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落書き帳

猛暑2004

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[30687]2004年7月18日
タイガー
[30695]2004年7月18日
林檎侍
[30697]2004年7月19日
SANUKI-Impact
[30706]2004年7月19日
N-H
[30717]2004年7月19日
ペーロケ
[30722]2004年7月19日
スナフキん
[30750]2004年7月19日
KMKZ
[30764]2004年7月20日
ryo
[30776]2004年7月20日
中島悟
[30778]2004年7月20日
N-H
[30780]2004年7月20日
じゃごたろ
[30785]2004年7月20日
BerryBlossom
[30788]2004年7月20日
なお
[30789]2004年7月20日
いっちゃん
[30793]2004年7月20日
Issie
[30796]2004年7月20日
N-H
[30803]2004年7月20日
hmt
[30805]2004年7月20日
猫使い
[30808]2004年7月20日
夜鳴き寿司屋
[30810]2004年7月21日
SANUKI-Impact
[30819]2004年7月21日
KMKZ
[30839]2004年7月21日
烏川碧碧

[30687] 2004年 7月 18日(日)19:28:54タイガー さん
盆地はなぜ暑いのか
初めまして。
埼玉に住むタイガーと申します。
最近私はこんな事をふと考えました。
埼玉県熊谷市は最高気温を出す事で県内では有名なのですが、それはなぜかという事です。
熊谷がなぜ暑いかというと、盆地だからと人は答えます。
それでは、なぜ盆地だと暑いのでしょうか?
どなたかお分かりになれば教えて下さい。
[30695] 2004年 7月 18日(日)23:46:30林檎侍[花笠カセ鳥] さん
レス二題
[30687]タイガーさん
盆地がなぜ暑いのかを私なりに考えてみました。「盆地は、風の通りが少ないため、熱が逃げにくい」
私の住んでいる地域も、典型的な盆地のため、夏の暑さと、冬の寒さが厳しいです。
日本の最高温度記録も盆地気候である山形市ではありませんか。しかも70年間破られていません。

[30691]軒下提灯さん
合併の目的として、地上デジタルテレビとの関連は考えられないでしょうか?
というのも、デジタルテレビの送信所や中継所を造るにはコストがかかるらしいです。
(近所の電器店がそうおっしゃるので)
そこで、今のうちに合併して、財政基盤を強化しておくのだと思います。
ちなみに、その電器店の話では、私の住む町では、デジタルテレビの中継所をつくらないらしいです。

そういえば、昭和の大合併の時期とテレビ普及開始の時期が符合しているのも気になります。
[30697] 2004年 7月 19日(月)00:12:51【2】SANUKI-Impact[讃岐の民] さん
盆地レス
[30695] 2004 年 7 月 18 日 (日) 23:46:30 花笠カセ鳥 さん
日本の最高温度記録も盆地気候である山形市ではありませんか
最高温度記録ということで見てみますと、4位に前橋、5位に[30687]タイガーさんの仰っていた熊谷、7位に甲府・京都、9位に岐阜と軒並み盆地気候の都市が上位を占めています。

夏の暑さと、冬の寒さが厳しい
では逆に最低温度記録はどうかということで調べてみますと、1位旭川、2位倶知安、3位帯広と北海道でも盆地気候(帯広は違う?)の都市が上位を占めています。

やはり北海道が10傑独占か・・・と思いきや岐阜県高山市が9位にランクインしていました。もちろんここも盆地気候ですね。
[30706] 2004年 7月 19日(月)03:22:17N-H さん
盆地の気候について
[30687]タイガーさん
熊谷がなぜ暑いかというと、盆地だからと人は答えます。
そうですか?
まず、熊谷は盆地に位置しているという前提がおかしいようなきがしますが……
熊谷市は関東平野の北部に位置するのであって、周りを山に囲まれた盆地ではないですよね。

それはともかく、盆地は一般的に夏は暑く冬は寒いという傾向があるのは事実です。
その理由については中学校の地理レベルで習う事柄だと記憶しています。
熊谷市が夏暑いのも、盆地が夏暑い理由のひとつが熊谷市の地理的条件に該当しているからだと察しますが、その理由というのは[30695]で花笠カセ鳥さんが書かれている、
「盆地は、風の通りが少ないため、熱が逃げにくい」
とは少しちがうと思います。もちろん上記も盆地が暑い原因の一要因だとは思いますが、何しろ熊谷は盆地に位置していませんので、風の通りが少ないとはいえないと思われるからです。もちろん海岸部よりは風の通りが少ないでしょうが、熊谷市が暑いのはさらに別の要因もあると思います。

