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落書き帳

「大隅・大隈」問題

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[2660]2002年8月19日
miki
[19856]2003年9月13日
今川焼
[58811]2007年6月3日
みかちゅう
[58820]2007年6月3日
k-ace
[58826]2007年6月3日
スナフキん
[58828]2007年6月3日
Issie
[58830]2007年6月3日
EMM
[58841]2007年6月4日
じゃごたろ
[58851]2007年6月4日
みかちゅう
[58870]2007年6月6日
EMM

[2660] 2002年 8月 19日(月)21:04:50miki さん
>2659
>飛び地の話題が出ていましたので…
>鹿児島市の飛び地も桜島の大隈半島側にありますよね。
おおくま半島?
正しくは「大隅半島」ではないでしょうか?
[19856] 2003年 9月 13日(土)10:49:18今川焼 さん
京都、大隈(補足、訂正)
[19816] まがみさん
無意識に京都=京都市、という感覚で書いてしまっています。
そうでした、私もこれまで「京都」と書いたものもすべて「京都市」を指しています。でも私の経験上では「京都」と言って、京都市以外を指すことってほとんどないように思います。

京都府内に限らず滋賀県をも勢力下に収めているのですから。
京都市内に住んで、京都新聞を読んでいると同じ京都府北部の丹後地方あたりより、むしろ滋賀県の方が身近に感じられました。(京都新聞って“京滋新聞”みたいですから)それに京都市は水道水を滋賀県(琵琶湖)に依存していますから。

[19844] TKS-H さん
このために、この落書き帳でも大隅半島、大隅国、大隅線となるはずの箇所が、大隈半島、大隈国、大隈線となっている例が多々あります。
思わず「汗」でした。拙稿[19784] で「大隅線」を「大隈線」としておりました。
オオスミの変換候補によもや大隈が含まれているとは考えられず、その字は当然に大隅のはずだと誤認してしまい、実は大隈という文字をバンと選んでいたということなのでしょう。
いや~まったくTKS-H さんのお見通しのとおりでした。でも「大隈」って「おおくま」以外に「おおすみ」と読む場合もあるんですね。


#3ヶ月間かけてようやく過去ログを全部読み終えました。
[58811] 2007年 6月 3日(日)01:04:01みかちゅう さん
大隅だっけ、いや大隈だっけ?
地図の書き方を説明する際に出てくる半島名に「おおすみ半島」というのがあります。みなさん、当然漢字でかけますよね? もちろん「大隅」です。しかし、「大隈」が落書き帳の書き込みで大量に引っかかります(検索結果)。手書きでもないのにこんなに出るものか、と思って試しに「おおすみ」で漢字変換すると「大隈」も不思議なことに出てくるんですよねぇ…。ひょっとして苗字では両者の混同がけっこうあるんでしょうか?

ちなみにYahoo検索では「大隈半島」が正しい「大隅半島」の半分もあります。すなわち、正:誤=2:1。グーグル検索なら3:1ぐらいです。全てが間違って書かれているのではないにしろ、あまりにも多すぎます。「大隈重信」を間違えている数が圧倒的に少ないのは、「おおくま」で変換しても「大隅」は出ないからでしょう。

社会科の試験の採点の際にはもっと複雑なんですよね…。何せ手書きの文字を判断していくので「隅」の旁が怪しいものも多数でてくるんです。「大隈重信」とともに小中学生レベルの基礎用語だけに出題回数も多くなりがちなもので困ります。
[58820] 2007年 6月 3日(日)19:34:50【1】k-ace さん
「大隅・大隈」&東京の中心など
こんばんは、k-aceです。

[58811] みかちゅう さん
地図の書き方を説明する際に出てくる半島名に「おおすみ半島」というのがあります。みなさん、当然漢字でかけますよね? もちろん「大隅」です。しかし、「大隈」が落書き帳の書き込みで大量に引っかかります(検索結果)。手書きでもないのにこんなに出るものか、と思って試しに「おおすみ」で漢字変換すると「大隈」も不思議なことに出てくるんですよねぇ…。
拙稿[58807]で「大隈半島」(野馳(後)、「大隅半島」に修正済み)って書いたんですが、その時の話をば。
「おおすみ」と打つとなぜか「大住」が最初に出てきました。で、普通は「大隅」が最初に出てくると思って、無意識にEnterを押したんですが、違ったので打ち直してみたら「大隈」が出てきたんですが、それを「大隅」と誤認し、それで打ったまま投稿してしまいました(汗)
「大隈」=「おおくま」だけだと思っていました。「おおすみ」とも読むのですね。
実は、「犬吠埼」も「犬吠崎」だと思っていました(今回、地図で確認して「犬吠埼」と間違えずに書きましたが…)。


[58814] geo さん
[58815] Issie さん
小学校・中学校・高校の地図帳の「東京から1000kmの円」って東京のどこを基点にしているんでしょうか?


