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okiさんの記事が10件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[77817]2011年3月20日
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[77814]2011年3月19日
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[77810]2011年3月19日
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[77798]2011年3月15日
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[77671]2011年2月15日
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[77613]2011年2月7日
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[77607]2011年2月6日
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[77598]2011年2月5日
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[77589]2011年2月4日
oki
[77579]2011年2月2日
oki

[77817] 2011年 3月 20日(日)01:36:54【1】oki さん
福島第一原発の事故について
[77814]の書き込みに関する、補足的な事柄を書いておきます。

福島第一原発で起こっている事象はスリーマイル島事故を上回っており、最悪の場合、チェルノブイリ級の大規模な放射能災害をもたらすのではないか、と私は考えています。
現在は、その最悪事態を回避するため、東電やその関係企業、自衛隊、警察、消防の方々が、放射線被曝の危険を冒しながら原子炉を冷却するためのさまざまな作業に挑んでいるわけで、本当に頭の下がる思いでいます。
ただ、このような作業は、それがどのような効果を与えているのか、慎重に測定しながら行うのが普通だと思います。その効果を測る1つの要素が、[77814]で言及した資料です。
本来であればこのデータは、東電なり原子力安全・保安院なりが、もっと分かりやすい形で画像化して国民およびメディアに示すべきです。また、このデータも参考にしながら、放水などの対策が原子炉の状況にどのような影響を与えているのかも、国民に対しもっと分かりやすく説明するべきだと思います。
ところが、理由は分からないのですが、東電も原子力安全・保安院も、利用が難しい形でデータをネット上に投げ出しているだけで(そうとしか言いようがない)、それを有効に活用する気がないようです。第一原発構内における継続的な放射線量測定値というきわめて重要なデータがあるにも関わらず、官房長官の記者会見などでそれに触れようともしないのは理解に苦しみます。マスコミも、このデータを知っていると思われますが、論説などで説明も加えないのは本当に不思議なことです。

現在首都圏では、小売店の店頭からストック可能なあらゆる商品(米、パン、カップ麺、トイレットペーパー、生理用品などなど)が消えています。心ない人たちの買いだめが原因ですが、そのような行動に走る大きな要因として、原発事故に関する政府や東電の非常に不透明な対応があると思います。
私がこのデータを公開したいのは、上記のような状況下では、東北、関東の住民は原発事故に関して自己責任で対応せざるを得ず、その判断材料として提供したいと考えるからです。
実際のところ、このまま事態が収束しなければ、私の小学生の子供二人は、出来るだけ早い段階で徳島に帰すつもりです。万が一、チェルノブイリ級の事故に発展した場合、首都圏から西に向かってパニック的な人の移動が生じることは確実で、子供をそれに巻き込むのは避けたいと思っているからです。

今回の大震災では、原発の事故が同時に起こってしまったため、本来、震災被災者の救助や救援に集中すべきであるにもかかわらず、原発事故への対応にも相当な人的資源を振り向けなければならない状況に陥っています。
原発の周辺地域では、地震・津波の被災に加えて、住み慣れた場所から避難しなくてはならず、二重・三重の苦しみに苛まれてるわけで、まことに言葉もありません。
また、私の故郷である徳島阿南市の漁師町も、南海地震とチリ津波で被害を受けています。阿南市以南にある多くの海辺の漁業集落も同様です。今回の津波で大きな被害を受けた三陸地域は、徳島県南部と同じような地形で、リアス式海岸のあちこちに、小さな漁業集落が数多くあります。マスコミで取り上げられているのは大船渡や陸前高田などの比較的大きな街で、もちろんその惨状には言葉もありませんが、地元の人しか知らないような小さな集落がどうなっているのか、救助の手は届いているのか、非常に気になっているところです。

とにかく、大震災で被害を受けた人たちを助ける前提として、原発事故を収束させる必要があります。しかし、福島第一原発の状況がどうなっているのか、政府の発表だけではよく分からないのです。それについて、自分で判断するためのデータとして、[77814]で言及した資料を公開したいと思った次第です。