ヒントはこれくらいにして、あとはタイガーさんがご自分で回答を探されてはいかがでしょうか。
・熊谷市はなぜ暑いのか
・盆地はなぜ暑いのか
[30717] 2004年 7月 19日(月)12:54:08【1】ペーロケ[愛比売命] さん
熊谷はなんで暑いのか?
[30706]N-Hさん
 もう少しヒントを出してあげましょうよ(笑)。

[30687]タイガーさん
熊谷がなぜ暑いかというと、盆地だからと人は答えます。
 熊谷は盆地?とは私も疑問ですが、百歩譲って台地に囲まれた盆地としても、山形が最高気温を記録した理由と熊谷が暑い理由は全く別です。山形の記録の場合は、ある条件が揃った場合にのみ発生する瞬間的なものであり、いつでも暑いわけではないのですが、熊谷は夏の間は恒常的に高温であるような感じです。

 緯度が高ければ高いほど気温が低い、という原則は誰でもご存知でしょうけど、気候を決定する要因は多様にありますので一概に言うのは難しいのです。

 まず、周囲より気温を上げる主な要因として挙げられるものは、「ヒートアイランド現象」と「フェーン現象」があります。
 「ヒートアイランド現象」とは都市生活やアスファルトの照り返し、冷房の廃熱などによるものです。例えば冷房を使うと室内は涼しくなるのですが、室内の熱を室外機によって室外へ排出しているため、窒外は「室内の熱」に加えて「機械(冷房)を動かすことにより発生する熱」が加わり、非常に高温になります。冷房の効いた電車とホームの隙間から熱い空気が上がってきて「むわっ」とするのはそのためです。みんなが冷房を使う都市では気温が周囲よりも4~5℃も上がることもあるそうです。(確か夏の平均気温が最も高い都市って、「大阪」でしたよね??)
 「フェーン現象」は、台風一過の日は火事に注意してください、とニュースでよく聞く言葉ですね。湿った暖かい空気が山を越えた後、乾燥してさらに高温になる現象です。山形市での高温の記録はこのフェーン現象が主な原因であると言われていますし、フェーン現象によって夏は太平洋側より日本海側の方が高温になることが多いようです。

 一方、気温を下げる要因は、まず「100m上がれば0.6℃下がる」といわれるように標高が挙げられます。信州の軽井沢などが涼しいのはこのためです。ただ、涼しいとはいえ日射は強いのでお肌の手入れを怠っては大変なことになります。
 あと、水は地面に比べはるかに熱しにくく冷め難い物質ですので、水が大量にあるところ、即ち海や湖沼、大きな河川の近くは涼しいのです。逆に言えば、内陸では水たまりから遠いので夏は気温が下がりにくく(上がりやすく)、冬は気温が上がりにくい(下がりやすい)、つまり、歯止めがきかなくなって温度が暴走してしまうのです。
 もっと言えば、さらに寒流の近くでは非常に低温になるようです。寒流の上で冷やされた風が吹き付ける上に、さらに海霧が発生することもあり、日照がほとんど遮られるために非常に低温になります。度々米が不作になるのは、この現象が北海道・東北地方の太平洋側で発生することが主な原因なのです。

 これで熊谷が暑い理由が分かりましたか??
[30722] 2004年 7月 19日(月)15:22:14【1】スナフキん さん
熊谷に近いところへ行ってきたので…
本日は、話題になっている激暑の熊谷にほど近い寄居まで、特別列車の撮影をしに行ってきた(汗)縁もあるので、書き込みしますね。

[30687]タイガーさんの書き込みに関して、何だかちょっとつれない回答をしている人もいるみたいなのですが、種明かししてしまってもいいですよね?

