都道府県市区町村
落書き帳

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[1720]2002年6月3日
でるでる
[4003]2002年10月19日
ゆう
[4004]2002年10月19日
でるでる
[4043]2002年10月21日
いな
[4060]2002年10月22日
いな
[4298]2002年10月30日
ゆう
[22369]2003年11月29日
BEAN
[49222]2006年2月16日
逆太郎

[1720] 2002年 6月 3日(月)02:52:58でるでる さん
遅ればせながら。
[1617]>新田義貞は鎌倉末から南北朝最初期の人ですね

そうでしたね。Issieさんのご指摘の通りです。
更に、詳細な解説までして頂き、遅くなりましたが有難う御座いました。

Issieさんを始め、雑魚さん、たけもとさん等の熱きトーク?は、毎度興味深く読んでおります。それにしても、皆さんの博学ぶりはさすがですね。

また、[1621]>「豊田市」というのは「豊田○○」という個人名ではなく、
>「トヨタ」という自動車会社の名前をとったと考えるべき。
>人名ではなくて、企業名による地名とするべきです。

なるほど。また同じ愛知県の東海市は、1969(昭和44)上野町・横須賀町の合併の際に、公募にによって選ばれた市名ですが、その選定理由が「東海地方を代表するようなスケールの大きさと、全国的な知名度から、中部圏の中心となるに相応しい」からとのこと。
なのに、東海市内の東海町(とうかいまち)は、地先に誘致された東海製鉄(現在の新日鉄)の社名にちなんだ地名だそうです。
同じ自治体内の同字地名でこれだから、全国的ではこれまた然り。しかも当て字まであるんですから、地名って本当に奥が深いですね。
[4003] 2002年 10月 19日(土)02:02:01ゆう さん
東海市のこと
[3910]いなさん
>3-2)東海市・愛知県
> 1963年、知多郡横須賀町と上野町の合併にあたって公募し、東海市を決定した。

市のサイトを見ると、この名が選ばれた理由の中に「東海地方を代表するようなスケールの大きい名」との記述があるものの、直接「東海地方」が由来であるとは書いてないのです。
この名は市域の東海製鉄(現・新日鉄)からの発想だったのでは、と邪推したりするのですが、実際のところはどうなんでしょう?
[4004] 2002年 10月 19日(土)02:17:47でるでる さん
東海市
東海市の名称の由来について、『日本地名大百科』小学館刊によると

「市名は、誘致(1964年)された東海製鉄(現・新日鉄)の社名に由来」

とありますね。市のHPには、市内の東海町という地名の由来については、東海製鉄に由来とあります。
東海市が市制施行したのは1969(昭和44年)ですから、東海製鉄の誘致の方が先ですけど、もしかしたら、東海製鉄と東海地方の両方からの発想なのかも知れませんね。
[4043] 2002年 10月 21日(月)01:27:32いな さん
(私見)東海市の由来は東海製鉄からきたものではない
[4003] ゆう さん
>市のサイトを見ると、この名が選ばれた理由の中に「東海地方を代表するようなスケールの大きい名」
>との記述があるものの、直接「東海地方」が由来であるとは書いてないのです。
>この名は市域の東海製鉄(現・新日鉄)からの発想だったのでは、と邪推したりするのですが、
>実際のところはどうなんでしょう?
[4004] でるでる さん
>東海市が市制施行したのは1969(昭和44年)ですから、東海製鉄の誘致の方が先ですけど、もしかしたら、
>東海製鉄と東海地方の両方からの発想なのかも知れませんね。

私が勝手に結論づけるのもどうかとは思いますが、本件に関しての私なりの見解を述べます。

1,経過
・はじめにあったのが知多郡上野町
・昭和33年9月 東海製鉄(株)設立(出資率:富士製鉄51.7%,地元48.3%)
  名古屋港管理組合によって埋め立ての開始されていた名古屋南部地区に製鉄所の建設を決定
・昭和42年8月 富士製鉄と合併、富士製鉄(株)名古屋製鐵所として発足
・昭和44年4月 知多郡上野町と横須賀町が合併し、東海市が誕生
・昭和45年3月 富士・八幡製鉄合併、新日本製鉄名古屋製鉄所として発足

