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[73216] 2009年 12月 6日(日)14:00:03伊豆之国 さん
いい湯だな~第二十五回十番勝負「問一」徹底検証
すっかり恒例になった十番勝負「停車場シリーズ」の解説文、今回も早速書き込みを始めたいと思います。

今回の十番勝負・問一の共通項は「JRの温泉駅がある市」。現在、全国に「温泉」の付く鉄道駅は、全部で61駅(ケーブルカー・ロープウェイ等を除く。読み方違いの「温泉津(ゆのつ、山陰本線・島根県大田市)」は対象外)。このうち、JRにあるものは次に挙げる31駅になります(五十音順)。

駅名路線名所在地開業又は改称年月旧駅名備考
赤倉温泉陸羽東線山形県最上町H11.12羽前赤倉×
浅虫温泉東北本線青森県青森市S61.11浅虫(1)
あつみ温泉羽越本線山形県鶴岡市S52.10温海(2)
芦原温泉北陸本線福井県あわら市S47.3金津(3)
石和温泉中央本線山梨県笛吹市H5.4石和(4)
大滝温泉花輪線秋田県大館市T4.1(5)
大鰐温泉奥羽本線青森県大鰐町H3.3大鰐×、共用の弘南鉄道は「大鰐」のまま
おごと温泉湖西線滋賀県大津市H20.3雄琴(6)、[60736]かすみさん 他
小野上温泉吾妻線群馬県渋川市H4.3(7)
加賀温泉北陸本線石川県加賀市S45.10作見(8)
かみのやま温泉奥羽本線山形県上山市H4.7上ノ山(9)
川棚温泉山陰本線山口県下関市T3.4(10)
川渡温泉陸羽東線宮城県大崎市H9.3川渡(11)
川湯温泉釧網本線北海道弟子屈町S63.3川湯×
川原湯温泉吾妻線群馬県長野原町H3.12川原湯×
城崎温泉山陰本線兵庫県豊岡市H17.3城崎(12)
京町温泉吉都線宮崎県えびの市H2.11京町(13)
霧島温泉肥薩線鹿児島県霧島市H15.3霧島西口(14)
下部温泉身延線山梨県身延町H3.12下部×
瀬見温泉陸羽東線山形県最上町H11.12瀬見×
武雄温泉佐世保線佐賀県武雄市S50.6武雄(15)
玉造温泉山陰本線島根県松江市S24.5湯町(16)
天塩川温泉宗谷本線北海道音威子府村S56.7南咲来×、国鉄時代は仮乗降場
戸狩野沢温泉飯山線長野県飯山市S62.3戸狩(17)
中山平温泉陸羽東線宮城県大崎市H9.3中山平
流山温泉函館本線北海道七飯町H14.4×
鳴子温泉陸羽東線宮城県大崎市H9.3鳴子
湯瀬温泉花輪線秋田県鹿角市H7.12湯瀬(18)、第5回オフ会
湯田温泉山口線山口県山口市S36.3湯田(19)
湯谷温泉飯田線愛知県新城市H3.12湯谷(20)
和倉温泉七尾線石川県七尾市S55.7和倉(21)