まず、[30706]でN-Hさんもご指摘のように、熊谷という都市は盆地にあるということはないと考えていいでしょう。盆地の定義もなかなか難しいのは、過去に盆地コレクションで「?」なものが出てきたりしたことからもうかがえますが、ひねくれないでまっとうな見方をするならば、最低でも2方向は山またはそれに準ずる標高の高まりの地域に囲まれていることが前提となろうかと思います。熊谷付近の地形図や地勢図を眺めても、そのような「高まりに囲まれている」立地であるとは言えません。したがって、熊谷がこうまで暑いのは、[30695]で花笠カセ鳥さんがおっしゃっている「風の通りが少ないため熱が逃げにくい」という原因ではないということになります。

で、私が「熊谷が暑い理由」として、高校時代に山岳部に所属していた際に地学専門だった顧問から聞かされたのは次のような理由からです。私はそれを聞いて納得しましたが、もっと気象学的に突き詰めると間違っているかもしれません。

それは「2方向からの熱流を、ちょうどまともに受ける立地だから」だそうです。具体的に示しますと、熱源は、秩父盆地が1つ。これが荒川が刻む谷を流れ下って、熊谷に達します。一方の熱源は越後山脈および近隣に広がる森林地帯。ここから利根川沿いに熱風が下ってきます。利根川と荒川の谷が空気の通り道になり、熊谷付近で熱風が合流して高温になる、これが種明かしだと私は教えられました。したがって、[30717]で愛比売命さんが書かれている「フェーン現象」にかなり近い気象現象によるところが大きいようです。ただ、熱源に秩父盆地が含まれているため、熊谷自体は盆地でないとは言え、熊谷の猛暑に盆地性の気候が全く関係していないわけでもありません。

えらそうに書きましたが、私も理系地理学専門ではないので、間違った点もあろうかと思います。フォローをお願いします。

今日に関して言えば、うす雲が広がっていたせいで特別列車の撮影は、確かに暑いものでしたがそれこそぶっ倒れてしまうほどではありませんでした。帽子を忘れていって大いに心配しましたが、助かりました…。

*変換ミスを修正
[30750] 2004年 7月 19日(月)22:08:52KMKZ さん
熊谷が高温になる理由
[30687]タイガーさん
熊谷がなぜ暑いかというと、盆地だからと人は答えます。
熊谷が暑い理由ですか?熊谷気象台に答えていただきましょう。
PDFファイルですが↓
http://www.tokyo-jma.go.jp/home/kumagaya/pdf/atsui.pdf 熊谷が高温になる理由

秩父山地から熊谷付近に吹き降りてくる風がフェーン現象の一種を起こすことと、昼は、東京・埼玉南部の都市のヒートアイランド現象などで暖められた南風が吹くことを理由に挙げています。

[30722]スナフキんさんの恩師殿の2大熱源説に近いのですが、熱源の一方が熊谷北方の利根川上流ではなく南方の東京大都市圏になっています。
[30764] 2004年 7月 20日(火)01:58:01ryo さん
「熱都」熊谷
[30687]タイガー さん
[30706]N-H さん
[30722]スナフキん さん
[30750]KMKZ さん 他

現熊谷市民が乗り遅れてしまいました。
熊谷気象台にご登場願おうと思っていたら、これも先に紹介されてしまいました。

結論から言うと、熊谷は盆地ではありません。山といえるのは西(秩父方面)から、西南(比企丘陵)にかけてといったところです。
松本から引っ越してきたとき、まず思ったのは「山が見えない・・・」ということ。
そして、「風が強い日が多い」ということです。これは「上空を吹く風が下降してくる」という説明に納得がいきます。ちなみに冬はもっと風が強く「秩父颪」なんて俗に呼んでます。
同じく最高気温の常連、前橋の「赤城颪」とあわせ、「風」はこの問題を語る上で重要なキーワードであることは間違いありません。
もう一つ挙げられているヒートアイランドの影響ですが、個人的な意見としてはまだデータに乏しいというか、主たる原因にはなりえていないのではないか、と考えます。
ただ、東京以上に自動車社会であることから、排気ガスの大量発生地として温暖化に加担している地域であるとはいえます・・・原因は住民自身だったりして。
[30776] 2004年 7月 20日(火)12:25:27中島悟 さん
フェーンについて
地理と関係なくて恐縮ですが、
[30751]なおさん
フェーンは空気が山を登るときに湿っていて、山を下るときには乾いているときに起きます。
単に山を上下すれば気温が上がるわけではないです。
[30778] 2004年 7月 20日(火)12:36:32【1】N-H さん
熊谷でなくても暑い暑い
熊谷の件ではややつっけんどんな態度になってしまったようですね。
もう少し丁寧に書けばよかったかもしれません。

