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[89215]2015年11月28日
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[92473] 2017年 1月 13日(金)20:10:23伊豆之国 さん
十番勝負
問一:富士宮市
[92462] 2017年 1月 13日(金)00:27:33伊豆之国 さん
十番勝負
問三:仙台市
[92425] 2017年 1月 12日(木)00:36:32伊豆之国 さん
十番勝負
問二:川越市
問四:町田市
[92343] 2017年 1月 9日(月)11:12:23伊豆之国 さん
十番勝負
問七:熱海市
[92328] 2017年 1月 8日(日)22:56:01伊豆之国 さん
十番勝負
問五:三島市
[92295] 2017年 1月 6日(金)23:55:45伊豆之国 さん
おんな城主(出羽国) & お休み前の珈琲タイム
今年の大河ドラマは「おんな城主」。十番勝負の最中ですが、その「おんな城主」のデータ更新です。
山形県知事・吉村美栄子氏が、5日の選挙で2期連続の無投票で3選を果たしました。河北新報

さて、肝心の十番勝負ですが、3問まで進んだもののここまでで立ち往生。あとはヒント待ちになりそうです…。
♯「鹽竈神社」を一夜で取り戻したのが[92293]に書かれていませんねぇ(「領国編」には反映されているのですが…前に「三代目弘前城主讃岐守」殿も同じようなことをおっしゃっておりましたが)。
[92274] 2017年 1月 5日(木)22:11:04伊豆之国 さん
十番勝負
問十:塩竈市
[92244] 2017年 1月 4日(水)14:59:27伊豆之国 さん
十番勝負
問六:仙台市
[92210] 2017年 1月 2日(月)09:55:33伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。

十番勝負ですが、ようやく参戦できることに…。

問八:津市

あちらのほうはあの人に…
[92141] 2016年 12月 30日(金)22:20:35伊豆之国 さん
苗字が独特の宮古島
[92139] k-aceさん
宮古島訪問、遠路はるばるお疲れ様でした。
さて、
「鉄分」に乏しい地域ということもあって、飛びつける話題はせいぜい「苗字」([80988])ぐらいという沖縄
([85722])ですが、今回はその宮古島の苗字についての話題を。
沖縄全体の苗字ランキングについては、[80988]で書き込んでいるのですが、宮古島の苗字は、実は沖縄本島とは全く異なる分布になっているのです。
宮古島市の苗字ランキンのトップ20は、次のようになっています(Web版「姓名分布&ランキング」より)。比較のために、沖縄県全体のランキングも合わせて示しました。

宮古島市順位苗字沖縄県順位宮古島市順位苗字沖縄県順位
1下地1411根間91
2砂川1612狩俣90
3平良913新里19
4友利4014新城20
5川満4415仲宗根13
6与那覇3716島尻150
7上地2417下里172
8仲間2918前泊195
9池間9819久貝163
10宮国10620奥平152

ご覧の通り、宮古島のトップ10のうち、沖縄全体でもトップ10に入っているのは「平良」さんだけ。トップ20まで見ても、絶対数が多いトップ2の「下地」「砂川」と前記の「平良」を含めて6姓だけです。逆に、沖縄全体でトップの「比嘉」さんは何と54位、2位の「金城」・3位の「大城」などは100位以内にも入らず、宮古島では「あまりメジャーな苗字ではない」と言えるかもしれません。一方、トップ20の中で、沖縄全体で100位以内に入らない苗字が6姓もあります。県ランクで90位台の「池間」など3姓を含め、これらの苗字は「本土」はもとより、沖縄本島でも「宮古島出身(ルーツがある)」である可能性が極めて高い苗字と言えそうです。「奥平」さんは、本土では「おくだいら」が一般的ですが、数で最多である沖縄では「おくひら」と読んでいるようです。

一方、石垣島(石垣市)のランキングを見ると、

 宮良・石垣・大浜・砂川・金城・平良・玉城・上原・下地・新城

となっていて、トップ3は独特で(ただし、「石垣」さんは本土のほうが圧倒的に多い)、また「砂川」「下地」など宮古島と共通の苗字も多いのですが、沖縄本島で上位の苗字も多く見られ、苗字の上では宮古島よりも沖縄本島に近い、と言えそうです。

♯今回の書き込みで、「政令都市級」の仲間入りした模様です。
[92138] 2016年 12月 29日(木)20:47:44【2】伊豆之国 さん
鶏が先か、卵が先か
来年は酉年。と言うことで、少々気が早いですが「鶏」にまつわる地名談義を。

「鳥」のつく地名は全国各地にありますが、「鶏」に限定するとなると、大変稀少な地名になります。
「鶏」のつく住所地名(大字以上)を調べてみると、次に挙げるようなものがありました。

青森県上北郡横浜町鶏沢鶏ヶ唄
岩手県宮古市磯鶏…磯鶏西・磯鶏沖・磯鶏石崎もあり
三重県桑名市長島町白鶏
京都市下京区鶏鉾町
京都府向日市鶏冠井町
北九州市小倉北区金鶏町

…ざっとこんなところでしょうか。

青森の横浜町には「鶏」のつく大字が2箇所ありますが、「にわとりざわ」「とりがうた」とそれぞれ「鶏」の字の読み方が異なっています。宮古市の「磯鶏(そけい)」にはJR山田線の「磯鶏」駅(震災で長期運休中、復旧後は三陸鉄道に移管予定…[86828] スカンデルベクの鷲さん 他)があり、全国で唯一の「鶏」のつく駅名ですが、「地元には地名の由来として縁起の悪い言い伝えが残っており、『鳥取か鳥羽あたりを代役として立てたらどうか』と言うことが書かれていた」のを、その昔どこかで見たような記憶がありました。
桑名市長島の「白鶏」は「はっけ」。何か言い伝えがあるのか、ご当地ゆかりの方に由来を尋ねてみたいものです。
京都の「鶏鉾町」は、祇園祭の「鶏鉾」に由来する町で、付近には「山鉾」に関係する町名が集まっています。向日市の「鶏冠井」は「かいで」と難読です。「紅葉した楓(カエデ)の葉が鶏の『とさか』に似ている」ことから来ていて、「井」は「サイレント」の「添え字」らしいです。町内には「長岡京」の大極殿跡と伝えられる遺跡が残っています(向日市HPより)。
小倉の「金鶏」には、どんないわれがあるのでしょうか。

「鶏」の字には、つくりが「ふるとり」の異体字「奚+隹」もあります。長崎県対馬市の旧美津島町には、この異体字を使った「(奚+隹)知」(けち)という地名があります。こちらも、デビューして間もないご当地ゆかりの方にその由来をお伺いしたいものです。この「奚+隹」の字はJIS第2水準までには入っていないため、PCではうまく表示できず、Web上では常用漢字の「鶏」に置き換えられている場合が多いようです。
対馬市美津島町「奚+隹」知地区のStreet Viewからいくつか見ると…

鶏知郵便局…常用漢字の「鶏」になっています。
「奚+隹」知中学校…生徒用玄関には「鶏」の「鳥」を「ふるとり」に入れ替えた略字体が使われています。
「奚+隹」知通学バス待合所…字がぼやけて見づらいのですが、どうやら「奚+隹」であるようです。

…という具合で、地元でも結構表記が混乱しているように見受けますが…。

「鶏」のつく自然地名としては、栃木県日光市川治温泉の奥の鶏頂山、その昔登山だかスキーだとかでにぎわったことがあったらしい、と言うことをTVで見たようなこともあるのですが、今は観光ガイドなどでも見かけないようで、既に荒廃しているのでしょうか。

「鶏」にゆかりの神社というと、和歌山県田辺市の「闘鶏神社」(こちら)。
『平家物語』『源平盛衰記』に、源平合戦時、紀伊国の住人、熊野別当湛増(たんぞう)が源平いずれに付くかで迷った際に、赤(平氏)と白(源氏)の鶏を戦わせたところ、白鶏が勝ったので源氏方についたとあります。これが神社名の由来とされています。この湛増は、源義経の家来の武蔵坊弁慶の父ともいわれ、田辺は弁慶の出生地をうたっています
この神社では、公式には先ほどの「奚+隹」の字を使っています(さらに正式には「闘」も「たたかいがまえ(とうがまえ)」の「鬪」)が、やはりPCで出せないこともあり、神社自身でも常用漢字の「闘鶏」と表記することがあるようです。
♯横道にそれますが、前記のサイトの続きには、以前に話題になった串本町の「くじ野川」([80935] 白桃さん、[80941] hmtさん)も出てきました…。また、「源平合戦」つながりですが、「平家の落人伝説」が残る日光市旧栗山村の湯西川温泉([79328])には、「鶏の鳴き声がしたのを、源氏の追っ手に『合戦の合図』と思われた」と言うことがあったので、それから集落では鶏を飼わなくなった」という言い伝えが残っているそうです。

「鶏」のつく寺院に、滋賀県長浜市旧木之本町の「鶏足寺」かあります(長浜市HPより)。この付近を含めた湖北地方は、知る人ぞ知る「観音の聖地」とされ、村々の道端にたたずむ小さなお堂に収められた観音像を求めて訪れるファンも多いようです(私自身も二昔ほど前に2度に分けて、この地方一帯の仏像めぐりに訪れています)。

もう一つ「鶏」にゆかりの場所。京都・滋賀県境の逢坂山。百人一首にも収められた清少納言の和歌、「夜ををこめて鶏の空音ははかるとも よに逢坂の関は許さじ」。この歌は、中国の春秋戦国時代の故事「鶏鳴狗盗」を基にして読まれたものとされています。

「干支」の「酉」のほうにゆかりの神社では、やはり東京近辺では晩秋の風物詩として名高い「酉の市」。台東区千束の「鷲(おおとり)神社」、目黒区下目黒の「大鳥神社」、新宿区新宿五丁目の「花園神社」などが知られていますが、発祥の地は足立区花畑の大鷲神社とされているようで(こちら)、また「鷲神社」の「本家」は埼玉県久喜市旧鷲宮町の「鷲宮神社」とも言われているようです。

最後に、今年の経県値は30点
静岡県の△は、湯河原町(温泉ではありません)への社用の帰り、飲み会に間に合わせるために熱海まで戻って新幹線に乗ったこと、栃木県の△は9月の「みちのく独り旅」([91505])の帰りの新幹線で、宇都宮駅に「超特急」の追い抜き待ちで駅のホームに下りて飲み物を買ったことによるものでした。
「市の経県値」(認市度)は、残念ながらUpは無し。新規市制の富谷市は未踏のため、実質Downとなってしまいました(町村では蔵王町が●→○、大河原・柴田両町が▲→●と、計5ポイントUpしたのですが…)。
[92129] 2016年 12月 25日(日)00:32:03【2】伊豆之国 さん
糸魚川大火御見舞 & 十日町市
先日の糸魚川市で起きた大火で被災された方々へ、謹んで御見舞申し上げます。

さて、新潟県内特有の町名、「学校町」([49417]EMMさん)。コレクションに未掲載と見られる「学校町」が見つかりました。

十日町市学校町…町名の成立は平成27年11月16日(十日町市HPより)。

この町名変更は「住居表示」ではなく、市が進めている「中心市街地の地籍調査と、それに伴う登記簿地番・住所表示変更」の一環として行われているもので、「市街地の紛らわしい住所を分かりやすい住所に整理」し、「行政区名(注・これまで町内会名称などとして使われてきた通称地名)などを新たな町名(地番区域名)として整理する」というもので、現在までに5次にわたり計9区域で町名変更が完了しています(こちら)。

>ぺとぺとさんへ
ご登録をお願いいたします。
…来るべき「戦国市盗り合戦」ですが、高尾山から打ち込まれた長距離砲の直撃を受けて焼け野原と化した「箱根の山のあちらとこちら」のそれぞれの再建にあたり、当方としてはまずご当地の一宮再建を目指すことに全力を注ぐこととし、「小田原攻め」については「和睦協定」を守りあくまで「後方支援」に徹することにしますので、ぜひとも一刻も早く奪還していただけるよう、ご健闘をお祈りいたします(笑)。
[92106] 2016年 12月 17日(土)10:35:00伊豆之国 さん
新旧の「日本一暑い市」が候補になりました。
これは本来は(戦国市盗り合戦の)「相模国小田原城主兼伊豆国山中城主・北條播磨守」の領域なのでしょうが…

昨日、「選抜」の「21世紀枠」候補の9校が発表されました。
候補に決まったのは…

北海道…富良野 東北…不来方(岩手) 関東・東京…石橋(栃木) 北信越…富山東(富山) 東海…多治見(岐阜)
近畿…洛星(京都) 中国…倉吉東(鳥取) 四国…中村(高知) 九州…高千穂(宮崎)

中でも特筆されるのは、部員わずか10人で秋の岩手大会で準優勝、東北大会の初戦で強豪・八戸学院光星を相手に大善戦した不来方高校([91745] 白桃さん、記事)。また、39年前の「選抜」で部員12人「二十四の瞳」で準優勝を果たした「日本一暑い町」の中村高校は、今回は「三十二の瞳」で高知県大会を制覇し、今回の候補に選ばれています。
来年1月の選考で、この9校の中から3校が「21世紀枠」として「選抜」出場校が決定します。
果たしてどの高校が「夢の甲子園」の土を踏むことができるのでしょうか?

…ところで、「高千穂大学」と言う大学があります。どの都道府県にあるのでしょうか? 宮崎でも鹿児島でもありません。
[92097] 2016年 12月 13日(火)21:28:29伊豆之国 さん
有楽町で逢いましょう。& 所沢市
[92085]のクイズ
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
ですが、
[92086] Takashiさん
福井市もあてはまりますよね
[92088] 白桃さん
低音の魅力のフランク永井が、逢おうと言ったところ…豊橋市〇〇町

いずれもご名答です。
共通項は、「有楽町」がある市(読みも含めて完全一致)でした。
「郵便番号検索」とMapionの地図とを照らし合わせた結果、該当する市には、もう一つ岐阜市(長良有楽町)がありました。
第9回オフ会会場の近所ですが、ここまで行かれた人はいないのでしょうか?
「該当しない市」とした高山市は、「うらまち」と「読み方違い」になっているからで、もう一つ読み方違いで該当しない市には、つがる市(木造有楽町…うらくまち)がありました。Mapionの住所検索では、長野市(松代町松代有楽町)も出てきましたが、こちらも読み方違いの「うらまち」であり、そのMapionの地図を見ると住所の表示は「松代町松代」までしか出てこないので、おそらく小字あるいは通称地名と思われます。「いつもNAVI」では、このほかに山梨県甲州市塩山にもありましたが、Mapionにも郵便番号検索にも出てこず、読み方も不明でした。
飛騨高山と信州松代の「うらまち」は、おそらく「裏町」に見栄えのする文字を当てたものでしょう。

[92092] hmtさん
所沢市南永井字大岾(おおはけ)
「有楽町」「永井さん」で、忘れていた過去記事を思い出しました。
「有楽町」がある所沢市と、その隣町との「自治体越え地名」。[90566] で書き込んでいた
埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井
登録されないままになっていて(オーナーさんが「横浜非公式オフ会」の準備で多忙だったため?)、また私自身ももうすっかり忘れていました。[90566]では「おそらくNG」として「狭山」の例を挙げたのですが、こちらのほうはやはり不採用、としてよろしいでしょうか?
[92085] 2016年 12月 10日(土)22:00:30伊豆之国 さん
八王子発8時33分・スーパーあずさ5号
[92062]
○○○2号…ではありません
東京・新宿と信州・松本方面を結ぶ列車として親しまれている中央線の特急「あずさ」が、今月12日に運行開始からちょうど50年を迎える、と言う新聞記事が出ていました。
特急あずさ 旅人乗せて50年 新宿-松本 歌謡曲ヒット「狩人」も感慨
山梨や長野と東京都心を結ぶ中央線特急「あずさ」が、12月12日で運行開始から50年を迎える。JR東日本で最も古くから走る在来線特急は、1982年の中央自動車道の全線開通後、所要時間やサービスで車と競うように歴史を重ねてきた。歌謡曲「あずさ2号」で知られる兄弟デュオ「狩人」の弟の加藤高道さん(56)も感慨深げだ
(毎日新聞より)
特急「あずさ」は、運行開始当時のダイヤでは、新宿~松本間で4時間近くかかっていたのですが、その後中央高速道の開通という強力なライバルの出現という状況を迎え、「あずさ」も車両の性能向上と、岡谷~塩尻間を長大トンネルで貫く新線開業などの路線改良によって所要時間を短縮させ、現在では最速で2時間半を切っています。
「あずさ」誕生から半世紀、当時走っていた特急列車の多くは、新幹線開業によって消滅したり新幹線の列車名に「栄転」したりで、いまやJR東日本管内の在来線特急列車名では「最古参」になっているようです。当時の「あずさ2号」は、その後列車名称も変わり、現在は「スーパーあずさ5号」となっていますが、「新宿発8時ちょうど」と言う出発時間は今も全く変わっていないようです。
私は、この「あずさ2号」の後身となる列車には今まで何回か乗っているのですが、今の場所に引越してからは八王子から乗ったほうが速いこともあり、いずれも八王子からの乗車でした([68592])。八王子の発車時間は、その時期のダイヤの状況により、タイトル(現在のダイヤ)の時刻と1~2分前後していたこともありました。

ところで、今晩のTV番組関連のクイズ。
【問X】足利市、所沢市、半田市、桑名市、周南市(該当しない市:高山市)
…さて、ここは東京のある場所です。それは「どこ」でしょうか?
[92062] 2016年 12月 7日(水)20:26:42伊豆之国 さん
大谷くん、いよいよメジャー挑戦ですか?
[92052] 白桃さん
[92053]千本桜 さん
私もやってみます。

A群B群C群D群
松島花巻北上白石

選曲は…
A群:誰もいない海(Toi et Moi)
B群:みちのくひとり旅(山本ジョージ)
C群:別れても好きな人(Los Indios & Silvia)
D群:二人でお酒を(○○○2号…ではありません)

「秋休み」の道中から。
やはり「昭和」でまとめました。場違いな曲もありますが…歌手の名前もおぼろげ…。
[92054] 2016年 12月 6日(火)21:28:43伊豆之国 さん
肥前のかかあ天下? & 南セントレア市
今日の日経新聞夕刊から、2題。

西日本の妻は立場強い? 「財布握る」長崎・佐賀7割
西日本の妻は立場が強い?――。ソニー生命保険がまとめた都道府県別の生活意識調査でこんな傾向が明らかになった。「妻が財布のひもを握っている」と答えた既婚者の割合は長崎が最も高く71.7%。2位は佐賀の70.0%、3位は沖縄が68.4%で続き、上位10県のうち8県が西日本だった。全国平均は57.0%
「妻がけんかで勝つことが多い」のも1位が長崎で51.7%だった。(中略)西日本が上位。全国平均は36.6%。
群馬県はどのくらいなのかが気になります…ということで、そのソニー生命のHPを開いて見たら、ここにそのデータがあり、群馬県は「財布の紐」「夫婦喧嘩で妻が勝つ」いずれもトップ10には入っていませんでした…。一方、
「夫がよく子育てに参加している」と答えたのは全国平均で44.7%。岐阜がトップ(57.1%)
と言うデータも出ていました。
そのほかにもいろいろ興味深いデータが出ていますが、いずれも上位10県(あるいは5県)までしか出ておらず、全都道府県のランキングデータに使えないのが残念です…。

もう一つは、「グルメ」の話題。
私が昨年秋の道中で訪れた、愛知県南知多町の日間賀島([88822])。この島では「蛸」と並ぶ名物として、国内有数の「河豚」の産地として知られている、と言う記事が出ていました。(要約転載)
フグといえば一般には山口県の下関などが有名だ。しかし、国内有数の天然トラフグの産地として市場関係者や料理人の間で必ず名前が上がるのは、愛知県の知多半島と渥美半島の中ほどに浮かぶ日間賀島(ひまかじま)だ。漁の解禁直後となる10~11月になると、フグ目当ての観光客が次々と島に集まってくる。
この後に、「島の西側の伊勢湾口がフグの産卵場になっていて、昔からフグ漁が行われていたが、県内に有力な取引市場がなく、県外に流れてしまい、注目されることがなかったが、1989年(平成元年)に九州地方が不漁になったとき、この日間賀島の漁場が豊漁となり、一躍注目されるようになった」と言うことだそうです。
[92046] 2016年 12月 5日(月)22:33:04伊豆之国 さん
表現を見直しました & 熊本市
この度はお騒がせいたしました(十番勝負の)武蔵国川越城主伊豆守でございます。

さて、この度の騒ぎの発端となりました[92024]の記事ですが、その昔、かのうどん県人のマガジン編集長殿が使っていたこともあって、「冗談半分」で使っていた「西洋蹴鞠」用語でしたが、やはりこの世界では適切とはいえないのではないか、と思い直し、次のような表現に改めることとしました。

"Red Card" →「存立危機市」
…人口が極限までに減少し、単独では「市」としての機能・基盤を維持するのが困難な状況に追い込まれている市
"Yellow Card" →「存立不安市」
…人口減少が続いて市制特例基準(3万人)を割り込み、このまま進めば「市」のとしての自立が危うくなる恐れがある市

やはり適切性に欠ける恐れがある表現があった[92035]ですが、 Takashiさんが[92036]でレスをしていること、そのTakashiさんのご指摘で当方の不勉強が発覚したこともあり、[92035]の当該箇所はあえて残しておき、新たに次のように全文を書き直すことにしました。

…人口が極限までに減少し、行政が「このままでは今まで通りの行政サービスができなくなるなど、単独では市としての機能・基盤を維持することが極めて困難な状況に追い込まれており、近隣自治体との合併も進展が望めず、この状況が続けば、市制を返上して町村となることもやむを得ない」と自ら認め、また住民の理解も得られた場合、「市から町村への格下げ」を行うことが法規上では認められていても、今までこうした先例がないことから、国のほうでもこのようなケースを想定した「ガイドライン」とか「Q&A」を作成することも考慮すべきではないか…

とりあえず、これで円く収まるかどうかいまいち不安ですが、いかがでしょうか?
結局は、このような「存立危機市」などが今なお多数存続しているのは、[92039]でみかちゅうさんがおっしゃる通り
「積極的に合併しないという選択をした」のではなく、「合併できなかった」と解釈すべきなのでしょう(以下略)
ということに落ち着く、と言うことでしょうか。

さて、既報の通り、JR留萌線の末端部分が昨日限りで廃線となりましたが、この区間にあった「舎熊」駅が消え、これでついに北海道の駅から「熊」が絶滅しました([88770]山野さん)。
「熊」のつく鉄道駅がある自治体は、舎熊駅が消えた増毛町が外れたことにより、12月5日現在、次の11市・2町・1特別区となったようです。

仙台市、熊谷市、福生市、伊勢市、熊野市、赤磐市、丸亀市、北九州市、熊本市、合志市、臼杵市
東京都荒川区、大阪府熊取町、福岡県糸田町

最多はもちろん熊本市で、市電の電停を含め8駅(熊本電鉄の「熊本高専前」は合志市)あります。それ以外でも、既に野生の熊がほぼ絶滅していると言う九州に多いのは不思議ですが、九州には「隈」のつく地名(苗字も)が多いので、おそらく「熊」は「隈」の当て字から来ているのでしょうか。 
[92035] 2016年 12月 4日(日)21:40:18伊豆之国 さん
「市から町村への格下げ」(市制返上)を認めてよいか? & 秩父市
思いがけず喧しいことになっている[92024]の書き込みですが、元々は4年余り前の[81915]の「焼き直し」に過ぎないことを、まず断っておきます。
私が[81915]の記事を書き込んだのは、三笠市の1万人割れ([81907]紅葉橋律乃介さん)を受けて、「そういえば、アーカイブに「市町の降格」と言うのがあったな、と言うのを思い出し、その中にも載せられている、ペーロケさんの[7705]の記事の中で
人口1万人を切る市に何ができるのか?
いっそのこと、Jリーグのように、降格という制度は必要かもしれません
市 は人口3万人を割り込んだら町に降格
と言うくだりがあって、これを「自動的に『市制剥奪』ではあんまりだ」と言うことで、これをもう少し現実性を持たせて、「2万人未満の市」を、白桃さんの定義([4424],[92030])とは別の基準で"Red Card"と勝手に名づけたというだけのことで、こうした「市の資格喪失(寸前)状態」とでもいえそうな市について、「もし『合併によって市としての体面を繕う』ためにはどうしたらよいか」と言うことを冗談も交えて作ったもので、15年国勢調査人口に置き換えた[92024]のほうも、中には「種子島」の如く「単なる数合わせ」のようなものもいくつかあったりして、
本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきもの
と言うのが適切だったか、これについては少し行き過ぎだったかな、とも今になって思ったのでした…。
♯以前、「消滅危惧(危機)自治体」が話題になったことがありましたが…

まぁ、実際問題としては、タイトルに掲げたように、人口減少が止まらず、既に「自他共に『市』としての資格も風格も失った状態になって久しく、市として今後もこのまま続けられるのか甚だ心もとない」「他の市町村との合併も難しい」として「市制返上も考えている」(夕張とか歌志内では実際にそんな声も出たらしいですが)と言うような市については、今の法規上ではどこにも書かれていないらしい「自主的な市制返上」が認められるような法整備を考えてみる、と言うのがまず現実的な対応ではないかと思うのですが。実際にそのような「町村への格下げ」を認めるためには、「住民投票で賛成多数」とした上で「市議会で決議」、といったプロセスを経るようにする、と言うのがよいのでしょうか。

[92026] hmtさん
12月3日。今夜は秩父夜祭です
秩父の夜祭には、今まで2度行ったことがあり、最近では10年ぐらい前だったか、東上線経由で終点・寄居で秩父鉄道に乗り換え、長瀞の「川下り」の船に乗ったり、長瀞駅でSL列車の写真を撮ったりしたあと、秩父の町に向かい、夜も深まってからは豪快な花火を眺めて、西武秩父駅から東飯能で八高線、八王子からは横浜線、と言うルートで帰ったのですが、八高線の本数が少なくて、「その日のうちに帰れるのか」と苦労しました…。今年の夜祭は、「無形文化遺産」登録の直後でしかも土曜日の夜だったことも重なって、秩父市の人口(62,818人…'16年10月推計)の6倍以上にもあたる、過去最高の38万人あまりが見物に訪れたそうです。(埼玉新聞)

…これはひょっとして「十番勝負」ネタになる?…と思ったら、hmtさんが[92026]で全部書き出したので、「これは無しかな?…でも油断は禁物」?
今回登録された中で、実際に祭りを見に行ったことがある市は、鹿沼・秩父・川越・高岡・高山(春と秋の両方)・犬山・京都の7市でした。
[92024] 2016年 12月 3日(土)20:00:45【1】伊豆之国 さん
Re:「レッドカードの市」退場勧告と解消案
以前[81915]で、「既に『市としての資格喪失状態』(「レッドカード」)」の市と、「『市としての体面を繕う』ための合併案」を書き込んだことがありますが、今回は2015(平成27)年国勢調査確定値に基づき、それに16年10現在の推計人口も考慮して、「過疎市の機能回復促進法」と銘打って、「独断と偏見」により[81915]の表を加筆修正の上、次の表を作成してみました。
概略については[81915]とほぼ同じですが、15年の確定値により、「レッドカード」(人口2万人未満)の市に、新たに尾鷲・串間・勝浦・鳥羽・えびの・多久・陸前高田・士別の8市が加わっています(このうち尾鷲市はその時点で推計人口が既に2万人割れしていたため[81915]に掲載済み)。なお、このうち今なお震災からの復興途上にある陸前高田市については、「復興優先」ということで、当面「対象外」としました([81915])。
合併形態については、合併後に市名が変わるところは原則として新設合併とし、合併形態が書かれていないところは、「対象となる各自治体との間で協議を行って、新設か編入かを決定する」としたものです。
人口は15年国勢調査確定値によります。

