大変遅くなりましたが、
[70496]の解答です。
[70497]小松原ラガーさん、
[70498]いっちゃんさん、
[70501]右左府さん、お見事でした。
Geum-taek | 3大聖地&第3回オフ会開催地「金沢」 |
Yang-mo | 3大聖地「両毛」 |
Sam-bon-song | 3大聖地「三本松」 |
Dae-ha-won | 準聖地「大河原」 |
Chuk-ja-ya | 準聖地「筑紫野」 |
Tae-dong | 第1回オフ会開催地「台東」 |
Sin-ho | 第2回オフ会開催地「神戸」 |
Bok-gang | 第4回オフ会開催地「福岡」 |
Nok-gak | 第5回オフ会開催地「鹿角」 |
Gang-san | 第6回オフ会開催予定地「岡山」 |
ということで、落書き帳とゆかりの深い10地域でした。
以下、解説を加えます。
このローマ字表記(アルファベット表記)は2000年に韓国政府が制定した表記で、これにより釜山は「Busan」、済州島は「Jejudo」、慶州は「Gyeongju」になりましたが、これはハングルの1字1字の法則に対応したものなので、一般的な発音とはかけ離れたところがあります(ハングルが読める人にしか分からない表記だ、と豊田有恒氏は指摘していました)。
一般的な発音では、釜山は「ブサン」ではなく「プサン」、済州島は「ジェジュド」ではなく「チェジュド」であって、これは変わることはありません。
この一般的な発音で読むと、上から順に「クムテク」「ヤンモ」「サムボンソン」「テハウォン」「チュクジャヤ」「テドン」「シンホ」「ポッカン」「ノッカク」「カンサン」となります。
「金」については、名字は「キム」、「money」または「gold」の金は「クム」と発音しますが、地名ではその両方があります。
国際空港がある「金浦」「金海」は「キムポ」「キムヘ(連音化して“キメ”)」となりますし、慶尚北道の金泉市(七尾市と姉妹都市)も「キムチョン」です。
一方、北朝鮮の東海岸・咸鏡南道にある金野郡は「クムヤ(連音化して“クミャ”)」ですし、韓国では京畿道南楊州市の前身「●金市(●はサンズイに美)」の読みが「ミグム」でした。
この点から考えると「Gim-taek」でもよかったのですが、簡単そうなのでひねってみました。
しかし、
[70465]で書いた通り、北海道と東京以外の日本の地名は、日本語読みの1字1字をハングルで発音しているので(なぜ北海道と東京だけ韓国語読みが通用するのかは不明)、「Gim」か「Geum」かというのは、現在においては無用と言えます。
下記の例から考えれば、昔の人は「キムテク」または「クムテク」と発音していたのかもしれませんが・・・。
[70499]Issieさん
かつては,「イードゥン・バンムン」と韓国語読みされる日本人もいたようですけどね。昔の千円札のおじさん。
今でもたまに言う人はいます。
韓国語読みされる日本人もまた限られていまして、一般的には仇敵とされる「プンシン・スギル(Pung-sin Su-gil=豊臣秀吉)」「カドゥン・チョンジョン(Ga-deung Cheong-jeong=加藤清正)」「ソソ・ヘンジャン(So-seo Haeng-jang=小西行長)」「イードゥン・バンムン(I-deung Bak-mun⇒連音化して"Bang-mun")」の4人が該当しますが、徳川家康も「トクチョン・カガン(Deok-cheon Ga-gang)」と言う人がいます。
しかしながら、織田信長の韓国語読みは聞いたことがありません。
現在の大河ドラマの主人公も朝鮮出兵に加わっていますが、上杉景勝は「サンサム・ギョンスン(Sang-sam Gyeong-seung)」、直江兼続は「チクカン・ギョムソク(Jik-gang Gyeom-sok)」となります。
ただ、実際聞いたことはないですし、果たしてこう呼ばれているのかどうかは??です。