ところで先ほど昼休みに屋外に出たら、今日は東京は異様な暑さです。
危険な暑さともいいますか。で、ちょっと調べてみたら正午過ぎで都心で38.7度もあるらしい。
これはかんべんしてほしいです。
どうやら話題のフェーン現象が起きているようです。
[30780] 2004年 7月 20日(火)13:11:02【1】じゃごたろ さん
フェーン現象
こんにちは、じゃごたろです。

フェーン現象についての書込みが幾つか見られますが、私も記憶している範囲で、少し触れてみたいと思います。

[30776] 中島悟 さん
フェーンは空気が山を登るときに湿っていて、山を下るときには乾いているときに起きます。
単に山を上下すれば気温が上がるわけではないです。

山を上下する過程で気温が変化するのは、断熱膨張、断熱圧縮という現象のせいです。空気が山を上り気圧が下がるため体積が膨張します。この時、外界との熱の授受がない場合、断熱膨張によって気温が下がることになります。山を下って気温が上がるのはこの逆です。結局単純なケースでは、空気が山に上れば気温は下がり、山を下れば気温はまた上がりますが、山を上下する前後の気温は変わりません。

では、空気が湿っている時にはどうなるかです。湿った空気が山を上ると徐々に気温が下がっていくのは、上の例と同じです。それがさらに進むと、空気中の水蒸気がそれ以上空気に含まれることが出来なくなり、凝縮し、氷へと凝固してしまいます。この最、水から氷に状態が変化する時に、凝固熱を発します。その間、空気はその凝固熱を受け取るわけで、ここが上の例とは違ってきます。つまり山を上った空気は思ったほど気温が下がらないということです。この凝固した水分を雨・雪としてその場に降らせて、乾いた空気のみが山を下ると、今度は熱を授受する相手がいなくなるため、気温はどんどんと上昇します。つまり思った程気温の下がらなかった空気が、今度は山を下るにしたがい気温が上がるため、山を上る前と比べて気温が高くなるのです。

これがフェーン現象ということです。

なんか読み難い文章になり、どうもすみません。

※ 「空気の気温」って、二重表現ですね・・・(反省)。
[30785] 2004年 7月 20日(火)14:30:38BerryBlossom さん
暑い、暑すぎる…。十万石まんじゅう(笑)
みなさまお久しぶりです。本当に関東以西では酷暑と呼ぶにふさわしい(?)日々が続き、体調を崩している方もちらほら見かけますが、落書き帳メンバーの皆さんはいかがでしょうか?
私の住んでいる町もさすがに熊谷や東京には負けますが地道に最高気温35℃以上の日が続いています。
今日は東京(大手町)で観測史上最高の気温39.5℃を午後0時58分に記録したそうで、なんとも数字だけで参ってしまいますね…。

さてさて、今日は町の書店で見かけた雑誌のお話をひとつ。つい先ほど、炎天下の中を大学の近くの書店までクーラーを求め出かけていったのですが、そこでふと雑誌コーナーを見ると今週の週刊ダイヤモンドに「市町村合併締切り前の大混乱 列島縦断!全国九地域の現場をレポート」と題して市町村合併の特集がでているではありませんか!!(もうご存知の方も多いかもしれませんね。目印は、大きなダイエーのマークです)
中身をペラペラめくると、なかなかビジュアル的にも読みやすく、データも面白いものもあり、大学生協の書籍部へすぐに足を向け(生協組員は雑誌・書籍は1割引で買えますから)、手に入れてきたところです。まだこの後講義があるので、帰りの電車の中ででもじっくり読んでみようかと思います。

