約3週間後には岡山オフ会です。
[71823] オーナー グリグリさん
参加を希望される方、まだ分からないけど興味がある方は、私宛にメールをください。メーリングリストに登録いたします。
♪目指せ40名♪
[72039]のところ、現在の登録者は29人です。
お席に余裕がございます。今からでもどうぞ。(笑)
さて、メーリングリストの話題中に、岡山・香川県境のある「石島(井島)」へのオプショナル・ツアーがあります。
島にアクセスする交通路自体が第一の関門であり、それをクリアした後にも、県境に達する陸上の問題が…。
ハードルはあるものの、
写真 もあり、石島の県境を訪れることは全く不可能な挑戦ではないようです。
上記の毎日新聞の写真は、昨年オフ会のテーマになった青森・秋田県境確定のニュース
[66797]関連の記事と思われます。
県境を跨いでいるような姿勢ですが、「あいまいな県境」というタイトルが示すように、島の西端ヘラガ崎付近は境界未定地
[46905]です。
岡山県HP 掲載の地図では、ヘラガ崎の少し南まで岡山県側の領土として表示されています。この付近が香川県側と合意に至っていない箇所でしょう。県境越え地点としてのヘラガ崎の是非はさておき、次の記載もありました。
東端に戸尻鼻(とじりばな)、西端にヘラガ崎という小さな岬があり、この岬を東西に結ぶ稜線に石島山がある。この稜線を境として、南側が香川県直島町「井島(いしま)」、北側が岡山県玉野市「石島(いしま)」である。このため、歩いて岡山・香川県境を越えることのできる珍しい場所となっている。
着々と準備を進めている方もありますが、岡山・香川県境を越えは実現するでしょうか? 注目。
「2県にまたがる島」に関する記事は
アーカイブズ にまとめられ、
地名コレクション にも集録されています。
「石島」は、8島の中で唯一の有人島で、面積も 2.72km2あります。集落のある島の北部・岡山県側の面積は約3割。人口は2008年3月末で 116人(上記岡山県HP)。
[24364]の 149人に比べて減少しています。
国勢調査資料によりこのテの局部人口を調べる方法についての記事があったと記憶しますが失念。ご存知の方があれば教えてください。
島の7割を占める南部(井島)は香川県に属し、無人です。
この島の領有権は、300年以上前から 備前側の胸上村と 讃岐側の直島との間で争われ、元禄15年(1702)に 幕府による国境裁定で分割が確定したというから、由緒正しい「県境の島」です。領有権を争った主な経済的価値は 漁業権 のようです。
この付近は大阪城の石垣にも使われた 花崗岩地帯
[63537]ですから、「石島」には石材産地としての価値もあったと思われますが、資料が見当たりません。
11月22日の「石島(井島)」ツアーに戻ります。
「三大島以外の県境を越えること」は、普通の旅行では なかなか実現できません。
熱心な同行者のおられる今回の機会は、これに挑戦する絶好のチャンスとも思われます。
…と言いながら、私自身はオフ会にからめて 既に別の予定を立てており
[72189]、石島ツアーには参加できません。
石島ツアーに参加するかどうかはともかく、関心だけでもお持ちの方は、まずオフ会のメーリングリストに登録して、情報にアクセスしてみてください。
参考までに、
石島(井島) に関する過去記事をまとめておきます。
また、県境の交通路コレクションの
岡山県香川県境 をリンクします。
【追記:ヘラガ崎の所在する県についての資料】
未定
ウオッ地図 県境線はヘラガ崎の南東で途切れ、県境未定。
県境?
20万分1地勢図「徳島」(見たのは昭和43年発行)では、県境線が南東から北西に貫いている。
岡山県となっている資料
環境脆弱性指標図(香川県16) 県境はヘラガ崎の南100m余で、本文の岡山県HPと同じ。
なお、この図を作成したのは香川県ではなく、第六管区海上保安本部です。
香川県となっている資料
環境庁平成9年4月28日告示19号 水域類型の指定対象に備讃瀬戸(イ)があり、別記5の水域と記載。別記を見ると、およそ直島諸島から備讃瀬戸大橋までを含む海域であり、その東端を画する線として次の記載があります。
玉野市出埼と香川県井島ヘラガ崎を結ぶ線