2,考BR> 1)東海製鉄を誘致したのは上野町
  場所は埋め立て地で、新たに造成した土地である事から、上野町の字名として新設されたものであろう
  東海町(とうかいまち)=地先に誘致された東海製鉄(現新日鉄)の社名にちなむ<東海市・まちの名の由来より
2)上野町と横須賀町の合併に当って市名公募し、東海市・名南市・愛知市・知多市・平洲市の上位5市名のなかから選出

 (以下に選考時の意識についての私見)
  ・名南市は、名古屋の南と言うことだと思われるが、名古屋市南区に名南工業高校があり、新市の名称として地元民としてはふさわしいと思うとは考えられない
  ・愛知市については、県内に愛知郡もあり、選択するには無理があったと思われる
  ・知多市については、当時の隣町に知多郡知多町があったことから、選択は躊躇したと考えられる
  ・平洲市は、江戸時代の儒学者・細井平洲に因む名前であるが、スケールの大きさが感じられなかったのではないか?
  ・東海市を決定した理由は、[4003]にて、ゆうさんが掲載済み

3)東海市発足時に東海製鉄はすでに合併による社名変更しており、製鉄所は「富士鉄・名古屋」であった
  ・企業の歴史上の旧社名を、新市の名称に採用するとは考えにくい

3,結論
・東海市の市名は公募の中から選択したが、東海地方を意識した名前である
・東海市東海町の町名の由来は、東海製鉄の社名にちなむ
・以上まとめて、東海市の由来は東海製鉄からきたものではない

公式HPに嘘はないとして、このような結論付けでいかがでしょうか? <ゆうさん

なお、同市内を縦貫する名鉄常滑線の新日鉄前駅は、・加家(かや)~東海製鉄前~富士製鉄前~新日鉄前と
順次製鉄所の変遷にきれいに追従して駅名改称をおこなってきています
[4060] 2002年 10月 22日(火)00:37:20いな さん
詳細日付の追記 <手抜きを陳謝
[4044] mikiさん
>私は記録のある限りは日まで表記する主義ですから...。

そうですか・・・
これだけ何度も話題になれば、スタートの日付については、皆さん百も承知なんだと思って手抜きをしてしまいました。
そういうことであれば、[4043]の中で、詳細日付を記載していない部分がありましたので追記しておきます。

名古屋鉄道常滑線・新日鉄前駅の歴史
----------------------------
M45.2.18開業加家(かけ)
S19休止
S39.8.17復活東海製鉄前として
S42.8.01駅名改称富士製鉄前へ
S45.3.31駅名改称新日鉄前へ

この、たび重なる駅名改称は、製鉄所の合併による社名変更に忠実に追従していった結果なんですね。
・・・名鉄の律儀さに感動すら覚える
[4298] 2002年 10月 30日(水)02:49:21ゆう さん
10日分
フォローしたい記事をかなり絞り込みましたが、やはり疲れました。
#それでもいくつか茶々もつけてる私です。


[4006]でるでるさん
>東広島市他6町の合併後の市名が「東広島市(編入合併)」に決定致しました。
編入合併はある程度予想してましたので市名もそうかなとは思っていましたが、「ロマンチスト」の私としましてはこの機に改称して欲しかったです。
全域が過去に賀茂郡に所属したことがあるので「賀茂市」など考えてたのに、公募もなく残念。


[4009][4061]雑魚さん
広島城址のすぐ北の区画にある広島市立基町高の前身は1942年開校の広島市立中です。
現在地に移転したのは原爆投下後の1947年ですが。