市名合併相手・形態新市名合併後の人口コメント
歌志内・赤平・芦別・砂川4市と上砂川町・奈井江町とで新設空知市56,213滝川・美唄市も加えた広域合併も必要か
夕張栗山・由仁・長沼町とで新設夕張市37,577夕張郡3町との合併なので「夕張」の市名は残すが、新市役所は最も人口が多い栗山町に?
三笠岩見沢市へ編入岩見沢市93,5751万人割れでは編入されるのもやむなし?
士別和寒・剣淵・下川・幌加内町士別市31,810次の調査までに3万人割れはまず必至。名寄市を含めた大合併も
尾花沢村山市・大石田町とで新設はながさ市48,994幻の市名復活?
勝浦いすみ市・御宿町とで新設いすみ勝浦市65,157いすみ市の代わりに大多喜町を入れても3万人の大台をクリアするが、両市町の交流は少なそう。ブランド地名「勝浦」を残したいので連称に。鴨川市との「房総国境越え」もあり?
珠洲能登町とで新設奥能登市32,193ここも今回を逃すと厳しいか?
鳥羽志摩市とで新設志摩鳥羽市69,789志摩国一国1市に。やはりブランド地名「鳥羽」を残し旧国名でもある「志摩」を冠する形に
尾鷲紀北町尾鷲市34,347両市町の人口は接近しているが、新設合併でも「(本土の平地では)最大の多雨の町」として知られた「尾鷲」の名は残したい
熊野御浜町・紀宝町熊野市37,270「熊野」の中心は和歌山県側なので、「東紀州市」も候補
宮津与謝野町とで新設橋立市40,260伊根町も含める? 日本三景の一「天橋立」から新市名を
室戸・安芸両市と安芸郡全7町村とで新設室戸安芸市48,350 これも連称を採用。「安芸」を上に置くと広島県の市と誤解される恐れがあるので、知名度の高い「室戸」を前に出す
土佐清水宿毛市・大月町・三原村とで新設足摺市41,354こちらも知名度が高い「足摺岬」を新市名に
多久小城市とで新設天山市64,008両市の北にそびえる、地域を代表する山の名を
津久見臼杵市とで新設臼杵津久見市56,717結局は両市名の連称に落ち着く?
串間日南市日南市72,869元々日向国だった志布志市と越境合併し、志布志市域を宮崎県に編入、という「奇手」もあり?
えびの小林市とで新設東霧島市65,759高原町も含める?
垂水鹿屋市とで新設大隅市119,128大隅半島の他の5町との広域大合併も?
西之表中種子町・南種子町・三島村とで新設種子島市30,254種子島の2町とだけではクリアできなくなり、地域的に近い三島村を加えてやっと3万人の大台を確保。屋久島を加えるのはやはり難しいか

また、15年国勢調査での人口が「レッドカード寸前」の2万0千人台に落ち込んでいる美濃市は、県議選の選挙区([91843] 山野さん)と同様、美濃市と合併、新市名は新設合併で両市名を足し合わせて「美濃関市」に、仮にそうなれば長良川鉄道の「関」駅も国鉄時代の「美濃関」に戻し、「美濃市」駅は、まさか市制以前の「美濃町」([87263])には戻せまいから、廃線となった名鉄美濃町線の終点だった「美濃」にしては…(宿毛市も2万0千人台だが、上表の土佐清水市の項で触れた)。

…以上、全くの独断と偏見により、ほとんど「恣意的」に合併の組み合わせと「新市名をどうするか」と言うことを羅列してみたのですが、連称とか「ブランド地名」の採用などがやたら多くなったのは致し方ないのでしょうか?
反論・ご意見は遠慮なく書き込んでください(前回([81915])は早速山野さんからレス([81916])をいただきましたが…)。

♯本当は「卯月馬○」ネタとして書き込むべきものなのでしょうが、「人口」ネタでにぎわっているのでここで…。
[91988] 2016年 11月 24日(木)22:58:44伊豆之国 さん
Re:石川総線 & 松阪市
[91983] オーナー グリグリさん
西金沢から北陸鉄道石川線を使い、帰りは野町終点まで乗車しました。久しぶりの石川総線(この呼び名の方が身に付いてます)でしたが
[91987] デスクトップ鉄さん
「石川総線」という名称は、初めて知りました。石川線、金名線(1984年休止、1987年廃止)、能美線(1980年廃止)の総称なのですね
私が「石川総線」と言う呼び方を初めて見たのは、昭和43~44年頃に見た鉄道雑誌でした。その頃の北陸鉄道は、既に利用者の減少が目立ってきていて、「何とか持ちそうなのは浅野川線くらいではないか」とも言う悲観的な声もあったそうでした。結局、「浅野川線と『石川総線』だけは徹底的な合理化で残す」と言うことになったのですが、その「石川総線」も、金名線・能美線は朝夕のみ運行、日中はバス代行になると言う状況が続き、能美線は昭和55年(1980)に廃線、白山山麓の観光開発との絡みから残されていた金名線も、長期運休を経て昭和62年に廃線となって([68857])、石川線だけが残った形になって、「石川総線」と言う言い回しもやがて自然消滅したのではないでしょうか(HP)。
「総」と言うと、石川県の大きな温泉地では、共同浴場を「総湯」と言う呼び方があることを、昭和末期か平成の初め頃になって、旅行雑誌で知りました。山中温泉には、今まで2度宿泊したことがあり、総湯「菊の湯」にも立ち寄っています。この「総湯」と「石川総線」に共通する「総」の字、何か意味の上でつながりがあるのでしょうか?

ところで、今晩の「ケンミンSHOW」で、「(落書き帳の)元・松阪観光大使」いろずーさんから[86336]で情報をいただいた「松阪の鶏焼肉」が出てきました。私自身、全く聞いたことがなく、どこにそんな店があるのか(と言うよりアクシデントが起きてそんな暇はなかった…)わからなかったのでしたが、地元民に聞くと「焼肉と言えば鶏肉」「高価で正月とかお祝いのときぐらいしか召し上がれない松阪牛よりもずっと身近な庶民の味」で、「元々鶏の飼育が盛んな土地で、昭和40年頃から作られるようになった」「名古屋の影響で味噌味」だと言うことらしいようです。
[91977] 2016年 11月 22日(火)22:20:16伊豆之国 さん
未成年は立ち入り禁止です。
「反対語地名」情報。
倉田昆布さんの記事([91929])の
凸凹(でこぼこ)
でふと思い出したことが…。
愛媛県宇和島市藤江の多賀神社境内にある、知る人ぞ知るパワースポット。
凸凹神堂(別名・凸凹寺)Street View
いわゆる「秘宝館」として、「その筋」ては有名だとか。私は、○十年前の旅雑誌でその存在を知ったのでした。「凸凹」は、「あいまる」と読むらしいです。
コレクションには神社仏閣もOK、だというから、まぁいいでしょうか。

♯宇和島と言えば闘牛が有名ですが、やはり反対語地名「明暗」([91935])で書き込んだ隠岐も、闘牛が有名ですね…
[91964] 2016年 11月 19日(土)17:47:03【1】伊豆之国 さん
秋から冬への能登半島 & 松本市
話題としては少々季節はずれになりますが…。

hmtマガジンにも載せられている、能登の祭りの名物・巨大燈籠「キリコ」の話題。
昨日の日経新聞の夕刊に、その「能登の『キリコ』が、過疎化の影響で危機に立っている」という記事が出ていました(要約転載)。
石川県の能登半島各地の祭りで担がれる巨大な灯籠「キリコ」は、過疎化の影響で近年、徐々に数を減らしている。「故郷に伝わる伝統を後世に残したい」。半島の先端にある珠洲市のフリーカメラマンらが組み立て方や見どころを記録した電子書籍「キリコ図鑑」の制作を始めた
輪島キリコ会館(輪島市)によると、半島全体で約800基のキリコがあるとされるが、過疎化によって担ぎ手が減少。近年は倉庫に眠ったままのものもあり、祭り自体が中止に追い込まれる集落もあるほどだ
最終的には現役として使われている約400基を紹介し全千ページほどの本となる見込みだが、全て完成するまでに7~8年ぐらいかかるという
このため記録できた集落のキリコから電子書籍として順次、有料配信する。第1弾は珠洲市宝立町で毎年8月にある七夕祭りのキリコ。来夏ごろに出来上がる予定だ


[91960] 菊人形さん
[91961] 山野さん
もう何度も話題になっている「北海道の大赤字&超閑散路線」の存廃問題ですが、JR北海道の懐具合も理解できますし、「鉄」が消えたことで過疎化が更に加速度的に進んで地域の衰退、廃村・廃墟化に至ってしまうな地域の懸念もよくわかります。ここはまず「地域の足」としての「鉄」の重要性とか、観光への影響なども考慮して、絶対に残すべき路線の最終的な「取捨選択」も必要ではないか、とも思うのですが。「ふるさと銀河線」の末路を思うと、道民ならずとも気が重くなります。鉄路が消えてもう久しくなった奥能登の現状も…。
「増毛」駅が消えると、「はげ(半家)より増毛行き」の育毛切符([88756])の行き先は「上野毛」に変わるのでしょうか(笑)?

もう一つ「鉄」ネタ。
私が少年時代に大変怖い思いをしたあの「音」([66880]) 。アルピコ交通(松本電鉄)で、最後に残っていた「北新・松本大学前」駅前の「鐘」の踏切が、老朽化により去る8日限りでお役御免となり、翌日からスピーカー式に交換された、と言う話題がありました(こちら)。
モーターで動く棒状の部品が鐘をたたいて音を出す仕組みで、定期的に油を差す必要があるなど整備に手間が掛かっていた
と言うこと、さらに寒冷・積雪という厳しい環境に耐えてきた中での影響も大きかったようです。「鐘」の上に「傘」のようなものが取り付けられていた(「松電」では、以前からこのような形のものが多く見られていました)と言うのも、「雪害対策」からだったようでした。以前から"You Tobe"の動画も数多くUPされ、「鐘」が消えるというネット情報を聞きつけて現地に「見納め・聞き納め」に駆けつけた「オタク」も多かったらしく、「松電」のほうからわざわざ「お知らせ」までネット配信させると言う、異例と言うよりかいささか「大袈裟な賑わい」だったようでした。
「電鐘」と言われるこのタイプの警報機、今残っているのは、三岐鉄道など、合わせて全国に10ヶ所余り。京都のど真ん中にいまだにしぶとく残っている「嵐電」西院駅前のが、現在進んでいる阪急西院駅の改良工事とその関連による嵐電のホーム移設工事の影響でどうなるかが気になります…。「見た目」は違いますが、同じように鐘を叩くタイプ(現存例:上毛電鉄「富士山下」駅前[83652] オーナー グリグリさん)のほうもだいぶ姿を消しているようです。北陸鉄道でもスピーカーへの置き換えが更に進んでいるようで、絶滅も近いかもしれません…。「ご当地」で唯一だった伊豆箱根駿豆線の「伊豆仁田」からも姿を消しています。

最後は明るい話題。「伊豆」と言うと、伊豆急と東急が、横浜~伊豆急下田間を運行するリゾート列車"Royal Express"を発表した、と言うニュースが入ってきました(こちら)。既にJRがこの7月から「伊豆クレイル」と言うリゾート列車を小田原~伊豆急下田間で運行を始めており、リゾート列車の「競演」が楽しみになりそうです。
[91949] 2016年 11月 14日(月)19:02:33伊豆之国 さん
富士見坂のある市が、「クイ図にはふさわしくない」あの問でも該当することになりました。& 大月市
「蝦蟇の油」でも名高い関東の名峰がある、第7回オフ会開催地の「若殿」誕生([91946]ピーくんさん)に対し、こちらは「富士見坂」もある八ヶ岳の麓から「女城主」誕生の話題。
昨日投開票された山梨県北杜市長選挙で、新人3人の争いの末、女性新人(といっても既に古稀を数えていますが)の渡辺英子氏が、他の男性2人を抑えて初当選しました。(北杜市HP)
これで、いろいろと議論を呼んだ第5回クイ図五番勝負・問二の想定解に、ここが新たに加わることになりました。

ところで、今日は旧暦神無月(出雲では「神在月」)の望月(15日)。この日は68年ぶりという"Super Moon"だそうですが、生憎なことに大半の地域(関東・山梨も)では悪天候で見ることができないようです(晴れていたら「大月市」はさぞにぎわっていたのでしょうか(笑)…)。
北杜市というと、私は今から10年ほど前の春の連休に、北杜市の旧大泉村にあるここに一泊したことがあります。その日はまさに雲一つない快晴に恵まれ、夜も更けて屋上の天体観測ドームに上り、満天の星空と中空に浮かんだ煌々と輝く満月、そして月明かりに照らされて浮かび上がる山並みの稜線…と、都会育ちの私にとっては、今まで見たこともないような「本物の夜景」に何とも言えぬ感動を覚えたのでした。
山梨県には「望月」さんが非常に多く、県ランキングで3位に入り、特に甲府盆地から県南部の富士川沿いにかけて密集しているのですが、北杜市には少なく、市内50位以内にも入らず、「郡内」(富士吉田市・大月市など)と共に県内では「望月さん率」が低い地域になっています。

♯ピーくんさんと内容が被りましたが、そのままにしておきます。
[91935] 2016年 11月 12日(土)21:08:12伊豆之国 さん
第四十三回十番勝負異聞(確定人口による想定解入れ替わり) & 反対語地名 & 浦安市
調査確定人口発表を受けて、人口研究所長の、讃岐国三本松の人で今は下総国浦安在住の大先生も最新データの分析に大忙し、最後の追い込みに発破をかけているところなのでしょうか…。

さて、恐ろしく亀レスですが、第43回十番勝負では「人口」がテーマの問題が問五・問八・問九と、3問出ていました。このときのデータは平成27年(2015年)国勢調査の「速報値」を基にしていましたが、このうち、問九(政令指定都市・中核市・施行時特例市で人口減少)については「確定値」でも入れ替わりがないようでしたが、問五(人口増減が±500以内)と問八(県内で人口減少が最大)については、いくつか想定解の入れ替わりがありました。

まず、問八では、次の4都府県で想定解が入れ替わっているようです。

都府県速報値基準確定値基準
埼玉所沢市春日部市
千葉市原市銚子市
東京立川市東村山市
大阪門真市東大阪市

埼玉県で「数値が異常ではないか」と話題になった所沢市は、やはり確定人口は速報値より大きく上回りましたが、それでも人口が減少したことは変わりないようですが。埼玉県で2番目に人口が減ったのは熊谷市でしたが、最多減少の春日部市との差はわずか24人。千葉と大阪も、50人以内の僅差での「該当市交代」でした。

問五では
該当→非該当塩尻市、寝屋川市、姫路市、小郡市(いずれも500人以上減少に)
非該当→該当岩沼市、伊勢原市(増加が500人未満に)、山形市、高崎市、近江八幡市(減少が500人未満に)

となって、想定解が差し引き1つ増えたことになりました。お題のうち2つも非該当になり、逆に非該当の例として出されていた岩沼市が該当する市になっていました…。

…「十番勝負亀レス」はこれくらいにして…

「反対語地名」で、前から気になっていたもの。
島根県隠岐郡西ノ島町の「明暗(あけくれ)の岩屋」(この辺り)。
西ノ島北西部の景勝地「国賀(くにが)海岸」にある洞窟で、陸のほうからは見えず、海からしか見ることができません。観光船が出ているので船上から「イタリアの『青の洞窟』(※)に匹敵するとも言う」この絶景を見ることができ、風や波が穏やかなときは通り抜けることもできますが、3回に1回ぐらいしかそのようになることがなく、通り抜けられると幸運になると言われるようです(西ノ島町観光協会HPより)。「明暗の岩窟(いわや)」と言う表記もあるようです(こちら)。
 (※)「青の洞門」なら、耶馬溪ですね…。
私は、20年前に隠岐を訪れたとき、この西ノ島にも足を運び、観光船にも乗った記憶はありますが、何よりも島からの帰り、折からの台風接近に遭い、投宿していた島後の西郷港の近くの宿で明け方からいきなり大音声の放送で叩き起こされ、「これしか出ません」という朝一の船で命からがら(と言うには大げさですが)境港に戻り、暴風雨の中で松江しんじ湖温泉の宿【後に第10回オフ会が開かれた宿】にやっとのことでたどり着いたという「悪夢」の記憶にかき消されてしまいます([84455], [65342])…
国賀海岸というと、TVドラマ「夢千代日記」の最後のシーンを思い出す、「摩天崖」の断崖絶壁。こちらも陸路から見に行った記憶がありますが、とにかく牛や馬の落し物には悩まされました…。

♯今日のお昼のTV番組で、白桃大先生のお膝元・浦安市の「女子散歩」をやっていました。
旧市街地には、清瀧神社境内にある「富士塚」や、現存では市内最古と言われる豪商の邸宅の映像も出てきました…。
[91911] 2016年 11月 5日(土)14:59:40伊豆之国 さん
都道府県市郡区町村の施行日 & 守口市
[91902] オーナー グリグリさん
市の施行日については、市が実質的に誕生した日という考え方をとり、新設合併による市制施行日のリセットを必ずしも適用していませんでしたが、今回、町村の施行日を記載するにあたって、市制、町制、村制、分立、分割の施行日、あるいは、その後の新設合併の日にすべて統一して記載することにしました
ですが、これに対する山野さん([91907])のご意見
メンバーならば、此処見てあっちを確認となるでしょうが、それ以外の一般者の中には、検索等で直接あちらの頁に飛んだ場合、合併した事を知らない人は、「何故「此の市」の発足日が「此の日付」なん?」となる可能性も有り得るので
栃木県で言えば「日光市」。 新設合併で旧制の方は消滅したので、2006年発足で合ってるが、知らん人が見たら「もっと前からあるだろ」と
合併知ってても「新設」だろうが「編入」だろうが、傍から見たら「吸収」だよねとなりますし
これは、私もまさにごもっともにことだと思います。「市区町村プロフィール」を見ると、これまでは「コード順」の配列がほぼ「市の(実質)誕生日」順に並んでいたのが、「新設合併で『同一名称で生まれ変わり』」が増えてあちこちで順序が狂ってくると、やはり見た目にも見苦しいし、「素人」が見ると山野さんがおっしゃるとおり、不自然で奇妙に見えそうです。静岡県の例だと、施行日がばらばらになって順序が乱れて見た目が見苦しいだけでなく、静岡市の施行日が清水市と新設合併した「2003年4月1日」になっていて、「それ以前に『静岡市』がなかった」と捉えられてしまうことになってしまいます。ただ、町村との兼ね合いから見ると、前に戻すのではなく、ここは「市名の誕生日」をメインとし、必要ならば「同一名称で新設合併」した期日を記載したほうが「素人」にもわかりやすいのではないかと思いますが。あくまで「法律上の(再)施行日」をメインにするのであれば、「最初の施行日」あるいは「市名誕生日」を併記すべきでしょう。逆に、「形式上では、企業で言う『吸収合併』(編入)だか、『本体』の名称が全く別の名に変わった」場合(例:常総市、妙高市)は、「素人」から見ると「『対等合併』(新設合併)で新規に発足した」と思う人が多いのではないでしょうか。「日光市」の場合は、「日光市・今市市と3町村の対等合併」で、旧・今市市役所が新・日光市役所になり、かつ旧今市市のほうが旧日光市よりもずっと人口が多かったので、企業にたとえるならば「今市市を存続会社とし、今市市を商号変更して日光市とした」([72163] 白桃さん)と言うことになるのでしょうか。「完全対等合併」の形で発足し、元の市名のいずれも継承しなかった北九州市やさいたま市のような場合は、それぞれ「門司市」「浦和市」の発足日まで遡らず、新設合併で発足(市制施行)した期日を「市の誕生日」としてよいと思います。
町村の場合は、やはり「その町村名の誕生日」にそろえ、名称を継承した旧町村が現在の町村の中心でないことが明白で、役場の所在地でもない場合(例:箱根町)などの特殊なケースは個別に対応を考慮すべきでしょうか。

[91909] オーナー グリグリさん
都道府県と郡の施行日をどう扱うかが悩ましいかなと思っています
都道府県については、最終的に現在の県名が誕生した日とし、いったん他の県に合併されたあと名称が復活して再発足した場合(例:香川県)は、その再発足した日を「県の施行日」とするのがよいでしょう。郡については、明治29年からの「郡制」に基づく郡の再編により、そのときの合併の有無にかかわらず現在まで続いている「○○郡」が発足した日とし、その後に合併・分割・新設・改称が行われた場合は、その郡名が生まれた日をもって「郡の誕生日」とするのがよいでしょうか。

[91900] 菊人形さん
新庁舎情報(2016年)
10月 大阪府守口市 国道1沿い (南西へ約200m)
元「S電機」の本社ビルだったのを改装したものですね。
そのS電機がお隣の市の「幸之助さん」の電器屋さんに「身売り」して子会社になったので「余剰」になったのを、市が買い取ったらしいです。でも、その幸之助さんち、確かに本社工場の住所は「門真市門真」だけれども、その敷地は守口市にまたがっていて、しかも守口市側のほうが広く、本社の中枢になっている事務所も守口市域にあるようなのです。…この地図を見ると、その工場敷地の守口市域に「門真」の文字が見えているのですが、果たしてこれは「地図上に表記されない飛び地」なのでしょうか?それとも「地籍は守口市だけれども、建物は門真市にあるものとして扱っている」のでしょうか?謎です…。
♯名古屋名物として知られる「守口大根(守口漬)」、てっきり名古屋発祥だと思っていたら、ルーツはこの守口市にあったのですね…(こちら)
[91879] 2016年 10月 29日(土)20:20:10【1】伊豆之国 さん
Re:消え行く富士見坂 & ふじみ野市
[91824]
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています
と書き込んでいたのですが、デスクトップ鉄さんに先を越されたので、少し視点を変えて、「消滅した(富士山が見えなくなった)富士見坂」「新しく誕生した富士見坂」の話をしたいと思います。
今回の五番勝負・問四の共通項がわかったとき、真っ先に浮かんできたのが、「近年まで『山手線内で最後の、富士山の姿を綺麗に望むことができた富士見坂』として写真撮影の名所になっていた」西日暮里の富士見坂([83670],こちら)でした。その西日暮里の富士見坂から富士の姿が視界から消え、最後の1ヶ所となった護国寺の富士見坂も、既にだいぶ前からご覧の通りと言った感じで、おそらくよほど空気が澄んで、そして注意深く見ていないと、「富士山が見えている」と言うことを確認できないような状況ではないかと思われます。都心方面にあった富士見坂から富士山が見えなくなった時期について、田代博氏のHPの中にこのような記事(まだ作成途中のようですが)があり、その中で目白台の富士見坂([91632] Nさん)は、昭和の終わり頃まで富士山が見えたようで、横関英一氏の「江戸の坂 東京の坂」には載せられていないのは、このHPで
明治100年(=昭和43年)を記念して富士見坂と改名されるまでは、坂上からY字に分かれる隣の階段坂とともに日無(ひなし)坂と呼ばれていました
と書かれていて、横関氏が「江戸の坂~」を執筆していた頃(昭和45年出版)には、まだ「富士見坂」の名が知られていなかったのではないかと思われます。

その一方で、新たに生まれた富士見坂や、今まで無名だったり別の名で呼ばれていた「富士山の姿を綺麗に眺められる坂道」が、いつしか「富士見坂」と呼ばれるようになった坂もあります。足立区内の、隅田川と荒川の間の「中洲」のような場所に10年余り前に造成された団地の中にできた「ふじみ坂」は前者の例で、写真で見た限り「いかにも人工的に作られた坂」と言った感じで、「低地帯で富士山が見えにくい足立区にあって、たまたま富士山が見える場所だったからその愛称が生まれた」のではないでしょうか。
後者の例としては、既に富士山が見えなくなった前出の目白台の富士見坂もその一つですが、現在でも富士山の姿を綺麗に眺められる坂道の例として、世田谷区岡本にあるこの坂があります。武蔵野台地の南東にあたる「国分寺崖線」の高台から多摩川沿いの低地に降りる急坂で、元々「岡本三丁目の坂」という「名前のない坂」だったのが、坂上からの富士山の眺めが絶景であることからいつしか「富士見坂」の「俗称」が自然発生的に付けられたのでしょう。
デスクトップ鉄さんが[91839]で引用されている「平成『富士見坂』事情」を見ると、「(東京23区内で)『富士見坂』と言う名こそ持たないが、現在(といっても既にもう9年も前ですが)でも富士山の姿を望むことができる坂道」が、大田区・世田谷区など、中心に50余り挙げられています。こうした「富士山が見えるのに『富士見坂』と呼ばれていない」坂道が多いのは、その多くが「岡本三丁目」と同様に武蔵野台地の高台から多摩川沿いの低地に降りる位置にあること、またこの方面がかつては一面の田園地帯であって視界が開けていて、富士山が見える場所がいくらでもあったことによると思われます。[83670]でリンクした、山手線の内側からわずかに外れているものの、今でも綺麗な富士山の姿を望むことができる上目黒の「目切坂」も、「かつてこの坂上に富士山を模した『ミニ富士』(「富士塚」…[83655] hmtさん)があった」とあり、「本物」と「ミニ」の両方の富士が見られるという「贅沢」を味わえる場所であったにもかかわらず、「富士見坂」と呼ばれたことはなかったようなのです。この「平成~」の記事を執筆した井手のり子氏によると
「富士見坂」とはこのようにどこからも見えている時代には富士見坂としての固有名詞にはなりにくい。その意味でこれらを現在「富士見坂」と名付けるにはこれからかなり時間が必要であろう。富士山が見える坂であることがその坂の特徴となって初めて名付けられてくるのであり
また、都心方面の富士見坂についても
江戸の町の市街化が進んで、坂がランドマークとしての機能を持つようになるが、どこからも富士山が見えた頃には坂名とは成り得ず、意外に後発の新規参入となったと思われる
と書かれています。西日暮里の富士見坂も、実はその「後発組」に入るようなのです。同じく「坂学会」の中のページにある「富士見坂考」(松本崇男氏)を見ると
坂の名は、花見寺の一つ妙隆寺にちなんで妙隆寺坂、あるいは花見坂とよばれた。(中略)この坂が富士見坂と呼ばれるようになったのは昭和5年頃のことで、坂上から富士山がよく見えるところからから富士見坂と呼ばれるようになったという。日暮里の富士見坂は昭和の命名なのだ
とあり、どうやら都心方面の富士見坂の大半から既に富士山が見えなくなっていた時期になってきて、この坂から「富士山の姿が綺麗に見える」と言うことから新たに「富士見坂」の名が自然に生まれたのではないでしょうか。
「富士山が見えなくなった」ことからいつしか「富士見坂」の名が廃れ、別の名に代わったり「本名」に戻ったりした坂もあります。渋谷の宮益坂([91641],[91820] k_itoさん)や、南麻布の青木坂などはその例でしょうか。

…「富士見坂」の話題はこれで一区切りとして、これも今回の五番勝負でちょっとした議論になっている「問二」ですが(「美学論争」はひとまず横に置くとして)、
[91868] ぺとぺとさん
[91869] 白桃さん
共通項:「自治体で唯一の駅」
地図が指し示すポイント:平塚駅、大磯駅、二宮駅、真鶴駅
かつて十番勝負でも類題が出たこの問ですが、これを例えば

【問X】:山形県尾花沢市、栃木県大田原市、埼玉県ふじみ野市、大阪府四條畷市、奈良県斑鳩町
     (地図が指し示すポイント…それぞれ芦沢駅、野崎駅(東北本線)、上福岡駅、忍ヶ丘駅、法隆寺駅)

とでもすると、結構難度が上がるのではないかと思うのですが。「まとも」なのは、最後の「柿食えば鐘が鳴るなり~」…最近デビューした若手メンバーのお膝元だけで、最初の2つは「自治体内で唯一の駅が、その自治体の玄関にもなっていない小駅」で、「かつては隣接自治体内の駅からその自治体の中心部(同名の駅もあった)まで鉄道が通っていた」、次の2つは「自治体と同名の駅がその域内になく、違う名の駅がその自治体内で唯一の駅である」ケースであって、共にそのことを知らないと「引っ掛け」られる恐れがありそうだと思うからです…。

♯今朝のTVで、「東武東上線」が放映されていて、ふじみ野市の「新(珍)名所」?も出てきました…。

ところで、先日、赤坂の「三分坂」界隈に社用で行ってきたことを書き込んでいましたが([91683])、その翌日には青山界隈に足を運んでいます。社用なので引き返してきたのですが、道筋にあった「あるもの」が気になって、我が家に戻って"Street View"で「その先」をたどって行くと、ある「仲間内」ではもしかしたら「聖地」になるかもしれないものがこの場所に…(駅名につられて降りてしまうと道に迷って日暮里、いや日が暮れてしまいそうですね(笑)…)。

…私事ですが、いよいよ「赤い服」を着る日が近づいてきました。その歳のせいなのか、このところつまらない書き込みミスが目立ってきました…。「クイ図五番勝負」と書くべきところ、5問中3問が変換忘れで「クイズ…」になっていたり、[91824]
渥美半島一蹴の観光バス
(もちろん「一周」ですね)と誤変換していたのに気づかなかったり…。

