みなさまお久しぶりです。本当に関東以西では酷暑と呼ぶにふさわしい(?)日々が続き、体調を崩している方もちらほら見かけますが、落書き帳メンバーの皆さんはいかがでしょうか?
私の住んでいる町もさすがに熊谷や東京には負けますが地道に最高気温35℃以上の日が続いています。
今日は東京(大手町)で観測史上最高の気温39.5℃を午後0時58分に記録したそうで、なんとも数字だけで参ってしまいますね…。
さてさて、今日は町の書店で見かけた雑誌のお話をひとつ。つい先ほど、炎天下の中を大学の近くの書店までクーラーを求め出かけていったのですが、そこでふと雑誌コーナーを見ると今週の週刊ダイヤモンドに「市町村合併締切り前の大混乱 列島縦断!全国九地域の現場をレポート」と題して市町村合併の特集がでているではありませんか!!(もうご存知の方も多いかもしれませんね。目印は、大きなダイエーのマークです)
中身をペラペラめくると、なかなかビジュアル的にも読みやすく、データも面白いものもあり、大学生協の書籍部へすぐに足を向け(生協組員は雑誌・書籍は1割引で買えますから)、手に入れてきたところです。まだこの後講義があるので、帰りの電車の中ででもじっくり読んでみようかと思います。
[30695] 花笠カセ鳥さん
[30705][30709] inakanomozartさん
[30707] なおさん
みなさんが地上波デジタル放送に触れているので私もひとつ。
地上波デジタル放送はすべてUHF波(13~62ch)で放送されるということですが、このU波はVHF波に比べて電波の飛ぶ距離が短いそうですね。その分、特に山間部では中継局の設置が問題になりそうですね。
すでに総務省は2011年7月に現行の地上波アナログ放送を停止する予定ですが、私はこれには懐疑的です。現実問題として、あと7年があるわけですが全国でデジタルの放送が始まるのはあと2年後です。現在アナログ波用のTVを使っている方も、チューナーを接続すればデジタル波を視聴することが可能ですが、これを日本中の家庭のTVで行うことは、すべて各家庭の負担になりますのでデジタルTV購入に比べればかなり安価ではありますがそれなりの負担になります。総務省が旗を振ってデジタル化を進めていますが、各家庭までの普及になると個々の事情によりますので、そう簡単に移行が進むかというと疑問ではないでしょうか?
また、この地上波デジタル化によって地方局の経営が厳しくなってしまう可能性も危惧されています。デジタル波用送信アンテナの設置は、各事業者(つまり各TV局)が設備投資として行うわけです。例え、同じ県内の事業者が共同でアンテナを設置したとしても、莫大な設備投資となります。このデジタル波用アンテナの設置は、アンテナの設置自体が収益を増加させるものではありませんから、アンテナ建設はその分が負担としてTV局にのしかかってきます。
特に日本の場合、現状でもおわかりのようにTV局の中継局は相当の数に上ります。これらをすべてデジタル化した場合、その設備投資を行うだけの資本力が地方ローカル局にあるかといった問題になってきてしまうわけです。
また、コンテンツの問題もありますよね。現状では、ほとんどの地方局では番組の多くを東京のキー局に頼っています。自社製作率の低い局ではたったの数%しかない局さえあります。このような状況下で、多チャンネルが可能になったとしても制作力が低ければ地元の情報を発信することはできませんよね。どのチャンネルを回しても、日常生活には関係のない東京の話ばかり…では、何のための地元局なのかわからなくなってしまうと思います。
総務省では、今後地方ローカルTV局の再編(合併)も想定した話が進んでいるとも言われています。今後数年間は、日本のTVメディアにとって大きな峠となるのかもしれませんね。
どうも長々と失礼いたしました。それでは
P.S
タイトルにくすっときた方、テレビ埼玉をご覧になったことがおありですね(笑)