[17829] 2003年 7月 5日(土)11:51:44 | 地球人 さん |
長崎ネタ第6弾 |
長崎ネタ第6弾「島原半島 合併編」
今回の合併にあたり、長崎県は合併パターンを示しましたが、島原半島についてはパターンを一つとはできず、1市16町全部と、3~5の市に分けるなど、いくつかのパターンを示しました。
半島全部で1市という話もありましたが、まず
島原地域 島原市・有明町・深江町・布津町・有家町・西有家町
南高北東部 国見町・瑞穂町
南高北西部 吾妻町・愛野町・千々石町
南高南西部 小浜町・南串山町・加津佐町・北有馬町
南高南部 口之津町・南有馬町
という枠組みができました。この後、国見町・瑞穂町は、南高北西部へ合流し、南高北西部は5町となりました。
これで、うまく行くのかな・・と思っていると。
島原地域は合併方式・新市事務所位置で、島原市・有明町と他の4町とで対立して分裂。
「新」島原地域(島原市・有明町)と雲仙地域(深江町・布津町・有家町・西有家町)とになりました。
南高南西部から、小浜町・南串山町が脱会して、南高北西部への合流を申請。しかし、これは、南高北西部5町内で意見がわかれました。今のところ、4町は合流を認めるが1町が反対して入る状況です。理由としては、5町のままだと、農業を中心とした新市となるが、小浜町の加入により、観光産業という軸足ができてしまうというものです。
また、南高南西部の残り2町(加津佐町・北有馬町)と南高南部の2町は雲仙地域に合流して、これで、雲仙地域は8町となりました。
それとは別に、小浜町・南串山町は2町で「雲仙地域合併推進協議会」という別の組織を作っています。また、分裂状態となりつつある南高北西部のうち、愛野町と千々石町の2町で、別に「任意合併協議会」を作りました。これは北西部7町合併の呼び水にという意図があります。
こんな状況から、再び半島1市を目指そうと運動をはじめた団体もあります。
今の状態から、最大限合併話が進んだとして、島原半島1市16町が3市になることになります。
首長や議会がなかなか意思がまとまらず、まだ枠組みでもめているので、さて、どうなることやらと思います。特例法期限まで残り少なくなってしまって、2000もの協議事項をまとめなければならないし、町から市になるところは、福祉事務所を設置しないといけないし、事務方の苦労を考えると、「はやくしろ~」っていいたくなります。