都道府県市区町村
落書き帳

トップ > 落書き帳 >

メンバー紹介

>
MasAkaさんの記事が10件見つかりました

… スポンサーリンク …



[92042] 2016年 12月 5日(月)02:14:07MasAka さん
自治体越えの地名
本日の留萌本線留萌~増毛間廃線のニュースから増毛町の地図を見て気が付いたのですが、増毛町とそれに隣接する石狩市にまたがる自治体越えの地名があるのを見つけました。コレクション未収録のようですので情報提供しておきます。

雄冬(おふゆ):石狩市浜益区雄冬/増毛郡増毛町雄冬

調べてみると、陸続きなのに1990年代前半まで航路があったほど道路状況が劣悪な陸の孤島だったそうで……。

あと、同コレクション中、北海道の上から2番目の「神楽」の読み仮名が間違っているのと、一番下の「ヌプパシュナイ/ヌッパシュナイ」の読み仮名と区分の欄が逆になっていますので修正をお願いします。
[91816] 2016年 10月 23日(日)01:54:53【1】MasAka さん
第五回クイ図五番勝負・感想
最終日からの参加ということで問二は売り切れ。残り4問の勝負となりました。基本的にヒント頼みでの解答です。

問一(読みが「や」で終わる高速道路のインターチェンジ/出入口):福岡県宮若市(23位)
第二ヒントに従い、Wikipediaで「やインターチェンジ」と検索(Wikipediaのインターチェンジの記事は読み仮名が振られているので「や」をつけて検索)。検索結果を上から見ていき、未解答のものを探していったところ、若宮ICが最初に見つかりました。この若宮IC、10年ほど前に[49773]かぱぷうさんの記事などで話題になった、ちょっとマヌケな出口案内標識があることで有名(?)ですね。あと、[91811]でみかちゅうさんが指摘されている共通項の表現については私も同意見です。「高速道路“等”」などとすべきではないでしょうか。

問三(夜景百選のビューポイント):茨城県つくば市/茨城県石岡市(23位)
これも第二ヒントに従い、「百選」にお題や既解答の場所をキーワードに含めてGoogle検索。夜景100選が難なくヒット。[91808]の共通項発表記事で言及されていますが、第二十三回全国の市十番勝負の問八と同じ共通項ですね。この問題は残りの想定解が十分あるので選択肢は多かったのですが、やはり元つくば市民としてはこの解答しかないかなと。なお、選定対象地点は正しくは「筑波山・表筑波スカイライン」でワンセットであり、さらにつくば市と石岡市の2市にまたがることから、解答にあたりその表現方法を若干迷いました。結局、両市境のところに「表筑波スカイライン」の文字が書かれている場所を狙うことで意図は理解されるだろうと考え、あの場所になりました。

問四(富士見坂):香川県丸亀市(22位)
こちらは第三ヒントから「富士見坂」でGoogle検索。Wikipediaに富士見坂の項目がありましたが、いずれも関東周辺。他の解答を見ても関東周辺に偏っているのでここは変化球を狙いに行きました。そこで、次にマピオンで富士見坂という地名を検索してみると、ここで香川県丸亀市がヒット。「富士見坂団地」という名前の団地があるということがわかりました。確かにここは讃岐富士の近くだからと妙に納得。後は坂(道路)の名称として「富士見坂」を示すものがないかを探したところ、ストリートビューで「綾歌富士見坂」という看板があるのを確認。解答はこの看板が出ている場所を狙いました。私以外の解答は関東甲信越・静岡に集中しましたが、それ以外の地域にも富士見坂はあるのかと思って調べてみると、北海道釧路市に富士見坂桜ヶ岡通を見つけました。富士見という地名もありますが、ここでいう富士は阿寒富士のことでしょうか。