【1】リンク漏れ修正、「富士が見える坂」の地形の共通点について追記
[91824] 2016年 10月 23日(日)22:10:24伊豆之国 さん
第5回クイ図五番勝負を振り返って~越すに越されぬ大井川~
今回も五番勝負の感想文を書かせていただきます。

問二~広瀬川流れる岸辺~(銀メダル)
真っ先にわかったのがこの問二でした。お題の並びと想定解数から「女城主」に結びつくまでには時間がかかりませんでした。1ヶ月前の「みちのく独り旅」で訪れた伊達62万石の青葉城、今の当主は「恵美姫」(?)殿。「(十番勝負での)初代青葉城主盗り」を宣言した([91505])手前、その伊達氏の城下町を盗ることにしたのは必然の流れ。慣れない操作と「ピント合わせ」に手間取っている間に、本拠地・加賀はもとより全国各地に持つ領国から350万石余りを得ている北陸道の大大名に先を越され、惜しくも「銀賞」ということになりましたが、それでもこの結果にはまず満足です…。
[91711] 白桃さん
問二:静岡県伊豆の国市
伊豆之国さんがなぜココを答えなかったのでしょう。
もちろん「韮山城主」がご婦人であることは承知していましたが、それよりもまず「戦国市盗り合戦」の「予行演習」([91287])を優先したという次第です…。

問五~走る、走る、俺達~
お題の場所のリンクを開くと航空写真が見え、それを地図に切り替えると、いずれも「○○五差路」の文字が。NGの場所を見るとその「五差路」表示がないので、「交差点名称になっている五差路」だと。Wikiを見ると、圧倒的に多くの数がヒットしたのが、[91607]で鳴子こけしさんが答えた相模原市の「橋本五差路」。そのWikiでヒットした中から、都内とその近辺のをいくつか当たっているうちに、"Sun Plaza"と"Broadway"で知られた街に見つかった。

問四~夕焼け小焼けで日が暮れて~
これまで出てきた答えを見ると、いずれもある一定の方向に集まっているような気がすることを薄々感じていたところ、北陸道の大大名の北杜市([91637])の地図を拡大すると、「富士見坂」の文字が…。mizutohさんの護国寺の富士見坂([91640])は、山手線の内側で最後に残った「富士山が見える正真正銘の富士見坂」。k_itoさんの渋谷の宮益坂([91641])はその昔「富士見坂」とも呼ばれていたこと…。「富士見坂」というと、かつて山手線内随一の富士の眺望を誇っていた西日暮里の富士見坂。でも、坂下方向の高層マンションの林立で、3年余り前についに名ばかりとなってしまいました([83670],HP)。
[91654]
これはNGなのでしょうか?
と言うのは、「今は富士山が見えなくなった」と言うことでこのように書き込んだのですが、とうの昔に見えなくなっていた「宮益坂」とかお題の赤坂見附のがOKならこちらも大丈夫だろう、と思ったからなのでした。
この問四についての考察を、後ほど書き込みたいと思っています。

…残りの2問は、ヒントが出てからとなりました。

問三~名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ~
既出の答えから、高層ビルの上階とか小高い山の上とか、ともかく「展望台」関係か、と方向性が見えたものの、細部が詰めきれず。ヒントにリンクされた画像を見ると、しょっちゅうバスで通り過ぎているところ([91738])…。その映像、バスの上に見えているのは「百選印刷」。大笑いしましたが、「百選」だと…。早速「展望台 百選」でWeb検索すると、その中に「夜景百選」があった。そしてそのHPを見ると、既出解とぴったり合う。「十番勝負の過去問だ」!…。先月の道中で宮城県蔵王町に投宿した([91505])ので、「蔵王」つながりで、愛知県では数少ない富士見スポット([83722])、渥美半島の蔵王山(私は18年前に渥美半島一蹴の観光バスで立ち寄っています)を。
ところで、この田原市は、渡邊崋山ゆかりの町(田原市博物館HPより)。その昔、十番勝負でアナグラムを解き違え、崋山ゆかりの市を必死になって探して誤答になったあのメンバー(このところまたもご無沙汰されているようですが)を思い出してしまいました…。

問一~越すに越されぬ大井川~
やはりと言うか、「鬼門」の高速道路問題のこの問一が最後まで残りました。お題の富谷市で矢印の位置がICからも道路上からも大きく外れ、他にもピントがずれていたものがあったこともあり、最初は「何かの標識とか看板がある」とか「交わっているものがある」とかと思ったものの、それから"Street View"との照らし合わせもしたものの全く手がかりなし。第一ヒントが出て、リンクの画像を拡大すると山頂の表示に「400」の数字が見えて、「出口まで400mの標識」とか「料金に400円の表示がある」とか、ますます迷路にはまり込んでしまいました([91752]) 。それからふとお題と既出解を眺めていると、「最後の読みが『や』」だと…。k_itoさんの「芦谷」([91622])を「あしたに」だと思い込んでいたことも、共通項に気づくのが遅れた理由の一つ。「単純な読み問題だった」のを、十番勝負でもさんざん苦しめられている「鬼門」の方向だったことも、共通項読み違え→出遅れ→焦り→迷走、を招いたのでした。
選んだ場所は、開通してまだ日が浅い「第二東名」から、「越すに越されぬ大井川」のすぐ西側に。私には、すぐ近くで乗り越す大井川鉄道の「陸蒸気」のほうが気にかかりますが…。

♭今回の選曲は…
問二:仙台駅では、このメロディがあちこちで流れています。
問五:この区を象徴する建物に引っ掛け、「甲子園」の応援でも定番のあの曲…。
問四:この童謡の舞台とされている、k-aceさんの地元・八王子駅の発車メロディにもなっている曲。「日暮里」の地名に引っ掛けて選んだのですが、実は日暮里にもゆかりがあるそうです(こちらより)。
問三:渥美半島にゆかりのこの唱歌ですが、作詞した島崎藤村はこの地を訪れたことはなかったそうです([72181])。
問一:このところご無沙汰されているようですが、淡水魚さん、お元気ですか?…。
[91752] 2016年 10月 16日(日)15:12:37伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問一:静岡県島田市

難しく考えすぎ、気がついたらどんどんとんでもない方向に迷い込んでいました。
ヒントの画像をUPすると見えた「あるもの」にも惑わされました。
言われてみれば「な~んだ」と…
[91738] 2016年 10月 15日(土)23:23:33伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
問三:愛知県田原市

問一は依然として手がかりがつかめません…。
ヒントのあの場所、さっき小田急デパートの「九州・沖縄物産展」にバスで行って帰ったルートでしたが…
[91683] 2016年 10月 12日(水)21:40:33伊豆之国 さん
Break Time~Re:三分坂 &朝霞市
「クイ図」の問一と問三、いずれも近くまでは来ているのですが詰めきれず、しかも答えの出が早いので結構焦っていますが、結局ヒント待ちということになりそうです…。

さて、ちょうど1年前に話題にした、東京・赤坂の「三分坂」([88891])。今日は社用でその「三分坂」の近くまで行ってきたので、再びこの坂にまつわる話をすることとします。
この「三分坂」、実際のこの地に足を運んで、下のほうから見上げると、やはりかなりな急坂であることが実感でき、逆に上のほうから見ると、見るからに足がすくんでしまいそうになってしまいました。坂の南側(坂下から見て右側)には、現在「一ツ木公園」となっている高台の石垣があって、生い茂る公園の樹木が、急坂感を増幅させていたように見えました。ところで、今の「三分坂」の周辺の地図を見ると、寺院が立ち並んでちょっとした「寺町」になっているのですが、その寺院などへ行く袋小路状の狭い道が目立ち、またTBSや「赤坂BLITZ」「赤坂サカス」など広大な敷地を持つ多くの大型ビルも立ち並び、もちろん江戸の昔とは周辺の状況も大きく変わってはいるのでしょうが、それでもお互いの場所の関係によってはこの坂を上り下りしないとかなりな遠回りを強いられて、「どうしても近道をしなければならないので、この坂で『通行税』として『銀三分』(=約20文)を支払わざるを得なかった」という状況になっていた、というのも頷けるような気もします。いわば、街道における「関所」のような役割を果たしていたのでしょうか。

この「三分坂」のある界隈から南西方向に行くと、「乃木坂」があります。近年ではアイドルグループの名に使われていることもあって知名度も大きく上昇しているこの坂ですが、この「乃木坂」の由来について、「東京23区の坂道」と言うサイトによると
坂の半ばの北側(赤坂8丁目11番)に乃木神社があります。かつてここには、乃木希典大将夫妻が住んでいましたが、明治天皇崩御に殉じて自刃した後、大正12年(1923年)に夫妻を祀る乃木神社がこの乃木邸があった地に創立されました。
乃木坂と命名される前から、この坂は、幽霊坂、行合坂、なだれ坂、膝折坂と呼ばれていました。岡崎清記『今昔東京の坂』は、これら名称の由来について、以下のとおり説明しています。
坂上で、竜土町(いまの六本木七丁目)へ行く道、すなわち外苑東通りに出会うことから行合坂と呼ばれた。
なだれ坂、膝折坂は、傾斜の急なこと、また傾斜が急でガクンと膝が折れるという意味で、この坂が急坂であったことを語っている。しかし、現在は、外苑東通りへカーブして上る道が坂になっているが、急坂というほどではない。
幽霊坂の暗さはいまはないが、『江戸切絵図』(近江屋版)を見ると、丹波山藩主谷播磨守中屋敷と鉄砲場(射撃訓練)に囲まれて「△ユキアヒサカ」とあり、外苑東通りを「リウドトイフ」としてある。人の気のない淋しい道であったことが分かる。
しかし、幽霊坂という懐しい名は、大正元年(千九一二)九月十九日、乃木将軍の葬儀と同時に廃され、乃木坂に改めたという。坂の北側に乃木神社がある
また、このサイトでも引用されている、横関英一氏著「江戸の坂 東京の坂」と言う本([88891])の中でも
ここで老馬が倒れたのは膝を折ったからで、それでこのところの坂を膝折坂と言ったのである
と書かれています。その「江戸の坂…」では、埼玉県朝霞市の「膝折」と言う地名についても触れ、やはり「馬が膝を折って死んだ」という地名の由来伝説が書かれています。朝霞市も、昭和7年に「朝霞町」になるまでは「膝折村」で([75907] hmtさん)、東上線の駅名も「膝折」と名乗っていました。
朝霞と言えば、ここも 話のタネ になる自治体名です。
元々は「膝折村」。しかし、戦前に誘致したゴルフ場にとり「膝折」とは縁起でもない。
そこで、ゴルフ倶楽部の名誉総裁だった朝香宮にちなんで「朝霞」と命名。[9697] [19684]
ゴルフ倶楽部キャプテンが出した 膝折村長あての 「改称許可書」 がありました
(朝霞市HP参照)

♭「乃木坂」の名が生まれるまでの秘められた暗~い過去、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?
[91654] 2016年 10月 10日(月)22:47:58伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
問四:東京都荒川区

…これはNGなのでしょうか?
[91627] 2016年 10月 10日(月)01:27:20伊豆之国 さん
クイズ五番勝負
[91620] 2016年 10月 10日(月)00:48:13伊豆之国 さん
クイ図五番勝負
[91516] 2016年 9月 26日(月)20:09:20伊豆之国 さん
駅名関係レス諸々
[91500] 白桃さん
[91506] mizutohさん
[91511] デスクトップ鉄さん
旧国名以外が駅名の接頭に用いられる例は?
会津、伊那、知多、木曽、郡上、碧海
何か「大物」が抜けているようですね…それは「津軽」。
「津軽」を冠する駅は、JRに5駅(津軽新城・津軽浜名・津軽二股・津軽宮田・津軽湯の沢…この春までは「津軽今別」も仲間だったのですが<現・奥津軽いまべつ>)、私鉄の津軽鉄道に3駅(津軽五所川原・津軽飯詰・津軽中里)、弘南鉄道に2駅(津軽大沢・津軽尾上)、計10駅あり、旧国名以外の地名では「会津」につぐ大所帯になっています。
このほかで、旧国名・県名以外の地名(郡・市区町村名、旧地名、その他広域地名等)を冠する駅には、郡名に基づくものとしては、複数の駅がある「安曇」「魚沼」「佐久」と言ったところがありますが、それ以外では90年も昔に消えた旧村名をいまだに冠し続けている「千歳烏山」「千歳船橋」([90451])などは、稀有な例と言えるのでしょうか。

次に、デスクトップ鉄さんの「オフ会クイズ」(想定解:[91466]) ですが、その問三
読みがすべてア段の駅
JR以外ではいくつあるのか、調べてみようとしたのですが、全部調べ尽くすのにはよほど根気が要りそうなので、まず東京近辺だけでも、と…。「読み」は共通項が見えやすいよう、ローマ字で示しました。

駅名読み路線所在地
多摩川Tamagawa東急東横線東京都大田区
田奈Tana東急田園都市線横浜市青葉区
長原Nagahara東急池上線東京都大田区
座間Zama小田急小田原線神奈川県座間市
栢山Kayama同上神奈川県小田原市
幡ヶ谷Hatagaya京王本線東京都渋谷区
中河原Nakagawara同上東京都府中市
山田Yamada京王高尾線東京都八王子市
浜田山Hamadayama京王井の頭線東京都杉並区
神奈川Kanagawa京急本線横浜市神奈川区
八坂Yasaka西武多摩湖線東京都東村山市
多磨Tama西武多摩川線東京都府中市
朝霞Asaka東武東上線埼玉県朝霞市
若葉Wakaba同上埼玉県坂戸市
高坂Takasaka同上埼玉県東松山市
多々良Tatara東武伊勢崎線群馬県館林市
Agata同上栃木県足利市
鎌ケ谷Kamagaya東武野田線千葉県鎌ケ谷市
赤坂Akasaka東京メトロ千代田線東京都港区
上毛電鉄群馬県前橋市
富士急山梨県都留市
中川Nakagawa横浜市地下鉄ブルーライン横浜市都筑区
中田Nakada同上横浜市泉区
高田Takata横浜市地下鉄グリーンライン横浜市都筑区
和田河原Wadagawara伊豆箱根鉄道大雄山線神奈川県南足柄市
穴川Anagawa千葉都市モノレール千葉市稲毛区
永田Nagata秩父鉄道埼玉県深谷市
山名Yamana上信電鉄群馬県高崎市
花輪Hanawaわたらせ渓谷鉄道群馬県みどり市
多田羅Tatara真岡鉄道栃木県市貝町
笹原田Sasaharada同上同上
川奈Kawana伊豆急静岡県伊東市
…ざっとここまで調べ上げましたが、まだあるかも知れません…。

「八田」とか「神田」がNGだとすれば、「っ」とか「ん」とかはそれだけで1音に発音されるから、と理解できるのですが、微妙だと思うのが「高茶屋(Takachaya)」(JR紀勢本線・三重県)。拗音(小文字の「ゃ・ゅ・ょ」)を含む場合、前のカナと一緒に1音に発音されるので、「た・か・ちゃ・や」と4音ということになり、ローマ字で書くとわかるように母音は全て”a”。こういう場合の扱いはどうなるのでしょうか?

それから、問一のほうですが、
大河原 JR東日本 宮城
松島 JR東日本 宮城
失礼ながら、今までどちらも「~ちょう」だと思い込んでいました…。宮城の松島町は「ちょう」で、熊本県にあった松島町(現・上天草市)は「まち」だと覚えていました…。迂闊ながら今ここで宮城のほうも「まち」だと知ったのでした。宮城県の「町」の読みに「まち」「ちょう」が混在していることは以前から知ってはいたのですが、震災報道で「南三陸チョウ」「女川チョウ」が連日のように報道されていたので、それで宮城県は圧倒的に「チョウ」だと染み付いていたのでした…。先日投宿した蔵王町(まち…こちらも「ちょう」だと思い込んでいた)の遠刈田温泉のリゾートホテル([91505])、パンフレットにあった住所の英語表記を見ると"Zao-cho"となっていました。地元でも「ざおうちょう」だと思っている人もいるのでしょうか?
[91505] 2016年 9月 25日(日)23:46:08伊豆之国 さん
"Supertown"歩き & 「(にわか)領地」訪問はお預け(天気予報に振り回されたみちのく独り旅)
去る21日より2泊3日で、宮城・岩手両県の旅。今回はその道中記を。
今回の道中、夏休み中に本業の多忙(八王子市の物件([91416])もその一つなのですが)で取れなかった休暇をこの時期になってようやく取れたことによるものでした。けれども折からの台風の接近を初め、とにかく天気予報がころころ変わり、直前になって宿と泊まる日だけは決めてきてネットから予約は取り、訪れる場所は既に決めていたものの、スケジュールははっきり言って出発当日の朝まで「ほとんど白紙状態」だったのでした。
初日は、ともかく「晴れ間は出る、雨の確率は低い」と言うことで、「町歩き」を。東京駅から新幹線で、福島駅で降りて在来線に乗り換え、白石駅で下車。40年ほど昔、その白石市にある「小原温泉」に一泊し、「蔵王のお釜」を見たり、遠刈田温泉にあるこけし工房を見学したりした記憶が残っているのですが([90481])、 そのとき素通りした、伊達家重臣・片倉家の城下町、白石の市街地の町歩きから。(「にわか領主」である)掛川城と同様、木造で平成7年に天守閣が再建された白石城(白石市HPより)、市内で唯一残ったと言う武家屋敷豪商の屋敷を回り、名物の「温麺(うーめん)」(私は小原温泉に泊まったときよりも前、子供のころから知っていたのですが、実際に味わったのは40何年ぶり…)をご馳走。でも、駅前通から中心市街の印象はというと、人影もまばらで店じまいして久しいような商店も目立ち、やはり千本桜さんが危惧されていた通り([90177])
白石は仙南の中心都市から脱落
と言うのも案外当たっているような感じも見受けられ、新幹線の駅が白石駅に併設されなかったこと、その新幹線駅「白石蔵王駅」も町外れの田んぼの中にあって利用客数も伸びず、1日の乗降客数は1000人にも満たず「閑散駅」の地位に甘んじたままになっているようです。
ところで、この白石城主として、戦国末期より明治に至るまでこの地を治めてきた片倉氏。伊達政宗の幼少時代から後見人として仕えてきた初代・片倉小十郎景綱の子、二代目小十郎重長は、優れた武勇で名を轟かせ、「大坂夏の陣」ではあの真田信繁(幸村)と激闘を繰り広げ、「鬼小十郎」と恐れられた武将でした。その信繁が死を前にして、重長を「敵ながら大した者だ」と褒め、自らの子女をその重長に託し、そのとき預かった阿梅は、後に重長の後妻となっています(白石市HPより)。私が白石駅で降りて町のほうに出たとき、「『真田丸』ゆかりの町」の幟が立っていたのを見て、「何でやねん?」と怪訝に思ったのですが、白石城のすぐ下にあった「探訪ミュージアム」を見てきてその関係を知ったのでした。
白石駅からは再び「鈍行」で大河原駅で降り、いよいよ千本桜さんの地元、”Supertown”大河原の市街地に出ます。駅前の印象では、白石のそれよりも栄えている印象で、白石川に架かる橋を渡って旧街道沿いの中心街へ。豪壮な商家もあり、「町」としては結構栄えているな、という印象を受けましたが、明らかに店じまいしたような感じの商店も多く、千本桜さんがおっしゃる通り([90177])、人口こそ微増しているものの、繁栄に「陰り」が見えているような雰囲気にも思えたのでした。それから繁昌院にお参りした後、白石川を再び渡って、この町のシンボルでもある土手の桜並木へ。曇り勝ちの天気で、遠くに見えるはずの蔵王連峰は雲の彼方でしたが、桜の葉が青々と茂り、薄暗い土手の道を延々と歩いて行くのも、心地よい気候とあいまって、それはそれでまた風情があるものだな、と思ったのでした。やがて町境を越えて柴田町に入っても桜並木はなお続き、右手からは東北本線の線路も並行。今も結構な本数が走っている長い編成の貨物列車と、2~4両の短いローカル鈍行列車との対比に、今の東北本線の地位と役割が見えてきたのでした。今年の春にできたばかりの陸橋「しばた千桜橋」を渡って東北線と県道を越え、新幹線がなかった頃にはいつも気になっていた風景であった、「伊達騒動」を基にした小説「樅の木は残った」で名高い船岡城址へ。足元を見ると、真っ赤な彼岸花が今まさに花盛り…。曇り空で方角もよくわからず、ともかく坂道を下りて平地に出ると、「しばたの郷土館」があったので、資料館の中を見学。市街の中心部、船岡駅の方角と思しきほうへ向かって歩き、やが県道が見えてそちらに出て、駅に向かって歩くことに。交差点を左折したところが駅なのですが、この船岡駅の駅舎、「第一印象」では「昔の役所か、学校か、武道場か?」と言ったように見えて、これが「駅」だとは一瞬信じられないような戸惑いを抱いたのでした…。船岡駅周辺の印象も、柴田町自体が槻木との「中心が2つある町」であるせいなのか、大河原よりは少し小さい、むしろ仙台のベッドタウンの色彩が強い、と言った感じに見受けました。
船岡駅から東北線で白石駅に戻り、バスで遠刈田温泉のリゾートホテルに。夜遅くに露天風呂に入ると、外は雨…。雨は翌朝起きたときも降り続いていましたが、直行バスで仙台に戻ったころにはすっかり上がっていて、仙台駅からは市内の観光地巡りのバスで青葉城址へ。伊達政宗の銅像の前で、「(戦国市盗り合戦の)初代青葉城主の座を目指しての挑戦([91287])」を「宣言」したのでした(笑)…。既にお昼を過ぎたので、名物の「牛タン」定食で空腹を満たすことに。先のバスが片道の環状ルートで、仙台駅に戻るまでに行きの倍の時間がかかるため、待っていたタクシーに乗り、仙台駅からは仙石線で、これまで何度も訪れているとは言え、やはり「定番」の松島を目指したのですが、既に雨が降り出し、松島海岸駅に着いた頃には本降りになっていたため、湾内一周の観光船で再び松島海岸に戻ることに(塩竈行きの船もあったのですが、30分後の出航で、しかもこの天気では近くの名所巡りも億劫で…)。本塩釜で降りての鹽竈神社への「(にわか)領地獲得御礼」参りも、「この雨の中、しかも前日からの長い歩きで足がガタガタでは…」と、この時点でほぼ断念(翌日に回すことも決して不可能ではなかったのですが、どう見ても日が暮れてからになりそうなので)。仙台駅に戻り、新幹線で2日目の宿泊地・花巻へ、と言うことにしたのですが、荷物を預けていた仙台駅の構内の広さに道に迷い、次に北上・新花巻に停まる列車まで1時間待ち。この間に宿に「予定より遅れる」旨の電話を入れ、地下の売店で「どうしても買っておきたかった」名物「九重」([60404])を買い、北上駅で「鈍行」に乗り換えて花巻駅へ。この時間帯にバスがないので、タクシーで花巻温泉へ。この豪華な高級ホテルの和室が、直前のネット予約で1万円を切る値段で、しかも一泊2食付で泊まれるとは、「価格破壊もここまで進んだとは…」と驚いたものでした。ホテルでは隣接する同一グループの宿と合わせて温泉の「梯子」、館内には昔の風景も展示され、この地を走っていた「軽便電車」(HP,[73249])の写真も…。ちなみにこのホテル、同じグループの経営する3軒のホテルが渡り廊下でつながっていて、実質的には1軒の巨大ホテル。しかし、渡り廊下でつながっている各棟は、傾斜地に建っていることもあって、渡り廊下でつながる同じレベルの階が、それぞれ「1階」「2階」「3階」と異なっていて、ちょうど私がこの旅に出る直前に話題になった「建物の階数の数え方論争」を思い出していたのでした。
ところで、花巻と言えば、その花巻東高校出、「二刀流」の日本ハム・大谷選手。でも、楽天に入れなかったことで、「もし楽天に入っていれば、田中マー君がメジャー入りしてからこんなに弱くなるようなことはなかったのでは…」と複雑に思っている東北人も多いのでは、と妙なことも思ったりしたのでした…。
翌朝、起きてみたら外は雨でしたが、9時過ぎに宿を出た頃には上がり、時折晴れ間も出て汗ばむ陽気。送迎バスで新花巻駅に出て、宮澤賢治記念館を見学。地図を見て新花巻駅の近くにあることを知り、歩いても行けなくはない距離でしたが、駅前は閑散としていて本当に何もないような殺風景、どの方向へ歩いたらよいのかよくわからないので、駅前で待っていたタクシーを使うことに。「雨ニモ負ケズ」や童話の世界で子供の頃から親しんでいた賢治でしたが、文人としてだけではなく、鉱物、農業、天文、音楽など、幅広い分野の知識を豊富に備えた「マルチ人間」だったと言うことを、今更ながらその多芸多才ぶりに感心したのでした。
新花巻駅に戻り、新幹線とは対照的な狭いホーム1本だけの釜石線乗り場から「鈍行乗り継ぎ」で平泉へ。過去2度訪れているのですが、今回は実に30年ぶり、もちろん世界遺産になってからは初めて。毛越寺はその当時の印象がすっかり抜け、中尊寺にしても、金色堂まで続く長く薄暗い参道のイメージぐらいしか残っていなくなっていて、実際に歩いてようやく当時の記憶が蘇ってきた、と言う感じだったのでした。  
本堂を過ぎ、拝観券の売り場まで来て、財布を見ると…残り1千円を切っている!金色堂だけは何とか見られる金額なのですめが、宝物殿・秘仏拝観と共通券が買えない…。ここまできたのに万事休すか…」と慨嘆…身軽で歩くために、平泉駅のコインロッカーに重いバッグを預けていたのですが、その中に万札が入っていたのでした…。でもすぐに振り返って横を見ると、信用金庫のATMがあり、郵貯カードも使える!これぞまさに「地獄で仏」。郵貯カードを持ってきていたので、必要金額を引き出し、無事共通券を買って、大震災以来5年ぶりに公開された秘仏→宝物殿→金色堂の順に拝観を済ませ、土産物屋が軒を並べる、バス停のある麓に戻ってみると、既に雨が本降りに。参道を歩いているうちは鬱蒼と茂る並木が雨除けになっていて、雨天になっていたのを感じさせなかったのでした。
予定外のタクシー利用が続いたことなどもあって、平泉駅から鈍行乗り継ぎで、帰りの新幹線は仙台駅からと決めることに。ここまで昼食抜きできたこともあり、最初の乗り継ぎ駅・一ノ関駅で、既に冷え切っていた売れ残り?の駅弁。一ノ関駅からは小牛田行きとまたも細切れ、しかも悪評高い「701系」の長椅子式車両。でも空腹に耐え切れず、昨年の東海道中([88822])と同様、弁当を頬張るのを強行。小牛田駅で仙台方面へと乗り継ぐのですが、仙台行きの電車が出発する直前、忘れ物に気づき、さっき乗ってきた電車が折り返して一ノ関行きになる電車に大急ぎで戻ると、その忘れ物が無事すぐに見つかり、結局次の電車に乗り換えて仙台駅に。新幹線に乗り換えて東京駅に着き、新宿で小田急に乗り換え…。嗚呼、帰り道は遠刈田、いや遠かった…。

