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右左府さんの記事が10件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[102114]2021年6月23日
右左府
[101647]2021年5月3日
右左府
[101540]2021年4月20日
右左府
[100368]2020年10月7日
右左府
[100363]2020年10月6日
右左府
[99986]2020年7月15日
右左府
[96972]2018年11月3日
右左府
[95067]2018年1月8日
右左府
[92818]2017年5月1日
右左府
[92604]2017年1月23日
右左府

[102114] 2021年 6月 23日(水)00:44:36右左府 さん
市制施行告示文の表現について
[102101][102109] 白桃 さん
私の推測ですが……

尼崎市の市制施行について、「尼ヶ崎町を廃し尼崎市を置く」という“廃置”については決して特殊例ではなかったのではと思われます。
市制町村制時代の他の市制施行事例について幾つかあたってみましたが、町→市 の単独市制の場合においても同様に「○○町を廃し○○市を置く」という告示がなされているようです。

例1)岡崎市
大正5年6月15日
内務省告示第34号
明治44年法律第68号市制第3条及同年法律第69号町村制第3条ニ依リ大正5年7月1日ヨリ愛知県額田郡岡崎町ヲ廃シ其ノ区域ヲ以テ岡崎市ヲ置ク
http://webhp.city.okazaki.lg.jp/reiki/reiki_honbun/i504RG00000001.html

例2)大牟田市
大正6年1月13日内務省告示第3号抄
市制施行
明治44年法律第68号市制第3条及同年法律第69号町村制第3条ニ依リ大正6年3月1日ヨリ福岡県三池郡大牟田町ヲ廃シ其ノ区域ヲ以テ大牟田市ヲ置ク
https://en3-jg.d1-law.com/omuta/d1w_reiki/H206270060003/H206270060003.html

例3)藤沢市
昭和15年9月25日
内務省告示第525号
市制第3条及町村制第3条ニ依リ,昭和15年10月1日ヨリ神奈川県高座郡藤沢町ヲ廃シ,其ノ区域ヲ以テ藤沢市ヲ置ク。
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gyousei/reiki/reiki_honbun/g207RG00000001.html

例4)多治見市
昭和15年7月25日内務省告示第436号
市制施行
市制第3条及町村制第3条ニ依リ昭和15年8月1日ヨリ岐阜県土岐郡多治見町ヲ廃シ其ノ区域ヲ以テ多治見市ヲ置ク
https://en3-jg.d1-law.com/tajimi/d1w_reiki/H315126000436/H315126000436.html

理由を推測するに、「市」と「町村」は「市制」と「町村制」という別々の法律が根拠となっているため、町村を市とするには一旦「廃す」ことが必要、という理屈ではないかと考えました。

これを踏まえると、尼崎市の事例は告示文上「新設」のように一見読み取れますが、当時の他の単独市制を「新設」ではなく「市制」として扱うならば、尼崎市も同様に「境界変更/市制」として扱うべきのようにも思われます。
或いは逆に、市制町村制時代の「市制施行」事例をすべて「新設」として捉えるべきとも……?


なお、上記の例よりももっと前、明治期の事例について告示文をあたると、「市制施行地に指定し」「市制を施行す」というまた別の表現が用いられていました。
明治44年4月7日の法改正 [62504] を境に変わったものと思われますが、具体的にどういった改正があったのかまでは突き詰められておりません。
(但し、法改正直後の市制施行第1号である浜松市は改正前のものと同じ表現となっています。)

例5)前橋市
明治24年10月9日
内務省告示第49号
明治21年法律第1号市制第126条ニ拠リ群馬県東群馬郡前橋町ヲ市制施行地ニ指定シ明治25年4月1日ヨリ市制ヲ施行ス
https://www1.g-reiki.net/maebashi/reiki_honbun/e202RG00000001.html

例6)横須賀市
明治40年1月29日
内務省告示第7号
明治21年法律第1号市制第126条ニ依リ神奈川県三浦郡横須賀町ヲ市制施行地ニ指定シ明治40年2月15日ヨリ市制ヲ施行ス
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/reiki/reiki_honbun/g204RG00000001.html

例7)浜松市
明治44年6月13日
内務省告示第46号
明治21年法律第1号市制第126条ニ依リ静岡県浜名郡浜松町ヲ市制施行地ニ指定シ明治44年7月1日ヨリ市制ヲ施行ス。
https://kro700.legal-square.com/HAS-Shohin/jsp/SVDocumentView