[30695] 花笠カセ鳥さん
[30705][30709] inakanomozartさん
[30707] なおさん
みなさんが地上波デジタル放送に触れているので私もひとつ。
地上波デジタル放送はすべてUHF波(13~62ch)で放送されるということですが、このU波はVHF波に比べて電波の飛ぶ距離が短いそうですね。その分、特に山間部では中継局の設置が問題になりそうですね。
すでに総務省は2011年7月に現行の地上波アナログ放送を停止する予定ですが、私はこれには懐疑的です。現実問題として、あと7年があるわけですが全国でデジタルの放送が始まるのはあと2年後です。現在アナログ波用のTVを使っている方も、チューナーを接続すればデジタル波を視聴することが可能ですが、これを日本中の家庭のTVで行うことは、すべて各家庭の負担になりますのでデジタルTV購入に比べればかなり安価ではありますがそれなりの負担になります。総務省が旗を振ってデジタル化を進めていますが、各家庭までの普及になると個々の事情によりますので、そう簡単に移行が進むかというと疑問ではないでしょうか?
また、この地上波デジタル化によって地方局の経営が厳しくなってしまう可能性も危惧されています。デジタル波用送信アンテナの設置は、各事業者(つまり各TV局)が設備投資として行うわけです。例え、同じ県内の事業者が共同でアンテナを設置したとしても、莫大な設備投資となります。このデジタル波用アンテナの設置は、アンテナの設置自体が収益を増加させるものではありませんから、アンテナ建設はその分が負担としてTV局にのしかかってきます。
特に日本の場合、現状でもおわかりのようにTV局の中継局は相当の数に上ります。これらをすべてデジタル化した場合、その設備投資を行うだけの資本力が地方ローカル局にあるかといった問題になってきてしまうわけです。

また、コンテンツの問題もありますよね。現状では、ほとんどの地方局では番組の多くを東京のキー局に頼っています。自社製作率の低い局ではたったの数%しかない局さえあります。このような状況下で、多チャンネルが可能になったとしても制作力が低ければ地元の情報を発信することはできませんよね。どのチャンネルを回しても、日常生活には関係のない東京の話ばかり…では、何のための地元局なのかわからなくなってしまうと思います。
総務省では、今後地方ローカルTV局の再編(合併)も想定した話が進んでいるとも言われています。今後数年間は、日本のTVメディアにとって大きな峠となるのかもしれませんね。

どうも長々と失礼いたしました。それでは

P.S
タイトルにくすっときた方、テレビ埼玉をご覧になったことがおありですね(笑)
[30788] 2004年 7月 20日(火)16:16:15なお さん
平べったい-(から)→深いへ・・・
[30778] N-H さん
平べったい知識で言うのは恐縮ですが、
都心でおきているのはフェーン現象ではないと思います。
[30776]で中島悟 さんが仰っています、
フェーンは空気が山を登るときに湿っていて、山を下るときには乾いているときに起きます
でフェーン現象で暑くなっているのは湿っている太平洋側でなく、
乾いている日本海側であります。
そのため、フェーン現象の影響は受けていないと思います。
おそらく『太平洋高気圧』が日本のすぐ南にあるためもろに影響を受けているのだと思います。

[30776] 中島悟 さん
新たなことを教えてくださってありがとうございます。
冬には天気の単元となりますし、小さいころから天気が好きなので
知識として永久(とわ)に参考させていただきます。

[30753] 月の輪熊 さん [30747] miki さん
中四国地方初と表現すると次に中国・四国いずれかの地域で初となるときに
見出しに地域ブロックが見出しに載らないおそれがあるのではないでしょうか?
それらの部分では問題になりそうですね。
[30789] 2004年 7月 20日(火)16:53:39【1】いっちゃん さん
風炎とも言うそうな 言い得て妙なり
[30788]なおさん
都心でおきているのはフェーン現象ではないと思います。
NHKのニュースでは今日の暑さはフェーン現象によるものと伝えていましたよ。

こちらでも↓↓↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040720-00000205-yom-soci

余談ですが、一日中考えていても問五がまだ分かりません。
[30793] 2004年 7月 20日(火)18:30:57Issie さん
風炎 ←先にやられてしまった
正午頃,お昼を買いに最も近いコンビニ屋へ片道10分ほど(だから往復20分)歩いて行ったのですが,今日の暑さは半端ではなかったですね。ただ,どことなく乾いている気がしたのですが,そうですか,「フェーン」でしたか…。
もう5度ほど気温が低ければ(つまり30度くらいまでなら),カラッとして割と過ごしやすいのですが,ここまで気温が高いと「さわやかさ」を感じる余裕さえなくなってしまいます。
よく,地中海の夏や砂漠は乾燥しているから日本の湿った暑さほどはキツくない,と言われるのですが,いや,気温が上がってしまえば,やはりキツいものはキツい,と実感したものでした。