♯書き込みの途中で誤操作したため、いったん削除した上で改めて書き込みし直しました。
[91457] 2016年 9月 20日(火)23:16:52【1】伊豆之国 さん
町田市役所は何階建て?
[91440] 桜トンネルさん
[91441] MasAkaさん
[91447] 白桃さん
浦安市役所は何階建て?
財産管理課の方曰く、「10階建てです。11階建てというのは、屋上にソーラーシステムのちょっとした部屋があり、そこは機械室といえば、機械室と言えなくもない。」というお話
建築士歴20数年の私からお答えいたします。
建築基準法では、「屋上」建築物の一部(階段室、エレベーター昇降路の最上部など)や広告塔、装飾塔などの部分について、次のような規定があります。
こちら(新宿区発行の資料(ガイドライン)ですが、同様の資料は他の多くの自治体でも作成されています)によると
高さおよび階数については、(中略)一定の条件を満たす屋上部分であって、当該部分の水平投影面積が建築面積の1/8以内のものは、高さ・階数に算入されない
(建築面積の1/8以内であれば)階数に算入しない建築物の屋上部分
『昇降機塔、装飾塔、物見塔、その他これらに類する建築物の屋上部分』とは、屋根及び柱若しくは壁を有し(つまり屋内的空間を有し)、形式的には「階」に該当するが、常時不特定多数の者の利用がなく、用途、機能、構造上、屋上に設けることが適当であると認められる部分をいう。 また、「その他これらに類する建築物の屋上部分」には、階段室、昇降機及び昇降機の昇降ロビー(通常の昇降に必要な規模程度のものに限る。)を含むものとする
とあり、このあと「判断に迷う部分」の例として、
昇降機用機械室…(階数に)算入しない
空調機械室、排煙機械室、発電機室、吊上式自動車車庫の機械室等…算入する
などとあります。
問題の浦安市役所の場合、仮に実施設計に忠実に施工されていたというのであれば、このデータの16ページを見ると、11階には「空調機械室」が存在しており、また各階の床面積は
11階 793m2
1階 2495m2
とあり、「11階」の面積が建築面積(「庇」の出など複雑な問題もありますが、一般には1階の床面積とほぼ同じとみなすことが多い)の8分の1を優に超えているため、浦安市役所の建築基準法上の階数は「11階」建てということになります。

一方、まだ建て替えられて日が浅い地元の町田市役所も、建築基準法上、微妙な問題が発生しています。
2015年2月9日から、町田市庁舎の屋上の一部を「屋上展望テラス」として一般開放します
現在の町田市役所は、竣工当初は「10階建て」となっていると見られ、「屋上」は「PH(=Penthouse、塔屋)」となっています。しかし、この「屋上展望テラス」ができたことにより、前記の資料によると
常時不特定多数のものが利用する階段室や昇降ロビー(屋上庭園や屋上広場等を利用するためのもの)…算入する
とあるので、建築基準法上の「階」に該当することになり、町田市役所は「11階」建て、と言うことになってしまいます。

「階」の数え方では、傾斜地とか崖地に建てられている建物についても厄介です。詳しい説明は省きますが、よく崖地に建っているホテルなどで、「玄関が3階にある」とか「地階にも客室がある」と言った例を見かけることがあり、「基準法上は○階でも、そのホテルでは△階と称している」と言うのもあるようです。また斜面に立てられたホテルなどでは、棟ごとに建物の「平均地盤面」が異なるため、渡り廊下で同じレベルにあるのに、A棟では2階なのがB棟では1階、と言うのもよくあります。市役所の庁舎についても、このような立地条件にあって、階数の数え方がわかりにくいところもありそうです。
「地階」の定義についての詳しい説明が書かれたデータを、平塚市の資料よりリンクしておきます。

閑話休題。デスクトップ鉄さんのクイズ、わかったものだけ。
問一:下諏訪(JR東日本・中央本線・長野)
問三:若狭高浜(JR西日本・小浜線・福井)
[91416] 2016年 9月 17日(土)21:27:44伊豆之国 さん
京王御陵線
今週前半、k-ace殿のお膝元・武蔵国八王子城「本丸」に2日連続で「突撃」してきた(といっても実は市役所への社用ですが…)韮山城主伊豆守でございます。

さて、そのk-ace殿がおっしゃっていた通り([91410])、今晩の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組は、八王子市の「高尾山」でしたが、この番組の後半で、昭和20年に「休止」扱いとなった後、一部が「高尾線」として昭和42年に復活し、残りの部分が廃線となった「京王御陵線」([77604])の痕跡の映像(Street Viewより)が出てきました。この映像に出てきた、今では住宅街のど真ん中になった場所に2本だけ残った、この「御陵線」の橋脚にまつわる話も紹介されていました。
[91324] 2016年 9月 3日(土)22:46:26【1】伊豆之国 さん
電子基準点 & 佐渡市 & 江津市
[91323] Takashiさん
「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、17日発売の同誌で連載を終了
その昔「下総国葛飾郡亀無村」と呼ばれていたその町のお巡りさん、なぜ苗字を「佐渡」に変えなかったんでしょうかねぇ?…今晩の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組の舞台は、その佐渡市でした。

さて、十番勝負も終わって、(気が早いですが)次に控えるのは「クイ図・五番勝負」。3年前のその五番勝負・問一の共通項になった「電子基準点」の話題が、先日の新聞記事に出ていました。→毎日新聞・8月30日夕刊より
国土地理院がプロジェクト 設置校で出前授業
国土地理院(茨城県つくば市)は今年度、大地のわずかな動きを観測できる「電子基準点」を設置した全国の小中学校に職員を派遣し、出前授業をするプロジェクトを始めた。地震や火山などの監視に重要な役割を果たしている装置だが、設置校でもあまり知られていないため、出前授業をきっかけに防災に興味をもってもらい、地理好きの子どもを増やそうという狙いだ。
電子基準点は高さ約5メートルのステンレス製の柱。球形の先端部分で人工衛星の電波を受信し、全地球測位システム(GPS)を使って位置を毎秒観測する。微小な地殻変動を観測し、ひずみをとらえられるため、今年4月の熊本地震でも発生メカニズム解明などに活用され、火山活動の監視にも使われている。
設置数は1995年の阪神大震災前は全国210カ所だったが、その後に防災対策充実のため約1300カ所に増やされた。電波受信の障害となる建物が周囲になく、公用地で管理がしやすいなどの理由で、うち約600カ所は小中学校にある。しかし、設置校に知られていないため地理院は昨年度、沖縄県内数校で出前授業をしたところ好評で、全国展開することにした。
今年度は静岡県内で既に行ったほか、茨城県でも開催予定がある。
辻宏道・地理院測地観測センター長は「日本は災害が多く、地殻変動が激しい。電子基準点が防災に欠かせないことを伝えたい」と話している
私自身も(おそらく落書き帳メンバーの方々の多くも)この「クイ図」で出てくるまでその存在を全く知らなかったこの「電子基準点」、しかも我が家から徒歩圏内にあったと知って([84379],[84386])早速見に行ったところも、小学校の校庭の隅。しかしその小学校のHPを見てもどこにもこの「電子基準点」のことはどこにも見当たらず([84435])、やはりこの新聞記事にあるように、設置されている学校ではせめてその存在意義やシステムについての説明ぐらいは授業の中でやってほしい、と思うのですが。

[91317] k-aceさん
これ、ForeverではなくHOWEVERですね
失礼いたしました…。"Forever"なら、歌舞伎の「隈取」のようなメイクで人気を博した、「接吻楽隊」と言う名の海の向こうのバンドにあったような…。やはりこの手のものには「オジサン」はちょっと付いて行けないですねぇ。

[91295]他 山野さん
[91308] ピーくんさん
[91309] k-aceさん
[91312] Nさん
やはりと言うか、廃止がほぼ決定となった三江線ですが、「普段の利用客が皆無」の駅も結構あると言うこちらのような現状を見せ付けられると、やはり鉄道として生き残るのは相当厳しい、「廃線やむなし」というのも仕方がないのでしょうか。
この三江線が廃線になると、江津市にある「千金」駅が消え、「金華」駅が消えた北見市に続いてまた一つ、十番勝負・第40回問八の想定解が減ることになります。
[91287] 2016年 8月 28日(日)14:50:32【1】伊豆之国 さん
市盗り合戦・戦略編
前回[91283]の最後でチラッと触れた
今回の「戦略」
に関して、いくつか解説から。で…

派手な領地の盗り合いになった(なってしまった)序盤戦から一転、終盤戦は[91283]でも書いたように
「市盗り」とは離れて、「分散派」としての「原点」に立ち返って「未解答減らし」
に戦術を変えたのですが、これにはこの時点で残っていた市に「市盗り」につながりそうな市があまりなかったことも関係していて、問七で川崎市を取ったのも、以前に何か引っかかるものがあったことから([88652])、ここでまずひとつ片付けておこう、と言う意味も…。
唯一、入門コースに「浮気」した[91051]ですが、
戦術上どうしても取っておかなければならぬこの一問だけ答えておくことにします
問A:三島市
これはもちろん「領地奪回」への「予行演習」の意味であることはいうまでもありません…。以前、「クイ図」で静岡県西部に残る十番勝負の未解答市(今でも)を答えた([89119])のと同じ意味合いでした。
ちなみにこの問Aですが、「じま」と濁る輪島市とか宮古島市が「五島」(←これももちろんNG)になるところがこの問の「味噌」だったのでした…。東松島市は唯一「しま」の読みが2つ入るので、「その昔『上高地の玄関』だった駅」?(元の位置からは移設されています)
[91062] k-aceさん
将来的に入門コースに戦国市盗り合戦が採用された場合に向けてですか(中略)入門コースで三島市解答されても一般コースの領主に影響することはなさそうですが
[91118] k-aceさん
伊豆之国さんの戦術上って入門コースの完答のほうか。問Aの想定解数見てなかった。で売り切れ
そういう見方は「うがち過ぎ」ということでしょうか?…まぁ、いずれは「敵失」の発覚で「七夕」、いや「棚ぼた」で領主と言うことになっているF市と領地交換、と言うことになるのでしょうか?
ちなみに私が「入門コース」に参入したときは、一般コースの難問に苦渋したときの「気分転換」「憂さ晴らし」の意味からなので、「入門コース」を全問答えたことは一度もありません…。

一方、極上和牛のすき焼きが桜鍋に化けたあの市のほうは、もうこだわりもないので([90793])…
[90842],[91215] Nさん
松阪市を取られたのが致命的すぎる
ここはひとつ、かの地で一生の長い時期を過ごした国学者・本居宣長も愛してやまなかった「桜」狩りはお任せしましょうか…。ただ、この市には異常なほどの執着を抱いている「競馬場(と競艇場)と麦酒工場があり、斜張橋も2本架かり『中央市を通る高速道路』も通っている」その昔武蔵国の中心だった市に構える若手メンバーもおり、また私(母方の祖父が御浜町出身)と同じくこの県の血を4分の1受け継いでいる、七夕で名高い湘南の市を本拠とする有力メンバーも闘志を燃やしているかもしれませんので、ここはお三方でよく話し合っておいたほうがよいでしょうか。「永久保証の私」(←この市にある、「甲子園」で優勝経験もある高校のOGだと言う歌姫([89853]) に、こんな歌詞があるヒットナンバーがあり、若い女性の間でカラオケの定番になっているそうな)からのお願い、受けてもらえないでしょうか(笑)…。

領地奪還を目指す「官幣大社がある、その昔『女遊び』でも栄えたらしい」市のほかにも、まだ「宿題」としてどうしても盗っておきたい市があと2つ残っています…。中でも「修禅寺」と「浄蓮の滝」で名高い市のほうは、「領主」がもう長い間姿をくらましているので、攻略するチャンスはいくらでもあると思うのですが…。

…今回は、「五稜郭」を速攻で攻め落としたことが利いて、おそらく初めて領民数が200万人の大台を超え、領国数も差し引き2増となったのですが、「これが絶頂期」としてまだまだ気を引き締め、また新たなる挑戦も考えねばなりません…。さしずめ、[87301]
「城主狙い」ということになっている「青葉城」は(中略)本気で「白鳥」、じゃなくて「城盗り」に攻め込むことなどは毛頭考えておりません(笑)
とした「初代・青葉城主」狙い、前言を翻して攻略作戦を開始することにでもなりましょうか?…
[91283] 2016年 8月 27日(土)18:50:11【1】伊豆之国 さん
第43回十番勝負を振り返って~柔らかな風が吹くこの場所で~
いつもの通り、十番勝負の感想文ですが、今回はまさに山あり谷あり、いきなり思いもよらないところから「大砲」がぶち込まれたり、逆に思わぬきっかけから新領地を得ることになったりで、終わってみれば、と言うことでした…。

問二~みどり綾なすはてなき大地~
いきなり高尾山の麓、戦国時代に小田原北條氏の城があったという、つい最近「Dグループ」から「Cグループ」に昇格した?(元・?)織物の町から大砲が命中、「官幣大社の宮居」(鉄道唱歌・東海道16番)はあっという間に炎上。韮山城からは山の裏側になっていたので「穴」になっていた。警戒していた相模灘の向こうは、当面「和睦」と言うことになっていたのだが([89886]ぺとぺとさん)…。共通項が「瞬間も含め、消えた市名が入る」とわかると、こちらも「市盗り」ができる市に。都内から西武沿線の市。十番勝負に参戦してまだ間もない頃に2度答えて、以前に「領主」の経験があったことは失念していた…。

問一~松島は笑うが如く~
「島」関係だとは早く気づく。「人口」かとも思ったが違い、「広さ」のほうだとわかる。過去問とは最低ラインが違い、境界線が5分の1になったのに単純に5倍にならないところが「綾」だった。こちらも「にわか城主」になれそうなところを、みちのくより。

問十~狭山茶どころ 人情にあつい~
ある程度答えが出揃ったところで共通項に気づく。以前話題になった、「町村制施行以来全く合併せず」。地域的に何箇所かに偏りがあり、数が多そうな都内から探すことに。「多摩湖は庭先ではなくて『他人の庭』」([73982])と言う、かの志村馬○殿のおかげで全国にその名が知られたその市は、明治の町村制施行時に誕生した村の名が、町→市にそのまま継承された([72168]hmtさん)。

問九~逆巻く波を乗り越えて~
白桃さんが[90757]
問九:枚方市
この問題では塁にランナーを残したくなかった
から、違う方向に入ってしまい迷路に。しばらくして答えが進んで行くと、ある程度以上の人口がある市、人口が減っていそうな市ばかりが並んでいることに気づくことに。すぐに「市盗り」につなげそうな市が見当たらないので、とりあえず「ここを取れば次に挑戦権が…」と言うところから、思い出深い旅の印象がある北の玄関の港町に。それが思わぬ「戦果」を手に入れることになろうとは、次に。

問八~後は追うなと言いながら~
直前に出てきた「海軍カレー」「八幡製鉄」「戦艦大和」から、こちらも「人口減少」ではないかと。想定解が47なので「県内最大減」だろう、と。問九と同様、人口増減の比較を見ると、まさに当り。1万人以上も減っていた、問九で答えたばかりの北の港町がまだ出ていない。ここは速攻で五稜郭を攻め落とし。

問六~富士の白雪やノーエ~
お題とNGの市から、「隣接する市町村&特別区の数が6」だと。地元の市で守備固めもできたが、ここは大砲を打ち込まれて「焼け野原」になったご当地の一宮再建に第一歩。

…ノーヒントでここまできたが、結局ここからはヒント待ちに。

問五~Sidetown Girl~
「あまり変化していない」→人口の増減が少ない、と見える。NGの市から「±500人」が境界線だ。A5ランクの極上すき焼きが桜鍋に化けたので、代わりに近江牛をいただき。

問七~急げや電気の道すぐに~
ここからは「市盗り」とは離れて、「分散派」としての「原点」に立ち返って「未解答減らし」戦術を。「同じタイミング」から「市制」関係だと。「市制施行日」のページを開いて並び替えると、「市の誕生日が7月1日」。前々回にタイミングを逃してしまった「フロンターレ」の本拠地([88652])が残っていた。

問四~かにかくに渋民村は恋しかり~
第一ヒント「一本では足りない」を、「バスとか何かの公共交通機関でどこかへ一本で行けない」とか考えて前に進めず。第二ヒントが出て「水の上を渡る」から「橋」関係→「クイ図」で出てきた「斜張橋」。それが「2本以上ある」と言うことか。コレクションを開いて、”Street View”から確認作業。東北の県庁所在地で唯一未解答だった市を取った。地元の市でも答えられたが、「水の上を渡っていない」ので「厳密にはNG」だと思い、安全策をとった。

問三~愛と青春の旅立ち~
今回一番の難問。第一ヒント「グループで計測」と解けたが、隣接市との面積とか何かの合計?平均?…これじゃ「七番勝負」か? 第二ヒント、「三月・九月」が真っ先に見えてきて([91089])、散々苦労した「四月」問題([78445])が頭をよぎって立ち往生。それが「三月雑学追加」。何だ?と、「更新情報」に出ていた中からいくつか当たってみると、「市区町村の文字別ランキング」。それが出る前に気になっていた、OKの四條畷とNGの交野の境界線が「人口密度3000人」、それが「文字別ランキング」から「市」「人口密度」で検索するとこれがぴったり。「畷」と「交」はそれぞれその市だけにしか使われない。ブランド牛のあの市は「なにわ」絡み、最も意外性があった「今回開始前まで領主不在だった『鉄無し』市」は「尾張」シリーズに引っ張られていたのか…」と、「一発でわかった人はそれこそ凄い!」と妙に感心。そのランキング上位に、割と近所の市が入っていた。
ある戦略上の理由
([91089]) とは、この時点で残り4市に減っていた「神奈川県の未解答市」を減らし、既に別なほうの目的(県の領主)を達成していた静岡県より先に、県内全市正答目指すという目標にまた一歩近づけると言うことだったのでした。もっともこちらのほうは「県の(実質的な)領主」が強すぎるので、残る3市を答えたところでとりあえず「矛を収める」ことになりそうですが…([89916])。

♭今回の選曲は次の通り。
問二:小平市歌の歌いだしより。
問一:「奥の細道」より。「元・一夜城主」だったにかほ市の名所「象潟は恨むが如し」と続きます。
問十:東村山音頭より([90566])。「この市出身の最大の有名人」も、やがて鳴り物入りで楽天入りした野球選手が取って代わる日が来るのでしょうか…。
問九、問八:「○○の女」の歌いだしに続く歌詞。
問六:この地に伝わる民謡より。
問五:すぐに思いつくようなのが見つからなくて…。この市にある横文字地名([67324])に引っ掛け、30年ちょっと前の洋楽ヒットナンバー”Uptown Girl”(by Billy Joel)の「パロディ版」替え歌を勝手に作った(相当苦しい言い訳ですが…)。「未来少年湖南」?そんなの、全然知りまへん…。
問七:鉄道唱歌・東海道編第4番より。当時開業して間もなかった、現在の京急大師線の前身・大師電気鉄道が歌い込まれています。
問四:啄木も、今では「盛岡市出身」と言うことになってしまったのですね…([65967])。
問三:これも今から30年余り昔の映画音楽のヒットナンバー。記憶が間違っていなければ、USAの陸軍士官学校を舞台とした愛情物語の主題歌だったと思います。一方、この市と隣の政令指定都市にまたがる(住所地名も)「進駐軍」の「キャンプ座間」は、戦前は帝国陸軍の士官学校でした([87268] hmtさん)。
♯今回の副題は、問九・問八の「サブローさん」と同郷の「灰色楽隊」の初期のヒットナンバー、夏を歌ったバラード”Forever”の歌いだしを…。

♯今回の「戦略」と、その他についての詳細は、後ほど詳しく…
[91089] 2016年 8月 4日(木)22:02:28伊豆之国 さん
十番勝負
問三:座間市

第二ヒントから「三月・九月」がまず出てきて、5年前のあの超難問が頭から離れず全く掴みどころがありませんでした…。
この市も「ある戦略上の理由」により取っておくことにします。
[91051] 2016年 8月 3日(水)21:58:40伊豆之国 さん
十番勝負(入門編)
問三の第二ヒントが全く意味不明で解けません…。そこで息抜きに、入門コースから、戦術上どうしても取っておかなければならぬこの一問だけ答えておくことにします。

問A:三島市
[91038] 2016年 8月 3日(水)20:09:32伊豆之国 さん
十番勝負
問四:盛岡市
[90970] 2016年 7月 31日(日)23:21:25伊豆之国 さん
十番勝負
問七:川崎市
[90967] 2016年 7月 31日(日)22:55:51伊豆之国 さん
十番勝負
問五:湖南市
[90954] 2016年 7月 31日(日)16:29:17伊豆之国 さん
十番勝負
問六:三島市

早くも反撃開始…
[90947] 2016年 7月 31日(日)09:50:54伊豆之国 さん
十番勝負
問八:函館市

五稜郭一気攻略なるか?
[90923] 2016年 7月 29日(金)23:53:31伊豆之国 さん
十番勝負
問九:函館市
[90906] 2016年 7月 29日(金)00:23:21伊豆之国 さん
十番勝負
問十:東村山市
[90873] 2016年 7月 28日(木)00:46:32伊豆之国 さん
Shonan Bellmare(Break Time) & 八王子市
[90865] オーナー グリグリさんへ

[90792] k_itoさんの
問二:平塚市
がまだ採点されていません。

♯残り8問は共通項がまだ掴み切れていないのでしばらく時間がかかりそうです…

[90853] k-aceさん 他
「【D】グループで人口最大の市」([90669])の汚名を返上したその高校ですが、社用で八王子市役所に出かけることが度々あり、最寄り駅が西八王子駅(バスに乗り換え)なので、中央線に乗る度にすぐ脇を通るので車窓から間近に見えます。…これで、多摩地区の26市中【C】以上となった市は、ようやく7市目なのですね(→[70816])…。
[90793] 2016年 7月 24日(日)22:29:35伊豆之国 さん
十番勝負
「運命の人」より先に「朝日に匂ふ山桜花」を咲かせましたか…。「あの市」を答えることは当分ないでしょう。

問一:塩竈市
[90741] 2016年 7月 23日(土)22:03:02伊豆之国 さん
十番勝負
思わぬところから「大砲」が命中、「山中城」一発落城ですか…

問二:小平市
[90710] 2016年 7月 21日(木)23:12:23伊豆之国 さん
消滅市の駅名
[90709] デスクトップ鉄さん
いくつか指摘事項を。

天竜市 静岡県 浜松市 2005/07/01 ○ △ 中部天竜(旧佐久間町)
天竜二俣駅(旧天竜市)ではないでしょうか。
岩槻市 埼玉県 さいたま市 2005/04/01 ○ ○ 東武伊勢崎線
東武野田線(今は"Urban Park Line"なる「ダサい」(失礼)別名で呼ばれているようですが…)ですね。
あと、
泉市 宮城県 仙台市 1988/03/01 ○
泉中央駅(仙台市地下鉄南北線)もありますね。

市名が消滅してからも元の市名と同じ駅名を長らく名乗っていたものの、その後結局市名と同じ駅名に改称された駅には、「平」(現・いわき)駅があります。また、既に廃線となった十和田観光電鉄の「十和田市」駅は、市名改称後も割りと長い間「三本木」駅のままでした。
尾西市は、名鉄尾西線にその名を残しています。

♯「消滅した市名と同じ苗字」ですが、「中村」「山田」「清水」「石川」と、全国のトップ30に入っているメジャーな苗字が4つも入っているのですね…。
[90703] 2016年 7月 17日(日)20:21:13【2】伊豆之国 さん
県庁所在地とのギャップ(高校野球版)
いよいよ「球児の聖地」を目指しての熱戦、まさにたけなわですが、[90669]で出した「他愛もない」クイズの共通項([90674])、それを「県庁所在地との成績のギャップ」を作ってみたらどうか、とふと思って…。
ルールはメンバー各自の「ギャップ」の表と基本的には同じ考えです。
【A】,【B】,【C】,【D】それぞれのグループ間の「ギャップ値」は各々1点ずつとしましたが、【B】グループのうち「『あと一歩』で惜しくも【A】に入れなかった」市については、特別に「0.5点」を加点し、【B+】グループと表現することにし、このルールに基づいて作成した「県庁所在地との高校野球成績のギャップ」の表をまとめてみました。
(県庁所在地とそれ以外とのギャップがない府県は割愛しました)

県名県全体のGroup県庁所在地Groupギャップ値最高成績自治体備考
北海道A札幌市B+0.5苫小牧市
青森B+青森市B0.5八戸市、三沢市
岩手B+盛岡市B0.5花巻市
福島B+福島市B0.5いわき市
茨城A水戸市B+0.5土浦市、取手市
千葉A千葉市B1.0銚子市、習志野市
福井A福井市B+0.5敦賀市
長野A長野市B+0.5松本市、飯田市
三重A津市B1.0四日市市、松阪市
滋賀B+大津市B0.5彦根市
奈良A奈良市C2.0天理市、五條市
鳥取B+鳥取市B0.5米子市
山口A山口市B1.0下関市、柳井市
福岡A福岡市B+0.5北九州市、大牟田市、八女市
長崎A長崎市B1.0佐々町
大分A大分市B1.0津久見市
宮崎B+宮崎市B0.5延岡市
東京(参考)A新宿区B1.0板橋区、町田市、国分寺市現都庁移転以降

なお、東京都の場合、都制施行や都庁の移転などの「特殊事情」があるため「参考記録」として扱いました。都庁の新宿移転後、区内にあった早稲田実業が現在の国分寺市に校舎を移転するまでの間に唯一出場し、1勝を挙げているので、現在の都庁に移転後の新宿区は【B】グループに入る、ということになります。それ以前、千代田区に都庁があった時期で見ると、その時期の千代田区は【B+】、「ギャップ」は0.5(区内にある二松学舎が昭和57年春に準優勝、当時新宿区にあった早実など区外に複数の全国優勝校あり)ということになっています。
奈良市は、全国の県庁所在地の中で唯一、「市内の学校が『甲子園』でまだ一度も勝ったことがない」という「不名誉記録」を持っているようです(こちらによる)。奈良県の高校球界が長年、天理と智辯の「2強」による「寡占状態」が続いており、あとは郡山などが絡むくらいで、強豪校も少ない奈良市内の高校がこれらの常連を押しのけて「甲子園」への切符を勝ち取ること自体が非常に困難、ということになっているようです。また、隣の三重県も、県庁所在地の津市内の高校は、昨年夏の大会で津商業が1勝を挙げるまでは、全国大会で1度も勝つことができなかったようです。
この両県のほか、「『甲子園』で県庁所在地の影が薄い」県には、千葉とか山口あたりも入ってくるのでしょうか。
♯「県」レベルでは、「春」に限れば10年前に初勝利を挙げるまでは新潟県が【C】グループでしたが…

最近(過去5年間)になって「ギャップ」が発生した県には、昨年春に敦賀気比が初優勝した([87447] ペーロケさん,[87452])福井県(それまでは福井商業の準優勝が最高)と、3年前の夏に延岡学園が準優勝した宮崎県があります。一方、群馬県は、その延岡学園を決勝で破った前橋育英が初出場で初優勝を飾り、先を越されていた桐生市に追いつき「ギャップ」を解消しています。また、埼玉県は、昭和43年の春を制覇した大宮工業が長らく県内唯一の全国制覇校になっていて、平成13年のさいたま市の発足により「お情け」でギャップ解消(笑)、となっていたのですが、3年前の春に浦和学院が初優勝を果たし、これで「名実共に」ギャップが消えた、ということになったのでした。
[90674] 2016年 7月 7日(木)21:07:31伊豆之国 さん
銚子市、敦賀市、松本市、松阪市、洲本市…この共通項は?
[90673] 白桃さん
伊豆の国市も、「お情けで」【A】に入っているのですよね
その当時は「田方郡韮山村」でしたね…。
[90669]の「あまりにも簡単な問題」、わざわざお付き合いくださって誠に恐縮です。
まさにその通り、ご名答です。一部の道県では既に地方予選が始まっている「球児の聖地」を目指しての熱き闘い。その成績を基にしたグループ分けだったのでした。

今回のタイトルは…
・([90669]のクイズで)【Group A】に入っている
・県庁所在地、政令指定都市でなく、また「お情け」でもない
・私が宿泊したことがある
この3つを満たしている市を並べてみたものでした。

♯今日は社用で、hmtさんゆかりの地「旧・南毛利村」に行ってきました。
[90671] 2016年 7月 3日(日)13:59:51【1】伊豆之国 さん
ものの名前(地名関連)
今日の日経新聞の最終面「文化」面に、作曲家の池辺晋一郎氏が「ものの名前」と題した記事を載せており、その中で「地名」に関するくだりがいくつか書かれていました。

たとえば地名。長野県松本市に「」という地名がある。私鉄の駅名にもなっている(→[89119])。紛れもない山地だ。波が打ち寄せる光景とは縁がない。が、実はその辺りは古代には湖だった。その名残の地名なのだ
この続きに、大阪の地名「難波」は「なんば」か「なにわ」か、浅草にあるお寺がなぜ「浅草寺(せんそうじ)」と読みが違うのか、目黒区「洗足」と大田区「千束」が隣接する([76006])のは奇妙じゃないか、世田谷区と多摩川を挟んだ川崎市に同じ「等々力」がある([75335])のはなぜか、その「多摩川」に近い世田谷区の地名が「玉川」なのは奇妙だ、といったことが書かれており、また京都と札幌の「○条」の意味の違いなどにも触れていました。
そして、終わりのほうで再び地名の話に戻り、
合併ばやりだが、最近多いのが新生の市の奇妙な名前だ。また、由緒ある地名が合併ゆえに消滅してがっかりしたことも、何度もある。しかし理由があるのは、まだいい。江戸期の住人の職種が具体的にわかる大工町・鉄砲町・博労町(馬喰町、馬口労町とも)などがどんどん消え、何でもない地名に取って代わったりしているのは許せない。○○市中央、とか駅前町などという安直な地名に出会うと腹が立ってくる

と「個人的感想」を述べています。

…私自身が投稿していた「せんぞく」も出てきた「自治体越え地名」とか、「平成の大合併」でできた新自治体名批判など、「落書き帳」の常連から見れば「見飽きた、聞き飽きた」ような話題も出てきて、この方面が本業ではない人の話なのに実によくできていて大いに感心したのでした。信州の「渚」の地名の由来、これは飛騨のここも同じ意味だったのでしょうか?(こちらには「猪」の誤記説もあるようですが。)

[90669]のクイズの「第四ヒント」ですが…。「G2B」ランクの松本市も、【Group A】に入っています。

【1】書き込みの途中で誤動作を起こしたため、書き込み訂正の形によって加筆修正しました。
[90669] 2016年 7月 2日(土)21:46:24伊豆之国 さん
間もなく「熱い闘い」がやってきます。& 会津若松市
「地球の真裏」と「虎の棲家(?)」、二つの「熱い闘い」の開幕が近づいてきました…。

[90646],[90648] 白桃さん
「美酒乱」の「オリオン」(三つ星)だの「カシオペア」(五つ星)だのじゃあないですが、「市の『都会度』格付け」作業、ひとまず中間報告完成、ともかくご苦労様でした…。

ところで…、
G1:40ポイント以上
大阪、名古屋、京都、横浜、福岡、札幌、神戸、仙台、広島(以上9市)

この9市を次のようなグループに分けると…

【Group A】…大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市、広島市
【Group B】…福岡市、札幌市、仙台市
【Group C】と【Group D】…共に該当なし

この各々のグループの「区分け」の基準は果たしてどこにあるのでしょうか?

