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第6回落書き帳公式オフ会関連記事(hmtさん)

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[72963] 2009年 11月 27日(金)15:39:13hmt さん
遠くからのオフ会参加
[72937] オーナー グリグリ さん
いっちゃんさんによると 今回の参加者28名の中で、直線距離で一番遠くからの参加者が私だったとか。言われてびっくりというか なるほど でした。

メンバー紹介では futsunoおじ さんの居住地は東京都となっています。
しかし、オフ会での自己紹介によると、転居先の新潟市からのドライブで参加されたとのこと。
そこで、改めて岡山市から佐倉市と新潟市との間の直線距離を比べてみると、殆んど同じであることがわかりました。

国土地理院測地部が提供している 計算プログラム [70290] を利用して、苫田温泉【北緯34度43分50秒、東経133度54分57秒】からの直線距離(測地線長)を求めてみました。

佐倉市役所【北緯35度43分26秒、東経140度13分26秒】までの距離 584,621.075(m)
新潟市役所【北緯37度54分58秒、東経139度02分11秒】までの距離 579,803.557(m)

お2人の自宅と苫田温泉の間の距離によっては逆転の可能性もありそうですが、距離の開示はプライバシーの問題?

オフ会の話題からは離れますが、「遠く」から思い出したので、「海から遠い」の過去記事 を出しておきます。最後の記事に、今回使った経緯度からの距離計算プログラムが紹介されています。

なお、測地に関するアーカイブズ、地球を測った人々 の最後の記事における VLBI(Very Long Baseline Interferometry:超長基線電波干渉法)のページへのリンクが切れていたので、やり直しておきます

VLBIとは、星野彼方【敬称省略?】にあるクエーサー(準星)から発せられる電波を観測して、地上の位置を正確に定める方法です。

今年は、近代的な天文観測が始まって400年を記念した 世界天文年2009 です。1週間前の 2009年11月19日には、 史上最大規模の VLBI観測が実施されたとのニュースがあったので、この機会にご紹介しておきます。報道発表
[73149] 2009年 12月 1日(火)16:37:54hmt さん
岡山オフ会2009 (1)プロローグ
最初に、私の公式オフ会参加履歴と関係記事を記しておきます。
第1回の東京オフ会2004では、当日事前に書き込み1件[33692]
池田屋の入口で偶然最初に出会ったメンバーは Issieさんでした。お名前がわかった自己紹介風景は 参加者限定の写真に集録されています。二次会終了時の集合写真 には写っていないので、貴重な記録です。

それ以来、2005~2007年の3年間はオフ会にご無沙汰していました。
宿泊手配も必要だし、2次会以降をぞろぞろと移動するのは、あまり体力や好みに合わなかったのです。

2008年の第5回は初の試みで、温泉宿が会場になりました。これならば、往復の切符さえ手配しておけば安心して参加できると、久しぶりの申し込み。本州北部の未踏地帯に足を踏み入れる魅力もありました。
具体的な計画のなかった翌日も、小坂の康楽館([66685] いっちゃん さん 推薦)訪問という グリグリさんに従って、ぺとぺとさんの レンタカーに同乗させていただき、廃止直後の小坂線[66852]跡を探る YASUさんと、4人のツアーを楽しみました。

湯瀬オフ会2008の後には、小坂鉱山に係る自然と人[67641]陸中国「鹿角郡」とを記しています。

そして今年の第6回オフ会開催地は岡山。[69188] オーナー グリグリさんの「案1」で示されており、会場の苫田温泉という名も、[69195] 白桃 さんに現れています。

予想段階に遡ると、福岡オフ会2007終了後の[62494] なきら さん
私の予感では、次回は仙台、次々回は岡山・・・。神戸を京都、福岡を熊本の代打として、1から6までそろうなと思っただけ
が、岡山オフ会2009 を予想した最初の記事でしょうか。
旧制第一高等学校から第六高等学校までになぞらえた見方については、[70656] いっちゃん さんのフォロー記事があります。

正式の案内は[71823]。温泉宿スタイルは大いに気に入っていたので、積極的に参加を検討したいと思いました。
具体的な旅程を考え始めた頃、「国の隣接関係」という連載記事を書いており、南海道[72189]を書きながら四国の地図を見ているうちに、四国内陸部に行ってみたくなり、オフ会前日の大歩危宿泊を 10月に予約しました。
[73150] 2009年 12月 1日(火)16:45:35hmt さん
岡山オフ会2009(2)合流前の行動
高知龍馬空港への割引切符は手配が遅すぎて入手できず、11月21日は、久しぶりのヂーゼル特急で四国入り。