[30788] なお さん
おそらく『太平洋高気圧』が日本のすぐ南にあるためもろに影響を受けているのだと思います。

通常,太平洋高気圧からの南西風がモロに吹き込むとき,その風は湿った温風です。
これが南寄りの方角からそのまま関東平野に入れば,ビショビショの蒸し暑い天候となります。
ただ,風向きの関係でやや西寄りになると,静岡県側に雨を降らしたあと,箱根や丹沢,その北側の関東山地を越えたフェーンが相模原・八王子から熊谷・高崎方面に吹き下りて,このあたりの気温が大変に上昇します。
これが関東平野西部の暑さの原因の(あくまで)1つ。

ただし,今日の場合は冬の季節風に似たルートで,上越国境を越えて関東平野に吹き下りてきたみたいですね。梅雨前線の位置との関係のせいかもしれません。

実は,冬の季節風である「からっ風」もフェーンと全く同じものなのです。
ただし,もとのシベリア気団があまりに冷たいために,関東平野側では「極度の乾燥」しか感じない,というわけ。

先日の中越豪雨の降り方を見て,私が真っ先に連想したのは,同じ蒲原平野に連続して大量の降水(降雪)を記録した1963年初めの「38豪雪」でした。
雨(雪)を降らせた直接の原因は,だいぶ違いますけどね。
[30796] 2004年 7月 20日(火)20:03:04N-H さん
何かがおかしい?
先ほど午後五時前に東京都下武蔵野市の吉祥寺駅前にある気象パネルを見ると、「気温40.0度」と出ていました。
思い出します、丁度10年前の異様に暑い夏を。夏の休暇を取って京都は鴨川の川床にて夕刻に懐石料理としゃれこんだのですが、「涼しげ」というイメージとは裏腹に汗がとめどなくだらだらと流れてきます。
時刻は夜の7時。ふと川の対岸にしつらえられた電光表示の温度計を見ると37.0度と出ているではないですか。暑いわけだ。

[30788]なおさん
都心でおきているのはフェーン現象ではないと思います。
ご安心を。[30789]にていっちゃんさんも書かれていますが、私の[30778]は報道資料を見てのものです。関東平野でもフェーン現象はあるんですよ。
関東ではありませんが、私が過去もっともびっくりしたフェーン現象は今から10数年前に本州をかなり大型の台風が縦断した時のもの。真夜中に金沢だか富山だかで38度を越えた気温を観測したというものでした。9月の深夜に38度とは……

それにしても今年の夏は何かへんです。
子供が明日からやっと夏休みだというのに、もうこのありさま。
関東よりちょと北に寄るだけで梅雨の最後のあがきのようなものすごい集中豪雨の連鎖。
先が思いやられます。
[30803] 2004年 7月 20日(火)22:56:39hmt さん
落書き帳で最も有名な風は作々さんの「南風」
[30785]BerryBlossomさん
暑い、暑すぎる…。十万石まんじゅう(笑)
安寿姫ならぬ「まんじゅう姫」が『うまい、うますぎる』と行田の十万石饅頭を頬ばっている図は、棟方志功画伯の筆です。 http://www.kodaihasu.com/jumangoku/

それはさておき、今日の東京は観測史上の最高気温だけでなく、7月としては最低湿度も記録したそうです。高温だけでなく乾燥もフェーン現象の特徴であることを実証しています。「風炎」[30789]とはよく名付けたものですが、同じフェーン現象でも冬の「からっ風」[30793]には当てはまらない言葉です。

都の西北、熱都熊谷[30764]の方から吹いてきた今日の風と違って、本家「フェーン」は、南風です。
アルプス山脈周辺は局地風のメッカで、インスブルック(オーストリア)やルッツェルン湖(スイス)に起こるフェーンは最も有名ですが、風上にある峠(ブレンナー、サン・ゴタード)に風が集まって吹きおりてくるそうです。
春の3月~5月に現れるフェーン(秋もある)は、アルプスの北側の谷に温暖をもたらしてブドウ栽培などの恵みを与える一方で、急激に雪を溶かし、雪崩・鉄砲水・火災などをもたらす危険な面もあります。
いずれにせよ、日本で「フェーン現象」の言葉から連想される猛暑ではなく、春先の強風という感じです。
「フェーン」の同類で世界的に有名な局地風は米国ロッキー山脈東側に吹き下りる「チヌーク」。