またまたいきなりですが、ヒントをいくつか…
【第一ヒント】…【B】に入っている3市は、いずれも「あと一歩」で惜しくも【A】に入れませんでした。
【第二ヒント】…「G5」ランクの市の中で、唯一【A】に入っているのは三好市です(お情けですが)。
【第三ヒント】…【D】の中で人口が最多なのは八王子市です。【C】の中には「あの市」も…。

…いかがでしょうか?

♯今日の某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組で、5年前のオフ会でhmtさんが近くまで来ていながら結局見なかったという([79710])会津若松・飯盛山の「さざえ堂」が出てきました。この「さざえ堂」には、16年前の大内宿~芦ノ牧温泉~喜多方~新潟と回った道中([67176])で、会津若松市内での短い余裕時間を利用して見に行ったことがあり、こちらの「鉄系」ブログにもコメントしていました。
[90643] 2016年 6月 26日(日)21:02:09伊豆之国 さん
Re:市の都会度(コメント)
[90638], [90639] 白桃 さん
(「市の都会度」の)加点見直し
全く他愛もないことにコメントしていただいて、まことに恐縮いたしました。
[90634]の終わりのほうでも書いた通り
市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にする
というのはやはり予想通り「対象外」、ということでよろしいと理解いたしました。
正直言って、採用に値しそうなのは[90634]で羅列したうちのせいぜい2割が関の山(←語源は「(亀山市)関町の山車」だそうな)だと思っていましたので、私も遠出の度に楽しみにしている「街並み歩き」での加点が予想以上に認められたのはよかったと思いました。

さて、その間にも私のほうでいくつか気づいたことがありましたので、この件に関してご検討をお願いいたします。

宇治、豊川、鹿嶋、諏訪、太宰府、天理、笠間、宇佐、鹿島(寺社など)
先月の連休で訪れた諏訪市([90510])ですが、「諏訪大社」は「下社春宮」「下社秋宮」「上社前宮」「上社本宮」の4つの神社から構成され、この中で最も参拝客が多い「下社秋宮」は下諏訪町にあり、また、まとまった門前町があるのもこの「下社秋宮」だけです。唯一諏訪市にある「上社本宮」(18年前に参拝したことがあります)には「門前町」といえるような街並みは見られないようです。諏訪湖畔の市街地には大型温泉旅館が多数建ち並び、豪勢な「立ち寄り湯」もあり、諏訪市は「寺社」の部では対象外で、むしろ「温泉」の部で加点対象になると思います(他には「SEIKO」など時計・精密工業の集積もありますが…最終判断は地元の方に仰ぐことになると思いますが)。

◎企業都市関係
日立、小松、宇部に0.05加点
小松や宇部がOKなら、太田(スバル)とか延岡(旭化成)なども対象になりそうですが。
それと、浜松。楽器の「ヤマハ」「カワイ」、軽自動車の「スズキ」など、多くの著名大企業が今も本拠を構え(「ホンダ」も浜松がルーツ)、また先端企業の集積も見られ、「三大都市圏」から離れた地域にあることも考慮すると、「工業都市の風格」として若干でも上乗せ要素はありうると思いますが、いかがでしょうか?

○街並み歩き、城
富田林とかたつの(旧龍野市)あたりも追加候補になりそうですが。2年前に「苦難」の道を歩いた松阪は、御城番屋敷とか豪商の館あたりが対象になるのでしょうが、採用になった各市に比べるといまいちインパクトに欠けるような気がします(こちらも最終判断は「運命の人」に…)。東御市の「海野宿」は、市の規模などから見ると結構なウェートになりそうですが、少々厳しいでしょうか? 東北地方では「宮城の明治村」の異名があるという登米(旧登米町)。十数年前に歩いたことがありますが、「市街地」といえるかどうかという町の中心部に古い建物が散在しているといった感じで、こちらも微妙でしょうか?
「城」ですが、御三家の一・紀州徳川家の和歌山城は、果たして対象となりうるのでしょうか。新幹線から見える清須(清洲)城は、たぶん無理でしょうね…。

○その他
八王子は、「三ツ星の山」では予想通り自爆(笑)ですが、多くの大学が立地している「文教都市」ということから見れば、「つくば」が認められるならば採否はともかく検討の対象だけには入るかもしれません。「昭和レトロの町」として売り出してきている青梅は、「街並み歩き」よりも「町おこし」の部に入れるべきでしょう。
[90634] 2016年 6月 25日(土)18:47:13【1】伊豆之国 さん
市の都会度(コメント)
[90625] 白桃さん
◎恣意加点
ですが、私もいくつか気づいたところを。

[90629] JOUTOUさん
10万人の集客をする巨大娯楽施設であることを考慮してくれても良いのかな
私にとっては「ほとんど関心がない」アレよりも、この手のものでは古参の「ららぽーと」と、国内よりも海外のほうで有名らしい、休日ともなると周辺道路が大渋滞になるというここが(船橋市の)加点対象になりそうですが…

“東北地方”の扱いが少ないように感じる
その東北地方では…割と全国的な知名度がありそうなところでは
○温泉
鹿角(八幡平・湯瀬)、花巻、大崎(鳴子)、尾花沢(銀山)、福島(飯坂・土湯など)
○なんとなく都市観光
米沢、酒田
○寺社など
塩竈、鶴岡(出羽三山)
○季節観光(祭りなど)
八戸(三社大祭など)、横手(かまくら)、男鹿(なまはげ)、相馬・南相馬(野馬追い)、二本松(菊人形<敬称略>)

それ以外では…
○世界遺産
富士吉田・富士宮(富士山信仰関連)、新宮・田辺(熊野古道と寺社)、大田(石見銀山)、廿日市(宮島)…
○城
坂井(丸岡城)、高梁(備中松山城)、丸亀、宇和島(以上:天守閣が国重要文化財)、行田、上越(高田・春日山)、甲府、静岡、掛川、岡崎、(豊後)竹田…
○寺社など
佐野(厄除け大師)、八王子(高尾山)、川崎(川崎大師)、藤沢(江ノ島)、伊勢原(大山)、三島(三嶋大社)、八幡(石清水八幡宮)、大津(比叡山・三井寺など)、藤井寺、桜井(長谷寺・大神神社など)、葛城(当麻寺)、総社(備中国分寺)、善通寺、さぬき(八十八ヶ所巡礼の最後の3札所)…
○温泉
那須塩原、安中(磯部)、黒部(宇奈月)、武雄、阿蘇、山鹿、菊池…
○街歩き・史跡めぐり
佐倉、高岡、小浜、大野、安曇野、伊賀(上野)、亀山(関町)、篠山、橿原(今井町)、倉吉、福山(鞆の浦)、下関、安芸、四万十(中村)、島原、臼杵…
○交通の要衝
小松、敦賀…
○テーマパークなど
多摩、長久手、桑名、吹田…
○季節観光(祭りなど)
秩父(夜祭)、富山(風の盆)、岐阜(鵜飼)…
○その他
さいたま(蹴球)、銚子(漁港と犬吠埼)、勝浦(朝市)、日野(多摩動物公園)、横須賀(軍港とペリー関連史跡など)、堺(古墳群など)、安来(足立美術館)、今治(しまなみ街道と水軍史跡)…
※複数の要素がありそうなのは、「恣意的に」そのうちの一つだけに絞って載せています。

それと、ふと悩ましいと思ったものに「ご当地グルメ」はどうなのか、というのが浮かんできたのです。松阪牛、米沢牛、喜多方ラーメン、宇都宮餃子、富士宮焼きそば…等々、伝統的なもの、近年の「B級グルメ」を問わず、「特定の市名を冠した名物グルメで、ただそれを食うためだけに、わざわざ遠方からやって来る」という人が大勢いるのは、都市としての「それだけの付加価値がある」と考えられそうだからなのです。「夕張メロン」など、「瀕死状態」のこの市にとっては貴重な加点要素になりそうなのです。「食」以外でも、例えば瀬戸、唐津、伊万里…の「焼き物」とか、桐生、結城、久留米…の「織物」など、いろいろありそうです。…でも、こんなところまでいちいち拾って入れるのはいかにも多すぎるし、面倒だし、やはりある一定基準を設けた上での「取捨選択」が必要になってきそうな(例えば市街地にはなくて「町並み」を形成しているとはいえないような地域にある建造物とか観光施設などはなるだけ対象外にするとか)気がします。

…白桃大先生、この辺でこれらの採否と、その基準、また採用となった場合の「加点」はそれぞれどれくらいになるのか、ご判断を仰ぎたいと思うのですが、いかがでしょうか?
[90566] 2016年 6月 7日(火)22:10:13【2】伊豆之国 さん
狭山茶どころ 人情にあつい
早いもので、「落書き帳」に初書き込みしてから明日で9周年になります…。

さて、落書き帳随一の博識を誇る大先輩・hmtさんの「マガジン」にも特集されている、「埼玉県入間郡域」。私の母方の祖母がその「入間郡川越町」で生まれ育ったこともあって、身近なものとして興味深く拝見させていただいています。
その「入間郡域」に、未掲載と見られる「自治体越え地名」がありました。

埼玉県所沢市南永井/入間郡三芳町北永井

それと、「これはちょっとどうか…」というのに、

埼玉県所沢市狭山ヶ丘・東狭山ヶ丘狭山市狭山新狭山東京都東大和市狭山

この3地域はいずれも非隣接で遠く離れており、これはおそらく、広い地域が分割されて後にその一部が別々の場所に部分的に残った(例えば「三田」([76006])・「新喜多」([85732])など)のとは違い、広域地名である「狭山」の名称を後からそれぞれ別々の場所で地名として命名したのではないか、というような感じで、自分の考えでは「自治体越え地名」の「本筋」からは外れている、「仲間には入らない」ように思えるのですが…。「狭山」というと埼玉県のイメージが強そうですが、「東村山音頭」の歌詞に「狭山茶どころ、人情にあつい」と歌われているように、東京都旧北多摩郡の北西部の「村山」地域から、西多摩郡瑞穂町(埼玉県「元狭山村」を分割・越境合併した)辺りも、広域の「狭山」地方に含まれていたのでしょうか。
河川名に由来する狭山市の「入間川」の町名(西武「狭山市」駅は昔は「入間川」という駅名でした([87207]))と、郡名を市名に採用したと見られる「入間市」の関係も、これに類するもので、いわゆる「自治体越え地名」とは意味合いが違うのではないか、と思えますが、いかがなものでしょうか?

♯夕張市の推計人口が9千人を割ったようです(こちら)。
[90537] 2016年 5月 24日(火)22:55:06【1】伊豆之国 さん
大人の階段登る 君はまだシンデレラさ
まず、[90510]で出したクイズの答え合わせから。

[90528] オーナー グリグリさん
【問イ】みすゞ
【問ロ】三井住友

ご名答です。

さて、
[90536] hmtさん
信州上田の銘菓「みすゞ飴」。その「みすず」の由来、詳しく調べていただいてありがとうございました。
信濃国の枕詞「みすず刈る」については、以前から知ってはいましたが、その本当の意味、実に奥深いものだったのですね…。
私がこの「みすゞ飴」を知ったのは、その昔、親父の知人から我が家や当時の勤め先によく送られたりしていたことからでした。
そういえば、以前、冬になるとスキー・スケート場が滑走できるかどうかという情報欄に、スケート場の中に長野県にある「美鈴湖」というのが載っていたのを覚えているのですが、温暖化と競技人口の減少傾向もあって、果たして今はどうなったのでしょうか?

♯今の宰相と同郷という女流詩人「金子みすゞ」のことは、私は大して関心もないのでよくわからないのです…。この名を初めて見たとき、まず信州の「みすゞ飴」を連想してしまったのは言うまでもありません(笑)…。

♭タイトルは、信州上田出身の2人組の、今から30年余り昔のヒットナンバーの一節です。世に出たヒット曲はたぶんこの1曲だけだったようですが、上田では今も市民に愛され、記憶は受け継がれているようです。

【追記】
>hmtさんへ
リンク先を修正していただき、ありがとうございました。
[90527] 2016年 5月 21日(土)10:47:46伊豆之国 さん
Re2:ここはどこでしょう
[90524] 千本桜さん

クイズの答え、もうほとんど出ているようなものですが、ここでは私が直感でわかったものだけ、少々回りくどい表現してみました。

▲「C町」…同名の町が、昔は合併情報、今は「小ネタ」もので落書き帳を賑わせているメンバーの地元の近くにもありましたね。そして、この「C町」には、そのメンバーの地元の町と同音異字の駅もありますね。

▲「F川」…藤川球児でも富士川町でもなくて…「無料」で覗けるこの川に沿って走っているJR線、結局復旧できぬまま(一部)過去帳入りして行く運命になるのでしょうか? かの「運命の人」が執拗にこだわっている超ブランド牛の町から、「こんな山奥」まで市域に入ってしまった県庁所在地にある「未完?の終着駅」を結ぶJRの路線は、2ヶ月ほど前に全線復旧しましたが…。

▲「(H県I市の)J町」…前記のメンバーとは同県人の(本物の)金メダリストが師匠と仰いでいた、陸上の名監督の苗字と同じですね…。

さて、私が出したクイズ[90510]のほう、さっぱり反応がありませんので、ここで第三ヒントを出します。

【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

◆第三ヒント
 地図の指し示す場所がなんらかのヒントになっています。想定解そのものではありません。
【問イ】:山口県長門市
【問ロ】:東京都新宿区
[90510] 2016年 5月 12日(木)23:53:31【1】伊豆之国 さん
初夏・信濃路旅日記【戦国市盗り合戦戦術大研究・Part2】
今回の大型連休、「谷間」の6日に休暇を取って、東京駅から北陸新幹線(といっても乗った区間は「長野行き」の区間だけでしたが)で、今まさに「旬」の真田家ゆかりの城下町・信州上田へ。駅から城跡までぶらり歩いて、まず「特設会場」となっている、旧市民会館の建物を利用した「真田丸・大河ドラマ館」。ドラマの宣伝色が出すぎていて少々気になったものの、徳川家康・秀忠を苦しめた「上田合戦」や、「大坂の陣」の激闘など、やはり見入ることに。それから城門の前に出ると、無料のガイドが始まるとのアナウンスがあったのでその列に。現在3棟残っている隅櫓のうちの2棟が、明治になって城が廃されたときに民間に払い下げられて移築され、料亭として使用され、戦時中になって元に戻されたこと(こちら)、城内の井戸が「抜け穴」になっていたという、他の城にもよくあるような言い伝えがあることなど、聞き入ったものでした。その後は市立博物館に。「ドラマ館」で見てきた内容とダブっているところも多かったものの、「ドラマ館」を見ただけでは飲み込めなかったことも「復習」にもなって、理解が深まったのでした。城外に戻り、行きに歩いた道を駅に向かって戻ったのですが、史実ではないという「十勇士」の絵が描かれた案内板など、違和感を抱いたものもあったのでした。駅前通にある和菓子屋さんで名物の和風ゼリー?をお土産に。それからローカル電車で別所温泉へ。この方面に行くのは今回で4回目になるのですが、電車の本数が少なくダイヤに行程を縛られるため、駆け足になってしまい、温泉は温泉街の入り口近くにある足湯で我慢。北向観音・常楽寺安楽寺と、ともかくここでは外せないお寺めぐり。15年ほど前に行った塩田平めぐりなどは、今回は結局カット。上田駅に戻り、1駅だけ新幹線で長野駅へ。特急「しなの」に乗り換え、更に塩尻で鈍行に乗り換えて、この日の宿を取った上諏訪へ。7年前に見てきた松代([71758])は、電車がなくなってしまって([77584] Issieさん)行程を組むのが難しくなったこともあり、今回は「パス」することにしました。

上諏訪駅で電車から降りると、外は雨。宿は7年前([71758])とは別の場所。シティホテルタイプの客室ながら、温泉大浴場もあり、そして「夕食の出前」も付いたコースをネットから予約していたので、蕎麦も付いたカツ丼セットで空腹を満たし、大浴場で疲れを癒して寝床に。翌朝は湖畔の「ミュージアムめぐり」からスタート。18年前の長野五輪の行きがけに見たとき以来の北澤美術館、今回が初めてのサンリツ服部美術館を見てから、駅の方面へ引き返して、和洋折衷の不思議な造りが印象的な、元は片倉製糸の所有だった諏訪市美術館を見たあと、すぐ隣(というより同一敷地内)にある、7年前にも入浴した片倉館の「千人風呂」に。上諏訪駅に戻り、1駅逆戻りして下諏訪に。山国のこの季節、気温の変化が激しく、朝は上着を着ても寒いくらいだったのが、もう初夏の日差しが強烈になって汗ばむほど。これまで数回のお参りは、駅や市街地に近い下社秋宮だけだったのが多かったのですが、今回は季節柄ということもあり、まず30数年ぶりに下社春宮からお参り。境内では今月14日から行われる「御柱祭」に向けて準備が進められ、街角にも飾りが立てられ、既に境内の一部が立ち入り禁止になってトラックが入ってきたりしていましたが、先日に行われた上社のほうで死亡事故が発生した、というニュースが地方新聞の記事で1面に大きく出ていて、祝賀ムードに水を差されていたのが気がかりでした。それからすぐ近くにある万治の石仏を見て、旧中山道を秋宮のほうへ。道筋の中ほどにある旧家・伏見屋邸で一服。「口コミ」で見に来る人も多いらしく、店の主が「お茶をどうぞ」と接待してくれて居間に座ると、「岩手県から来た」という中年夫婦?と、店の主を交えて大震災の体験話などに花が咲き、しばし時の経つのを忘れることに。「今は諏訪の住人のじゃごたろさんも、岩手の出身だったねぇ…」と、ふと胸の中で思い浮かべたのでした。伏見屋邸を立ち、さらに秋宮のほうに向かって歩くと、いかにも「旅籠」といった風情のある温泉宿が立ち並ぶ光景。それから下諏訪宿の本陣だった、見事な庭園が残る岩波邸を見て、7年前にも買った名物の「塩羊羹」を今回も買い、秋宮にお参り。やはり7年前に見てきたオルゴールの博物館はリニューアルされていたので再び入ることに。透き通った美しい旋律と女性館員の丁寧な説明に聞き入りましたが、下諏訪駅に停車するのが少ない帰りの特急の発車時刻が迫ってきて、こちらも7年前に見た時の科学館は、駆け足で見ることになってしまいました。
下諏訪駅からは特急「あずさ」で八王子へ。富士山の見える進行方向右手の窓側に席を取り、小淵沢駅に停車すると富士山の姿が綺麗に見えて思わず心の中で歓声。甲府盆地に入ると、塩山の先までずっと富士山と付き合うことになったのですが、石和温泉の辺りでは、御坂山地が前に立ちはだかって意外にも頂上付近しか見えない…ちょうど我が家の近辺からだと丹沢山地の後ろになって同じようにわずかしか見えない…というのを、ここで知ったのは少々驚きだったのでした。八王子から横浜線に乗り換え、無事我が家に戻ったのでした。

…戦国武将として勇名をはせた真田氏ゆかりの地訪問、ということで、今回のタイトルで「戦国市盗り合戦対策・第二弾」と銘打ったのですが、結局大して「戦果」は得られなかったように思えました…。

最後に、クイズを2題。
【問イ】上田市の名物の「和風ゼリー」、○○○飴。その「○○○」に入るひらがな3文字は何でしょうか?
    (仮名遣いが間違っていると誤答になります)
【問ロ】上田市と諏訪市で、共に市内で唯一、支店を出している都市銀行は何銀行でしょうか?

いきなりですが、ヒントを出します。
【問イ】
第一ヒント:「金子さん」とは関係なさそうです。
第二ヒント:自動車とは1字違いです。
【問ロ】
第一ヒント:「該当する市」…牛久市、太田市、豊岡市、尾道市、新居浜市
      「該当しない市」…宇都宮市、松阪市、長崎市
第二ヒント:美里とクラスも(みさととくらすも)
[90481] 2016年 5月 4日(水)20:02:04伊豆之国 さん
第四回Pair City七番勝負を振り返って~あなたと行きたい天城越え~ & 会津若松市
例によって、今回も七番勝負の感想文を。

問二~あなたと行きたい天城越え~
真っ先に共通項がわかったのがこの問。何年か前だったかにこの話題でにぎわったこともある「市名+市名=駅名」。これだとわかると、当然のことながら「ご当地」のこの駅名に決めていた。メダル狙いもできたが、開始早々から解答ラッシュになりそうだと予想できたので、しばらく模様眺めの後、満を持してボタンを押すことに。

問六~帰り道は遠かった~
想定解が恐ろしく多いのと、お題でNGの「ウキウキコンビ」の意味が謎だった。答えが進んできてここで「同一学年で習う漢字同士」の組み合わせだと。NGの意味も「これ一つしかない」ということか。市民歴はや30数年の地元が「一年生で書ける」ので、同じ「一年生」の市から相方探し。その中から選んだのは、開始直前の書き込み([90176])に早速反応された千本桜さん([90177])の「宮城県南部都市間の熾烈な争い」の書き込みの中で
白石は仙南の中心都市から脱落!?」
「斜陽化」を心配なさっておられる、ということで、ここは「東北支援&衰退危機市支援」の意味もこめて、私自身も40年ほど前に宿泊経験もある、伊達家重臣・片倉家の城下町に。

問七~名にし負はばいざ言問はん都鳥~
お隣同士である、ということだけで、道路関係とか、「何か特殊な隣接関係」かと考えたがどれもうまく当てはまらず。そその間に答えが進んで残りが少なくなって焦りの色。共通項に気づいたのは通勤電車の中。覚えていたお題や既出解をみると、「同じ行で『あ』と『お』の組み合わせ」ではないか、と。まだ出ていないのが近県にいくつかありそうだ。家に戻ってPCを開くと、その中からの候補だった、以前にも「自治体越え地名」([75333])・「停車駅争奪戦」([85150])で話題にした、芭蕉も泊まった([77138])「桐箪笥の町」(あのO家具もここがルーツらしい)と「クイズの神様が鎮座する町」のペアがまだ残っていた。直前にNさん([90309])の
春日井市・小牧市
が出ていたので、採点を間に挟むことにはなったが、「小判ワニ」で食らいついたような格好に…。

問三~大きな袋、肩に掛け~
どこで気づいたのかはっきり覚えていないのだが、「足し算問題」も有り、ということでお題の函館+北斗の人口を合計してみると、ここまで出てきたペアを計算するとほぼ同じ範囲に収まっている。それにしても中途半端な数字だなぁ、と思っていたが、±100人の枠内がどうやら境界線だ。多いの(合計値に近い)と少ないのと、合計の半分に近いほうの前後からのと、両方でひたすら合計を出して、結局後者のほうから、霞ヶ浦と宍道湖、どちらも湖に面したコンビ。

問一~しみじみ飲めば、しみじみと思う~
共通項読み違えで苦闘した問題。お題の、「運命の人」が異常なまでに執着している超ブランド牛の町と、お隣の一文字市、つい最近に全線復旧した「名松線」のことが頭に入ってまずこちら方面と見た。NGになっている、「幹線の閑散区間」として名高い「宗太郎越え」、最新の時刻表を見ると、上りと下りで運転区間が一致しない。そう見たけれど、いきなり違う答えが。振り出しに戻ってしまってしばらくストップ。ようやく第一ヒントで、「1市だけに隣接している市と、その相手」だと。こちらも「被災地支援」で地図を見たら、ベテラン女性演歌歌手の故郷が1市だけに隣接していることをここで初めて知った。南側がつながっていたと思っていた。

問四~栴檀林、栴檀林~
これはまさに七番勝負史上最強の超難問。第一ヒントから「十番勝負の領主独占同士」かと思ったが全然外れ。第三ヒントまできて「密度」だとわかる。第一・第二ヒントの意味もここでわかり、「2市合計で平均密度を計算すると『函館+北斗』とほぼ同じ」という、実に煩雑な計算を要する複雑な共通項だと。問三と同様な方法でペア探しを始めたが、見事一番乗りを果たした白桃さんの、「三ツ星麦酒」と「安宅関」のコンビ([90271])が、ちょうどその平均値を挟んですぐ上下に並んでいる。答え探しも、比較的計算しやすいこの前後からのペアを見つけることにした。ひたすら電卓をたたいて、誤差の範囲が平均値の±1人以内に収まるかどうか確認作業。結局、またも大国様のお膝元が絡んだペアになった。これじゃぁ「伊豆之国」改め「出雲の阿国」に改名か(笑)…? 相方はマー君の母校のお膝元になった。 

問五~春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる 法の華山~
こちらもヒントの意味がわからず出遅れた問題。第三ヒントまできてようやく「隣接する2市の隣接町村数がちょうど5つ」とわかる。こちらと「都道府県の地図」を照らし合わせて探し、こちらでも答えることが少ない関西から、k-aceさんの故郷とそのお隣、ダブっている町もないのでこちらに。

♭今回の選曲は次の通り。
問二:これは説明の必要なし。
問六:白石市の隣町の温泉地「遠刈田」と駄洒落で引っ掛け。私が白石市の「小原温泉」に泊まった翌日、隣町・蔵王町の遠刈田温泉のこけし工房を見に行った記憶が残っています。
問七:この2つの市を通る路線の始発駅近くに残る「伊勢物語」の有名な歌ですが、同じ伝説がこの桐箪笥の町にも伝わっているそうです。
問三:大国様の足元にいる動物、「第一印象」では「アマミノクロウサギ」?([84455],[73999])
問一:やはりこの市にはこの人の歌ですね…。
問四:駒大苫小牧高校の校歌ですが、今覚えているのはこのフレーズだけ…。この校歌に歌い込まれている「栴檀林」、そして「駒澤大学」が、あの「本家・吉祥寺」 と大いに関係していたことは、[90043] のhmtさんの書き込みのリンク記事で初めて知りました
問五:誠に勝手ではありますが、k-aceさんの故郷にある、「西国三十三箇所」の札所にもなっている寺院のご詠歌([86709])をここで拝借することにしました。


…ここで、残念なニュースです。
もう2週間も前になってしまいましたが、会津鉄道・芦ノ牧温泉駅の名物だった「猫駅長」の「ばす」が、人間なら100歳に当たるという18歳で、老衰により天寿を全うされました。記事
老齢のため、既に「現役」を退いており、役目を「2代目」に引き継いで「隠居」(「名誉駅長」)になっていたそうですが、4年半前の第8回オフ会でこの駅を利用された方も多かったということなので、この「猫駅長」のお顔を拝見された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この落書き帳のページを借りて、今ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。
[90456] 2016年 4月 30日(土)21:20:32【1】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名(過去編)
前回([90451])、現存する「市名+市名=駅名」駅についていろいろと考察をしてまいりましたが、今回は「消滅した『市名+市名』駅についてのお話をすることにします。

過去に存在していた「市名+市名=駅名」駅も数多くありました。このような駅には、【a】路線廃止により駅自体がなくなったもの、【b】駅名改称によって該当しなくなったもの、【c】駅名に含まれていた市名(と同じ字)が、市名の消滅によって現在では「該当しない駅名」になったもの、があります。

【a】の路線廃止によって消滅した、「市名+市名=駅名」タイプになっていた駅には、最近では平成15年(2003)の可部線非電化区間(可部以北)の廃線によって消えた「安芸亀山」や、平成20年末に全線廃線(実際には災害によりその3年余り前から長期運休)となった高千穂鉄道にあった「日向八戸(やと)」(読み方違い)などがあります。もっと前、「落書き帳紀元前」まで遡ると、廃止直前時点で「該当する駅」になっていた駅には、「北見相生」(国鉄相生線・北海道、昭和60年(1985)廃線)、「加賀八幡」(北陸鉄道小松線・石川県、昭和61年廃線)、「加賀佐野」・「加賀福岡」(北陸鉄道能美線・石川県、昭和55年廃線)、「伊勢八王子」(近鉄八王子線・三重県、昭和51年部分廃線により駅廃止)、「出雲高松」(国鉄大社線・島根県、平成2年廃線)、「筑後大川」(国鉄佐賀線・福岡県、昭和62年廃線)、「筑後福島」(国鉄矢部線・福岡県、昭和60年廃線)などがありました。

【b】タイプでは、昭和61年12月の越美南線の長良川鉄道への転換と同時に改称された、「美濃関」(→「関」)と「美濃山田」(→「山田」…その後「山田市」の市名も消滅)や、同年4月の甘木線の甘木鉄道への転換と同時に現在地に移転・改称された「筑後小郡」(→「小郡」)駅は、第三セクター転換に伴う「旧国名外し」であることが共通しています。このほかには、所在地の市名に合わせて改称された山陰本線「出雲今市」(→出雲市)と近鉄「伊勢神戸(かんべ)」(読み方違い、→鈴鹿市)があります。
なお、国鉄能登線(石川県)には「珠洲飯田」という駅があり、昭和63年の「のと鉄道」への転換時に「飯田」に改称されましたが、既に11年前に廃線になっています。廃線後の飯田駅…ここに出ている写真は最新で7年前のものなので、おそらく現在ではさらに荒廃が進んで既に朽ち果てているのでしょうか?

