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伊豆之国さんの記事が10件見つかりました

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[85164] 2014年 3月 8日(土)20:47:11伊豆之国 さん
終電が朝8時台!大都会の秘境駅「住吉公園」
今月1日、大阪市南部と堺市北部を結ぶ路面電車「阪堺電車」のダイヤ改正が行われ、日本一の高層ビルとなる「あべのハルカス」のオープンに合わせて、新型車両「堺トラム」が天王寺駅前から浜寺公園までの定期運行を開始するなど、上町線と、阪堺線の住吉以南の増発が行われた一方で、利用客の減少傾向が著しくなった阪堺線の恵美須町~住吉間は日中1時間に3往復に大幅減便され、住吉~住吉公園間に至っては朝の7・8時台のみの運行となって、住吉公園駅発はわずかに平日5本・土休日4本、終電が何と朝8時半前後という、まさに「大都会の秘境駅(閑散駅)」となってしまいました。(HP)
もっとも、住吉公園駅は南海住吉大社駅に隣接しており(元は同じ南海の駅でしたが)、同じ阪堺の住吉鳥居前駅(路面区間の停留所)も目と鼻の先なので(地図)、利用者にはそれほど不便はないのでしょうし、この区間を廃止せずわざわざ残しているのは、初詣など住吉大社への大勢の参拝客を捌くためとも思えるのですが、阪堺線の恵美須町側では今回の大幅減便で日中は次の電車まで平均20分待ちということになると、近くを南海や地下鉄が通り代替路線には事欠かないとはいえ、このままでは今後の見通しが怪しくなってきます…。
[85150] 2014年 3月 2日(日)00:55:10【1】伊豆之国 さん
「喧嘩両成敗で作られた(?)」優等列車停車駅 & 自治体越え地名(From彩の国)
「鉄道路線名と運転系統」の話題、まだまだ続く気配ですが、今日はちょっと横道にそれて、「東武スカイツリーライン」、じゃなくて「伊勢崎線」から、私が[85129]で引用した動画のリンクをたどって行くうちに見つけたネタを。
以前、[75333]で埼玉県内の自治体越え地名として、越谷市と春日部市にまたがる「千間」を投稿したのですが、その「せんげん台」駅の開業にまつわる「秘話」が出ている動画がありました。こちらによると、当時隣同士であった「大袋」と「武里」の両駅周辺の住民の激しい争いがあり、大規模団地の最寄り駅となった武里駅への準急停車運動の一方で、大袋駅周辺の住民からは「準急が停まるとかえって駅前商店街が寂れる」という理由から、逆に「準急停車反対」の声が上がるなど、お互いにエスカレートした挙句、東武が「苦肉の策」として、両駅の中間付近の当時周りに何もなかった越谷・春日部両市境付近に新駅を設置し、こちらを準急停車駅とするという「名(迷?)案」を出し、これによって決着をつけた、という話になりました。これが「せんげん台」駅の誕生です。時に昭和42年のことでした。
この、開業当時は本当に周りに何もなかった「せんげん台」駅も、昭和も末期になってようやく「住宅公団」によって団地が開発され、何とか準急停車駅としての面目が立つことになります。私は、十数年前に社用で越谷市を頻繁に訪れたことがあり([60627])、現地の最寄り駅だったせんげん台駅で乗り降りしたこともかなりの回数に上っていたのですが、団地が開発された側とは反対の東口を利用していたこともあり、当時もまだまだ建物もまばらで殺風景な印象でした。
この「せんげん台駅誕生秘話」の動画へのレスとして、両隣の駅の激烈な特急停車駅争奪戦の末、間にあった「信号所上がり」の小駅を新駅同然に大改築して特急停車を集約させるという「荒業」を使った「加賀温泉」駅の例([2188] たけもと さん)が出ていましたが、同じ東武でも「せんげん台」と同様に新設の駅をいきなり急行停車駅にした「ふじみ野」の例も、同様なやり方だったように思えます(「ふじみ野」のほうは宅地開発が先行したという点で「せんげん台」とは様相が異なりますが)。>hmt さん。

