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伊豆之国さんの記事が20件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[92849]2017年5月9日
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[92830]2017年5月3日
伊豆之国
[92817]2017年4月30日
伊豆之国
[92809]2017年4月28日
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[92806]2017年4月27日
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[92796]2017年4月17日
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[92780]2017年4月8日
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[92775]2017年4月6日
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[92770]2017年4月1日
伊豆之国
[92726]2017年2月25日
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[92708]2017年2月18日
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[92700]2017年2月10日
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[92662]2017年1月29日
伊豆之国
[92644]2017年1月27日
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[92636]2017年1月25日
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[92583]2017年1月21日
伊豆之国
[92582]2017年1月21日
伊豆之国
[92574]2017年1月20日
伊豆之国
[92558]2017年1月17日
伊豆之国
[92473]2017年1月13日
伊豆之国

[92849] 2017年 5月 9日(火)23:58:00【1】伊豆之国 さん
春から夏への北信濃路~花と歌に誘われて~
去る4日から一泊二日で信州への旅をしてきました。今日はその道中記を。

まず横浜線で八王子に出て、またまた「あずさ2号」、いや8時31分発の「スーパーあずさ5号」([92085])で終点・松本まで乗り通し。塩山駅を過ぎた頃から左手の車窓に、やや霞んではいたもののまだ白雪を被った富士山の姿が綺麗に見え、去年の今頃の道中で湖畔の町を歩いた([90510])その諏訪湖を左手に見ながら下諏訪を過ぎると、湖越しに山並みの切れ間から再び富士山の姿が遠くに小さく見えて…。
松本城は過去に3度見てきているので今回はパスして、「街角資料館」をいくつか見ることに。最初に見たのは最初に見たのは「時計博物館」。去年の道中で、諏訪にある同じようなのを時間に追われて駆け足になってしまったので([90510])、今度のは少し小ぢんまりとしたものではあったものの、じっくり見て回ることに。「おじいさんの時計」と説明が書かれていた柱時計を見て思わずあの童謡を思い出し、蓄音機も展示されていてレコードをかける実演も行われていました。次に見たのは「はかり資料館」。蔵作りの商家が立ち並ぶ風情ある町並みの中にある、かつて計量道具を売る商店だった建物を改装して資料館としたもので、館内には曲尺([92728],[92729] hmtさん)や、桝、天秤なども展示され、上皿天秤に大小のおもりを載せて「釣り合い」で重さを量るコーナーでは、小学校時代の実験を思い出して…。
立ち食い蕎麦で空腹を満たし、最後は川沿いにある「日本ラジオ博物館」へ。大袈裟な名前の割には小さな古い街中の店と言った感じの建物でしたが、中には草創期の鉱石ラジオから、昭和の戦前からの真空管式ラジオ、そしてトランジスタラジオと、ラジオの進化の歴史のほか、ラジオと関係深いテレビを初め、昭和の家電製品も所狭しと展示されていて、私が子供の頃に親しんできたスタイルの機器もいくつか見られて、懐かしい気分に…。
松本からは特急「しなの」で。姨捨付近からの絶景に見とれながら、3時少し前に長野駅に到着。さすがに善光寺参りは外せません。迂回運行していたバス(理由はあとでわかったので後ほど書きます)で最寄の「大門」前で下車して参道へ。とにかくこの日は真夏が来たような暑さ、ビルにあった気温表示を見ると27度。上着が要らないどころか長袖では暑過ぎて袖をめくって日陰になる西側を歩くことに。宿坊が立ち並ぶ道筋で、右手を見ると「兄部坊(このこんぼう)」の表札が目に入り、以前にその読み方が話題になったのを思い出して…。
善光寺では、山門が公開されていて、入場券を買って上に登り、参道と門前町の賑わいが一望だったのですが、どうも何だか見たことがあるような感じが…。実はこの道中に旅立った前日に鎌倉を訪れており、「材木座にある『光明寺』の山門が特別公開されている」という情報を得ていたので、江ノ電沿線の混雑を避けてぶらり歩いて、その光明寺の山門の中を見てきていて、しかもどちらも同じように仏像が何体も安置されていた光景を見ていたからだったのでした…。

お参りの帰りは、長野駅まで下り坂が続く参道をぶらり。車道は歩行者天国となって、花のアートが作られて展示された「花回廊」の催しで賑わっていました。それから長野電鉄で終点・湯田中駅へ。夕方の時間帯、なぜか信州中野止まりだった特急電車は、「成田エクスプレス」で使われていた車両。JR時代は全く縁がなかったので、今回が「初乗り」。かつては地方私鉄としては先進的な通勤電車を新造するなど意欲的だったこの私鉄も、長野五輪以降の「負の遺産」を引きずり、閑散支線は廃止([77584] Issieさん、[77586] スナフキんさん)、今走っている車両も、オリジナルのが消えて通勤車両は元日比谷線のに代わって元東急のステンレス車が主力となり、特急は「NEX」に元小田急ロマンスカーと、首都圏から来た電車の寄せ集め。駅の施設も見た目にも老朽化・手入れの悪さが目立ち、地下区間のホームも薄暗い印象で、地方私鉄の置かれた環境の厳しさを身にしみて感じてきたのでした。
新しくなった千曲川の鉄橋を渡ると、のどかな田園風景が。沿線に広がる果樹園には盛りを過ぎた白い林檎の花と、花盛りの濃いピンクの杏の花。まだわずかに残っている桜の花と、まだまだ見頃が終わっていない八重桜、北信濃の里は春爛漫…。
特急の終点・信州中野で、冷房改造されてまだ残っていた元日比谷線の車両だった鈍行に乗り換え、過去2度訪れたときと変わらぬたたずまいの駅舎が残っていた湯田中駅で降りて、送迎バスで10数分の、志賀高原とは逆方向の高原地帯にあるホテルが今宵の宿。連休に入った初日にネットで空きがあることを見つけて、奇跡的?に取れたのですが、「夜景がすばらしい」というネット情報にたがわず、日が暮れると眼下には町の灯りが広がり、夜空を見上げると、満天の星空に半月が浮かんで…。
翌朝はまず湯田中駅に戻って温泉街を少しぶらぶら歩いた後、信州中野駅で降り、大正・昭和の「日本の歌」の世界に偉大な足跡を残した、作曲家中山晋平と文学者高野辰之の2人の記念館を回ることに。交通が不便で、しかもそれぞれだいぶ離れた場所にあるのでタクシーで、まず中山晋平記念館から。歌謡曲のイメージが強い晋平ですが、「シャボン玉」「背比べ」「しょうじょう寺の狸ばやし」などの童謡や、各地の「新民謡」の作曲も多く手がけており、幅広い作曲活動をしていたことを改めて認識したのでした。それから千曲川を渡って反対側の旧豊田村にある高野辰之記念館へ。辰之が学んだ小学校の跡地に建つ素朴な建物で、2階の窓からは代表作「故郷」に歌われる「かの山」も見えて…。懐かしい歌に感慨に浸っているうちに、タクシーを替佐駅で降りたのですが、でも、この2つの記念館、結構な距離があり、しかもどちらも館内での紹介ビデオを見たりしてじっくり時間をかけて回ったことから、同じ中野市内から一歩も出ていないにもかかわらず、タクシー代は5桁の大台に乗ってしまいました…。替佐駅は、辰之が故郷を後にした駅。小ぢんまりとした駅舎で、無人になっていると思いきや、切符を売る駅員の姿が。発車メロディーは、これも辰之の代表作「朧月夜」…。
替佐から飯山に出て、まずバスで「菜の花まつり」の会場へ。それから市街に戻って寺町散策。列車本数の少ない飯山線の制約と、季節はずれの暑さによる疲労感もあり、全部はとても回りきれないので、線路の西側の山裾のこの辺りを中心にいくつかをお参り。飯山市は仏壇作りでも有名らしく、「雁木」のある沿道には仏壇屋さんが立ち並んでいました。線路際に展示されたSL「C56型」を見て、飯山駅に戻ったのですが、北陸新幹線の開業で駅が移転し、中心街から遠くなったようで、元の駅前通りと思われる桜並木の通りは閑散とし、ホームに鐘突き堂があった元の駅は消え、場違いな印象の新幹線の駅舎が周りの雰囲気から浮き上がったように見えて、これでは県内で最も人口が少ない飯山市の将来がますます不安になっていくようにも思えたのでした。
飯山からは再び飯山線で、千曲川の流れに見とれながら、鉄道沿線では積雪日本一の看板が建つ森宮野原駅を過ぎて県境を越えて越後路へ。沿線の民家を見ると、比較的新しいものは1階部分がコンクリート造の倉庫や作業場になっていて、2階以上が住居になっている造りのものが多く見られ、豪雪を考慮した頑丈な造りが、中越地震での被害を少なくしたと言われているようでした。十日町で「ほくほく線」に乗り換えて越後湯沢で小休止。売店でいろいろみやげ物を探し、結局「南魚沼コシヒカリ」5合をGetしたのですが、新幹線のホームに駅弁がなく、結局買えないうちに発車時刻に。しかも列車が車内販売ができない2階建ての「MAX」。「東京駅で…」と思っているうちに、「車内に売店が…」とアナウンスがあり、見ると駅弁がまだかろうじて残っていた…。最後は慌てましたが、今回の道中、天候にも恵まれて、無事に帰還できたのでした。
[92830] 2017年 5月 3日(水)21:20:34伊豆之国 さん
Re:クイズの季節ですが…
白桃さん、何よりもお元気で本当によかったです。あとはオーナーさんが…

