皆さんお疲れ様でした。
今回のGWはそこそこ忙しかったです。具体的には
5/2 朝から対面授業、夜遅くまでバイト
5/3夜〜4昼 山手線徒歩一周
5/5 街歩き
で、まとまった時間が取れるのが5/1の開始直後くらい。出先からスマホのみで考えるのも大変ですし、早めに片付けるつもりで臨みました。
1日目 開始直後
問題市が全て同じ頭文字で統一されていることに気づきびっくりしました。どうせダミーだろうと思いつつ1つくらいは読み問題がある気もしましたが一旦スルー。
問七:高山市(誤答)
[104217]
手元にある予想問題リストに「都市景観100選に選定された市」というのがあり、お題の5市がちょうど入っていたため別解にやられた形です。一番最初に答えた問題で誤答。松本市を答えていれば金メダルでしたが、結果論ですね。
問六:中津川市(銀)
[104220]
ぱっと見で分かる問題もなく、問題市を一通り調べてみることに。隣接のリストをじっくり見て気づきました。数えミスで61市になってしまっており、最初から数え上げが正しければ全体の仕掛けに気づいたかも。
問四:いわき市(5位)
[104222]
問六解答後、他の人の解答が伸びている問四を眺めていたら方向性が見えました。すぐに気づけないのが悔しい。会津若松市(昭和期の改称)、天草市(複数市の新設による市名変更)からいわき市も大丈夫と判断。「勿来」丸がいわき市を解答、というので気づいた方もいるのでしょうか?
ただ、千曲市の存在を忘れていたのは失敗ですね。長野県の誤答0を維持したいので慎重にしているのですが、こういう問題で答えられないとまずいです……。
問一:名古屋市(金)
[104234]
3問を解答していきなり詰まります。ここで「ノーヒントで答えさせるのは苦だし、何か仕掛けがあるのでは?例えば60に関する問題とか」と思考。ひとまずランキングを見てみると、所沢市の人口が60位であることを発見。ここは賭けに出るしかないですね。
保険をかけるなら1石失っても痛くない岐阜市を選びますが、攻めの姿勢から名古屋市を解答し見事に金メダル。それでも長野市で解答していないのはミニ保険ですが……
問一の解答から全体の方向性が見えるようになったのは後続の方にも影響を与えているのかな?と思ったり。
問二:飛騨市(誤答)
[104252]
「か」始まりの解答が続出していた問題。もしその共通項ならメダルもないので放置していました。この時に数えておけばよかったのですが……。人口の少ない市が並んでいて「市全域が過疎地域」という共通項を見出しました。国勢調査ネタはあると予想していたのと、加茂市が今回指定されたのを見て攻めましたが失敗。
問二の問題市は「か」始まりの60市のうち人口下位5つを選んでいるのですね。
問十:富士吉田市(5位)
[104258]
最後まで解答が出ていなかった問九と問十を検討、とここにきて問十の解答が伸び始める。よくよく見たら世界遺産だとすぐわかりました。橋本市や函館市に世界遺産イメージがなかったので一回スルーしてしまっているのが勿体無いですね。
ところで「トライアルに出たから流石にないかと思った」という意見もみられますが、個人的には出てもおかしくないなぁと前回大会から思っていました。「トライアルの問題を本家でも出題してくるのはさすがグリグリさんだ」という感じです。
問九:山梨市(銀)
[104269]
前のお二方の解答である西条市・釧路市からトライアルの記憶が蘇り、百名山では?と思いました。解答時の「えーっ。」は「トライアルの問題を2つも出してくるとは……」という驚きです。銅メダルだと思っていたので採点で銀と聞いてびっくりしましたね。完答後に共通項を把握しました。
ここで
[104731]おがちゃんさん のコメントに反応しておきましょう。
勿来丸さんの諸々のコメントから、私のこの解答を見てギミックに気づいたのではないかと思いますので(違ってたら恐縮です)
(想定解数60市縛りのギミックについてですが)
実は2日目の解答を終えた後に全体のギミックを悟りました。問一から60に関連あるのだろうと予想し、他の問題も60統一か?と数えましたが、
問二・問七・問九は共通項を間違えている、問十はトライアル過去問から59だったことを確認、問四は数え上げが面倒そう、問六は数え間違いで61に、ということで初日で気づくことは不可能でした。出題者の意図や全体のギミックをしっかり考える余裕もなかったのが勿体無かったなと思います。逆に言うと、おがちゃん氏が読み切っていたら僕の完敗だったわけですね。
問三:飛騨市(4位)
問五:名古屋市(銅)
問八:郡山市(誤答)
[104284]
残り3問で初日全問解答(正答とは言ってない)が見えてきます。
問三・問五は問一を答えたあたりから面積が大きい、人口密度が高いというところまで見えていて、問一との関連で60市問題もありそうだなと思っていました。しかし全体のギミックが分からないのですぐに手が出ませんでした。
奇数問がランキングだったわけですが、問七の共通項を勘違い+問九・問十でトライアル出題、という読みだったので、問一・三・五だけでランキング問題は綺麗じゃないよなぁ……というのがありましたね。(逆に問七問九が間違っていると気づけないのがまだまだです)
問八の方向性が見えたら2問もまとめて答えるつもりでした。
