昨日、
在留外国人(国別)と
在留外国人(国別)2018を更新しました(2018は2013から名称変更)。これまでは人数上位50ヶ国までのランキングでしたが、今回は2013年以降に在留していた外国人のすべての国を対象にしました(196ヶ国)。おそらく
都道府県データランキングの中で一番ページが長いランキングになったと思います。また今回は人口10万人あたりの人数を5年前からの増減人数に変更しました。2023年のデータ(2018年からの増減数を併記)と2018年のデータ(2013年からの増減数を併記)になります。
2023年のデータでは全国総計が、中国 788,495人、ベトナム 520,154人、韓国 411,748人がトップ3です。そのあとは、フィリピン、ブラジル、ネパール、インドネシアまでが10万人超になります。ベトナムは5年間で228,660人増加し、それまでの韓国を抜いて2番目になっています。ほとんどの国が5年前から増加していますが、韓国だけは5年間で40,953人減少しています(朝鮮も5,359人減少)。在留外国人の「朝鮮」の説明は
こちらのページが分かりやすいです。
都道府県別に見ると、ブラジル(61,006人)、ベトナム(53,041人)、フィリピン(43,228人)、インドネシア(10,101人)、ペルー(7,902人)はいずれも愛知県がトップです。自動車産業などへの就業のためでしょうか。東京都以外がトップで人数が多いのは、スリランカ(7,252人)とアフガニスタン(2,327人)の千葉県、パキスタン(3,343人)の埼玉県、カンボジア(2,504人)の神奈川県となっています。
この中でも
千葉県のアフガニスタンは2位の茨城県(543人)を大きく引き離して突出しています。私の住む佐倉市の住宅地にもアフガニスタンの家族が多勢住んでおり、買い物など日常生活に溶け込んできています。アフガニスタン人は千葉県でも四街道市と佐倉市に集中しており、その理由としてヤード(→
説明)の存在があります。千葉県に多いスリランカ人(山武市など)も同じ理由のようです。
【訂正】198ヶ国 → 196ヶ国(
[110242]参照)