いつもならば今頃はクイズも既に終盤、と言った時季なのですが、これがないとなるとやはり寂しい、盛り上がらない…。実は私も半月ほど前にクイズを出していたのですが([92796])、こんな状況のせいなのか、誰からも飯能がない…。

以下の各問に列挙した、現存する「村」にはある共通する特徴があります。それは何でしょうか?
同じ特徴を持つ村をそれぞれ一つだけ挙げてください。
【問X】 山形県大蔵村、福島県中島村、神奈川県清川村、山梨県小菅村、熊本県西原村
【問Y】 岩手県野田村、福島県中島村、富山県舟橋村、岡山県新庄村、大分県姫島村
<第一ヒント>…該当する「市」
 問X :富士見市、多摩市、綾瀬市
 問Y :福島市、我孫子市、阪南市


そこで、今回は第二ヒント(アナグラム)を出すことにします。

 問X :酸に苦汁(さんにくじゅう)
 問Y :お菓子押さない(おかしおさない)

…お暇な方はどうぞ。
[92817] 2017年 4月 30日(日)22:02:34伊豆之国 さん
和歌の浦に潮満ち来れば片男波 & 中津市
一昨日、文化庁は「日本遺産」に新たに17件を認定した、と発表しました(読売新聞より)。
今回新規認定されたものには、「伊賀・甲賀の忍者」「北前船の寄港地」「関門海峡の近代化遺産」などがあります(詳細については後日詳しく発表されると見られますのでここでは割愛することにします)が、この中で気になったものから。

「絶景の宝庫・和歌の浦」とは、おそらく萬葉集にも詠まれている本来の「和歌の浦」(こここちら)の海岸一帯のことでしょう。この辺りの細長い砂州「片男波」の名は、山部赤人の和歌「若の浦に潮満ち来れば潟を無み 葦辺を指して鶴(たづ)鳴き渡る」の中の「潟を無み」(潟がないので)の意味が後世わからなくなり、「片方しか波が来ない」→「片男波」という地名と解釈されるようになった、言われているようです。大相撲の片男波親方の名跡も、ここから来ているのでしょう。
本来の和歌の浦の西側、雑賀崎にかけての海岸沿いの「新和歌浦」と呼ばれる一帯は、背後の山の中腹に眺望を売り物とした観光旅館が立ち並び、関西の一大観光地として知られていましたが、温泉地でないこともあって、昭和30年代頃をピークに既に減少傾向に入り、平成に入る頃には「水泡経済」崩壊と旅行スタイルの変化により宿泊客も激減し、倒産・廃業に追い込まれた旅館が続出、今なお取り壊しもできず廃墟状態となって無残まな姿をさらけ出したままの旅館や、かろうじて営業は続けていても「開店休業」状態になって荒廃しているところもあって、いまや関東の「鬼怒川」と並ぶ「廃墟旅館巡り」の「聖地」となっているとも呼ばれているようです(レポート例)。

最後のところにある「やばけい遊覧」。「やばけい」がひらがな表記になっているのは、「落書き帳」でもしばしば話題になっている、同じ中津市内になった今もなお書き分けられている(旧)「耶馬溪町」「本耶馬渓町」の字体の違い([83354] hmtさん、他)を無視するわけには行かなくて、同じ大分県内の「くじゅう」の表記の違い-「久住」と「九重」-を考慮して同様にひらがな表記にした「阿蘇くじゅう国立公園」の例[92754] hmtさん)に倣った、と言うことからでしょうか。
[92809] 2017年 4月 28日(金)21:13:07伊豆之国 さん
選挙ネタ2題 & Supertown
[92804] Takashiさん
町議選で新人候補の得票0票
総務省の担当者は「地方選挙の細かいデータを取っているわけではない」と断った上で
選挙で1票も得票できなかった例は聞いたことがない
こんな話、その昔どこかで聞いたことがあったなぁ、と思っていたら、半世紀以上前の栃木県で起きたある出来事([91787] 山野さん)。
現在は小山市に併合されている「旧・桑絹村」
選挙戦の結果です。(分村反対派が当選/得票を得た者は3人)
旧桑村派、旧絹村の分村反対派、旧絹村の結城市合併派の3人のみ
これ以外の199人の立候補者は190人が自分にすら投票しない0票
総務省さん、もう訂正されているのでしょうか?

[92802] BEANさん
東京都が大変なことになっておりまして
[92807] 中島悟さん
これは・・・酷いですねえ・・・
アダムズ式で29区を割り振っても高止まりだというのに、25区しか無いのだからそもそも無茶ですね
この機会に改めて拝見させていただいた、中島悟さんの6年前の力作シリーズ([79645]、他)と見比べてみると、当時とは人口増減など状況・条件も違っているとはいえ、今回の「案」、いかにも「数合わせ」であまり地域の実情も考えずにいかにもただ「継ぎはぎ」した、と言った感じで、何だか選挙民が振り回されていると言う感じ、まさに同感ですねぇ…

ところで、千本桜さんのお膝元・宮城県大河原町の満開の桜並木と、レトロ列車の顔合わせのレポート記事が、こちらにありました。列車に乗り、レポートした日が12日前なので、今はもう葉桜、と言った感じなのでしょうが、なかなか桜の見頃に遠出できなかったこともあり、こんな景色に出会ってみたかったなぁ、と思ったのでした。大河原から船岡駅まで歩いた、昨年秋の「みちのく独り旅」([91505])で見てきた船岡城跡の風景も出ていましたが、線路と並行する道路の大渋滞、毎年こんな様子なのでしょうか?
[92806] 2017年 4月 27日(木)23:21:44伊豆之国 さん
トウカイリン太郎さん
自称「落書き帳の苗字ネタ四天王」(メンバーのうちの2人が入れ替わっているようですが)の一角を占めるこの私、またまた「苗字」ネタです…。