徳島県三好郡山城町改め三好市になった 大歩危峡 は、三波川帯と呼ばれる緑色の岩を吉野川が削った絶景。
[38585] 音無鈴鹿さん の解説にあるように、中央構造線外帯の低温高圧型の変成岩 ですが、地層名の由来になった三波川は、群馬県鬼石町[38580](2006年藤岡市)にあり、緑色の庭石の産地になっています。
三波川は群馬・埼玉県境をなす神流川に合流し、更に利根川へと注ぎます。少し南を流れる荒川の長瀞[56491]も、同じく三波川帯の峡谷を中心とする観光地です。

ラピス大歩危という石の博物館も楽しみました。
ラピスラズリというと、ラテン語で「青い石」ですが、大歩危の「緑の石」とは別の貴石です。
アフガニスタン産のものが仏教と共に日本にも伝えられ「瑠璃」の名で知られていました。瑠璃も玻璃も照らせば光る(いろはがるた)。

大歩危まで来てみると、一駅先の高知県を未踏で残すのは残念と、22日は下り列車に乗車。
阿波・土佐国境の長いトンネルの先も、やはり吉野川の峡谷。
しかし、特急が停まらない駅で降りても立ち往生するだけ。…というわけで、杉の大杉 を見てきました。
高知県長岡郡大豊町で、吉野川から少し支流に入ったところ。本流を更に遡れば、落書き帳でも貯水率が度々話題になった早明浦ダム(郡が変わって土佐郡)ですが、そこまでは足を伸ばすことができず。

大杉から、いよいよ岡山へ向けて出発。16時集合を見計らって、余裕の時間を過すべく琴平で下車。
とはいうものの、もとより785段の石段に挑戦する体力はなく、たまたま開催されていた「清酒金陵・初しぼり」というイベントで お酒を振る舞ってもらったりしました。
[45321] グリグリさんは、神戸オフ会2005の翌日に立ち寄り、本宮まで到達しているのですね。尊敬してしまいます。

余談ですが、「芝の金毘羅さま」(東京都港区)は 丸亀藩主京極家上邸内にあり、江戸市民の要望に応えて毎月十日に参拝が許されました。
10数年前の私の職場[33199]は そのお隣(こちらは千代田区)で、現代でも毎月十日の縁日は賑わっていました。
1月10日の初金毘羅には、ビル内の通路が参道になる有様でした。

幸い ほとんど雨に遭うこともなく、琴平から四国ではじめての「電車」に乗って岡山に向かい、皆さんと合流しました。
[73151] 2009年 12月 1日(火)16:59:23hmt さん
岡山オフ会2009 (3)苫田温泉 + 翌日の多彩なメニュー
さて、オフ会会場は、岡山市北区栢谷(かいだに)の苫田温泉乃利武。
宴会の前に大浴場で一汗流すわけですが、これが遠かった。今になって地図で見ると、旅館本体は苫田山の南から流れ出す谷にあり、桃太郎風呂は東側の山腹にあることがわかりますが、当日はそのような知識もなく、案内表示に従って延々と続く渡り廊下を進むことになります。やっと着いたと思ったら、その先には更に斜行エレベーター。

「苫田」という地名からは 岡山県苫田郡 という名を思い浮かべるのですが、苫田郡は美作国であり、備前国御野郡[73137]だったこの地とは無関係なのでしょうね。

28人の宴会はオフ会新記録とのこと。第1回の東京オフ会2004は通算28人でしたが、一堂には会していませんでした。

9人が参加して大成功をおさめた石島探検隊の報告[72970] [72971]に、全員が喝采。
思えば、 [46905] 88 さんの呼びかけは4年前のこと。
こういう話を聞いたら、「是非、岡山-香川の県境をまたいでみたい」という魔力に弱い落書き帳メンバーは多いだろう
早速応えたのが[46956] ニジェガロージェッツ さん。
是非、落書き帳でメンバーを募ってオフ会アウトドア企画「いしま県境探訪」として訪れてみたいところですね。(笑)

そうそう、部屋割りについて。
いっちゃんさんから、オフ会皆勤者・石島探検隊などを各室に配置した 苦心の作であることが報告されました。
ぜひ詳細を記録しておいていただきたいと思います。

翌日は、88さんのクルマ(白桃さん同行)に同乗させていただき、地元のお二人に案内していただく豪華オプションツアーを楽しみました。

岡山大学・後楽園・児島湖(ダム湖コレクションの中で異色の存在)・児島湾干拓地、瀬戸大橋と与島PA、瀬戸大橋記念館、讃岐うどん と多彩なメニューでした。

児島湖の付近では霧が立ちこめていましたが、瀬戸大橋を渡るころは天気も回復して、大槌島[72964]など備讃瀬戸の島々の眺望を楽しむことができました。


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