今回も多くの方にご参加いただきありがとうございました。共通項を発表します。なお、今回も想定解の見落としや表示ミスなど不手際があり、ご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。
今回は初めて事前に全体共通テーマの存在を示しました。全体共通テーマは、全問共通項の第一条件の位置付けのつもりでしたが、あまりそのことを意識されていない解答もあるように感じました。「全体共通項」と表現した方がよかったかもしれません。なお、全体共通テーマのアナグラムを第一ヒントとして最初に提示することは予定通りでした。
問六と問十は想定解数に抜けありの意味合いから「?」を付けましたが(問十は途中から)、このような問題は想定解数を提示しない選択もあったと思っています(解答する方も確認が難しいので)。ちなみに問六は開始日に急遽差し替えた問題だったため調査不十分でした。最新の全国市町村要覧を購入していなかったため、翌日アマゾンから届いたH29年度版で追加調査し想定解数が増えた次第です(その後の解答でさらに増えました)。
今回は、問題市・該当しない市の提示理由を付記しました。長文になりますがご容赦ください。
問一:菊川市(1日目)、南足柄市(2日目)、三笠市、夕張市(3日目)
該当しない市:小林市、さくら市(1日目)、小松島市、阿久根市(2日目)、歌志内市(3日目)
(想定解数:55市)
■市区町村の人口ランキングで町に挟まれた市
参考HP:
ランキングデータ(全国の市区町村 人口・面積・人口密度ランキング)
未解答市(残り21市):芦別市、赤平市、黒石市、久慈市、釜石市、北秋田市、上山市、南陽市、勝浦市、熊野市、西脇市、養父市、高梁市、浅口市、府中市(広島県)、室戸市、土佐清水市、松浦市、竹田市、えびの市、垂水市
☆問題市
菊川市:人口順最初の該当市
南足柄市:人口順二番目に多い該当市
三笠市・夕張市:人口順二番目に少ない該当市と最少の該当市
★該当しない市
小林市・さくら市:菊川市の人口に近いことと、この2つの市が2つの町に挟まれている例
小松島市・阿久根市:町と村に挟まれた例
歌志内市:人口が少ない領域で、三笠市・夕張市に対して、町と村に挟まれている例
なお、想定解の勝浦市は芽室町と同人口(18,219人)ですが、周辺を町が固めていますので、芽室町とのランキング順を入れ替えても町に挟まれていることに変わりはありません。
問二:愛西市(1日目)、会津若松市(2日目)、稚内市(3日目)
該当しない市:相生市(1日目)、姶良市(2日目)、蕨市(3日目)
(想定解数:142市)
■市区町村の読み("し","まち"などの読みも含め)の五十音順で町に挟まれた市
参考HP:
データベース検索(全国の市区町村 読みの五十音順)
未解答市(残り111市):夕張市、苫小牧市、士別市、千歳市、花巻市、名取市、大崎市、湯沢市、由利本荘市、大仙市、上山市、福島市、須賀川市、相馬市、二本松市、田村市、本宮市、結城市、常総市、筑西市、神栖市、行方市、鉾田市、真岡市、安中市、本庄市、桶川市、三郷市、坂戸市、日高市、吉川市、市川市、松戸市、流山市、大網白里市、立川市、三鷹市、青梅市、小金井市、日野市、国分寺市、川崎市、横須賀市、綾瀬市、新発田市、燕市、佐渡市、南魚沼市、都留市、佐久市、東御市、岐阜市、土岐市、各務原市、静岡市、豊橋市、一宮市、瀬戸市、豊田市、熊野市、大津市、彦根市、長浜市、栗東市、甲賀市、湖南市、岸和田市、高槻市、茨木市、八尾市、河内長野市、松原市、神戸市、西宮市、西脇市、三木市、川西市、小野市、宍粟市、加東市、たつの市、五條市、有田市、田辺市、新宮市、浜田市、倉敷市、井原市、備前市、真庭市、竹原市、下関市、下松市、長門市、徳島市、阿南市、吉野川市、丸亀市、西予市、四万十市、香美市、中間市、小郡市、別府市、宮崎市、日南市、枕崎市、垂水市、奄美市、浦添市、名護市