今晩のTV番組で、「世にも不思議な読み方をする苗字」がいくつか紹介されていました。
全国的にもメジャーな苗字である「長谷川」さん、「清水」さんを初め、ゲストに出ていた「仁科」さん、「五月女(そうとめ)」さんなどが出できましたが、この中で「メインテーマ?」になっていたのが、「東海林」さん。
「東海林」さんは、全国に2万人以上いると推定され、全国ランク800位台に位置する、案外多い苗字になっていますが、その大半は東北から北海道で、山形県が最多で全国の約4分の1を占め、次いで秋田、北海道、宮城の順となっています。この「東海林」と言う苗字の読み方、最も多い山形県では字の通り「とうかいりん」とまともに音読みするのが一般的なのですが、世間一般では、文字を見ただけではどこをどうしてそう読むのか見当もつきそうにない「しょうじ」と言う不思議な読み方が広まっています。この「しょうじ」と言う読み方の出どころに関して、レポーターが山形県内の東海林姓の旧家を訪れ、蔵の中に残されている古い文献などに「荘司」「庄司」と言う文字が見えていて、「東海林(とうかいりん)」氏が荘園の管理者を意味する「荘司(庄司)」と言う職に就いて、実際に「荘司(庄司)」氏を名乗ったときもあること、その一族が今の秋田県に移ったとき、「荘司(庄司)の東海林さん」がらいつしか「東海林」と書いて「しょうじ」と読むようになり、今でも秋田県では「東海林」を「しょうじ」と読むのが多い、と言う話が紹介されていました。「しょうじ」と言う難解な読み方が広まったのは、昭和の戦前に東海林太郎氏が一躍人気歌手として全国に知られるようになったことも大きいとされているようです。
「東海林」さんの分布について、「写録宝夢巣Ver10」([92775])により詳しく調べてみると、最多の山形県ではそのほとんどが山形市など村山地域に集中し、天童市で市内12位、東根市・尾花沢市でも20位以内、実数で最多の山形市でも25位に入る一方、南部の米沢・置賜地域や北部の最上・庄内地域ではあまり見られません。また、秋田県では、県南部に集中し、由利本荘市が最多で200件近くあり市内24位、横手市でも30位以内に入っています。
「写録~」を初め、出回っている苗字サイトの多くは、「文字」レベルであり、「読み」まで詳しく調べるには「紙」の電話帳で調べることが一番、と言うことになるのでしょうが、地域的にも近く東北各地から移住者が集まる仙台市にもかなりの「東海林」さんがいるのですが、仙台での読み方は両者が拮抗していると言うようです。また、やはり東北からの移住者が多い北海道では、「しょうじ」が圧倒的に多い、と言うらしく(以前にどこかでネットから見たのですが、どこにあったのか既に失念…)、全国的に見ると、結局「しょうじ」と「とうかいりん」の両者はやはり伯仲している、と言うことになるのでしょうか。
♯「東海林さん」の由来と読み方についての詳しい資料がこちらに出ていました。このサイトの作成者が山形県民のようなので、山形県の苗字に関しては大変詳しいものがあり、大いに参考となるものがあります。

少し横道にそれますが、「しょうじ」と言う読み方の苗字には、この「東海林」や数では最多の「庄司」を初め、いろいろなバリエーションがあり、東北地方に多いものが多く見られます。仙台市には「庄子」と書く「しょうじ」さんが非常に多く、特に青葉区に密集し、700件以上あって区内5位、若林区・太白区でも10~12位に入り、全国の7割近くが仙台市とその周辺に集まり、仙台では大変メジャーな苗字になっています。

それから、「仁科」さん。信濃国安曇郡仁科、現在の大町市付近がルーツとされ、仁科三湖仁科神明宮などがあります。この「仁科」と言う地名の由来は、「に」は「赤土」(=丹)、「しな」は「階段状の地形」と言う説が有力とされるようですが、「仁科」と言う地名はわが親父の田舎・西伊豆にもあります。観光名所「堂ヶ島」を擁し、西伊豆町の中心となっている地域ですが([83026])、信州の仁科とは何か地形的に共通点があるのでしょうか。気になります。
[92796] 2017年 4月 17日(月)22:20:09伊豆之国 さん
クイズの季節ですが…
[92793] Takashiさん
4月ももう半ばとなりますがまだ(ペアシティ七番勝負の)開催の告知もされていない
今回は開催を中止されても私たちは問題ございません
余計な詮索はしたくないのですが、やはり身の回りに何か深刻な事情でもあるのでしょうか?
それにしてもこの時期の一大イベントがないとなると、「華」がなくてやはり寂しい…。
…そこで、こちらのほうでもクイズのネタを作ってみました…。

でも、その前に、忘れないうちに…
[92770]
次に挙げる2つのグループの共通項は、それぞれ何でしょうか?
【Group A】 四街道市、大月市、四日市市、月形町
【Group B】 四條畷市、四万十市、四万十町、大月町
…【A】のほうはこれで全部ですが、【B】は他にまだあるようです。その自体名は何でしょうか?
ヒントの解凍は…

▲第一ヒント:こんな家紋の(こんなかもんの)→過去の難問(かこのなんもん)
▲第二ヒント:四街道市(1)、大月市(2)、四日市市(4)、月形町(2)
 これは…
自治体名駅名
四街道市四街道(総武本線)
大月市大月(中央本線)、上大月(富士急)
四日市市四日市・南四日市(関西本線)、近鉄四日市(近鉄名古屋線)、あすなろう四日市(四日市あすなろう鉄道)
月形町石狩月形・月ヶ岡(札沼線)

四日市市はアレから1つ増えました

と言うのは、近鉄内部・八王子線が2年前に近鉄から分離して「四日市あすなろう鉄道」になったのに伴い、名古屋線の改札とは別々になっていた(名古屋線の高架化の際に分離)内部線の駅も近鉄四日市駅から独立して「あすなろう四日市」駅となったことにより、それまで3駅だった([78406])四日市市内の「四」のつく駅が1駅増えて4駅となったからでした。一方
月形町は、近い将来【B】になるかもしれません
と言うのは、以前から落書き帳をにぎわせているJR北海道の大赤字・超閑散路線の存廃問題([91295] 山野さん、他)で、札沼線の末端部分(北海道医療大学駅以北)も廃線候補に上がっており、月形町内にある2駅もこの区間に入っているからです。
▲第三ヒント:良く仕上がった三月(よくしあがったさんがつ)→三がつく市があったよ(さんがつくしがあったよ)

…ということで、共通項は…
「四」または「月」がつく市町村で、
【Group A】…その自治体内に「四」あるいは「月」がつく鉄道駅がある
【Group B】…その自治体内に「四」あるいは「月」がつく鉄道駅がない

したがって、【Group B】の残る1市は、「四国中央市」。
これは、「四月」がテーマだった超難問「第31回十番勝負・問四」関連の問題だったのでした。

さて、本題のクイズ。
「十番勝負もどき」ですが、対象となるのは「村」です…。
以下の各問に列挙した、現存する「村」にはある共通する特徴があります。それは何でしょうか?
同じ特徴を持つ村をそれぞれ一つだけ挙げてください。

