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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[73416]2009年12月27日
Issie
[73423]2009年12月28日
hmt
[79452]2011年10月9日
スカンデルベクの鷲
[84198]2013年10月8日
スナフキん
[87193]2015年1月21日
山野
[87196]2015年1月22日
スカンデルベクの鷲
[87200]2015年1月23日
ピーくん
[87202]2015年1月23日
いろずー

[73416] 2009年 12月 27日(日)19:02:24Issie さん
相模湖が消える
そう言えば [73369] で アルバトロス さんがご案内のように,12月の相模原市議会で区の名称と区域が決定され,相模原市の政令指定都市移行とともに来年の4月1日から区制が実施されることになりました。その結果,住居表示には新たに「緑区」「中央区」「南区」という区名が挿入されることになるわけですが,旧津久井郡4町については地域自治区名として引き続き使用されていた旧町名(城山町,津久井町,相模湖町,藤野町)は省かれることになります。たとえば,

 城山町若葉台4丁目 → 緑区若葉台4丁目
 津久井町青山 → 緑区青山
 相模湖町与瀬 → 緑区与瀬
 藤野町牧野 → 緑区牧野

というように。
郡名を流用した「津久井町」を除いて,「城山,相模湖,藤野」は自治体名としては昭和の大合併で創作された“新地名”ですが,ここで住居表示用の地名としては消滅するわけです。
長岡市の「山古志」のように敢えて残すことを選んだところもある一方で,津久井4町の場合,残すかどうか議論にはなったのですが割とあっさり省くことに決まったようです。市としては,今後も公共施設名などに残すから我慢してね,という意味のアナウンスをしていますが,実際,これらの旧町名に対する思い入れはそれほどないのでしょうかね。
ともあれ,これからは「相模湖」は“町名”ではなくダム湖の,あるいはJRの駅名として残ることになります。
[73423] 2009年 12月 28日(月)15:50:56hmt さん
住所の表示から消える津久井・城山・相模湖・藤野
[73416] Issie さん
旧津久井郡4町については地域自治区名として引き続き使用されていた旧町名(城山町,津久井町,相模湖町,藤野町)は省かれることになります。

「日和佐」という地名が、平成合併の結果、住所の表示から事実上消えた[73411]ことについて記したばかりですが、hmtの出身地・津久井にも、2010年4月から同じ運命が訪れることになるのですね。

4つの住所地名の挽歌を記しておきます。

「津久井」は三浦半島の津久井庄(現・横須賀市)に由来し、人名を経て相模国北部に「津久井領」が生まれ、元禄4年(1691)に「津久井県」と命名されたことは[41805]で記しました。
「郡よりも格が低い」という意味が込められた「近世唯一の県」であったことは、特筆に値します。

明治3年2月27日の太政官布告で 「津久井郡」に昇格? しましたが、2006年と2007年に所属する4町村がすべて相模原市に編入され、自然消滅しました。
この間、1955年の昭和大合併では「津久井町」の名にも使われました。この地域に「津久井」の名をもたらした鎌倉武士の古城の所在地があるので、妥当な命名と言えるでしょう。

自治体時代の読み方は「つくいまち」でした。
これが 2006年の合併 で 相模原市の一部になったわけですが、合併協議第19号[48391]によると、“字の区域は、原則として現行のとおり”となっています。これだけなら、「津久井郡津久井町青山」であった住所は「相模原市青山」になりそうです。
しかし、実際には「相模原市津久井町青山」という表記になりました。

その仕組みを解説してくれたのが、[48804] suikotei さんの記事です。それによると、2004/10/26総務省からの通知により住民基本台帳の記載要領が改正され、「合併に係る地域自治区」の名を住所に記すことになったのだそうです。
旧津久井町の区域には上記の合併協議に基づき「合併に係る地域自治区」である「津久井町(つくいちょう)」が設けられたので、読みは変りながらも、上記のように「津久井」が住所に残ったのでした。
2010年4月からは、もちろん「指定都市の区」である「緑区」がこれに代って住所表記に使われることになります。

「城山,相模湖,藤野」は自治体名としては昭和の大合併で創作された“新地名”

1955年に作られた3つの“新地名”の前身を探ります。
「城山」は、もちろん 中世に三浦氏の一族・津久井為行が山城(津久井城)を築いた宝ヶ峰のことで、古くから使われた呼び名と思われます。
山体の大部分が津久井町に属する城山ですが、その姿がよく見えるという理由で「城山町」の名に選ばれたのでしょう。神奈川県が城山ダム建設を決定したのは、城山町発足5年後の1960年です。

「相模湖」は 1947年命名のダム湖[43001]由来で、自然地名?としても戦後生まれです。
相模ダムは 戦前に着工した日本最初の本格的な多目的ダムでした。戦争の影響で工事は遅れましたが、完工式には昭和天皇が臨席されたくらいで、日本復興のシンボルとして祝福されました。「ダムはムダ」という昨今の風潮とは大違いです。

昭和合併は相模湖誕生の8年後ですが、「相模湖町」という自治体名も自然の成り行きと思われます。中央線の駅も、追随して「与瀬」から改称。2万5千分の1地形図の図幅名は、現在も原則通りの居住地名「与瀬」を続けています。

由来が一番わからないのが「藤野」です。
1955年に命名された「藤野町」は、中央本線藤野駅に由来するとして、1943年当時の津久井郡小淵村に設けられたこの駅の名を「藤野」とした理由がよくわかりません。

[62419] スピカさん には、次のように記してあります。
「藤野」の名は駅所在地である小原の小字で、合併時の新町名に町の中心地にある駅の名前を採ったものです。

「藤野 = 小字」説は検証していませんが、この駅の立地は 甲州街道の関野宿(小淵村)と吉野宿(吉野町)との中間であり、駅名とするのに適した著名な集落があったとは思われません。

