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伊豆之国さんの記事が50件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[92462]2017年1月13日
伊豆之国
[92425]2017年1月12日
伊豆之国
[92343]2017年1月9日
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[92328]2017年1月8日
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[92295]2017年1月6日
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[92274]2017年1月5日
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[92244]2017年1月4日
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[92210]2017年1月2日
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[92141]2016年12月30日
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[92138]2016年12月29日
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[92129]2016年12月25日
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[92106]2016年12月17日
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[92097]2016年12月13日
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[92085]2016年12月10日
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[92062]2016年12月7日
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[92054]2016年12月6日
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[92046]2016年12月5日
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[92035]2016年12月4日
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[92024]2016年12月3日
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[91988]2016年11月24日
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[91977]2016年11月22日
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[91964]2016年11月19日
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[91949]2016年11月14日
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[91935]2016年11月12日
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[91911]2016年11月5日
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[91879]2016年10月29日
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[91824]2016年10月23日
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[91752]2016年10月16日
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[91738]2016年10月15日
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[91683]2016年10月12日
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[91654]2016年10月10日
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[91627]2016年10月10日
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[91620]2016年10月10日
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[91516]2016年9月26日
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[91505]2016年9月25日
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[91457]2016年9月20日
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[91416]2016年9月17日
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[91324]2016年9月3日
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[91287]2016年8月28日
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[91283]2016年8月27日
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[91089]2016年8月4日
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[91051]2016年8月3日
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[91038]2016年8月3日
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[90970]2016年7月31日
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[90967]2016年7月31日
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[90954]2016年7月31日
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[90947]2016年7月31日
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[90923]2016年7月29日
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[90906]2016年7月29日
伊豆之国
[90873]2016年7月28日
伊豆之国

[92462] 2017年 1月 13日(金)00:27:33伊豆之国 さん
十番勝負
問三:仙台市
[92425] 2017年 1月 12日(木)00:36:32伊豆之国 さん
十番勝負
問二:川越市
問四:町田市
[92343] 2017年 1月 9日(月)11:12:23伊豆之国 さん
十番勝負
問七:熱海市
[92328] 2017年 1月 8日(日)22:56:01伊豆之国 さん
十番勝負
問五:三島市
[92295] 2017年 1月 6日(金)23:55:45伊豆之国 さん
おんな城主(出羽国) & お休み前の珈琲タイム
今年の大河ドラマは「おんな城主」。十番勝負の最中ですが、その「おんな城主」のデータ更新です。
山形県知事・吉村美栄子氏が、5日の選挙で2期連続の無投票で3選を果たしました。河北新報

さて、肝心の十番勝負ですが、3問まで進んだもののここまでで立ち往生。あとはヒント待ちになりそうです…。
♯「鹽竈神社」を一夜で取り戻したのが[92293]に書かれていませんねぇ(「領国編」には反映されているのですが…前に「三代目弘前城主讃岐守」殿も同じようなことをおっしゃっておりましたが)。
[92274] 2017年 1月 5日(木)22:11:04伊豆之国 さん
十番勝負
問十:塩竈市
[92244] 2017年 1月 4日(水)14:59:27伊豆之国 さん
十番勝負
問六:仙台市
[92210] 2017年 1月 2日(月)09:55:33伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。

十番勝負ですが、ようやく参戦できることに…。

問八:津市

あちらのほうはあの人に…
[92141] 2016年 12月 30日(金)22:20:35伊豆之国 さん
苗字が独特の宮古島
[92139] k-aceさん
宮古島訪問、遠路はるばるお疲れ様でした。
さて、
「鉄分」に乏しい地域ということもあって、飛びつける話題はせいぜい「苗字」([80988])ぐらいという沖縄
([85722])ですが、今回はその宮古島の苗字についての話題を。
沖縄全体の苗字ランキングについては、[80988]で書き込んでいるのですが、宮古島の苗字は、実は沖縄本島とは全く異なる分布になっているのです。
宮古島市の苗字ランキンのトップ20は、次のようになっています(Web版「姓名分布&ランキング」より)。比較のために、沖縄県全体のランキングも合わせて示しました。

宮古島市順位苗字沖縄県順位宮古島市順位苗字沖縄県順位
1下地1411根間91
2砂川1612狩俣90
3平良913新里19
4友利4014新城20
5川満4415仲宗根13
6与那覇3716島尻150
7上地2417下里172
8仲間2918前泊195
9池間9819久貝163
10宮国10620奥平152

ご覧の通り、宮古島のトップ10のうち、沖縄全体でもトップ10に入っているのは「平良」さんだけ。トップ20まで見ても、絶対数が多いトップ2の「下地」「砂川」と前記の「平良」を含めて6姓だけです。逆に、沖縄全体でトップの「比嘉」さんは何と54位、2位の「金城」・3位の「大城」などは100位以内にも入らず、宮古島では「あまりメジャーな苗字ではない」と言えるかもしれません。一方、トップ20の中で、沖縄全体で100位以内に入らない苗字が6姓もあります。県ランクで90位台の「池間」など3姓を含め、これらの苗字は「本土」はもとより、沖縄本島でも「宮古島出身(ルーツがある)」である可能性が極めて高い苗字と言えそうです。「奥平」さんは、本土では「おくだいら」が一般的ですが、数で最多である沖縄では「おくひら」と読んでいるようです。

一方、石垣島(石垣市)のランキングを見ると、

 宮良・石垣・大浜・砂川・金城・平良・玉城・上原・下地・新城

となっていて、トップ3は独特で(ただし、「石垣」さんは本土のほうが圧倒的に多い)、また「砂川」「下地」など宮古島と共通の苗字も多いのですが、沖縄本島で上位の苗字も多く見られ、苗字の上では宮古島よりも沖縄本島に近い、と言えそうです。

♯今回の書き込みで、「政令都市級」の仲間入りした模様です。
[92138] 2016年 12月 29日(木)20:47:44【2】伊豆之国 さん
鶏が先か、卵が先か
来年は酉年。と言うことで、少々気が早いですが「鶏」にまつわる地名談義を。

「鳥」のつく地名は全国各地にありますが、「鶏」に限定するとなると、大変稀少な地名になります。
「鶏」のつく住所地名(大字以上)を調べてみると、次に挙げるようなものがありました。

青森県上北郡横浜町鶏沢鶏ヶ唄
岩手県宮古市磯鶏…磯鶏西・磯鶏沖・磯鶏石崎もあり
三重県桑名市長島町白鶏
京都市下京区鶏鉾町
京都府向日市鶏冠井町
北九州市小倉北区金鶏町

…ざっとこんなところでしょうか。

青森の横浜町には「鶏」のつく大字が2箇所ありますが、「にわとりざわ」「とりがうた」とそれぞれ「鶏」の字の読み方が異なっています。宮古市の「磯鶏(そけい)」にはJR山田線の「磯鶏」駅(震災で長期運休中、復旧後は三陸鉄道に移管予定…[86828] スカンデルベクの鷲さん 他)があり、全国で唯一の「鶏」のつく駅名ですが、「地元には地名の由来として縁起の悪い言い伝えが残っており、『鳥取か鳥羽あたりを代役として立てたらどうか』と言うことが書かれていた」のを、その昔どこかで見たような記憶がありました。
桑名市長島の「白鶏」は「はっけ」。何か言い伝えがあるのか、ご当地ゆかりの方に由来を尋ねてみたいものです。
京都の「鶏鉾町」は、祇園祭の「鶏鉾」に由来する町で、付近には「山鉾」に関係する町名が集まっています。向日市の「鶏冠井」は「かいで」と難読です。「紅葉した楓(カエデ)の葉が鶏の『とさか』に似ている」ことから来ていて、「井」は「サイレント」の「添え字」らしいです。町内には「長岡京」の大極殿跡と伝えられる遺跡が残っています(向日市HPより)。
小倉の「金鶏」には、どんないわれがあるのでしょうか。

「鶏」の字には、つくりが「ふるとり」の異体字「奚+隹」もあります。長崎県対馬市の旧美津島町には、この異体字を使った「(奚+隹)知」(けち)という地名があります。こちらも、デビューして間もないご当地ゆかりの方にその由来をお伺いしたいものです。この「奚+隹」の字はJIS第2水準までには入っていないため、PCではうまく表示できず、Web上では常用漢字の「鶏」に置き換えられている場合が多いようです。
対馬市美津島町「奚+隹」知地区のStreet Viewからいくつか見ると…

鶏知郵便局…常用漢字の「鶏」になっています。
「奚+隹」知中学校…生徒用玄関には「鶏」の「鳥」を「ふるとり」に入れ替えた略字体が使われています。
「奚+隹」知通学バス待合所…字がぼやけて見づらいのですが、どうやら「奚+隹」であるようです。

…という具合で、地元でも結構表記が混乱しているように見受けますが…。

「鶏」のつく自然地名としては、栃木県日光市川治温泉の奥の鶏頂山、その昔登山だかスキーだとかでにぎわったことがあったらしい、と言うことをTVで見たようなこともあるのですが、今は観光ガイドなどでも見かけないようで、既に荒廃しているのでしょうか。

「鶏」にゆかりの神社というと、和歌山県田辺市の「闘鶏神社」(こちら)。
『平家物語』『源平盛衰記』に、源平合戦時、紀伊国の住人、熊野別当湛増(たんぞう)が源平いずれに付くかで迷った際に、赤(平氏)と白(源氏)の鶏を戦わせたところ、白鶏が勝ったので源氏方についたとあります。これが神社名の由来とされています。この湛増は、源義経の家来の武蔵坊弁慶の父ともいわれ、田辺は弁慶の出生地をうたっています
この神社では、公式には先ほどの「奚+隹」の字を使っています(さらに正式には「闘」も「たたかいがまえ(とうがまえ)」の「鬪」)が、やはりPCで出せないこともあり、神社自身でも常用漢字の「闘鶏」と表記することがあるようです。
♯横道にそれますが、前記のサイトの続きには、以前に話題になった串本町の「くじ野川」([80935] 白桃さん、[80941] hmtさん)も出てきました…。また、「源平合戦」つながりですが、「平家の落人伝説」が残る日光市旧栗山村の湯西川温泉([79328])には、「鶏の鳴き声がしたのを、源氏の追っ手に『合戦の合図』と思われた」と言うことがあったので、それから集落では鶏を飼わなくなった」という言い伝えが残っているそうです。

「鶏」のつく寺院に、滋賀県長浜市旧木之本町の「鶏足寺」かあります(長浜市HPより)。この付近を含めた湖北地方は、知る人ぞ知る「観音の聖地」とされ、村々の道端にたたずむ小さなお堂に収められた観音像を求めて訪れるファンも多いようです(私自身も二昔ほど前に2度に分けて、この地方一帯の仏像めぐりに訪れています)。

もう一つ「鶏」にゆかりの場所。京都・滋賀県境の逢坂山。百人一首にも収められた清少納言の和歌、「夜ををこめて鶏の空音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ」。この歌は、中国の春秋戦国時代の故事「鶏鳴狗盗」を基にして読まれたものとされています。

「干支」の「酉」のほうにゆかりの神社では、やはり東京近辺では晩秋の風物詩として名高い「酉の市」。台東区千束の「鷲(おおとり)神社」、目黒区下目黒の「大鳥神社」、新宿区新宿五丁目の「花園神社」などが知られていますが、発祥の地は足立区花畑の大鷲神社とされているようで(こちら)、また「鷲神社」の「本家」は埼玉県久喜市旧鷲宮町の「鷲宮神社」とも言われているようです。

最後に、今年の経県値は30点
静岡県の△は、湯河原町(温泉ではありません)への社用の帰り、飲み会に間に合わせるために熱海まで戻って新幹線に乗ったこと、栃木県の△は9月の「みちのく独り旅」([91505])の帰りの新幹線で、宇都宮駅に「超特急」の追い抜き待ちで駅のホームに下りて飲み物を買ったことによるものでした。
「市の経県値」(認市度)は、残念ながらUpは無し。新規市制の富谷市は未踏のため、実質Downとなってしまいました(町村では蔵王町が●→○、大河原・柴田両町が▲→●と、計5ポイントUpしたのですが…)。
[92129] 2016年 12月 25日(日)00:32:03【2】伊豆之国 さん
糸魚川大火御見舞 & 十日町市
先日の糸魚川市で起きた大火で被災された方々へ、謹んで御見舞申し上げます。

さて、新潟県内特有の町名、「学校町」([49417]EMMさん)。コレクションに未掲載と見られる「学校町」が見つかりました。

十日町市学校町…町名の成立は平成27年11月16日(十日町市HPより)。

この町名変更は「住居表示」ではなく、市が進めている「中心市街地の地籍調査と、それに伴う登記簿地番・住所表示変更」の一環として行われているもので、「市街地の紛らわしい住所を分かりやすい住所に整理」し、「行政区名(注・これまで町内会名称などとして使われてきた通称地名)などを新たな町名(地番区域名)として整理する」というもので、現在までに5次にわたり計9区域で町名変更が完了しています(こちら)。

>ぺとぺとさんへ
ご登録をお願いいたします。
…来るべき「戦国市盗り合戦」ですが、高尾山から打ち込まれた長距離砲の直撃を受けて焼け野原と化した「箱根の山のあちらとこちら」のそれぞれの再建にあたり、当方としてはまずご当地の一宮再建を目指すことに全力を注ぐこととし、「小田原攻め」については「和睦協定」を守りあくまで「後方支援」に徹することにしますので、ぜひとも一刻も早く奪還していただけるよう、ご健闘をお祈りいたします(笑)。
[92106] 2016年 12月 17日(土)10:35:00伊豆之国 さん
新旧の「日本一暑い市」が候補になりました。
これは本来は(戦国市盗り合戦の)「相模国小田原城主兼伊豆国山中城主・北條播磨守」の領域なのでしょうが…

昨日、「選抜」の「21世紀枠」候補の9校が発表されました。
候補に決まったのは…

北海道…富良野 東北…不来方(岩手) 関東・東京…石橋(栃木) 北信越…富山東(富山) 東海…多治見(岐阜)
近畿…洛星(京都) 中国…倉吉東(鳥取) 四国…中村(高知) 九州…高千穂(宮崎)

中でも特筆されるのは、部員わずか10人で秋の岩手大会で準優勝、東北大会の初戦で強豪・八戸学院光星を相手に大善戦した不来方高校([91745] 白桃さん、記事)。また、39年前の「選抜」で部員12人「二十四の瞳」で準優勝を果たした「日本一暑い町」の中村高校は、今回は「三十二の瞳」で高知県大会を制覇し、今回の候補に選ばれています。
来年1月の選考で、この9校の中から3校が「21世紀枠」として「選抜」出場校が決定します。
果たしてどの高校が「夢の甲子園」の土を踏むことができるのでしょうか?