【問X】 山形県大蔵村、福島県中島村、神奈川県清川村、山梨県小菅村、熊本県西原村
【問Y】 岩手県野田村、福島県中島村、富山県舟橋村、岡山県新庄村、大分県姫島村

▲いきなりですが、ヒントも差し上げます…。各問において、それぞれ該当する「市」をいくつか挙げると…
 問X :富士見市、多摩市、綾瀬市
 問Y :福島市、我孫子市、阪南市
[92780] 2017年 4月 8日(土)12:52:03【2】伊豆之国 さん
Re:サイトウさん(地名編) & 静岡市
[92775]で「サイトウさん」の分布について書き込みましたが、今日はその「斎藤・斉藤」のつく地名について調べてみたことから。
「斎藤」地名でまずすぐに思いついたのが、横浜市神奈川区の「斎藤分町」。この町名の由来について調べようとしましたが、うまく見つかりません。何か情報がありましたら教えてください~。町内には市立「斎藤分小学校」もあります。
浜松市北区の旧引佐町には「小斎藤」と呼ばれる地区があります。昭和39年11月に全廃された遠州鉄道奥山線に、その前年5月に部分廃止されていた区間に「小斎藤」と言う駅がありましたが、既に戦時中に休止され、そのまま復活することもなく廃線の日を迎えたようです(wikiより)。
[92708]でリンクした奥山線廃線跡のレポートにも、この「小斎藤」駅跡と見られる場所が出ていましたが、こちらを見ると「小斎藤ポケットパーク」の札が立っている一方、バス停名称は「小斉藤」となっていて(こちら)、「さい」の字が不統一になっています。「斎藤」さんと「斉藤」さんの勢力が拮抗している地域であり、地元でも表記が混乱しているのか、あるいは「どちらでもかまわない」と思っている人もいるのでしょうか?
愛知県扶桑町には「斎藤」と言う大字があり、そこの小字に「緑」と言うのがあって、つなげると「斎藤緑」…女性のフルネームになる地名があることは、過去ログにありました([89942] オーナー グリグリさん)。隣の小字には「旭」と言うのもあって、これぞまさに「名カップル」ができますねぇ~。
京都市下京区には「斎藤町」があります。四条大橋の西側の袂、鴨川沿いに料亭などが立ち並ぶ風情のある花街を形成しています(Street View)。地名の由来は、ここに住んでいた人の苗字に由来しているのでしょうか。
「斉藤」のほうでは、愛知県西尾市に「斉藤町」があります。こちらは新田開発者の苗字から来ているのでしょうか。
長崎県長与町には「斉藤郷」と言う地名があります。この一帯、隣の時津町にかけて「何々郷」と言う地名が大集合し、独特の「地名風景」を醸し出しています。

「いつもNAVI」で検索すると、「斎藤」のつく地名が全国に12箇所、「斉藤」は18箇所ヒットし、共に東北地方が多いのですが、小字クラスと見られる地名がその多くを占めているようです。浜松市の「小サイトウ」はいずれの字体でもヒットしませんでした。

[92776] 山野さん
静岡市、政令市初の70万人割れ
無理矢理な合併で政令指定都市になっちゃいました感
人口が70万人を割っても政令都市の「資格剥奪」はない、ということですが、どうしても「体面を保つ」と言うなら、どちらも電話が市内局番からかけられる、水産業で名高いY市、蹴球が盛んだった(既に過去形?)F市と合併、と言うことにでもなるのでしょうか…?

♯「斎藤緑」についての過去ログ関連を追記
[92775] 2017年 4月 6日(木)22:56:54【2】伊豆之国 さん
サイトウさん
久々に「苗字」ネタです…。
今日の「1チャンネル」から。この新番組の、第1回の特集は「サイトウ」さん。番組では、正式に書くと恐ろしく難しい「サイ」の字のバリエーションや、苗字の由来となった伊勢の「斎宮」などが出てきましたが、この番組では出てこなかった「サイトウさん」の「サイ」の字はどちらが多いか、地域による分布の違いについてのお話を書き込んでみようと思います。
「サイトウ」と言う苗字には、最も代表的な書き方で見ると、「斎藤」と「斉藤」(旧字体ではそれぞれ「齋藤」「齊藤」)の2つにまず大きく分けられます。「斎」と「斉」は本来別の字なのですが、混用されることが多く、「『斎藤』と書くとき、気づかずに『斉藤』と書く人もいる、知っていても『斎藤』を『斉藤』と転用・俗用する(佐久間英氏著「お名前風土記」(昭和46年初刊)より)」こともよくあり、「さい」の字を間違えられると不快な思いをする人も多いようですが、元々は同系統の苗字とされているようです。この「斎藤」と「斉藤」の分布状況について、大雑把に見ると、東日本では「斎藤」、西日本では「斉藤」が優勢、と言う傾向になるのですが、両者の分布状況を見ると、古くは佐久間英氏、最近では森岡浩氏らの調査によって明らかになってきた「苗字の東西境界線」(信越・岐阜・愛知以東と三重県のうち伊勢北部が「東」、それ以外の三重県と北陸・近畿以西が「西」)とは微妙にずれていて、このラインより東の信越両県では「斉藤」のほうが「斎藤」より圧倒的に多く、静岡県でも「斉藤」のほうが優勢となっているのに対し、それより西の北陸3県と愛知・三重では再び「斎藤」のほうが多くなり、「愛発関」([87452],[92773]山野さん,他)と鈴鹿山脈をそれぞれ越えて近畿に入ると再び「斉藤」が多くなる、という複雑な分布状況になっているのです(こちらより)。
大都市部や「斎藤」「斉藤」姓のランキングがそれぞれ高い県など、いくつかの県について分布状況を調べてみました(「写録宝夢巣Ver10」による。(-)は県ランク201位以下)。

県名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
全国113,254(18)66,044(40)
北海道9,244(15)5,997(19)
宮城5,952(10)1,415(41)
山形9,510(4)650(78)
福島7,889(4)1,803(28)
群馬4,283(7)1,016(86)
東京9,713(14)4,563(34)
新潟2,436(31)6,428(7)
石川316(144)185(-)
福井1,444(16)447(76)
長野430(-)2,830(26)
静岡2,462(42)4,015(24)
愛知3,225(69)1,802(135)
三重738(103)309(-)
大阪475(-)2,937(61)
島根177(-)1,102(16)
広島200(-)1,145(80)
徳島306(121)590(52)
香川74(-)590(72)
福岡159(-)1,701(84)
宮崎101(-)1,244(25)

こうしてみると、「サイトウさん」の分布状況、確かに西日本では「斎藤」さんはほとんど見られず、徳島県など一部の例外を除いて「サイトウ」と言えばほとんど「斉藤」、と言うのは、やはり「西日本のほうが東日本に比べて字画の少ない苗字が多い」という全体傾向にこちらも当てはまっているのでしょうか。ただ、西日本では「サイトウさん」の絶対数が全般的に少なく、「斉藤」さんの実数では、信越での圧倒的優位と、「斎藤」さんが多い東北や首都圏でもかなりな数があることもあって、やはり東日本のほうが多いと言うことになるようです。北海道で「斎藤」「斉藤」が共に20位以内に入っているのは、東北・北陸地方からと並んで新潟県からの移住者がかなりな数に上っていることも影響しているのでしょうか。

「斎藤」さんの多い上位5県…埼玉(10,482)・東京(9,713)・山形(9,510)・神奈川(9,319)・北海道(9,244)
「斉藤」さんの多い上位5県…新潟(6,428)・北海道(5,997)・東京(4,563)・静岡(4,015)・大阪(2,937)

先に述べたように、「斎」と「斉」は意味も異なる別の字なのですが、同じようにルーツは同じで字面も似ていても、全く異なる別の字である「菊池」と「菊地」([71948])の場合とは若干違って、お互いに通用・混用されると言うのは、どうも古くからあったらしいようなのが不思議なところです(こちら)

さらにいろいろと調べてみると、新潟県と静岡県では「斉藤」と「斎藤」の分布状況が興味深いものになっていることがわかったのでした(ここでは(-)は市ランク101位以下)。

【新潟県】
市名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
新潟1,011(20)2,074(11)
村上57(31)119(12)
新発田130(30)631(4)
長岡115(-)411(23)
上越56(-)410(13)
糸魚川26(-)423(2)

【静岡県】
市名斎藤(ランク)斉藤(ランク)
静岡市葵区32(-)258(28)
三島50(78)183(14)
沼津70(-)361(14)
富士108(72)411(18)
掛川21(-)114(42)
袋井43(67)21(-)
磐田194(26)80(78)
浜松722(29)355(81)

