都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
雪の字さんの記事が5件見つかりました

… スポンサーリンク …


記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[65768]2008年7月15日
雪の字
[65748]2008年7月13日
雪の字
[65742]2008年7月12日
雪の字
[65607]2008年6月25日
雪の字
[62665]2007年11月25日
雪の字

[65768] 2008年 7月 15日(火)22:10:23雪の字 さん
栄養が足りないと様々なことがおこります
[65761] ペーロケさん
ご指摘いただき、恐れ入ります。
確かに、私の発言は、誤解を与えかねないものでした。

けれど、先の書き込みは、決して「若い方には理解力がない」という意図のものではありません。
落書き帳にいらっしゃる若い方々について、私は、知的な刺激に対して非常に敏感である、と感じています。そのような方々が、「水たまり」という、刺激は強いけれど内容のない言葉に引きずられてしまうこと、それを残念に思ったのです。事実、ウェブ上では、「水たまり」という言葉だけが一人歩きしている場合が屡々見受けられます。
そして、先の北戸さんへの発言については、私の最低限の意図(=「水たまり」という言葉にたいした意味はない)が伝わればよい、それ以上の興味を広げてゆかれるのは北戸さん次第、と考えてのものであった、ということです。
相手に理解力がない、ということではなく、自分の意図を他人に伝えるのは必ずしも容易ではない(少なくとも、私にとっては)、ということを前提にしての発言です。

けれど、本当に問題であったのは、先の書き込みを、多分に狎れ狎れしい口調で書いてしまったことかもしれません。このことが、「上から目線」と捉えられる原因であったかとも思います。
ペーロケさん、北戸さん、お二人のご気分を害してしまったこと、お詫び申し上げます。
先の書き込みは「子供を馬鹿にする」といったものではなく、まして、お二人を軽んじてのものではない、という点は、ご理解頂きたいと思います。

言い訳めいてしまい恐縮ですけれど、自分の発言によって徒に不快な思いをさせるのは私としても本意ではありませんので、敢えて一言申し上げさせていただきました。

[65755] 北戸さん
おっしゃる通り、本栖湖と摩周湖は、いずれも極貧栄養湖に分類されます。
では、何故、同じ地域にあり、同じ水源を持つ富士五湖のうち、本栖湖だけが極貧栄養湖なのでしょう?

プランクトンと透明度の関係については、お気付きの通り、湖でも成立します。バイカル湖での例を[65746]でペーロケさんが書いておられますね。(私が「答えを教えちゃった」と書いたのは、このためです)
ですから、
「極貧栄養湖」の条件は栄養塩類濃度と透明度の二つの条件
と言うよりは、栄養塩類濃度と透明度はワンセットである、と考えた方がよいのではないでしょうか。
[65748] 2008年 7月 13日(日)16:07:36【1】雪の字 さん
バイカル湖と摩周湖と本栖湖の共通点は?
[65746] ペーロケさん
フォローをいただき、ありがとうございます。
正直に言って、そこまでの理解は期待していませんでいた。

と申しますのは、ご存じの通り、この落書き帳は、大変若い方も見ておられます。
そのような若い方々が、「ただの水たまり」と言う、いわば、センセーショナルな表現に接したらどうなるだろうか?表面的なインパクトに引きずられてしまって、それ以上の楽しみを見つける機会を失ってしまうのではないか。だとしたら、それは、とても残念なことではないだろうか……
という思いが、(些かお節介ではありますけれど)先の書き込みの動機でした。
ですから、とりあえず、「水たまり」という言葉自体に意味はないんですよ、と理解して頂ければ、それで十分、程度に考えておりました。

「もう、ペーロケさんは優しいなぁ!答えまで教えちゃって」
……私がイジワルなだけかもしれません。

[65744][65747] 北戸さん
おっしゃる通り、湧き水は透明度が高いというイメージがありますね。

個人的な話題で恐縮ですが、以前、富士山麓に住んでいたことがあります。
近所に何か所もの湧き水がありましたが、それらは皆、非常に澄んでいて、そして冷たかったことが印象に残っています。
なお、付け加えますと、これらの水、とてもおいしいです。

さて、富士山麓と言えば、ご存じの通り、富士五湖と呼ばれる湖沼群がありますね。
この水源が、(勿論、多少の雨水もあるでしょうけれど)富士山によって濾過された湧水であることは、想像に難くないと思います。
では、富士五湖は、すべて透明度の高い、澄み切った湖なのでしょうか?

