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落書き帳

【第四十八回十番勝負 問五:解説記事】

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[96130]2018年5月26日
デスクトップ鉄
[96145]2018年5月27日
伊豆之国
[96148]2018年5月27日
伊豆之国

[96130] 2018年 5月 26日(土)21:34:39【1】デスクトップ鉄 さん
第48回十番勝負問五
[96128] オーナー グリグリさん
第十四回問九の共通項と同じです。想定解数の訂正([95884])は、大館市を大崎市との重複と見誤ったためのカウントミスです。
私は、想定解数40でぴったりだとおもっていたので、41に増えた1市は、大田市かそれとも高山市か気になっていました。高山市は、2007年1月第14回問九で問題市になっています。高山市には鉄道の「温泉駅」はありませんが、新穂高ロープウェイ(法規上は、索道)に新穂高温泉駅があり、出題されたのだと思います。温泉の読みを共通項にすれば高山市が、鉄道駅を共通項にすれば大田市が該当することになると考えていました。

想定解を当時と比較すると次のとおりです(●問題市、◎正答市、○未答市)。
14-0948-05
函館市湯の川温泉
青森市浅虫温泉*
二戸市金田一温泉*
大崎市川渡温泉*、中山平温泉*、鳴子温泉*
大館市大滝温泉
鹿角市湯瀬温泉*
山形市
鶴岡市あつみ温泉
上山市かみのやま温泉*
福島市飯坂温泉
会津若松市芦ノ牧温泉*、芦ノ牧温泉南*
日光市鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉、上三依塩原温泉口*、中三依温泉*
渋川市小野上温泉*
秦野市鶴巻温泉
黒部市宇奈月温泉*、黒部宇奈月温泉(2015/3/14開業)
七尾市和倉温泉*
加賀市加賀温泉*
あわら市芦原温泉*
富士吉田市葭池温泉前
笛吹市石和温泉*
上田市別所温泉
飯山市戸狩野沢温泉*
高山市
美濃市湯の洞温泉口*
恵那市花白温泉(2011/03/12改称)
郡上市みなみ子宝温泉
島田市川根温泉笹間渡*(2007年当時川根町)
新城市湯谷温泉*
津市榊原温泉口
大津市おごと温泉(2008/3/15改称)
京丹後市木津温泉*→夕日ヶ浦木津温泉(2015/4/1改称)
神戸市有馬温泉
豊岡市城崎温泉*
松江市玉造温泉、松江しんじ湖温泉*
大田市温泉津
下関市川棚温泉
山口市湯田温泉
松山市道後温泉
武雄市武雄温泉*
八代市日奈久温泉*
人吉市人吉温泉(くま川鉄道、2009/4/1改称)
えびの市京町温泉*
霧島市霧島温泉*
山形市は、蔵王中央ロープウェイの温泉駅ですね。それなら現存するので、「おんせん」と読む温泉駅は42になり、鉄道駅が共通項だとわかりました。ただ、皆さんが書かれているように、想定解数を40にとどめておいたほうが、今回の問題としてふさわしかったと思います。

駅名改称の研究に「温泉駅」の項を設けて書いていますが、1970年代以降旧駅名の末尾に温泉を付して改称した例が多いです。上表では2007年以降の改称を注記していますが、*を付した駅は1970年代以降改称し、温泉駅となった駅です。こんなページを書いているのに、問五が銅メダルにとどまったのは、本当に悔しい。問四でも金メダルのTakashiさん、次回の全国のJR駅五番勝負にはぜひ参加してください。