上記の表において、×印は「市」にない駅、▲印は同一市内に複数ある駅(大崎市に3駅ある)で、これらを除いた21市(カッコ内に通し番号を表示)が今回の「該当する市」ということになるわけです。
この一覧表を見てわかるように、JRにある「温泉」駅の大半は後からの改称によって誕生した駅名が多いことに気付きます。当初から「温泉」駅であったのは、大正時代に開業した大滝温泉・川棚温泉の2駅と、JRになり、平成になってから開業した2駅の計4駅のみ。それも、大滝温泉は「秋田鉄道」、川棚温泉は「長州鉄道」という私鉄によって開業し、後になって国有になったものであり、結局「国鉄」時代に最初から「温泉」駅であった駅は皆無、ということになるようです。「温泉駅」への改称が進んだのは、昭和も40年代後半に入ってからで、「加賀温泉」駅の誕生([2188]たけもとさん)がその「口火」になったような気がします。そして、国鉄がJRになり、更に平成に入ってからは改称が急増し、JRに31駅ある「温泉駅」のうち、過半数の18駅が平成に入ってからの改称組になっています。
国鉄・JRから消えた「温泉駅」もあります。旧国鉄大隅線にあった「海潟(かいがた)温泉」駅(鹿児島県垂水市)。昭和47年に「海潟」から改称されましたが、JRになる直前の62年3月に廃線になっています。駅名の由来になった「海潟温泉」は、小規模ですが現在も複数の旅館が健在のようです。また、東北本線の「金田一温泉」駅(岩手県二戸市)は、JRになる直前の昭和62年2月に「金田一」から改称されていますが、東北新幹線の八戸延伸に伴い、平成14年12月より「いわて銀河鉄道」に移管され、現在に至っています。‥ところで、火災で全焼した金田一温泉の「座敷わらし」の宿、いつになったら再建できるのでしょうか?。

♯この記事を書き込むに当たっては、「時刻表名探偵」(石野哲氏著・昭和54年)、「駅前温泉汽車の旅(Part1,2)」(種村直樹氏著・平成5年)を参照させていただきました。
国鉄・JRから第三セクターになって以降に改称・新設された「温泉駅」や、私鉄その他の「温泉駅」については、折に触れて書き込む機会があったら、とでも思っています‥。
[73231] 2009年 12月 7日(月)23:14:41hmt さん
温泉駅列伝 (1)戦前編
[73216] 伊豆之国 さん
伊豆は 首都圏からの交通が便利な温泉地で、1949年に「いでゆ」と命名された「湘南準急」の時代から、現在の特急「踊り子」に至るまで、鉄道による温泉旅行の目的地になっているのですが、「○○温泉」と名の駅はないのですね。
考えてみれば、伊豆・箱根も、白浜も、別府も、それだけで温泉地のイメージが湧く地名です。
だから、わざわざ「○○温泉」という駅名にして、PRする必要がないのかもしれません。

今回の十番勝負・問一の共通項は「JRの温泉駅がある市」。現在、全国に「温泉」の付く鉄道駅は、全部で61駅。

リストに挙げていただいたJRの 31駅以外に、三セク 16駅・私鉄 12駅・軌道2駅で、合計 61駅。
「海潟温泉」のように、過去帳入りした温泉駅を完全に拾い出すのは困難ですが、とりあえず私が拾い出してみたのが8駅。

現存 61駅にこれを加えた 69駅について、温泉駅が出現した年代を調べてみたところ、最も古いのは、
大正時代に開業した大滝温泉・川棚温泉の2駅
大滝温泉は「秋田鉄道」、川棚温泉は「長州鉄道」という私鉄によって開業
ということです。

本州の西端、響灘の海岸に開業した長州鉄道は、1925年に鉄道省に買収されて、小串線を経て 1933年に全通した山陰本線の一部になりました。最初の温泉駅(1914)である川棚温泉は、省線における「○○温泉」駅の第1号でもあります。

1915年開業、1934年買収(花輪線)の秋田鉄道大滝温泉と共に、戦時中の遊楽禁止政策(下記)の波をくぐり抜けて、1914年以来の温泉駅の名を今に伝えています。

過去の記録から、大正時代に生まれた温泉駅をもう一つ探してきました。それは宮崎と内海とを結ぶ宮崎鉄道に、大正12年(1923)に開業した「青島温泉」駅です。大戦少し前の 1939年に 子供の国駅 に改称。失なわれた温泉駅の第1号?
この路線、戦後の1950年に、鉄道には珍しい 蓄電池動力車 が導入されました。1954年に乗車した経験があります。
その後、土砂崩れに見舞われた箇所もあり、1962年に至り全路線が廃止されました。ルートの大部分を引き継いだ 国鉄日南線(1963年開業)には、青島温泉駅の後継とも言える 子供の国駅が現存します。