問五(「五差路」の表示名がある交差点):山梨県笛吹市(22位)
最後も第三ヒントに従ってマピオンで「五差路」を検索し、出てきた交差点で既出解と重なっていないものを探す作業でした。ほとんどが既出解で選択肢は限られていましたが、まだ笛吹市の長塚五差路が残っていたことから、「困った時の笛吹市」ということでここを解答(笛吹市は私が戦国市盗り合戦において数少ない領主となっている市)。一昨年行われた第11回オフ会会場だった石和びゅーほてるからは約2.4km、徒歩30分の位置にあります。ちなみに私、ここの交差点は以前通ったことありますね。ストリートビューで交差点の表記を確認した際、見覚えのあるキャッチコピーを掲げているクリーニング屋が映っていたので(笑)。ところで、共通項は交差点に「五差路(五叉路)」と書かれているのが条件ということで、最初はストリートビューを見ると交差点に一応「五叉路」と書いてあるこんな場所を選んでみたらどうなるかとも思ったのですが、さすがにそこまでの冒険はやめました。なお、前記したストリートビューで工事中になっている箇所は現在、その名もズバリ「五叉路」という施設になっています。
[91807] 2016年 10月 22日(土)17:50:50MasAka さん
第五回クイ図五番勝負解答
例によって終了間際での参加です……。

問一:福岡県宮若市
問三:茨城県つくば市/茨城県石岡市
問四:香川県丸亀市
問五:山梨県笛吹市
[91476] 2016年 9月 22日(木)12:03:37【1】MasAka さん
ローマ字
[91470]じゃごたろさん
もう一例あげるとすると「群馬県」があります。これも規則通りなら"gumma"となるのですが、実際は"gunma"となっています。

「規則通り」とおっしゃっていますが、ローマ字のつづり方の内閣訓令・告示(いわゆる訓令式)によれば、そえがきに「はねる音「ン」はすべてnと書く」とあるので、「Gunma」も内閣の定めた規則通りのつづりとなっています。

群馬県がローマ字表記に訓令式に則った「Gunma」を採用していることについては、群馬県の公式サイト内「群馬(ぐんま)のローマ字表記について」に記されています。一次ソースは不明ですが、[34753] たけもとさんの書き込みによると、ヘボン式(Gumma)を採用した場合、病気の名前と同じつづりになってしまうことを避けているという説があるようです。

もともと訓令式は日本語をラテン文字で表すためのガイドラインとして制定されたもので、50音の体系的には整っている方式であることから日本人には理解しやすいのですが、これを英語として発音した場合に日本語との乖離が大きい音もあり(富士を「Huzi」と書くと「ヒュジ」のようになる)、外国人向けに地名などの固有名詞を案内する際はヘボン式のほうが有利です。

翻って、国土地理院による地名のローマ字表記の方法を調べてみると、国土地理院時報にそのまんま「地名のローマ字表記」というタイトルの論文がありました。それによると、ヘボン式を正式に採用したのは2004年11月11日(国土地理院長達第34号)からだそうで、比較的最近まで訓令式が採用されていたようです。なお、ヘボン式の採用が原則となっても、国土地理院が作成する地図及び地名集における地名等のローマ字表記に関する規程及び同細則の解釈及び運用では、第1項の(1)で
はねる音(撥音)「ん」は、全て「n」と書く
とあり、ここだけはヘボン式と異なる扱いをしています。群馬県が公式に「Gunma」を採用している以上、それに合うようにしたのかも知れません。

ところで、「某○○~」の話で思い出しましたが、某鉄道某線や西鉄某線の某駅は昔は某市にあったのですが、10年ほど前の合併によって今は某市の名前がなくなってしまいましたね(←この「某」は伏せる意味ではないです。だって全然伏せてないですから(笑))。
[91459] 2016年 9月 21日(水)01:52:51MasAka さん
ひぜんやは何階建て?(たぶん9階建てでいいような気がします)
[91457]伊豆之国さん、建築の専門家の視点からの解説ありがとうございました。建築基準法では階数の数え方が明確に定められているのですね。そしてそれが階数の数え方の難しさを生み出していることもわかりました。

「階」の数え方では、傾斜地とか崖地に建てられている建物についても厄介です。詳しい説明は省きますが、よく崖地に建っているホテルなどで、「玄関が3階にある」とか「地階にも客室がある」と言った例を見かけることがあり、「基準法上は○階でも、そのホテルでは△階と称している」と言うのもあるようです。

