事前のグリグリさんの予告どおり、今回は問題の難易度に差があったようで、残念ながら久々に十問完答を逃すという結果となりました。遅れましたが、また長文になってしまいましたが、以下感想です。
いつものように解答順で。
・問一:岐阜市(銀メダル)
出題数日前、ネットか新聞の記事で、どこかの県の衆議院選挙区の選挙情勢の記事を読んでいて、○区って何市のあたりなのか気になりました。併せて選挙区情勢も載っているかとWikipediaの
衆議院小選挙区制選挙区一覧を眺めていたところ、「選挙区が分割されている市区町村」のタイトルが目につきました。全部で82市、分割されて当然の政令指定都市を除くと64市と十番勝負に適当な数になります。衆議院解散直後でもあり、前回統一地方選挙関係の問題もあったことからこれは出るかもしれないとチェックしていました。
さて、出題当日、午後10時3分前となりそろそろ落書き帳を開いてみるかとブラウザを起動したらなんとフリーズ。ちょうどいろいろアプリケーションを立ち上げて作業していたのがまずかったらしく、ブラウザを強制終了し、他のアプリも終了し再度ブラウザを立ち上げてもダメと、とうとうPCを再起動するハメに。で、結局落書き帳を開いたのが10時3分、すでにいっちゃんさん解答が…。フリーズさえなければ早押し勝負に持ち込めたかもしれないのに残念無念。
さて、解答を書き込んで自分の書き込みのタイトルを見てびっくり仰天!「衆議院解散」の文字が。てっきり、問題タイトルではなくWikipediaの記事のどこかを間違えてコピペしてしまったかと思いました。しまった、解答につながるキーワードを書き込んでしまった、削除しようか、でも削除はルール違反だし、と考えていたら、ふと見ると問題のタイトルがそうなのでした。よかった。
・問二:舞鶴市(15位)
前記に続いて驚いたのは、問二のお題の市が問一と同じだったこと。しまった、こっちが「小選挙区」だったかと思いかけましたが、想定解数がちがっていて、ほっ。
当初鉄道路線名も頭をかすめましたが、該当路線と直接関係ない中央市・武蔵野市に惑わされて解答が2日目にずれこみました。終了後、この問題、確か前にも出題されたはずだと第三回問七を見つけて自分の解答を確認したら日高市と答えていました(←おい!)。
・問八:泉大津市(14位)
続いて目に止まったのがこれ。想定解数78市ということから、例によってナントカ100選かと見当をつけ検索したら出てきました。
・問四:和泉市(8位)
この手の問題は得意としてきたのですが、県名(さいたま市/埼玉県)が含まれると途端に反応が鈍くなるのは情けない。そしてそれを教訓としなかったばかりに問七で痛い目に…。
・問三:敦賀市(22位)
お題の天理市や花巻市・酒田市の解答が出たあたりでわかりましたが、みなさん「結果」を待たずにどんどん解答されて答えるタイミングの難しいこと。これはもう“高校野球トトカルチョ”に参戦するしかないかと覚悟を決めかけましたが、そのうち解答ペースが落ちてきて確定した市を答えることが出来ました。(もちろんこの場合、金品など「何かを賭ける」わけではないですから「賭博」には該当しないと思います。念のため。)
・問九:五條市(21位)
そろそろ行き詰まってきましたが、一問くらいは隣接問題があるだろうとチェックし、これがそれっぽいということで調べましたが、市町村と隣接している?→町村と隣接している?→村と隣接している?と迷走してたどり着きました。
ここで第1ヒント。
・問六:坂井市(22位)
スイカの話題が出たとき農水省のページもチェックしていたのに情けない。尾花沢市ということで市制施行日の方へ飛んでしまっていました。アナグラムヒントはすぐ解けて、EMMさんが速攻で解答されていることから、あぁスイカの件かと。
ここで第2ヒント。
・問五:富山市(16位)
アナグラムヒントは「五万と増えた」とすぐ解けて、そういえば以前そんな書き込みがあったなぁと思い出す。ただ、人口は何時の何のデータなのか確信が持てないまま、まぁ大規模な合併をしたところなら問題なかろうと富山市を解答。
・問十:高知市(6位)
第一,第二ヒントから、議員定数のことかと見当はつきました。ただどの法律のどういう規程に関するものかよくわからず在任特例ともごっちゃになり頭は混乱。まぁ“市議会議員”“定数特例”というようなキーワードを選べばなんとかなるだろうと検索すれば、高知市のページで合併に伴い合併特例法により定数を2増やしている、というような記事がヒットしたので、とりあえずこれでよかろうと解答したところ正解。
・問七:未答
第一,第二ヒントはすぐ解けたものの何のことかわからず、第三ヒントはさっぱり解けず、「県の道、鹿が集い」(夜中に近所の峠道を通れば普通に見られる光景ですが)と解いて県道関係かと迷走する始末。散々考えてアナグラムに“ど”があることから、前回の問四同様、人口密度の数値に何らかの処理をしたものではないかというところまでは到達しました。(苦手なデータ処理系!)それにしても想定解数が47ではないし、と完全に立ち往生。そのころから仕事が忙しくなり考える余裕がなくなるは、夜は帰省してきた子供がパソコンを占領しているはで早寝したりで、完全に諦めモードに入ってしまいました。
それでも10日夜に落書き帳をチェックすると、
[71582]オーナーグリグリさんから
完答の可能性が残っているのは今川焼さんだけとなりました。
とのアナウンスが。これがラストチャンスと真剣に考えること数分。第三ヒントの解答「県の密度が近い市」をじーっと見ていると、これを文字通り解釈すれば良いことに気付き、ようやく共通項に気がつきました。しかし、ここへ来ても都道府県を含めてデータベース検索すればよいことに気がつかず、ちまちまやっているうちに敷守ほむらさんの最終解答が出てジ・エンド。
共通項に気付く前は、問七は何とわかりにくい悪問だと毒づきながら考えていましたが、データベース検索の使い方(目の付け方)次第で極めてスマートな設問なんだと感心しました。十番勝負はまだまだ奥が深いです。