☆問題市
愛西市:五十音順最初の該当市
会津若松市:五十音順二番目の該当市
稚内市:五十音順最後の該当市
★該当しない市
相生市:五十音順の先頭は挟まれていないことの例
姶良市:町と村に挟まれた最初の例
蕨市:五十音順の最後は挟まれていないことの例
なお、検索条件で
自治体種別の読みも含めないとしてランキング表示すると(ソートの第2キーは自治体コード順)、旭市、あま市、岩沼市などが町に挟まれる表示なったり、想定解の阿南市、綾瀬市などが町に挟まれない表示になったりするので、阿南市や綾瀬市を問題市とするか、旭市や岩沼市などを該当しない市として提示すべきした。
データベース検索を使えば想定解数の検証は比較的簡単に行えるとはいえ、設計時点での考察が足りませんでした。
誤答と判定した、大野市(EMMさん)、水俣市(なると金時さん・桜トンネルさん)、岩沼市(スカンデルベクの鷲さん)、大月市(シノレパシクソさん)は、上記リンクページの表記では町に挟まれています。大野市は、大野町と同順位のため入れ替えると大野城市と並ぶためあいまいですが、大月市は、同順位の大月町と入れ替えても町に挟まれていることに変わりはありません。また、水俣市と岩沼市は、自治体種別の読みを含める場合から、各々、美波町と岩美町が間に入ってくるため町に挟まれた表示になります。誤答とされた皆さんには考察が足りなかったことをお詫びいたします。
自治体種別の読みを含めない場合(第1キー五十音順・第2キー自治体コード順)の該当市は153市と読みを含める場合より11市多くなりますが、該当市の内容には入り繰りがあります。入り繰りの内訳は、読みを含む場合にだけ該当するのが阿南市など36市、読みを含めない場合にだけ該当するのが旭市など47市で、差し引き11市の差になります。ちなみに、読みを含めない場合の該当市153市のうち、同順位の入れ替えを行うと非該当になる可能性がある旭市など32市を除くと、読みを含めない場合でも確実に該当する市は121市になります。
自治体種別の読みを含めることにより、このような紛れが一切なくなることから共通項とした訳ですが、肝心の自治体種別が読み含まれることが分かるようにすることを失念してしまい、問題市と該当しない市を丁寧に選ばなかったのは痛恨でした。とは言え、想定解数の不一致を見逃さずに徹底追求していただければ、正確な共通項に到達することは十分可能であったと思います。今後とも、出題の完成度を高めるようできる限り努力いたしますが、ご理解をよろしくお願いいたします。
問三:長野市(1日目)、日南市(2日目)、大網白里市(3日目)
該当しない市:中野市、釧路市(1日目)、日向市、府中市(広島県)(2日目)、富里市、四万十市(3日目)
(想定解数:25市)
■最初と最後の文字が同一都道府県の別々の町と共通の市
想定解終了
☆問題市
長野市:長和町・辰野町に該当(中野市とのセット)
日南市:日之影町・川南町に該当(日向市とのセット)
大網白里市:大多喜町・九十九里町に該当(富里市とのセット)
★該当しない市
中野市、日向市、富里市:辰野町のみ(中野市)、日之影町のみ(日向市)、九十九里町のみ(富里市)
釧路市、府中市(広島県)、四万十市:頭尾同一名の町で1町のみの例
該当しない市の二番目は同一都道府県に同一名の町がある市であることから、名前系かつ町関連を連想してもらい、長野市・中野市、日南市・日向市、大網白里市・富里市の組み合わせから、最初共通&最後共通の条件を比較的簡単に引き出せるのではないかと考えていました。同一都道府県同一名市町は他に、越前市・越前町と土佐市・土佐町がありますが、各々、南越前町と中土佐町が最後の文字が共通となるので、複数町の条件に合致します。想定解数が少なくてすぐに売り切れることを心配していたくらいなのですが、多くの皆さんが解答に苦労されているのはちょっと意外でした。