…そのせんげん台付近の地図をたどってゆくうちに、未登録と見られる「自治体越え地名」がありました。
幸手市上高野/杉戸町高野台(~東・西・南)・下高野
[85129] 2014年 2月 22日(土)22:56:26伊豆之国 さん
「京浜東北線」という路線は存在しない~正式路線名と運行系統の乖離~
[85108] 白桃 さんの書き込み以降、(JRの)「路線名と運行系統の違い・矛盾」の話題で賑わっていますが、私も遅ればせながらこの話題の「列車」に乗らせていただきます。
この件に関しては既に多くの方々が述べられておりますので、同様な内容については重複になるので省略しますが、例えば「東海道本線」という場合、一般には「東京駅を起点として、横浜・静岡・名古屋・京都・大阪などの各駅を経由して神戸駅に至るJRの一本の路線」(東京~熱海はJR東日本、熱海~米原はJR東海、米原以西はJR西日本の管轄)として理解され、「戸籍上の東海道本線」に含まれている品川~武蔵小杉~横浜間の横須賀線・湘南新宿ラインが走る旧貨物線「品鶴線」や、大垣~美濃赤坂間の支線(時刻表ではこの区間も「東海道本線」となっているが、「(美濃)赤坂線」と通称される)、「横浜新貨物線」などいくつかの無名貨物支線などは含まれず、また京浜地域では「戸籍上の東海道本線」になっている部分の山手線・京浜東北線の区間も、いわゆる「東海道線」には含まれない、という認識をしている人が多いのではないかと思われます。そのために、有楽町とか大森などは正式には「東海道本線」の所属であるわけなのですが、「東海道(本)線有楽町駅」といわれると、違和感を覚える人が多いと思います。→京浜東北線は存在しない?(動画)

「路線名称と現実の運行系統のずれ」は、東海道本線に限らず各地の路線に存在します。例えば「関西本線」は、名古屋から四日市・亀山・奈良・天王寺を経てJR難波駅(旧・湊町)までの一本の路線(亀山を境に東側がJR東海、西側がJR西日本。無名貨物支線は含まず)を指しますが、実際には近代化の遅れと近鉄の圧倒的な輸送力に太刀打ちできなくなったこともあって、この区間を直通する列車はとうの昔に消えており(東海道新幹線開業前にあった東京~湊町間の夜行急行「大和」が最後?)、現実の運転系統に照らし合わせると、「関西本線」は3路線に分割し、名古屋~亀山間は紀勢本線に編入、大阪の通勤路線区間に入る加茂~奈良~JR難波間は通称として使用されている「大和路線」を正式名称に、そして非電化のまま残されている山越え区間の亀山~加茂間は「JR伊賀線?」とでも呼ぶのがより適切であるような気がします。山陰本線も、全線を通して走る特急が姿を消して久しく、やはり路線の改良の遅れもあって、例えば出雲地方では伯備線経由で岡山に出て新幹線に乗るルートが一般的になるなど、現在では一本の路線としての機能を失い、運転系統も次第に細分化され、今では現実には「丹波線」「鳥取線」「出雲線」「長門線」…など七つ八つの細切れ路線に分解されしまいそうな気がします。

