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落書き帳

「原」コレ

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[34084]2004年10月11日
今川焼
[34129]2004年10月13日
今川焼
[34176]2004年10月14日
今川焼
[34279]2004年10月17日
今川焼
[34286]2004年10月17日
今川焼
[34341]2004年10月20日
今川焼

[34084] 2004年 10月 11日(月)21:54:15今川焼 さん
「原コレクション」少しずつ始めています
現在、「原コレクション」を北海道から中部地方までリリースしています。

調べているうちに「原」はおおむね2つのパターンに分けられるようだということがわかってきました。
(1)扇状地や洪積台地のように水の便が悪く、開発の遅れたあるいは未開発の平坦地。
(2)山岳地帯にある高原あるいは小平坦地。湿地になっていることが多い。

取捨選択が難しいのは(1)の方で、一応原則としてYahoo!地図情報で「山、川などの自然地名」で「原」のつく地名を拾い集めたものを基本に、その他に気がついたものを加えていますが、地形名と住所地名(特に小字名)との区別のはっきりしないものが多々あり、判断材料の乏しいものについては、その辺りの判断はかなり主観的に行っていることをお断りしておきます。
追加や誤り等お気づきの点がありましたら、どうぞお知らせください。
[34129] 2004年 10月 13日(水)00:52:45今川焼 さん
「原」コレれす
さっそく「原コレクション」に多くのレスをいただきありがとうございます。

[34089] Issie さん
[34099][34126] EMM さん
[34106] 音無鈴鹿 さん
ある程度予想はしていたのですが、「原コレ」は、定義が難しいですね。平野や台地ならばそこが原野であろうと、人家の密集地であろうと、平野は平野、台地は台地なのですが、原はその土地の状態(市街化の度合い、植生など)が問題になってくるのですから。ちなみに「原」を広辞苑で調べてみると
平で広く、多く草などが生えた土地。特に耕作しない平地。野原。原野。
とありました。
ここでちょっと論点を整理してみると

(1)昔から「~原」と呼ばれる野原(原野)で、今もそうである。
(2)昔は「~原」と呼ばれる野原(原野)であったが、今は市街化され「~原」という地名だけが残っている。
(3)昔は「~原」と呼ばれる野原(原野)であったが、今は市街化され「~原」という地名も残っていない。

ということになるでしょうか。
(1)は問題なくコレクションに入りますね。(2)(3)については、私も小塚原や秋葉原あたりは引っかかっていたのですが、やはり現状で「原」ではないということで、コレクション入りは見合わせたいと思います。
ただ、上の皆さんや、[34120] hmt さんも触れておられますように、その由来についてはたいへん興味深いものがあります。ですので「番外編」あるいは「歴史上の原編」などのような形で別途編集してみたいなぁとも考えています。今しばらくの間ご猶予を下さい。また、他にもそのような例がありましたらお知らせください。


[34102] 牛山牛太郎 さん
追加情報ありがとうございます。やっぱり見落としがあったようです。のちほど追加させていただきます。
[34111] NTJ会長 さん
下志津原の解説ありがとうございます。全国的に知られていなくても調べてみると、各地の原にはたくさんの開拓の歴史があることに気がつきます。調べていてほんとうに興味深いです。(それで随分時間がかかっているのですけど)


また
[34112][34113] NTJ会長 さん
半島コレクション、丘陵コレクションの情報ありがとうございます。後ほど追加訂正致します。
[34176] 2004年 10月 14日(木)00:21:15今川焼 さん
「原コレ」れす2
[34137] NTJ会長 さん
うわぁ・・・
下志津原はズバリ(2)に該当してます(大汗
[34129] 今川焼では、論点を単純化するためにああいう(1)~(3)という書き方をしましたが、実を言いますと、平地・丘陵部にある「原コレクション」のほとんどは、(1)と(2)の間であると言っていいと思います。ですので下志津原もコレクションに入れていいと考えています。そのあたりをきちんと整理しなければと思っていたのですが、NTJ会長さんの方で細分化していただいてますね。ありがとうございます。

ただそのへんを突き詰めていくと、市街地化が完全にされているか、されていないかの判断基準はなんなんだ、おまえは自分の目でそれを確かめたのかという話になってきそうですねぇ(大汗)。いっそのこと秋葉原も権田原も全部含めてしまおうかなと考えたりしていますが、しばらく検討させてください。

[34159] hmt さん
「原コレクション」に安達ヶ原(福島県本宮町)がありますが、鬼婆伝説で知られる「安達ヶ原」は、二本松市にあります。
本宮町にも同じような伝承があるのかな?
すみません。どうやら所在地を間違えていたようです。ただコンサイス地名辞典によると、安達ヶ原は、「二本松市西部、安達町西部、安達太良山東麓のすそ野付近。」とあります。鬼婆伝説の「安達ヶ原」は、阿武隈川の東岸のようで、やはり別物なのかなとも思われます。しかし、ずっと昔はその付近も含めた広い範囲を安達ヶ原と呼んでいたのかもしれませんね。
とにかく福島県中部は、他にも原がごろごろしていて確認に非常に苦労したところです。まだ未確認の原もあるんです。(参考にした安積疎水物語