…ところで、「高千穂大学」と言う大学があります。どの都道府県にあるのでしょうか? 宮崎でも鹿児島でもありません。
[92097] 2016年 12月 13日(火)21:28:29伊豆之国 さん
有楽町で逢いましょう。& 所沢市
[92085]のクイズ
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
ですが、
[92086] Takashiさん
福井市もあてはまりますよね
[92088] 白桃さん
低音の魅力のフランク永井が、逢おうと言ったところ…豊橋市〇〇町

いずれもご名答です。
共通項は、「有楽町」がある市(読みも含めて完全一致)でした。
「郵便番号検索」とMapionの地図とを照らし合わせた結果、該当する市には、もう一つ岐阜市(長良有楽町)がありました。
第9回オフ会会場の近所ですが、ここまで行かれた人はいないのでしょうか?
「該当しない市」とした高山市は、「うらまち」と「読み方違い」になっているからで、もう一つ読み方違いで該当しない市には、つがる市(木造有楽町…うらくまち)がありました。Mapionの住所検索では、長野市(松代町松代有楽町)も出てきましたが、こちらも読み方違いの「うらまち」であり、そのMapionの地図を見ると住所の表示は「松代町松代」までしか出てこないので、おそらく小字あるいは通称地名と思われます。「いつもNAVI」では、このほかに山梨県甲州市塩山にもありましたが、Mapionにも郵便番号検索にも出てこず、読み方も不明でした。
飛騨高山と信州松代の「うらまち」は、おそらく「裏町」に見栄えのする文字を当てたものでしょう。

[92092] hmtさん
所沢市南永井字大岾(おおはけ)
「有楽町」「永井さん」で、忘れていた過去記事を思い出しました。
「有楽町」がある所沢市と、その隣町との「自治体越え地名」。[90566] で書き込んでいた
埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井
登録されないままになっていて(オーナーさんが「横浜非公式オフ会」の準備で多忙だったため?)、また私自身ももうすっかり忘れていました。[90566]では「おそらくNG」として「狭山」の例を挙げたのですが、こちらのほうはやはり不採用、としてよろしいでしょうか?
[92085] 2016年 12月 10日(土)22:00:30伊豆之国 さん
八王子発8時33分・スーパーあずさ5号
[92062]
○○○2号…ではありません
東京・新宿と信州・松本方面を結ぶ列車として親しまれている中央線の特急「あずさ」が、今月12日に運行開始からちょうど50年を迎える、と言う新聞記事が出ていました。
特急あずさ 旅人乗せて50年 新宿-松本 歌謡曲ヒット「狩人」も感慨
山梨や長野と東京都心を結ぶ中央線特急「あずさ」が、12月12日で運行開始から50年を迎える。JR東日本で最も古くから走る在来線特急は、1982年の中央自動車道の全線開通後、所要時間やサービスで車と競うように歴史を重ねてきた。歌謡曲「あずさ2号」で知られる兄弟デュオ「狩人」の弟の加藤高道さん(56)も感慨深げだ
(毎日新聞より)
特急「あずさ」は、運行開始当時のダイヤでは、新宿~松本間で4時間近くかかっていたのですが、その後中央高速道の開通という強力なライバルの出現という状況を迎え、「あずさ」も車両の性能向上と、岡谷~塩尻間を長大トンネルで貫く新線開業などの路線改良によって所要時間を短縮させ、現在では最速で2時間半を切っています。
「あずさ」誕生から半世紀、当時走っていた特急列車の多くは、新幹線開業によって消滅したり新幹線の列車名に「栄転」したりで、いまやJR東日本管内の在来線特急列車名では「最古参」になっているようです。当時の「あずさ2号」は、その後列車名称も変わり、現在は「スーパーあずさ5号」となっていますが、「新宿発8時ちょうど」と言う出発時間は今も全く変わっていないようです。
私は、この「あずさ2号」の後身となる列車には今まで何回か乗っているのですが、今の場所に引越してからは八王子から乗ったほうが速いこともあり、いずれも八王子からの乗車でした([68592])。八王子の発車時間は、その時期のダイヤの状況により、タイトル(現在のダイヤ)の時刻と1~2分前後していたこともありました。

ところで、今晩のTV番組関連のクイズ。
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
[92062] 2016年 12月 7日(水)20:26:42伊豆之国 さん
大谷くん、いよいよメジャー挑戦ですか?
[92052] 白桃さん
[92053]千本桜 さん
私もやってみます。

A群B群C群D群
松島花巻北上白石

選曲は…
A群:誰もいない海(Toi et Moi)
B群:みちのくひとり旅(山本ジョージ)
C群:別れても好きな人(Los Indios & Silvia)
D群:二人でお酒を(○○○2号…ではありません)

「秋休み」の道中から。
やはり「昭和」でまとめました。場違いな曲もありますが…歌手の名前もおぼろげ…。
[92054] 2016年 12月 6日(火)21:28:43伊豆之国 さん
肥前のかかあ天下? & 南セントレア市
今日の日経新聞夕刊から、2題。

西日本の妻は立場強い? 「財布握る」長崎・佐賀7割
西日本の妻は立場が強い?――。ソニー生命保険がまとめた都道府県別の生活意識調査でこんな傾向が明らかになった。「妻が財布のひもを握っている」と答えた既婚者の割合は長崎が最も高く71.7%。2位は佐賀の70.0%、3位は沖縄が68.4%で続き、上位10県のうち8県が西日本だった。全国平均は57.0%
「妻がけんかで勝つことが多い」のも1位が長崎で51.7%だった。(中略)西日本が上位。全国平均は36.6%。
群馬県はどのくらいなのかが気になります…ということで、そのソニー生命のHPを開いて見たら、ここにそのデータがあり、群馬県は「財布の紐」「夫婦喧嘩で妻が勝つ」いずれもトップ10には入っていませんでした…。一方、
「夫がよく子育てに参加している」と答えたのは全国平均で44.7%。岐阜がトップ(57.1%)
と言うデータも出ていました。
そのほかにもいろいろ興味深いデータが出ていますが、いずれも上位10県(あるいは5県)までしか出ておらず、全都道府県のランキングデータに使えないのが残念です…。

もう一つは、「グルメ」の話題。
私が昨年秋の道中で訪れた、愛知県南知多町の日間賀島([88822])。この島では「蛸」と並ぶ名物として、国内有数の「河豚」の産地として知られている、と言う記事が出ていました。(要約転載)
フグといえば一般には山口県の下関などが有名だ。しかし、国内有数の天然トラフグの産地として市場関係者や料理人の間で必ず名前が上がるのは、愛知県の知多半島と渥美半島の中ほどに浮かぶ日間賀島(ひまかじま)だ。漁の解禁直後となる10~11月になると、フグ目当ての観光客が次々と島に集まってくる。
この後に、「島の西側の伊勢湾口がフグの産卵場になっていて、昔からフグ漁が行われていたが、県内に有力な取引市場がなく、県外に流れてしまい、注目されることがなかったが、1989年(平成元年)に九州地方が不漁になったとき、この日間賀島の漁場が豊漁となり、一躍注目されるようになった」と言うことだそうです。
[92046] 2016年 12月 5日(月)22:33:04伊豆之国 さん
表現を見直しました & 熊本市
この度はお騒がせいたしました(十番勝負の)武蔵国川越城主伊豆守でございます。

さて、この度の騒ぎの発端となりました[92024]の記事ですが、その昔、かのうどん県人のマガジン編集長殿が使っていたこともあって、「冗談半分」で使っていた「西洋蹴鞠」用語でしたが、やはりこの世界では適切とはいえないのではないか、と思い直し、次のような表現に改めることとしました。

"Red Card" →「存立危機市」
…人口が極限までに減少し、単独では「市」としての機能・基盤を維持するのが困難な状況に追い込まれている市
"Yellow Card" →「存立不安市」
…人口減少が続いて市制特例基準(3万人)を割り込み、このまま進めば「市」のとしての自立が危うくなる恐れがある市

やはり適切性に欠ける恐れがある表現があった[92035]ですが、 Takashiさんが[92036]でレスをしていること、そのTakashiさんのご指摘で当方の不勉強が発覚したこともあり、[92035]の当該箇所はあえて残しておき、新たに次のように全文を書き直すことにしました。

…人口が極限までに減少し、行政が「このままでは今まで通りの行政サービスができなくなるなど、単独では市としての機能・基盤を維持することが極めて困難な状況に追い込まれており、近隣自治体との合併も進展が望めず、この状況が続けば、市制を返上して町村となることもやむを得ない」と自ら認め、また住民の理解も得られた場合、「市から町村への格下げ」を行うことが法規上では認められていても、今までこうした先例がないことから、国のほうでもこのようなケースを想定した「ガイドライン」とか「Q&A」を作成することも考慮すべきではないか…

とりあえず、これで円く収まるかどうかいまいち不安ですが、いかがでしょうか?
結局は、このような「存立危機市」などが今なお多数存続しているのは、[92039]でみかちゅうさんがおっしゃる通り
「積極的に合併しないという選択をした」のではなく、「合併できなかった」と解釈すべきなのでしょう(以下略)
ということに落ち着く、と言うことでしょうか。

さて、既報の通り、JR留萌線の末端部分が昨日限りで廃線となりましたが、この区間にあった「舎熊」駅が消え、これでついに北海道の駅から「熊」が絶滅しました([88770]山野さん)。
「熊」のつく鉄道駅がある自治体は、舎熊駅が消えた増毛町が外れたことにより、12月5日現在、次の11市・2町・1特別区となったようです。

仙台市、熊谷市、福生市、伊勢市、熊野市、赤磐市、丸亀市、北九州市、熊本市、合志市、臼杵市
東京都荒川区、大阪府熊取町、福岡県糸田町

最多はもちろん熊本市で、市電の電停を含め8駅(熊本電鉄の「熊本高専前」は合志市)あります。それ以外でも、既に野生の熊がほぼ絶滅していると言う九州に多いのは不思議ですが、九州には「隈」のつく地名(苗字も)が多いので、おそらく「熊」は「隈」の当て字から来ているのでしょうか。 
[92035] 2016年 12月 4日(日)21:40:18伊豆之国 さん
「市から町村への格下げ」(市制返上)を認めてよいか? & 秩父市
思いがけず喧しいことになっている[92024]の書き込みですが、元々は4年余り前の[81915]の「焼き直し」に過ぎないことを、まず断っておきます。
私が[81915]の記事を書き込んだのは、三笠市の1万人割れ([81907]紅葉橋律乃介さん)を受けて、「そういえば、アーカイブに「市町の降格」と言うのがあったな、と言うのを思い出し、その中にも載せられている、ペーロケさんの[7705]の記事の中で
人口1万人を切る市に何ができるのか?
いっそのこと、Jリーグのように、降格という制度は必要かもしれません
市 は人口3万人を割り込んだら町に降格
と言うくだりがあって、これを「自動的に『市制剥奪』ではあんまりだ」と言うことで、これをもう少し現実性を持たせて、「2万人未満の市」を、白桃さんの定義([4424],[92030])とは別の基準で"Red Card"と勝手に名づけたというだけのことで、こうした「市の資格喪失(寸前)状態」とでもいえそうな市について、「もし『合併によって市としての体面を繕う』ためにはどうしたらよいか」と言うことを冗談も交えて作ったもので、15年国勢調査人口に置き換えた[92024]のほうも、中には「種子島」の如く「単なる数合わせ」のようなものもいくつかあったりして、
本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきもの
と言うのが適切だったか、これについては少し行き過ぎだったかな、とも今になって思ったのでした…。
♯以前、「消滅危惧(危機)自治体」が話題になったことがありましたが…

まぁ、実際問題としては、タイトルに掲げたように、人口減少が止まらず、既に「自他共に『市』としての資格も風格も失った状態になって久しく、市として今後もこのまま続けられるのか甚だ心もとない」「他の市町村との合併も難しい」として「市制返上も考えている」(夕張とか歌志内では実際にそんな声も出たらしいですが)と言うような市については、今の法規上ではどこにも書かれていないらしい「自主的な市制返上」が認められるような法整備を考えてみる、と言うのがまず現実的な対応ではないかと思うのですが。実際にそのような「町村への格下げ」を認めるためには、「住民投票で賛成多数」とした上で「市議会で決議」、といったプロセスを経るようにする、と言うのがよいのでしょうか。