さて、当の問八ですが、千畳敷コレクションと松島コレクションはサイト内検索で両方気づいていました。そして、解答者の大半がどちらかで決め打っているなぁというところまで分かります。どちらを答えるのがいいか迷ったのですが、実は
[104281]おがちゃんさんの解答を見て松島に決めています。
というのも、おがちゃんさんの動向は常に気にしていたのですが、
(1)松島コレクションが正答の場合:おがちゃんさんに遅れをとるわけにはいかない
(2)千畳敷コレクションが正答の場合:おがちゃんさんがまだ気づいていない可能性があるので、正解を答えることでヒントになる可能性があった
(3)千畳敷は最近出たばかりなので怪しい
という思考。実際おがちゃんさんは採点まで共通項に気づいていなかったようですし、例えば駒ヶ根市を初日に解答していたら恐らく大ヒントだったのではないでしょうか?ここは共倒れ覚悟で郡山市を解答しています。
なお解答後、松島を数え上げると50市未満で、解答者が増加しつつある現状でこの問題の出題はないなぁ……と誤答を悟りました。(想定解数非公開の状態で数の少ない問題は出さないと思うので)
ということで真っ先に10問を解答。
[104285]でおがちゃんさんが追従するのは予想通りでした。
2日目
この日は早朝から大学で授業、そのまま夜までバイトだったので十番勝負を気にする余裕はあまりなかったです。採点前の予想として、問二・八が自信2割、問七が5割、その他が8割。
21時の採点を迎えたのはバイト中。とはいえ仕事がほぼ終わっていてスマホで確認できたのが幸いでした。
[104304]から僕が7問正解、おがちゃんさんが9問正解とわかり、予想しなかったわけではないですがびっくり。解答状況のページが更新される約1〜2分の間焦りが募ります。いざ解答状況を見ると、自信のなかった3問が誤答。
問二:各務原市(6位)
問七:岐阜市(4位)
問八:駒ヶ根市(7位)
[104308]
問二は一目瞭然。問八も、前日に千畳敷コレクションを見ていたのでその記憶から確信。
しかし問七は指定都市や市制関係、ナンバープレートなど色々検討しましたがピンと来ず。
21:03頃、これはおがちゃんさんに負けたなぁ……と思い落書き帳を確認しましたが本人はまだ問八を解答しておらず。「もしかしてチャンスある?」と興奮しました。
大急ぎでスマホから解答の準備。実は途中で新規記事のページが1回消えてしまい相当焦りました。
問七は問題市と正答の並びから間違いなさそうな岐阜市で大博打。ここで長野市にしなかったのは冴えていたなぁと自分でも思います。
問二は脳内に市名を思い浮かべて各務原市の積み増しに。
問八はコレクションを見なくても答えられる駒ヶ根市。(長野・岐阜・恵那までは覚えていたので、もし駒ヶ根が答えられてもすぐ対応できた)
問七の共通項に気づいたのは翌朝でした。
終わってみると、おがちゃんさんと僅か3分差での完答一番乗り。誤答を読み切ることまではできませんでしたが、カバーの早さと思い切りの良さで何とか勝つことができたと思います。
結果は完答2連覇、メダル4(金1銀2銅1)、誤答3でした。複数の誤答をしたのは第四十九回(誤答5)以来で、久々に大痛手を負ったような気がします。
今回は問題市の頭文字統一という仕掛けがあり、メダル獲得や完答一番乗りを目指すにはリスクを冒す必要がある、ということで、慎重派を脱して普段のおがちゃんさんや桜トンネルさんのような解答スタイルに切り替えました。多少強引になりましたが、その結果が功を奏したようで良かったです。過去の完答一番乗りを見ると、終始順調に解答(第五十三回)、スローペースで最後に逆転(第五十九回)、攻めの姿勢でゴリ押し(第六十回)と毎回違うスタイルになっていますね……
市盗りでは山梨市と佐久市を獲得し(佐久市は領主誤答によるもの)、長野市と飯田市を喪失で2増2減。あまり良い結果ではありません。先述の通り長野県での解答に慎重になっているのと、メダルチャンスを活かせていない(今回も金銅を名古屋市につぎ込んでいる)のが勿体無いところです。山梨県は8/13獲得でだんだん青く染まってきました。次回以降はどう攻めるか考え直す必要がありそう。
全体の感想について。
完答順位においては熟練者に有利でしたね。特に全体のギミックに気づいてしまえば芋づる式に共通項が分かるので、仕掛けに気づくかどうかという意味で経験の差が顕著だったと思います。一方で初日においては、問題市の並びが全解答者を混乱させ、普段から慎重派の解答者には厳しかったと思います。余計なことを考えずに済む分、飛び込む勇気のあった初心者が多くメダルを獲得していたのはすごいことです。
問題の共通項自体は割とシンプルなもので、全体的に解きやすいセットだったと思います。メダルが初日で売り切れたり、完答のペースが早かったことにも繋がっていますね。ヒント前で16人完答はかなりの人数だと思いますが、過去回と比べるとどうなのでしょう?
開始直後は一瞬怯みましたし、かなりの混乱がありましたが、個人的にはそういう問題は好きです。今後も我々を驚かせてくださいますようお願いします。毎回違った展開があるからこそ面白いです。
長文になりましたが以上です。運営してくださったグリグリさん、ありがとうございました。次回も楽しませていただきます。またよろしくお願いします。