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落書き帳

横浜市神奈川区の浦島太郎伝説

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[80279]2012年2月11日
k-ace
[80280]2012年2月12日
Issie
[80289]2012年2月13日
N-H

[80279] 2012年 2月 11日(土)22:58:39k-ace さん
自治体越えの地名、浦島太郎、舟橋村
「自治体越えの地名」コレクションで未出のところを。
盛岡市繋/雫石町繋
1955年10月1日に雫石町繋の一部が盛岡市に境界変更されたことによって発生。

浦島伝説(浦島太郎伝説)で有名なのが京都府伊根町の宇良神社(浦嶋神社)
香川県三豊市(旧詫間町)にも浦島神社があるようですが。
神奈川県横浜市神奈川区に気になる地名が。横浜市神奈川区浦島町/浦島丘/新浦島町/亀住町。浦島小学校、浦島保育園、浦島丘中学校もある。
神奈川県にも浦島伝説浦島太郎伝説(横浜市立浦島丘中学校)があるようです。
で、現地に行ってみました。行ったのは各地名域と蓮法寺と井戸で、慶運寺(あれ?)と成仏寺は行ってないのですが。
ただ、浦島町/浦島丘/新浦島町/亀住町に浦島伝説の寺等が全くないとは…。


[80258]hmtさん
これだけの話題があっても、落書き帳における 各都道府県での最希出自治体(当時16件)だったそうです[66855]
各都道府県で現存の自治体のみですから、富山県は15市町村しかなく、十番勝負や合併で現存市は書き込まれやすく、更に朝日町は他の都道府県にも存在する(した)ので。
[80278]までで舟橋村:25、上市町:33、立山町:50、入善町:24、朝日町:123
2012年2月11日時点では舟橋村から入善町になったようです。
[80280] 2012年 2月 12日(日)00:20:44Issie さん
絵にも描けない美しさ
[80279] k-ace さん
神奈川県横浜市神奈川区に気になる地名が。横浜市神奈川区浦島町/浦島丘/新浦島町/亀住町。浦島小学校、浦島保育園、浦島丘中学校もある。

神奈川県の公立高校は来週が後期入試。
そんなわけで,お仕事の上で「浦島丘中学校」という文字を再三ならずPCに打ち込む日々です。
亀住町の「浦島公園」や浦島丘の「浦島小学校」は,今は亡き「空から日本を見てみよう」ネタだったかと思いますが,何にしろ辺りは京浜工業地帯のまん真ん中。余所者としてこの話を初めて聞いたときは信じられない思いでいっぱいでした。

ただ、浦島町/浦島丘/新浦島町/亀住町に浦島伝説の寺等が全くないとは…。

今は“宿場”としての面影が全くかけらほども残っていない神奈川宿(程ヶ谷=保土ヶ谷はもちろん,川崎の方がまだ少しは残っています)。それでも,町名としては宿場本体としての「神奈川」「本町」「新町」の方が優先されたのではないでしょうかね。「浦島町」,「亀住町」,「浦島丘」はいずれも“神奈川町”としては東の外れ,隣りの 子安村 との境ですね。
浦島丘中学校のある 白幡東町 は完全に隣村(白幡村)の領域です。
埋立地の「新浦島町」はもちろん,他の浦島地名ともども,現物のない“周辺地域”が,むしろ現物がないからこそ隣接区域の現物にちなんだ名前を“わざわざ選ぶ”という在り勝ちなパターンのようにも思います。
まあ,個々の“浦島関連町”が…,ということではなくて,地域全体で浦島伝説にちなんでいるということなのでしょう。
要するに,「品川」ではなく「高輪」にある「品川駅」,「目黒区」ではなく「品川区」にある「目黒駅」というわけで…。
[80289] 2012年 2月 13日(月)16:17:39N-H さん
横浜市神奈川区の浦島太郎伝説
おっと、これはまた地元の話だ。

[80280]Issie さん
浦島丘中学校のある 白幡東町 は完全に隣村(白幡村)の領域です。
というわけで、私、現在白幡村の住人なのです。

町名としては宿場本体としての「神奈川」「本町」「新町」の方が優先されたのではないでしょうかね。「浦島町」,「亀住町」,「浦島丘」はいずれも“神奈川町”としては東の外れ,隣りの 子安村 との境ですね。
浦島丘中学校のある 白幡東町 は完全に隣村(白幡村)の領域です。
埋立地の「新浦島町」はもちろん,他の浦島地名ともども,現物のない“周辺地域”が,むしろ現物がないからこそ隣接区域の現物にちなんだ名前を“わざわざ選ぶ”という在り勝ちなパターンのようにも思います。

この推測は、若干事実とは異なるものと思われます。
k-aceさん引用のものおよびその他色々なWeb上の情報からすると、この地における浦島伝説の元となっているのは、かつてあって観福寿寺というお寺が浦島太郎の両親の墓があったとされる場所に建てられ、「うらしま寺」と呼ばれたというもののようです。
上記のリンクでは、浦島太郎は父母の墓が
武蔵の国白幡の峰に葬られてあると聞いて」尋ねた
とありますし、k-aceさん引用のものにも
武蔵国の白幡の海の見える丘に太郎の父の墓をまつった
とあり、この白幡の丘が今の浦島丘であるともありますので、神奈川宿の中心からは東寄りです。
実のところ観福寿寺そのものは江戸末期に火災で焼失し、その後に移ってきたのが現在の蓮法寺で、これは現在の住所では白幡東町のすぐ東側の七島町というところになります。
というわけで、現在に残る浦島関係の住所の区域には確かに由来のお寺などはないのですが、そのすぐ北側の一帯が伝説発祥の地ということになりそうで、神奈川宿から見るといずれにせよ東側になります。
ただし、今も地元では白幡の丘と呼ばれる丘はあるのですが、それは現在の浦島丘ではありません。白幡仲町にある白幡八幡神社のあるあたりがそれに該当します。もっともこの丘はU字型になっていて、浦島丘とつながっているといえば言えますが。

[80279]k-ace さん
横浜市神奈川区浦島町/浦島丘/新浦島町/亀住町。浦島小学校、浦島保育園、浦島丘中学校もある。
その他、今は暗渠となった、浦島太郎が足を洗ったという足洗川があります。東横線白楽駅北方にある白幡池を水源とし、横浜線の線路の東で入江川に合流するささやかなドブ川でした。

いずれにせよ浦島丘はまさに浦島伝説の地に至近ですが、その他は適当な「あやかり地名」なんでしょうね。でも、亀住町なんて、何の変哲もない下町なのに、いい名じゃないですか。
ちなみにこの亀住町にある保育園と公園は、つい先年(10年ぐらい前?)までは米軍に接収されていたれっきとした米軍基地の跡地であり、神奈川ミルクプラントという米軍兵士用アイスクリーム工場があったところです。


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