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落書き帳

事実上の飛び地

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[34139]2004年10月13日
BANDALGOM
[34857]2004年11月5日
M.K.
[34904]2004年11月7日
BANDALGOM
[35425]2004年11月30日
BANDALGOM
[51410]2006年5月21日
稲生
[68376]2009年1月18日
ぼたん
[68378]2009年1月18日
BANDALGOM
[68387]2009年1月18日
ぼたん

[34139] 2004年 10月 13日(水)11:18:04BANDALGOM[熊虎] さん
青森県合併関連2題
今日は青森市・浪岡町の調印式予定日ですが、浪岡町側でリコール運動など火種を抱えての調印となり、果たして関連議案が可決されるのかどうかは微妙ですね。

浪岡町では
若柳・増館・郷山前の3地区で,常盤村への編入(境界変更)を求める動き
があるわけですが、地図で見たところ、「若柳」は「増館」地区の1つの字のようですね。
しかし増館地区は全体が常盤村へ半島状に突き出し、浪岡町との他の地区とは川で隔てられ、直接連結する道路が国道7号線だけですから、これは常盤村への編入が自然ではないかと思えます。
一方、郷山前地区に関しては、地図を見る限り、ここだけを常盤村に編入というのは不自然に思えるところです。

また、尾上町・平賀町・碇ヶ関村が合併検討会を設置しましたが、平賀町と碇ヶ関村は接してはいますが、その長い境界線は全て山中で、連結する道路がないということで、「事実上の飛び地」になりますね。
碇ヶ関村は鉄道や道路のつながりから考えれば、大鰐町との合併が自然に思えますが・・・。
[34857] 2004年 11月 5日(金)23:29:33M.K. さん
そういえばディズニーの塗り絵が大好きだったような記憶が(4歳頃)
[34818]ニジェガロージェッツさん
私もロシア連邦の地図を1ピクセルずつ打って作成した経緯があるだけに
以前にも書き込みの中で貴サイトを紹介してくださったときに拝見していて、きれいに仕上がった地図だなぁ、と感心いたしたものです。1ピクセルずつの作業だったですか! どうりで、細部にまでこだわりの美しさが行き渡っているはずです。冗談ごとではなく、なんだか涙が出てきそうです。
ということもありまして、どうか私に関しては「先生」はやめてくださいね。(^^;) 実際、地理と無縁の簿記の先生を職業にしている者ではありますが(笑)、落書き帳では未知だったいろいろな経験や知識を教えてくださる大勢の先生方の書き込みに対し感心の「へぇ」ばかりを連発している「生徒」にすぎないですもの。

[34832]なきらさん
私は、各県の地図を全部「お気に入り」にして、地域別にファイルにし、アイコンにしていつでも見られるようにしておりました。
そんなご面倒をおかけしていたなんて…。今まで、すみませんでした。(^^;)
また、青森県の合併事情を詳しく説明してくださったお蔭で、経緯がストーリーとしてよく飲み込めました。どうもありがとうございます。
飛び地ではなくても、実質的には他の自治体を通らなければ行き来のできない(困難な)自治体もありますね。
具体的には、新潟県の上越市が鉤の手が組み合わさったように妙高市に食い込むことになる現・中郷村の地域などがそうでしたね。
この引用箇所を含む最後のパラグラフを通して、本当におっしゃる通りだと感じ入りました。

上のお二方を含め
[34821]みやこさん
[34846]じゃごたろさん
アーカイブに反響を寄せていただき、ありがとうございます。
それで、私もちゃっかり推奨してしまいました。(笑)
だって、これが私個人の作業への評価だけというのなら、塗り絵好きの幼稚園児とさして変わらないレベルで楽しんでいることを自分自身が分かっているので推奨など自粛しますけれど…。(^^;) むじながいりさんや稚拙さんのページは一日のめり込んでいても飽きない、それはすごいものですよ。(このあいだの休みの日、本当に半日はのめり込んでいました)推奨せずにいられましょうか。

だいぶ長くなったあげく、最後の締めはやっぱりこうなります。
・関係2市町ともに合併関連議案を可決した「取手市」を加えた茨城県図
[34904] 2004年 11月 7日(日)17:42:40【1】BANDALGOM[熊虎] さん
実質飛び地合併
昨日合併協定に調印していた岡山県「美咲町」ですが、中央町と旭町、中央町と柵原町を連結する道路事情は地図を見る限り、悪そうですね。