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以上のように考えたのですが、グリグリさんもEMMさんも、落書き帳としての公開には否定的なようです。であれば、これ以上ご迷惑をお掛けしたくないので、公開は諦めます。
どうも、自分で思うほど重要なデータではないような気もしてきました。私がテレビを見ないために知らないだけで、皆さんはご存じなのかもしれません。そうであれば、まことにご迷惑をお掛けしました。
[77814] 2011年 3月 19日(土)22:36:27oki さん
福島第一原発線量率データ
[77812] オーナー グリグリ 様
グラフ化ということは画像ですか、エクセルですか。いずれにしても送ってください。掲載を検討します。
先ほど、メールでデータをお送りしておきました。データはエクセルのグラフで、元になる生データも含んでいます。

データそのものは、以下のサイトから誰でもDL出来るものです。
原子力安全・保安院 http://www.nisa.meti.go.jp/index.html
東京電力 http://www.tepco.co.jp/nu/monitoring/index-j.html

福島第一原発構内の放射線量を継続的に測定したデータで、興味を持つ人は非常に多いはずです。お送りしたファイルでは、3/15 0:00~3/19 19:00の期間について整理しています(データが公開される度に更新)。数値の単位は、メディアで盛んに取り上げられている毎時マイクロシーベルト(μSv/h)です。
ところが、どちらも提供形態がコピー不可のPDFで、分かりやすい説明も無いことから、このデータを使った画像データがほとんど示されていません。
知っている限りでは、今日の朝日新聞朝刊2面(東京版)に、このデータを使ったと思われるグラフが載っていましたが、非常に小さなグラフで、よく分からなかったと思います。また、こちらでは同じ資料を公開していますが、私がつくった資料の方が、最新データまで掲載しています(今後も、データが公表される度に更新するつもりです)。
このデータに関しては、メディアでも断片的に紹介されているのですが、分かりやすい画像の形では、上記の朝日記事以外見あたりません。

整理したデータを見る限り、今日の午前11時頃から19時まで、ほぼ一貫して線量率が下がっており、放水の効果が出ているのかもしれません。本来、公開データなのですから、これを見て放水等の効果を云々するべきだと思うのですが、政府の発表やメディアの論説はそういう形になっていません。
実は、あるサイトに継続的に投稿しているのですが、まったく反応がないので、ここで公開していただければと思った次第です。

[77813] EMM さん
既存の数値データをグラフ化したもの、である訳ですが、例えそういうものでもデータを提示すると、提示してあるところに直接「そのグラフの示す意味」に関する問い合わせがかなりの数来るのではないか、と考えます。
放射線科学や物理学、あるいは医学的な観点で解説のできる方にデータを託して、その方にデータを公開してもらうのが良いのではないでしょうか。

ご懸念は分かります。が、上記のように、「放射線科学や物理学、あるいは医学的な観点で解説のできる方」が関係しているサイトに投稿を続けているのですが、反応がない状態です。一般的に公開されたデータであるにもかかわらず、有効な活用がなされていないようなので、ここで公開してもらえればと思ったわけです。
「そのグラフの示す意味」については、答える意思も、能力もないことを、ここで明言しておきます。その上で来る質問に関しては、無視します。

ということで、公開を検討していただければ幸いです。
[77810] 2011年 3月 19日(土)13:28:28oki さん
計画停電エリア
[77807] Issie さん
その点,Yahoo!の地図は大幅な前進です。ただ惜しむらくは,それが「町・大字」レベルにとどまっていること。たとえば,我が家は目の前の道をはさんで向こう側は同じ“町”でも「違う“丁目”です。そして我が家の属する丁目と道向こうの丁目ではグループが違うらしい。残念なことに,町・大字レベルまでしか示さないYahoo!地図では,一番肝心な“そこ”がわからないのですね。

丁目レベルの地図はここにあります。
ただし、東電の出している元データを見ても、同じ丁目で別のグループに属している丁目が多々あるので、結局、自分の住所がどのグループに属しているか分からない場合が少なくないと思います。
また、東電のデータはかなり混乱しており、同じ丁目で同じグループのデータが複数ある状況です。


ところで、東電及び原子力保安・安全院のデータを用いて、3/15~19における東電福島第一原発構内の線量率データをグラフ化しているのですが、どこかで表示してくれるサイトはないでしょうか。グリグリさんにメールでお送りすれば、この掲示板から見られるようになるでしょうか?
[77798] 2011年 3月 15日(火)19:19:31oki さん
大震災について
江戸川区では、これまでにない大きな揺れは経験しましたが、とりあえず生活に大きな影響はありません。
しかし、大地震の後、世界が変わってしまったという感覚があり、不要不急の仕事などどうでもいいという気がしています。被害にあわれた方々に対し、何もできないことが非常にもどかしいです。