[92026] hmtさん
12月3日。今夜は秩父夜祭です
秩父の夜祭には、今まで2度行ったことがあり、最近では10年ぐらい前だったか、東上線経由で終点・寄居で秩父鉄道に乗り換え、長瀞の「川下り」の船に乗ったり、長瀞駅でSL列車の写真を撮ったりしたあと、秩父の町に向かい、夜も深まってからは豪快な花火を眺めて、西武秩父駅から東飯能で八高線、八王子からは横浜線、と言うルートで帰ったのですが、八高線の本数が少なくて、「その日のうちに帰れるのか」と苦労しました…。今年の夜祭は、「無形文化遺産」登録の直後でしかも土曜日の夜だったことも重なって、秩父市の人口(62,818人…'16年10月推計)の6倍以上にもあたる、過去最高の38万人あまりが見物に訪れたそうです。(埼玉新聞)

…これはひょっとして「十番勝負」ネタになる?…と思ったら、hmtさんが[92026]で全部書き出したので、「これは無しかな?…でも油断は禁物」?
今回登録された中で、実際に祭りを見に行ったことがある市は、鹿沼・秩父・川越・高岡・高山(春と秋の両方)・犬山・京都の7市でした。
[92024] 2016年 12月 3日(土)20:00:45【1】伊豆之国 さん
Re:「レッドカードの市」退場勧告と解消案
以前[81915]で、「既に『市としての資格喪失状態』(「レッドカード」)」の市と、「『市としての体面を繕う』ための合併案」を書き込んだことがありますが、今回は2015(平成27)年国勢調査確定値に基づき、それに16年10現在の推計人口も考慮して、「過疎市の機能回復促進法」と銘打って、「独断と偏見」により[81915]の表を加筆修正の上、次の表を作成してみました。
概略については[81915]とほぼ同じですが、15年の確定値により、「レッドカード」(人口2万人未満)の市に、新たに尾鷲・串間・勝浦・鳥羽・えびの・多久・陸前高田・士別の8市が加わっています(このうち尾鷲市はその時点で推計人口が既に2万人割れしていたため[81915]に掲載済み)。なお、このうち今なお震災からの復興途上にある陸前高田市については、「復興優先」ということで、当面「対象外」としました([81915])。
合併形態については、合併後に市名が変わるところは原則として新設合併とし、合併形態が書かれていないところは、「対象となる各自治体との間で協議を行って、新設か編入かを決定する」としたものです。
人口は15年国勢調査確定値によります。

市名合併相手・形態新市名合併後の人口コメント
歌志内・赤平・芦別・砂川4市と上砂川町・奈井江町とで新設空知市56,213滝川・美唄市も加えた広域合併も必要か
夕張栗山・由仁・長沼町とで新設夕張市37,577夕張郡3町との合併なので「夕張」の市名は残すが、新市役所は最も人口が多い栗山町に?
三笠岩見沢市へ編入岩見沢市93,5751万人割れでは編入されるのもやむなし?
士別和寒・剣淵・下川・幌加内町士別市31,810次の調査までに3万人割れはまず必至。名寄市を含めた大合併も
尾花沢村山市・大石田町とで新設はながさ市48,994幻の市名復活?
勝浦いすみ市・御宿町とで新設いすみ勝浦市65,157いすみ市の代わりに大多喜町を入れても3万人の大台をクリアするが、両市町の交流は少なそう。ブランド地名「勝浦」を残したいので連称に。鴨川市との「房総国境越え」もあり?
珠洲能登町とで新設奥能登市32,193ここも今回を逃すと厳しいか?
鳥羽志摩市とで新設志摩鳥羽市69,789志摩国一国1市に。やはりブランド地名「鳥羽」を残し旧国名でもある「志摩」を冠する形に
尾鷲紀北町尾鷲市34,347両市町の人口は接近しているが、新設合併でも「(本土の平地では)最大の多雨の町」として知られた「尾鷲」の名は残したい
熊野御浜町・紀宝町熊野市37,270「熊野」の中心は和歌山県側なので、「東紀州市」も候補
宮津与謝野町とで新設橋立市40,260伊根町も含める? 日本三景の一「天橋立」から新市名を
室戸・安芸両市と安芸郡全7町村とで新設室戸安芸市48,350 これも連称を採用。「安芸」を上に置くと広島県の市と誤解される恐れがあるので、知名度の高い「室戸」を前に出す
土佐清水宿毛市・大月町・三原村とで新設足摺市41,354こちらも知名度が高い「足摺岬」を新市名に
多久小城市とで新設天山市64,008両市の北にそびえる、地域を代表する山の名を
津久見臼杵市とで新設臼杵津久見市56,717結局は両市名の連称に落ち着く?
串間日南市日南市72,869元々日向国だった志布志市と越境合併し、志布志市域を宮崎県に編入、という「奇手」もあり?
えびの小林市とで新設東霧島市65,759高原町も含める?
垂水鹿屋市とで新設大隅市119,128大隅半島の他の5町との広域大合併も?
西之表中種子町・南種子町・三島村とで新設種子島市30,254種子島の2町とだけではクリアできなくなり、地域的に近い三島村を加えてやっと3万人の大台を確保。屋久島を加えるのはやはり難しいか

また、15年国勢調査での人口が「レッドカード寸前」の2万0千人台に落ち込んでいる美濃市は、県議選の選挙区([91843] 山野さん)と同様、美濃市と合併、新市名は新設合併で両市名を足し合わせて「美濃関市」に、仮にそうなれば長良川鉄道の「関」駅も国鉄時代の「美濃関」に戻し、「美濃市」駅は、まさか市制以前の「美濃町」([87263])には戻せまいから、廃線となった名鉄美濃町線の終点だった「美濃」にしては…(宿毛市も2万0千人台だが、上表の土佐清水市の項で触れた)。

…以上、全くの独断と偏見により、ほとんど「恣意的」に合併の組み合わせと「新市名をどうするか」と言うことを羅列してみたのですが、連称とか「ブランド地名」の採用などがやたら多くなったのは致し方ないのでしょうか?
反論・ご意見は遠慮なく書き込んでください(前回([81915])は早速山野さんからレス([81916])をいただきましたが…)。

♯本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきものなのでしょうが、「人口」ネタでにぎわっているのでここで…。
[91988] 2016年 11月 24日(木)22:58:44伊豆之国 さん
Re:石川総線 & 松阪市
[91983] オーナー グリグリさん
西金沢から北陸鉄道石川線を使い、帰りは野町終点まで乗車しました。久しぶりの石川総線(この呼び名の方が身に付いてます)でしたが
[91987] デスクトップ鉄さん
「石川総線」という名称は、初めて知りました。石川線、金名線(1984年休止、1987年廃止)、能美線(1980年廃止)の総称なのですね
私が「石川総線」と言う呼び方を初めて見たのは、昭和43~44年頃に見た鉄道雑誌でした。その頃の北陸鉄道は、既に利用者の減少が目立ってきていて、「何とか持ちそうなのは浅野川線くらいではないか」とも言う悲観的な声もあったそうでした。結局、「浅野川線と『石川総線』だけは徹底的な合理化で残す」と言うことになったのですが、その「石川総線」も、金名線・能美線は朝夕のみ運行、日中はバス代行になると言う状況が続き、能美線は昭和55年(1980)に廃線、白山山麓の観光開発との絡みから残されていた金名線も、長期運休を経て昭和62年に廃線となって([68857])、石川線だけが残った形になって、「石川総線」と言う言い回しもやがて自然消滅したのではないでしょうか(HP)。
「総」と言うと、石川県の大きな温泉地では、共同浴場を「総湯」と言う呼び方があることを、昭和末期か平成の初め頃になって、旅行雑誌で知りました。山中温泉には、今まで2度宿泊したことがあり、総湯「菊の湯」にも立ち寄っています。この「総湯」と「石川総線」に共通する「総」の字、何か意味の上でつながりがあるのでしょうか?

ところで、今晩の「ケンミンSHOW」で、「(落書き帳の)元・松阪観光大使」いろずーさんから[86336]で情報をいただいた「松阪の鶏焼肉」が出てきました。私自身、全く聞いたことがなく、どこにそんな店があるのか(と言うよりアクシデントが起きてそんな暇はなかった…)わからなかったのでしたが、地元民に聞くと「焼肉と言えば鶏肉」「高価で正月とかお祝いのときぐらいしか召し上がれない松阪牛よりもずっと身近な庶民の味」で、「元々鶏の飼育が盛んな土地で、昭和40年頃から作られるようになった」「名古屋の影響で味噌味」だと言うことらしいようです。
[91977] 2016年 11月 22日(火)22:20:16伊豆之国 さん
未成年は立ち入り禁止です。
「反対語地名」情報。
倉田昆布さんの記事([91929])の
凸凹(でこぼこ)
でふと思い出したことが…。
愛媛県宇和島市藤江の多賀神社境内にある、知る人ぞ知るパワースポット。
凸凹神堂(別名・凸凹寺)Street View
いわゆる「秘宝館」として、「その筋」ては有名だとか。私は、○十年前の旅雑誌でその存在を知ったのでした。「凸凹」は、「あいまる」と読むらしいです。
コレクションには神社仏閣もOK、だというから、まぁいいでしょうか。

♯宇和島と言えば闘牛が有名ですが、やはり反対語地名「明暗」([91935])で書き込んだ隠岐も、闘牛が有名ですね…
[91964] 2016年 11月 19日(土)17:47:03【1】伊豆之国 さん
秋から冬への能登半島 & 松本市
話題としては少々季節はずれになりますが…。

hmtマガジンにも載せられている、能登の祭りの名物・巨大燈籠「キリコ」の話題。
昨日の日経新聞の夕刊に、その「能登の『キリコ』が、過疎化の影響で危機に立っている」という記事が出ていました(要約転載)。
石川県の能登半島各地の祭りで担がれる巨大な灯籠「キリコ」は、過疎化の影響で近年、徐々に数を減らしている。「故郷に伝わる伝統を後世に残したい」。半島の先端にある珠洲市のフリーカメラマンらが組み立て方や見どころを記録した電子書籍「キリコ図鑑」の制作を始めた
輪島キリコ会館(輪島市)によると、半島全体で約800基のキリコがあるとされるが、過疎化によって担ぎ手が減少。近年は倉庫に眠ったままのものもあり、祭り自体が中止に追い込まれる集落もあるほどだ
最終的には現役として使われている約400基を紹介し全千ページほどの本となる見込みだが、全て完成するまでに7~8年ぐらいかかるという
このため記録できた集落のキリコから電子書籍として順次、有料配信する。第1弾は珠洲市宝立町で毎年8月にある七夕祭りのキリコ。来夏ごろに出来上がる予定だ


[91960] 菊人形さん
[91961] 山野さん
もう何度も話題になっている「北海道の大赤字&超閑散路線」の存廃問題ですが、JR北海道の懐具合も理解できますし、「鉄」が消えたことで過疎化が更に加速度的に進んで地域の衰退、廃村・廃墟化に至ってしまうな地域の懸念もよくわかります。ここはまず「地域の足」としての「鉄」の重要性とか、観光への影響なども考慮して、絶対に残すべき路線の最終的な「取捨選択」も必要ではないか、とも思うのですが。「ふるさと銀河線」の末路を思うと、道民ならずとも気が重くなります。鉄路が消えてもう久しくなった奥能登の現状も…。
「増毛」駅が消えると、「はげ(半家)より増毛行き」の育毛切符([88756])の行き先は「上野毛」に変わるのでしょうか(笑)?

もう一つ「鉄」ネタ。
私が少年時代に大変怖い思いをしたあの「音」([66880]) 。アルピコ交通(松本電鉄)で、最後に残っていた「北新・松本大学前」駅前の「鐘」の踏切が、老朽化により去る8日限りでお役御免となり、翌日からスピーカー式に交換された、と言う話題がありました(こちら)。
モーターで動く棒状の部品が鐘をたたいて音を出す仕組みで、定期的に油を差す必要があるなど整備に手間が掛かっていた
と言うこと、さらに寒冷・積雪という厳しい環境に耐えてきた中での影響も大きかったようです。「鐘」の上に「傘」のようなものが取り付けられていた(「松電」では、以前からこのような形のものが多く見られていました)と言うのも、「雪害対策」からだったようでした。以前から"You Tobe"の動画も数多くUPされ、「鐘」が消えるというネット情報を聞きつけて現地に「見納め・聞き納め」に駆けつけた「オタク」も多かったらしく、「松電」のほうからわざわざ「お知らせ」までネット配信させると言う、異例と言うよりかいささか「大袈裟な賑わい」だったようでした。
「電鐘」と言われるこのタイプの警報機、今残っているのは、三岐鉄道など、合わせて全国に10ヶ所余り。京都のど真ん中にいまだにしぶとく残っている「嵐電」西院駅前のが、現在進んでいる阪急西院駅の改良工事とその関連による嵐電のホーム移設工事の影響でどうなるかが気になります…。「見た目」は違いますが、同じように鐘を叩くタイプ(現存例:上毛電鉄「富士山下」駅前[83652] オーナー グリグリさん)のほうもだいぶ姿を消しているようです。北陸鉄道でもスピーカーへの置き換えが更に進んでいるようで、絶滅も近いかもしれません…。「ご当地」で唯一だった伊豆箱根駿豆線の「伊豆仁田」からも姿を消しています。