今回の公式オフ会の会場となった「ひぜんや」はまさにこのタイプの建物で、玄関が5階に位置する構造でした(ひぜんや公式サイト「館内案内」の立面図参照)。幸い、建物によって階が異なるということはないのでそれほどの複雑さはありませんでしたが。そういえば、第6回公式オフ会の会場だった岡山・苫田温泉「乃利武」はこの写真にあるように、同じ階の中で階段の上り下りがあった記憶があります(なお、もっと鮮明な図がないかと乃利武の公式サイトを探そうと思ったら、何と2013年に自己破産申請により閉館していたことが判明。嗚呼……)。

なお、ひぜんや公式サイトの立面図には記載がありませんが、館内に掲示されていた全館案内図(写真は撮ってあるので、後でオフ会記録ページに載せてもらえると思います)では9階建ての数竒屋丸の屋上部分のエレベーター機械室に「R1F」(屋上1階)、そのエレベーター機械室の上には「PHRF」(塔屋屋上階)の階数が振られていました。数竒屋丸エレベーター機械室のフロアは数字の1を付けずに単なるRF(屋上階)でも良さそうな気がしますが、PHRFと区別するためなのでしょうか。元から一般客の出入りができない場所なので、ここに階数を振っても宿泊客への案内としては意味をなさない気がしますね。
[91441] 2016年 9月 20日(火)00:56:25MasAka さん
オフ会間隙企画・浦安市の正解は?
[91440]桜トンネルさん

[91435]白桃さんの「浦安市:11」が不正解になっていますが、新庁舎実施設計概要版(その1)では地上11階建てになっています(2-2 建築計画などに記載)。この11階には機械室がありますが、これは階数に含めないという解釈でしょうか。ちなみに、[91436]で私が書いた「もう少し経てば32~」というのも最上階の機械室エリアを含めているので、これを踏まえると31になるのかなと(参考:「横浜市市庁舎移転新築工事の基本設計」(概要))。いずれにせよ、数年後には神戸市から1位を奪うことになりそうですが。

それはさておき、解答にあたって考えたことは、市町村合併の際に役所の中枢機能を各庁舎に部門別に分散させている自治体もあるので(2010年以前のつくば市などが典型例)、本庁直轄組織(支所や現業部門等、出先機関ではない部署)が存在する建物で線引きするのが合理的と解釈しました。ちなみに、アイランドタワー内に市役所の課が入ったのは今回調べて初めて知りました。昨年まではそんなのなかったはず、と当該ページの作成年を見たら2016年になっていたので、やはり今年からのようです。

横浜市の例があることを知っていれば、市長室のある庁舎基準や本庁舎のみなどの条件にしたんですが…。

「市長室のある庁舎基準」だと、高岡市のように本庁舎福岡庁舎の両方に市長室があるといった例があるので、これも正解が一意に定まらなかったり……。
[91437] 2016年 9月 19日(月)20:22:57MasAka さん
Re: オフ会に参加できない方のために
オフ会から帰ってきたので解答してみます。

横浜市:8 (別解17)

横浜市の場合、現時点ではこのように答えるのが妥当な気がします。ただ、もう少し経てば32に一本化されるはず。
[90568] 2016年 6月 8日(水)02:01:13MasAka さん
さわやかな風吹き渡る 狭山ヶ丘の木のみどり
[90541]グリグリさん
私も横浜非公式オフ会メーリングリストに加えてください(いつものアドレスで可です)。確定ではないですが前向きに参加を検討しています。

さて、[90566]伊豆之国さんの記事に出てくる「狭山」。私の生まれた場所が所沢市狭山ヶ丘で、3歳までは西狭山ヶ丘に住んでいました(伊豆之国さんの記事では狭山ヶ丘と東狭山ヶ丘しか挙げられていませんが、ちゃんと「西」もあります)。