なお、横浜市にあった温泉駅は、東急東横線の綱島温泉駅です。1944年綱島に改称されました。鶴巻温泉がいったん鶴巻に改称されたのと同じ「贅沢は敵だ」の時代でした。

[96131] Takashi さんのご指摘により、綱島駅への改称年の誤りを訂正
[96145] 2018年 5月 27日(日)14:35:20【1】伊豆之国 さん
いい湯だな(Remake Ver.)~第48回十番勝負・問五の想定解について~
今回の十番勝負「問五」の共通項は、「市内に『温泉』のつく駅がある市」でした。以前にも類題が出たことがあり(第14回・問九)、また第25回の「落書き帳10周年記念・特別バージョン」の問一では「JRの温泉駅限定」として出題され、そのときには私が「徹底研究」と称して([73216])「JRの(その当時存在した)温泉駅」についての考察を行い、それに対してhmtさんか早速レスがあり(有明つばめさんからも少し)、私鉄を含めて過去に存在した「温泉駅」までにも及んだやり取りは、解説記事としてまとめられました。今回は、JR以外も含めた「温泉駅」のある市が共通項、ということで、既に[96130] でデスクトップ鉄さんが概略を述べられておりますが、ここでは第25回・問一のときの考察の"Remake"と言う形で、「『温泉駅のある市』になった時期」にスポットを当てるのをメインテーマにして、次の表にまとめることにしました。
この表において、市の並びは、便宜上「お題」→「正答が出た」順とし、未解答で残った2市と、「おんせん」と読まない「温泉津(ゆのつ)」駅のある大田市は末尾に並べておくことにしました。

番号市名温泉駅(路線名)該当した日理由備考
1鹿角湯瀬温泉(花輪線)1995.12.1「湯瀬」より改称第5回オフ会
2会津若松芦ノ牧温泉・芦ノ牧温泉南(会津鉄道)1987.7.16「上三寄」「桑原」をそれぞれ現駅名に改称旧国鉄会津線の転換と同時。第8回オフ会
3笛吹石和温泉(中央本線)2004.10.12市誕生第11回オフ会
4神戸有馬温泉(神戸電鉄有馬線)1947.3.1合併で市域に
5松江松江しんじ湖温泉(一畑電車)、玉造温泉(山陰本線)1970.10.1「北松江」駅が「松江温泉」駅に改称。現駅名「松江しんじ湖温泉」への改称は2002.4.1。玉造温泉駅は2005.3.31に合併で市域入り第10回オフ会
6秦野鶴巻温泉(小田急小田原線)1958.4.1「鶴巻」より改称(注)
7大津おごと温泉(湖西線)2008.3.15「雄琴」より改称一度非該当市になった後に再該当(注)
8上山かみのやま温泉(奥羽本線(山形新幹線))1992.7.1「上ノ山」より改称
9山口湯田温泉(山口線)1961.3.20「湯田」より改称
10飯山戸狩野沢温泉(飯山線)1987.3.1「戸狩」より改称(注)
11恵那花白温泉(明知鉄道)2011.3.12「花白」より改称
12京丹後夕日ヶ浦木津温泉(京都丹後鉄道宮津線)2004.4.1市誕生当時は「木津温泉」駅。現駅名への改称は2015.4.1
13二戸金田一温泉(いわて銀河鉄道)1987.2.1「金田一」より改称当時は東北本線
14大館大滝温泉(花輪線)1955.3.31合併で市域に
15えびの京町温泉(吉都線)1990.11.1「京町」より改称
16榊原温泉口(近鉄大阪線)2006.1.1合併で市域に駅も温泉街も共に合併で津市内だが、駅の所在地は旧白山町、温泉街は旧久居市
17あわら芦原温泉(北陸本線)2004.3.1市誕生旧芦原町ではなく旧金津町
18函館湯の川温泉(函館市電)194?.改称?(注)
19豊岡城崎温泉(山陰本線)2005.4.1合併で市域に合併の1ヶ月前に「城崎」より現駅名に改称
20加賀加賀温泉(北陸本線)1970.10.1「作見」より改称
21上田別所温泉(上田電鉄別所線)1970.4.1合併で市域に
22日光鬼怒川温泉(東武鬼怒川線)、川治温泉・湯西川温泉・中三依温泉・上三依塩原温泉口(野岩鉄道会津鬼怒川線)2006.3.20いずれも合併で市域に「中三依温泉」「上三依塩原温泉口」は合併の2日前に現駅名に改称
23渋川小野上温泉(吾妻線)2006.2.20合併で市域に
24下関川棚温泉(山陰本線)2005.2.13合併で市域に
25新城湯谷温泉(飯田線)2005.10.1合併で市域に
26鶴岡あつみ温泉(羽越本線) 2005.10.1合併で市域に一度非該当市になった後に再該当(注)
27大崎鳴子温泉・川渡温泉・中山平温泉(陸羽東線)2006.3.31市誕生(所在地の鳴子町が古川市などと新設合併)
28武雄武雄温泉(佐世保線)1975.6.19「武雄」より改称
29黒部宇奈月温泉(富山地鉄本線)、黒部宇奈月温泉(北陸新幹線)2006.3.31合併で宇奈月温泉駅が市域に黒部宇奈月温泉駅の開業は2015.3.14
30福島飯坂温泉(福島交通飯坂線)1964.1.1合併で市域に
31七尾和倉温泉(七尾線)1980.7.1「和倉」より改称のと鉄道とも共用
32郡上みなみ子宝温泉(長良川鉄道)2004.3.1市誕生
33霧島霧島温泉(肥薩線)2005.11.7市誕生(所在地の牧園町が国分市などと新設合併)
34島田川根温泉笹間渡(大井川鉄道大井川本線)2008.4.1合併で市域に
35美濃湯の洞温泉口(長良川鉄道)1986.12.11「美濃立花」より改称旧国鉄越美南線の転換と同時
36八代日奈久温泉(肥薩おれんじ鉄道)2004.3.13「日奈久」より改称鹿児島本線八代~川内間の転換と同時
37人吉人吉温泉(くま川鉄道)2009.4.1「人吉」より改称共用するJR人吉駅は改称せず
38松山道後温泉(伊予鉄松山市内線)1961.4.1「道後」より改称
39青森浅虫温泉(青い森鉄道)1986.11.1「浅虫」より改称当時は東北本線
40富士吉田葭池温泉前(富士急)1951.3.20市誕生
41大田温泉津(山陰本線)2005.10.1合併で市域に「おんせん」と読まない唯一の駅