なお、当時から現在まで法人格の存続している市の中で、浜松市の次に市制施行したのが尼崎市であり、それ以降の市制施行は前掲の告示文と同様の表現となっているようです。


以上、さくっと調べただけの簡単な推測です。お詳しい方にフォローいただければと思います。
[101647] 2021年 5月 3日(月)22:57:03右左府 さん
庁舎移転情報(山梨県富士川町)
>グリグリさん

庁舎移転情報で未掲載のものを新たに発見しました。

山梨県富士川町は令和5年度中の本開庁に向けて新庁舎整備を進めています。
https://www.town.fujikawa.yamanashi.jp/chosei/info/shinchosya/index.html
昨年には既に 新庁舎建設基本設計 が完成しており、これによると令和4年度中に本体工事の完了と仮開庁を予定しているようです。
場所は現庁舎(旧増穂町役場)本館東側の敷地とみられます。


こうして探すとまだまだ未掲載のものはありそうですね。HPに庁舎整備計画等のページが別個に設けられていれば見つけやすいのですが、そうでないと捕捉も難しそうです。

そういえば先日、たまたま 埼玉県伊奈町 の 町議会広報 190号を読んでいたところ、新庁舎建設に向けて動き出したという内容の記事を見つけたのですが、HPをざっと探した限り詳細な情報は見当たりませんでした。まだ本格的な動きはこれから、というところでしょうか。
[101540] 2021年 4月 20日(火)21:40:33右左府 さん
白桃さんへ / 庁舎移転情報
[101528] 白桃 さん
退院おめでとうございます。そして、長きに亘る入院生活、本当にお疲れさまでした。

ご入院直前の投稿を読んでから、そしてCOVID感染による入院との報告があってからというもの、日々気掛かりでなりませんでした。

一応“都内”に含まれる多摩地域に暮らし、所謂“まん防”の対象地域に毎日通勤している身ながら、私の回りにおいては未だに感染事例がありません。それもあって、今回の白桃さんがある意味で最も身近な、最も危機感を抱かせる事例となりました。

何より、直接の面識はないとはいえ、長年この掲示板を通して存じ上げている方ということが、どんな著名人の感染よりも我が事として心配を尽きさせなかったように思います。
本当に、無事に回復されて良かったです。

まだ暫くは経過観察やリハビリ等は続くのでしょうか。不自由な部分もあろうかと思いますが、今後も知的(地的?)好奇心を掻き立てるユーモアに溢れた投稿を楽しみにしております。


それにしても、冬が終われば多少は落ち着くだろうか……と多少楽観的に思っていましたが、一向に予断を許さぬ状況が続きますね。
我が地元の秋田県も長らく感染者数の少ない状態が続いていたところ、ここ1か月ほどの間に感染報告が相次いでおり、大都市だけの問題ではないということを改めて思い知らされます。

引き続き、自分にできることから地道に取り組んでいきたいと思います。

*************

[101539] オーナー グリグリ さん

庁舎移転情報の情報更新、お疲れさまです。

また新たに未掲載のものを発見しました。
宮城県大崎市は「令和5年3月の供用開始を目指し」新庁舎建設工事が始まったとのことです。

庁舎建設事業大崎市役所本庁舎の建設工事がはじまります/大崎市
[100368] 2020年 10月 7日(水)22:38:21右左府 さん
中学校のない市町村、新庁舎開庁予定
[100364] 未開人 さん
過去記事 および 他事例のご紹介、ありがとうございます。既出の話題でしたか……。
現状、事務委託は西目屋村と平谷村の2例のみなのですね。過去には他にもあったのか気になるところです。

中学校のない市町村、平成の大合併前の旧市町村単位で見ると事例は年々増えているでしょうね。


[100366] グリグリ さん
新庁舎・移転情報、落書き帳未出で他にも把握しているものが幾つかありましたので、併せて情報提供いたします。
既出・把握済みでしたらすみません。いずれも昨年以降に現地訪問したものです。


新庁舎建設工事中

福島県伊達郡桑折町
令和3年1月供用開始予定 ストリートビュー

千葉県旭市
令和2年度末?供用開始予定 ストリートビュー

京都府向日市
令和2年度末?供用開始予定(現庁舎敷地内)

京都府長岡京市
令和5年4月供用開始予定(1期庁舎/現庁舎敷地内)

香川県丸亀市
令和3年3月供用開始予定 ストリートビュー


新庁舎建設予定

大阪府三島郡島本町
令和4年度末供用開始予定(現庁舎敷地内)


庁舎仮移転中

埼玉県志木市
令和元年末をもって旧庁舎での業務終了、令和2年1月より仮庁舎業務開始、令和4年5月新庁舎供用開始予定(旧庁舎地内)