※10年以上前のデータなので、新潟市と浜松市は合併直後・政令指定都市施行以前、村上市と富士市は近隣町村との合併前の旧市域の件数。

新潟県を見ると、上越地域では「斉藤」さんが圧倒的に多く、やはり「斉藤」が多い長野県と同傾向にあるようなのに対し、「斎藤」さんが非常に多い山形・福島両県からの流入も多いと思われる新潟市やそれ以北の下越地域では、「斉藤」のほうがやはり数では多いものの、「斎藤」との差は縮まる傾向が見られるようでした。また、静岡県では、駿河・伊豆地域では「斉藤」のほうが圧倒的優勢なのに対し、浜松市を中心とする遠州中西部では「斎藤」のほうが多く、その境界線が掛川・袋井両市の境界線という「微妙な位置」にあるというのは驚きの新発見?でした…。

「斎藤」氏の発祥地である三重県には、「斎藤」さんは案外少ないのですが、一族が栄えた越前国では、今も「斎藤」さんが多く、ゆかりの地とされる疋田([92773])がある敦賀市には少ないのですが、勝山市で市内4位、鯖江市で5位に入るなど、嶺北地域に多く見られます。

♯表現を一部修正、分布状況その他について追記
[92770] 2017年 4月 1日(土)15:07:29伊豆之国 さん
四月の雨に降られて… & 淀川越え
今日から卯月ですが、今日の話題は、耶馬溪の奥にあるここではなくて、石見銀山にも程近いこちらです(笑)…。

まず、クイズから。
次に挙げる2つのグループの共通項は、それぞれ何でしょうか?

【Group A】 四街道市、大月市、四日市市、月形町
【Group B】 四條畷市、四万十市、四万十町、大月町

…【A】のほうはこれで全部ですが、【B】は他にまだあるようです。その自治体名は何でしょうか?

▲第一ヒント:こんな家紋の(こんなかもんの)
▲第二ヒント:四街道市(1)、大月市(2)、四日市市(4)、月形町(2)
  …四日市市はアレから1つ増えました。月形町は、近い将来【B】になるかもしれません。
▲第三ヒント:良く仕上がった三月(よくしあがったさんがつ)

♯史上初の「大阪対決」となった「選抜」、結果は「淀川越え」に…。
[92726] 2017年 2月 25日(土)22:20:11伊豆之国 さん
高砂の尾上の桜咲きにけり & 静岡市
「ご当地」の河津桜が見ごろですが、まだ見に行ったことがありません…

さて、今日の「アド街」は、かの「寅さん」の柴又の隣町・葛飾区高砂、昔の名前は「下総国葛飾郡曲金村」。
番組の中でも出てきましたが、なぜ「曲金」が「高砂」に変わったのか、と言うその由来が紹介されていました。
朝日新聞社会部編「東京地名考」下巻(昭和61年…[85184]ほか)に同じ内容の記事が書かれていましたので、引用させていただきます。
地元では、かねて語調がよくないと気にしていたらしい。明治9年には地租改正を機に、須磨・明石・朝妻・墨田・出雲・吾妻、それに高砂など、謡曲にちなむ地名を全国から選び、小字名とした。その中の高砂を、最も縁起がよいと町名に昇格させたのである
「東京地名考」によると、「曲金」の地名は室町時代に既に記録に見えており、古い由緒ある地名だったそうです。「曲がった金」では印象が悪い、とはいえ、「曲金の供養碑の一つも欲しい気もするが…」と言うくだりも書かれていました。

「曲金」と言う地名は、静岡市駿河区には今も健在です。また、福岡県香春町には平成筑豊鉄道に同音の「勾金」という駅があります。駅付近の大字名には見当たらず、明治22年の町村制施行時に発足し、昭和31年に消滅した勾金村に由来するものと思われます。これらの地名と、葛飾の「曲金」との間には、何か由来に共通項でもあるのでしょうか?
[92708] 2017年 2月 18日(土)22:33:53伊豆之国 さん
大河ドラマの里を走っていたミニ鉄道
今晩の「アド街ック天国」は、今年の大河ドラマの舞台、そして「ご当地」の遠州太郎さんが「(戦国市盗り合戦の)初代浜松城主」まであと一歩と迫っている、鰻と楽器作りで名高い政令指定都市・浜松市。番組中では、以前に話題にした、三方ヶ原合戦にまつわる逸話が残っている「小豆餅」「銭取」の地名の由来([61534],[83671] k-aceさん) も出てきましたが、番組には出てこなかったものの、大いに気になったのが、その「小豆餅」駅・「銭取」駅( [83671])、そして大河ドラマの主人公・井伊直虎ゆかりの「井伊谷」と言う駅もあった、昭和39年までに全廃された軽便鉄道「遠州鉄道奥山線」([78758],[78729] YASUさん)。
以前[78758]で書き込んだのとダブるところもありますが、奥山線の現役時代の写真、そして廃線跡が今どうなっているのか、ブログ、近況レポートがいくつか見つかりましたのでここに紹介しておきます。

地方鉄道1960年代の回想(2012~14年)…私がコメントした記事もあります。
遠州鉄道奥山線探索(2011~12年)
軽便鉄道廃線跡をたどるバス路線(前編)…遠鉄バス・奥山線(2011年)
奥山線Walking
[92700] 2017年 2月 10日(金)21:30:08【1】伊豆之国 さん
高千穂大学はどこにある? & 白山市
明日は建国記念の日。そこで、昨年([89968])に続いて、今年も「神話」にまつわる話題から。

もう2ヶ月近くも前ですが…([92106])で出したクイズ
「高千穂大学」と言う大学があります。どの都道府県にあるのでしょうか? 宮崎でも鹿児島でもありません

正解は…「東京都杉並区」でした。
ちなみに、キャンパスはもとより、グラウンド・寮その他の付属施設も、九州にはありません。
では、「高千穂」の由来はと言うと…Wikiによれば
創立者川田鐵彌が高千穂小学校と名付けたことに始まり、一貫して学校名に高千穂を冠している。 日本の建国神話に由来する日本人の心のふるさと、天孫降臨に象徴される日本民族の精神的な発祥の聖地、すなわち日本人の精神的原点を指している
と言うことだそうです。
学校の沿革によると
明治36年 川田鐵彌が、大久保に高千穂学園の起源となる高千穂小学校を開校
昭和25年 学制改革により、高千穂商科大学としてスタート(商学部商学科)
平成13年 高千穂大学に名称変更
などとありました。

ところで、「高千穂」と言う地名は、高千穂峡・天岩戸や「高千穂神楽」で名高い宮崎県高千穂町と、その宮崎県の南側、鹿児島県の境にそびえる霧島連山の高千穂峰(山頂は宮崎県高原町…微妙な4自治体接点の近く)の2箇所が知られています。戦前、その「高千穂」はどこにあったか、と言うことを巡って「宮崎県と鹿児島県が裁判で争った」と言うことが、樋口清之氏著「逆・日本史4」と言う本(昭和63年初版)の中に書かれていました。
高千穂がどこにあったかで、宮崎県と鹿児島県の人たちが争い、現在の最高裁判所にあたる大審院にまで持ち込まれたことがあった。(中略)結局、このときは大審院が「判断する必要なし」として訴訟を取り下げた