「温泉駅がある市」の仲間入りした理由を見ると、「『温泉』のつく駅名」に改称したことによるものが最も多く、全体の半数近くを占め、次いで「それまで郡部だった温泉駅が合併によって市域に入った」のが続き、「合併などによる市の誕生」によるものは意外と少数派です。

「温泉」駅について、複雑な経緯をたどった市もいくつかあります。大津市には、かつて江若鉄道に「雄琴温泉」と言う駅がありました。1923(大正12)年に「雄琴」駅として開業し、戦後間もない頃?に「雄琴温泉」に改称しています。「雄琴温泉」駅があった雄琴村は、1951(昭和26)年に合併で大津市に入りましたが、wikiの記述を見る限りでは、合併と駅改称のどちらが先か不明です。江若鉄道は、国鉄湖西線の建設計画との絡みもあって、1969年に全線を廃止し、路線敷きの一部は湖西線の用地に転用されましたが、「雄琴温泉」付近では市街地を避けて山側に線路が敷かれたため、温泉街から遠い場所に駅ができ、また当時は「雄琴」というと「風俗営業」のイメージが強くなっていたことも、駅名に「温泉」がつかなかったことと関係あるかもしれません。その後、温泉街のほうでも「歓楽街」からの脱却を目指して体質改善が進み、「温泉」駅の復活を望む声が大きくなったとされ、2008(平成20)年に「雄琴」駅が現在の「おごと温泉」に改称され、江若の「雄琴温泉」駅が消えて以来、39年ぶりに「温泉駅」が復活となったのでした(この辺の経緯は、大津市民のむっくんさんから情報をいただければ幸いと存じますが…)。
鶴岡市も「温泉駅が復活」した市です。市内には、かつて「庄内交通」の「湯野浜温泉」と言う駅がありました(こちら)。鶴岡駅から出ていた「湯野浜線」の終点の駅で、同名の温泉の玄関の駅となっていましたが、1975(昭和50)年4月1日付で廃線となり、いったん市内から「温泉駅」が消えました。その30年後の2005(平成17)年、「あつみ温泉」駅があった温海町が合併で「新・鶴岡市」の一部となり、こちらも市域に30年ぶりの「温泉駅」復活となったのでした。