4番目は、大正も最後の 1926年に開通した 東京横浜電鉄の「綱島温泉」駅。
農業用水に井戸を掘って出たのが色のついた水。分析したらラジウムエマナチオン(ラドン222)含有とのこと。
キューリー夫人のラジウム発見が話題になっていた頃で、交通の便利なラジウム温泉ということで客を引こうとした駅名です。
事実、昭和になってから賑わったようですが、戦争の時代になると遊楽禁止政策で、駅名も綱島に改称(1944)。
温泉駅名は戦後も復活しませんでしたが、私は1960年代後半に綱島付近に住み、浴場に入りに行った経験があります。

東横線に続いて開業した小田急も、鶴巻から「鶴巻温泉」に改称(1930)しました。こちらは塩化カルシウム泉。この駅も1944年には鶴巻に逆戻りさせられましたが、あきらめずに、1958年に再度の鶴巻温泉に改称。

東京からの私鉄沿線で、もっと有名な温泉駅は「鬼怒川温泉」です。
鬼怒川西岸・滝温泉は18世紀から知られていたとのことですが、小田急の利光鶴松[34571]が推進した電源開発の影響で水位が下がり、川の中から新しい源泉が発見されました。
発電所建設用資材運搬のトロッコ的な線路から出発した鉄道は、温泉旅館への客を運ぶことになりました。
昭和になったばかりの 1927年、まだ 762mm軌間だった下野電気鉄道の大滝駅が 「鬼怒川温泉」駅に改称されます。
鬼怒川温泉という名は、この時に西岸の滝温泉と東岸の藤原温泉との総称として生まれたのではないかと思われます。
2年後(1929)には東武日光線が開通して浅草と直結することになったこの鉄道が 1067 mmへの改軌を経て 東武鉄道に合併するのは 1943年。

戦前の温泉駅としては、飯坂電車(現在の福島交通)「飯坂温泉」駅(1927開業)、神戸有馬電気鉄道(現在の神戸電鉄)「有馬温泉」駅(1929改称)、上田温泉電軌(現在の上田交通)「別所温泉」駅(1930改称)も現存します。

飯山鉄道の「野沢温泉」駅(1934改称)は、戦時買収(1944飯山線)に際して、「上境」に戻りました。現在は隣の戸狩駅が「戸狩野沢温泉」を名乗っています。

1935年に佐賀県の山本-伊万里間が開業した北九州鉄道には 「佐里温泉」という駅ができ、これが 松浦温泉と改称しました。
これも国鉄に買収された際(1937筑肥線)に、佐里になっています。

富士山麓電気鉄道(現在の富士急行)「葭池温泉前」は、1939年に 尾垂鉱泉前から改称。そういえば、鉱泉という言葉もありますが、「○○鉱泉」駅は珍しい。
[73239] 2009年 12月 8日(火)23:33:10【1】hmt さん
温泉駅列伝 (2)戦後編
[73231]に続いて、ほぼ時代順に温泉駅を追います。

1949年5月11日、山陰本線の「湯町」が「玉造温泉」に改称されました。

戦争をはさんで、(1920/5/15)鉄道省→(1943/11/1)運輸通信省→(1945/5/19)運輸省→(1949/6/1)日本国有鉄道と組織は変りますが、日本国有鉄道発足直前に改称されたこの「玉造温泉」が、29年間の省線時代に、私鉄から引き継いだ2駅に加えられた唯一の温泉駅なのでした。

戦後に遊楽禁止が解けて、玉造温泉に続いて湯田温泉(1961)、加賀温泉(1970)、海潟温泉(1972)、芦原温泉(1972)、武雄温泉(1975)、あつみ温泉(1977)、和倉温泉(1980)、天塩川温泉[仮](1981)と増えてゆくのですが、まだまだスローペースでした。