「藤野駅」は、小淵村の「淵」と隣接する吉野町の「野」とを組み合わせた「ふちの」に由来する可能性があるように思われますが、どうでしょうか。

市としては,今後も公共施設名などに残すから我慢してね,という意味のアナウンスをしていますが,実際,これらの旧町名に対する思い入れはそれほどないのでしょうかね。

自然地名の 相模湖・城山 や、駅名の 藤野 は問題ないとして、「津久井」の将来が気になります。
でも、相模原市緑区の中で、西の方にある山地の総称として、「津久井」は便利な言葉です。
旧・城山町の平地部分は文字通り「相模原」の一部として同化し、「津久井」は、山地部分だけを意味する地名として残るような気がします。
[79452] 2011年 10月 9日(日)09:30:21スカンデルベクの鷲[大龍エクスプレス] さん
宇陀市の区
地名コレクション関連です。

宇陀市HPによると、2011/4/1から、
宇陀市の地域自治区が廃止された模様です。これによる変更分を列挙します。

ニジェガロージェッツさん
「区」コレクション
宇陀市大宇陀区、菟田野区、榛原区、室生区→地域自治区の廃止に伴い区の表示がなくなる

ぺとぺとさん
「四季」コレクション
宇陀市大宇陀区春日→宇陀市大宇陀春日

グリグリさん
「はさま」コレクション
宇陀市大宇陀区迫間→宇陀市大宇陀迫間

k-aceさん
「別所」コレクション
宇陀市菟田野区別所→宇陀市菟田野別所

油天神山さん
「町名の○○の里」コレクション
宇陀市榛原区萩乃里→宇陀市榛原萩乃里
「町名の○○ヶ丘」コレクション
宇陀市榛原区桜が丘→宇陀市榛原桜が丘
「町名の○○台」コレクション
宇陀市榛原区あかね台一~二丁目→宇陀市榛原あかね台一~二丁目
宇陀市榛原区高萩台→宇陀市榛原高萩台
宇陀市榛原区天満台東一~四丁目→宇陀市榛原天満台東一~四丁目
宇陀市榛原区天満台西一~四丁目→宇陀市榛原天満台西一~四丁目

以上です。長文失礼しました。
[84198] 2013年 10月 8日(火)15:06:18【1】スナフキん さん
区が消えてる!
いや、既報の塗り直しになるのですが…。

合併地名のおさらいをしていて、行政区画総覧をずっと眺めていて奈良県に達し、青ざめました。宇陀市、「区」が消滅してる!

これは大変です。旧自治体名称だから、ほとんどの地図帳では採用してしまってます…まずいことに、索引にまで。しかも奈良県にだけ出てくるわけではないから、傷は4ヶ所だけでは済みません…赤を大きく増やすことになってしまいました。

そこでふと、少し前に[84143]でニジェガロージェッツさんが「区の地名コレクションが壊れている」旨書かれていたのを思い出し、アクセスしてみました。

[79452]で、大龍エクスプレスさんがすでにこの事実を指摘済みでした…どうしてこんな大事なこと、気づかずスルーしてしまったんだろう。まぁ最大限の言い訳をするなら、区消滅のタイミングは東日本大震災の直後で、ニュースソースを完全にかき消されてしまっていた、に尽きるのかなぁと。

あんまり心配なので調べてみると、どうもこれが「区消滅」としては初のケースのようですが、早くも今年末に第二例目が生じそうです…あまり話題として出ていませんが、宮崎県美郷町がそれ。合併の際に定めた地方自治法に基づく地域自治区の設置期限が今年一杯に迫っており、注視しておかないと今回の二の轍を踏みかねません、気をつけないと。

【追記】最後の地方自治法云々部分、訂正しました…ホント、法律が絡むと理解がしずらくて困ります。
[87193] 2015年 1月 21日(水)23:23:50山野 さん
「自治区」廃止へ
(行政関連)
2006年の合併で誕生した奥州市にある5つの「地域自治区」ですが、
来年3月末の期限切れに伴い、市は廃止の意向を固めました。(岩手日報より。)
(今後の予定)市議会及び市民団体等と協議後、6月議会に関連議案の提案を目指す模様。
[87196] 2015年 1月 22日(木)18:22:24スカンデルベクの鷲 さん
地域自治区廃止
ニジェガロージェッツさん
「区」コレクションに情報提供します。
美郷町HPによると、2014.3.31をもって美郷町の各地域自治区が廃止され、住所から区の表記が無くなったそうです。
よろしくお願いします。

#平成の大合併のピークから約10年を迎えることもあり、このような事例は増えそうです。
#八戸市南郷区は今年の3月末で設置期限が切れますが、どうなるのか気になります。
[87200] 2015年 1月 23日(金)18:16:16ピーくん さん
ここも廃止
三重県北牟婁郡紀北町の紀伊長島区」「海山区」は、平成28年3月31日に廃止決定。
本年9月町議会定例会に、平成28年3月31日をもって地域自治区を廃止する議案を上程し、賛成多数で可決されました。
詳細

ニジェガロージェッツさん
ここもご存じと思いますがいずれ廃止されます。
[87202] 2015年 1月 23日(金)22:11:01いろずー さん
上越市は
こちらも地域自治区ネタです。

天下のwiki先生曰く当分自治区は存続の模様です。
一方、柏崎市は自治区がなくなるようです。

ソースは柏崎のHP見てもわかりませんが
この記事に書いてありました。
もう一つも同じでしょう。

柏崎つながりですが1/29に公式HPアドレスが変更されます。

アドレスはこちら←1/23現在まだリンクできません。

上の記事も新アドレスで見れるかどうかは自分でもわかりませんが…。

管理人様、近々変更お願いします。


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