【c】タイプの「市名消滅によって「該当しない駅名になった」もののうち、「平成の大合併」によって市名が消滅したことによって「該当しない駅」になったものには、「山田市」が消えたことによる「宇治山田」(近鉄山田線…[88782] hmt さん 他)・「土佐山田」(土讃線)や、「上野市」が消えたことによる「伊勢上野」(伊勢鉄道)、それに前出の「伊予北条」「和泉大宮」「水沢江刺」などがあります。「甲斐上野」駅(身延線)は、平成16年(2004)9月1日の「甲斐市」発足で「該当する駅」となりましたが、その2ヵ月後の11月1日に「上野市」が消えて「伊賀市」になったため、わずか2ヶ月間だけの「該当する駅」だったのでした。また、「飛騨古川」駅〈高山本線)は、平成16年2月1日の飛騨市発足で「該当する駅」になりましたが、その2年2ヶ月後、18年の3月末に古川市が消滅したため、「該当しない駅」になっています。
こちらもさらに遡ると、昭和63年の仙台市との合併により消滅した「泉市」が存在していた時期には、南海電鉄の「泉大津」と「泉佐野」が該当していました。この両駅は、「泉市」が存在していた時期にはいずれも前述した「伊予三島」と同じく、「市名+市名=所在地市名&駅名」というタイプの駅名であったのでした。かつてこれらの駅と同じタイプだった、現存している駅には、このほかに「高田市」があった頃の「大和高田」(近鉄大阪線)、「河内市」があった頃の「河内長野」(南海高野線・近鉄長野線)があり、また「宇治山田」駅は、「山田市」が市制施行した昭和29年4月1日から、「宇治山田市」の市名が消滅して「伊勢市」になった翌年の元日までの9ヶ月間だけ、このタイプの駅名になっていたのでした。
「市名=駅名」ではありませんが、このほかに「市名消滅によって該当しなくなった」現存する駅には、「河内松原」(近鉄南大阪線)、「大和西大寺」(近鉄奈良線)、「伊勢若松」(近鉄名古屋線)、「美濃高田」(養老鉄道…「該当していた」当時は近鉄養老線)、「磐城石川」「磐城守山」(水郡線…両方とも消滅市名の組み合わせ。「守山市」は愛知県にあった「初代」)などがあります。
「八幡」が絡む駅は、「初代」の消滅から「2代目」の誕生までの14年余りの「空白」が微妙な「綾」となって、複雑になっています。「加賀八幡」駅は、現役の「伊那八幡」と同様、「初代消滅でいったん非該当に→2代目誕生で再度該当」という経緯をたどっていたのでした。
このタイプで(私が知る範囲では)唯一現存しない、国鉄士幌線にあった「黒石平」駅は、平市の消滅で非該当駅名となった後、国鉄民営化の直前に士幌線が廃線となって駅自体も消滅しています。蛇足になりますが、この「黒石平」駅、全国版の時刻表では「上り・下り列車とも停車」することになっていたのですが、実際には駅の前後の勾配の関係などで、上り列車はすべて通過し、近くにできた「電力所前」という「仮乗降場」(現役時代の写真)に停車しており、道内版の時刻表ではこのような実際の運行通りに記載されていました。

これらの「消滅した『市名+市名』駅名」について、上記以外のものも含めて、グループ別にそれぞれまとめた表を掲げておきます。なお、駅名の配列は順不同になっており、駅の所在地は便宜上現在の自治体名としています。

【a】路線または駅の廃止により消滅した「市名+市名」駅

駅名路線名所在地該当となった日理由廃止日備考
安芸亀山可部線広島市安佐北区1954.10.1亀山市誕生2003.12.1可部以北が廃止
日向八戸高千穂鉄道宮崎県日之影町1954.11.15日向市誕生2008.12.282005.9.6より災害で運休。開業時は国鉄日ノ影線。読み方違い(…やと)
伊勢八王子近鉄八王子線三重県四日市市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1976.4.1西日野以西が廃止(1974.7.25より水害で運休)。八王子線の残部は現「四日市あすなろう鉄道」に
出雲高松大社線島根県出雲市1941.11.3出雲市誕生1990.4.1
加賀八幡北陸鉄道小松線石川県小松市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1986.6.1(注1)
加賀佐野北陸鉄道能美線石川県能美市1958.1.1加賀市誕生1980.9.14参考HP
加賀福岡同上同上同上同上同上同上
筑後大川佐賀線福岡県大川市1954.4.1筑後市・大川市誕生1987.3.28
筑後福島矢部線福岡県八女市1954.4.1筑後市誕生1985.4.1
郡山八幡山野線鹿児島県伊佐市1977.11.1八幡市(京都府)誕生1988.2.1読み方違い(…はちまん)。駅開業は福岡県八幡市消滅後
北見相生相生線北海道津別町1942.10.1相生市誕生1985.4.1
美濃福岡北恵那鉄道岐阜県中津川市1954.4.1美濃市誕生1978.9.18

(注1)1958.1.1加賀市誕生によりいったん該当、1963.2.10福岡県八幡市消滅により非該当に(この間読み方違い)。京都府八幡市の誕生で再該当に

【b】駅名改称によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
美濃関越美南線岐阜県関市1954.4.1美濃市誕生1986.12.11現駅名「関」に改称長良川鉄道への転換と同時
美濃山田同上岐阜県郡上市1954.4.1美濃市・山田市誕生同上現駅名「山田」に改称同上。その後山田市も消滅
筑後小郡甘木線福岡県小郡市1972.4.1小郡市誕生1986.4.1現在地に移転、同時に現駅名「小郡」に改称甘木鉄道への転換と同時
伊勢神戸近鉄神戸線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.4.8現駅名「鈴鹿市」に改称読み方違い(…かんべ)。神戸線も同日に「鈴鹿線」に改称。
出雲今市山陰本線島根県出雲市1954.3.31今市市誕生1957.4.1現駅名「出雲市」に改称その後今市市も消滅
珠洲飯田能登線石川県珠洲市1964.9.21駅開業1988.3.25「飯田」に改称のと鉄道への転換と同時。能登線も2005.4.1に廃線

【c】駅名の一部になっていた市名の消滅によって「市名+市名」駅に該当しなくなった駅名

駅名路線名所在地該当となった日理由該当しなくなった日理由備考
宇治山田近鉄山田線三重県伊勢市1954.4.1山田市誕生2006.3.27山田市消滅宇治山田市消滅(1955.1.1)以前は「市名+市名=駅名&所在地市名」
土佐山田土讃線高知県香美市1959.1.1土佐市誕生同上同上
伊勢上野伊勢鉄道三重県津市1987.3.27駅開業2004.11.1上野市消滅
伊予北条予讃線愛媛県松山市1958.11.1北条市誕生2005.1.1北条市消滅
和泉大宮南海本線大阪府岸和田市1956.9.1和泉市誕生2001.5.1大宮市消滅
泉大津同上大阪府泉大津市1971.11.1泉市誕生1988.3.1泉市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
泉佐野同上大阪府泉佐野市同上同上同上同上「市名+市名=駅名&所在地市名」
水沢江刺東北新幹線岩手県奥州市1985.3.14駅開業2006.2.20水沢市・江刺市消滅
甲斐上野身延線山梨県市川三郷町2004.9.1甲斐市誕生2004.11.1上野市消滅
飛騨古川高山本線岐阜県飛騨市2004.2.1飛騨市誕生2006.3.31古川市消滅
大和高田近鉄大阪線奈良県大和高田市1959.2.1大和市誕生1971.4.29高田市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
大和西大寺近鉄奈良線奈良県奈良市同上同上1969.2.18西大寺市消滅
河内長野南海高野線・近鉄長野線大阪府河内長野市1955.1.15河内市誕生1967.2.1河内市消滅「市名+市名=駅名&所在地市名」
河内松原近鉄南大阪線大阪府松原市1955.2.1松原市誕生同上同上
河内国分近鉄大阪線大阪府柏原市1955.2.1国分市誕生同上同上その後国分市も消滅
八幡平花輪線秋田県鹿角市1957.4.1「小豆沢」駅を改称1963.2.10.八幡市(福岡県)消滅読み方違い(はちまんたい)。その後平市も消滅。京都府八幡市誕生は平市消滅後
大川平津軽線青森県今別町1958.10.21駅開業1966.10.1平市消滅読み方違い(…だい)
磐城石川水郡線福島県石川町1954.3.31磐城市誕生1966.10.1磐城市消滅その後石川市も消滅
磐城太田常磐線福島県南相馬市1954.3.31同上同上同上
磐城守山水郡線福島県郡山市1954.6.1守山市(愛知県)誕生1963.2.15守山市(愛知県)消滅その後磐城市も消滅。滋賀県守山市の誕生は磐城市消滅後
美濃高田近鉄養老線岐阜県養老町1954.4.1美濃市誕生1971.4.29高田市消滅近鉄養老線は現・養老鉄道
伊勢若松近鉄名古屋線三重県鈴鹿市1955.1.1宇治山田市が伊勢市に1963.2.10若松市(福岡県)消滅福島県若松市の消滅は伊勢市誕生と同日
黒石平士幌線北海道上士幌町1956.12.25駅開業1966.10.1平市消滅士幌線は1987.3.23廃線。読み方違い(…だいら)

やはり、「過去の該当駅」も、現役のと同様、「旧国名市絡み」が圧倒的に多い傾向は同じようです。
…まだまだほかにもありそうな気がしますが、調べきっていないので、ご存知の型は遠慮なくどうぞ。
♯消滅市が絡む「石川」「清水」「中村」関係など、見つかりそうで案外なかったようでした。「平」絡みなども、1文字だけに検索が面倒で、うまく行きません…。

お題でNGとされた「函館市/北斗市」のペアは、「新函館北斗」の駅名の頭にある「新」が「余分」になっているからで、これに類する駅名としては、「大阪狭山市」(←これは本当に惜しい!!…南海高野線)、「中野富士見町」(東京メトロ丸の内線(方南町支線))、「和泉多摩川」(小田急)、「伊豆急下田」(伊豆急)などがあります。
現在、あるいは過去のある時点で「市名+市名」となっているような組み合わせになっていても、駅(駅名)が存在していた時期と、市が共に存在していた時期がずれていて、駅名が「市名+市名」になっているような時期が存在していなかった、といったケースも、調べているうちに結構見つかりました。駅の所在地である上野市が新設合併で伊賀市になったため「ほんの一瞬のすれ違い」になった「伊賀上野」(関西本線)のような例もありました。
[90451] 2016年 4月 28日(木)22:46:31【2】伊豆之国 さん
市名+市名=駅名
今回の七番勝負・問二の共通項は、「『市名+市名=駅名』となる市名の組み合わせ」でした。
これに該当する駅は85駅(想定解となる組み合わせは87組…理由は後述)あり、五十音順に並べると下記の一覧表のようになります。また、これらの駅について、組み合わせとなる地名の由来を、次のようにグループ分けしたものを、記号で表しています。更に、その駅名が「市名+市名」のタイプになった日と、その理由も示しておきました。

<想定解に該当する駅名>

番号駅名路線所在地タイプ該当となった日理由備考
1安芸津呉線広島県東広島市A21954.8.1安芸市誕生
2安芸中野山陽本線広島市安芸区A2同上同上
3安芸長浜呉線広島県竹原市A21994.10.1駅開業
4阿波池田土讃線徳島県三好市A22005.4.1阿波市誕生
5阿波海南牟岐線徳島県海陽町A2同上同上
6阿波加茂徳島線徳島県東みよし町A2同上同上
7阿波川口土讃線徳島県三好市A2同上同上
8阿波半田徳島線徳島県つるぎ町A2同上同上
9阿波福井牟岐線徳島県阿南市A2同上同上
10伊賀神戸近鉄大阪線・伊賀鉄道三重県伊賀市A22004.11.1伊賀市誕生読み方違い(…かんべ)
11石狩金沢札沼線北海道当別町A21996.9.1石狩市誕生
12石狩沼田留萌本線北海道沼田町A2同上同上
13伊豆大川伊豆急静岡県東伊豆町A22004.4.1伊豆市誕生
14伊豆長岡伊豆箱根鉄道駿豆線静岡県伊豆の国市A2同上同上
15和泉砂川阪和線大阪府泉南市A21958.7.1砂川市誕生
16和泉中央泉北高速鉄道大阪府和泉市B12006.2.20中央市誕生
17和泉鳥取阪和線大阪府阪南市A21963.4.1駅開業
18和泉橋本阪和線大阪府貝塚市A21956.9.1和泉市誕生
19和泉府中阪和線大阪府和泉市A2同上同上
20出雲大東木次線島根県雲南市A21956.4.1大東市誕生
21出雲八代木次線島根県奥出雲町A21941.11.3出雲市誕生読み方違い(…やしろ)
22伊勢柏崎紀勢本線三重県大紀町A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
23伊勢鎌倉名松線三重県津市A2同上同上2009.10.8より災害で運休、2016.3.26復旧・再開
24伊勢川口名松線三重県津市A2同上同上
25伊勢竹原名松線三重県津市A21958.11.3竹原市誕生「伊勢鎌倉」と同様
26伊勢松本近鉄湯ノ山線三重県四日市市A21955.1.1宇治山田市が伊勢市に
27市川大野武蔵野線千葉県市川市C1978.10.2駅開業
28伊那福岡飯田線長野県駒ヶ根市E1954.4.1伊那市誕生
29伊那八幡飯田線長野県飯田市E1977.11.1八幡市(京都府)誕生注1
30伊予大洲予讃線愛媛県大洲市A11955.1.1伊予市誕生
31伊予亀岡予讃線愛媛県今治市A21955.1.1伊予市・亀岡市誕生
32伊予小松予讃線愛媛県西条市A21955.1.1伊予市誕生
33伊予西条予讃線愛媛県西条市A1同上同上
34伊予桜井予讃線愛媛県今治市A21956.9.1桜井市誕生
35伊予立川予讃線愛媛県内子町A21986.3.3駅開業
36伊予長浜予讃線愛媛県大洲市A21955.1.1伊予市誕生
37伊予氷見予讃線愛媛県西条市A21961.6.1駅開業氷見の由来([89248] hmt さん)
38伊予三島予讃線愛媛県四国中央市A21955.1.1伊予市誕生
39越前大野越美北線福井県大野市A12005.10.1越前市誕生
40越前竹原えちぜん鉄道勝山永平寺線福井県永平寺町A2同上同上
41甲斐大和中央本線山梨県甲州市A22004.9.1甲斐市誕生
42加賀笠間北陸本線石川県白山市A21958.5.1笠間市誕生
43鹿児島中央鹿児島本線・九州新幹線鹿児島県鹿児島市B12006.2.20中央市誕生
44鹿島旭鹿島臨海鉄道茨城県鉾田市E1985.3.14駅開業旧鹿島郡旭村
45鹿島大野鹿島臨海鉄道茨城県鹿嶋市E同上同上旧鹿島郡大野村
46川西池田福知山線兵庫県川西市D11954.8.1川西市誕生府県境越え
47岐阜羽島東海道新幹線岐阜県羽島市D21964.10.1駅開業
48郡上八幡長良川鉄道岐阜県郡上市C2004.3.1郡上市誕生旧郡上郡八幡町、読み方違い(…はちまん)
49郡上大和長良川鉄道岐阜県郡上市C同上同上旧郡上郡大和町
50佐世保中央松浦鉄道長崎県佐世保市B12006.2.20中央市誕生
51上越妙高北陸新幹線・えちごトキめき鉄道新潟県上越市D12015.3.14駅名改称(新幹線駅開業)
52新宮中央鹿児島本線福岡県新宮町B32010.3.13駅開業
53関富岡長良川鉄道岐阜県関市C1986.12.11駅開業
54伊達紋別室蘭本線北海道伊達市C1972.4.1伊達市(北海道)誕生
55丹波竹田福知山線兵庫県朝来市A22004.11.1丹波市誕生読み方違い(…たけだ)
56知多半田名鉄河和線愛知県半田市E1970.9.1知多市誕生
57千歳船橋小田急小田原線東京都世田谷区E1958.7.1千歳市誕生旧北多摩郡千歳村
58千葉中央京成千葉線千葉市中央区B12006.2.20中央市誕生
59中央弘前弘南鉄道大鰐線青森県弘前市B2同上同上
60中央前橋上毛電鉄群馬県前橋市B2同上同上
61燕三条上越新幹線・弥彦線新潟県三条市D21982.11.15駅開業燕市との境界線上
62津山口津山線岡山県津山市F1929.4.10山口市誕生切れ目違い(津山/口)
63土佐一宮土讃線高知県高知市A21959.1.1土佐市誕生読み方違い(…いっく)
64土佐大津土讃線高知県高知市A2同上同上
65土佐加茂土讃線高知県佐川町A2同上同上
66土佐佐賀土佐くろしお鉄道中村線高知県黒潮町A21963.12.18駅開業当時は国鉄中村線
67土佐長岡土讃線高知県南国市A21959.1.1土佐市誕生
68戸田小浜山陰本線島根県益田市E1966.10.1戸田市誕生読み方違い(…こはま)、所在町名と隣接町名より
69西海鹿島銚子電鉄千葉県銚子市F2005.4.1西海市誕生読み方違い・切れ目違い(西/海鹿島:にし/あしかじま)
70備前一宮吉備線岡山市北区A21971.4.1備前市誕生
71日向長井日豊本線宮崎県延岡市A21954.11.15長井市誕生
72福島高松日南線宮崎県串間市E1950.1.10駅開業旧南那珂郡福島町、1949.9.15仮乗降場として開業
73豊前川崎日田彦山線福岡県川崎町A21955.4.14宇島市が市制4日後に豊前市に
74豊前松江日豊本線福岡県豊前市A2同上同上読み方違い(…しょうえ)
75碧南中央名鉄三河線愛知県碧南市B12006.2.20中央市誕生
76三郷中央つくばEXP埼玉県三郷市B1同上同上
77みどり中央スカイレール瀬野線広島市安芸区B32006.3.27みどり市誕生「鉄道」と認められるか?([85670])
78美濃太田高山本線・長良川鉄道岐阜県美濃加茂市A21954.4.1美濃市誕生
79美濃松山養老鉄道岐阜県海津市A2同上同上
80美作大崎姫新線岡山県津山市A22006.3.31大崎市誕生
81美作加茂因美線岡山県津山市A22005.3.31美作市誕生
82八千代中央東葉高速鉄道千葉県八千代市B12006.2.20中央市誕生
83大和朝倉近鉄大阪線奈良県桜井市A22006.3.20朝倉市誕生
84大和新庄和歌山線奈良県葛城市A21959.2.1大和市誕生
85横須賀中央京急本線神奈川県横須賀市B12006.2.20中央市誕生

(注1)「伊那八幡」駅…1954.4.1伊那市誕生により該当する駅に、1963.2.10福岡県八幡市消滅でいったん非該当に(この間は読み方違い)。京都府八幡市の市制で再該当

<駅名を構成する市名の組み合わせのタイプ分け>
【A】…「旧国名」絡み
 A1:旧国名+所在市名
 A2:旧国名+所在地または周辺の地名(所在市名でない)
【B】…「中央」絡み
 B1:所在市名+中央
 B2:中央+所在市名
 B3:所在地(市名でない)+中央
【C】…所在市名+所在地または周辺の地名
【D】…所在市名と隣接市名の組み合わせ
 D1:前が所在市名
 D2:後ろが所在市名
【E】…郡名・広域地名・旧地名など、駅の所在市名や旧国名以外に由来する地名を冠したもの
【F】…偶然の一致(切れ目違いなど)

該当する駅名は、上記の85駅ですが、「伊達紋別」については、駅の所在地である「伊達市(北海道)/紋別市」のほかに、伊達市を福島県のほうにしても、この問の趣旨から見て「正答」みなされると思われるため、2つの組み合わせ、ということになります。同様に、「和泉府中」も、「府中」を東京都・広島県どちらとしても正答とみなされるため、結局「正答となる組み合わせ」は87組、ということになります。
この表を見ると、「旧国名」絡みである駅名(【A】グループ)が圧倒的に多いことが一目瞭然です。全体の6割強を占めており、そのうち最多なのは「伊予」の9駅([65870])で、すべて「平成の大合併」以前から該当しており、「大合併」以前は「伊予北条」も「該当する駅」でした。「伊予三島」は、以前はそのものずばり市名でもあり、「市名+市名」=「所在地市名&駅名」という唯一の組み合わせでもありました。「伊予」についで多いのは、「阿波」の6駅で、こちらはすべて「阿波市」発足と同時に仲間入りしたものです。
「和泉」「伊勢」「土佐」がいずれも5駅で続きます。旧「和泉国」内にある「和泉」のつく駅で該当する駅は5駅(平成13年(2001)のさいたま市発足以前は南海「和泉大宮」駅も該当していた)ですが、和泉市内にある「和泉府中」と、市外にある「和泉砂川」「和泉橋本」の両駅(「和泉大宮」も)については、駅の開業(駅名の誕生)が「和泉市」の発足(昭和31年=1956)以前であり、「和泉市」発足後にできた「和泉鳥取」駅(昭和38年開業)も和泉市内にはないため、これらの「和泉」は旧国名と考えられますが、「和泉中央」については、ニュータウンにできた新線の駅で、開業が和泉市ができてからだいぶ経ってからであること、和泉市域のほぼ中央に近いことなどから、「和泉」は旧国名よりも市名に由来するほうが高いものと考え、【B】グループに入れたほうがよいのではないかと思われます。「豊前松江」駅は、現在は豊前市域に入っていますが、「豊前市」発足より10年前にこの駅名になっているので、「結果として豊前市内の駅になった」ということで、この「豊前」は旧国名と見て問題ないでしょう。「安芸」と「大和」は、旧国名と同名の市がその旧国外にあるものです。同様な例に「日高市」がありますが、「日高」のつく駅で該当するものはありません。
「安芸津」については、形式上「安芸(国)+津」とみなして【A】グループに入れましたが、実態としては「安芸津」というひとかたまりの地名ではないかと思うのですが、「ご当地」の方がいらっしゃいますので、その辺の詳しいことをご存知でしたらフォローを…。>ピーくん さん。

「大合併」による新たな「旧国名市」の誕生により「仲間」に入ったものには、「阿波」のほか、「伊賀」「伊豆」「越前」「甲斐」「丹波」「美作」のつく各駅名があります。「飛騨」のつく該当駅もこのときできましたが、後述しますが短期間のうちに該当する駅がなくなっています。

【D】グループの「所在市名+近隣市名」のグループには、4駅ありますが、そのうち3駅が新幹線の駅なのが興味深いところです。ただ、「岐阜羽島」については、分類上このグループに入れたのですが、岐阜羽島駅は岐阜県内唯一の新幹線駅であり、この「岐阜」は、市名よりも県名と見たほうがよいのではないかと思われます。また、合併により両方とも市名が消え、該当しない駅名となった「水沢江刺」(所在地は旧水沢市)も、この【D】グループでした。一方、このグループで唯一新幹線の駅でない「川西池田」は、明治26年(1893)に「摂津鉄道」(のちに「阪鶴鉄道」)という私鉄の駅として開業した当時は「池田」という駅名でした。しかし、駅は当時から現在の兵庫県川西市域にあり、「池田」は猪名川を挟んだ対岸の大阪府の地名(現在の池田市)で、「県境を越境した駅名」だったのでした。現在の「川西池田」に改称されたのは、戦後の昭和26年(1951)で、大阪近郊の住宅地として発展してきた川西市(当時は「川西町」)の顔を立てたものと思われますが、それ以前に明治43年に現在の阪急宝塚線「池田」駅が、前身である「箕面有馬電気軌道」の駅として開業しており、猪名川を挟んで国鉄と阪急のそれぞれの「池田」駅がお互いに離れた場所にあった、という時代が長らく続いたのでした。池田市の中心駅(代表駅)は、市制以前から阪急の池田駅であり、川西市の中心駅も、以前の福知山線の状況から見て、阪急の「川西能勢口」駅(昭和40年以前は「能勢口」駅)であったと見られ、福知山線が複線電化され、JRになってから大増発された現在でも、能勢電鉄との乗換駅(梅田からの直通特急も運行されている)でもある「川西能勢口」駅が「川西池田」駅を乗降客数でもまだ大きく上回っているようです。…>川西市ゆかりのぺとぺと さん。([89886],[53070])

現在では「市名+○○」の形になっている、「郡上」のつく2駅は、市制以前の「郡上郡」の名をとったものと思われます。このような(旧)郡名に由来する駅名には、飯田線の「伊那○○」、鹿島臨海の「鹿島○○」、名鉄河和線の「知多半田」があります。ただ、「知多半田」(「半田」は駅の所在市名でもありますが)駅は「知多鉄道」によって開業した駅であり、同じ線にある「知多武豊」駅と同様、社名を冠して、既に開業していた国鉄武豊線の駅名と区別する意味もあったように思われます。(類例-旧「三河鉄道」の路線に多い「三河○○」駅…[83505] k_ito さん)
「中央市」の誕生と同時に「該当する駅名」となった駅が多い「中央」絡みの駅は、近年になって増加したタイプの駅名ですが、「中央前橋」と「横須賀中央」は戦前派で、共に路線開業時からの駅名です。

「大昔」に消滅した旧町村名をいまだに冠している駅名もあります。小田急の「千歳船橋」駅は、昭和2年(1927)の開業当時は「東京府北多摩郡千歳村大字船橋」だったことから、総武線の「船橋」駅との区別もあって、当時の村名を冠したものと思われます(旧国名の「武蔵」にしなかった理由はよくわからないのですが)。千歳村は、9年後の昭和11年に当時の「東京市世田谷区」に合併されて地名が消滅しましたが、それから90年近くを経た現在でも、京王線の「千歳烏山」駅と共に、当時の村名を受け継いでいます。日南線の「福島高松」駅([65843])は、隣にある「福島今町」駅と共に、駅ができた当時は「南那珂郡福島町」だったことに由来すると見られます(「串間」駅も元は「福島仲町」駅でした)。福島町は、昭和29年に新設合併で現在の「串間市」になりましたが、「福島」は古くは「櫛間」と呼ばれており、また「串間」という苗字も宮崎県に多数存在している(全国に約1800人、その約6割が宮崎県に集中)ので、「串間」という書き方もおそらく古くから存在しており、市制施行に当たって、いわば「昔の名前に戻った」ということなのでしょうか。

