[46447]たもっちさん
村コレクションの記述を確認しました。備考の記述はあんな感じでよろしいのではないでしょうか。
あと、光市室積村については
[42494]でも書いていますが、室積浦と対になっています。室積浦はyahooなどでは確認できませんでしたが、郵便番号簿への記載はあるので、現在も生きているものと思われます。備考欄に「近くに室積浦もあり」と追加するのでしょうか。
さて、個人的にはもっとも気になる「豊浦村の読み」ですが、
にまんさんのお気持ちとしては、「とよらそん」が正しくて、「とようらむら」は間違った読み方が定着しつつあるに過ぎない、という思いだろうとお察ししますが、今僕が調べうる資料のほとんどが「とようらむら」となっていることから、とりあえずは、「とようらむら」をメインとしつつ、地元では「とよらそん」と読む、という情報を追記するかたちにさせていただきました。
ご配慮ありがとうございます。あれで結構です。
ちなみに、「豊浦」の地名は日本書紀にも記載があり、和名抄には「止与良」との注記もありますので、「とよら」と読まれていたのは間違いありません。学校名(
豊浦高校など)は現在も「とよら」ですので、私が記憶している二・三十年前位までは「とよら」が優勢だったのではないでしょうか。その後、住居表示が実施されて豊浦が通常使用する地名からはなくなりましたので、漢字をそのまま「とようら」と読まれることが多くなったんでしょう。
ただ、大字以下の地名の読みについては、何をもって正しいとするのかは難しいと思います。今回私もいろいろ調べましたが、読みについての資料のほとんどは郵便番号簿を含めて日本行政区画便覧を原典としていると思われるものでした。
そこで、最後の手段として下関市に問い合わせてみたんですが、なんと
「日本行政区画便覧」では「とようらむら」と記載されています。
という本末転倒とも思われる回答でした。
同書は十分信頼に足るものだとは思いますが、あれだけの情報量ですから完全ではないと思うんですがね。。。
同書の編集部から市役所に確認があったらどう答えるつもりなんでしょう(笑)