全想定解の詳細情報一覧を別途提示します(
[96875])。
問四:新庄市、羽咋市、福知山市、三好市、鳥栖市
該当しない市:弘前市、藤岡市、荒尾市
(想定解数:37市)
■都道府県境で同一都道府県の2つの別の町に挟まれている市
未解答市(残り4市):常陸大宮市、秩父市、香取市、黒部市
☆問題市
新庄市:秋田県境420mと短い特徴から県境への連想を期待
羽咋市:問五にも該当する例(若干の紛れ要素)
福知山市:全国バランスと標準例
三好市:県境が複数県(三好市は3県境)に渡る例(他に、大田原市、大垣市、橋本市が2県境)
鳥栖市:該当する県境が2箇所ある例(他には鳥取市)
★該当しない市
弘前市:村が間にある例
藤岡市:間に高崎市の飛び地がある
荒尾市;県境+海岸線の例
問五:留萌市、敦賀市、新宮市、広島市、北九州市
該当しない市:稚内市、半田市、尾鷲市、宮津市、西之表市
(想定解数:37市)
■両端が2つの別の町に挟まれている海岸線がある市
未解答市(残り2市):石巻市、佐世保市
☆問題市
留萌市:標準的な例
敦賀市:問四にも該当する例(問四の羽咋市と同様)
新宮市:県境を超える例
広島市:飛び地が該当する例(
安芸区飛び地の海岸線が海田町と坂町に挟まれている)
北九州市:海峡隣接を挟む例
★該当しない市
稚内市:町と村に挟まれる例
半田市:東浦町は海に隣接していないので該当しない例
尾鷲市:尾鷲市飛び地は両端が紀北町と同一の町の例
宮津市:与謝野町は海に隣接していない(
[96428]の私の書き込みからの連想も期待)
西之表市:両端が同一の町の例(中種子町)
問一と問二はランキングで町に挟まれる例、問四と問五は県境と海岸線で町に挟まれる例として、芋づる解答の期待もありました。問三と問十も加え、問一から問五と問十は「町に挟まれる」というもう一つの共通項がありました。
問六:奥州市、さいたま市、上越市、吹田市
該当しない市:古河市、三鷹市、篠山市(追加)
(想定解数:43市?)
■姉妹都市、友好都市など複数の町と1対1で提携している市(サミットなど複数交流は除く)
未解答市(残り12市):伊達市(北海道)、五所川原市、大野市、安曇野市、田原市、豊中市、枚方市、高梁市、さぬき市、三豊市、南島原市、日置市
☆問題市
奥州市:複数姉妹都市の例(北海道長沼町、北海道厚真町)
さいたま市:複数友好都市の例と政令市が町と提携する例(福島県南会津町、群馬県みなかみ町)
上越市:姉妹都市・友好都市以外の提携を含む例(姉妹都市:北海道岩内町、姉妹町:群馬県板倉町)
吹田市:姉妹都市・友好都市以外の提携例(フレンドシップ協定:福井県若狭町、大阪府能勢町、兵庫県香美町、高知県土佐町)
★該当しない市
古河市:1町だけとの提携例(山形県真室川町、栃木県さくら市、福井県大野市と姉妹都市)
三鷹市:7市町村と提携は多いが町は福島県矢吹町のみという例(旧ホークスサミット除外の意も)
篠山市:愛媛県愛南町と姉妹都市のほか、複数提携の兵庫5カ国交流会議構成市町災害時相互応援に関する協定
冒頭にも記しましたが、出題当日に急遽差し替えた問題です。姉妹都市、友好都市などの一覧が記載されている全国市町村要覧を最近購入していなかったため、平成24年度版でざっくり確認し、想定解数を「31市?」と設定し、アマゾンで最新版を購入、翌日届いた平成29年度版で再確認し「38市?」に訂正した次第です。途中「39市?」への変更はEMMさん解答の南砺市追加のためでした。その後、「42市?」まで追加。