[58818] 稚拙 さん
すみません、[57274] 2007 年 3 月 15 日 (木) 10:12:12 かわっちょ さん
の書き込みの「中学校「歴史」教科書(大阪書籍)」のうしろに
「の指導書」と書いてあるのを見落としていました。
[58503] 稚拙 さんの書き込みは、[57274] かわっちょ さんの書き込みに対する反応だったんですね…。
[58826] 2007年 6月 3日(日)22:33:48スナフキん さん
「おおすみ」の話
[58811]みかちゅうさん
[58820]k-aceさん
「おおすみ」問題ですが、どうやっても隈の字は「すみ」とは読みません、明らかな誤りです。念のためと思って手元にある漢和辞典を調べましたが、間違いありません。

しかし、MS-IMEでは確かに「おおすみ」と入力すると候補に「大隈」が出てきます。しかもこれ、つい最近始まった話ではなくて、確かWindows95の頃からずっと引きずっている話だったと記憶しています。ということは、IMEの単なるミステイクが今の今まで続いているとも考えにくく、意図的である可能性があります。

ひとつ気になったのは、先ほど調べた漢和辞典にはこんなことが書いてありました。「隈」の字には「山の入りくんだすみ」という字義があるようです。この意味をそのまま素直に読みとして定着させてしまった、いわゆる「慣用」の可能性がどこかに潜んでいるかもしれません。それは地名としてか人名としてか、ちょっとそこまでは調べていませんが…。

ただいずれにせよ、鹿児島県の大隅国は「隈」の字では間違いです。みかちゅうさんが指摘されている比率ですが、ネットの検索結果は、恐らく字体が似ているために混同してそのまま流れている誤りだと考えられます。そして数が多すぎるのは、IMEがおおすみ→大隈を基本的な日本語変換ソフトであるIMEが長いこと設定していること、「隅」と「隈」の字とがあまりにもよく似ていることが大きな原因と思われます。
[58828] 2007年 6月 3日(日)22:54:30【2】Issie さん
半径千キロの円
[58820] k-ace さん
小学校・中学校・高校の地図帳の「東京から1000kmの円」って東京のどこを基点にしているんでしょうか?

学校で使う「検定済み教科書」としての地図帳は多くがB5版で,最近はA4版のものも出るようになってきたけど,いずれにしても,見開きB4またはA3の大きさでは,“半径1000kmの円”を描けるような地図は,相当に縮尺の小さい(対象地域をかなり小さく縮小して描いている)地図ということになりますね。
東京中心となると,東アジア全域や北西太平洋全域が入るような地図になるでしょうか。

…とすると,すでに「東京都」全体がかなりの程度まで縮小されていて,先の磨り減った鉛筆やマーカーでマークしようものなら“点1つ”で東京都全体(島を除く)を覆ってしまうかもしれません。
ここまで縮小されれば,もはや「東京のどこ」を求めるのは無意味だと思われます。丸の内の旧都庁や東京駅,皇居にしても,新宿淀橋の現都庁にしても,それは尖らせた鉛筆の芯の先端程度の違いもないでしょう。
東京湾(これも,恐らくはごく大雑把にしか描けないと思いますが)の奥の“然るべき位置”を中心に描くことになるのだと思われます。
敢えて言えば,こういう時こそ「日本経緯度原点」の出番なのかもしれません。