オーナー グリグリさんへ
以下のサイトに、今回の震災に関する地図情報が集まっているので、よろしければBIGLOBEのサイトに追加しておいてください。
東北関東大震災関係地図情報

また、東京電力の計画停電について、ここに説明があるので、関東地方居住の方は見ておいた方がよいと思います。

周辺では、スーパーや小売店の棚から、米やカップ麺などの保存できる食品、トイレットペーパー、電池などが消えています。ガソリンも供給が滞りつつあるようです。被災地とはレベルが違いますが、首都圏でも影響が及びつつあります。

東電福島第一原発の状況も非常に心配です。政府や東電の発表はあまり信用できないので、東日本に住んでいる方は、ここの実況サイトをチェックしておいた方がいいと思います。
[77671] 2011年 2月 15日(火)02:23:48oki さん
駅に遠い市役所 拡大版
[77635] Issie さん
[77632] ソーナンス さんのリストには,たとえば 南さつま市 がありません。市内に(現在)鉄道の駅のない市は初めから省いているものと思われます。

[77637] 2011 年 2 月 12 日 (土) 14:24:57 ソーナンス さん
その通りです。市内に駅の有る市に限定しています。
なので線路は有っても駅のないかすみがうら市などは、十番勝負風にいえば“該当しない市”ということです。

せっかく話題が盛り上がっているので、市内における駅の有無に関係なく、「駅から遠い市役所」を調べてみました。結果、市役所が駅から一番遠いのは石垣市で、沖縄モノレール赤嶺駅まで408キロメートルであることが判明しました。
という冗談は置いておいて、離島ではない、地続きの地に鉄道が走っている市で、市役所から鉄道駅までの距離が10キロを超えるところを以下に示します(淡路島のような、架橋隣接の地域は除きます)。

順位市名駅名距離(キロ)
1名護市沖縄モノレール儀保駅48.1
2珠洲市のと鉄道穴水駅39.1
3紋別市JR北海道遠軽駅35.5
4鹿屋市JR九州宮ヶ浜駅24.8
5西海市JR九州南風崎駅22.6
6国東市JR九州杵築駅22.4
7土佐清水市土佐くろしお鉄道具同駅22.3
8うるま市沖縄モノレール儀保駅22.0
9室戸市土佐くろしお鉄道奈半利駅19.5
10輪島市のと鉄道穴水駅18.0
11垂水市鹿児島市電郡元駅16.4
12南さつま市JR九州枕崎駅16.2
13沖縄市沖縄モノレール儀保駅14.9
14御前崎市JR東海菊川駅14.2
15南島原市島原鉄道島原外港駅13.8
16山鹿市JR九州木葉駅12.7
17菊池市熊本電鉄御代志駅12.0
18伊佐市JR九州真幸駅11.1
19牧之原市JR東海六合駅10.9
20山県市樽見鉄道本巣駅10.3
21西都市JR九州日向新富駅10.3

[77635] でIssie さん が指摘された
現在の市役所の近くにむかし鉄道の駅があったけど,現在は市域内に駅がない市
がとても多いですね。地理的には、半島や山間盆地に位置する市。交通不便な地にやっとの思いで鉄道を引き込んだのに、赤字だからと言って廃止されてしまい、それが人口減に拍車をかけている、といったイメージでしょうか。
なお、鹿屋市役所に一番近い宮ヶ浜駅は指宿枕崎線の駅で、鹿児島湾口を挟んだ対岸にあり、鹿屋市民が利用するとは思えませんが、単なる計算上の数値ということでご勘弁を。ま、大隅半島側でもっとも近い志布志駅でも、市民の利用はほとんどないと思いますが。

距離の算定は、市役所および駅の経緯度をもとに行いました。市役所経緯度の基礎データは国土地理院の「都道府県市区町村の東西南北端点の経度緯度」(今回十番勝負問四、問九で使われたデータです)、鉄道駅の方は国土交通省の「国土数値情報 鉄道データ」所収の数値で、各駅のホーム中間点の経緯度です。距離計算には統計解析ソフト「」を使っており、世界測地系上の大圏距離を求めています。
十番勝負に関連して グリグリさんが触れられているように[77508]、地理院の端点データは秒の小数点以下が四捨五入されているため10m単位の誤差が出るはずで、表の数値も100m単位で示しています。