最後は明るい話題。「伊豆」と言うと、伊豆急と東急が、横浜~伊豆急下田間を運行するリゾート列車"Royal Express"を発表した、と言うニュースが入ってきました(こちら)。既にJRがこの7月から「伊豆クレイル」と言うリゾート列車を小田原~伊豆急下田間で運行を始めており、リゾート列車の「競演」が楽しみになりそうです。
[91949] 2016年 11月 14日(月)19:02:33伊豆之国 さん
富士見坂のある市が、「クイ図にはふさわしくない」あの問でも該当することになりました。& 大月市
「蝦蟇の油」でも名高い関東の名峰がある、第7回オフ会開催地の「若殿」誕生([91946]ピーくんさん)に対し、こちらは「富士見坂」もある八ヶ岳の麓から「女城主」誕生の話題。
昨日投開票された山梨県北杜市長選挙で、新人3人の争いの末、女性新人(といっても既に古稀を数えていますが)の渡辺英子氏が、他の男性2人を抑えて初当選しました。(北杜市HP)
これで、いろいろと議論を呼んだ第5回クイ図五番勝負・問二の想定解に、ここが新たに加わることになりました。

ところで、今日は旧暦神無月(出雲では「神在月」)の望月(15日)。この日は68年ぶりという"Super Moon"だそうですが、生憎なことに大半の地域(関東・山梨も)では悪天候で見ることができないようです(晴れていたら「大月市」はさぞにぎわっていたのでしょうか(笑)…)。
北杜市というと、私は今から10年ほど前の春の連休に、北杜市の旧大泉村にあるここに一泊したことがあります。その日はまさに雲一つない快晴に恵まれ、夜も更けて屋上の天体観測ドームに上り、満天の星空と中空に浮かんだ煌々と輝く満月、そして月明かりに照らされて浮かび上がる山並みの稜線…と、都会育ちの私にとっては、今まで見たこともないような「本物の夜景」に何とも言えぬ感動を覚えたのでした。
山梨県には「望月」さんが非常に多く、県ランキングで3位に入り、特に甲府盆地から県南部の富士川沿いにかけて密集しているのですが、北杜市には少なく、市内50位以内にも入らず、「郡内」(富士吉田市・大月市など)と共に県内では「望月さん率」が低い地域になっています。

♯ピーくんさんと内容が被りましたが、そのままにしておきます。
[91935] 2016年 11月 12日(土)21:08:12伊豆之国 さん
第四十三回十番勝負異聞(確定人口による想定解入れ替わり) & 反対語地名 & 浦安市
調査確定人口発表を受けて、人口研究所長の、讃岐国三本松の人で今は下総国浦安在住の大先生も最新データの分析に大忙し、最後の追い込みに発破をかけているところなのでしょうか…。

さて、恐ろしく亀レスですが、第43回十番勝負では「人口」がテーマの問題が問五・問八・問九と、3問出ていました。このときのデータは平成27年(2015年)国勢調査の「速報値」を基にしていましたが、このうち、問九(政令指定都市・中核市・施行時特例市で人口減少)については「確定値」でも入れ替わりがないようでしたが、問五(人口増減が±500以内)と問八(県内で人口減少が最大)については、いくつか想定解の入れ替わりがありました。

まず、問八では、次の4都府県で想定解が入れ替わっているようです。

都府県速報値基準確定値基準
埼玉所沢市春日部市
千葉市原市銚子市
東京立川市東村山市
大阪門真市東大阪市

埼玉県で「数値が異常ではないか」と話題になった所沢市は、やはり確定人口は速報値より大きく上回りましたが、それでも人口が減少したことは変わりないようですが。埼玉県で2番目に人口が減ったのは熊谷市でしたが、最多減少の春日部市との差はわずか24人。千葉と大阪も、50人以内の僅差での「該当市交代」でした。

問五では
該当→非該当塩尻市、寝屋川市、姫路市、小郡市(いずれも500人以上減少に)
非該当→該当岩沼市、伊勢原市(増加が500人未満に)、山形市、高崎市、近江八幡市(減少が500人未満に)

となって、想定解が差し引き1つ増えたことになりました。お題のうち2つも非該当になり、逆に非該当の例として出されていた岩沼市が該当する市になっていました…。

…「十番勝負亀レス」はこれくらいにして…

「反対語地名」で、前から気になっていたもの。
島根県隠岐郡西ノ島町の「明暗(あけくれ)の岩屋」(この辺り)。
西ノ島北西部の景勝地「国賀(くにが)海岸」にある洞窟で、陸のほうからは見えず、海からしか見ることができません。観光船が出ているので船上から「イタリアの『青の洞窟』(※)に匹敵するとも言う」この絶景を見ることができ、風や波が穏やかなときは通り抜けることもできますが、3回に1回ぐらいしかそのようになることがなく、通り抜けられると幸運になると言われるようです(西ノ島町観光協会HPより)。「明暗の岩窟(いわや)」と言う表記もあるようです(こちら)。
 (※)「青の洞門」なら、耶馬溪ですね…。
私は、20年前に隠岐を訪れたとき、この西ノ島にも足を運び、観光船にも乗った記憶はありますが、何よりも島からの帰り、折からの台風接近に遭い、投宿していた島後の西郷港の近くの宿で明け方からいきなり大音声の放送で叩き起こされ、「これしか出ません」という朝一の船で命からがら(と言うには大げさですが)境港に戻り、暴風雨の中で松江しんじ湖温泉の宿【後に第10回オフ会が開かれた宿】にやっとのことでたどり着いたという「悪夢」の記憶にかき消されてしまいます([84455], [65342])…
国賀海岸というと、TVドラマ「夢千代日記」の最後のシーンを思い出す、「摩天崖」の断崖絶壁。こちらも陸路から見に行った記憶がありますが、とにかく牛や馬の落し物には悩まされました…。

♯今日のお昼のTV番組で、白桃大先生のお膝元・浦安市の「女子散歩」をやっていました。
旧市街地には、清瀧神社境内にある「富士塚」や、現存では市内最古と言われる豪商の邸宅の映像も出てきました…。
[91911] 2016年 11月 5日(土)14:59:40伊豆之国 さん
都道府県市郡区町村の施行日 & 守口市
[91902] オーナー グリグリさん
市の施行日については、市が実質的に誕生した日という考え方をとり、新設合併による市制施行日のリセットを必ずしも適用していませんでしたが、今回、町村の施行日を記載するにあたって、市制、町制、村制、分立、分割の施行日、あるいは、その後の新設合併の日にすべて統一して記載することにしました
ですが、これに対する山野さん([91907])のご意見
メンバーならば、此処見てあっちを確認となるでしょうが、それ以外の一般者の中には、検索等で直接あちらの頁に飛んだ場合、合併した事を知らない人は、「何故「此の市」の発足日が「此の日付」なん?」となる可能性も有り得るので
栃木県で言えば「日光市」。 新設合併で旧制の方は消滅したので、2006年発足で合ってるが、知らん人が見たら「もっと前からあるだろ」と
合併知ってても「新設」だろうが「編入」だろうが、傍から見たら「吸収」だよねとなりますし
これは、私もまさにごもっともにことだと思います。「市区町村プロフィール」を見ると、これまでは「コード順」の配列がほぼ「市の(実質)誕生日」順に並んでいたのが、「新設合併で『同一名称で生まれ変わり』」が増えてあちこちで順序が狂ってくると、やはり見た目にも見苦しいし、「素人」が見ると山野さんがおっしゃるとおり、不自然で奇妙に見えそうです。静岡県の例だと、施行日がばらばらになって順序が乱れて見た目が見苦しいだけでなく、静岡市の施行日が清水市と新設合併した「2003年4月1日」になっていて、「それ以前に『静岡市』がなかった」と捉えられてしまうことになってしまいます。ただ、町村との兼ね合いから見ると、前に戻すのではなく、ここは「市名の誕生日」をメインとし、必要ならば「同一名称で新設合併」した期日を記載したほうが「素人」にもわかりやすいのではないかと思いますが。あくまで「法律上の(再)施行日」をメインにするのであれば、「最初の施行日」あるいは「市名誕生日」を併記すべきでしょう。逆に、「形式上では、企業で言う『吸収合併』(編入)だか、『本体』の名称が全く別の名に変わった」場合(例:常総市、妙高市)は、「素人」から見ると「『対等合併』(新設合併)で新規に発足した」と思う人が多いのではないでしょうか。「日光市」の場合は、「日光市・今市市と3町村の対等合併」で、旧・今市市役所が新・日光市役所になり、かつ旧今市市のほうが旧日光市よりもずっと人口が多かったので、企業にたとえるならば「今市市を存続会社とし、今市市を商号変更して日光市とした」([72163] 白桃さん)と言うことになるのでしょうか。「完全対等合併」の形で発足し、元の市名のいずれも継承しなかった北九州市やさいたま市のような場合は、それぞれ「門司市」「浦和市」の発足日まで遡らず、新設合併で発足(市制施行)した期日を「市の誕生日」としてよいと思います。
町村の場合は、やはり「その町村名の誕生日」にそろえ、名称を継承した旧町村が現在の町村の中心でないことが明白で、役場の所在地でもない場合(例:箱根町)などの特殊なケースは個別に対応を考慮すべきでしょうか。

[91909] オーナー グリグリさん
都道府県と郡の施行日をどう扱うかが悩ましいかなと思っています
都道府県については、最終的に現在の県名が誕生した日とし、いったん他の県に合併されたあと名称が復活して再発足した場合(例:香川県)は、その再発足した日を「県の施行日」とするのがよいでしょう。郡については、明治29年からの「郡制」に基づく郡の再編により、そのときの合併の有無にかかわらず現在まで続いている「○○郡」が発足した日とし、その後に合併・分割・新設・改称が行われた場合は、その郡名が生まれた日をもって「郡の誕生日」とするのがよいでしょうか。

[91900] 菊人形さん
新庁舎情報(2016年)
10月 大阪府守口市 国道1沿い (南西へ約200m)
元「S電機」の本社ビルだったのを改装したものですね。
そのS電機がお隣の市の「幸之助さん」の電器屋さんに「身売り」して子会社になったので「余剰」になったのを、市が買い取ったらしいです。でも、その幸之助さんち、確かに本社工場の住所は「門真市門真」だけれども、その敷地は守口市にまたがっていて、しかも守口市側のほうが広く、本社の中枢になっている事務所も守口市域にあるようなのです。…この地図を見ると、その工場敷地の守口市域に「門真」の文字が見えているのですが、果たしてこれは「地図上に表記されない飛び地」なのでしょうか?それとも「地籍は守口市だけれども、建物は門真市にあるものとして扱っている」のでしょうか?謎です…。
♯名古屋名物として知られる「守口大根(守口漬)」、てっきり名古屋発祥だと思っていたら、ルーツはこの守口市にあったのですね…(こちら)
[91879] 2016年 10月 29日(土)20:20:10【1】伊豆之国 さん
Re:消え行く富士見坂 & ふじみ野市
[91824]
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています
と書き込んでいたのですが、デスクトップ鉄さんに先を越されたので、少し視点を変えて、「消滅した(富士山が見えなくなった)富士見坂」「新しく誕生した富士見坂」の話をしたいと思います。
今回の五番勝負・問四の共通項がわかったとき、真っ先に浮かんできたのが、「近年まで『山手線内で最後の、富士山の姿を綺麗に望むことができた富士見坂』として写真撮影の名所になっていた」西日暮里の富士見坂([83670],こちら)でした。その西日暮里の富士見坂から富士の姿が視界から消え、最後の1ヶ所となった護国寺の富士見坂も、既にだいぶ前からご覧の通りと言った感じで、おそらくよほど空気が澄んで、そして注意深く見ていないと、「富士山が見えている」と言うことを確認できないような状況ではないかと思われます。都心方面にあった富士見坂から富士山が見えなくなった時期について、田代博氏のHPの中にこのような記事(まだ作成途中のようですが)があり、その中で目白台の富士見坂([91632] Nさん)は、昭和の終わり頃まで富士山が見えたようで、横関英一氏の「江戸の坂 東京の坂」には載せられていないのは、このHPで
明治100年(=昭和43年)を記念して富士見坂と改名されるまでは、坂上からY字に分かれる隣の階段坂とともに日無(ひなし)坂と呼ばれていました
と書かれていて、横関氏が「江戸の坂~」を執筆していた頃(昭和45年出版)には、まだ「富士見坂」の名が知られていなかったのではないかと思われます。