なお,地図帳の後ろに掲載されている統計表の気候データにある「東京」の 北緯35度41分・東経139度46分 とは,大手町の気象庁の位置です。

「大隈」=「おおくま」だけだと思っていました。「おおすみ」とも読むのですね。

「読むこともある(かもしれない)」というだけです。
Windows のおまけについているメジャーなIMEで,デフォルトで早い順位に出てきてしまうので,つい「大隈」と“誤変換”してしまいがちなのですね。
だからといって,南九州の「おほすみ(大隅)国」を「大隈国」と書くことがある,というわけではありません(だからといって,「書くことが決してない」というわけでも,必ずしもありません。あるかもしれない)。
とりあえず,律令時代来,「おほすみ国」は「大隅国」と表記するのが「正しい」とされているようです。
[58830] 2007年 6月 3日(日)23:31:57【1】EMM さん
名字・名前の読み書きの「揺れ」は地名の比でなく
[58820] k-aceさん
[58826] スナフキんさん
[58828] Issieさん

「大隈」を「おおすみ」と読むのは名字の話のようです。
須崎さんのホームページで大隈を検索するとその読みの中に「おおすみ」が記載されていますし、ATOKでは「大隈(おおすみ)」は「固有人姓」のみ登録があり「固有地名」での登録はありませんでした。
MS-IMEでの扱いがどうなっとるかは分かりません。

#件数的には「おおくま」と比べると圧倒的に少ないんだろうとは思いますが、具体的なところは分かりません。
すぐ手に取れるところにあった電話帳を見た限り、金沢市・福井市・高岡市には見られません。

##名字ではこういう事例、結構あります。
例えば「たつみ」さんには「辰巳」「辰已」「辰己」が見られますし…(まるで間違い探し)
「已」は「い」、「己」は「き」「こ」で、これを使って「たつみ」と言うのはどう考えても間違いなのですが、「いや、わしゃ戸籍でこういう字になっとるし、こう書いてたつみと読むんじゃ」と言われればそれまでなのです。
[58841] 2007年 6月 4日(月)09:01:22じゃごたろ さん
re: 名字・名前の読み書きの「揺れ」は地名の比でなく
こんばんは、じゃごたろです。

[58830] EMM さん
「大隈」を「おおすみ」と読むのは名字の話のようです。
個人的な見解としては、これは戸籍登録上のミスに由来するのではなだろうか、と思ってます。「大隅(おおすみ)」と登録しようと思ったのに、何らしかのミスで「大隈(おおすみ)」と登録されてしまい、現在に至っているのでは、と。


[58811] 2007 年 6 月 3 日 (日) 01:04:01 みかちゅう さん
「おおくま」で変換しても「大隅」は出ないからでしょう。
ところで私のPCでは「おおすみ」でも「おおくま」でも「大隅」「大隈」の両者が候補として表示されてしまいます。みかちゅうさんの辞書とは違うようですね。

で、以前にも触れたことがあったと思いますが、これは現在のPCの日本語変換の功罪を顕著にあらわしていますよね。あくまてもPCの日本語変換とは、いかに早く入力できるか、ということに主眼が置かれていて、「間違った読みでも変換できてしまう」ケースが見られます。辞書を作成するさいに、多分この漢字と似ているからこういう読み間違いをするだろう、なとど『親切心」から間違った読みが登録しているのでしょうが、知らない人にとってはそれが本来の読みや漢字であると誤解されてしまうおそれがありますね。
[58851] 2007年 6月 4日(月)23:40:35みかちゅう さん
「おおすみ」関係
「おおすみ」に関するコメント、ありがとうございます。

[58820]k-aceさん
実は、「犬吠埼」も「犬吠崎」だと思っていました
崎・埼・碕の混同もけっこうありますね。地名の正確さという観点からは書き分ける必要があるでしょうが、どの字も「さき」と読むには違いないわけで…。でも「おおすみ」の場合とは違い、どの字でも「さき」と読めるという意味では大して問題がないといえるでしょうか。観光地図などではあまり意識されていないようなことも多いですし。あ、でも「埼玉」と「宮崎」はきちんと書き分けてくださいね。

[58826]スナフキんさん
IMEの単なるミステイクが今の今まで続いているとも考えにくく、意図的である可能性があります。
[58841]じゃごたろさん
辞書を作成するさいに、多分この漢字と似ているからこういう読み間違いをするだろう、なとど『親切心』から間違った読みが登録しているのでしょう
プログラムのミスなのか、誤読対策に意図的に入れているのかは気になるところですね。親切心で入れているのなら、正しい読みを変換の際に表示されるように一工夫してくれればいいのに。普通の人にとっては大きなお世話な機能かもしれないけれど。なお「いばら“ぎ”けん」は「茨城県」って変換されてしまいます。変換ソフトやバージョンによってもかなり違うのは予想されますが、こういう誤読のフォローがなされている単語ってけっこうあるんでしょうか。