「市名+市名」駅名になった期日が最も早い現存の駅(駅名)は、おそらく「津山口」駅と思われます。「区切り方違い」になっているこの駅は、昭和4年(1929)の山口市の市制以来、80年以上の間このタイプの駅名になっていることになります。これに次ぐのは、やはり戦前の昭和16年からこのタイプになっている、こちらは「読み方違い」の「出雲八代」駅で、「戦前派」はどうやらこの2駅のみのようです。戦後にこのタイプになった駅で最も早いのは、開業した時点でこのタイプの駅名になった日南線の「福島高松」駅と思われます。一方、一番新しくこのタイプになった駅は、昨年3月の北陸新幹線(長野~金沢)の開業と同時に誕生(旧信越本線「脇野田」駅を移設改称、在来線は「えちごトキめき鉄道」に転換)した「上越妙高」駅です。
駅名が「市名+市名」タイプになった理由で最も多いのは、「片方がもともと市名と同名(所在市名であるものとそうでないものがある)で、もう一方が市名と同じになった」ことによるものですが、「伊予亀岡」駅は伊予市と亀岡市が同日に市になったために「該当する駅名」になった、現存唯一の例です。「伊那八幡」駅は、いったん非該当となった後、再び該当する駅名となった、これも現存唯一の例となっています。新線・新駅の開業によって「該当する駅名」になった駅は「岐阜羽島」など13駅、駅名の改称によるものは「上越妙高」のみですが、これも前述しましたが新幹線開業による「実質新駅」といえるかもしれません。

「過去には『市名+市名』タイプの駅名だった」のが、駅の廃止・駅名改称・駅名に含まれていた市名の消滅によって現在は存在しない、あるいは該当しなくなった駅もあります。これについては、次回に書き込むことにします。
[90370] 2016年 4月 19日(火)23:30:12伊豆之国 さん
七番勝負
問五:加古川市・加西市
[90366] 2016年 4月 19日(火)22:22:55伊豆之国 さん
七番勝負
問四:苫小牧市・出雲市
[90334] 2016年 4月 16日(土)22:46:23伊豆之国 さん
七番勝負
問一:八代市/宇城市
[90322] 2016年 4月 16日(土)00:25:52伊豆之国 さん
七番勝負
問三:土浦市・出雲市
[90311] 2016年 4月 14日(木)21:10:03伊豆之国 さん
七番勝負
問七:春日部市・越谷市
[90247] 2016年 4月 10日(日)23:06:43伊豆之国 さん
七番勝負
問六:町田市・白石市
[90210] 2016年 4月 9日(土)22:55:43伊豆之国 さん
七番勝負
問二:伊豆市/長岡市
[90176] 2016年 4月 6日(水)22:58:17伊豆之国 さん
超特急さくら、みちのくへ
[90174] 千本桜 さん
さっき見ていた某公共放送のエンディングのシーンに、大河原の「一目千本桜(注・敬称略)」が出てきました。
なんでも今年の桜の開花は例年よりも恐ろしく早いようで、恒例の桜祭りは予定より1日早く今日から開催とか。
(この映像を見て、真っ先に千本桜 さんの姿が浮かんだのはいうまでもありません…笑)。
まだ東京都心の桜もようやく散り始めというのに、今年の桜前線はまさに「超特急」ですね…。

ところで、「あのサークル」はやはり関東の地理に疎い人が書いたのだろうと推測したのは、いろずー さん([90175])と同感だと思いますが。
黒羽ってどこ?
この「黒羽」という地名を知ったのは、私が小学5年か6年だった頃、西那須野~大田原~黒羽を結んでいた「東野(とうや)鉄道」が廃止になる、ということをTVのニュースで見たことからだったのでした。後になって、この「黒羽」が「奥の細道」にゆかりの地だと知ったのでした。
[90169] 2016年 4月 3日(日)23:34:19伊豆之国 さん
紅葉丘で桜見物 & 中津市
[90168] k-ace さん
東京都府中市の紅葉丘
実は昨日、多磨霊園への墓参で行ってきたところでした。表参道の桜並木は、今まさに満開を迎えていました。そこに行くまでは、時折使っている裏技ルート([89119])で、南武線南多摩駅から多摩川の斜張橋を歩いて渡り、是政駅から西武多摩川線で多磨駅で下車…。

群馬県みどり市
3年前の夏休み、猛暑の中で訪れたところですが([84083])、このとき見てきた「関東の耶馬溪」とも呼ばれる「高津戸峡」や、昭和レトロの芝居小屋「ながめ余興場」は映像に出てきたのでしょうか?

[90159]で書き込んだ話、もちろん耶馬溪の奥にあるここですが、「さいたま市」になった3市合併の新市名として「彩京市」ではどうだ、というのを冗談半分で考えたことがありました…。「桜ではない桜区」ですが、各地の「桜」地名の中にも、"Cherry"ではなくて当て字であるものが結構あるようです。鹿児島の桜島も、この「桜ではない桜地名」の仲間に入るらしいとか。
耶馬溪がある大分県中津市というと、福澤諭吉ですが、多磨霊園の墓参のとき、「福澤捨次郎之墓」というのが正門から程近いところにあって、気になっていました。その「福澤捨次郎」という人物は、実は諭吉の次男で、「時事新報」の社長を務めていた経済人であったということを、その捨次郎の孫(つまり諭吉の曾孫)にあたる、元三菱地所会長・福澤武氏が日経新聞「私の履歴書」に書かれた記事で知りました…。
[90159] 2016年 4月 1日(金)22:46:32伊豆之国 さん
今日はさいたま市・勝手に区名改称
三ヶ日見沼の佐倉、いや三日見ぬ間の桜といいますが、ここ数日の暖かさで都心の桜も一気に満開ということになりそうです…。

さて、今日から卯月。ということで、今日は「兎」にゆかりの深い神社として知られる、さいたま市浦和区の「調神社」([83678]) の境内の特設スタジオから中継いたします。
その昔「落書き帳」でも大いに議論を呼んだ「さいたま市の区の名称」。「方角や抽象名詞ばかりでそれこそ『ダサい』としか言いようもない」と悪評もあちこちで聞かれた、その「ダサい」区名を「勝手に変えてみよう」という噂がネット上でもあちこち聞かれたらしい、という声を受けて、さいたま市民やさいたま市への通勤通学者有志により、「勝手に区名を変えてみよう会」が作られ、「さいたま市の新区名大募集!!」と銘打ってネット上で行われ、このほど「新区名選考委員」によって「最優秀作」が発表されました。
新区名応募対象は、従前の市名を継承している浦和・大宮・岩槻の各区を除く7区で、新名称の条件として

1)できる限り、その区内にある地名や自然、史跡などにちなんだ名称を選ぶようにする
2)他の都市にはない、強烈なインパクトを持つ斬新な名称に限り、抽象的な新名称は認めてもよい

応募資格者は「さいたま市民、元さいたま市民(旧4市時代に居住していた者を含む)、さいたま市職員、さいたま市への通勤通学者、さいたま市内の学校卒業者」など、「直接さいたま市にゆかりがある」人に限定となっていました。
今回の応募結果を参考にした上で、選考委員会による協議により、「勝手に新区名」の「最優秀作」は次のとおり決定しました。

現区名新区名選定理由
南区武蔵区武蔵浦和駅より
緑区美園区浦和美園駅より
桜区荒川区東京の荒川区には荒川が流れていないが、こちらは正真正銘荒川が流れている。桜区は「桜草」が有名だが「桜」の名所ではない
中央区彩京区旧市名の「与野」に愛着を持つ向きも多かったが、「彩の国」の中心にふさわしいインパクトのある新名称がよい、として「彩」のつくいくつかの候補のうちから「『最強』に通じ、埼京線も中心を貫いている」ということからこの名を選んだ
西区足立区足立神社が鎮座していることから。平安時代の「延喜式」にも記載されている古くからの由緒正しい神社で、古くはこのあたりが「武蔵国足立郡」の中心であったのではないかといわれる。東京都足立区は「足立郡」の南の外れだった
北区宮原区宮原駅より

一方、「最も『ダサい』」と散々こき下ろされ、「区名を見直してほしい」という声が最も高かった「見沼区」については、「区内の地名に基づく名称も、どれも地域全体を代表し、区内の『協和』がうまく行くのかどうか今市不安、といった感じがあり、また圧倒的なインパクトを持った斬新な新名称もあまり見られなかった」「『沼』を嫌がる人が多いというが、『魚沼』とか『勝沼』といった例もあるし…」ということから、どれも「見沼」を圧倒するような新名称にはならなかった、ということで「該当作なし」ということになりました。
「勝手に…会」では、この結果を受けて、商店街などの街角に「『××区』は『○○区』になりました」と書かれた幟を立ててキャンペーンを展開することにしており、この活動は旧暦4月1日にあたる5月7日まで行う予定にしている、とのことだそうで、「飯能がよければ『実際に区名を変える』という署名活動を行いたい」という意見も出ているようです。
これに対し、さいたま市に同名の区ができるかもしれない?東京の荒川区と足立区では、「いくらさいたまのほうが「地名の本家」としてはふさわしいと強調しても、『中央区』や『北区』のようなどこにでもあるものならともかく、いきなり相談もなしに勝手に同じ区名にしては混乱する」といった困惑も出てくるようです。
[90037] 2016年 3月 3日(木)22:35:32伊豆之国 さん
今日はうれしいひな祭り(もうすぐ終わりですが) & 武蔵野市
[90019] 白桃 さん
私が出した、何とも他愛もないクイズ([90017])に飯能させていただいて、誠に恐縮でございます…
どちらもご明察の通りです。

【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
共通項は、まさに[89169]に書かれた通りですね。
ついでですので、共通項に該当する市(場所)を一つだけ「クイ図」形式で示しておきます。小矢部市

【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
この答えは、[77736]を見れば一目瞭然です…

[90034] 白桃 さん
武蔵野・常滑・下松
タイトルに書いた3市は苦節40年
武蔵野市といえば、「住みたい街」ランキングで常にトップ争いに入る憧れの街「吉祥寺」ですが、その吉祥寺には実は「吉祥寺」というお寺がない、ということ、果たしてどれだけの人が知っているのでしょうか?(ちなみに、地名の由来となった「吉祥寺」はここにあります。昔はこの辺りを「駒込吉祥寺町」といっていました)
[90017] 2016年 2月 27日(土)18:49:54伊豆之国 さん
Re:伊豆が「関東」だった頃 & 那珂川市
[90008] hmt さん
伊豆が「関東」だった頃

いろいろとご教示をいただき、誠にありがとうございました。
やはり、既に知っていたことも多かったのですが、「堀越公方・堀越御所」など、今まで知らなかったこともここで初めて知って、また一つ「勉強」になりました…。
♯私の「伊豆の国市」の経県値「○」は、少年時代に2度行った、旧韮山町の高原地帯にあった「伊豆富士見ランド」のホテルの宿泊でした。大浴場や遊園地、ゴルフ場などもあったテーマパークでしたが、利用者の減少により、平成に入ってしばらくして閉園になって、今は跡形もなくなったらしく、「富士見パークウェイ」という元有料道路(今は一般開放)の名に名残をとどめているようです。

「あそこが関東?」という「違和感」を感じたことというと、まずだいぶ前から引っかかっていたことは、選抜高校野球のブロックで「山梨県が関東に入っている」ということでした。山梨県の高校が「関東代表」として甲子園に出てくると、「関東の代表ということで応援しているのに、『関東』でないところが出てきている」と、やはり少し気が引けてしまいます。「箱根駅伝」に山梨学院が出てきたときには、やはり初めの頃はどうにも「場違い」な気がしたものでした。「関東」からは離れますが、「長野県の電力周波数が60Hz」(中部電力管内)ということも、どうしても失念しがちになります。文化、風俗その他の面からしても「ほとんど東日本」型の信州(木曽谷・伊那谷など南部の地域は名古屋とのつながりも大きいのですが)が、電力だけは「西」の60Hz、ということが頭の中でどうもしっくりこないのです。電力というと、北陸新幹線。群馬(東京電力管内、50Hz)→長野(中部電力、60Hz)→新潟(東北電力、50Hz)→富山・石川(北陸電力・60Hz)と、周波数の境界を行ったりきたりするのですが、調べてみると、車両のほうは通過する区域に合わせて周波数をそれぞれ切り替えられるような構造になっているようです(切り替え地点は県境でなく駅になっているようですが)。

さて、[90010] 山野 さん
那珂川町(5万29人)非常に微妙な数ですが、5万人超えました
人口面はクリアで取り合えず、おめでとう御座います
これを受けて当町は「平成30年10月1日付」で市へ移行を目指す方針となった模様です
…ということで、それこそフライング気味ではありますが、「那珂川市(仮称)誕生・前祝」にちなんだ「クイズ・番外一本勝負」を作ってみました。

問題:以下に列挙した市には、福岡県那珂川町と共通するある特徴があります。それは何でしょうか?そういう市を見つけてください。
【問イ】南魚沼市、砺波市、鯖江市、犬山市、久留米市(想定解数:調査中)
第一ヒント:「デビュー戦」は控えに回りそうです。
第二ヒント:昨年のオフ会のとき、さるメンバーの方がバスで「ある場所」を通過されました。

ついでにもう一丁、別のテーマで「一本勝負」。「残る1市」を答える問題ですが、難しいようで実は知っていれば超易しい、間もなくやってくる「うれしいあの日」に関係する問題です…。

問題:以下に列挙した市には、いずれもある共通する特徴があります。同じ特徴を持つ市があと1つありますが、どこでしょうか?
【問ロ】南相馬市、津市、京都市、大阪市、伊万里市(想定解数:6)
第一ヒント:氷見の民家に行け(ひみのみんかにいけ)
第二ヒント:小牧市は10年前まで「該当する市」でした。「アレ」も対象に入れると、箱根町も該当します。
第三ヒント:突進野球(とっしんやきゅう) ←「昔の名前」は何でしょう?
[90003] 2016年 2月 21日(日)21:20:33伊豆之国 さん
熱海は関東ではない
昨日のTV番組で埼玉県越生町をやっていましたが、その中で越生梅林のことを「水戸偕楽園・熱海梅園と共に『関東三大梅林』の一つ」とアナウンサーが言っていたのには、「伊豆」にルーツを持つ人として大いに違和感を抱かざるを得ません。第一、熱海が属する伊豆国は「関八州」の中には入りません。思うに、あの「熱海」のところには、本来ならば「青梅(吉野梅郷)」が入っていたのではないでしょうか。青梅市内の梅の木は、悪性の伝染病が蔓延して、残った木も感染防止のために伐採されて「全滅」状態になっており、「再び植林して元に戻るまでには少なくとも数年以上かかる」とかで、関東の範囲からわずかに外れている熱海を無理やり押し込んだような感じもするのですが。「域外」の熱海を入れるよりも、先日行った「曽我」([89968]…観光案内やHPではどこにも「三大梅林の一つ」とは書いていないようですが)とか、「学業優先」でしばらく十番勝負は「休場中」の上州の若手メンバーのお膝元にある「秋間」を入れるほうがまだわかりますが。
[89982] 2016年 2月 13日(土)13:29:28伊豆之国 さん
「十津川警部」と聞いて、「清水次郎長」を思い出しました。
[89971] 桜トンネル さん
ただJR北海道は赤字が多く、札幌圏でも赤字となっているようですし、(参照記事)採算性を考えると近いうちに廃止される可能性が高そうです
この「参照記事」にリンクされていたこちらの記事を見ると、
札沼線(学園都市線)の非電化区間では、現在設定されている新十津川駅発着の普通列車3往復のうち2往復がダイヤ改正で浦臼駅止まりに。これにより、新十津川駅発着は1往復のみとなり、下り・上りともに午前9時台の列車が最終列車となる
ダイヤ改正後の札沼線(石狩当別以北)の時刻表
この時刻表を見ると、こうした閑散路線の「一番のお得意様」と言える通学生の利用を考慮したダイヤとは思えないようで、路線の周辺の状況は全く異なるとは言え、やはり「朝だけの運行→路線廃止」となった阪堺電車の「住吉公園」([89916])と同様の道をたどって行くのはおそらく必然、ということになるのでしょうか。

「一日一往復の列車」というと、思い出したのは旧国鉄「清水港線」。東海道本線清水駅から三保駅まで8km余りの非電化単線で、沿線に工場地帯が広がっていることから元々貨物線として開業し、旅客輸送は「おまけ」のようなものだったらしく、平行する道路にバスが多数走っていることもあって利用者は少なく、「混合列車」と呼ばれる客車と貨車を連結して機関車が引っ張る列車が運行されていました。それでもかつては数往復の旅客列車があったようですが、昭和47年3月からは、朝の下りと夕方の上り各1本だけの運行となり、利用者は専ら沿線にある東海大の系列高校の生徒に限られていたそうです(石野哲氏著「時刻表名探偵」(昭和54年、[89091] 他) 、清水晶氏著「たのしい時刻表」(昭和47年、[85129],[84064])より) 。「清水港線」は、国鉄の貨物輸送の合理化とトラック輸送への転換が進んだこともあって、廃止対象路線となり、昭和59年に廃線になっています。「清水港線」の沿線にも近い三保の松原には、これまで2度訪れ([88822])、悪天候で散々な目に遭った12年前には、バス道路沿いの廃線跡と思われる敷地に、清水港線で使われていたと思われる客車が、静鉄清水市内線のと思われる電車と共に保存されていたのを見たことがあるのですが(こちら)、昨年秋に行ったときにはどちらも消えていました(こちら)。
[89968] 2016年 2月 11日(木)22:00:10伊豆之国 さん
大きな袋、肩に掛け…&小田原市
建国記念の日にちなんで、「神話」にまつわる話題から。
鳥取県県立博物館所蔵の、弥生時代に作られたと見られる銅剣に、「鮫」の絵と見られる文様がある、というニュースがありました。→毎日新聞より(要約転載)

銅剣は儀式用とみられ、海にまつわる地域独自の祭祀の存在を示す成果という
サメは鳥取の因幡地方を舞台にした神話「因幡の白兎(しろうさぎ)」にも「ワニ」として登場。研究者らは関連性に注目しており、弥生時代の人々がサメに何を求めたのか、想像が膨らむ
古事記の表記上はワニだが、山陰地方の方言でサメをワニと呼ぶことや、海が舞台であることから、サメとの解釈が成り立つ。舞台とされる白兎(はくと)海岸(鳥取市)も日本海に面し


ということで、「因幡の白兎」の神話の「鰐・鮫論争」([74529] )もこれで決着がつく、ということになるのでしょうか?…。「因幡の白兎」は、小学校の教科書にも出ているようですが([74529])、どちらのほうの絵が書かれているのでしょうか?

…今日は好天に恵まれたこともあって、「早春の香り」を求めて、良くも悪くも「戦国市盗り合戦」の「原点」となった小田原市([88822],[89916])にある曽我梅林([68592])を、7年ぶりに訪れることになりました。今年の梅は例年よりも早咲き気味で、白雪を被った富士山も、やや霞んではいたものの、咲き誇る梅花の向こうに見事な姿を見せ、梅林と御殿場線の線路の間にある広場では流鏑馬が演じられていました。その後、7年前には足を運ばなかった、曽我兄弟ゆかりの城前寺宗我神社にお参り。城前寺の境内にある曽我兄弟の墓前では、「伊東市奪還」報告を(笑)。でも、「小田原城攻め」の件については「時代が違うから」として口に出さず…([89916])。御殿場線の本数が少ないこともあり、結局7年前と同様「小田原城下」には寄らず、新松田から小田急で家路に戻ることになりました。
[89916] 2016年 1月 31日(日)20:40:06伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感(その2)
「戦国市盗り合戦」の分析記事も出揃ってきているようですが、デスクトップ鉄 さんの記事([89892])で述べられているように、「市盗り合戦」の影響で「分散派」から「集中派」に転進した方が多い、ということですが、私自身の解答選択傾向(正答に限る)を過去3年間(計7回)ついて調べてみると、次のようになりました。

大会名初解答2度目以降
3682
3764
3855
3964
4082
4164
4246

元々は「分散派」を自認して、「できる限り解答市を増やす」戦術を取っていたのが、今回初めて2度目以降が初解答を上回って、「市盗り合戦」の影響は認められますが、それ以前でも2度目以降となる解答市を選んだことは結構あったことは自分でも案外気づかなかったところでした。ただ、複数回答えていた市は、以前は自分自身にゆかりのある市が大半だったのが、「市盗り合戦」が始まってからは、「旅先で訪問したことがある」など、特にゆかりはなかった市も増え、この点では明らかに「市盗り」を意識した「解答市選びの変化」が現れたのかもしれません。今回で5回目となって、お膝元の市に続く回数となった「世界遺産の絢爛豪華装飾神殿がある」市などは、明らかに「領地防衛意識」が働いての答え選びでした。

[89886] ぺとぺと さん
問六、解答市の選択に悩んだ唯一の問題でした。伊東市を巡るデッドヒート
貴重なタネ銭を今後も「ハトヤの増築」に投資し続けざるを得ない状況に陥りかねません
ハトヤ城の明け渡しは甘受し、以前から目星をつけていた藤枝市を手中に収めた
実はその時点でぺとぺと さんが藤枝市を答えていて、伊東市を答える可能性がなくなっていたことはすぐには気づかず、答えた後で「これで伊東氏の館に生還できる」とわかった次第で…。

小田原城への奇襲[89853] も想定し、より守りを重視した戦略
蒲鉾と提灯(と外郎と梅干でも)で名高いこの町の「白鳥」、ではなくて「城盗り」? …これは前回の「寅午」(トラウマ)もあるし、ここに「石垣山」を築いてもまた「ハトヤ」がお留守になりそうで、箱根山の背後からも、「田子小松城」([66751])から「水軍」を駆って海上から攻め込むのもちょっと難しい賀茂…。
それよりも、西から強力新人が現れてきて、「野望」達成のためには「越すに越されぬ大井川」の向こうに残る未解答4市を果たしていつ答えられるのか、厳しい戦いが待ち受けてきそうです。こちらが4市を1回ずつ答える代わりに、掛川城を明け渡す、安倍川か、あるいは富士川を境にして、「紳士協定」を結んで共存を図ることも頭に入れなければ、ということもありそうです…。境川と足柄山の間も、こちらが未解答市を答え切ったところで矛を収める、ということになるか…。

[89897] 白桃 さん
[89908] k_ito さん
(愛知県)N市
縁もゆかりもなさそう
この「N市」のうちの一つ、つい数年前この市と合併した「愛知県を代表する作家の故郷の町」がある市は、実は私の出身地とは「年末年始の定番時代劇では悪役扱いされているが、この市(の旧町)では郷土の英雄として尊敬されている人物とは苗字もルーツも同じ一族が、戦国時代に城主だった」ということで、深いつながりがあるのです…。

その「定番時代劇」の発端となった、愛知県N市旧K町の「郷土の英雄」が殿中で斬りつけられた殺人未遂事件。その事件の緊急報告で江戸から国元・兵庫県A市に早籠で向かった2人の藩士のうちの1人が、今落書き帳をにぎわせている大阪府箕面市([89899] hmt さん 他)にゆかりの人物でした。その人が、萱野三平。「討ち入り」に加わることを目指していたものの、仕官を勧めた父と「忠孝の板ばさみ」に陥り、討ち入りの日を迎える11ヶ月前に自殺に追い込まれた悲劇の人でした。こうした経緯からか、江戸高輪の藩主の菩提寺でも、国元の神社でも、「義士」に準じた扱いを受けているようです。

大阪というと、今日「大阪国際女子マラソン」が行われましたが、以前にも話題になっていた阪堺電車の住吉~住吉公園間([85164],[85165] hmt さん,[88724] 山野 さん)が、昨日午前8時32分(!)の終電(実際には混雑で少し遅れたようですが)をもって運行廃止になりました(HP)。

これも以前からにぎわっていた話題で、以前にオフ会の帰途で実地踏査も行っていた「平地の3県境」ですが、
[89263] いろずー さん
[89264] 山野 さん
[89266] オーナー グリグリ さん
[89267],[89272] hmt さん
埼玉、栃木、群馬の3県が接する“境界点”を確定させるため
県境に接する3市町が年明けにも測量調査に乗り出す
その県境を確定するための測量が、当該3市町の合同で、来月にも地権者も立ち会って測量を開始する、というニュースが、新聞記事にも相次いで載っていました(日経:1月28日夕刊、毎日:29日夕刊)。
[89898] 2016年 1月 30日(土)10:00:18伊豆之国 さん
戦国市盗り合戦・雑感
「戦国市盗り合戦」が始まって2回目の十番勝負、予想以上の大盛況となったようで、今月の書き込み数は25日までに既に500件を突破。これは実に2012年8月以来という久々の盛り上がりとなりました…。

さて、今回の十番勝負の問題、物議を醸したものがいくつかありました。これに対しての雑感を。
まず、お題の市の選び方で迷走されてオーナー様も「懺悔」の念に駆られたとか…という、問九。白桃 さんからの疑義([89810])が出てきたところで、この時点で私が考えていた、これにうまく合っている共通項は、「その県内で一番最近に、合併又は単独市制によって町村を消滅させた市」というものでした。この共通項なら、「川口がNGで、長久手や野々市がOK」という理由が成り立つというからでした。結局、共通項発表([89842])で未解答だった西東京市がOKになっていたことから、これは違うということになりましたが、もしこの私が考えていた共通項だとすると、西東京市の代わりにあきる野市が該当することになります。こちらのほうが、かえってすっきりしていて綺麗なように見えますが、いかがでしょうか。

次に、「ABC問題」の問十ですが、これはつまるところ「ローマ字表記の方法にはっきりした決まりがなく、いろいろな方式、考え方があってまとまっていない」こと、特に「ワープロ入力方式」が広まってきて、一般的に使われる「英語式」との違いから、これが混乱に拍車をかけていることが大きな原因になっているのでしょうか。少し横道にそれますが、少年時代に読んだ「時刻表」ネタの本の中に、こんなことが書かれてあったことを覚えています。
「近江」の「大津」は「おうみ」の「おおつ」であり、「東」は「あずま」でも「吾妻」は「あづま」であることを、「時刻表」は教えてくれる

ここに出てくる地名を「ワープロ式」で書くと、次のようになります。

近江→OUMI 大津→OOTSU(or OOTU) 東→AZUMA 吾妻→ADUMA

「ん」の扱いなども結構厄介で、「阿南」は”ANANN”、「安中」は”ANNNAKA”、「観音寺」は”KANNONJI”(「観音(かんのん)」は”KANNNONN”、「カノン」は”KANONN”…)になるようなのです。「山武(市)」は、”SANMU”か”SANNMU”で、”SAMMU”だと「さっむ」と出てしまいました(「山武郡」のほうは”SAMBU”でもOKでした)。この辺のことが「オヤジ」にはなかなか飲み込めないから、私は専ら「かな入力」派なのです…。
♯「ローマ字表記の混乱」についての「蘊蓄」が書かれたこんなサイトが見つかりましたので、興味のある方はどうぞ。
こちらの方面の話については、既に「落書き帳」から引退された?あの「地理学の巨匠」(自身のHPの更新状況から見て、今もご健在だと思われますが)殿がお詳しいと存じますが…。

「市盗り合戦」の「本題」についての雑感は、この次に…。
[89853] 2016年 1月 23日(土)21:21:20【1】伊豆之国 さん
第42回十番勝負を振り返って~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
いつもの通り、十番勝負の感想文です。
「戦国市盗り合戦」スタート後2回目となった今回。前回の戦術混乱を受け、「領地争奪戦」を意識した戦術に徹することを目指しましたが、とにかく難度が急上昇して悪戦苦闘。参戦して間もない頃のスローペースに逆戻りになりました…。今回も解答順に。