志木市の仮移転については、条例上の事務所の位置は旧庁舎のままとなっておりHPでも「仮庁舎」の表現となっていますし、役場一覧の反映対象外でしょうか。
主たる機能は志木駅前の複合商業ビル フォーシーズンズ志木 内に置かれており、見た目 はマルイです。
(そういえば最近、「居抜き役所」が Twitter上で話題 になっていました。)

旭市の現庁舎は見た目にもかなり老朽化していますね。
首都圏に住んでいると東日本大震災関連のニュースで旭市役所の映像を見かけることもしばしばあり、いつになったら建て替わるのだろう……と気になっていました。
[100363] 2020年 10月 6日(火)22:14:44右左府 さん
秋田県の人口
だいぶ遅くなってしまいましたが……
落書き帳記事番号100000達成おめでとうございます。
私の初書き込みがもう15年半前、記事番号はまだ3万番台でした。
当時まだ16歳でしたから、もう人生の半分近くのお付き合いになるんですね。
貴重な学びの場を提供して下さった グリグリさん 初めメンバーの皆様に改めて感謝申し上げます。


さて、先日 秋田県の9月1日現在の推計人口が公表 されましたが、
我が地元・能代市 の人口が遂に 5万人 を割ってしまいました。
地元紙の 秋田魁新報 9月26日付の記事でも報じられております。
能代市の人口5万人割れ、1日現在 合併から1万2千人減

また、北秋田市の人口も3万人を割り、にかほ市・仙北市・男鹿市・鹿角市に続いて2万人台突入です。
平成の大合併直後は10万人を超えていた横手市も今や8万5千人ほど。
県全体で人口減少のスピードが著しく、この先どこまで減るのかと気がかりです。私もそのマイナスの中の1人ではありますが……。


話は変わりまして、先日青森県は津軽を訪ねてきました。
地元からは白神山地を隔て遠い存在だった西目屋村にも初訪問。
この村、現在は村内に中学校がないんですね。隣の弘前市にある東目屋中学校に通っているとのこと。
組合立になったのかな?と思いきや、同校は弘前市立。
調べてみると、西目屋村が弘前市に 中学校教育事務を委託 していると知りました。
こちらの 東奥日報の記事 にも「全国的にも珍しい中学校教育の事務委託」とありますが、他に同様の事例はどれだけあるのでしょうか。

ちなみに、西目屋村役場の向かいにある旧津軽ダム工事事務所では何やら改修工事をしていました。
工事内容を知らせる看板には「西目屋村役場電気工事」などと書かれており、今後役場がこちらへ移転するようです。
東奥日報 によると今年12月移転予定とのこと。)
[99986] 2020年 7月 15日(水)00:07:38右左府 さん
生存・近況報告
ご無沙汰しております。前回書き込みから1年半以上経ってしまいました。
このところは不定期にさーっと流し読みする程度でしたが、[99957] hmt さん に名前を出していただき恐縮しているところです。

ご紹介いただいた大潟村・小笠原村の村制施行に関する記事 [53892] 、高校生の時分に小さな頭でよく調べたものだなあ……と我ながら感心いたしました(^^;)
内容は既に忘却の彼方、改めておさらいしております。

能代工業高校の統合について、個人的には名前がどうこう以上に能代市内の高校が半減してしまうことの衝撃が大きいですね。
旧二ツ井町を含め市内に6校あった高校は、既に能代北・能代商業が統合して能代松陽に、来春には話題の能代工業・能代西が統合して能代科学技術に、二ツ井は能代の定時制分校に変わります。
背景には、全国的に見ても著しいペースで進む本県の人口減少や少子化の進行があるでしょう。県人口は既に100万人を割り、能代市の人口も旧市域どころか合併後の新市域で5万人割れが近づいています。

* * * * * * * *

前回の近況報告以降も全市町村踏破の旅や役場巡りは細々と続けておりますが、平成の大合併から十数年の経った旧市町村を訪ねると以前にまして時間の経過を感じさせられます。

昨春には改称直前の篠山市を訪ねましたが、旧丹南町役場の跡地が分譲宅地となっており、もはや痕跡も見出すことの困難な状態には驚かされました。(現地を訪ねるまで知らず……)
市中心部は城下町の風情漂う街並みが印象深く、観光地としても魅力を感じる町でした。宿場町の街並みが残る福住地区にも足を延ばしたかったのですが、時間の都合で断念。遠くないうちに再訪したいなと思っております。