まず、中央町と旭町を連結しているのは、くねくねして細い道が3本。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.56.23.685&el=133.51.49.084&la=1&sc=3&CE.x=81&CE.y=24
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.57.33.798&el=133.52.8.950&la=1&sc=3&CE.x=236&CE.y=246
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.58.11.191&el=133.52.46.286&la=1&sc=3&CE.x=329&CE.y=160

また、中央町と柵原町を結ぶ道路も下の地図のような状況で、連結しているのはくねくねして細い道が2本となっています。
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.1.0.259&el=134.0.9.833&la=1&sc=3&CE.x=374&CE.y=448
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=35.0.24.449&el=134.0.6.239&la=1&sc=3&CE.x=267&CE.y=481
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.59.29.247&el=134.0.9.034&la=1&sc=3&CE.x=293&CE.y=269
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.58.9.547&el=134.0.34.491&la=1&sc=3&CE.x=108&CE.y=372

これは「実質飛び地」に近いようなものかもしれません。
柵原町と(合併協議から離脱した)久米南町を結ぶ道路は、まだいくぶんか良さそうですが、久米南町と旭町は直接結ばれていませんし、中央町の町域が久米町と津山市の間に(来年2月28日以降は、津山市の市域に)食い込んでもいますし、道路網から考えても「美咲町」となる3町は本来、やはり津山市と合併してしかるべきところではないか、と率直に思えるところです。


また、長野県本城村・坂北村・麻績村・坂井村合併協議会が、
※麻績村を除く3村で合併協議を継続へ
ということですが、ここの場合は坂井村が完全な「実質飛び地」となります。
坂井村での住民意向調査の結果を受けてのことではありますが、やはりいつの時代も「大合併」には「飛び地の誕生」が付物なのでしょうか。
明治・昭和の大合併でも飛び地が多数誕生し、平成の大合併ではそれが解消する所もあるわけですが・・・。
[35425] 2004年 11月 30日(火)12:09:20【1】BANDALGOM[熊虎] さん
Re:岐阜県揖斐郡大野町と池田町
[35420]白桃さん
この二つの町、果たして接しているのでしょうか?地図をみてもよくわかりません。
大野町の公郷というところに泊まったことがあるのですが、揖斐川がすぐ近く。
揖斐川のむこうは、揖斐川町、神戸町、それとも池田町?
大野町と揖斐川町は揖斐川の左岸でも接していますし、大野町域と揖斐川右岸の揖斐川町域は斜向かいのような形ですから、「揖斐川の向こう」は池田町であり、神戸町でもある、といえるのではないでしょうか。

しかし、大野町と池田町の間の揖斐川には橋がなく、連結している道路もありませんし、仮に同郡というだけで2町が合併しようとすれば、それは「実質上の飛び地」になりますね。
神戸町も、今のところ合併相手がいませんが、道路網から考えて大野町と池田町をつなぐ位置にありますし、しかも大野町域に不自然に突き出してもいるので、郡こそ違いますが、この3町で合併を考えてもいいのではないかという気がします。
人口68,788人の「市」が誕生しますし。


ところで、新村名が単純合成村名(?)に決まった奈良県「天川黒滝村」ですが、ここも地図を見る限りでは、黒滝村と天川村を直接結ぶ道路は獣道のようなものしかなく、実質上の飛び地といえますね。
五條市の一部となる西吉野村を通らないといけませんが、西吉野村の端っこで、それも車ならすぐに通り抜けてしまいますし、「南房総市」の富浦地区から千倉地区・白浜地区へ通り抜ける場合、あるいは住民投票で反対多数となった甲府市と上九一色村の場合とは違いますね。

[32259]ありがたきさんの記事を参照し、単純合成村名が「関西ではそれほど違和感がない」と書こうとしましたが、「大阪では」ですね。
よく考えたら大阪以外では、単純合成地名はあまり見当たらないですし。
[51410] 2006年 5月 21日(日)10:49:22【1】稲生 さん
京都市右京区京北○○町
五月初旬のGWに一生懸命働いた自分へのご褒美として、先週の水曜木曜と、京都‘局メグ’三昧の旅をしてきました。
本当のGWは、よく晴れた日が多く、仕事もかなり忙しかったのですが、マイGWはあいにくの雨でした。(それでも、二日目は曇りで、湿度も高くなく郵便局めぐり日和でした。)