その一方で、新たに生まれた富士見坂や、今まで無名だったり別の名で呼ばれていた「富士山の姿を綺麗に眺められる坂道」が、いつしか「富士見坂」と呼ばれるようになった坂もあります。足立区内の、隅田川と荒川の間の「中洲」のような場所に10年余り前に造成された団地の中にできた「ふじみ坂」は前者の例で、写真で見た限り「いかにも人工的に作られた坂」と言った感じで、「低地帯で富士山が見えにくい足立区にあって、たまたま富士山が見える場所だったからその愛称が生まれた」のではないでしょうか。
後者の例としては、既に富士山が見えなくなった前出の目白台の富士見坂もその一つですが、現在でも富士山の姿を綺麗に眺められる坂道の例として、世田谷区岡本にあるこの坂があります。武蔵野台地の南東にあたる「国分寺崖線」の高台から多摩川沿いの低地に降りる急坂で、元々「岡本三丁目の坂」という「名前のない坂」だったのが、坂上からの富士山の眺めが絶景であることからいつしか「富士見坂」の「俗称」が自然発生的に付けられたのでしょう。
デスクトップ鉄さんが[91839]で引用されている「平成『富士見坂』事情」を見ると、「(東京23区内で)『富士見坂』と言う名こそ持たないが、現在(といっても既にもう9年も前ですが)でも富士山の姿を望むことができる坂道」が、大田区・世田谷区など、中心に50余り挙げられています。こうした「富士山が見えるのに『富士見坂』と呼ばれていない」坂道が多いのは、その多くが「岡本三丁目」と同様に武蔵野台地の高台から多摩川沿いの低地に降りる位置にあること、またこの方面がかつては一面の田園地帯であって視界が開けていて、富士山が見える場所がいくらでもあったことによると思われます。[83670]でリンクした、山手線の内側からわずかに外れているものの、今でも綺麗な富士山の姿を望むことができる上目黒の「目切坂」も、「かつてこの坂上に富士山を模した『ミニ富士』(「富士塚」…[83655] hmtさん)があった」とあり、「本物」と「ミニ」の両方の富士が見られるという「贅沢」を味わえる場所であったにもかかわらず、「富士見坂」と呼ばれたことはなかったようなのです。この「平成~」の記事を執筆した井手のり子氏によると
「富士見坂」とはこのようにどこからも見えている時代には富士見坂としての固有名詞にはなりにくい。その意味でこれらを現在「富士見坂」と名付けるにはこれからかなり時間が必要であろう。富士山が見える坂であることがその坂の特徴となって初めて名付けられてくるのであり
また、都心方面の富士見坂についても
江戸の町の市街化が進んで、坂がランドマークとしての機能を持つようになるが、どこからも富士山が見えた頃には坂名とは成り得ず、意外に後発の新規参入となったと思われる
と書かれています。西日暮里の富士見坂も、実はその「後発組」に入るようなのです。同じく「坂学会」の中のページにある「富士見坂考」(松本崇男氏)を見ると
坂の名は、花見寺の一つ妙隆寺にちなんで妙隆寺坂、あるいは花見坂とよばれた。(中略)この坂が富士見坂と呼ばれるようになったのは昭和5年頃のことで、坂上から富士山がよく見えるところからから富士見坂と呼ばれるようになったという。日暮里の富士見坂は昭和の命名なのだ
とあり、どうやら都心方面の富士見坂の大半から既に富士山が見えなくなっていた時期になってきて、この坂から「富士山の姿が綺麗に見える」と言うことから新たに「富士見坂」の名が自然に生まれたのではないでしょうか。
「富士山が見えなくなった」ことからいつしか「富士見坂」の名が廃れ、別の名に代わったり「本名」に戻ったりした坂もあります。渋谷の宮益坂([91641],[91820] k_itoさん)や、南麻布の青木坂などはその例でしょうか。

…「富士見坂」の話題はこれで一区切りとして、これも今回の五番勝負でちょっとした議論になっている「問二」ですが(「美学論争」はひとまず横に置くとして)、
[91868] ぺとぺとさん
[91869] 白桃さん
共通項:「自治体で唯一の駅」
地図が指し示すポイント:平塚駅、大磯駅、二宮駅、真鶴駅
かつて十番勝負でも類題が出たこの問ですが、これを例えば

【問X】:山形県尾花沢市、栃木県大田原市、埼玉県ふじみ野市、大阪府四條畷市、奈良県斑鳩町
     (地図が指し示すポイント…それぞれ芦沢駅、野崎駅(東北本線)、上福岡駅、忍ヶ丘駅、法隆寺駅)

とでもすると、結構難度が上がるのではないかと思うのですが。「まとも」なのは、最後の「柿食えば鐘が鳴るなり~」…最近デビューした若手メンバーのお膝元だけで、最初の2つは「自治体内で唯一の駅が、その自治体の玄関にもなっていない小駅」で、「かつては隣接自治体内の駅からその自治体の中心部(同名の駅もあった)まで鉄道が通っていた」、次の2つは「自治体と同名の駅がその域内になく、違う名の駅がその自治体内で唯一の駅である」ケースであって、共にそのことを知らないと「引っ掛け」られる恐れがありそうだと思うからです…。

♯今朝のTVで、「東武東上線」が放映されていて、ふじみ野市の「新(珍)名所」?も出てきました…。

ところで、先日、赤坂の「三分坂」界隈に社用で行ってきたことを書き込んでいましたが([91683])、その翌日には青山界隈に足を運んでいます。社用なので引き返してきたのですが、道筋にあった「あるもの」が気になって、我が家に戻って"Street View"で「その先」をたどって行くと、ある「仲間内」ではもしかしたら「聖地」になるかもしれないものがこの場所に…(駅名につられて降りてしまうと道に迷って日暮里、いや日が暮れてしまいそうですね(笑)…)。

…私事ですが、いよいよ「赤い服」を着る日が近づいてきました。その歳のせいなのか、このところつまらない書き込みミスが目立ってきました…。「クイ図五番勝負」と書くべきところ、5問中3問が変換忘れで「クイズ…」になっていたり、[91824]
渥美半島一蹴の観光バス
(もちろん「一周」ですね)と誤変換していたのに気づかなかったり…。

【1】リンク漏れ修正、「富士が見える坂」の地形の共通点について追記
[91824] 2016年 10月 23日(日)22:10:24伊豆之国 さん
第5回クイ図五番勝負を振り返って~越すに越されぬ大井川~
今回も五番勝負の感想文を書かせていただきます。

問二~広瀬川流れる岸辺~(銀メダル)
真っ先にわかったのがこの問二でした。お題の並びと想定解数から「女城主」に結びつくまでには時間がかかりませんでした。1ヶ月前の「みちのく独り旅」で訪れた伊達62万石の青葉城、今の当主は「恵美姫」(?)殿。「(十番勝負での)初代青葉城主盗り」を宣言した([91505])手前、その伊達氏の城下町を盗ることにしたのは必然の流れ。慣れない操作と「ピント合わせ」に手間取っている間に、本拠地・加賀はもとより全国各地に持つ領国から350万石余りを得ている北陸道の大大名に先を越され、惜しくも「銀賞」ということになりましたが、それでもこの結果にはまず満足です…。
[91711] 白桃さん
問二:静岡県伊豆の国市
伊豆之国さんがなぜココを答えなかったのでしょう。
もちろん「韮山城主」がご婦人であることは承知していましたが、それよりもまず「戦国市盗り合戦」の「予行演習」([91287])を優先したという次第です…。

問五~走る、走る、俺達~
お題の場所のリンクを開くと航空写真が見え、それを地図に切り替えると、いずれも「○○五差路」の文字が。NGの場所を見るとその「五差路」表示がないので、「交差点名称になっている五差路」だと。Wikiを見ると、圧倒的に多くの数がヒットしたのが、[91607]で鳴子こけしさんが答えた相模原市の「橋本五差路」。そのWikiでヒットした中から、都内とその近辺のをいくつか当たっているうちに、"Sun Plaza"と"Broadway"で知られた街に見つかった。

問四~夕焼け小焼けで日が暮れて~
これまで出てきた答えを見ると、いずれもある一定の方向に集まっているような気がすることを薄々感じていたところ、北陸道の大大名の北杜市([91637])の地図を拡大すると、「富士見坂」の文字が…。mizutohさんの護国寺の富士見坂([91640])は、山手線の内側で最後に残った「富士山が見える正真正銘の富士見坂」。k_itoさんの渋谷の宮益坂([91641])はその昔「富士見坂」とも呼ばれていたこと…。「富士見坂」というと、かつて山手線内随一の富士の眺望を誇っていた西日暮里の富士見坂。でも、坂下方向の高層マンションの林立で、3年余り前についに名ばかりとなってしまいました([83670],HP)。
[91654]
これはNGなのでしょうか?
と言うのは、「今は富士山が見えなくなった」と言うことでこのように書き込んだのですが、とうの昔に見えなくなっていた「宮益坂」とかお題の赤坂見附のがOKならこちらも大丈夫だろう、と思ったからなのでした。
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています。

…残りの2問は、ヒントが出てからとなりました。

問三~名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ~
既出の答えから、高層ビルの上階とか小高い山の上とか、ともかく「展望台」関係か、と方向性が見えたものの、細部が詰めきれず。ヒントにリンクされた画像を見ると、しょっちゅうバスで通り過ぎているところ([91738])…。その映像、バスの上に見えているのは「百選印刷」。大笑いしましたが、「百選」だと…。早速「展望台 百選」でWeb検索すると、その中に「夜景百選」があった。そしてそのHPを見ると、既出解とぴったり合う。「十番勝負の過去問だ」!…。先月の道中で宮城県蔵王町に投宿した([91505])ので、「蔵王」つながりで、愛知県では数少ない富士見スポット([83722])、渥美半島の蔵王山(私は18年前に渥美半島一蹴の観光バスで立ち寄っています)を。
ところで、この田原市は、渡邊崋山ゆかりの町(田原市博物館HPより)。その昔、十番勝負でアナグラムを解き違え、崋山ゆかりの市を必死になって探して誤答になったあのメンバー(このところまたもご無沙汰されているようですが)を思い出してしまいました…。

問一~越すに越されぬ大井川~
やはりと言うか、「鬼門」の高速道路問題のこの問一が最後まで残りました。お題の富谷市で矢印の位置がICからも道路上からも大きく外れ、他にもピントがずれていたものがあったこともあり、最初は「何かの標識とか看板がある」とか「交わっているものがある」とかと思ったものの、それから"Street View"との照らし合わせもしたものの全く手がかりなし。第一ヒントが出て、リンクの画像を拡大すると山頂の表示に「400」の数字が見えて、「出口まで400mの標識」とか「料金に400円の表示がある」とか、ますます迷路にはまり込んでしまいました([91752]) 。それからふとお題と既出解を眺めていると、「最後の読みが『や』」だと…。k_itoさんの「芦谷」([91622])を「あしたに」だと思い込んでいたことも、共通項に気づくのが遅れた理由の一つ。「単純な読み問題だった」のを、十番勝負でもさんざん苦しめられている「鬼門」の方向だったことも、共通項読み違え→出遅れ→焦り→迷走、を招いたのでした。
選んだ場所は、開通してまだ日が浅い「第二東名」から、「越すに越されぬ大井川」のすぐ西側に。私には、すぐ近くで乗り越す大井川鉄道の「陸蒸気」のほうが気にかかりますが…。

♭今回の選曲は…
問二:仙台駅では、このメロディがあちこちで流れています。
問五:この区を象徴する建物に引っ掛け、「甲子園」の応援でも定番のあの曲…。
問四:この童謡の舞台とされている、k-aceさんの地元・八王子駅の発車メロディにもなっている曲。「日暮里」の地名に引っ掛けて選んだのですが、実は日暮里にもゆかりがあるそうです(こちらより)。
問三:渥美半島にゆかりのこの唱歌ですが、作詞した島崎藤村はこの地を訪れたことはなかったそうです([72181])。
問一:このところご無沙汰されているようですが、淡水魚さん、お元気ですか?…。
[91752] 2016年 10月 16日(日)15:12:37伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問一:静岡県島田市

難しく考えすぎ、気がついたらどんどんとんでもない方向に迷い込んでいました。
ヒントの画像をUPすると見えた「あるもの」にも惑わされました。
言われてみれば「な~んだ」と…
[91738] 2016年 10月 15日(土)23:23:33伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問三:愛知県田原市

問一は依然として手がかりがつかめません…。
ヒントのあの場所、さっき小田急デパートの「九州・沖縄物産展」にバスで行って帰ったルートでしたが…
[91683] 2016年 10月 12日(水)21:40:33伊豆之国 さん
Break Time~Re:三分坂 &朝霞市
「クイ図」の問一と問三、いずれも近くまでは来ているのですが詰めきれず、しかも答えの出が早いので結構焦っていますが、結局ヒント待ちということになりそうです…。

さて、ちょうど1年前に話題にした、東京・赤坂の「三分坂」([88891])。今日は社用でその「三分坂」の近くまで行ってきたので、再びこの坂にまつわる話をすることとします。
この「三分坂」、実際のこの地に足を運んで、下のほうから見上げると、やはりかなりな急坂であることが実感でき、逆に上のほうから見ると、見るからに足がすくんでしまいそうになってしまいました。坂の南側(坂下から見て右側)には、現在「一ツ木公園」となっている高台の石垣があって、生い茂る公園の樹木が、急坂感を増幅させていたように見えました。ところで、今の「三分坂」の周辺の地図を見ると、寺院が立ち並んでちょっとした「寺町」になっているのですが、その寺院などへ行く袋小路状の狭い道が目立ち、またTBSや「赤坂BLITZ」「赤坂サカス」など広大な敷地を持つ多くの大型ビルも立ち並び、もちろん江戸の昔とは周辺の状況も大きく変わってはいるのでしょうが、それでもお互いの場所の関係によってはこの坂を上り下りしないとかなりな遠回りを強いられて、「どうしても近道をしなければならないので、この坂で『通行税』として『銀三分』(=約20文)を支払わざるを得なかった」という状況になっていた、というのも頷けるような気もします。いわば、街道における「関所」のような役割を果たしていたのでしょうか。