温泉駅が一挙に増えるのは、国鉄改革に伴なう第三セクター鉄道とJR6社の誕生です。

その第1号は、第1次廃止対象特定地方交通線である神岡線が、1984年に三セク(神岡鉄道)に転換すると同時に誕生した「奥飛騨温泉口」駅(神岡駅を改称)でした。この駅は、2006年12月1日に路線と共に廃止され、現存しません。

次いで1986年には、長良川鉄道「湯の洞温泉口」(美濃立花を改称)、三セク新線・野岩鉄道「川治温泉」と「湯西川温泉」。
翌1987年には、野岩鉄道・東武鉄道経由で東京への一貫ルートが形成れた会津線が三セクの会津鉄道に転換し、「芦ノ牧温泉」「芦ノ牧温泉南」「湯野上温泉」が改称により生まれました。
このルートは 2006年になると野岩鉄道に更に2つの温泉駅(上三依塩原温泉口と中三依温泉)が改称に生まれているので、会津鉄道3駅、野岩鉄道4駅、東武鉄道鬼怒川温泉を合わせて8駅という 温泉駅最多ルート になりました。

三セク誕生と並行して、東北本線では 「浅虫温泉」(1986)、「金田一温泉」(1987/2/1)への改称がありました。後者は 2002年新幹線八戸延伸に伴ない、三セクのIGRいわて銀河鉄道に移行したので、現在の二戸市は十番勝負の条件を満たしていません。
そして、1987/3/1飯山線における「戸狩野沢温泉」への改称が、「国鉄時代最後の温泉駅」誕生になりました。

その1ヶ月後、昭和62年(1987)4月1日に 国鉄分割民営化による JR6社の時代を迎えます。

[73216] 伊豆之国 さんのリストでは、S63.3の「川湯温泉」と、平成になってからの18駅が民営化された6社による温泉駅です。6社と書きましたが、北海道2駅、東海1駅、西日本2駅、九州2駅に対して、東日本が12駅と圧倒的で、四国は0駅。 JR東日本は、殊の外に温泉駅がお好きと見受けました。
陸羽東線の宮城県大崎市(もと鳴子町)を見ると、川渡温泉・鳴子御殿湯・鳴子温泉・中山平温泉と連続した後、県境を越え山形県最上町に入ると2駅目に赤倉温泉、同じ最上町内に更に瀬見温泉という具合。前記会津鬼怒川間3社に次ぐ温泉駅ルートです。

時代を少し戻して、「加賀温泉」駅。
近くに温泉もなかった北陸本線の小駅「作見」が、動橋駅と大聖寺駅との特急停車争奪戦の解決策である「ハブ駅」として特急停車駅になり、「加賀温泉」駅と改称されたのが国鉄時代の1970年でした。
その直前の時刻表を見ると、周遊指定地「加賀温泉郷」として、北陸鉄道の路線が、大聖寺駅から山中へ、新動橋駅から山代経由河南へと存在しました(他にバス路線)。1965年以前には、動橋から片山津へ、そして粟津温泉駅への路線もあったようです。
特急の停まるハブ駅の出現によって温泉の客は加賀温泉駅に集まる旅館の送迎バスに移行し、ローカル鉄道路線は、その存在意義を失うことになったのでしょう。

戦後の私鉄温泉駅は、近鉄の榊原温泉口(1965)と湯の山温泉(1970)、一畑電気鉄道の松江温泉(1970)→松江しんじ湖温泉(2002)、富山地方鉄道の宇奈月温泉(1971)、大井川鐵道の接岨峡温泉(1990)と川根温泉笹間渡(2003)。
軌道は函館市電の湯の川温泉(年代?)と伊予鉄道市内線の道後温泉(1960)。

三セクの温泉駅は1990年以降も増え続け、この年に宮津線が転換した北近畿タンゴ鉄道で木津温泉への改称。
1993年は、先ず平成筑豊鉄道田川線に「柿下温泉口」が3月開業。