要覧にある提携情報は、姉妹・友好都市などの1対1提携と、サミットなど複数市町村提携を分けて一覧表になっています。共通項は1対1に限定しました。問題市の吹田市のフレンドシップ協定は1対1の提携です(相手側HPですべて確認しました)。
合併前の市町村が提携していた関係を合併後の市が引き継いでいるかどうかは確認が難しく、要覧では毎年市町村に確認を入れているのである程度信頼できますが、市町村の回答には判断基準を含めてバラツキがあると考えています。以下、南砺市の検証過程を詳述します。
南砺市の場合は、要覧では香川県土庄町との友好都市提携の記載のみですが(武蔵野市とも友好都市)、
南砺市Wikiページには、合併前の町村の提携関係が記載されています。相手が町の提携は次の4町があります。
・北海道羽幌町(旧平村が友好都市)
・香川県土庄町(旧井波町が友好都市)
・香川県多度津町(旧福野町が姉妹都市)
・宮崎県日之影町(旧利賀村が友好都市)
南砺市ホームページでこれらの提携維持を確認してみましたが、提携関係をまとめたページがなく(よくあるのは「国際・国内都市交流」などのタイトルページ)、上記町名を検索キーワードとして調べました。結果として次のページを見つけました(「 」内は記述の一部)。
・
羽幌町関連「旧平村と友好関係のある北海道羽幌町の…」
・
土庄町関連「南砺市の友好都市香川県土庄町から…」
・
多度津町関連「旧福野町と姉妹都市提携を結んでいた香川県の多度津町…」
・日之影町関連(記載確認できず)
上記ページを確認すると、土庄町関連のページには南砺市と友好都市関係にあるとの記述がありますが、多度津町と羽幌町については旧町村との提携で関係があるとの記述にとどまっています。要覧の記載と照合すると正式に提携を引き継いでいるのは土庄町だけのようにも思われますが、他の町との関係を否定している訳ではありません。
次に、相手方の町のホームページも確認してみました。
・
羽幌町「友好町村・富山県平村(現・南砺市)」
・
土庄町「友好都市 富山県南砺市(旧井波町)」
・多度津町HPには、多度津町施政方針や会議録などに「富山県南砺市福野地区との交流会を実施し…」などの記述あり(pdf文書)
・日之影町HPには、平成16年10月号広報に「"芸能と文化の山里利賀村"が閉村、11月1日より「南砺市」として新たなスタート、今後の交流のあり方を協議…」、平成17年3月号広報に「日之影町と旧富山県利賀村は、友好町村としての締結がなされ、その後、町職員や商工会、中学校等が交流事業を続けています。」の記載あり(pdf文書)
合併前の提携を正式に提携し直す場合もあれば、合意だけで交流を続ける場合などもあると思われます。この共通項の場合は線引きが難しいのはやむをえないと考えていますので、境界線についてはやや緩く判断したいと考えています。
ということでこの時点で、南砺市を正答と判断することにしましたが、もう一歩根拠を求めるため、南砺市の合併時の資料を確認したところ、砺波地域市町村合併協議会の新市合併まちづくり計画という資料の
54ページに「姉妹・友好都市との交流を継続して推進するとともに、…」という記述を見つけました。また、南砺市に旧町村との提携継続について問い合わせていますが、回答は現時点でまだありません。
k_itoさんが答えられた飛騨市については、関係市町(飛騨市、南知多町、河合村)のHPからは確たる情報は得られませんでしたが、飛騨4町村合併協議会の平成15年4月24日付の「合併協定書について」の
10ページに「姉妹都市・国際交流事業は、現行のとおり新市に引き継ぎ、新市において調整する。」との記述がありましたので、新市での調整が進んでいるのかどうか不明ですが、正答と判定しました。なお、飛騨市にも問い合わせ中です。
Takashiさんが答えられた武蔵野市については、