ついでに、駅に近い市では、今までに出ていた市のほか、吹田市(阪急吹田駅)、葛城市新庄庁舎(近鉄新庄駅)、上越市(信越線春日山駅)、下田市(伊豆急下田駅)、尾張旭市(名鉄尾張旭駅)などがあります。
また、[77651] futsunoおじ さんで「大阪市役所-淀屋橋駅 160m」とありますが、京阪中之島線の大江橋駅の方が近いような気がするのですが。
[77613] 2011年 2月 7日(月)22:02:40oki さん
役所前の駅
ところで駅に一番近い市役所・町村役場・特別区の区役所(本庁舎、またはメインの役場所在地)ってどこなんでしょう?

私が知る限りでもっとも役所に近いのは、その名も「板橋区役所前」駅。都営三田線の駅出口が板橋区役所に直結しています。
また、都営大江戸線「春日」駅も、文京区役所に直結する出口を持っています。この距離になると、どちらが近いかは定義によっても異なるでしょうが(駅と役所の中心点間の距離か、もっとも近接する部分間の距離か、など)、文京区役所の方に若干分がある、かな?

この種のものは、鉄道駅の多い大都市の方が有利でしょうね。
[77607] 2011年 2月 6日(日)15:29:03oki さん
電子国土基本図(は使えない)
今日は、休日だというのに朝からお仕事。少し飽きてきたので、軽く書き込みを。

[77603] hmt さん
国土地理院の発表 によると、2月1日から、「電子国土基本図(地図情報)」が正式公開の運びになったとのことです。

「電子国土」や「基盤地図情報」は、提供された当初から興味を持って見てきましたが、現時点での評価は「使えない」の一言です。

「電子国土」の利用法には、「基盤地図情報」をGISのデータとして使用する場合と、「電子国土ポータル」を「紙の1/25000地形図」の代替となる閲覧可能地図として利用する場合の二つが考えられます。
まずデータとしての「基盤地図情報」ですが、その大半はGISデータとしては使えません。大きな理由は、そのフォーマットと仕様にあります。「基盤地図情報」のファイルフォーマットは「JPGIS」と呼ばれるXMLファイルですが、極端に冗長な構成を取っており、ファイルサイズが巨大になります。たとえば、地図上の3点を結ぶ線分を示すのに、20行もの記述が必要になります。1つの点(経緯度)を示すのに、次のような5行を費やし、その他ヘッダを入れると3点で20行が必要です。
<jps:column>
<jps:direct>
<jps:coordinate>36.40388495 139.610253106</jps:coordinate>
</jps:direct>
</jps:column>
行政区域、鉄道、道路など、あらゆる地物についてこれをやるのですから、ファイルサイズは馬鹿馬鹿しいほど大きくなります。
しかも、ArcGISやGRASSなど通常のGISソフトは、このフォーマットのファイルを読めません。JPGISファイルを読めるのは国土地理院が提供する「基盤地図情報閲覧コンバートソフト」だけで、このソフトを使ってGISで一般的な「シェープファイル」に変換する必要があります。この変換の過程で、JPGISが持つ属性情報は失われます。つまり、これだけ冗長な構成を取りながら、変換後に得られるのは、ただの経緯度の連なりだけなのです。
さらに、道路に関しては、基盤地図情報が提供するのは「道路縁」の情報で、「道路中心線」ではありません。もちろん、交差点(他の道路との接続)に関する情報もありません。鉄道の方は、線路の本数だけ情報があります。つまり、複線なら2本、複々線の場合は4本の線路に関する情報です。代わりに、線路と駅との関係に関する情報は得られません。
このような状況なので、基盤地図情報のデータを用いて、GISで重要なネットワーク分析を行うことはできません。特定道路の周辺100mに住んでいる人口を求めるようなバッファ分析もできません。
要は、基盤地図情報はただの白地図、つまり白紙の上の線分情報に過ぎないのです。今までの紙の地図上に描かれていた線分に、経緯度情報を与え、経緯度の連なりとして示したもの、それが基盤地図情報です。それ自体としては必要なものでしょうが、少なくとも、私が期待していたような、GISでの分析に利用できるデータではありません。これなら、以前に提供されていた「数値地図(25000および2500)」の方がよほどマシです。

