[54393]みかちゅう さん
私の簡単な記事に、精細なレス有難うございます。そこで私も補足を。
・茨城交通
赤字の要因の一つにかつては終着駅の近くの阿字ヶ浦海岸の海水浴客が県内一、関東でも有数だったのが現在は激減した事にあります。一年分を一夏で稼ぐと言われたとか…原因は海岸侵食で2kmに渡った砂浜が細り、砂利や石が露出しかつてのビーチの見る影もありません。(海岸侵食の問題は全国規模で、茨城県でも阿字ヶ浦だけではありませんので別立てで…何時になるか?)
・鹿島鉄道線
自衛隊百里飛行場の燃料輸送という安定した収入源があったからでした。これも平成13年に打ち切られ、その時にも鉄道廃止の話が持ち上がったとのことです。
東京新聞茨城版5月29日に、救済案として行方市長が百里基地への燃料輸送を米軍再編問題に絡めて提案した、とありました。しかしこの記事にフォローが無く、立ち消え?
また、この間に沿線自治体の市町村合併があり沿線から遠い旧町村との温度差で保存の足並みが揃わないという事もあったようです。
・その他
関東鉄道常総線の取手~水海道と竜ヶ崎線を除くと利益が上がっているとは言えない状況
朝日新聞茨城版2005/10/14の「乗って残すぞ竜ケ崎線」と言う記事で、
>県内の私鉄が苦境に立たされている。竜ケ崎線も例外でない。竜ケ崎市では「竜ケ崎線ルネサンス会議」を立ち上げた。
現在かろうじて黒字でも、乗客の減少傾向が続けば経営危機は避けられないそうです。
一方で県南には路線バスの空白地帯も目立ちます。…最低限の交通手段の確保すら怠っている
県南の事情に暗い私は、この事を最近新聞で知って、ショックを受けました。