この狭山ヶ丘という地名は1967(昭和42)年に誕生した、まだ半世紀にも満たない比較的新しい地名です([62980]拙稿)。西武鉄道池袋線の狭山ヶ丘駅が旧駅名の三ヶ島村駅から改称されたのが1933(昭和8)年ですが、当時の三ヶ島村に「狭山ヶ丘」という地名はありませんでした。駅名改称のきっかけは常磐線の三河島駅と紛らわしいから、という説が有力なのですが、狭山ヶ丘という駅名の由来は公表されている文献がないのでよくわかりません。おそらく、狭山丘陵の近くに(と言っても歩けば小一時間以上かかりますが)位置することから、鉄道会社が洒落て名付けたのではないかと推測します。

また、入間についても触れられていますが、こちらも狭山市に入間野小学校があるのに対して、入間市には狭山小学校があったりするので、おそらく広域的な地名を両市で仲良く(?)分け合っているのでしょう。航空自衛隊入間基地は、敷地自体は両市にまたがっていますが住所としては狭山市ですね(第9回全国の市・十番勝負問一[46756] )。

少なくとも、狭山ヶ丘に関しては駅名由来の地名ですので、自治体越えの地名には当てはまらないと思います。

#ちなみに、タイトルは出身小学校の校歌の歌い出しです。
[90520] 2016年 5月 20日(金)00:08:05MasAka さん
「都道府県の石」ページの誤字
さっそく都道府県プロフィールのページに「県の石」を追加していただきましたが、香川県の岩石「讃岐石」(サヌカイト)のふりがなに誤りを見つけました(×さぬきがん→○さぬきいし)。修正をお願いいたします。なお、讃岐石は「讃岐岩」と呼ばれることもあるので、「さぬきがん」という言葉自体は間違いではありません。

讃岐石と言えば、昨年9月に京都で行われたアジア応用地質学シンポジウムのオープニングセレモニーで、讃岐石の生演奏が披露されていました(写真が小さくて見づらいですが)。美しい音色を奏でるこの石は、海外からのシンポジウム参加者にとっても興味深いものであったようです。
[90505] 2016年 5月 12日(木)02:07:49MasAka さん
県の石
[90502]白桃さん
香川県の化石、コダイアマモは名前こそ「モ」(藻)がついていますが、実は植物化石ではないのでは?と言われている化石です(参考)。それはさておき、阿讃山脈という言い方は初めて知りました。確かに香川県と徳島県の県境をなす山脈なので、こちらのほうが適切な名称かと思いますが。

[90503]hmtさん
[90501]に引用されていた[86292]みのるさんの記事には 別名で紹介されていました。

別名と書かれていますが、千葉石はあくまでも千葉石であって、当該記事でみのるさんが紹介したトベルモリー石とは全く別の鉱物です。トベルモリー石が最初に発見されたのはスコットランドです(参考)。この鉱物も千葉石と同じく、その名称は地名から取られたものです。千葉石はこんな形をしており、その違いは一目瞭然です。なお、単斜トベルモリー石というのはトベルモリー石と鉱物組成は同じで結晶構造が異なるものを指します。

千葉県は地質時代名にも「チバニアン」が採用される可能性があるとのことで、日本の地質学上ますます重要な地域になりそうです。余談ですが、私の学生時代の研究フィールドも千葉県でした。

日本地質学会のサイトにおける配列は、異なる順番になっているのが気になります。

これは日本地質学会の支部組織の成り立ちが関係しているのではないかと思われます。県の石詳細の配列はこの支部組織に掲載されている都道府県の順番とほぼ同じです(なぜか中国・九州だけ異なりますが)。たとえば、東北支部の欄で岩手よりも秋田が先に来ているのも、秋田大学には当時全国唯一であった鉱山学部(現・理工学部)があり、おそらく学問的な力が強かったのでは……などと考えてしまいます。

もう1つ、地質分野に関する学会である日本応用地質学会の支部組織における県の並べ方や地域の分け方も独特で(一般社団法人日本応用地質学会規則の第102条)、北陸支部は新潟1県のみで構成され、一般に北陸地方とされる富山・石川・福井が中部支部のエリアになっていたりします。ちなみに日本応用地質学会は関東甲信地区に支部がないため、これらの都県は学会規則に記されていません。


… スポンサーリンク …


都道府県市区町村
落書き帳

パソコン表示スマホ表示