[18491]オーナー グリグリさん
脚崎のある半島名だけが謎です。
これは私にとっても謎です。釣場案内図には時として、マイナーな岬、磯、根などの名称も書いてありますから目を通してみたのですが、結局判りませんでした。脚崎の南に位置する綾里崎の半島名も判りませんね。これほど明確に半島の形をしているのに名称が無いのも不自然。そこで、
[18459]でyamadaさんが書かれた赤崎(あかさき)半島とは、大船渡湾と越喜来湾の最奥を結んだ線より出っ張った分すべてを指し、脚崎・綾里崎を含んでいるのかなぁ、などと考えてみました。つまり脚崎は赤崎半島の一部であるという考えです。勿論、推測ですから当てにならないかもしれませんが、赤崎半島とは、どこからどこまでなのかを確認してみる必要がありそうですね。
ところで、越喜来は「おきらい」と読むのでしょうか。「おっきらい」の読みをネットで見つけたのでそちらを採ったのですが。
懐かしい「おっきらい」の読みに久々に出会いました。実は私も昔は「おっきらい」と読んでいました。ところが17年ほど前でしょうか、角川日本地名大辞典が越喜来を「おきらい」としているのを目にし、それからというもの「おきらい」に切り換えました。国土地理院25,000分の1地形図「越喜来」の図名も「おきらい」ですから・・・。でもなんだか、「おっきらい」の方が本当のような気もします。むかしむかし見た難読地名には「おっきらい」と書いてありましたから・・・。こんな優柔不断なレスは「おきらい」?
末崎は「まつさき」でしょうか「まっさき」でしょうか。
これもまた難しいですね。角川日本地名大辞典では「まっさき」ですが。このような場合、地域住民の発音が優先されるのでしょうか?どうなんでしょう。このようなことを思う時、私の中でいつも引っ掛かるのは、犬卒塔婆という地名です。角川日本地名大辞典はこれを「いぬそとば」とした上で、「いぬすとわ」ともいう、と記しています。でも、私の耳に聞こえる地域住民の発音は「いのそとわ」です。「いぬそとば」か「いぬすとわ」か「いのそとわ」か、これって、チョンチョウかチョンチンかチャンチュンかよりも微妙で、もうチンタオにして~!といいたいです。さらに紛らわしいのは、角川日本地名大辞典が犬卒塔婆としているのに対し、地理院図は犬卒都婆です。
地名って通じれば良いのだから、どうでもいいじゃないかと思うときもあるけど、首を突っ込むと結構おもしろかったりする。宮城県の七ヶ宿町って、住民だれもがわが町は「しちがしゅく」だと思っていたのに、公的には「しちかしゅく」だと判って話題になったことがあります。ズ-ズ-弁の東北人が「しちかしゅく」と発音するのは大変ですね。みんなが濁音の「しちがしゅく」を支持しているのに、清音の「しちかしゅく」が正式だと言われても困りますわ~。正式地名って何なんでしょうね。