[34133] 両毛人 さん
なお、尾瀬ヶ原のある県は、福島・栃木・新潟ではなく、「福島・群馬・新潟」ですので、よろしくお願いいたします。
群馬県関係者の皆様、申し訳ありませんでした。群馬県って福島県の隣という印象がないものでつい…(汗)。
[34279] 2004年 10月 17日(日)17:50:11今川焼 さん
「原」コレクション西日本編追加
「原コレ」の近畿地方以西の分をさきほど追加しました。これまでの分と合わせ238件と結構な数になりました。

九州では「原」を「はる・ばる」と読むことが多いことは承知していましたが、鹿児島県では「ばい」と読むこともあるということに今回初めて気がつきました。

誤り、新規物件等ありましたら、お知らせください。よろしくおねがいします。
[34286] 2004年 10月 17日(日)23:24:09今川焼 さん
「原コレ」れす3
[34280] 両毛人 さん
笠野原も現在では「かさのはら」の読みが主流になりましたが、もともとは「かさんばい」と呼んでいたようです。
[28750] 作々さん
・笠野原(カサンバイ(カサノハラ)、鹿屋など)
笠野原と言うと社会科の教科書か地図帳に、高隈ダムからの灌漑による農地開発が紹介されていた記憶があるのですが、全国的に知られるようになると「はら」と言うようになるのでしょうか。
そう言えば国分市の上野原もウォッ地図では「うえのばい」ですが、原コレクションの備考欄にリンクしている鹿児島県上野原縄文の森のトップページは、「UENOHARA~」となっていました。もうすでに「うえのはら」と呼ばれているのかもしれません。上野原というところは、私は「NHKスペシャル・日本人はるかな旅」で紹介されて知ったところですが、工業団地も造成されて知名度が上がった「原」ですね。

[34281] 両毛人 さん
千葉市稲毛区北部の「長沼原」は、原コレクションの候補になりませんか?
原のつく地名は、おそらく全国で1000以上あるのではないかと思うのですが、○○原が住所地名なのか、自然地形名として呼ばれているか判断する一つの方法として、「○○原」and「開拓」で検索してみるというやり方があります。それで調べてみると「長沼原」は、明らかに地形名としても使われているようでした。
それから、両毛人さんのホームページにもそのあたりの紹介記事があったぞと思い出し「点描千葉市とその周辺」の中の#6 長沼原から四街道へ ~台地に刻まれる、開拓の歴史~も改めて地図と照らし合わせながら拝見し、確認しました。ありがとうございました。のちほどリストに追加させていただきます。
関東地方の台地にはまだ未掲載の「原」がありそうです。みなさんの情報をお待ちしております。
[34341] 2004年 10月 20日(水)00:50:18【1】今川焼 さん
「原コレ」れす4 「数字地形名コレ」れす
[34309] 熊虎 さん
翁原、南翁原、高田原、新田原

[34314] 淡水魚 さん
手越原、恩田原

「原」情報ありがとうございます。
自分でつくっておいて言うのもなんですが、「原コレクション」の定義は本当に難しい。自分でもわからなくなりそうなんですが、一応以下のように決めたいと思います。

(1)現在または過去において地形名として「原」と通称されている、または通称されたことがある。
(2)現在でも何らかの形で「原」という地名が残っている。
(3)現状で地形図で見て少なくとも「原」の面影を残している。

(1)ですが、本来は信頼できる文献を当たるべきなのでしょうが、それも難しいですので、ネット上で検索してみて確証とまでは言いませんが、傍証があれば可、ということにしたいと思います。
(2)現地に「原」のつく地名があればよし、なくても辞書や、地図、観光パンフレットなどに記載があればよい。(ネット上でも可)
(3)ほんとうは現地を確認すればよいのでしょうが(お金と時間があればやってみたい)、それも出来そうにないので25000分の1地形図で見て、草地、森や林、田畑などの緑地が多少とも残っていれば、ということにしたいと思います。

ということで今回の場合は、柏市の高田原(参考にした記事:柏市のホームページの柏のおいたち[34318] むじながいりさんの貴重な現地情報ありがとうございます)と、静岡市の手越原(新田義貞と足利尊氏の軍が戦った手越原古戦場跡あり)については、コレクションに加えたいと思います。


[34310] 牛山牛太郎 さん
九九鳴き浜(くくなきはま)・・・宮城県桃生郡雄勝町・・・鳴き砂の浜辺です
ありがとうございます。まだ、よく探せば地図に載っている数字地形名もあるのですね。「九九鳴き浜」から2~3kmほど南、大島瀬戸を挟んだ対岸の気仙沼市大島にリストにあげている「十八鳴浜(くぐなりはま)」がありますが、こちらも調べてみると名称の由来は「クックッ」と鳴る鳴き砂なのですね。

#牛山牛太郎さん訂正ありがとうございます。
手越原のリンクを追加


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