局地風由来の「〇〇現象」には、ボラ現象というのもあるそうです。「ボラ」は、冬季、ヨーロッパ大陸北部に発生した寒気がアルプス東縁を回ってクロアチアに入り、ディナルアルプス山脈を越えて吹き抜ける冷たい北東の風です。
アルプス山脈からローヌ河谷を通って地中海に吹く「ミストラル」は「ボラ」と同様に寒冷で乾いた風ですね。日本でも「からっ風」や「〇〇颪(おろし)」など冷たい北風があります。「だし」「やまじ」などの付く局地風も含めて、固有名のある風は「強い風」であることが最大の特徴でしょう。「ブリザード」も強い風ですね。

熱風で有名なのは、フェーンと逆に湿った熱風の「シロッコ」。これは地中海北岸に吹く南風で、サハラ砂漠の熱帯気団が海を渡り北上するうちに高温多湿、40℃以上になることもあり、霧や雨、ときにはサハラから連れてきた砂塵を伴って吹くそうです。

「シロッコ」送風機、風力発電機の「ゼファー」などは風に直接関係する機械ですが、クルマや列車のネーミングにも風の名前はいろいろ使われています。hmtは「ミストラル」も「ゼファー」も列車名の方を先に知りました。
風の名称辞典 http://plaza15.mbn.or.jp/~gaido/kaze/na3.htm に出ていないゼファー(西風の神)は、これまで話題にしてきた局地風とは少し性格を異にするようですが。
[30805] 2004年 7月 20日(火)23:02:12猫使い さん
風炎
今帰宅したところですが、東京の外気温は異常です。
この時間なのに熱気ムンムン!ビールが売れるわけですよ。
アメダスのページで確認してみると、東京都心の22時現在の気温は33.2℃
http://www.weather-service.co.jp/Public/cts0004/weather/amedas/amtglb.html
泣けてきます。今日もエアコンつけたまま寝ます。

汐留のビルが海風を遮って新橋・虎ノ門地区が暑くなっていると報道されていますが、私の勤務先もそのあたりなので、実感がわきます。
今年は原発が稼働しているおかげで電力供給は大丈夫らしいですが、渇水が心配です。
まだ余裕がありそうですけど。
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/river/mzshigen/mizu_02_tone.html

[30801] 讃岐の民 さん
市川市ではなく、市原市牛久でアメダス40.3℃を記録したそうです。。。
[30808] 2004年 7月 20日(火)23:49:47【1】夜鳴き寿司屋 さん
酷暑お見舞い申し上げます
 2週間ぶりです。其の間熱さで融けていたわけではありませんが本当に異常な熱さです。本当に外で直射日光を浴びせた鉄板で目玉焼きができそうですが、気温40度は厳しいです。

[30768] ありがたき さん

その循環バスには「2丁目7番」というように町名を謳わずにしかも番単位で命名されている停留所があるのです

 ある広島県の郡内を走るバス路線の停留所の名称が、所在の大字や小字を冠したものでなく、その停留所がある個人宅姓と同一だった事が複数あります。「山田宗八さん」(仮名)の停留所が「山田」でした。北海道ならともかく広島県にも存在するとは。

 具体例はケースだけに挙げられないのですが「山田さん(仮名)の家にある停留所だから」と地元の方には判り易いでしょうが、過疎地ですから施設らしい施設も存在せず、番地表記するにしても4桁では表示しても判りにくいので、そのほうが地元の方にはいいのだと思います。


[30796] N-H さん

関東ではありませんが、私が過去もっともびっくりしたフェーン現象は今から10数年前に本州をかなり大型の台風が縦断した時のもの。真夜中に金沢だか富山だかで38度を越えた気温を観測したというものでした。9月の深夜に38度とは……

 1991年の台風19号の事ですね。あの時は正直驚きました。あの時は風速50m近い暴風の直撃を受け家が7時間ほど停電になりました、隣の家は電柱のトランス(変圧器)が故障し、3日間停電でしたが。あの時は雨が降らなかった反面、当日の強い風の被害と潮風が内陸部に持ち込まれ、その塩分が降雨と化学反応を起こした事による電気設備の被害が大きかったです。3日後の雨で電車が実際に動かなくなりました。

 余談ですが日本における観測史上の最高気温は、1933年7月25日午後3時ごろに山形測候所で観測された40.8度だそうです。(非公式にはこれ以上の気温もあるようですが)また世界の最高気温は1921年7月8日にイラク南部バスラで観測された58.8度だそうです。