[58828]Issieさん
律令時代来,「おほすみ国」は「大隅国」と表記するのが「正しい」とされているようです。
昔は「大隈」と普通に書かれていた、というわけではなかったのですね。一般的に鹿児島県の「おおすみ」を「大隈」と表記しているのは単なるミスと考えてよさそうですね。

[58830]EMMさん
件数的には「おおくま」と比べると圧倒的に少ないんだろうとは思いますが、具体的なところは分かりません
最近の年金納付記録の消滅問題の原因には、けっこうこの手の漢字間違いが含まれていそうだとか。手書きのを入力する際に間違えるというのは当然ありうることなのですが、同様のミスが電話帳の作成の際にも起こっている可能性があります。果たして「大隈」と書いて「おおすみ」、あるいは「大隅」と書いて「おおくま」と読む方がどれだけいるのでしょうか…。手書き時代の戸籍での表記は(俗字等は本人の申請で改められるものの)絶対なわけですが、電話帳の表記にどれほどの信用があるのかも気になります。

戸籍の電算化の際に俗字は一般の字に統一するという扱いがなされつつありますが、手書きの原本はどうなるのでしょう。苗字にしか見られない「珍しい字」も公の場からはぼちぼち見納めとなってしまうのでしょうか。
そういえば住基ネットではどういう扱いがされているんだろう。全国一律のデータベース、私的に検索できたら楽しめるんだろうなぁ。発覚したら処分を受けるだろうけど。
[58870] 2007年 6月 6日(水)07:50:28【1】EMM さん
「おおすみ」の件、も少し
[58851] みかちゅうさん
最近の年金納付記録の消滅問題の原因には、けっこうこの手の漢字間違いが含まれていそうだとか。手書きのを入力する際に間違えるというのは当然ありうることなのですが、同様のミスが電話帳の作成の際にも起こっている可能性があります。果たして「大隈」と書いて「おおすみ」、あるいは「大隅」と書いて「おおくま」と読む方がどれだけいるのでしょうか…。手書き時代の戸籍での表記は(俗字等は本人の申請で改められるものの)絶対なわけですが、電話帳の表記にどれほどの信用があるのかも気になります。
確かに電話帳に間違いがあったという話は佐久間英さんの著書にもありましたし、それらしきものを見たこともあります。
が、現状では電話帳に「大隈」で「おおすみ」と出ているものを間違いと明確に断定するだけの材料がない…と言うのもあります。
なので「ある」「なし」については慎重に論ずるべきかもしれません。
(ただ、調査するとしても読みベースの調査は難しい…。それでもいろいろ調べている間に「大隈(おおすみ)は○○県の名字」と言うことを書いたHPがあったので、その件を重点的に調べれば何かつかめるかも。ただし、その県には「大隈」さん自体が2ケタに届くか届かないかぐらいしかいないみたいで、その数を見たら誤字臭い雰囲気も漂ってきたような…)

一方で、ATOKやMS-IMEで「おおすみ」を変換すると「大隅」より「大隈」の方が上に出てくるのはどうにかした方が良い、と思います。
試しにYahoo!で「大隈 "おおすみ"」を検索してみたら、出てくるページことごとく「大隅の変換間違い」か「おおくまの読み間違い」でした。
しかも、その中には鹿児島県内の企業や団体(しまいには大隅町関係のものまで!)も多数含まれる始末。
そう言うHPって「大隅」と「大隈」が混在しているんですよ。
たぶん「単文節か長文か、後ろに続く単語がどんな種類か、固有名詞か否か」などでどっちが先に出てくるか変わってきて、それを気付かないままUPしちゃってるんじゃないかと。
もし「おおすみ」と読む「大隈」姓が本当に誤字由来だったら論外ですが、あるにしても「その読みで辞書に登録しなければならないほどの数がいるのか?」というのはあると思います。
信じられないほどの数の誤字(例:Yahoo!で「"大隈半島"」で検索した結果)を生み出している事を考えると、「入れるべきではない」単語なのではないでしょうか。
(必要な人はユーザー単語登録すれば住む話ですし…)

#そういえば、"大隈半島"の検索結果の一番上に某超大手旅行代理店が…
困っちゃいますねぇ…白桃さん、ご指導方よろしくお願いするわけには…難しいか。


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