「JRの路線名称を、現実にあわせて改めてみては」ということは、[84064]で紹介した、昭和47年に出版された「たのしい時刻表」(清水晶氏著)の中で取り上げられていますが、この落書き帳でも記事番号7000番代の頃にかの「伝説の人物」の一連の書き込みがあり、いくつかレスも出ていました。→路線名に物申す
しかし、実際問題としては、ましてや路線名称一つ変えるというだけでも相当な出費を伴う上、正式名称を運行系統にあわせて変更するとなると、利用客や現場の混乱以外に、場合によっては「幹線と地方交通線」の区分変更が出て、「地方交通」に格下げとなって値上げとなる区間も多く出そうです。現状のままでも、この区分ができた「民営化前夜」の時代からももう30年もの歳月が流れており、その後の「鉄離れ」や「少子化による通学生減少」などといった現実に鑑みると、それだけでも「幹線」から「地方交通線」への格下げ必至と思われる路線がかなりありそうで、ましてや「路線名を現状に合わせて改める」となると、例えば前述の関西本線分割となった場合、真ん中の「JR伊賀線?」などは存廃の危機に立たされる恐れもありそうです。先のJR分割民営化の際、路線の存廃の基準を「路線名称単位」としたために、その「路線名称」のために実際の輸送量から見ると当然廃止は必至と見られるような路線が残ったり、逆に実際の運行系路上は他の幹線の一部をなしているのにもかかわらず、その路線内だけの輸送量から廃止対象とされてしまった路線がありました。後者の例としては、第三セクター「伊勢鉄道」に転換された伊勢線が典型的ですが、前者の例としては、近隣の旧産炭地路線の多くが消えたにもかかわらず「函館本線の無名支線」だったためにJRになっても残っていた「上砂川線」や、同様に炭鉱の閉山で空気輸送同然になっていた美祢線の「大嶺支線」といった例がありました。これらの路線は、JRになってからも生きながらえたものの、現実の状況から見ればやはり到底存続は無理な路線であり、結果的にはいずれも廃線という運命になったのは至極当然でしょう。やはり「路線名のいたずら」で残った江差線の末端部も、人口減少による利用者激減に耐え切れず、廃線になることが決まりました([81810],[83173] 山野 さん)。

「現実の運行形態に即した路線名変更」は、もちろんJRに限ったことではなく、私鉄にもあり、実際にいくつか行われてもいます。東急目蒲線の「目黒線」「多摩川線」への分割などは、路線名そのものの変更ですが、東武伊勢崎線の久喜(東武動物公園?)以南の「スカイツリーライン」(私はこの名称にどうにも違和感を禁じ得ず、なじめないのですが)などは、単なる愛称名であり、正式名称は「伊勢崎線」のままであるようです。伊勢崎線の実情から見ると、数年前から久喜・太田で系統分割されており、かつてあった浅草~伊勢崎間の直通準急も消えた今、現在ではかろうじて特急1往復のみが全線を直通しているだけなので、「伊勢崎線」の名称が実情に既に合わなくなっているのは致し方ないのでしょうか。もっとも、日比谷線との相互乗り入れが始まった当時、沿線の草加・越谷・春日部などを「日比谷線沿線」としていた宅地広告も見られたようで、「地下鉄との乗り入れで都心に直結」をうたい文句にした宣伝だったのでしょうか。
[85090] 2014年 2月 12日(水)00:21:24【1】伊豆之国 さん
第三十八回十番勝負を振り返って(番外編)~筑波嶺の峰より落つる男女の川~
これまでも書き込んだ通り、とにかく散々苦しんだ今回の十番勝負。入門コースのほうもこれまでは問題を見たと同時にその8割ぐらいまでは共通項がわかったのが、今回はこの入門コースもなかなか手ごわい問題ぞろい、今までならば当然一般コース、という問題も多く、見てすぐにわかったのはせいぜい半分ぐらい。ヒントの直前まで何が共通項なのかわからなかったものもありました…。「本番」がようやく終わってやれやれ、「入門コース参入解禁」のアナウンスを受けて、今回初めて「憂さ晴らし」の思いも込めて入門コースのほうも楽しんでいただくことにしました…。この時点で既に問Jが売り切れていたので、残る9問を一気に答えることに。その感想文を簡潔に。