*一部内容訂正
[30810] 2004年 7月 21日(水)00:12:32【1】SANUKI-Impact[讃岐の民] さん
香川県の水不足への懸念
[30796] 2004 年 7 月 20 日 (火) 20:03:04 N-H さん
丁度10年前の異様に暑い夏を
この10年前の夏は香川県にとって試練の夏だったといえます。
というのも、この年は暑かったのはもちろんなのですがそれに加えて全国的(特に四国)に降水量が異常に少ない年でした。確か1994年の高松の年降水量は794mm(平年1124mm)でした。

その影響もあってかもともと大きな河川のない香川県は高知県の早明浦ダムというダムから香川用水を通じて生活用水を引いているのですが、その早明浦ダムが干上がってしまい、香川県にほとんど水が供給されない事態となりました。最大では1日で19時間もの間水道をひねっても水が出てこない断水状態となりました。もちろん当時の学校の給食もストップし、弁当が必要になったり、公共施設等の水洗便所が使用できなくなったりと、私たちの生活に直接影響しました。

結局この状態がひと夏続いたわけです。

今のところ早明浦ダムは問題ないようですが、もし雨が降らない日が続くようだといつこの事態がおこるやもしれません。10年前の大渇水の悪夢が頭をよぎった私でした。
[30819] 2004年 7月 21日(水)07:03:07KMKZ さん
縄文海進時の日本の夏の最高気温
昨日の関東は記録的な猛暑とのことでした。しかし記録を録りだしてからせいぜい100年程しか経っていないんですよね。
地球表面の平均気温が現在より高温で海面が2~3m高い位置にあった数千年前の縄文海進時の日本の夏の最高気温はどのくらいだったのでしょう。当時は、夏の最高気温が40度は当たり前だったのかもしれませんよ。

[30751]なお さん
それがさらに山を超えて、その空気の混ざった風が日本海側に到達してフェーン現象が起き
てさらに気温が高くなるということはあるのでしょうか?
難しい質問ですね。ただ、夏は南西季節風なので日本海側でフェーン現象が起き易く、逆に冬は北西季節風なので太平洋側でフェーン現象が起き易いのだと思います。
夏の南西季節風が東京大都市圏のヒートアイランド現象で更に温度が上昇し、その結果、日本海側の更なる気温上昇を招く可能性があるのかは良くわかりませんね。
なおさんの夏休みの自由研究の課題にするのはどうですか?(笑)

昨日の関東で記録的な高温を記録したのは、夏なのに北西の風が吹いて太平洋側である関東地方でフェーン現象が起きたのが原因のようですね。
[30839] 2004年 7月 21日(水)20:11:46烏川碧碧 さん
異常気象? と言う人もありますが、
昨日に続く猛烈な暑さ。
だんだん暑いのが普通になってきたかのような気もしないでもないような。

[30805] 猫使い さん
汐留のビルが海風を遮って新橋・虎ノ門地区が暑くなっていると報道されていますが、

実は私もこの界隈で働いているのですが、その報道のためか、私の周りにも汐留犯人説を主張する人間が少なからずいます。もっとも、ただでさえ方々に大きなビルが生えているところでありますから、個人的には、風が無くなった――暑くなったという実感はあるよう無いような。
正直なところ、よくわかりません。

ところで、「東京39.5度の最高記録」から、まだ7月なのに……、という声もありますが、この100年ほど、最高気温の記録というのは、7月下旬から8月上旬にかけての期間に集中していたことを知りました。

http://www.iknet.info/wxinfo/ranktmp.html

たしかに、8月も中・下旬ともなれば残暑の色すでに濃く、夏もピークを過ぎているように感ぜられますし。

[30808] 夜鳴き寿司屋 さんご紹介の山形測候所の40.8度も、7月25日ですね。
余談ですが日本における観測史上の最高気温は、1933年7月25日午後3時ごろに山形測候所で観測された40.8度だそうです。(非公式にはこれ以上の気温もあるようですが)また世界の最高気温は1921年7月8日にイラク南部バスラで観測された58.8度だそうです。

そう言えば、しばらく前の報道で、サマワで59度! というのを思い出しました。



[30834] Issie さん
大学への新入学当時,「市川」の出身だ,と言ったら,関西出身の学生に「ああ,コンビナートのあるところか」と言われました。
そりゃ,あんた,「市原」だって…

ずっと関東に居る私も、市川と市原の区別がつくようになったのは、東京で暮らすようになってから2、3年を経てのことです。
面目無い……(もう大丈夫です!)。


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