話は変わって、昨日、社用で「(戦国市盗り合戦の)初代駿府城主」星野彼方さんの故郷・白山市に日帰りで出張してきました。行きは東海道新幹線で、米原で北陸線に乗り換え、と言うコースだったのですが、岐阜県内に入った頃から雪が降り出し、関ケ原を越える頃には本降りに。滋賀県内に入るとさらに降り方も激しさを増し、米原駅では接続する東海道線京都方面からの電車の遅れで、北陸線の特急も遅発。ところが「疋田越え」([87447] ペーロケさん)で福井県に入って窓の外を見ると、なんと積雪は全くなし。時折雨も混じったものの、どんよりとした曇り空。待ち合わせた小松駅で降りたのですが、やはり積雪はゼロ。結局、その日の用事を全て終えて小松駅に戻ったときも同じ天気で、雪国へ出かけるためにわざわざ買った新品の防寒靴は、出番なしと言うことになってしまいました…。
小松から金沢に出て、いよいよ北陸新幹線に「初乗り」。トンネルの多い路線で、外の景色が見えるところも少ない上、長旅の疲れで睡魔も襲来…。でも外を見ていると、やはり富山県内までは雪なし。ところが新潟県に入ると平地でも地面に白いものがちらほら。昨年末に大火があった糸魚川の被災地は、ホームの壁と不透明の窓に遮られて車窓からは見えませんでした。上越妙高を過ぎると、雪こそ降っていなかったものの、長野の手前ぐらいまでは一面の銀世界になっていました。場所ははっきり覚えていないのですが(おそらく糸魚川から長野までの間)、斜張橋らしき割と短い橋が見えたのですが…。
今日になってみると、東京西郊の我が家の辺りも午後から雪が降り出し、夕方前には庭も屋根も真っ白。北陸地方も大雪とかで、雪に慣れていない私には、今になって「昨日行って本当によかったなぁ」と思ったのでした…。
[92662] 2017年 1月 29日(日)22:30:30伊豆之国 さん
Re2:第44回十番勝負を振り返って(難問化、戦術編) & 厚木市
前回[92644]も書き込んだ超難問「問九」には、まだまだいろいろと議論が出ているようですが、設問の趣旨とか適切性とかの判断はここではひとまず措くこととして、ここまで難解になった原因としては、私が思うところ、次の2つが大いに影響しているのではないか、と見ているのですが。

・第二ヒントがまずかったのではないか
「県境は一つだけ」という解を素直に読むと、「他県と一つだけ接する」と推測でき、離島絡みを除いても明らかに2県と隣接している熊野市や桑名市などがOKとされていることは、ヒントと矛盾し、説明がつかないのではないか。
・お題の市の選び方が適切ではなかった
お題に挙げられている市は、いずれも他の1県とだけ隣接している。2県と隣接していても、共通項に適合している市を一つは入れるべきではなかったか。(該当しない市の差し替えは、出題者の精査不十分と見て、ここでは深く追究しないこととします)

…というところでしょうか。

それと、前に([92644])「幾何学問題」だから「クイ図」向きだ、と書いたのですが、和泉国の数珠繋ぎを始め、お互いに隣同士の市が共に「該当する市」になっているところが多いので、ひょっとして「ペアシティ」のほうで出したら案外面白そうだ、も思ったのですが…例えば

【問X】該当するペア:金沢市・白山市、岸和田市・貝塚市、山口市・周南市、三豊市・観音寺市、観音寺市・四国中央市
 (該当しないペア:横浜市・川崎市、桑名市・四日市市、尾鷲市・熊野市、米子市・境港市)

なんというのはいかがなものでしょうか?(でもかえって難しくなり、やはり無理?)
それと、オーナー グリグリさん
[92610]
問九:八戸市、横浜市、泉佐野市、泉南市、阪南市
該当しない市:三豊市、唐津市、阿蘇市
該当しない市が仙台市に直っていませんね。

[92658]
入門コースに出題してもおかしくないような問二(戦前施行)を始め、問三(学院大学)や問七(漁港)など、これまでならすぐに解答ラッシュになるような問題に想定以上に時間がかかっていたのには驚きました

こちらについては、[92660] で「桑名城主一文字伊勢守」殿が触れていられますので、一部重複しますが、まず過去にも多くの類題が出てきた問二については、このような「施行期日」関係の設問の場合、共通項が推測できた段階で、今までだったらまず「市区町村雑学」の中の「市制施行日・市の誕生日・市名誕生日」のページを見ることによって共通項を見つける、と言うことが多かったのでしょうが、今回のでは「データベース検索」という新たな方向からであったため、かえって「市制期日」という共通項を容易に見つけられず迷路にはまってしまった、と言う人が多いのではないかと思うのですが。問三の場合は、「何々学院大学」があることが容易に推測できそうな市、例えば甲府市(山梨学院大)とか西宮市(関西学院大)などがお題に入っていれば、相当難度も下がったと思われるのですが。

…出題に関する疑問・突っ込みはこのくらいにして、ここからは「戦術編」に。

今回の十番勝負では、今まで以上に「市盗り合戦」を意識した答え選びに徹したこともあり、全正答中7問が過去に正答した市を答えることになりました。三嶋大社を奪い返し、昨年秋の「みちのく独り旅」([91505])で政宗公の前で誓った「青葉城盗り」には2歩前進、「お礼参り」できぬままいったん盗られた鹽竈神社は一晩で取り返し。「守り」も忘れず、本拠の小山田城([87301])、「名誉領主」([87441] 白桃さん)と言うことになっている母方ゆかりの川越城、それに虚構の世界の水軍の根城?熱海城でそれぞれしっかり1万石を上積み。その一方、「修禅寺」と「黒船の港」は結局今回は攻める機会を得られず、「伊豆国完全制覇」の野望は次回以降に持越金山(現在の伊豆市(旧天城湯ヶ島町)にあった金鉱山、昭和末期に採掘中止)となりました。

ところで、[92644]で出した「八戸市ウルトラクイズ」の正解発表を。
【祝・伊調馨選手五輪4連覇&国民栄誉賞受賞、八戸三社大祭世界無形文化遺産登録記念 ウルトラクイズ一本勝負】
問Z:八戸市、川越市、千葉市、銚子市、諫早市(想定解:6市、該当しない市:塩竈市、中野市、八幡市)
ですが、

▲第一ヒント:元妻たちが奪い(もとつまたちがうばい)→津幡町も該当(つばたまちもがいとう)
▲第二ヒント:茂吉が遺志も消え(もきちがいしもきえ)→基地も駅も市外(きちもえきもしがい)
▲第三ヒント:名取氏の腹いせ(なとりしのはらいせ)→伊勢原市の隣(いせはらしのとなり)

共通項は「市名の前に『本』が付く駅がある」(「本」は「ほん」でも「もと」でもよい。「本銚子」(銚子電鉄)だけは「もと~」、それ以外は「ほん~」)と言うことで、正解は「本厚木」駅がある「厚木市」でした。
該当しない駅は、塩竈市は「本塩釜」駅、「本中野」駅は群馬県邑楽町(東武小泉線)、「本八幡」駅は市川市。
[92650] ぺとぺとさん
一昨年の6月頃にオーナーが訪問された健康優良都市ですね。私の大切な領国でもあります。ちなみに女性用高級下着メーカーの本拠地は、JRの駅と同様お隣のえび~にゃの市ですね
まさにご名答でした。
それにしても、「小田原攻め」、お見事でしたねぇ~。ただ奪い返しただけでなく、「これでもか、これでもか」と速攻3連発でダメ押し。もう脱帽です…。
「Own Goal」による「棚ぼた」で、「犬山」と言う名の城下町にある「猿山のボス」に復帰と言うことになりましたが、こちらは当方には執着はありませんので捲土重来のチャンスを与えましょう。ただ、東海地方は群雄割拠、木曽川に面する国宝の名城を巡る攻防は今後さらに激しくなりそうですが…。