同年8月には、前年に当時 日本一長い駅名 を作って評判になった南阿蘇鉄道が、2匹目の泥鰌をねらって阿蘇下田に城郭風で温泉施設を併設した新駅舎を完成させ、「阿蘇下田城ふれあい温泉」と改称しました。

1994年は、三セク新線として開業した智頭急行の「あわくら温泉」。2002年長良川鉄道の新駅「みなみ子宝温泉」。
2004年、九州新幹線開業で鹿児島本線の一部が肥薩おれんじ鉄道に移管され、日奈久の改称で「日奈久温泉」。
最も新しい温泉駅は、今年(2009)の4月の改名により誕生した「人吉温泉」(くま川鉄道)です。 JR九州肥薩線は人吉のままで、1989年に三セクに転換した湯前線の駅だけの改称です。

最後に、過去帳入りした温泉駅をまとめておきます。
前報に記した戦前には、青島温泉、綱島温泉、野沢温泉、佐里温泉(松浦温泉)の4駅がありました。(復活した鶴巻温泉を含まず。)

戦後は、現在の有馬口が有馬温泉口だった時代があり(1951~1954)、江若鉄道には、雄琴から改称した 雄琴温泉 がありました。江若鉄道が 1969年に廃止になった後にご承知のように国鉄湖西線ができたわけですが、こちらの雄琴は 2008年に「おごと温泉」に改称し、歴史を繰り返した形です。
これに大隅線海潟温泉[73216]と、前記のように三セク転換後に廃止された奥飛騨温泉口を加えて戦後4駅で、戦前分と合わせて8駅となります。

【本題の温泉駅からは離れますが、本文を追記したついでに、リンク記事にない長い駅名情報】

2001/7/27開業の 舞浜リゾートラインディズニーリゾートライン線 には、「東京ディズニーランド・ステーション」と「リゾートゲートウェイ・ステーション」があり、この2つが 長い駅名日本一 になっていると思われます。

外国の駅名では、 ウェールズの 「Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch」 [15585] kenさん が駅名になっていますから、おそらくこれが最長。読み方は [19115]をご覧ください。
[73249] 2009年 12月 9日(水)23:40:22【1】伊豆之国 さん
いい湯だな~第二十五回十番勝負「問一」徹底検証(番外編)
[73231][73239]hmtさん

前回の書き込み[73216]の最後に
国鉄・JRから第三セクターになって以降に改称・新設された「温泉駅」や、私鉄その他の「温泉駅」については、折に触れて書き込む機会があったら、とでも思っています
と書き込んでいたのですが、大先輩の方が早速フォローしてくれたおかげで、書き込む手間が省けました(笑)‥。

ところで、
過去帳入りした温泉駅
ですが、hmtさんが調べ上げた8駅のほかに、私が知るところにおいては次のような駅がありました。
・花巻温泉・志戸平(しどだいら)温泉・大沢温泉・高倉山温泉・鉛温泉・西鉛温泉(花巻電鉄・岩手県花巻市。昭和47年全廃)‥いわゆる「軽便」で、車体の幅が極端に狭い「馬面電車」として親しまれていました(HP)。‥菊池雄星くん([71948])の世代の人は、昔こんな電車があったことをまず知らないでしょうね~。
・浅間温泉(松本電鉄浅間線、長野県松本市。昭和39年廃止‥HP)→[73152]Issieさん
・守実(もりざね)温泉(大分交通耶馬溪線、大分県中津市旧山国町。昭和46年廃止、全廃は50年‥HP
・平島温泉(山鹿温泉鉄道、熊本県植木町。災害により、昭和35年より運休、正式廃止は40年)
・温泉前(一畑電鉄広瀬線、島根県安来市。昭和35年廃止)‥「鷺の湯温泉」の最寄。現在、近くに足立美術館があります。
・秋保温泉(秋保電鉄、仙台市太白区。昭和36年廃止‥HP
・雪沢温泉(同和鉱業(小坂精錬)小坂鉄道、秋田県大館市。昭和46年「雪沢鉱泉」から改称、平成6年旅客営業停止。昨年3月に貨物列車も全面運休となり、今年4月に正式廃止)‥小坂鉱山のことは、昨年のオフ会でも‥。