武蔵野市のHPのキッズページで確認できました。デスクトップ鉄さんが答えられた町田市についてはちょっと手こずりましたが、
町田市のHPのFAQページで確認できました。要覧の調査漏れなのか要覧の基準外なのか正確なところは分かりません。
ピーくんさんが答えられた日光市は一旦正答とし、その後誤答と判定し直しました。当初正答と判断したのは、
日光市のこちらのHPで、北海道倶知安町と茨城県大洗町と観光パートナー都市協定を個別に結んでいると判断したからです。しかしながら、要覧の個別提携一覧未記載が気になり、倶知安町と大洗町のHPを確認し、そこから辿って行くと、苫小牧市の
こちらのHPに「苫小牧市、日光市、大洗町の二市一町で観光パートナー都市協定を締結した」との記述を見つけました。つまり、1対1の提携ではなく、3市町による協定でした。要覧を再度確認すると、サミットなどの複数提携一覧に記載がありました。なお、倶知安町とは一市一町の協定なので実質1対1提携になります。日光市の町との1対1提携はこれを認めても1町だけということで、日光市は想定外としました。同じくピーくんさんが答えられた大船渡市は、
大船渡市のHPにあるように、最上町と1対1提携(友好都市)していますが、銀河連邦の大樹町や肝付町との交流は複数協定なので想定外となります。
当初想定解に入っていない市が解答された場合は、できる限り丁寧に調査して正誤判定をするようにしていますが、限られた時間内なので判断が甘い場合もあるかと思いますが、よろしくご理解をお願いいたします。姉妹都市関係は線引きが難しく、共通項に採用するのは鬼門かもしれません。
全想定解の詳細情報一覧を別途提示します(
[96878])。
問七:相模原市、袋井市、半田市、霧島市、石垣市
該当しない市:釧路市、三沢市、東金市、国分寺市、鎌倉市、滑川市、嘉麻市、鹿屋市
(想定解数:133市)
■市の誕生日以降その後の合併を含め複数の町のみで構成される市
参考HP:
市の変遷
未解答市(残り98市):名寄市、滝川市、富良野市、北斗市、登米市、東松島市、潟上市、北秋田市、にかほ市、二本松市、笠間市、取手市、那珂市、坂東市、かすみがうら市、神栖市、行方市、真岡市、那須塩原市、さくら市、那須烏山市、下野市、安中市、入間市、旭市、匝瑳市、いすみ市、立川市、あきる野市、西東京市、小矢部市、かほく市、能美市、あわら市、坂井市、富士吉田市、可児市、瑞穂市、伊豆市、御前崎市、菊川市、牧之原市、東海市、清須市、北名古屋市、あま市、いなべ市、甲賀市、野洲市、湖南市、米原市、京丹後市、南丹市、木津川市、枚方市、加西市、篠山市、養父市、丹波市、南あわじ市、朝来市、淡路市、宍粟市、加東市、葛城市、紀の川市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、浅口市、竹原市、安芸高田市、江田島市、山陽小野田市、小松島市、阿南市、阿波市、西予市、東温市、土佐清水市、福津市、うきは市、宮若市、糸島市、松浦市、対馬市、壱岐市、西海市、雲仙市、南島原市、由布市、国東市、日置市、曽於市、いちき串木野市、南さつま市、志布志市、南九州市
☆問題市
相模原市:相模原町市制→津久井町,相模湖町編入→城山町,藤野町編入と2回編入例
袋井市:袋井町市制→山梨町編入→浅羽町と新設合併と2種類の合併例(新設合併前も対象)
半田市:半田町と成岩町による新設合併市制の例
霧島市:国分町市制(国分市)→溝辺町,横川町,牧園町,霧島町,隼人町,福山町と新設合併と多数の町の例
石垣市:石垣町単独市制→大浜町を編入という基本例
★該当しない市
釧路市:釧路区からの市制施行(釧路区、室蘭区などは対象外)
三沢市:大三沢町からの単独市制(1町は除外)
東金市:市制施行時に村の一部を編入(村の一部編入は除外対象)
