では今回も感想文を提出します。
前大会で散々な結果に終わってしまったため、今大会は雪辱を晴らすべく、いろいろと対策を練っておきました。
まず、1つ大きなこととしては市盗り対策を行ったことです。
解答すべき都道府県や1回の解答で獲得できる領地を一覧化して、作戦を練っておきました。(
[89887]白桃さんに感化されてしたものです。)
また予想問題などはパターンが多すぎて対応できなかったので、こういう傾向の問題が出題されるだろうと予測をして、本番を迎えました。
以下、問題ごとに手短に振り返っていきます。
●問七:坂出市【金メダル!!!】(
[90724])2016 年 7 月 23 日 (土) 20:06:36
■市の誕生日が7月1日の市
問題を一瞥し、引っ掛かる問題もありましたが(後述)ひとまず検索をかけていくことにしました。
すると
このページが引っ掛かりました。
あとは雑学のページに行って、42市(当時)になる組み合わせを見つければそれで大丈夫でした。
解答はメダルを1個しか獲得していない香川県から、領主になれるところでもあったので、「坂出市」を解答しました。
というわけで
[90801]油天神山さん
何とも空気を読めないことをしてしまい、すみませんでした。
白桃さんの香川県制覇だけは防がないといけないとも常々思っていました。
そのため先手必勝で解答したんですが、後で問一も該当することに気付き、油天神山さんに解答してほしいと思っていたので、よかったです。
香川県という難敵の未領主県を制覇できたので、今のところはこれ以上坂出市への侵略はしないつもりではいますが、気が変わったらごめんなさい。
●問十:宜野湾市【金メダル!!!】(
[90730])2016 年 7 月 23 日 (土) 20:22:19
■町村制施行後一度も合併していない市
これはお題を見た時点で、「単独市制」がらみであることには気づいていました。
ただ前回出題された
第十六回問十の時とは想定解数が明らかに少ない上に、栗東市が含まれていることから条件がついてくるだろうと。
習志野市の件は
第十六回問二の時に悔しい思いをしている(
[60038])ので、特に悩みませんでした。
日付や曜日など絞り込む条件を見つけるのに時間がかかりましたが、合併未経験になんとか気付けました。
この手の問題は北海道、首都圏、沖縄に解答が固まっていると思ったんですが、スピード重視で沖縄県から「宜野湾市」を解答しました。
●問一:阿南市【金メダル!!!】(
[90731])2016 年 7 月 23 日 (土) 20:27:01
■面積1km2以上の島がある市(本土四島と沖縄島は除く)
なんとなく夏に関連するものはあるだろうと踏んでいたので、ぱっと見で海っぽいと感じた問一に着目しました。
5市の名前の後に「海」と入れると
このページがヒットしました。
このページは見たことがあります。
類問である
第三十三回問七が出題されたときにリンクされた先が(今は見られませんが)、確かこのページだったはずです。
しかもいつかまた類問が出題されるであろうと1km2以上のところは一通り予想問題として集めておいたのが功を奏しました。
解答はいつか訪問しなければならないであろう島の中から「阿南市」を解答しました。
ただ、これはもう少しいい解答の選び方があっただけに少しもったいなかったです。
徳島県からの解答は2013年4月に開催された第三十七回以来、3年3ヶ月ぶりとなりました。
●問四:長崎市【銀メダル!!】(
[90734])2016 年 7 月 23 日 (土) 20:46:15
■斜張橋が複数本ある市
この問題もまた検索していた段階で疑っていました。
お題にある氷見市と該当しない市の亀岡市で
五番勝負第四回問一を思い出しました。
保津橋は歩いて渡ったこともありますし、終了間際にいろいろと問題になったこともあり、印象に残っていました。
あとは条件を絞り込むんですが、これに時間を取られてしまいました。
開通年とかいろいろ当たりましたが、よくよく見ると複数あることに気付きます。
そうこうしているうちに星野彼方さんに解答され、方向性は見えていただけに痛かったです。
解答はいろいろ当てはまったんですが、「長崎市」を解答しました。
●問二:泉南市【5位】(
[90739])2016 年 7 月 23 日 (土) 21:15:50
■消滅した市の名前を含む市(瞬間の市も対象)
この問題もずっと気付いてはいたんです。
八幡平市、加古川市、豊後高田市あたりは
第十二回問三と同じですし、何よりも開催前に「消滅市」の話題になっていたので、出題されるであろうとマークはしていました。
ただ、お題に村山市が含まれていたのがかなり時間がかかってしまった原因でした。
「確かに消滅市を含むっぽいけど、村山市なんて消滅した覚えないし、引っ掛けやろう」ってずっと思っていました。
ただ
このページを見て、武蔵村山市の存在を思い出した時点ですべて察しがつきました。
解答は一日領主になれるところから「泉南市」を解答しました。
大阪府からの解答2014年7月に開催された第三十九回以来、2年ぶりとなりました。
●問九:鳥取市【金メダル!!!】(
[90746])2016 年 7 月 23 日 (土) 23:17:04
■2015年国勢調査で2010年から人口が減少した指定都市