ここからは、呟き(蛇足)…。
Nさん、次は桜鍋を最高級ブランド牛のすき焼きに変えましょう。遠州太郎さん、初代井伊谷城主はもう目前ですね。k-ace さん、遠路はるばる南の島まで行かれた甲斐がありましたね。三嶋大社は約束どおり取り戻させていただきましたが(笑)。
[92644] 2017年 1月 27日(金)00:00:06【1】伊豆之国 さん
Re:第44回十番勝勝負を振り返って(問九迷走・入門コース)
多くの参戦者から「迷走の原因」「複雑怪奇な共通項」「問題としての疑問点、適切性」等々、数々の議論を呼んでいる「十番勝負史上最強(最凶?)の超難問「問九」ですが、私からも今回の苦闘・迷走の感想を述べさせていただきます。
最初に、「第一」が「複数でもかまわない」、「第二」が「県境は一つだけ」と解け、一見相反する内容とも読み取れる二つのヒントと、お題の市の地図を眺めているうちにまず思いついた共通項は「海に面し、他の1県と隣接する」「県外の隣接自治体は複数でもよい」というものでした。でもこれでは想定解が多すぎるため、お題の市とここまでの正答の市を眺めていると、更に「県境と海岸線とはお互いに接しない」、これは[92624] で白桃さんがおっしゃっている通り
海岸線と都府県境をもつが、その二つが連続しない市
とほとんど同じものだと考えていました。しかしこれでもまだ想定回数が多すぎ、「+α」があるのでは、とあれこれ考えているうちに第三ヒントが出て、これを「企画が問題」([92566] 白桃さん)とか「規格が問題」と読んで、過去の「○○特集」と銘打った企画とか、「規格」から道路方面などいくつか当たったものの手がかりが掴めず、同時に「第二」までで考えていた共通項に合っていた津とか鈴鹿がNGと出た理由も全くわかりませんでした。その後NGの市が三豊から仙台に入れ替えられて大騒動。実はこの時点で三豊市については調べておらず、仙台がNGの理由は「ひょっとして隣接数が多すぎるから?」と「隣接自治体数」かとも思ったのですが、これも他を見るとそうとは思えない。第一ヒントの解が出てこれは予想通り、第四ヒントは「三つで囲んでいる」だろうと読めましたが、何が三つなのかいまいちよくわからない。第二ヒントの解も予想通りでしたが、明らかに2県に隣接し第二ヒントに矛盾している熊野市が何で正解なのがびっくり仰天、これはいったい何なのか?…。第三ヒントの解も、予想もしなかった「幾何学問題」。これでは「クイ図」のほうがよっぽど合っている!? 第五ヒントは「海と県境と」、これも最初の想像通りだったものの、「あと一つ」が何なのか? 「第六」は解けはしたもののどれとどれが「群」なのか? 第七ヒント「反対も見よう」から、「お隣の市の向こう側」では?かと考えて、NGの鈴鹿の隣を見ると、津は奈良県、四日市と亀山は滋賀県と、それぞれ違う県と接している。そんな無理な屁理屈を作って津の南はどうなのか、と一か八かで当たったものの見事に外れ。そのあとの解説ヒントを見ても、複数自治体を囲んでいる、と言うことだけで、結局最後までよく飲み込めないまま。やはり、これはむしろ「クイ図」向きではないかと思ったのが正直な感想でした。思うに、この問は最初に思っていた、前記の白桃さんが推測したような「海岸線と都府県境をもつが、その二つが連続しない市」と言うような割と気づきやすい共通項であったならば、正直で綺麗な良問だったのが、それに「+α」を加えるために無理な小細工をして複雑化した結果、これまでめったに「石高を没収された」ことがないような成績優秀者(私もこの仲間に入る?)の多くも読み違えるような超難解な「愚問」と化してしまった、と言うことでしょうか。

苦闘を強いられた今回の十番勝負、一般コースをようやく完答したところで、過去にも何度か「気分転換」で参入した入門コース、今まではあえて完答することを避けていたのですが、今回始めて完答することになりました。
こちらは簡潔に、一般コースと同じく回答した市にゆかりの選曲でまとめました。
まず、「戦略上の理由」から、先に解答した7問。選曲の理由と共に。

問A・問H~ここはどこの細道じゃ~
…土蔵の町並みで名高い埼玉県最古の市が発祥と言う、ご存知のわらべ歌。
問C~つづら折り…浄蓮の滝~
…昨年末の恒例の歌番組で熱唱していました。
問E・問G~富士の白雪やノーエ~
…この地に伝わる民謡より([91283])。
問F~Heavy Rotation~
…この選曲の意味がわからない人は、[76154],[89119]こちらにヒントが隠されています…。
問J~から竹の浮名の下に枯れ果てし 君が心は大和撫子~
…お吉の生き様に同情した新渡戸稲造が詠んだ和歌(下田市・宝福寺HPより…[89119])。

ついでに残りの3問も答えることにしました。こちらは「戦略」からは離れて。

問B~Central Freeway~
…毎度のことながら、超ワンパターン…。
問D~大和なでしこ七変化~
…「なでしこ」の主力として活躍した宮間あや選手の故郷にちなんで。
問K~会津磐梯山は宝の山よ~
…これは説明の要なし。

…ところで、頭を散々悩ませた今回の「八戸市十番勝負」。実は私がだいぶ前からしたためていた、「八戸市」が絡んだ「残り1市」を答える「ウルトラクイズ」をここで披露することにします…。
世間一般の人にとっては、どこがどう変わるのか意味もよくわからないような「中核市」なるものよりも、遥かに関心の高そうな「八戸市」にまつわる大きな話題から。題して…

【祝・伊調馨選手五輪4連覇&国民栄誉賞受賞、八戸三社大祭世界無形文化遺産登録記念 ウルトラクイズ一本勝負】

問Z:八戸市、川越市、千葉市、銚子市、諫早市(想定解:6市、該当しない市:塩竈市、中野市、八幡市)

▲第一ヒント:元妻たちが奪い(もとつまたちがうばい)
▲第二ヒント:茂吉が遺志も消え(もきちがいしもきえ)
▲第三ヒント:名取氏の腹いせ(なとりしのはらいせ)

…見事正解された方には、抽選で女性用高級下着セットをプレゼントします(もちろん嘘)。←これも大ヒント!!

♯「戦術編」は次回に…。
[92636] 2017年 1月 25日(水)23:28:59【1】伊豆之国 さん
第44回十番勝負を振り返って~行きはよいよい、帰りは怖い~
例によって、今回も十番勝負の感想文を書かせていただきますが、一言で言うと今まで経験したこともないような手ごわい問題に苦闘の連続。ようやく最後の問題を出直し解答したときは、(十番勝負に参戦して間もない頃を除いて)最悪の成績と言う、まさに散々の結末でした…。
では、回答できた順に。

問八~逢ふことを阿漕ヶ浦に引く網の~
初日はどれも解けないまま過ぎ、2日目になってようやく最初にわかった問題。「人口減少1000人以上」。ここはまず別海の罠にはまった過去の借金返済。
ところで、この問八の第二ヒント、あの「大野氏はくだから」(第24回・問九)と同様、「並べ替えなし」だったのですねぇ…。これが「…ぐだから」のときのような大騒動にならなかったのは、その時点で既に共通項がほとんど見えていたからでしょうか?