国分寺市:町から単独市制→境界変更で府中市の一部(境界変更は対象外だが町の要素は1町)
鎌倉市:村を編入している例
滑川市:滑川町から単独市制→境界変更で上市町の一部(境界変更は対象外)
嘉麻市:猪位金村(微)の編入を除外(一部と同じ扱い)
鹿屋市:新設合併前の村との合併を含む例
市制施行日や境界変更の扱いに曖昧要素が入り込む共通項のため、市の変遷ページを基準とし(市の誕生日以降)、境界変更は対象外、一部(微含む)対象という境界線としました。
問八:士別市、角田市、いなべ市、新宮市、三豊市、飯塚市
該当しない市:歌志内市、かすみがうら市、小矢部市、美濃加茂市、下田市
(想定解数:104市)
■隣接する複数の町の人口合計が自分の市の人口よりも多い市
未解答市(残り69市):夕張市、芦別市、十和田市、つがる市、久慈市、二戸市、八幡平市、塩竈市、白石市、富谷市、寒河江市、上山市、村山市、尾花沢市、南陽市、白河市、喜多方市、常陸大宮市、鉾田市、真岡市、さくら市、那須烏山市、下野市、藤岡市、本庄市、幸手市、匝瑳市、南足柄市、輪島市、かほく市、富士吉田市、諏訪市、大町市、本巣市、海津市、裾野市、半田市、常滑市、弥富市、加西市、篠山市、朝来市、御所市、備前市、真庭市、安芸高田市、柳井市、鳴門市、吉野川市、三好市、善通寺市、西予市、土佐市、須崎市、宿毛市、田川市、豊前市、中間市、小郡市、鳥栖市、武雄市、鹿島市、嬉野市、神埼市、竹田市、西都市、えびの市、伊佐市、豊見城市
☆問題市
士別市:隣接町数が最多の例(飯塚市とタイで8町)
角田市:人口差が最多の例(5町で92,162人多い)
いなべ市:人口差が二番目に多い例(4町で55,646人多い)
新宮市:人口差が最も少ない例(3町で312人多い)
三豊市:人口差が二番目に少ない例(4町で337人多い:弥富市とタイ)
飯塚市:該当市の中で市の人口が最多の例(および隣接町数が最多)
★該当しない市
歌志内市:隣接町数が1町でかつ人口差が最少の例(市が115人多い)
かすみがうら市:隣接町数が1町で人口差が二番目に多い例(町が6,118人多い)
小矢部市:隣接町数が1町で人口差が最多の例(町が7,174人多い)
美濃加茂市:複数町隣接市の中で人口差が二番目に少ない例(市が219人多い)
下田市:複数町隣接市の中で人口差が最少の例(市が137人多い)
全想定解の詳細情報一覧を別途提示します(
[96876])。
問九:大仙市、川崎市、西脇市、境港市、南島原市
該当しない市:東松島市、熊野市、柳川市
(想定解数:50市)
■読みに複数の町の読みが入る市(同一読み同名の町もその数だけカウントする)
未解答市(残り19市):ひたちなか市、守谷市、神栖市、宇都宮市、日高市、吉川市、旭市、日野市、坂井市、高島市、堺市、池田市、河内長野市、たつの市、坂出市、香美市、豊後大野市、日南市、南さつま市
☆問題市
大仙市:読み全体(大山町)と読み一部(伊仙町)が該当する例(伊勢市も該当)
川崎市:2つの川崎町が該当する例
西脇市:読み一部(紫波町と和木町)だけが該当する例
境港市:境町、坂町の他、坂井市、甲斐市、堺市と多数が該当する例
南島原市:三島町、美波町の他、三島市、志摩市、島原市、三島村と村も含め多数が該当する例
★該当しない市
東松島市:津島市、津市、志摩市(2箇所)、対馬市、松島町、東村と多数該当も1町の例
熊野市:熊野町、球磨村と1町の例
柳川市:長和町のみの例
全想定解の詳細情報一覧を別途提示します(
[96877])。
問十:帯広市、青森市、盛岡市、二戸市、羽咋市、熱海市、御坊市、善通寺市、都城市
該当しない市:網走市、夕張市、北斗市、釜石市、登米市、富山市、七尾市、泉佐野市、新宮市、徳島市、八代市
(想定解数:62市?)