秦野市にある小田急「鶴巻温泉」駅は、開業時の「鶴巻」から「鶴巻温泉」に、戦時中に「温泉」を外され「鶴巻」に戻された後、1958(昭和33)年に再び現駅名の「鶴巻温泉」の駅名が復活しています。飯山市はややこしく、飯山線が私鉄だった戦前、野沢温泉の中心部に最も近い位置にある現在の「上境」駅が一時期「野沢温泉」駅を名乗り、国鉄への買収で「上境」に戻った後、今度は隣の「戸狩」駅が1987(昭和62)年に「戸狩野沢温泉」に改称されて現在に至っています([73231] hmtさん)。しかし、この両市とも、直近の「温泉駅」の改称以外は、まだ郡部だった時期でした。余談ですが、「戸狩野沢温泉」駅は、北陸新幹線の開業と共に、野沢温泉へのバスの発着が現在地に移転した飯山駅に変更されて、戸狩野沢温泉駅から野沢温泉へのバスの運行も中止され、既に野沢温泉の玄関としての地位を失っているようです。飯山市には昨年の春に訪れているのですが([92849])、直通バスが待っていた「菜の花まつり」に気を取られ、野沢温泉方面へのバスは目に留まりませんでした。飯山駅も移転によって元の駅とは別の駅になったように見えるので、新たに野沢温泉への玄関口になった飯山駅を「飯山野沢温泉」(合併破談で「幻の市名」になったあの名前ですが…)に、野沢温泉の玄関の地位を下りた「戸狩野沢温泉」は、「戸狩温泉」(駅の北方に立ち寄り湯があります)にそれぞれ駅名を改称したほうが、実情にあっているように思えるのですが…。

函館市電の「湯の川温泉」駅(路面電車の停留所)については、wikiの記事では
1913年(大正2年)6月29日 - 鮫川橋停留所として開業。当停留所から湯川終点までは単線であった
1938年(昭和13年)以前 - 鮫川に改称。 以降、温泉入口、湯川、そして現在の湯の川温泉と改称している
1945年(昭和20年)7月2日 - 鮫川 - 湯川間の単線軌道が撤去され、終点となる
1959年(昭和34年)9月2日 - 1945年に撤去された湯の川温泉~湯の川間の軌道が複線で再敷設され、中間駅に戻る
とあるのですが、「温泉入口」と、現在の「湯の川温泉」への改称時期がこれでは読み取れません。本サイトの「市の変遷」から、北海道の市→函館市の変遷の欄を見ると
函館市 1939.4.1 編入 函館市, 亀田郡 湯川町
とあるので、「湯の川温泉」がある地域である「湯川町」が1939年に函館市域に入っていることはわかるのですが、それぞれ駅名の改称時期がいつだったか、函館市交通局のサイト→函館市電のあゆみ事業の沿革を見ても記載がなく、これらを見た限りでは「灰色」(この市出身の、こういう名前のバンドが居りますが…)領域に入ってしまい、「温泉入口」への時期がいつだったかによっては「温泉駅がいったん消えた後復活」と言うケースに当てはまる可能性を捨てきれません。

2007年1月に行われた、第14回・問九は、今回とほぼ同じな共通項で出題された問題でしたが、このときの想定解数は39市。「温泉津」駅がある大田市は「正答」として扱われ、またロープウェイの「温泉」駅がある山形市と高山市も正答とされていました(増えた1市」は、実は山形市だと思っていました)。一方、「JRの温泉駅限定」で行われた第25回・問一では、大田市は想定解に含まれず、対象外扱いでした。
今回の問五では、途中で追加された1市とは「おんせん」と読まない「温泉津」駅がある大田市だったと思われ、一方ロープウェイの駅がある山形市と高山市は除外されたと考えられます。反対に、第14回・問九の時点から増えた「温泉駅」がある市は、大津市(2008.3.15に「雄琴」駅が「おごと温泉」に改称して39年ぶりに「温泉駅がある市」に復帰)、島田市(「川根温泉笹間渡」駅がある川根町が2008.4.1に合併で市域に)、人吉市(2009.4.1にくま川鉄道の「人吉」駅が「人吉温泉」駅に改称。JRの駅は「人吉」のまま)、恵那市(2011.3.12に「花白」駅が「花白温泉」駅に改称)の計4市。結局、今回の想定回数は、差し引きで41市ということになったのでした。