ただ一つ、基盤地図情報で使えるのは「DEM(標高)データ」です。現在、1/25000地図の等高線を元に作成された全国の「10mメッシュDEM」と、航空レーザスキャナ測量で取得された、都市部を中心とした「5mメッシュDEM」があります。私は、「10mメッシュDEM」をすべてDLし、全国の「赤色立体地図」を作成しました。「赤色立体地図」はこういうもので、従来の段彩図に比べ、地形の凹凸が格段に立体的に把握できます。通常はリンク地図のような赤色の地図なのですが、これに彩色し、「彩色立体地図」と名付けました。この「彩色立体地図」をGoogle Earthに貼付け、その上に「ウォッちず」の地形図を被せて全国の地形を観察するのが、現在の私の大きな楽しみなっています。この点については、「基盤地図情報」とそれを提供する国土地理院に感謝しています。

次に、閲覧できる地図としての「電子国土ポータル」ですが、私にとっては、これも従来の「ウォッちず」の方が上です。
一つの問題は、「電子国土ポータル」の地図表示面があまりに狭いこと。「電子国土ポータル」では、地図の表示枠は画面全体の7~8割程度の面積しかありません。そして私の環境では、地図表示枠のうち右側および下側の1/5の範囲がグレーの空白部分になっています。地図が表示されるのは残りの4/5の範囲です。したがって、地図表示面積は画面の半分にも足りません。何度もプラグインをインストールし直していますが、まったく修正されません。ですので、「電子国土ポータル」は使いません(不思議なことに、「オルソ画像」だと表示枠の全体に地図が表示されるのですけどね)。
で、今回「ウォッちず」の「電子国土基本図」を見てみたのですが、重大な難点があります。1/25000地形図では、大字と小字は文字の大きさで判別可能でしたが、「電子国土基本図」では両者とも同じ大きさで、まったく判別できません。これでは非常に困る。
また、「樹木に囲まれた居住地」の記号がなくなっています。「建物」の記号が従来より淡彩で表示されていることもあり、地方(田園地帯)での集落の状況が非常に分かりにくくなった、というのが正直な感想です。
「ウォッちず」では、1/25000地形図は7月末まで閲覧可能と注記していますが、つまり8月以降は閲覧できなくなると言うことでしょう。そうなるととても困ります。今のうちに、国土地理院から「ウォッちず」のすべての地図画像をDLしローカルで使えるようにしようと、本気で考えているところです。
[77598] 2011年 2月 5日(土)01:31:28oki さん
巻き寿司と海苔巻き など
[77590] Issie さん
河童巻きや鉄火巻きのような細巻きと,でんぶや卵焼きを巻いた太巻きとの間の「中間の巻き寿司」ってのがあるのかしら。

ここの海苔屋さんの説明では、海苔巻きには太巻き、中巻き、細巻きの3種があり、その大きさは次のようになるようです。
太巻き : 海苔を1枚或いはそれ以上使用するため、必要な分の海苔を付け足して使用しています。
中巻き : 海苔を1枚そのまま使用しています。
細巻き : 海苔を横半分(店によっては縦半分)に切って使用しています。

30年以上前の徳島には、細巻きや太巻きは存在せず、私が知っていたのは海苔1枚を使う「巻き寿司」だけでした。これは関東の「中巻き」に当たります。ですので、「通常の巻き寿司より太いのを太巻、細いのを細巻」と思いこんだのですね。

[77595] 右左府 さん
私からしてみれば大豆(食べ物)を撒く(そして処分する)なんて罰が当たる!という感覚で、それに比べて落花生は合理的に感じるのですが……。

落花生の元締めであるこちらの協会のサイトでも
雪の多い地域で使う割合が高いのは、雪の中に撒いた豆を拾うのは落花生の方が楽ですし、後で食べることを考えると殻に入った豆の方が衛生的である等の合理的な理由が伴っていると考えられます。
という記述があります。

ここで疑問があります。
大豆を撒く場合、拾って食べるのは外から家の中に向かって投げた豆で、外に撒いた豆は食べません。外の豆は、土(またはアスファルト・雪など)の上に転がっている、と言うこともありますが、そもそも鬼を払うために撒いた豆なので食べる対象ではない、と考えていました。家の中の豆は、「福は内」で入ってきた豆で縁起が良いから食べるのだと思っていたのですが。
落花生節分地域では、鬼を払うために撒いた落花生も、食べる対象にするのでしょうか?