この問題はお題すべてが特例市以上だったので、そこからの条件絞りだろうなとは思っていました。
ただそこからの絞り込みがまあまあ難しかったです。
なんで気付いたかは覚えていないですが、寝屋川、姫路、北九州の人口減少が印象にあったことと国勢調査の速報値絡みの問題が出題されるだろうと予測していたからだと思います。
まあ実際に過去問でも
第二十二回問八、
第三十六回問五などのような類問はよく出題されてますし。
それにしても神戸が奈良や和歌山を抜いてかなりの減少数であることには驚きでした。
まあ垂水や須磨のほうの人口が減少している分を東灘や中央区がカバーしていたのは知っていましたが、まさかこんな大きくマイナスになるとは・・・。
あと京都も人口減少が進んでいるイメージだったので、今回のプラスには少し驚いています。
意外な市が人口減少していたりしてこの問題は本当にいろいろと勉強になりました。
解答したいところはいくらでもあったのですが、「鳥取市」を解答しました。
●問八:高岡市【銀メダル!!】(
[90777])2016 年 7 月 24 日 (日) 17:07:36
■2015年国勢調査で2010年から各都道府県で人口が最も減少した市
この問題は想定解数が47市だったことから都道府県に1つパターンであるだろうとは踏んでいました。
そこそこ大きいと市が並んでいるなかで宮古島市だけが引っ掛かってあんまり見つかりませんでした。
ただ、問九で人口減少のほうに目を向けられたのが功を奏しました。
日立、長野、下関あたりはそれっぽかったですが、似たようなテーマが出るわけないと思っていました。
減少率が大きいところとか疑っていましたし。
それにしても市原市がこんなに人口減少しているとは思ってもみませんでした。
こちらの問題も結構意外な市があったりして、勉強になる問題でした。
解答はきわどいところから「高岡市」を解答しました。
富山県からの解答は2014年1月に開催された第三十八回以来、2年6ヶ月ぶりとなりました。
●問三:松阪市【金メダル!!!】(
[90782])2016 年 7 月 24 日 (日) 19:23:29
■文字別合計人口密度ランキングで3000人/km2 以上の市
この問題はずっと入門編の問題とお題がかぶっていることが気になっていました。
問Cの想定解が人口密度であることはわかったので、そっち関係かと思いましたが、横手市がどうもしっくりきません。
引っ掛けだということも考えたのですが、こういうパターンは素直に信じればいい雰囲気だったので、人口密度にいろいろと着目してみました。
すると横手市と横須賀市の横の文字が気になって、文字別関係も疑い始めたところで
このページがオープンしたことを思い出しました。
ここで人口密度順にしてみるとすべての謎が解けました。
解答は明らかに人口密度が3000人以上ではない松阪市か鹿屋市かのどちらかを解答して迷彩効果を狙ったんですが、すぐにメダルも確定しましたし、あんまり迷彩効果はなかったようですね。
迷った結果、解答は「松阪市」を解答しました。
ここで採点。8問正解、1位通過でした。
●問五:松本市【銀メダル!!】(
[90831])2016 年 7 月 26 日 (火) 20:27:20
■2015年と2010年国勢調査人口差が500人以下の市
ここからしばらく思考停止時期に入りました。
まあトップで突っ走るといつもぶつかる壁ではあるので、あまり気にはしませんでしたが、さすがに後ろから追い上げられているのを見てやる気を再び出します。
ただ残り2問は難航しそうだったので、
[90779]白桃さんのコメントをヒントにしました。
実はこの時点ではあんまり今大会の「傾向」には全く気付けていませんでした。
白桃さんのおっしゃっていることは「過去問に類問がある」っていうことではないか(問一、問二、問四などがそうでしたし)と思っていました。
ただ、それだとあんまりピンとは来ていませんでした。
そんな中、休みが明けて帰りの電車の中で、「これまで入門コースのほうの問題が一般コースのヒントになっていることもあるし、確認しておこう」と思いました。
そうして解いていくうちに一般コースと連動していることに気がつき、「あ、これか」と納得しました。
とはいえ問三は入門コースとほとんど同じ問題ですし、問七、問十あたりは見た感じで一般コースと絡めているっていうのはわかっていただけに、気付くのに遅すぎます。
以前にもよくそういうパターンがあっただけに、もっと早く気付いていればなあ。
そうなれば問Eと問Fを解くだけです。
問Eは明らかに人口減少関連だったので、人口絡みで
このページをいじっていると増減率の低さが目につきました。
しかしそれではうまく説明できなかったので、他の欄を見てみると人口の増減が500人以内で、それだろうと。
確かにお題はベッドタウンが多かったり、人口増減があまり激しくなさそうなイメージのところばかりです。
その後の解答も渋いところばかりですし。
電車の中だったので、家に帰ってからじっくり検証してから「松本市」を解答しました。
長野県からの解答は2013年1月に開催された第三十六回以来、2年6ヶ月ぶりとなりました。
●問六:富士市【6位】(
[90834])2016 年 7 月 26 日 (火) 20:51:30