この「三分坂」のある界隈から南西方向に行くと、「乃木坂」があります。近年ではアイドルグループの名に使われていることもあって知名度も大きく上昇しているこの坂ですが、この「乃木坂」の由来について、「東京23区の坂道」と言うサイトによると
坂の半ばの北側(赤坂8丁目11番)に乃木神社があります。かつてここには、乃木希典大将夫妻が住んでいましたが、明治天皇崩御に殉じて自刃した後、大正12年(1923年)に夫妻を祀る乃木神社がこの乃木邸があった地に創立されました。
乃木坂と命名される前から、この坂は、幽霊坂、行合坂、なだれ坂、膝折坂と呼ばれていました。岡崎清記『今昔東京の坂』は、これら名称の由来について、以下のとおり説明しています。
坂上で、竜土町(いまの六本木七丁目)へ行く道、すなわち外苑東通りに出会うことから行合坂と呼ばれた。
なだれ坂、膝折坂は、傾斜の急なこと、また傾斜が急でガクンと膝が折れるという意味で、この坂が急坂であったことを語っている。しかし、現在は、外苑東通りへカーブして上る道が坂になっているが、急坂というほどではない。
幽霊坂の暗さはいまはないが、『江戸切絵図』(近江屋版)を見ると、丹波山藩主谷播磨守中屋敷と鉄砲場(射撃訓練)に囲まれて「△ユキアヒサカ」とあり、外苑東通りを「リウドトイフ」としてある。人の気のない淋しい道であったことが分かる。
しかし、幽霊坂という懐しい名は、大正元年(千九一二)九月十九日、乃木将軍の葬儀と同時に廃され、乃木坂に改めたという。坂の北側に乃木神社がある
また、このサイトでも引用されている、横関英一氏著「江戸の坂 東京の坂」と言う本([88891])の中でも
ここで老馬が倒れたのは膝を折ったからで、それでこのところの坂を膝折坂と言ったのである
と書かれています。その「江戸の坂…」では、埼玉県朝霞市の「膝折」と言う地名についても触れ、やはり「馬が膝を折って死んだ」という地名の由来伝説が書かれています。朝霞市も、昭和7年に「朝霞町」になるまでは「膝折村」で([75907] hmtさん)、東上線の駅名も「膝折」と名乗っていました。
朝霞と言えば、ここも 話のタネ になる自治体名です。
元々は「膝折村」。しかし、戦前に誘致したゴルフ場にとり「膝折」とは縁起でもない。
そこで、ゴルフ倶楽部の名誉総裁だった朝香宮にちなんで「朝霞」と命名。[9697] [19684]
ゴルフ倶楽部キャプテンが出した 膝折村長あての 「改称許可書」 がありました
(朝霞市HP参照)

♭「乃木坂」の名が生まれるまでの秘められた暗~い過去、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?
[91654] 2016年 10月 10日(月)22:47:58伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
問四:東京都荒川区

…これはNGなのでしょうか?
[91627] 2016年 10月 10日(月)01:27:20伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
[91620] 2016年 10月 10日(月)00:48:13伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
[91516] 2016年 9月 26日(月)20:09:20伊豆之国 さん
駅名関係レス諸々
[91500] 白桃さん
[91506] mizutohさん
[91511] デスクトップ鉄さん
旧国名以外が駅名の接頭に用いられる例は?
会津、伊那、知多、木曽、郡上、碧海
何か「大物」が抜けているようですね…それは「津軽」。
「津軽」を冠する駅は、JRに5駅(津軽新城・津軽浜名・津軽二股・津軽宮田・津軽湯の沢…この春までは「津軽今別」も仲間だったのですが<現・奥津軽いまべつ>)、私鉄の津軽鉄道に3駅(津軽五所川原・津軽飯詰・津軽中里)、弘南鉄道に2駅(津軽大沢・津軽尾上)、計10駅あり、旧国名以外の地名では「会津」につぐ大所帯になっています。
このほかで、旧国名・県名以外の地名(郡・市区町村名、旧地名、その他広域地名等)を冠する駅には、郡名に基づくものとしては、複数の駅がある「安曇」「魚沼」「佐久」と言ったところがありますが、それ以外では90年も昔に消えた旧村名をいまだに冠し続けている「千歳烏山」「千歳船橋」([90451])などは、稀有な例と言えるのでしょうか。

次に、デスクトップ鉄さんの「オフ会クイズ」(想定解:[91466]) ですが、その問三
読みがすべてア段の駅
JR以外ではいくつあるのか、調べてみようとしたのですが、全部調べ尽くすのにはよほど根気が要りそうなので、まず東京近辺だけでも、と…。「読み」は共通項が見えやすいよう、ローマ字で示しました。

駅名読み路線所在地
多摩川Tamagawa東急東横線東京都大田区
田奈Tana東急田園都市線横浜市青葉区
長原Nagahara東急池上線東京都大田区
座間Zama小田急小田原線神奈川県座間市
栢山Kayama同上神奈川県小田原市
幡ヶ谷Hatagaya京王本線東京都渋谷区
中河原Nakagawara同上東京都府中市
山田Yamada京王高尾線東京都八王子市
浜田山Hamadayama京王井の頭線東京都杉並区
神奈川Kanagawa京急本線横浜市神奈川区
八坂Yasaka西武多摩湖線東京都東村山市
多磨Tama西武多摩川線東京都府中市
朝霞Asaka東武東上線埼玉県朝霞市
若葉Wakaba同上埼玉県坂戸市
高坂Takasaka同上埼玉県東松山市
多々良Tatara東武伊勢崎線群馬県館林市
Agata同上栃木県足利市
鎌ケ谷Kamagaya東武野田線千葉県鎌ケ谷市
赤坂Akasaka東京メトロ千代田線東京都港区
上毛電鉄群馬県前橋市
富士急山梨県都留市
中川Nakagawa横浜市地下鉄ブルーライン横浜市都筑区
中田Nakada同上横浜市泉区
高田Takata横浜市地下鉄グリーンライン横浜市都筑区
和田河原Wadagawara伊豆箱根鉄道大雄山線神奈川県南足柄市
穴川Anagawa千葉都市モノレール千葉市稲毛区
永田Nagata秩父鉄道埼玉県深谷市
山名Yamana上信電鉄群馬県高崎市
花輪Hanawaわたらせ渓谷鉄道群馬県みどり市
多田羅Tatara真岡鉄道栃木県市貝町
笹原田Sasaharada同上同上
川奈Kawana伊豆急静岡県伊東市
…ざっとここまで調べ上げましたが、まだあるかも知れません…。

「八田」とか「神田」がNGだとすれば、「っ」とか「ん」とかはそれだけで1音に発音されるから、と理解できるのですが、微妙だと思うのが「高茶屋(Takachaya)」(JR紀勢本線・三重県)。拗音(小文字の「ゃ・ゅ・ょ」)を含む場合、前のカナと一緒に1音に発音されるので、「た・か・ちゃ・や」と4音ということになり、ローマ字で書くとわかるように母音は全て”a”。こういう場合の扱いはどうなるのでしょうか?

それから、問一のほうですが、
大河原 JR東日本 宮城
松島 JR東日本 宮城
失礼ながら、今までどちらも「~ちょう」だと思い込んでいました…。宮城の松島町は「ちょう」で、熊本県にあった松島町(現・上天草市)は「まち」だと覚えていました…。迂闊ながら今ここで宮城のほうも「まち」だと知ったのでした。宮城県の「町」の読みに「まち」「ちょう」が混在していることは以前から知ってはいたのですが、震災報道で「南三陸チョウ」「女川チョウ」が連日のように報道されていたので、それで宮城県は圧倒的に「チョウ」だと染み付いていたのでした…。先日投宿した蔵王町(まち…こちらも「ちょう」だと思い込んでいた)の遠刈田温泉のリゾートホテル([91505])、パンフレットにあった住所の英語表記を見ると"Zao-cho"となっていました。地元でも「ざおうちょう」だと思っている人もいるのでしょうか?
[91505] 2016年 9月 25日(日)23:46:08伊豆之国 さん
"Supertown"歩き & 「(にわか)領地」訪問はお預け(天気予報に振り回されたみちのく独り旅)
去る21日より2泊3日で、宮城・岩手両県の旅。今回はその道中記を。
今回の道中、夏休み中に本業の多忙(八王子市の物件([91416])もその一つなのですが)で取れなかった休暇をこの時期になってようやく取れたことによるものでした。けれども折からの台風の接近を初め、とにかく天気予報がころころ変わり、直前になって宿と泊まる日だけは決めてきてネットから予約は取り、訪れる場所は既に決めていたものの、スケジュールははっきり言って出発当日の朝まで「ほとんど白紙状態」だったのでした。
初日は、ともかく「晴れ間は出る、雨の確率は低い」と言うことで、「町歩き」を。東京駅から新幹線で、福島駅で降りて在来線に乗り換え、白石駅で下車。40年ほど昔、その白石市にある「小原温泉」に一泊し、「蔵王のお釜」を見たり、遠刈田温泉にあるこけし工房を見学したりした記憶が残っているのですが([90481])、 そのとき素通りした、伊達家重臣・片倉家の城下町、白石の市街地の町歩きから。(「にわか領主」である)掛川城と同様、木造で平成7年に天守閣が再建された白石城(白石市HPより)、市内で唯一残ったと言う武家屋敷豪商の屋敷を回り、名物の「温麺(うーめん)」(私は小原温泉に泊まったときよりも前、子供のころから知っていたのですが、実際に味わったのは40何年ぶり…)をご馳走。でも、駅前通から中心市街の印象はというと、人影もまばらで店じまいして久しいような商店も目立ち、やはり千本桜さんが危惧されていた通り([90177])
白石は仙南の中心都市から脱落
と言うのも案外当たっているような感じも見受けられ、新幹線の駅が白石駅に併設されなかったこと、その新幹線駅「白石蔵王駅」も町外れの田んぼの中にあって利用客数も伸びず、1日の乗降客数は1000人にも満たず「閑散駅」の地位に甘んじたままになっているようです。
ところで、この白石城主として、戦国末期より明治に至るまでこの地を治めてきた片倉氏。伊達政宗の幼少時代から後見人として仕えてきた初代・片倉小十郎景綱の子、二代目小十郎重長は、優れた武勇で名を轟かせ、「大坂夏の陣」ではあの真田信繁(幸村)と激闘を繰り広げ、「鬼小十郎」と恐れられた武将でした。その信繁が死を前にして、重長を「敵ながら大した者だ」と褒め、自らの子女をその重長に託し、そのとき預かった阿梅は、後に重長の後妻となっています(白石市HPより)。私が白石駅で降りて町のほうに出たとき、「『真田丸』ゆかりの町」の幟が立っていたのを見て、「何でやねん?」と怪訝に思ったのですが、白石城のすぐ下にあった「探訪ミュージアム」を見てきてその関係を知ったのでした。
白石駅からは再び「鈍行」で大河原駅で降り、いよいよ千本桜さんの地元、”Supertown”大河原の市街地に出ます。駅前の印象では、白石のそれよりも栄えている印象で、白石川に架かる橋を渡って旧街道沿いの中心街へ。豪壮な商家もあり、「町」としては結構栄えているな、という印象を受けましたが、明らかに店じまいしたような感じの商店も多く、千本桜さんがおっしゃる通り([90177])、人口こそ微増しているものの、繁栄に「陰り」が見えているような雰囲気にも思えたのでした。それから繁昌院にお参りした後、白石川を再び渡って、この町のシンボルでもある土手の桜並木へ。曇り勝ちの天気で、遠くに見えるはずの蔵王連峰は雲の彼方でしたが、桜の葉が青々と茂り、薄暗い土手の道を延々と歩いて行くのも、心地よい気候とあいまって、それはそれでまた風情があるものだな、と思ったのでした。やがて町境を越えて柴田町に入っても桜並木はなお続き、右手からは東北本線の線路も並行。今も結構な本数が走っている長い編成の貨物列車と、2~4両の短いローカル鈍行列車との対比に、今の東北本線の地位と役割が見えてきたのでした。今年の春にできたばかりの陸橋「しばた千桜橋」を渡って東北線と県道を越え、新幹線がなかった頃にはいつも気になっていた風景であった、「伊達騒動」を基にした小説「樅の木は残った」で名高い船岡城址へ。足元を見ると、真っ赤な彼岸花が今まさに花盛り…。曇り空で方角もよくわからず、ともかく坂道を下りて平地に出ると、「しばたの郷土館」があったので、資料館の中を見学。市街の中心部、船岡駅の方角と思しきほうへ向かって歩き、やが県道が見えてそちらに出て、駅に向かって歩くことに。交差点を左折したところが駅なのですが、この船岡駅の駅舎、「第一印象」では「昔の役所か、学校か、武道場か?」と言ったように見えて、これが「駅」だとは一瞬信じられないような戸惑いを抱いたのでした…。船岡駅周辺の印象も、柴田町自体が槻木との「中心が2つある町」であるせいなのか、大河原よりは少し小さい、むしろ仙台のベッドタウンの色彩が強い、と言った感じに見受けました。
船岡駅から東北線で白石駅に戻り、バスで遠刈田温泉のリゾートホテルに。夜遅くに露天風呂に入ると、外は雨…。雨は翌朝起きたときも降り続いていましたが、直行バスで仙台に戻ったころにはすっかり上がっていて、仙台駅からは市内の観光地巡りのバスで青葉城址へ。伊達政宗の銅像の前で、「(戦国市盗り合戦の)初代青葉城主の座を目指しての挑戦([91287])」を「宣言」したのでした(笑)…。既にお昼を過ぎたので、名物の「牛タン」定食で空腹を満たすことに。先のバスが片道の環状ルートで、仙台駅に戻るまでに行きの倍の時間がかかるため、待っていたタクシーに乗り、仙台駅からは仙石線で、これまで何度も訪れているとは言え、やはり「定番」の松島を目指したのですが、既に雨が降り出し、松島海岸駅に着いた頃には本降りになっていたため、湾内一周の観光船で再び松島海岸に戻ることに(塩竈行きの船もあったのですが、30分後の出航で、しかもこの天気では近くの名所巡りも億劫で…)。本塩釜で降りての鹽竈神社への「(にわか)領地獲得御礼」参りも、「この雨の中、しかも前日からの長い歩きで足がガタガタでは…」と、この時点でほぼ断念(翌日に回すことも決して不可能ではなかったのですが、どう見ても日が暮れてからになりそうなので)。仙台駅に戻り、新幹線で2日目の宿泊地・花巻へ、と言うことにしたのですが、荷物を預けていた仙台駅の構内の広さに道に迷い、次に北上・新花巻に停まる列車まで1時間待ち。この間に宿に「予定より遅れる」旨の電話を入れ、地下の売店で「どうしても買っておきたかった」名物「九重」([60404])を買い、北上駅で「鈍行」に乗り換えて花巻駅へ。この時間帯にバスがないので、タクシーで花巻温泉へ。この豪華な高級ホテルの和室が、直前のネット予約で1万円を切る値段で、しかも一泊2食付で泊まれるとは、「価格破壊もここまで進んだとは…」と驚いたものでした。ホテルでは隣接する同一グループの宿と合わせて温泉の「梯子」、館内には昔の風景も展示され、この地を走っていた「軽便電車」(HP,[73249])の写真も…。ちなみにこのホテル、同じグループの経営する3軒のホテルが渡り廊下でつながっていて、実質的には1軒の巨大ホテル。しかし、渡り廊下でつながっている各棟は、傾斜地に建っていることもあって、渡り廊下でつながる同じレベルの階が、それぞれ「1階」「2階」「3階」と異なっていて、ちょうど私がこの旅に出る直前に話題になった「建物の階数の数え方論争」を思い出していたのでした。
ところで、花巻と言えば、その花巻東高校出、「二刀流」の日本ハム・大谷選手。でも、楽天に入れなかったことで、「もし楽天に入っていれば、田中マー君がメジャー入りしてからこんなに弱くなるようなことはなかったのでは…」と複雑に思っている東北人も多いのでは、と妙なことも思ったりしたのでした…。
翌朝、起きてみたら外は雨でしたが、9時過ぎに宿を出た頃には上がり、時折晴れ間も出て汗ばむ陽気。送迎バスで新花巻駅に出て、宮澤賢治記念館を見学。地図を見て新花巻駅の近くにあることを知り、歩いても行けなくはない距離でしたが、駅前は閑散としていて本当に何もないような殺風景、どの方向へ歩いたらよいのかよくわからないので、駅前で待っていたタクシーを使うことに。「雨ニモ負ケズ」や童話の世界で子供の頃から親しんでいた賢治でしたが、文人としてだけではなく、鉱物、農業、天文、音楽など、幅広い分野の知識を豊富に備えた「マルチ人間」だったと言うことを、今更ながらその多芸多才ぶりに感心したのでした。
新花巻駅に戻り、新幹線とは対照的な狭いホーム1本だけの釜石線乗り場から「鈍行乗り継ぎ」で平泉へ。過去2度訪れているのですが、今回は実に30年ぶり、もちろん世界遺産になってからは初めて。毛越寺はその当時の印象がすっかり抜け、中尊寺にしても、金色堂まで続く長く薄暗い参道のイメージぐらいしか残っていなくなっていて、実際に歩いてようやく当時の記憶が蘇ってきた、と言う感じだったのでした。  
本堂を過ぎ、拝観券の売り場まで来て、財布を見ると…残り1千円を切っている!金色堂だけは何とか見られる金額なのですめが、宝物殿・秘仏拝観と共通券が買えない…。ここまできたのに万事休すか…」と慨嘆…身軽で歩くために、平泉駅のコインロッカーに重いバッグを預けていたのですが、その中に万札が入っていたのでした…。でもすぐに振り返って横を見ると、信用金庫のATMがあり、郵貯カードも使える!これぞまさに「地獄で仏」。郵貯カードを持ってきていたので、必要金額を引き出し、無事共通券を買って、大震災以来5年ぶりに公開された秘仏→宝物殿→金色堂の順に拝観を済ませ、土産物屋が軒を並べる、バス停のある麓に戻ってみると、既に雨が本降りに。参道を歩いているうちは鬱蒼と茂る並木が雨除けになっていて、雨天になっていたのを感じさせなかったのでした。
予定外のタクシー利用が続いたことなどもあって、平泉駅から鈍行乗り継ぎで、帰りの新幹線は仙台駅からと決めることに。ここまで昼食抜きできたこともあり、最初の乗り継ぎ駅・一ノ関駅で、既に冷え切っていた売れ残り?の駅弁。一ノ関駅からは小牛田行きとまたも細切れ、しかも悪評高い「701系」の長椅子式車両。でも空腹に耐え切れず、昨年の東海道中([88822])と同様、弁当を頬張るのを強行。小牛田駅で仙台方面へと乗り継ぐのですが、仙台行きの電車が出発する直前、忘れ物に気づき、さっき乗ってきた電車が折り返して一ノ関行きになる電車に大急ぎで戻ると、その忘れ物が無事すぐに見つかり、結局次の電車に乗り換えて仙台駅に。新幹線に乗り換えて東京駅に着き、新宿で小田急に乗り換え…。嗚呼、帰り道は遠刈田、いや遠かった…。