問A…「元日に市制施行」。近県から「市の代表駅が不適切」([82961])な、昭和42年の元日に市制の、味醂作りで名高い流山市。
問B…「動物名」。今年の干支、「馬」が付く市で唯一残っていた、4年と少し前に落書き帳を賑わせていた美馬市。
問C…「文字も読みも3字」。「不精」でかな書きの市を。第7回オフ会の開催地・つくば市。
問D…「即日改称」も含め市名改称した市。都内から、こちらが本当の「庭先ゃ多摩湖」([73982])、大和町改め東大和市。
問E…お題と出てきた答えを見ているうちに「濁音が複数」と気づく。真っ先に浮かんでいた御殿場市が、残り5市になっていたこの時点でまだ残っていたのは幸運でした。
問F…「県内で一番狭い市」。第31回・問九、「一番狭い市の面積順」の順位問題で答えていたので、共通項に気づき、まだ出ていないこともわかった時点でその熱海市を答えるのは必然でした。
問G…「県内で一番南にある市役所」。わかりやすいところから、過去2度訪れて名刹めぐりを堪能した「海のある奈良」([72787])小浜市。
問H…答えが進んで行くうちに「二番目の読み仮名が『か』」だと気づく。町並み歩きとお祭り見物で過去4度訪れた高山市。
問K…今回の入門コースで、共通項の発見まで一番苦闘した難問でした。一瞬、以前に話題になったことがある「小学一年で習う字」も頭をよぎりましたが、お題にある氷見市の「氷」は違うのですぐにそうではないとわかったもののここでストップ。ようやくヒント直前になって「その県で一番字画の少ない市」だとようやくわかったのでした。まだ出ていなかった隣県のわかりやすい市、「特急」に無縁な市では人口最多([84064])の「キューポラのある町」川口市に。そして、問十の共通項も、ヒントが出た時点でこの問Kと「対」になっていたことにも気づいたのでした。

ところで、やはり今回の十番勝負での苦闘の「憂さ晴らし」として出した、[85046]の「あと1市・ウルトラクイズ」の答え合わせを。問題とその共通項は…

問X:日光市、市川市、尾鷲市、唐津市、由布市 (該当する特別区:豊島区)
■「鬼」の付く鉄道駅がある市(想定解数:6市) 残る1市…高松市
日光市…鬼怒川温泉・鬼怒川公園(東武鬼怒川線)、市川市…鬼越(京成本線)、尾鷲市…九鬼(紀勢本線)、高松市…鬼無(予讃線)、唐津市…鬼塚(唐津線)、由布市…鬼瀬(久大本線)。東京都豊島区にある都電荒川線の「鬼子母神前」と合わせて、全国7自治体に計8駅あります。
 
問Y:十和田市、かすみがうら市、神栖市、牧之原市、宮若市 (該当する町:静岡県清水町)
■ 鉄道は通過するが、旅客駅がない市(想定解数:6市) 残る1市…綾瀬市
第22回・問二(共通項…「鉄道が全く通っていない市」)に該当しない市(鉄道が通過しているが、旅客が普段乗り降りできる駅がない)。その問で例示された神栖・牧之原、[69949]で挙げたかすみがうら・綾瀬・宮若の各市と、十和田観光電鉄の廃止で東北新幹線の通過のみとなった十和田([79427])の計6市となっているようです。

[85059] 白桃 さん
「問X」 … 間もなく「受難」の日がやってきます。
「受難」の日が過ぎましたのでお答えします。
ズバリ、高松市。
[85067] 白桃 さん
「問Y」 … 十番勝負のある過去問の「該当しない市」が該当する市です。
きっと、タイトルのドラマのヒロインを演じ、紅白歌合戦の司会では後になって反省した方の苗字と同じ市ですね
いずれもまさにその通りです。お見事でした。

…まだまだこのシリーズは続きます。これまた「十番勝負もどき」ですが、対象となるのは「村」です。

【Group A】北海道音威子府村、茨城県東海村、新潟県刈羽村、長野県白馬村、福岡県赤村(該当しない村:奈良県明日香村)
【Group B】北海道赤井川村、福島県玉川村、長野県中川村、鹿児島県十島村、沖縄県南大東村(該当しない村:長野県下條村)