そして、「超大物」、草津温泉(草軽電鉄、群馬県草津町、昭和37年廃止)→アーカイブス

現役の温泉駅に戻りますが、「1市特定条件」。「JRの温泉駅が複数ある市」=大崎市。
現在、私鉄等を含め「温泉」の付く駅が最も多い市は、日光市で5駅。過去には、前記の花巻市の6駅が最多記録であったと思われます。

【1】草津温泉についてアーカイブスへのリンクを追記
[73256] 2009年 12月 10日(木)18:19:53有明つばめ さん
○○温泉駅
お久しぶりです。

[73231][73239]hmtさん
[73249]伊豆之国さん

過去帳入りした温泉駅

既出ではないようなので、九州からは高千穂鉄道・日之影温泉駅を挙げておきます。
高千穂鉄道は1988年にJR高千穂線が3セク化されて誕生した鉄道ですが、日ノ影駅が日之影温泉駅に改称されたのはその7年後、1995年のことでした。
2005年に台風災害により休止となった後、2008年に正式に廃止されました。

なお、日之影温泉駅は駅と温泉が合体した施設でしたが、駅は廃止されたものの、温泉施設の方は復活しているようです。日之影町ホームページ
[73260] 2009年 12月 10日(木)23:12:02伊豆之国 さん
いい湯だな~第二十五回十番勝負「問一」徹底検証(番外編・続き)
前回[73249]で取り上げた「過去帳入りした温泉駅」の続きです。

・辰口温泉(北陸鉄道能美線・石川県能美市、昭和55年廃止)、手取温泉(北陸鉄道金名線・石川県白山市、昭和59年運休・62年正式廃止→[68857])‥ゴジラ松井の記事を見て思い出しました。オーナーさんのお膝元を忘れていたとは(笑)‥。(HP
・湯野浜温泉(庄内交通・山形県鶴岡市、昭和50年廃止)‥この線を走っていた車両が旧・善宝寺駅に保存され、鉄道記念館として公開されていましたが、現在は閉館になり、車両の荒廃も進んでいるようです。私は7年前にこの湯野浜温泉に宿泊しているのですが、既に記念館は閉鎖されており、車両もかなり荒廃しているように思えました。
・政和温泉(国鉄→JR深名線・北海道幌加内町、平成2年廃止。路線の廃止は7年)‥国鉄時代は「仮乗降場」でした。駅前にあった一軒宿の旅館があって、駅名はこれに由来するものでしたが、旅館は昭和末期に廃業し、利用客が皆無となったため、駅も冬季休業の後、路線が廃止になる前に消えています。現在はその「政和温泉」の後身とも言える日帰り温泉施設が「道の駅」の中にできているようです。
・善光寺温泉(善光寺白馬電鉄・長野県長野市、昭和19年事実上の廃止)‥「大風呂敷」を広げたものの、結局わずか数年で消えてしまった「幻の鉄道」。歴史にifは禁物ですが、もしこの鉄道が当初の計画通り白馬まで通じていたら、長野五輪での白馬ジャンプ場へのバスの大量の「積み残し」騒動は起きなかったと思うと、さぞかし無念に思った関係者もいたかも(涙)‥。現在も会社は存続しており、運送業者として営業を続けているとのこと。「善光寺温泉」にあった旅館も既に廃業し、跡形もないようです。

[73256]有明つばめさん
高千穂鉄道・日之影温泉駅
こちらもすっかり忘れていました‥。情報提供ありがとうございました。

♯北海道の廃線・廃止駅リストを見ていたら、こちらが‥。


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