♯書き込みの途中で誤操作したため、いったん削除した上で改めて書き込みし直しました。
[91457] 2016年 9月 20日(火)23:16:52【1】伊豆之国 さん
町田市役所は何階建て?
[91440] 桜トンネルさん
[91441] MasAkaさん
[91447] 白桃さん
浦安市役所は何階建て?
財産管理課の方曰く、「10階建てです。11階建てというのは、屋上にソーラーシステムのちょっとした部屋があり、そこは機械室といえば、機械室と言えなくもない。」というお話
建築士歴20数年の私からお答えいたします。
建築基準法では、「屋上」建築物の一部(階段室、エレベーター昇降路の最上部など)や広告塔、装飾塔などの部分について、次のような規定があります。
こちら(新宿区発行の資料(ガイドライン)ですが、同様の資料は他の多くの自治体でも作成されています)によると
高さおよび階数については、(中略)一定の条件を満たす屋上部分であって、当該部分の水平投影面積が建築面積の1/8以内のものは、高さ・階数に算入されない
(建築面積の1/8以内であれば)階数に算入しない建築物の屋上部分
『昇降機塔、装飾塔、物見塔、その他これらに類する建築物の屋上部分』とは、屋根及び柱若しくは壁を有し(つまり屋内的空間を有し)、形式的には「階」に該当するが、常時不特定多数の者の利用がなく、用途、機能、構造上、屋上に設けることが適当であると認められる部分をいう。 また、「その他これらに類する建築物の屋上部分」には、階段室、昇降機及び昇降機の昇降ロビー(通常の昇降に必要な規模程度のものに限る。)を含むものとする
とあり、このあと「判断に迷う部分」の例として、
昇降機用機械室…(階数に)算入しない
空調機械室、排煙機械室、発電機室、吊上式自動車車庫の機械室等…算入する
などとあります。
問題の浦安市役所の場合、仮に実施設計に忠実に施工されていたというのであれば、このデータの16ページを見ると、11階には「空調機械室」が存在しており、また各階の床面積は
11階 793m2
1階 2495m2
とあり、「11階」の面積が建築面積(「庇」の出など複雑な問題もありますが、一般には1階の床面積とほぼ同じとみなすことが多い)の8分の1を優に超えているため、浦安市役所の建築基準法上の階数は「11階」建てということになります。

一方、まだ建て替えられて日が浅い地元の町田市役所も、建築基準法上、微妙な問題が発生しています。
2015年2月9日から、町田市庁舎の屋上の一部を「屋上展望テラス」として一般開放します
現在の町田市役所は、竣工当初は「10階建て」となっていると見られ、「屋上」は「PH(=Penthouse、塔屋)」となっています。しかし、この「屋上展望テラス」ができたことにより、前記の資料によると
常時不特定多数のものが利用する階段室や昇降ロビー(屋上庭園や屋上広場等を利用するためのもの)…算入する
とあるので、建築基準法上の「階」に該当することになり、町田市役所は「11階」建て、と言うことになってしまいます。

「階」の数え方では、傾斜地とか崖地に建てられている建物についても厄介です。詳しい説明は省きますが、よく崖地に建っているホテルなどで、「玄関が3階にある」とか「地階にも客室がある」と言った例を見かけることがあり、「基準法上は○階でも、そのホテルでは△階と称している」と言うのもあるようです。また斜面に立てられたホテルなどでは、棟ごとに建物の「平均地盤面」が異なるため、渡り廊下で同じレベルにあるのに、A棟では2階なのがB棟では1階、と言うのもよくあります。市役所の庁舎についても、このような立地条件にあって、階数の数え方がわかりにくいところもありそうです。
「地階」の定義についての詳しい説明が書かれたデータを、平塚市の資料よりリンクしておきます。

閑話休題。デスクトップ鉄さんのクイズ、わかったものだけ。
問一:下諏訪(JR東日本・中央本線・長野)
問三:若狭高浜(JR西日本・小浜線・福井)
[91416] 2016年 9月 17日(土)21:27:44伊豆之国 さん
京王御陵線
今週前半、k-ace殿のお膝元・武蔵国八王子城「本丸」に2日連続で「突撃」してきた(といっても実は市役所への社用ですが…)韮山城主伊豆守でございます。

さて、そのk-ace殿がおっしゃっていた通り([91410])、今晩の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組は、八王子市の「高尾山」でしたが、この番組の後半で、昭和20年に「休止」扱いとなった後、一部が「高尾線」として昭和42年に復活し、残りの部分が廃線となった「京王御陵線」([77604])の痕跡の映像(Street Viewより)が出てきました。この映像に出てきた、今では住宅街のど真ん中になった場所に2本だけ残った、この「御陵線」の橋脚にまつわる話も紹介されていました。
[91324] 2016年 9月 3日(土)22:46:26【1】伊豆之国 さん
電子基準点 & 佐渡市 & 江津市
[91323] Takashiさん
「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、17日発売の同誌で連載を終了
その昔「下総国葛飾郡亀無村」と呼ばれていたその町のお巡りさん、なぜ苗字を「佐渡」に変えなかったんでしょうかねぇ?…今晩の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組の舞台は、その佐渡市でした。

さて、十番勝負も終わって、(気が早いですが)次に控えるのは「クイ図・五番勝負」。3年前のその五番勝負・問一の共通項になった「電子基準点」の話題が、先日の新聞記事に出ていました。→毎日新聞・8月30日夕刊より
国土地理院がプロジェクト 設置校で出前授業
国土地理院(茨城県つくば市)は今年度、大地のわずかな動きを観測できる「電子基準点」を設置した全国の小中学校に職員を派遣し、出前授業をするプロジェクトを始めた。地震や火山などの監視に重要な役割を果たしている装置だが、設置校でもあまり知られていないため、出前授業をきっかけに防災に興味をもってもらい、地理好きの子どもを増やそうという狙いだ。
電子基準点は高さ約5メートルのステンレス製の柱。球形の先端部分で人工衛星の電波を受信し、全地球測位システム(GPS)を使って位置を毎秒観測する。微小な地殻変動を観測し、ひずみをとらえられるため、今年4月の熊本地震でも発生メカニズム解明などに活用され、火山活動の監視にも使われている。
設置数は1995年の阪神大震災前は全国210カ所だったが、その後に防災対策充実のため約1300カ所に増やされた。電波受信の障害となる建物が周囲になく、公用地で管理がしやすいなどの理由で、うち約600カ所は小中学校にある。しかし、設置校に知られていないため地理院は昨年度、沖縄県内数校で出前授業をしたところ好評で、全国展開することにした。
今年度は静岡県内で既に行ったほか、茨城県でも開催予定がある。
辻宏道・地理院測地観測センター長は「日本は災害が多く、地殻変動が激しい。電子基準点が防災に欠かせないことを伝えたい」と話している
私自身も(おそらく落書き帳メンバーの方々の多くも)この「クイ図」で出てくるまでその存在を全く知らなかったこの「電子基準点」、しかも我が家から徒歩圏内にあったと知って([84379],[84386])早速見に行ったところも、小学校の校庭の隅。しかしその小学校のHPを見てもどこにもこの「電子基準点」のことはどこにも見当たらず([84435])、やはりこの新聞記事にあるように、設置されている学校ではせめてその存在意義やシステムについての説明ぐらいは授業の中でやってほしい、と思うのですが。

[91317] k-aceさん
これ、ForeverではなくHOWEVERですね
失礼いたしました…。"Forever"なら、歌舞伎の「隈取」のようなメイクで人気を博した、「接吻楽隊」と言う名の海の向こうのバンドにあったような…。やはりこの手のものには「オジサン」はちょっと付いて行けないですねぇ。

[91295]他 山野さん
[91308] ピーくんさん
[91309] k-aceさん
[91312] Nさん
やはりと言うか、廃止がほぼ決定となった三江線ですが、「普段の利用客が皆無」の駅も結構あると言うこちらのような現状を見せ付けられると、やはり鉄道として生き残るのは相当厳しい、「廃線やむなし」というのも仕方がないのでしょうか。
この三江線が廃線になると、江津市にある「千金」駅が消え、「金華」駅が消えた北見市に続いてまた一つ、十番勝負・第40回問八の想定解が減ることになります。
[91287] 2016年 8月 28日(日)14:50:32【1】伊豆之国 さん
市盗り合戦・戦略編
前回[91283]の最後でチラッと触れた
今回の「戦略」
に関して、いくつか解説から。で…

