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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[12586]2003年4月6日
KMKZ
[12616]2003年4月7日
太白
[25572]2004年3月1日
音無鈴鹿

[12586] 2003年 4月 6日(日)23:32:19KMKZ さん
関東盆地、春の小川は渋谷川
[12562]三丁目 さん
実はかねてから思っていたのですが。。。東京、というと、広い関東平野の海に近い方なので平坦な印象がありますが、結構アップダウンがあるのですよね。
実は、構造的には関東平野は盆地でして、東京は、その盆地の縁にあたります。

http://www.kumagaya.or.jp/~sizensi/exhibit/theme86/86_2f_exhibit.html 埼玉県立自然史博物館
関東地方は、平野の中央部は沈降(ちんこう)し、周縁(しゅうえん)部が隆起(りゅうき)するという運動を長い間続けています。そのため、砂や泥などが海底にたまってできた地層は、凹状に曲がり古い時代の地層ほど著(いちじる)しくなっています。こうして、関東平野の地層は、すりばち状にたわみ、このような運動を関東造盆地運動と呼(よ)んでいます。
 造盆地運動の影響を受けながらも関東地方全体が隆起し陸地となりました。そこには河川が発達し、丘陵地・台地や低地が形成されました。丘陵(きゅうりょう)地や台地には火山灰が降り積(つ)もり、風化して赤土となりました。これが関東ローム層と呼ばれているものです。


[12567]ちりたま さん
渋谷は渋谷川が台地を浸食してできた地形
ところで、あの「春の小川は、さらさら行くよ」という童謡の舞台は、明治時代の渋谷川で、開業当初の渋谷駅の近くには、水車小屋があり、狐が山手線の列車にひかれて死んだこともあったそうですよ。かっては、のどかな場所だったのですね。

http://www.we-love-shibuya.co.jp/ongakukai/ 渋谷街角音楽会
童謡「春の小川」が渋谷が発祥地ということで、どこにあったのか生まれた場所を訪ねてみました。
[12616] 2003年 4月 7日(月)11:05:31【2】太白 さん
Re: 東京の地形&100件目の書き込み。
昨日、ようやく過去ログを一通り読了いたしました。改めて、情報量の凄さを実感しました。

[12562]三丁目 さん
[12567]ちりたま さん
渋谷は渋谷川が台地を浸食してできた地形
[12586] KMKZ さん
「春の小川は、さらさら行くよ」という童謡の舞台は、明治時代の渋谷川

 何と、渋谷川がモデルとは! 勉強になりました。きっと渋谷町(村?)当時は清流だったのでしょうね。渋谷川は現在、渋谷駅付近で地下河川となっており、駅ビルが川を覆うように建っているため、東急百貨店の東館には地下階がないとのことです。

<参考HP:川の上に建てたデパート>
http://www.miwachiri.com/03tokyo/0305_tokyudt.html

[12578] 三鈴 さん
東京の都心は、武蔵野台地と荒川などによる沖積平野との縁(へり)に位置しているので…谷や、台地と低地とを結ぶ坂が多くなっている
 関東平野が実質盆地というのは面白いですね。「武蔵野台地」というのは、そのネーミングから23区外(多摩地区)だと思い込んでいたのですが、東京湾近くまでせり出しているのですね。そういえば、文京区の小石川と本郷の高台にはさまれて、白山通り沿いは切れ込んだ谷になっていますが、ここも、はるか昔に川が台地を侵食したのでしょうか。縄文時代は海岸近くだったようで、貝塚が発掘されるようですが…。

東京の坂の名前・所在・謂れなどを網羅した本
 本ではないですが、謂れを含めてまとめていらっしゃる方のHPはありますね。
http://homepage2.nifty.com/tokyo-walk/

また、由来はないが数が多いのはこちらでしょうか…。
http://www.246.ne.jp/~jun-nara/SAKA/SAKA.html

 余談ですが、東京国際マラソンで、市谷から四谷に向かって走る復路(35km過ぎ)部分が、終盤の勝負どころとして「心臓破りの坂」と呼ばれますが、ここは歩いてみると確かに結構な坂です。

[12592] ちりたま さん
 別に、私が勧めるべき話ではないのかも知れませんが、自分色登録されてはいかがですか?
 訂正機能が使えて便利ですよ!

P.S.アメリカは4月第1日曜日である今日(時差の関係でこちらはまだ4月6日)からサマータイムが始まりました。夜中の1:59の次が3:00でした。そんなわけで、若干寝不足です…。
[25572] 2004年 3月 1日(月)08:26:28音無鈴鹿 さん
春の小川復活プロジェクト
童謡「春の小川」の発祥の地が渋谷にあることはすでに[12616]などでも触れられておりますが、
3月5日(金)~7日(日)まで、暗渠化された都市河川を復活しようという”世界都市河川ルネッサンスフォーラム”が
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷)ほかで開催されます。
[24962] においていっちゃんさんが書き込みされているソウルの「清渓川の復活」
についての報告もケーススタディとして発表されるそうです。
詳細は
http://www.shibuyagawa.net/
をご参照ください。

さて河川復活といえば。
渋谷から東急線で一駅の池尻あたりでは暗渠化された川沿いに人口の小川に浄化処理された水が流れる
遊歩道が約6キロにわたり整備されています。
ここでは“せせらぎクラブ”や”緑道を育てる会”といった地域住民による管理運営グループが
世田谷区と共同で管理に関わっています。
都心に水辺を復活させるのは多くの困難があって、なかでも地域の住民の理解が得られるかどうかは大きいと思います。
ある日自宅近くの道路を「かつて川があったから」と突然公園にされたら困る人もいるでしょう。
そもそもきれいな花と魚しかいないような人間にとって都合の良い自然なんて存在しないわけですから、
時には蚊やネズミといったまねかざるお客さんをお招きすることになるかもしれません。
実際に近所に住む方の不利益になるようでは本末転倒ですから、都市再開発は難しい問題です。


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