[70457] なきら さん
財団法人 福岡アジア都市研究所のHPを見てみたら、調査の元データは見当たらなかったのですが、調査結果訂正に関する記事が掲載されていました。(
訂正お詫び文:PDF)
この記事には中国の方の集計結果のみ詳しく掲載されています。それを見るに、どうやら
東京 大阪 名古屋 広島 神戸 横浜 長崎 京都 札幌 福岡 九州 川崎 仙台 北九州 博多 別府 どれも聞いたことがない
の選択肢の中から「聞いたことがある都市」を選ぶという方式だったようです。(上記の順番は認知度の高い順)
また、データのタイトルが「Q12 聞いたことがある都市 MA【都市別】」とあることから、これはたくさんある設問の中の一つだったと思われます。観光に関しては別の設問で切り離して問われたのではないでしょうか。
ちなみに中国の方の調査対象は、 広州市民173人・青島市民178人・大連市民180人 の計529人となっています。
この調査対象だと、「中国人」と括るには(地理的な)偏りがあるでしょうし、それにそのの中でもどのような年代・階層の人々が対象となったかによって、このデータの持つ意味も変わってくると思います。
それはさておき、上記リンク先の詳細データを見ると、より興味深い点も見えてきます。
たとえば、札幌を聞いたことがある人は青島・大連だと6割を超えている一方、広州では半分にも届きません。
全体では38%しか聞いたことがない「北九州」は、大連のみ半数以上が聞いたことがあると答えています。
それにしても、「九州」は都市……?