■隣接市区町村数が6の市
その法則にさえ気付けば、問Fを解くだけです。
どうやら隣接系の問題だったようなので、隣接系を疑ってみれば、たやすく6市町村以上の隣接とわかりました。
それにしても隣接系の問題にもかかわらず、ここまで引っ張ってしまったのは痛恨のミスでした。
確かに隣接系の問題はあんまり疑って来なかったですし、やってしまったなあという感じでした。
解答は目に着いたところから「富士市」を解答しました。
●総括
今回は10勝0敗(前回10勝1敗)、正答数ランキング1位(前回20位)、メダルランキング1位(前回10位)、金5銀3(銅3)でした。
また27回目の完答、28回目のメダル獲得、18回目のノーヒント完答となりました。
第三十七回大会以来3年3ヶ月ぶり自身2度目となるノーミス完答、第三十五回大会以来3年11ヶ月ぶりの一番乗りを達成しました。
長らくノーミスでの1番乗りは夢だったのですが、参加して10年でやっと達成できました。
メダル8個獲得も第四十回大会以来、1年半ぶりに達成でき、前回大会の雪辱を果たせたのではないかと思います。
金メダルも通算60個目を獲得することができました。
今大会は前大会の経験を生かして、調べ方を少し変えたのが功を奏したように思います。
また、国勢調査速報結果が出た後の十番勝負だったため、人口絡みが出題されるだろうとの予想もしていたことも早く解答できたことにつながりました。
そして、何よりも今回は今大会は法則にある程度早く気付くことができたことが大きな勝因だったでしょう。
とはいえ、開始時間に間に合わなかったからもいらっしゃったようなので、この結果は棚から牡丹餅でしょう。
今後もしっかりと傾向を読んで、今大会のようにノーミス、メダル獲得、上位フィニッシュのような好成績を収められるように継続していきたいと思います。
平均解答順位も2.2位で第二十回大会に並んで歴代1位タイとなりました。また、すべての問題を1ケタ順位で解答したのは2大会ぶり13回目でした。
そして市盗りに関してもしっかりと対策を再び練らなければなりません。
今大会は
[89887]白桃さんに見習って、領国化できるところをまとめておきましたが、これは結構見やすくてスピードアップにつながったと思います。
一大会終わったごとに更新しなければならないものなので、少し大変ですが、次回大会までにこちらの更新もして、対応できるようにしておかなければなりません。
次回の五番勝負は10月開催みたいなんですが、どうなるか少し読めないですね。
たぶん参加はできるとは思うんですが、仕事も忙しい時期にあたるみたいですし、とりあえず大変だということには違いないでしょう。
また前回の感想文にて
次回参加時の解答対象地域は近畿&中国四国地方で行こうと思います。(全部で4県が該当しています。)
と書いてありましたが、今回は解答対象地域から4県解答できました。
今大会はそれなりに解答することができました。
そこで次回参加時の解答対象地域は東日本で行こうと思います。(全部で5都県が該当しています。)
十番勝負解答利用回数(都道府県版)
※兵庫県、広島県に関しては14回使用、この2県以外の都道府県に関してはここに表示するために-5しています。よって見るときはこの45都道府県には+5をしてください
5答県を3つ減らすことができました。
十番勝負解答利用回数(県庁所在地版)
※広島市に関しては14回使用、神戸市に関しても10回使用ですが、ここに表示するために-5しています。よって見るときは+5をしてください。
長崎市と鳥取市が増えました。
メダル獲得数
※兵庫県に関しては13個獲得、広島県に関しても10個獲得、富山県と三重県に関しても6個獲得していますが、ここに表示するために-5しています。よって見るときは+5をしてください。
富山県と三重県が6個目の獲得、静岡県が4個目の獲得、長野県と徳島県と長崎県と沖縄県が3個目の獲得、香川県が2個目の獲得となりました。
★入門編
こちらは手短に。
問A:広島市が残っていてよかったです。
問B:広島県の広島市以外からの解答は実は今大会が初めてです。
問C:芦屋市もいつか答えてみたかった市です。お隣ですし。
問D:隣接系は疑っていましたし、共通項自体は難しくないんですが、難しく考えすぎました。地名コレクションからの出題がキーワードだと踏んでいたんですが、まさか複数のほうがキーワードだったとは。
問E:羽曳野市がそんなに人口減少していたのが意外でした。
問F:加古川市もいつか答えてみたかった市です。
問G:近場では三田市ぐらいしか残っていなかったです。
問H:まさかの既出解を答えてしまうパターン。またやってしまいました。
問J:神戸市解答できてよかったです。
問K:最古であろう池田市を狙っていたんですが、取られてしまったので古いほうから解答しました。
最後になってしまいましたが、連休前後のお忙しい中おひとりで採点していただいたグリグリさんをはじめ、参加された皆さんもありがとうございました。そしてお疲れ様でした。次回の十番勝負にも参加しますので、お手柔らかによろしくお願いします。
#細かいですが、
[90723]の解答状況の確認ページへのリンク名が今大会名と違っていることと第四回七番勝負のタイトルが
こちらでは記入されていません。よろしくお願いいたします。