この2つのグループの共通項はそれぞれ何でしょうか?
[85075] 2014年 2月 8日(土)21:58:03伊豆之国 さん
第三十八回十番勝負を振り返って(後編)~春よ、遠き春よ~
前編[85070]に続き、残りの4問です。

問二:相模原市
第三ヒント「濁」が出てきて、これまでの解答を見回すと「濁音」がつく、ということがわかりましたが、濁音の位置がばらばらでどこに共通点があるのか、と再び見渡すと、皆さん方を惑わせた「日程大誤差」がどうやら「濁って最大」、つまり「濁音を含む市の中で人口が最大」だと。地元のお隣で、このところ社用で毎週のようにお世話になっている、最近ご無沙汰されている「巨匠」(どうやらご健在は確認されているようですが…[85015] hmt さん)のお膝元の市に。これもまた2度目の解答でした。

問一:八王子市
最初のヒントの「霊」の字に惑わされ、「霊園」「霊場」とか、果ては「幽霊」から「妖怪」までも連想し、あちこち振り回されて全くわかりませんでした。こちらもようやく第四ヒントの中から「深井知事さん」が「富士山に近い」と解けて、これが問一の共通項だとわかりました。富士山頂と市役所の間を「キョリ測」で測り、都内で一番富士山に近い八王子市に。これまた2度目…。

問八:室戸市
最初のヒントから、何かが「孤立」「孤独」であることはわかったものの、どういうことなのかはわからず。ようやく第三ヒント以降になって「一番近い市役所との距離がその県内で最も遠い」と見当が。しかしなぜ鳥取市がOKだとすると倉吉市はNGということなのか、といったことの意味がよくわからず。結局1回正答だった高知県を見ると室戸市が当てはまるのでは、ということに…。これで四国からも1回正答県が消え、残るのは和歌山・鳥取・岡山の3県となりました。
この問では、やはり[85042]でk-ace さんがおっしゃる通り
(2) 複数ある場合は2番目に近い市までの距離が最も長い市
これが混乱の元じゃないのかなぁ。これ無くて、想定解数47+α市でも良かったんではと?
この(2)の条件は外し、単純に「お隣の市役所との距離がその県内で一番遠い市」だけで、いくつかの県では複数の市が該当するようになってもよかったとも思えます。(2)の条件が加わったことによって、問の難度が相当高くなったような気がします。

問四:府中市×→沖縄市
これはやはり時間不足に追われたことが招いた失策でした。隣県にまたがる隣接数を確かめるのは億劫なので、例の○○○○地図(特に名称を秘す)を開き、既に出ていた立川市が8自治体隣接なので、これと並ぶ市を見たはずだったのですが、吟味する時間がなく実際のWeb地図を開く作業を怠ったのでした。同じ失策は第19回問二でも犯しており、どうもこの方面は「鬼門」になっているようです…。出直しでも、県外にまたがる市を探すのが億劫で、たまたますぐ前に沖縄関係の記事([84957] hmt さん)が出ていたことから、お題にあった、最近世間を賑わせている「三ツ星麦酒」([73169] オーナー グリグリ さん、[73178] EMM さん)の市を見ると、6町村と隣接している。合併が進んだとはいえまだまだ狭い市町村が多い沖縄本島内、まだそういう市があるかもしれない、と地図をにらむと、沖縄市がどうもそうらしい。沖縄の市を答えたのは昨年正月の第36回に続いてでした。

…とにかく難しかった今回の十番勝負。2回目以上の正答となった市が半数の5市。「富士」「松」「福」といった縁起物に、宮城、沖縄からの解答と、なんだか去年の正月の繰り返しになったような…。