[4034]satoさん
>そもそも合併の必然性があったかどうかも疑問です。
>まとまりのある一つの地域ならば名称も自然に決まる筈です。
そもそも市町村に限らず合併とは、異なるものが1つにまとまろうとすることですよね。
合併前にまとまりがあることよりも、まとまることで合併後に何を目指すのかが重要だと思います。
協議会はそのためにあるんですよね。
そういう観点でみれば、合併前に名称が自然に決まるほどにまとまりがある必要は必ずしもありません。
とはいえ、水と油を混ぜようとすれば界面活性剤が必要な訳で、水と塩を混ぜるよりずっと大変です。

それから、多極が存在しそれぞれが有機的に役割を分担するまちを目指す自治体は充分にありえますし、個人的には今後増えて欲しいところです。
単純にコアになる地域で代表という訳にはいかない事例になるでしょう。
#「名前」だけを分担する地域があったら嫌だなぁ。


[4035]雑魚さん
>この曲と 「通りゃんせ」 の組み合わせといえば、地方都市の交差点で御馴染みの視覚障害者用と思しき誘導音楽ですね。
以前はメロディー式信号機も割と聞けたのですが、国際標準化の動きと関連して現在ではほとんどがピヨピヨとカッコーになってます。


[4036]TNさん
>なぜ、中央道富士吉田線は盲腸線なのか、
中央道は、かの、静岡市北部を通る予定だったのですね。勉強になります。


[4043]いなさん
>・以上まとめて、東海市の由来は東海製鉄からきたものではない
詳細な経過をありがとうございます。
では、東海市命名の由来は東海製鉄のそれと同じ(または似たもの)だったと思われますね。


[4070]桃象@国仲涼子ファンさん
>ホントに郡って何なんでしょうね。
郡境界のメンテナンスがほとんどされない今となっては、「以前まとまりを持っていた地域」でしょうね。
現在でもまとまりを持っているか所も多いのでしょうが、そうでないところもまた多いようです。


[4203]実は小学生さん
>でも、やっぱり4市で合併する前に新座市の境界線見直してほしいです。
境界線にも地名と同様かそれ以上に歴史があることもあります。


[4204]実は小学生さん
>方角地名の方角地名(!?)になってしまうのは僕は良くないと思うので、
善し悪しは別としていくらでもあります。最近話題の北関東もそうですね。

>名称公募の中の「First Love市」には驚きました。っていうか笑っちゃいました。
これは公募期間中のヒット曲のタイトルですね。
協議会は公募結果を分類してるのですが、「愛にちなんだ名前」45種、「『合併の時期』にちなんだ名前その他」18種のいずれかに分類されていたのかとても気になります。(^^)

#西東京といえば、京都市左京区が分区することになっても東京(ひがしぎょう)区なんてできませんよね。(^^)


[4207]TNさん他三陸関係者
「三陸」地域といえば三陸海岸沿岸部を指すことが多いようですが、陸前・陸中・陸奥全体を指す用例はあるのでしょうか。


[4210]YSKさん
>このやりとりでみなさん何となく意味をお分かりいただけたのではないでしょうか。
昨日ドラマ「アルジャーノンに花束を」を見てました。
ユースケ・サンタマリア氏は良い演技しますね。


[4221]TNさん
>八郎潟干拓で有名な秋田県大潟村の平坦な田園地帯に村が日本一低い山と自称する「大潟富士」
丁度今月はじめに秋田県を訪れる機会がありまして、大潟村内も車で通過してました。
このネタもっと早く知ってれば私もぜひ立ち寄って登頂したかったですね。ちょっと悔しいです。


[4241]雑魚さん
>「新婚さん、プラッシャーイ!!」 とか。(笑)……… 洒落になっていませんね。
語呂は洒落なのに、意味はとんでもないこと。(^^)