以上により、市内に「温泉」のつく駅がある市は41市(大田市を含む)、市内にある「温泉」のつく駅の数は50駅(温泉津駅を含む)。「温泉駅」が複数ある市は5市あり、最も多いのは日光市で、5駅あります。

♯かつて市内に「温泉駅」があった市、町村にある「温泉駅」については、次回に書き込むことにします。

【1】「市にある温泉駅」の合計を追記。その他、誤記と一部の表現を修正。
[96148] 2018年 5月 27日(日)22:50:52【2】伊豆之国 さん
いい湯だな(番外編)~消えた温泉駅、市にない温泉駅~
今回は、前回の記事([96145])の最後に書き込んだ
かつて市内に「温泉駅」があった市、町村にある「温泉駅」
について表にまとめてみることにします。

まず、「かつて『温泉駅』があった市からです。「今は無き温泉駅」については、9年前の第25回・問一の考察記事の後に、「『失われた温泉駅』を求めて」と題してhmtさんがまとめた記事([73275])がありますが、この表から、廃線や駅名改称によって「温泉駅」が無くなった時点で、その駅が「市」にあったものを拾い出してみました。

市名かつて存在した温泉駅(路線名)該当しなくなった期日理由備考
花巻花巻温泉(花巻電鉄鉄道線)、大沢温泉など5駅(同・軌道線)1972.2.16鉄道線廃止により市内の温泉駅が全て消滅。軌道線はそれより前の1969.9.1に廃止[91505],HP
大館雪沢温泉(小坂鉄道)1994.10.1旅客営業廃止2009.4.1に貨物営業も廃止し路線全廃
横浜綱島温泉(東急東横線)1944.10.20現駅名「綱島」に改称詳細は[73231]参照。現在は温泉旅館は全て廃業し近年新設の立ち寄り施設のみ
小松粟津温泉(北陸鉄道加南線(粟津線))1962.11.23路線廃止HP(この記事の時点では既に粟津線は廃線後)
飛騨奥飛騨温泉口(神岡鉄道)2006.12.1路線廃止2004.2.1飛騨市誕生から2年10ヶ月間のみの該当
米子皆生温泉(米子電車軌道)1938.12.3路線廃止(11.27より運行停止)皆生温泉一帯は1938.3.17の米子市との合併以前は「福生村」。市内だったのは実質8ヶ月余り
安来温泉前→鷺湯温泉前(一畑電鉄広瀬線)1960.6.20路線廃止
垂水海潟温泉(大隅線)1987.3.14路線廃止[73216]

…といったところでしょうか。
このほか、仙台、能美、白山、長野、松本、唐津、熊本、中津、宮崎の各市にも、現在の市域内にかつて温泉駅が存在していましたが、いずれも「温泉駅」があった当時は市外か、市の誕生前でした。

ついでに、現在「市」以外にある「温泉駅」を表に掲げておきます。次の10町3村に、計14駅あります。
自治体名温泉駅(路線名)備考
北海道音威子府村天塩川温泉(宗谷本線)
北海道弟子屈町川湯温泉(釧網本線)
北海道七飯町流山温泉(函館本線)
青森県大鰐町大鰐温泉(奥羽本線)共用する弘南鉄道の駅は「大鰐」
山形県最上町赤倉温泉・瀬見温泉(陸羽東線)
福島県下郷町湯野上温泉(会津鉄道)茅葺屋根の駅舎で有名。大内宿の最寄り駅
群馬県長野原町川原湯温泉(吾妻線)八ツ場ダム建設により移転
山梨県身延町下部温泉(身延線)
静岡県川根本町接阻峡温泉(大井川鉄道井川線)
三重県菰野町湯の山温泉(近鉄湯の山線)
岡山県西粟倉村あわくら温泉(智頭急行)
福岡県香春町柿下温泉口(平成筑豊鉄道田川線)
熊本県南阿蘇村阿蘇下田城ふれあい温泉(南阿蘇鉄道)震災により長期運休中

♯書き込み中に誤動作したため、記事訂正機能で追記


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