震災発生以降なかなか行けずにいた岩手・宮城・福島の沿岸部市町村も、この2年でようやく大半を訪ねることができました。
震災以前に訪ねたことのある気仙沼や宮古などはいずれも9年ぶりの訪問。当時見た市街地が跡形もなくなった南気仙沼駅前の景色を前に立ち尽くすとともに、当時宿泊したホテルが現地に再建した姿を確認した際には嬉しさがこみ上げてきました。
いわき市は旧5市をそれぞれ訪ねましたが、こちらは平市以外の旧市庁舎が現存するなど旧市の痕跡を随所に見出すことができ興味深かったです。

近場で未訪問の市町村もまだまだ多く、昨年は相模原市の旧津久井町など、今年もふじみ野市などを初めて訪ねました。落書き帳の聖地巡礼をまた2か所果たしたことに感無量です(笑)

今春以降はコロナ禍で満足に旅行もできない状態になってしまいましたが、早く以前のような日々が戻ってくることを願ってやみません。

以上、雑多な内容になってしまいましたが近況報告ということで……。
[96972] 2018年 11月 3日(土)10:39:51右左府 さん
市町村名の字体
予てより気になっているのですが、 福岡県須恵町 の町名表記でしばしば 「須惠町」 という旧字体表記が見られるのは何なのでしょう。

現在町としては新字体を使用しているように見受けられ、 公式HP の大半は新字体表記、 過去の町の広報紙 を見ても一貫して新字体が用いられているようです。

但し、須惠町広報メディア のページ下部には役場所在地が「福岡県糟屋郡須惠町大字須惠771番地」と旧字体で表記されていました。

参考までに、この件に言及した記事をまとめておきました。
「須恵町/須惠町」の表記について
[95067] 2018年 1月 8日(月)23:09:13右左府 さん
第四十七回十番勝負 解答
問一:湯沢市
問三:潟上市
問六:大船渡市
問七:郡山市
問九:男鹿市
問十:米沢市
[92818] 2017年 5月 1日(月)00:18:15右左府 さん
桑絹村の越県合併
[92811] hmt さん
[92809] 伊豆之国さん
[91787] 山野さん

桑絹村の村長選大量立候補事件を含む一連の越県合併運動については、[38610]BerryBlossomさん が小山市史を基に時系列に沿って詳細にまとめられていますね。小中学生までを巻き込んでの大騒動となっており、事態の激しさを物語っています。

この記事によると、絹村→桑絹村と結城市との合併について協議会等の設立は確認できませんが、「絹村結城市合併促進会」なるものが結成され、茨城県議会及び結城市議会において「絹村分村地区受入決議」がなされたとのことです。


※この件、以前も話題に上っていたなと懐かしみながら記事検索をしたのですが、もう12年前と知って唖然……(汗)
[92604] 2017年 1月 23日(月)01:10:24右左府 さん
近況報告など
前回の書き込みからまただいぶ間が空いてしまいました。もう1年近く前なのですね。

このところ仕事に取られる時間が多くなり、役場巡りなど地理関係に費やす時間もガクンと減ってしまいました。
それでも、昨年は山陰に初めて足を踏み入れたほか(鳥取市に宿泊)、新潟も日帰り出張ながら初訪問、また香川県を再訪するなど、限られた時間の中であちこち回ることができ、何とか仕事と趣味と両立を続けているところです。
現在の経験値

香川県は2年前の東かがわ市に続けて今回はさぬき市を訪問、これで東讃地域の旧市町村をすべて回ったことになります。
この地域、旧市町村単位に小規模の市街地が分散している上、官公庁(警察署、保健所、法務局、等々)も一か所に固まらずきれいに分散していたのが興味深かったです。きっと過去記事で言及されているお話でしょうね。

高松市に編入された旧町も一部訪問しましたが、香南町や牟礼町は旧役場庁舎が完全に姿を消して新庁舎に建て替わっており、あの大合併からの年月の経過を改めて感じました。(菊人形さんの書き込みのお蔭でこの点は事前に把握でき助かりました。)

役場庁舎といえば、私の地元・能代市の市庁舎も今年から新庁舎が供用開始となりました。「木都能代」らしく木材をふんだんに使用したデザインとなっています。(参考
長年見慣れてきたレトロな佇まいの旧第二・第三庁舎が取り壊されてしまったことには寂しさもありますが、市の業務や市民の利便性向上、また木材産業都市の新たな象徴として資するものも大きいのかなと思っております。

…書き出したら長くなってしまいました。ひとまずご挨拶まで。


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