[4247]YSKさん
>さいたま市の区名案で、不評な“見沼区”の撤回を求める住民運動が起きている。
この放送は見てないんですが、23日の東京新聞朝刊28面にも同様の記事がありました。
見沼田んぼに取り囲まれるような区域自体は台地が広がっているそうですね。
「地名に『沼』の字が付くと地価が下がる」などの意見は半信半疑ですが、「選定委員会で7月の段階で『旧市名と方角の組合せはなるべく避ける』という申し合わせをしていたなら投票対象から外しておくべきだった」という意見は納得です。
ただ、市長が「桜区にはこれから桜を植えればいい」と発言しているという記述が気になりました。
[22369] 2003年 11月 29日(土)23:39:49BEAN さん
新日鉄名古屋
[22127]ありがたき さん
広島のお話から脱線してしまいますが、その愛知県東海市。こちらも個人的感想なのですが「東海」のネームバリュー的には原子力施設のメジャー度から茨城県東海村の方が先に連想されたり、MAの名前にもなっていてこの地域を指す名前のひとつでもある「(尾張)横須賀」であれば神奈川県横須賀市のイメージが強かったり、お隣名古屋市の知名度ともあいまって、結構知られていない場所ですよね。友人が住んでいなければもしかしたら今でも気づいていなかった市かも知れませんでした。
東海市には新日鉄の「名古屋製鉄所」があります。当初は「東海製鉄」だったのが昭和42年に新日鉄の前身である富士製鉄の「名古屋製鉄所」となりました。ちなみに東海市は昭和44年に上野町と横須賀町が合併してできましたが、製鉄所は2つの町にまたがっていたようです。東海市の前身の2町には、名古屋市との合併を希望しながら実現しなかった過去([22018]参照)があるだけに、皮肉な名前です。
新日鉄では「広畑製鉄所」「八幡製鉄所」も所在市町村名と一致していません。それぞれ市町村合併で姫路市・北九州市になるより前に設置されており、合併前の市町村名から名づけられたものですが、「八幡製鉄所」は実は八幡西区と戸畑区にまたがっていて、さらに言うと現在操業中の高炉は戸畑区にあります。
こうして見ると、市町村名や駅名以外でも「どの地名を使うか(または、新たな名前を作るか)」は微妙な問題なんですね。
[49222] 2006年 2月 16日(木)00:19:17逆太郎 さん
企業由来の歴史的地名について(製鉄会社編)
[49195]ぺとぺと さん
こちらこそご賛同ありがとうございます。
この手の企業名由来の地名というのは世の地名研究家の間では「味気ない」と軽視されることが多いのですが、社名が変わったり移転した途端にそれは立派な「歴史的地名」となるわけですね。全国各地にこの手の地名が存在し、かつ企業再編の活発化で増加の一途をたどっているのを見るにつけ、コレクションのし甲斐があるかなと思った次第です。
新日本製鐵の堺製鐵所の所在地が「堺市築港八幡町1」であり、広畑製鐵所の所在地が「姫路市広畑区富士町1」であるというのは、同社が八幡製鐵と富士製鐵の大合併で成立した歴史を雄弁に語っています。名古屋製鐵所の所在地の「東海市東海町5-3」は、同製鐵所が「東海製鐵」の手により設置されたからですね。(東海市公式サイト参照)

製鉄会社の大合併といえば「日本鋼管+川崎製鉄→JFEスチール」が記憶に新しいですが、製造拠点の所在地はやはり「昔の名前で出ています」ですね・・・
 東日本製鉄所(千葉地区)=千葉市中央区川崎町1番地
 西日本製鉄所(倉敷地区)=倉敷市水島川崎通り1丁目
 西日本製鉄所(福山地区)=広島県福山市鋼管町1番地
 知多製造所=愛知県半田市川崎町1丁目1番

住友金属工業の場合、鹿島・和歌山の両製鉄所の地名は企業名由来ではありませんが、総合技術研究所の所在地は「尼崎市扶桑町1番8号」です。同社の前身会社は昭和20~27年の間財閥解体とのからみで「住友」を名乗ることが出来ず「扶桑金属工業」(のち新扶桑金属工業)という社名になっており、これに由来する可能性が高そうです。

[49199]EMM さん
私の場合、歴史の面での守備範囲は近現代以降の日本のみ(特に産業史が興味の中心)ですので、ご安心を・・・


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