♯今回は「番外編」もあります。これについては次回に…。
[85070] 2014年 2月 6日(木)22:28:03伊豆之国 さん
第三十八回十番勝負を振り返って(前編)~白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ~
とにかく史上最強の難問ぞろいに加え、本業に忙殺されて落書き帳を覗き込む暇もなし。今頃になってようやく十番勝負の感想文を書き込む「暇」ができました…今日はその前編です。

問六:国東市
皆さん方の解答の流れに乗ることで、この1問だけがまず見当が付いたのでした。「その県で最も新しく『新設合併で』市制施行した市」だと見て、九州で唯一1回正答で残っていた大分県から。しかし、後になって滝沢市がOKと出たので「あれ?」と…。「新設合併」ではなくて単純に「一番新しく市制施行した市」だったのでした。国東市は結果オーライだったのでした。

…ここから先は全く見当も付かず、動きがとれないまま。歴戦のつわものどももさすがに大苦戦を強いられる超難問を前に、解答の動きが止ったままになってもヒントが出る気配がなし。松の内も明け、やっと「遅すぎるよ~」と愚痴をこぼした、その第一ヒントが出ても、今までになかった「一文字ヒント」もそのほとんどは意味がわからなかったり、取り違えたり。ここに来てやっと2問目の共通項が浮かんできました…。

問十:塩竈市
これは後で書き込むことにしますが、こちらも今までとは違って手ごわいものになった「入門編」の、その問Kと「対」になっていたことに気づいたことから共通項が掴めました。「その県でもっとも字画の多い市」。落書き帳でも「古典的」な話題になっている「塩竈市」。「」だけでも21画あり、「塩」と合わせて34画。「東北復興支援」の意味もこめて、宮城県で最多字画の市に。宮城県からは3大会連続の解答でした。

…この後、第二ヒントとしてアナグラムが出ましたが、「新趣向」とかでどれがどの問のヒントなのかは示されておらず、これまた何なのか見当がつかず。唯一、わかったものが…。

問五:富士市
二番目に出ていたものから「選挙」という語が浮かび上がって、どうやら「昨年で最後に市長選挙があった市」だと…。共通項がわかった時点で、都内最後だった東久留米市が浮かんだのですが、翌日になって確信してから書き込もうとしたところ、既に出ていたので、12月22日に選挙があったと新聞記事から記憶していた富士市に。昨年の正月(第36回)に引き続いての解答でした。

…スタートから2週間経っても、ここまでようやく3問。いくら難問ぞろいと時間不足とはいえ、こんなに苦戦したのも初めて…。

問三:浜松市
第二ヒントの解読と、第三ヒントの「家」から、昨年末に話題になった「農家数」だとわかりました。その第二ヒント、これを「農家が仰山(ぎょうさん)」と解釈したので、まさにぴったりはまりました。後でそのアナグラム解読を見ると「農業が盛ん」と出ていてましたが、この問の趣旨から見ると私の「農家が仰山」のほうがずっと適切だと思うのですが…。浜松市も2度目でした。

問七:福生市
こちらも第二ヒントの解読と、第三ヒントから「外国人が多い」ことだと。東京都がまだ出ていなかったのでデータを見ると、市では福生市が最上位。「やはり『進駐軍絡み』か」と…。「常駐の軍人は含まれない」([85058])とのことですが、退役しても住み着く元軍人やその家族が多い、ということなのでしょうか。福生市は「銀」獲得の第32回・問六([78932])以来、これで3度目になりました。

問九:秦野市
最初の一文字ヒント「七」から、初めは「7つ以上の自治体と接している市」(類題…第19回・問二)をまず思い浮かべましたが、お題の市を見ると全く合わず、動けぬまま。こちらも問三・問七と同様、第三ヒントの後で「郵便番号が県内で最も大きい数字の地域がある」市だと推測できることに。「七」とは郵便番号の桁数だったのでした。神奈川県で最大番号がある、なぜ自動車のナンバーが「湘南」なのかがどうも納得が行かぬ秦野市(今を去ること80年近くも昔、二宮との間に「湘南軌道」という軽便鉄道が通っていましたが…[78793] hmt さん)に。…「秦野市」で思い出したのが、第24回・問九の、あの「迷アナグラム」
秦野市大神楽(ハダノシオオカグラ)
([72480] 白桃 さん、[72486] ぺとぺと さん)。