問六~時は巡り、また●が来て~
これは、3年半前に酷暑の中を歩いた「十万石饅頭」の町が出てきたことで閃いた。第24回・問六と全く同じ! 「6回以上編入」。前のときにも出ていた、3ヶ月半前の道中で白鳥、いや「城盗り」を公言した「青葉城」([91505])がまだ出ていない。ここを取るのは当然の流れ。

問十~あれはエーと、ソリャ、大漁だね~
ここまで出てきた答えから「読みの真ん中に別の市の読みが隠れている」。悪天候に阻まれてお参りできなかった間に楽天ならぬ常陸の鷲にさらわれた鹽竈神社を一夜で取り戻し。社殿の中に「なまはげ」が隠れていたのでした(笑)…。

…結局、ノーヒントで答えられたのはこの3問のみ。十番勝負参戦間もない頃のペースに戻ってしまいました…。

問五~駅にはこの地の名を得たる 官幣大社の宮居あり~
こちらもこれまでの答えから、こちらも「読み系」だと。「最初と最後が同じ行」。大砲を打ち込まれて丸焼けからの再建を目指した伊豆国一宮が残っている。今回最も気合が入った一番(笑)。

問七~伊豆の山々、月淡く~
ここからはしばらく「防衛戦」が続くことに。答えの流れから「海」系だと薄々気づいていたところ、第一ヒントが「二種は対象外」と解け、そこからいろいろ調べて行くちに「漁港」にたどり着いた。「第3種」と「特別第3種」に該当する市をあたってみるとちょうど合っている。その中に、干物作りでも名高いご当地の「網代」があった。

問二~行きはよいよい、帰りは怖い~
第一ヒントは全く解けず、第二ヒントは「データベースで検索」と解けたものの何がそうなのかいまいちわからず。やっと第三ヒントが「ある日が境界」では、と読めて、データベースから「市の施行日」を見ると当り。母方の祖母の故郷の、土蔵と薩摩芋でも名高い埼玉県最古参の市で1万石上積み。

問四~名さえゆかりの小山田三つ葉~
第一ヒントから「酉年」にちなんで「鳥」関係だとわかったものの、合併・郵便局などいろいろ当たったもののどれも外れ。こちらもようやく第3ヒントまで来て「市の標識」だと。位置も見慣れている地元の市のがなんとなく「鳥」に見えそうだ、と思ったところ、市のHPにはっきり「鳥形」と書かれている。これで地元でいよいよ10万石に王手。

問三~春高楼の花の宴~
お題の弘法大師の故郷から、「伊良部クラゲ」の尽誠学園が真っ先に浮かんでその先が進まず。「第一」も「第二」も解けはしたものの曖昧すぎて意味不明。第三ヒント、「しりつ」は「市立」か「私立」か。そこで地図を開いてみると、弘法様の故郷には「四国学院大」がある。相模原には青学、Webから「学院大学」を検索して一つ一つ当たってみると、その所在地が全て当たっている。「しりつ」は「私立」だとわかる。杜の都には東北学院大。今回2度目の指名で、「青葉城盗り」にまた一歩近づいた。

問一~富士は日本一の山~
お題にはいずれもごく最近「祭り」関係で話題になった市が並んでいたものの、想定解数が全然違い、その「祭り」関係で他に何かあるかと調べてみたもののどれも合わず。「これは引っ掛けかも」とみると、やはり初回採点で誤答の嵐。先には全く進めぬまま、ようやく第一ヒントの答えが出て、第二・第三と突き合わせると「県内・県内を問わず、最初の読みが同じ町と隣接」だと。「富士」つながりから、静岡県東部で未解答だった、世界遺産の神社と滝がある、「焼きそば」でも名高い市を。

問九~若人ら、眉上げよ~
意味不明のヒントに、恐ろしく複雑でわかりにくい共通項。とにかく迷走に迷走を重ね、やっとのことで出直しの末ようやくたどり着いた史上最強の超難問。詳しいことは次回改めて書くことにしますが、他の方々もおっしゃるとおり、一言で言うと「これはやり過ぎでは」と口をそろえていうのもまさにその通りだと私も思います。「海」と「県境」だけなら比較的わかりやすかったのでしょうが、「+アルファ」が非常にわかりにくく複雑だったことが超難問となった最大原因でしょうか。
結局、「三井」が駄目なら「住友」で、と言うことにしてようやくセーフとなったのですが、三本松の大先生曰く「こちらもNGなのでは」([92624])と言うのでは、もはやこの問題自体が既に「破綻」しているのでは、とさえ疑う声が出るのもうなずけるような気がしますが…。

♭今回の選曲は…
問八:この市の名所「阿漕ヶ浦」を詠み込んだ、古くから伝えられる和歌ですが、歌集によりいろいろなバージョンがあるようです。
問六:仙台駅ではこのメロディーがあちこちで流れていますが、このフレーズは時期はずれなので、この文字は伏字。
問十:ご存知、松島を歌った民謡より。
問五:鉄道唱歌東海道編・16番([88652],[71778] hmtさん)の後半の歌詞。
問七:私のカラオケ十八番(嘘)…([84609])。
問二:おなじみのこのわらべ歌は、幕末には10万石を割っていた([72830] hmtさん)この城下町が発祥と言われています。
問四:「町田音頭」の5番の歌いだし。数年前にこの野菜が地元のスーパーで売られていたのを見たことがあるので、まだまだ栽培は続けられているのでしょう。
問三:この唱歌の作詞者はこの市にゆかりの人なので、ここの古城もモデルの一つと言われているようです。
問一:これは説明の必要はないでしょう。
問九:昭和50年の夏の甲子園で準優勝した、新居浜商業高校の校歌の歌い出し。…この市には四国八十八箇所の霊場はないのですね…。

♯今回の副題には、問二で選んだこの歌を。まさに今回の苦闘にぴったりの選曲です(泣)…

※書き込みの途中で誤操作したため、いったん[92633]を削除した上で改めて書き込みし直しました…>[92635] k-aceさん。
[92583] 2017年 1月 21日(土)14:07:18伊豆之国 さん
十番勝負(入門コース)
残りの3問も答えてみます。

問B:府中市(東京都)
問D:大網白里市
問K:会津若松市
[92582] 2017年 1月 21日(土)10:31:36【1】伊豆之国 さん
十番勝負(入門コース)
三井に振られて住友でようやく上がり、とにかく長くてつらかった…。最終着順24位というのは、完答できた回では何と初参戦から3度目だった第19回の28位に次ぐ低順位。でも、三嶋大社を奪還し、昨年秋の道中で誓った「青葉城盗り」([91505],[91824])に2歩前進したのはともかく収穫でした…。

…ということで、悪戦苦闘の気分転換に、今回も入門コースに入って行きます。
とりあえず、「戦略上重要な」市をいくつか答えておきます。

問A:川越市
問C:伊豆市
問E:三島市
問F:袋井市
問G:三島市
問H:川越市
問J:下田市

【1】解答以外の箇所に脱字があったので修正
[92574] 2017年 1月 20日(金)09:29:03伊豆之国 さん
十番勝負
ヒントが出るたびにますますわからない方向に迷い込んで行く公文の学習教室、いや苦悶の泥沼にはまり込んだ問九。「第一」と「第二」はお互いに矛盾、「厳島」「鰻&井伊直虎」はなぜOKなのか? 「第三」はかの「讃岐守」殿と同じく「企画(or規格)が問題」と読み違え。そのあとのも意味不明、曖昧なものばかり…。和泉国の数珠繋ぎ、西に行くほど減って行くのもまた謎ですが。それだとあの「東洋の魔女」の町はどういうことなのかも不思議です…。

…というわけで、全然自信はないのですが、三井が駄目なら住友で行ってみます。

問九:新居浜市
[92558] 2017年 1月 17日(火)23:59:48伊豆之国 さん
十番勝負
アナグラム読み違え、線引きがいまいち不明確…。十番勝負史上最強?の超難問、この辺で一か八かで見切り発車します…

問九:松阪市

「阿漕ヶ浦」と「サーキット」がNGで、「鬼ヶ城」がOKなのがいまいちよくわかりません…。
「青葉城盗り」に続いてまたも前言を翻してしまい、「あの方」には誠に申し訳ありません…
[92473] 2017年 1月 13日(金)20:10:23伊豆之国 さん
十番勝負
問一:富士宮市


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