外に落ちている豆は、しばらく放っておけば、季節柄エサ不足に悩んでいる野鳥が飛んで来て片付けてくれるので、別に食べ物を無駄にすることでもないと思うのですが、いかがでしょう。
[77589] 2011年 2月 4日(金)09:41:09oki さん
巻き寿司
[77588] 白桃 さん
節分で「巻きずし」を丸かじりをしたかもしれませんが、覚えてないなぁ~。なんせ50年も前だし、あの頃しょっちゅう「巻きずし」食べてたから・・・。

私も、徳島にいた頃は「巻きずし」を結構食べました。その時代の巻き寿司は、花祭りとか、端午の節句とか、秋祭りとか、学校の遠足などという、ちょっとしたハレの日の食べ物で、しかも店で買うものではなく、自宅でつくるものでした(稲荷ずしと一緒につくることが多かったですね)。目の前でクルクルと巻き上がるのが、とても待ち遠しかった思い出があります。

東京に出てきた頃は、お店に太巻と細巻しか並んでいないのを見て、通常の巻き寿司より太いのを太巻、細いのを細巻と呼ぶのだと思いこんでいました。

節分は、豆を撒く以外は普通の日と同じなので、巻き寿司を食べた記憶はまったくありません。まして恵方巻きなどというものは見たことも聞いたこともない。徳島は文化的には関西圏の一部ですから、恵方巻きは関西圏でも一部の地域で、それも戦後のかなり遅い時期から始まった風習ではないでしょうか。
恵方巻きの概要については、ここにある「食卓の縁起に関する研究」と称する論文が、比較的良くまとまっています。
[77579] 2011年 2月 2日(水)11:51:41oki さん
0.1.1.0.0.0=305
[77576] にまん さん
[77573] ぺとぺと さん

気になったので、「0.1.1.0.0.0」の並びになる町域を抽出したところ、全国で305ヶ所ありました(現在参照しているのは、2010年4月30日付のデータです)。煩雑なので全部は示しませんが、以下のような市に多数存在します。
豊川市(55ヶ所)、山形市(24)、弘前市(21)いわき市(12)、亀岡市(11)、盛岡市(10)。

実際の状況を検証したところ、青森市幸畑、弘前市大清水、金沢市浅野本町、徳島市南二軒屋町では、[77576] でにまん さんが指摘されたように、「町域の一部だけに「丁目」が置かれていて、かつ番地が小字起番の場合」でした。
しかし、横浜市港北区高田西、豊川市西香ノ木町などのように、丁目地域だけが存在し、小字起番の番地地域は存在しないところもあります。該当する市町村は東北、愛知など小字起番地域に多く存在するので、以前は町域の一部だけに丁目が置かれていて現在は全域に丁目が設定されたものの、郵便番号簿の内容が修正されていない、と言うことかもしれません。
ただ、にまん さんが挙げられた4地域については、吉川市保・木売=0.0.0.0.0.0(小字起番でなく丁目もない)、三郷市上口・番匠免=0.0.1.0.0.0(小字起番でないが丁目はある)なので、一体どうなっているのか、と思いますね。
[77488] で88 さん が仰っているように、「私が地元香川県を見た限りでも「一町域」や地番区域については正確ではなく、精査は必要です。」と考えた方が良さそうです。

と言うことなので、[77570] 千本桜 さん 「栗原市築館芋埣の謎」は、郵便番号簿の誤記、と考えるのが妥当だと思います。
ところで、興味を持たれると思いますので、小字まで含めた全国の住所データを一覧できる資料をご紹介したいと思います。「自動車登録関係コード検索システム」という、国土交通省が運用しているサイトなのですが、ここに運輸局ごとの住所ファイルがあり、小字起番地域については、小字までの住所が掲載されています。
PDFファイルなのでデータの加工・分析が難しい、丁目に関する情報がない、ネット地図の小字情報と必ずしも一致しない、といった欠点もありますが、全国レベルで小字を一覧できる資料はあまりないと思われるので、ご覧になられてはいかがでしょうか。


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