[22982]まるちゃんさん
山口県に近い海域は響灘,九州に近い海域は玄界灘と呼んでいますが,海難事故の報道などで,“響灘沖”,“玄界灘沖”とかいわれても,ほとんど同じ海域を指していることがあります.
そうですね。拙稿
[18767]でも「灘は海域で線を引けるものではない」と書きましたし、または
[18768]水土さんは、灘というものは荒々しい海域を指すもの、と指摘されていますので、「灘」というものは「海岸線から見える、その辺の海」、といった程度の認識でしょうか。となると、同じ海域でも山口県から見れば「響灘」、福岡県から見たら「玄海灘」なのです。
時に,福岡県や長崎県の海岸まで,日本海とすることを時に目にすると,なんか違和感ありますね.
以前、環瀬戸内海のとある会議で、高知県や宮崎県の関係者が参加されておられましたが、こういったものは範囲を広げがちで、自県の経済活性化につなげたいとの意図が感じられますね。
北近畿タンゴ鉄道のできた頃には,北近畿という言い方はあまりしなかった気がしますが,
確か「北近畿タンゴ鉄道」が「宮津線」と呼ばれていた頃に、福知山線に「北近畿」という特急か急行が走っていたような記憶があります。
[22992]Issieさん
このような区分というのは結局のところ「便宜的」なものであって,どのような場合でも通用する,あるいは使用を“強制”される「絶対的」な区分などというものはないのではないかと思います。
まあそうあんですけど、現実問題としては強引にでも区分しなければいけない必要がある場合もあると思います。それでたまたま線を引いた場所が合理的でない結果として、一体感を持った地域が離されるといった悲劇が起きてしまうのはある程度止むを得ないのかもしれませんが、できれば悪影響を最小限に抑える努力をして欲しい、あるいは道州制に移行するにあたっては、単純に現在の都道府県単位で寄せ集めて州とするのではなく、必要に応じて地域交流の現状に合わせた境界変更も検討して欲しいと、県境の街の住人として願うわけです。そのためには越県合併に対するハードルも低くして、それも会議室で委員さんの個人的な人間関係によって決められるのではなく、もっと住人の意向に沿った形でおこなって欲しいものですがね。。。
しかし、海上保安庁的な海域区分では、山口県は日本海に面しているのではなく、対馬海峡に面しているのですね(笑)