問三~有馬山猪名の笹原風吹けば~
やはり皆さん方と同じく、真っ先に共通項がわかった問題。「県内よりも県外のほうが隣接市町村が多い」。以前に出た類題と違い、「市」以外も含まれるのが微妙な「綾」だった。典型的なこのタイプである地元を選ぶこともできたが、「領地争い」には直接関係ないものの、「景気づけ」の意味も含めて、「宿命のライバル」になりそうな相手の生国をあえて答えることにした。

問五~白鳥は悲しからずや~
偶然に共通項が掴めたもの。新規リリースの「反対語コレクション」を眺めていると、「上下」のところに盛岡と滝沢が並んでいる。「はて、どこかで見たような…」。これこそ問五の「金・銀」だった。前回できなかった東北支援、同じ東北地方を見ると、「湿地」の過去問にも出てきた、隣の市にまたがる、「ご当地」の名を冠する白鳥の飛来地が…。「銅賞」で、「にわか領主」に。

問八~鞘より抜けておのずから 草薙ぎ払いし御剣の~
お題の「八」の字に惑わされてなかなか進めず。駅名だと想定解数が全然違い、過去問にあった合併関係でも数が合わず。ふと隣接系を思いつき、当たってみると全て「区とただ一つだけ隣接」。静岡県の未解答市減らしで。

結局、ヒント前に答えられたのはこの3問だけ。その後のヒントも難解なものが多くて…。

問九~粉雪、ねえ、心まで白く~
この問の共通項、「一番最近の合併」だと読んでいたのは、おそらく白桃 さん([89810])などと同じ。お題の選び方が少々まずかった、ということか([89842] オーナー グリグリ さん)。「市盗り」には関係しないが、一昨年のオフ会開催地に。

問十~You Are My Sunshine~
最初は何のことかわからなかった。「鉄」も考えたが、なると金時 さんの「鉄分のない安納芋」([89505]) が出てきて迷路に。その後ふとしたことから「市名をアルファベットで…」と思いついたら、共通項が見えてきた。追っかけてきそうな人が栃木県人だとわかって、ここは防衛戦に。今回これで5回目、過去4回で3回目。NGの市はHPを見て「イレギュラーか」と…。

問一~駕籠で行くのはお吉ぢゃないか~
お題と既出解を眺めているうちに気づいた。4年半ほど前にちょっとした話題になった、アレ。1年で習う漢字だけの市が35。それと、ひらがなだけの市が23(「1年漢字+かな」は該当なし)。合わせて58、想定解数とぴたり一致。「ご当地」にありながら難攻不落だった、黒船・水仙・御用邸でも名高いこの地域随一の名邑の攻落に、ついに「王手」をかけた([89619])。

問七~掛川降りて九里余り 行けば遠州秋葉山~
アナグラム解読に手間取ったが、「今のところ一人」と解けて、「市盗り合戦」に結びついた。前回も答えた山内一豊ゆかりの城下町は、あの「岐阜城下の大喧嘩」以来雲隠れしている、讃岐国玉藻城下のあの人が「入城」以来居座っている。今取ればともかく「城主」になれる、と連続攻撃で攻め落とし。でも、既に西から強力新人が迫ってくるのは必至で、それまでしばしの間だけ「一豊」になった気分を味わうことに…。

問六~伊東に行くならハトヤ、電話は4126~
ここからは、いよいよ皆さん方も苦労された難問ぞろい。この問六のヒント、「基準より高い」から「地価」のほうにばかり目が向いてしまい、膨大なデータ量を前にして降参。ようやく第4ヒントから「密度」の問題だ、と理解。静岡県を見ると、「山の奥」まで入り込んでいる静岡市の順位に納得。全く思わぬところで、前回の作戦ミスから「妖怪」に奪われた領地を取り返すことができた。

問四~もしも運命の人が…~
第二ヒントが「最近更新」と解けたので、「ホームページの更新」だとばかり思い込んでいたら、「若殿」が主題だったとは…。「目」と「勘」の衰えからお手つきも、「石高没収」につながらなかったのは幸い。出直しですぐ思いついたのは、一昨年の夏のほろ苦い思い出の、超ブランド牛の町。前市長辞職の顛末(→[88643] いろずー さん,[89064] ピーくん さん)が妙に引っかかっていた。思い入れの深い「運命の人」には悪いことをしてしまった…([89749], [89845] いろずー さん)。後になって、あの道中で最初に泊まったいにしへの都([78442])にしておけばよかった、と…。

問二~Central Freeway~
これで共通項読み外れ三連発。「今回のテーマ」「パターンマッチ」から、問四と同様「HP」関係だとばかり思っていた。「パターン」から、まず「形式の違い」と見て、こちらを開いたが、全然合わず。第四ヒントまできて、「人口に二十」。最新の推計人口を見ると、伊勢崎・西東京・松江がいずれも20万何千人台、他の2市は?と見たら、
長崎市 432,089
豊後高田市 22,820
つまり、「最新の推計人口の中に"20"という数字の列がある」ということだ。全く思いもよらない共通項、「人口問題ならお手の物」のあの白桃大先生が四苦八苦、右往左往、周章狼狽されたのも無理もない。身近なところを見ると、祖父母の墓参でいつもお世話になり、あの斜張橋([89119])も、私には大して関心もない競馬場も麦酒工場もある、その昔武蔵国の中心だった市があった。以前に没収された1万石を取り戻すことに。

…これで何とか昨秋の「市盗り合戦戦術大研究・東海地方遠征」([88822])の成果が出た、ということになって、ようやく安堵([89749])…。

♭すっかり恒例になった、「今回の選曲」は…
問三:この市とは直接にはつながりは薄いでしょうが、市域を流れる猪名川にちなんで、百人一首より。
問五:白桃大先生の故郷の市にある旧町名とは関係ありません。…これって、誰の詩でしたっけ?
問八:この地に伝わるヤマトタケル伝説を読み込んだ、鉄道唱歌・東海道編の22番より。
問九:この市出身のバンド(既に解散したらしい)のヒットナンバー。今もこの時季になると、カラオケのリクエストが増えるとか。
問十:市名の直訳ですね…。
問一:この地で数奇な運命をたどった唐人お吉を歌った、西條八十の作詞より(宝福寺HP[89119])。
問七:「鉄道唱歌」の7年後、明治42年に同じ大和田建樹の作詞により発表された「東海道唱歌」の22番の歌詞より。「鉄道唱歌」では、「掛川・袋井・中泉(現・磐田) いつしか後に早なりて」(25番)と「急行」で飛ばしてしまったので、後になって「忸怩たる思い」もあってか、駅から9里も離れた山中の神社を無理やり歌詞に組み込んだ、というようです(「鉄道唱歌の旅・東海道線今昔」([79370]]より)。平成の世になって掛川城に天守閣が再建されるまでは、このあたりには大して見所もなかった、ということだったのでしょうか?
問六:毎度のことながら、超ワンパターン…
問四:今度の「センバツ」の行進曲に決まったこの歌を歌っているのは、この市にある一昨年夏の準優勝校のOGだとか。
問二:この市を通り、そして中央市をも通る高速道路([77512])。

…「入門コース」は、疲労感と「万一」のことも考え、今回も遠慮することにしましたが、もし参入するとしたら、そのうちのいくつかの問では、次のような市を取ったでしょう(市名ずばりではなくて連想から)。

問A:「黒船・水仙・御用邸」
問B:「伊豆の山々、月淡く」
問G:「頼朝&政子、反射炉は世界遺産に」
問K:「あなたと行きたい天城越え」
問Cの「ハトヤ」は、やがて「市盗り合戦」の強力なライバルとなるであろう新人が、早くも「金賞」をいただいておりました…。

♯今晩、久々に某公共放送の「中洲産業大学教授・森田一義氏」の番組を見たら、「戦国市盗り合戦『迷走』の原点」となった、蒲鉾と提灯で名高い城下町が出ていました(昼に見た8chでも)。実は私もこの市の「城盗り」に挑戦権があることを…。
[89749] 2016年 1月 16日(土)22:12:26伊豆之国 さん
帰郷 & 雪見風呂 & 蔵の街 (十番勝負はしばらく高見の見物です)
今日は毎年この時期なに行われる一大イベントで「帰郷」。いつの間にかなじんでいた店が消えたり改築されたりでしていて、少々戸惑いも。今年もまた「東北復興物産」も開かれて、「にわか領主」になった市のお隣の市の特産のブランド米を六郷、じゃなくて六合500円也でGet…。我が家に戻って、いつもの通りTVの旅番組、今日は「雪見の混浴露天風呂」特集。思い出深き作並温泉の河原露天風呂([60404])も出てきて、思わず落涙…。その後は、祖母の故郷「小江戸」川越市。自分がここの「領主」だということをすっかり失念していました…。

さて、今回の十番勝負、第一印象の大外れやら、ヒントの意味が思わぬことだったことやら、更には「カレー」、ではなく「加齢」から来る凡失も加わって、これまでの中で一番苦戦したのはまず間違いないところ…。そんな中でも、前回の序盤の作戦ミスから「妖怪」に奪われた「あの城」をどうやら取り戻し、さらに「ご当地随一の名邑」攻落の手がかりをも確保できそうなこと、そして念願の「駿河・遠江・伊豆三国の統括領主」の地位をも手に入れた模様となって、昨秋の「作戦大研究・実地踏査道中」([88822])の成果が何とか実戦に生きた、ということになってほっと一息といった感じです…。その一方で、「ご当地」の西側から彗星の如く強力新人が現れたこと、本拠地「武蔵小山田城」にも尻に火がついてきて、今後更なる作戦の練り直しが出てきそうです…。「怪我の功名」で「にわか城主」の座を手に入れた「牛肉の町」は、この県や市にゆかりや思い入れの深い「運命の人(※)」達がいずれ狙いに来るのは必至でしょうし、特に「あの人」には無礼なことをしてしまったということで、ここには大して執着していません…。

♯「入門コース」は、想定解が少ないのがあることと、気力も衰えているので見送る方向になりそうです。
(※)の意味は、「センバツ」「行進曲」で調べれば…。
[89710] 2016年 1月 16日(土)00:26:39伊豆之国 さん
十番勝負
問二:府中市(東京都)
問四:松阪市(お題を答えたため…目の老化で、いろいろ見落としが目立ちますねぇ>[89709] EMM さん)
[89706] 2016年 1月 16日(土)00:09:11伊豆之国 さん
十番勝負
問四:山形市

「あの市」を狙いに行こうとも思ったのですが、あえて遠慮して、自分で言い出したところにします。
[89700] 2016年 1月 15日(金)23:37:43伊豆之国 さん
十番勝負
問六:伊東市
[89619] 2016年 1月 12日(火)23:12:50伊豆之国 さん
十番勝負
どうでもよさそうな「一夜城」2ヶ所を明け渡したとはいえ、「難攻不落」を誇っていた「下田城」攻め落としに、ついに「王手」がかかった模様です。いよいよ「河津桜」咲き誇る「本丸」を目がけて、「黒船」から集中砲撃で一気に攻略する時が間近に迫ってきました…。

さて、本題に戻りまして…

問七:掛川市
[89582] 2016年 1月 11日(月)23:31:03伊豆之国 さん
十番勝負
問一:下田市
[89562] 2016年 1月 10日(日)22:20:23伊豆之国 さん
十番勝負
問十:日光市

「いまいち」しっくりしないのですが…
領地防衛に賭けます。
[89548] 2016年 1月 9日(土)22:47:45伊豆之国 さん
十番勝負
問九:笛吹市
[89527] 2016年 1月 8日(金)00:53:41伊豆之国 さん
十番勝負
問八:焼津市

八の字に惑わされすぎて進めませんでした。
[89448] 2016年 1月 4日(月)13:17:13伊豆之国 さん
十番勝負
問五:登米市
[89381] 2016年 1月 1日(金)01:12:54伊豆之国 さん
十番勝負
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

早速、十番勝負に入ります。

問三:川西市

…ライバルの本山に突撃なるか?
[89358] 2015年 12月 29日(火)16:56:28【1】伊豆之国 さん
Day Dream Believer
少々気が早いですが…来年の干支は「申」年。そこで、「猿」にまつわる話題をいくつか。

「猿」の付く現存の自治体は、北海道「猿払村」ただ一つ。野生の猿がいない北海道のこと、もちろん動物の猿とは無関係で、アイヌ語で「葦原の河口」を意味する「サル・プッ」が由来とのことです。茨城県には「猿島町」がありましたが、10年前に坂東市の一部となって消滅。「猿島郡」の名は残っています。

「猿」「申」の付く鉄道駅は、合わせて次の8駅が見つかりました。

駅名路線名所在地
猿田総武本線千葉県銚子市
猿橋中央本線山梨県大月市
猿和田磐越西線新潟県五泉市
猿投名鉄三河線愛知県豊田市
猿猴橋町広島電鉄市内線広島市南区
庚申塚都電荒川線東京都豊島区
新庚申塚都電荒川線東京都豊島区
真申松浦鉄道長崎県佐世保市

東京23区内で「猿」の付く町名には、千代田区渋谷区にそれぞれある「猿楽町」と、江東区「猿江」があります。かつては港区白金と葛飾区水元にそれぞれ「猿町」がありましたが、いずれも昭和40年代の住居表示により消えています。

「猿」にゆかりの深い神社というと、滋賀県大津市の日吉大社を「本家」とし、各地に鎮座している「日吉神社・日枝神社・山王社」。日光東照宮の「三猿」はあまりにも有名です。「猿」の字が付く、三重県伊勢市の「猿田彦神社」は、「道案内の神様」とされている猿田彦大神を祭り、その縁からか、長距離ランナーなどの間であつく信仰されているようで、ご当地・伊勢市出身のアテネ五輪女子マラソン「金」の野口みずき選手もよく参拝されたそうです。

「猿」の付く温泉というと、群馬県みなかみ町の「猿ヶ京温泉」がその代表といえるでしょうか。「猿」にゆかりの温泉で思い起こすのは、長野県山ノ内町の「地獄谷温泉」。「野生の猿が入浴する露天風呂」として有名です。

「お猿の楽園」というと、大分市の「高崎山」や愛知県犬山市の「日本モンキーセンター」([70159] hmt さん)が特に有名でしょうが、野生の猿の群生地としては、宮崎県串間市の「幸島」、香川県土庄町の「銚子渓」、静岡県南伊豆町の「波勝崎」([83026])、青森県下北半島(むつ市脇野沢)の「北限の猿」などが知られています。
「日光猿軍団」は、入園客の減少と「既に使命は終えた」ということでいったん閉園したのですが([84435])、最近になって復活したようです。愛知県西尾市(旧幡豆町)の「沖島」は、かつて「猿が島」として、数百頭の猿が放し飼いにされ、「うさぎ島」([77114]) と呼ばれていた隣の「前島」と共に三河湾の観光名所として知られていましたが、18年前に閉園、「無猿島」となりました。

その他、「猿」の字が付く名所というと、中央線の駅名の由来にもなっている、「日本三奇橋」の一つに数えられる「猿橋」([85841] hmt さん)、黒部峡谷の「猿飛峡」(黒部峡谷鉄道HPより)、奈良市の「猿沢池」等々といったところでしょうか。神奈川県横須賀市の「猿島」は、東京湾の入り口に位置する無人島で、かつての海軍の要塞として知られていました。東京都八王子市から多摩市方面を通る街道に「野猿街道」があり、「野猿峠」はかつては東京近郊の手軽なハイキングコースとして親しまれていたのですが、昭和40年頃からの多摩ニュータウンの開発によって緑の丘陵はあっという間に切り崩され、昔日の面影は全く失われてしまいました。野猿峠の今の風景

最後に、私の経県値について。
今年の経県値は、9月の東海4県遠征([88822])以外に遠出がなかったこともあり、21点で終わりました。

「市の経県値」(認市度)がUPした市は次の通り。

 半田 ×→○
 岡崎 ▲→○
 豊明 ▲→●
 大垣 △→● (お情けですが…)
 安城 ▲→△

この結果、今年末時点での認市度(全国790市+東京特別区(全体で1市として計上))と、昨年([86850])からの増減は下記のようになりました(竹田市の誤り([88756])は補正済み)。

 ◎:2(±0)、○:120(+2)、●:261(+2)、△:52(±0)、▲:265(-3)、×:91(-1)


さて、新春早々から「戦国市盗り合戦」第二陣が始まります。領地争奪戦で「見えない敵」と戦うことが増えた分、プレッシャーはさらに増すことになりそうですが、実際の戦術の方向が見えてくるのは、やはりある程度戦況が進んでからということになるかもしれません…。
ところで「猿」にゆかりの戦国武将といえば、やはり太閤秀吉ですね。

♯タイトルの意味は、ある年代以上であればすぐぴんと来るでしょうが…(過去に何回か書き込んでいます)。
[89276] 2015年 12月 12日(土)23:12:14伊豆之国 さん
次は「前後」に停まります。
[89268] オーナー グリグリ さん
「反対語(地名)コレクション」いよいよスタートとなりましたね。私の過去ログ([83043])も一役買ったようで、誠に恐縮ですが…
さて、このコレクションにも載せられている、愛知県豊明市の「前後」駅。実は先の「秋休み」の「戦国市盗り合戦対策ツアー」([88822])で
桶狭間を後にして、【中京競馬場前駅から】再び名鉄電車に。岡崎の宿がJR岡崎駅のすぐ近くにあるため、鈍行しか止まらない「岡崎公園前」で降り
とざっと書いたのですが、実際に乗ったコース(電車)をここで詳しく書くと

「中京競馬場前」で各駅停車に→次の「前後」で急行に乗り換え→「新安城」で1本前の各駅停車に追いついて乗り換え→「岡崎公園前」で下車

というルートだったのでした。この「前後」は駅付近の地名で、こちらに地名の由来も書かれている記事があり
説1:間米村の前の郷にあたるから「前郷(ぜんごう)」→「前後」(本命説)
説2:桶狭間の戦いの後に兵の首が前後にころがっていた(たぶん俗説)
また、「前後」駅について
名鉄電車の急行は一部が前後駅に停車。その列車は「急行(前後停車)」と表記されたりするので「前後駅」を知らないと戸惑うかも
とあります(この記事は10年ほど前にUPされたようで、現在は「前後」駅には全ての急行が停車)。

「反対語」の駅名というと、まず最初に「時刻表」で覚えたのが、福塩線の「上下」駅。一方、松浦線(現在は「松浦鉄道」)には「左石」という駅があります(私はどちらも未踏)。この「左石」という駅名、初めて見たときはどうしても「左右」と見間違えてしまいそうです。実は「右」ではなくて「石」だったとは、脱力感が…。後になって、越前海岸を走るバスに「左右」という場所があることを知って…。
「前後」という駅も、時刻表の「名古屋近郊拡大図」を見て、見つけたのでした。

♯明後日は赤穂四十七士討ち入りの日ですが、そのうちの一人・大高源五は、秋休みに訪れた「日間賀島」([88822])にゆかりがあるとか。まさか自らの領地の目と鼻の先に「刺客」が潜んでいたとは、上野介も…。
[89250] 2015年 12月 5日(土)19:22:03【1】伊豆之国 さん
クイズの答え
オフ会クイズ「ここはどこ」ですが、見てすぐわかったのは16番ただ一つ。「中央市を通る」Freeway、○○基地(今は△△△スタジアム)を追い越し…。あとは白桃 さんの人口ヒント([89238])で半分くらいは薄々わかってきましたが、「南の島」とか「北の草原」とか、私には全然関心がないような場所はもうお手上げです…。

さて、[89138]で自作した「氷見オフ会記念一番勝負」、もうだいぶ経ちましたのでここでお開きとし、採点と共通項を発表いたします。
【問X】北海道浦河町、茨城県東海村、千葉県大多喜町、新潟県湯沢町、熊本県南関町
    (該当しない町村:鹿児島県湧水町)
 …これらの「町村」の共通項は何でしょうか?
その共通項とは、[89167]で出した
▲第二ヒント(アナグラム):雷の日と(かみなりのひと)
 を解凍すると
「ひ」か「み」の隣(ひかみのとなり)
ということで…

[89168] 白桃 さん …金メダル
問X:香川県まんのう町
[89179] N さん …銀メダル
問X:和歌山県白浜町

いずれも大正解です。
共通項は、「ひらがなの『ひ』か『み』の付く市町村に隣接する町村」でした。
該当しない町村の例とした湧水町は、「ひ」に濁点が付いた「え『び』の市」に隣接していることからです。
この問題は、十番勝負で物議を醸した、「第39回・問二」(「う」か「み」に隣接する市)の、氷見オフ会にちなんだいわば「パロディ版」だったのでした。
「ひ」のつく市町村は、茨城県ひたちなか市と北海道新ひだか町の2つだけ。「み」の付く市町村は、7市6町ありますが、そのうちつくばみらい市とみどり市は周りを全て市に囲まれているため、該当する町村がありません。
想定解となる町村は次の27町・7村です。なお、県名のない町村は同一県内にあるものです。

対象市町村隣接する町村
北海道新ひだか町新冠町、浦河町、大樹町、中札内村
茨城県ひたちなか市大洗町、東海村
茨城県かすみがうら市阿見町、美浦村
群馬県みなかみ町中之条町、高山村、川場村、片品村、新潟県湯沢町
埼玉県ふじみ野市三芳町
千葉県いすみ市一宮町、睦沢町、大多喜町、御宿町
愛知県みよし市東郷町
和歌山県みなべ町印南町
和歌山県すさみ町白浜町、串本町、古座川町
徳島県東みよし町つるぎ町、香川県まんのう町
福岡県みやま市熊本県南関町、同・和水町
福岡県みやこ町香春町、添田町、築上町、赤村
佐賀県みやき町上峰町、吉野ヶ里町、福岡県那珂川町

阿見町と美浦村は、共にかすみがうら市とは霞ヶ浦の湖面での隣接です。みやま市は、県内で隣接しているのは全て市で、隣接している町はいずれも隣県です。

[89240] デスクトップ鉄 さん
「引越しセンター」と「鬼太郎」とは直接連動していない、というお説、ありがたく拝見いたしました。
「越前武生」という新駅名、頭に付く「越前」は「市名」「旧国名」のどちらに解釈したらよいのでしょうか
([74402])と同様、言わば「灰色」、というか「玉虫色」の領域なのかもしれませんが。

例えば長岡は、新潟県の長岡はそのままで、あきらかに格が低い近江長岡だけ国名を冠した
「長岡」と来ると、どうしても「伊豆長岡」に反応してしまいそうです…。となると、レスが恐ろしく長くなりそうな気もするので、これは「暇があれば」、と言うことになりそうですが。

♯今晩のTVの旅番組で、氷見漁港が出てきて、「寒ぶり三昧」も紹介されていましたが、私が二昔余り前に訪れたとき、「」という銘柄の地酒が観光ガイドブックでも紹介されていました。この「曙」は今も作られていることが蔵元のHPからわかりましたが、それが果たして今回のオフ会、二次会の酒宴に出てきたのか、少々気になります…。
[89215] 2015年 11月 28日(土)18:24:29伊豆之国 さん
旧国名駅
[89191] 他 デスクトップ鉄 さん
オフ会の「駅名クイズ」の問CとD、一言で言うと完敗でした…。どちらも時間切れでGive Up。問CはN さんのお膝元に思考回路を遮られ、問Dは全然違う方向を見ていました(十番勝負のようにヒントが出て、共通項がある程度見えていたらまず「長岡」と答えたでしょうが)。旧国名を冠する私鉄の駅が予想以上に多いのには正直言って驚きました。旧国鉄から第三セクターになった路線で一斉に旧国名を外した路線もいくつかありましたから…。

さて、[89191]でリンクされていた「旧国名駅」の力作、拝見させていただきましたが、(JRにある駅ももちろん含めて)旧国名部分を外した「本体」(基本地名)の部分と同じ(表記の)駅名が「なし」となっている駅の中には、旧国名駅の「本体」の部分が「異字同音」や「異字類音」(濁点の有無など読み方の違いが小さいもの)、その他紛らわしい駅名が他にあって、それとの混同を防ぐために旧国名を冠したものが結構あるように思えます。異字同音駅の例では(関東・東海地方を見ると)

旧国名駅路線基本地名同音単独地名の駅名・路線名備考
武蔵境中央本線堺(南海電鉄本線)(注1)
上総松丘久留里線松丘松岡(えちぜん鉄道勝山永平寺線)
下総橘成田線立花(東海道本線)
下総豊里成田線豊里豊郷(日高本線、近江鉄道本線)
常陸大子水郡線大子醍醐(奥羽本線)
甲斐常葉身延線常葉常盤(宇部線、京福電鉄北野線)
伊豆仁田伊豆箱根鉄道駿豆線仁田新田(にった、東北本線)
三河川合飯田線川合河合(水郡線)、川井(青梅線)
尾張森岡武豊線森岡盛岡(東北本線)
伊勢治田三岐鉄道三岐線治田八田(関西本線)
伊勢八太名松線八太波田(アルピコ交通)「波田」は以前は同音の「波多」

※開業年代が新しく、同音駅回避の理由にならないと思われるもの(例・京都市地下鉄の「醍醐」)は含まず。
(注1) 武蔵境はかつては「境」駅を名乗っていた。「境」という駅名は、他に奥羽本線(現・羽後境)と境線(現・境港)にもあったが、大正8年(1919)に「武蔵境」と同時に3駅一斉に改称されている

…ざっと調べてみましたが、JRの旧国名駅の「本家」の駅が私鉄にある、というのが意外に多くあるようです。「境」の場合は相手が私鉄とはいえ「屈指の大都会」である堺にはさすがに遠慮したのでしょうが、「本家」が地方の中小私鉄にあって特に大きな駅でもないのに国鉄が「頭を下げた」理由が知りたくなります。
♯「伊勢治田(はった)」と「伊勢八太(はた)」、読み上げてみると実に紛らわしいですねぇ…。私はいずれも最近までこの両駅の駅名の読みを間違って覚えていました…。

また、山陰本線の島根県内、「大田市」「江津」「益田」は、以前はいずれも旧国名を冠した「石見大田」「石見江津」「石見益田」という駅名でした。「石見大田」は東武伊勢崎線と琴電琴平線にある「太田(おおた)」、「石見江津」はかつて北陸本線の直江津~谷浜間(現在は「えちごトキめき鉄道」)にあった「郷津(ごうづ、昭和44年廃止)」という類似した読みの駅との混乱防止と思われ、「石見益田」は東北本線の「名取」駅がかつて「増田」という駅名だったための同音回避と思われます。「江津」と「益田」は、いずれも類似駅の廃止又は改称によって混乱の恐れがなくなったために、旧国名を外して現在の駅名に改称されています。

それと、デスクトップ鉄 さんへの「業務連絡」として、この落書き帳の場を借りるのはどうかとも思うのですが、「旧国名駅」の表でやはり「本家」の駅の欄が「なし」となっている駅の中に、明らかに「本家」の駅があったと見られる駅がいくつか見つかりました。駅の存在を示す資料もそろっていたので、リンクも表示しておきます。

旧国名駅路線基本地名駅があった路線名廃止年月日関連記事備考
三河槙原飯田線槙原越後交通長岡線1975.4.1長岡鉄道案内(1916)…(注2)
越前薬師越美北線薬師井笠鉄道1971.4.1[80938]井笠鉄道沿線図現在の地図
讃岐財田土讃線財田西大寺鉄道1962.9.7[72157] hmt さん財田駅の写真(両備グループHPより)
伊予大洲予讃線大洲静岡鉄道駿遠線1970.3.31静岡鉄道駿遠線駿遠線資料館

(注2)…P80に「槙原停留所」の文字、P82の運賃表にも「槙原」の駅名があり。

「財田」の読みは「さいでん」であることが、引用した「両備」のHPの写真からわかります。「大洲」の読みは、「おおす」と思われます(wikiより)。「薬師」駅があったのは、先の五番勝負の問五のヒント([89038])でリンクした井原市の地図を見て、その昔鉄道雑誌で見た覚えがあったのを思い出したものでした。
なお、旧国名に準ずるものとしては、上信電鉄の「上州七日市(なのかいち)」と、前出の井笠鉄道にあった「七日市(なぬかいち)」のケースもありました。「大和二見」など3駅(「二見」…三重交通神都線…[86351],[86363],[86366] hmt さん)のケースは、デスクトップ鉄 さんの表で「除外」としている路面電車が絡んでいる例でした。

[89209] デスクトップ鉄 さん
新花巻と三河安城がそうですね。在来線どうしでは、浜川崎も。かつては石巻、尼崎(尼崎港支線との乗継)も改札外だった
[89211] N さん
在来線だと折尾もそうですよね
かつては「宇美」駅も仲間でした([75180] )…。


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