逆さまペアの市区町村

該当する市区町村数が最も多いのは、西川(1)・川西(3)のペアの4市町です。武雄市と北海道の雄武町のペアは意外性があります。向日市と日向市は唯一の市の逆さまペア市です。石川県白山市が新設合併で市制施行する際の候補市名に、手取川にちなむ手取市がありましたが、この市名が採用されていれば、茨城県取手市との逆さまペア市が実現しているところでした。

逆さまペアを同一都道府県内の例に限ると、山形県の西川町と川西町の例が出てきます。この例は自治体種別(町)も統一されていますが、種別に拘らない範囲でも同一都道府県内の逆さまペアはこれ以外にはありません。実は、2005年（平成17年）3月21日に新潟県の西川町が新潟市に編入されるまでは、新潟県にもう一つの西川町と川西町ペアがありました。なお、川西町の方も2005年（平成17年）4月1日に十日町市を中心とする合併で消滅しています。同じ2005年（平成17年）4月1日に愛知県の尾西市が一宮市に編入されて消滅するまでは、愛知県の西尾市と尾西市は、同一都道府県内の逆さまペア市でした。