少し、調べて、そして考えてみてください。
北戸さんの着目には、とても重要な点が潜んでいますよ。
[65742] 2008年 7月 12日(土)16:14:11【1】雪の字 さん
摩周湖は「水たまり」に非ず
[65741] 北戸さん
本気になさるといけないので、一言。
摩周湖が「水たまり」と言うのは、一種の冗談で、法的な定義でも学術的な定義でもありませんよ。

以前、この落書き帳でも取り上げられていますが、この話、出所は朝日新聞の記事です。
[57433]でhmtさんが原文を引用していらっしゃいますが、事実は単に、
流出河川がない摩周湖は、河川の水源としての国土交通省の名義による登記ができない。
というだけのこと。
「水たまり」という言葉は、国土交通省のお役人が定義したのものではなく、朝日新聞記者が書いた言葉のアヤに過ぎません。
多分、この文章を書いた記者は、人目を引く記事にするために、インパクトのある言葉を選んだのでしょうね。

実際には、湖でも沼でもないものを指すためには、「池」という便利な言葉がありますよね。
[65607] 2008年 6月 25日(水)01:37:44雪の字 さん
連区?
ご無沙汰しております、雪の字です。

[65596] EMMさん
通学区域の呼び方、興味深く拝見しています。

「連区」という言葉は、少なくとも名古屋市内では死語です。
これは国民学校以前の制度に基づいた名称で、使われていたとしても、戦後しばらくの間ではないでしょうか。
実際には、日常の会話でも、公刊物でも、「学区」が使われています。
引用先の物件も、名古屋市内ではなく一宮市のものですね。一宮市では、何らかの理由で、連区という言葉が現在まで残ったのでしょうか。

なお、「校下」は、岐阜市でも使われています。市の公刊物でも使用されていましたので、ある程度「公式」の名称と思います。

ご参考までに。
[62665] 2007年 11月 25日(日)19:42:31【1】雪の字 さん
樺太と都道府県と「JR北海」
[62394][62539] hmtさん
ありがとうございます。
夏目漱石のエピソードと、そこから見えてくる東京の姿も、大変興味深く拝見いたしました。

「都費府県」について、樺太庁をカウントされなかったのは、無理からぬことと思います。仰る通り、戦前の樺太は内地ではありませんでしたし、自治体でもありませんでしたから。
ただ、蛇足である上に、想像に過ぎないことなのですけれど、いわゆる内地編入以前の樺太庁を「庁府県」に含めている例も、どこかに存在しているのではないでしょうか。
[62501]で北の住人さんが指摘された「地方行政協議会令」と「地方総監府官制」は、残念ながら、いずれも内地編入後の法令ですけれど、これらの他にも、大正7年の「共通法」(法律第39号)の様に、樺太を内地扱いとする法令が存在していますから。
勿論、この様な例をもって「樺太は内地である」とするのは無理であると思います。何よりも、当時の行政自体がそれを否定しています。
内外地行政の一元化を図る為昭和十八年四月一日より樺太は内地行政に編入せらるることと為りたる…
(「樺太内地編入ニ伴フ行政財政措置要綱ヲ定ム」国立公文書館蔵。請求番号:本館-2A-012-00・類02719100。)
やはり、樺太が内地となったのは、「樺太に施行すべき法令に関する法律」(明治40年法律第25号)が廃止された昭和18年以降とするべきであろう、と思います。

なお、私のサイトで「地方行政協議会令」「地方総監府官制」による地方区分を地図にしております。
日本広域行政区分地図
宣伝めいてしまい恐縮ですけれど、話題の一助となりましたら幸いです。

では、樺太はいつまで内地であったのでしょうか。
まだ満足に調べられたとは言えない状態ですけれど、これまでにいくつか気づいたことをご紹介してみたいと思います。
なお、ここで述べたのはあくまでも日本国内での法的な扱いであって、いわゆるGHQやソ連側の動きについては言及していません。

まず、昭和21年1月21日の閣議決定「外地(含樺太)官庁職員等の措置に関する件」で、樺太は外地扱いとなります。
続いて、同月31日の「内務省官制中改正等の件」(勅令第55号)で、内務省から樺太庁長官の名前が消え、樺太という地域は外務省の管轄へと移されます。
日本法令索引で探し当てられませんでしたので、樺太に関係する部分を抜粋します。
(第一条)
内務省官制中左の通改正す
第一条第一項中の「、樺太庁長官」を削る
(付則)
従前内務大臣の所管に属したる樺太、朝鮮及台湾に関する事務並に東洋拓殖株式会社及台湾拓殖株式会社に関する事務は当分の内外務大臣之を管理す
さらに、
国の行政機関の組織は、この法律でこれを定めるものとする
としている昭和23年の「国家行政組織法」(法律第120号)には、樺太庁についての言及はありません。
そして、昭和24年の「外務省設置法」(法律第135号)には、樺太が外務省の管轄下に入ったことが記されています。
その後、昭和27年の「日本国との平和条約」によって樺太が失なわれたことは、[62559]でIssieさんが仰っている通りです。

「樺太は『都費府県市区町村』、或いは『都道府県市区町村』のどこに含まれるの?」と言う問いの答えは、「樺太は含まれない」となりそうです。

けれど、もしも樺太が「都道府県市区町村」に含まれていたなら、どう呼ばれていたでしょうか。
[62392]にも書いた通り、あれこれ頭を捻ってみても、どうも座りの良い呼び方を思い付くことができません。

ただ、そうなっていれば、JRグループの一つは「JR北海」になっていたかもしれませんね。
そして「敷香行き特急寝台列車」の車内には「今日も、JR北海をご利用くださいまして、ありがとうございます…」という放送が流れていたのではないでしょうか。カーブや勾配の多い樺太では、「走行中やむを得ず」列車が揺れることもさぞ多かったことでしょう。そうなると表定速度は… と「鉄分」の少ない私ですけれど、つい、想像(妄想?)をふくらませてしまうのです。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示