曜に弘前・土曜に鷹巣とかの案もあった)大館でホテルに一度入った後あちこちうろついているのはそのためで、TSUTAYAでCDの一部(5種中の3種)・イオンでグッズ(だじゃく組合ホ品タオル)をゲットした…のだけど、いとくからイオンに行く間に雨が降ってきて靴がずぶぬれになり、足にマメができる羽目に。しかも、イオンで買ったグッズは結局鹿角でも買うことはできたので、それを考えればTSUTAYAだけにしておけば良かったのかもしれない…と言うのは結果論ですが…。ちなみに夜の大館散歩の道のりは概算で8.5km。日中の歩いた距離は概算で11.6kmだったので、20kmは歩いた勘定になるのか。4泊5日の中で最も歩いた日となりました…とはいえ雨さえしのげれば、マメを作らずに済んだのに…。
オフ会当日編に続きます。