■ある町の駅からその市の駅(1駅以上)だけを通り別の町の駅への各駅に停まる直通列車がある市
未解答市(残り26市):釧路市、北見市、八戸市、石巻市、白石市、角田市、大崎市、田村市、本庄市、成田市、香取市、富士吉田市、東近江市、御所市、鳥取市、広島市、久留米市、直方市、飯塚市、行橋市、豊前市、中間市、小郡市、鳥栖市、武雄市、熊本市
☆問題市
帯広市:JRの同一線の基本例
青森市:新幹線の例 & 駅のある市と町が隣接していない例
盛岡市:JRと第三セクターでの直通列車の例(JR東北本線といわて銀河鉄道線)
二戸市:2つの第三セクターでの直通列車の例(青い森鉄道線といわて銀河鉄道線)
羽咋市:JRの同一線の例(非該当七尾市との対比例)
熱海市:県境を越える例(函南町と湯河原町)
御坊市:JRの同一線の基本例
善通寺市:2つのJR線の例(JR予讃線とJR土讃線)
都城市:2つのJR線の例(JR日豊本線とJR吉都線)
★該当しない市
網走市:9/16開始日時点でJR釧網本線運休中のため(9/23復旧)※原生花園駅→女満別駅(直通は上り2本のみ)
夕張市:隣接するむかわ町にはJR石勝線の駅はない(その先の占冠村に駅)
北斗市:JR函館本線で七飯町の七飯駅と仁山駅に挟まれている(1町の除外例)
釜石市:JR釜石線(住田町)とJR山田線(山田町):現在不通(2019.3.23開通予定)
登米市:JR気仙沼線(涌谷町と南三陸町):BRTは除外
富山市:富山地鉄立山線で立山町の立山駅と千垣駅に挟まれている(私鉄で1町の除外例)
七尾市:能登二宮駅(中能登町)能登鹿島駅(穴水町)間の直通なし(七尾駅での乗換必要)
泉佐野市:9/16開始日時点でJR関西空港線運休中のため(9/18復旧)※熊取駅←→関西空港駅
新宮市:宇久井駅(那智勝浦町)と鵜殿駅(紀宝町)間の直通なし(県境越えの除外例)
徳島市:勝瑞駅(藍住町)と石井駅(石井町)間の直通なし(2つのJR線の除外例)
八代市:隣接する氷川町に駅なし(その先の宇城市に駅)
新幹線は青森市が唯一の例(ミニ新幹線を除く)だと思いますが(共通項の定義で各駅停車と表現していないのはこの例があるため)、駅のある市と町が隣接していない例は他にもあるでしょうか。また、各駅に停まらない快速、急行、特急などにまで範囲を広げると該当する列車が出てくると想定しますが(例えば、
くろしお号でみなべ町から田辺市経由で白浜町)、複雑になるので範囲を各駅に停まる列車と限定しました。
# ただし、田辺市は各駅停車でみなべ町と上富田町のルートがあるので該当済み
全想定解の詳細情報一覧を別途提示します(
[96879])。