派手な領地の盗り合いになった(なってしまった)序盤戦から一転、終盤戦は[91283]でも書いたように
「市盗り」とは離れて、「分散派」としての「原点」に立ち返って「未解答減らし」
に戦術を変えたのですが、これにはこの時点で残っていた市に「市盗り」につながりそうな市があまりなかったことも関係していて、問七で川崎市を取ったのも、以前に何か引っかかるものがあったことから([88652])、ここでまずひとつ片付けておこう、と言う意味も…。
唯一、入門コースに「浮気」した[91051]ですが、
戦術上どうしても取っておかなければならぬこの一問だけ答えておくことにします
問A:三島市
これはもちろん「領地奪回」への「予行演習」の意味であることはいうまでもありません…。以前、「クイ図」で静岡県西部に残る十番勝負の未解答市(今でも)を答えた([89119])のと同じ意味合いでした。
ちなみにこの問Aですが、「じま」と濁る輪島市とか宮古島市が「五島」(←これももちろんNG)になるところがこの問の「味噌」だったのでした…。東松島市は唯一「しま」の読みが2つ入るので、「その昔『上高地の玄関』だった駅」?(元の位置からは移設されています)
[91062] k-aceさん
将来的に入門コースに戦国市盗り合戦が採用された場合に向けてですか(中略)入門コースで三島市解答されても一般コースの領主に影響することはなさそうですが
[91118] k-aceさん
伊豆之国さんの戦術上って入門コースの完答のほうか。問Aの想定解数見てなかった。で売り切れ
そういう見方は「うがち過ぎ」ということでしょうか?…まぁ、いずれは「敵失」の発覚で「七夕」、いや「棚ぼた」で領主と言うことになっているF市と領地交換、と言うことになるのでしょうか?
ちなみに私が「入門コース」に参入したときは、一般コースの難問に苦渋したときの「気分転換」「憂さ晴らし」の意味からなので、「入門コース」を全問答えたことは一度もありません…。

一方、極上和牛のすき焼きが桜鍋に化けたあの市のほうは、もうこだわりもないので([90793])…
[90842],[91215] Nさん
松阪市を取られたのが致命的すぎる
ここはひとつ、かの地で一生の長い時期を過ごした国学者・本居宣長も愛してやまなかった「桜」狩りはお任せしましょうか…。ただ、この市には異常なほどの執着を抱いている「競馬場(と競艇場)と麦酒工場があり、斜張橋も2本架かり『中央市を通る高速道路』も通っている」その昔武蔵国の中心だった市に構える若手メンバーもおり、また私(母方の祖父が御浜町出身)と同じくこの県の血を4分の1受け継いでいる、七夕で名高い湘南の市を本拠とする有力メンバーも闘志を燃やしているかもしれませんので、ここはお三方でよく話し合っておいたほうがよいでしょうか。「永久保証の私」(←この市にある、「甲子園」で優勝経験もある高校のOGだと言う歌姫([89853]) に、こんな歌詞があるヒットナンバーがあり、若い女性の間でカラオケの定番になっているそうな)からのお願い、受けてもらえないでしょうか(笑)…。

領地奪還を目指す「官幣大社がある、その昔『女遊び』でも栄えたらしい」市のほかにも、まだ「宿題」としてどうしても盗っておきたい市があと2つ残っています…。中でも「修禅寺」と「浄蓮の滝」で名高い市のほうは、「領主」がもう長い間姿をくらましているので、攻略するチャンスはいくらでもあると思うのですが…。

…今回は、「五稜郭」を速攻で攻め落としたことが利いて、おそらく初めて領民数が200万人の大台を超え、領国数も差し引き2増となったのですが、「これが絶頂期」としてまだまだ気を引き締め、また新たなる挑戦も考えねばなりません…。さしずめ、[87301]
「城主狙い」ということになっている「青葉城」は(中略)本気で「白鳥」、じゃなくて「城盗り」に攻め込むことなどは毛頭考えておりません(笑)
とした「初代・青葉城主」狙い、前言を翻して攻略作戦を開始することにでもなりましょうか?…
[91283] 2016年 8月 27日(土)18:50:11【1】伊豆之国 さん
第43回十番勝負を振り返って~柔らかな風が吹くこの場所で~
いつもの通り、十番勝負の感想文ですが、今回はまさに山あり谷あり、いきなり思いもよらないところから「大砲」がぶち込まれたり、逆に思わぬきっかけから新領地を得ることになったりで、終わってみれば、と言うことでした…。

問二~みどり綾なすはてなき大地~
いきなり高尾山の麓、戦国時代に小田原北條氏の城があったという、つい最近「Dグループ」から「Cグループ」に昇格した?(元・?)織物の町から大砲が命中、「官幣大社の宮居」(鉄道唱歌・東海道16番)はあっという間に炎上。韮山城からは山の裏側になっていたので「穴」になっていた。警戒していた相模灘の向こうは、当面「和睦」と言うことになっていたのだが([89886]ぺとぺとさん)…。共通項が「瞬間も含め、消えた市名が入る」とわかると、こちらも「市盗り」ができる市に。都内から西武沿線の市。十番勝負に参戦してまだ間もない頃に2度答えて、以前に「領主」の経験があったことは失念していた…。

問一~松島は笑うが如く~
「島」関係だとは早く気づく。「人口」かとも思ったが違い、「広さ」のほうだとわかる。過去問とは最低ラインが違い、境界線が5分の1になったのに単純に5倍にならないところが「綾」だった。こちらも「にわか城主」になれそうなところを、みちのくより。

問十~狭山茶どころ 人情にあつい~
ある程度答えが出揃ったところで共通項に気づく。以前話題になった、「町村制施行以来全く合併せず」。地域的に何箇所かに偏りがあり、数が多そうな都内から探すことに。「多摩湖は庭先ではなくて『他人の庭』」([73982])と言う、かの志村馬○殿のおかげで全国にその名が知られたその市は、明治の町村制施行時に誕生した村の名が、町→市にそのまま継承された([72168]hmtさん)。

問九~逆巻く波を乗り越えて~
白桃さんが[90757]
問九:枚方市
この問題では塁にランナーを残したくなかった
から、違う方向に入ってしまい迷路に。しばらくして答えが進んで行くと、ある程度以上の人口がある市、人口が減っていそうな市ばかりが並んでいることに気づくことに。すぐに「市盗り」につなげそうな市が見当たらないので、とりあえず「ここを取れば次に挑戦権が…」と言うところから、思い出深い旅の印象がある北の玄関の港町に。それが思わぬ「戦果」を手に入れることになろうとは、次に。

問八~後は追うなと言いながら~
直前に出てきた「海軍カレー」「八幡製鉄」「戦艦大和」から、こちらも「人口減少」ではないかと。想定解が47なので「県内最大減」だろう、と。問九と同様、人口増減の比較を見ると、まさに当り。1万人以上も減っていた、問九で答えたばかりの北の港町がまだ出ていない。ここは速攻で五稜郭を攻め落とし。

問六~富士の白雪やノーエ~
お題とNGの市から、「隣接する市町村&特別区の数が6」だと。地元の市で守備固めもできたが、ここは大砲を打ち込まれて「焼け野原」になったご当地の一宮再建に第一歩。

…ノーヒントでここまできたが、結局ここからはヒント待ちに。

問五~Sidetown Girl~
「あまり変化していない」→人口の増減が少ない、と見える。NGの市から「±500人」が境界線だ。A5ランクの極上すき焼きが桜鍋に化けたので、代わりに近江牛をいただき。

問七~急げや電気の道すぐに~
ここからは「市盗り」とは離れて、「分散派」としての「原点」に立ち返って「未解答減らし」戦術を。「同じタイミング」から「市制」関係だと。「市制施行日」のページを開いて並び替えると、「市の誕生日が7月1日」。前々回にタイミングを逃してしまった「フロンターレ」の本拠地([88652])が残っていた。

問四~かにかくに渋民村は恋しかり~
第一ヒント「一本では足りない」を、「バスとか何かの公共交通機関でどこかへ一本で行けない」とか考えて前に進めず。第二ヒントが出て「水の上を渡る」から「橋」関係→「クイ図」で出てきた「斜張橋」。それが「2本以上ある」と言うことか。コレクションを開いて、”Street View”から確認作業。東北の県庁所在地で唯一未解答だった市を取った。地元の市でも答えられたが、「水の上を渡っていない」ので「厳密にはNG」だと思い、安全策をとった。

問三~愛と青春の旅立ち~
今回一番の難問。第一ヒント「グループで計測」と解けたが、隣接市との面積とか何かの合計?平均?…これじゃ「七番勝負」か? 第二ヒント、「三月・九月」が真っ先に見えてきて([91089])、散々苦労した「四月」問題([78445])が頭をよぎって立ち往生。それが「三月雑学追加」。何だ?と、「更新情報」に出ていた中からいくつか当たってみると、「市区町村の文字別ランキング」。それが出る前に気になっていた、OKの四條畷とNGの交野の境界線が「人口密度3000人」、それが「文字別ランキング」から「市」「人口密度」で検索するとこれがぴったり。「畷」と「交」はそれぞれその市だけにしか使われない。ブランド牛のあの市は「なにわ」絡み、最も意外性があった「今回開始前まで領主不在だった『鉄無し』市」は「尾張」シリーズに引っ張られていたのか…」と、「一発でわかった人はそれこそ凄い!」と妙に感心。そのランキング上位に、割と近所の市が入っていた。
ある戦略上の理由
([91089]) とは、この時点で残り4市に減っていた「神奈川県の未解答市」を減らし、既に別なほうの目的(県の領主)を達成していた静岡県より先に、県内全市正答目指すという目標にまた一歩近づけると言うことだったのでした。もっともこちらのほうは「県の(実質的な)領主」が強すぎるので、残る3市を答えたところでとりあえず「矛を収める」ことになりそうですが…([89916])。

♭今回の選曲は次の通り。
問二:小平市歌の歌いだしより。
問一:「奥の細道」より。「元・一夜城主」だったにかほ市の名所「象潟は恨むが如し」と続きます。
問十:東村山音頭より([90566])。「この市出身の最大の有名人」も、やがて鳴り物入りで楽天入りした野球選手が取って代わる日が来るのでしょうか…。
問九、問八:「○○の女」の歌いだしに続く歌詞。
問六:この地に伝わる民謡より。
問五:すぐに思いつくようなのが見つからなくて…。この市にある横文字地名([67324])に引っ掛け、30年ちょっと前の洋楽ヒットナンバー”Uptown Girl”(by Billy Joel)の「パロディ版」替え歌を勝手に作った(相当苦しい言い訳ですが…)。「未来少年湖南」?そんなの、全然知りまへん…。
問七:鉄道唱歌・東海道編第4番より。当時開業して間もなかった、現在の京急大師線の前身・大師電気鉄道が歌い込まれています。
問四:啄木も、今では「盛岡市出身」と言うことになってしまったのですね…([65967])。
問三:これも今から30年余り昔の映画音楽のヒットナンバー。記憶が間違っていなければ、USAの陸軍士官学校を舞台とした愛情物語の主題歌だったと思います。一方、この市と隣の政令指定都市にまたがる(住所地名も)「進駐軍」の「キャンプ座間」は、戦前は帝国陸軍の士官学校でした([87268] hmtさん)。
♯今回の副題は、問九・問八の「サブローさん」と同郷の「灰色楽隊」の初期のヒットナンバー、夏を歌ったバラード”Forever”の歌いだしを…。

♯今回の「戦略」と、その他についての詳細は、後ほど詳しく…
[91089] 2016年 8月 4日(木)22:02:28伊豆之国 さん
十番勝負
問三:座間市

第二ヒントから「三月・九月」がまず出てきて、5年前のあの超難問が頭から離れず全く掴みどころがありませんでした…。
この市も「ある戦略上の理由」により取っておくことにします。
[91051] 2016年 8月 3日(水)21:58:40伊豆之国 さん
十番勝負(入門編)
問三の第二ヒントが全く意味不明で解けません…。そこで息抜きに、入門コースから、戦術上どうしても取っておかなければならぬこの一問だけ答えておくことにします。

問A:三島市
[91038] 2016年 8月 3日(水)20:09:32伊豆之国 さん
十番勝負
問四:盛岡市
[90970] 2016年 7月 31日(日)23:21:25伊豆之国 さん
十番勝負
問七:川崎市
[90967] 2016年 7月 31日(日)22:55:51伊豆之国 さん
十番勝負
問五:湖南市
[90954] 2016年 7月 31日(日)16:29:17伊豆之国 さん
十番勝負
問六:三島市

早くも反撃開始…
[90947] 2016年 7月 31日(日)09:50:54伊豆之国 さん
十番勝負
問八:函館市

五稜郭一気攻略なるか?
[90923] 2016年 7月 29日(金)23:53:31伊豆之国 さん
十番勝負
問九:函館市
[90906] 2016年 7月 29日(金)00:23:21伊豆之国 さん
十番勝負
問十:東村山市
[90873] 2016年 7月 28日(木)00:46:32伊豆之国 さん
Shonan Bellmare(Break Time) & 八王子市
[90865] オーナー グリグリさんへ

[90792] k_itoさんの
問二:平塚市
がまだ採点されていません。

♯残り8問は共通項がまだ掴み切れていないのでしばらく時間がかかりそうです…

[90853] k-aceさん 他
「【D】グループで人口最大の市」([90669])の汚名を返上したその高校ですが、社用で八王子市役所に出かけることが度々あり、最寄り駅が西八王子駅(バスに乗り換え)なので、中央線に乗る度にすぐ脇を通るので車窓から間近に見えます。…これで、多摩地区の26市中【C】以上となった市は、ようやく7市目なのですね(→[70816])…。


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