残る4問は次回に…。
[85046] 2014年 2月 1日(土)20:03:12伊豆之国 さん
「瀧澤町」は存在していなかったですよ~&伊勢原市
とにかく恐ろしく難しかった今回の十番勝負。いまだ本業の多忙でろくに落書き帳を覗けない状況が続いているので、感想文はしばらく経って落ち着いてから書き込むことにします…。

ところで、[85026] オーナー グリグリ さん
滝沢市は新市長は選挙ではなく町長からの就任であることからの除外です
「町長」ではなく「村長」てすね。
さて、その滝沢村改め滝沢市。以前、私がネタにした「村から直接市になった市から『甲子園』に出た高校」([81292],[81308],[81318] オーナー グリグリ さん)の話題。それまでの同様な現存7市(佐世保・宇部・岡谷・芦屋・宜野湾・浦添・豊見城)からは全て「甲子園」に出た高校があり([81318])、消滅した石川(石川高校)・コザ(コザ高校)<※今年の選抜出場の美里工業は旧美里村>・具志川(前原高校)・真和志(真和志高校、ただし出場したのは那覇市に編入後)の各市からも「甲子園」出場経験校があるのですが、今年の元日に市になった滝沢村(市)だけは、まだ「甲子園」に出た高校がないようなのです([83991]白桃 )さん。

再び「十番勝負」に戻りますが、ともかく今回苦闘を強いられた伊勢原(←何年か前の十番勝負で「微妙な市」として物議を醸したことがありますが)、じゃなかった「腹いせ」というわけではありませんが、こちらからも「ウルトラクイズ・十番勝負もどき」2問を出してみました。
これは、以前に星野彼方 さんが「オフ会の余興」として暖めていたという、[68757]で出したものと類似形式で、想定解数はおそらくいずれも「残り1市」と思われます。果たしてその市名と、共通項は何でしょうか?

【問X】(想定解数:6市) 日光市、市川市、尾鷲市、唐津市、由布市 (該当する特別区:豊島区)
【問Y】(想定解数:6市) 十和田市、かすみがうら市、神栖市、牧之原市、宮若市 (該当する町:静岡県清水町)

…のっけからヒントを差し上げます。
 「問X」 … 間もなく「受難」の日がやってきます。
 「問Y」 … 十番勝負のある過去問の「該当しない市」が該当する市です。
[84978] 2014年 1月 23日(木)02:16:35伊豆之国 さん
十番勝負(番外)
ともかく今回は恐ろしく難しかった~。何とか終わってやれやれ…。
…というわけで、これまた今までよりかなり手ごわくなっている印象の入門編にも初めてお邪魔します。

問A:流山市
問B:美馬市
問C:つくば市
問D:東大和市
問E:御殿場市
問F:熱海市
問G:小浜市
問H:高山市
問K:川口市

売り切れの問Jは「山田市」としておきます。
[84963] 2014年 1月 22日(水)01:15:24伊豆之国 さん
十番勝負
このところ本業が多忙で毎日のように「午前様」、とても十番勝負どころではありません…。

あの半島が微妙でしたか…。またも○○○○地図に…。
どうもこの手のものには弱いところがあるようです…。

というわけで、

問四:沖縄市

ここも微妙なところでいまいちよくわかりませんが…。
想定解が65というところにヒントがありそうな気がしますが…
[84940] 2014年 1月 19日(日)21:04:49伊豆之国 さん
十番勝負
問八:室戸市

意味がいまいちよくわからないのですが…


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