一日目は、雨の中を滋賀・三重・奈良・京都・大阪の5府県駆け抜け‘局メグ’に挑戦。
手持ちの地図が十万分の一レベルの小縮尺しかなく、苦労しながらも、6局・5局・4局・3局・4局の計22局をまわりました。
二日目は、京都市内南区・伏見区・山科区をまわりましたが、東寺・伏見稲荷・伏見桃山城・醍醐寺と近くを通りながらも立ち寄ることはなく、ひたすら‘局メグ’に励んだ結果、自己最高新の36局をまわることができました。
すなわち、満足の二日間を過ごすことができました。
(参考:稲生の郵便局めぐり・目次  当日のコメント等

ところで、突然のマイブームとして京都市内について思いをめぐらしていると、ひとつの疑問が沸きましたのでお尋ねします。
昨年4.1より北桑田郡京北町が京都市に編入合併されたのですが、右京区に所属となったようですね。この京北町と右京区は 実質的飛び地となっており、北区の小野郷地区を通らないと右京区中心部へ行くことができませんね。ここは小野郷地区との繋がりで北区所轄となる方がよかったのではないかと考えた次第です。
地元のたもっちさん、どうでしょうか?
それからもうひとつ、伏見区は市内南部にして人口急増の地区、人口28万人を超えているのですが、分区する計画はないのでしょうか?

追記:たもっちさん、inakanomozartさんにメールにて予約していた一音地名コレクションの現地取材は、自分の休みと天気との兼ね合いがいい日に実施する予定です。よろしくどうぞ。
[68376] 2009年 1月 18日(日)15:40:40ぼたん さん
十番勝負感想と実質的な飛び地
今回初参加の未熟者ですが、遅ればせながらあつかましくも簡単な感想文を、と思います。

以前よりHPは見させていただいていたのですが、年末に調べ物をして開いた際に、元旦に十番勝負があること確認していました。それを思い出したのが3日の夜。ふと見たところ十番勝負真っ盛り。ただ過去問を見ても一見でわかった試しがなく、さすがに参加は厳しいだろうと思ってあきらめてました。が、9日の金曜の夜、再度見たところ、残数は少ないもののまだ想定解が残っている。その上、

[68218]いっちゃんさん
それまでに何とか想定解が一桁になっている上記5問(せめて問四と問八の2問)は完売したいところです。

とあったので、この際に是非、と思い参戦を決意しました。問題に対するコメントは解を考えるにあたって迷走した二問について書きたいと思います。

問九:同一県内の市にのみ囲まれている市(海や大きな湖にも面していない)

自分が考え始めたとき、想定解は残り5市。既に出ている解を全て書き出し、Yahooの地図で何気なく眺めていたところひらめき、そのまま想定解を全部書き出しました。このときはまさにEMMさんや星野彼方さん、ぺとぺとさんたちが問九の解について議論している真っ只中であり、その「気色悪さ」を探り、あわよくばその解を答えられたらと考えていました。しかし石岡市のこともあり湖に隣接している市を省いて考えており、湖については沿岸が全て市であればOK(これであれば牛久沼はクリア)と理解していました。湖面の境界線の話も頭には浮かんだのにその時点で地形図を見なかったのは未熟ゆえだと思います。残り想定解5市の中で残り4市とは離れている鶴ヶ島市を解答しました。

問六:二つ以上の区と隣接する市(特別区・政令市の区)

アナグラムが解かれてから「区に隣接する市」の書き出しをはじめたところ想定解を大きく上回る数の市が。既に誤答となっている市より何とか共通項を見出すことができました。このとき、問九同様に裏をかくような解答がないかを探してしまったことが裏目に出てしまいました。調布市の存在より特別区もOKと認識していたにもかかわらず、特別区に隣接する解のうち都内以外の和光、戸田、八潮、松戸、あと何故か都内の狛江を数え漏らしました。ここで5市足りないことに魔が差し、「区といえば上越だ」と、上越市内の区に隣接する市を調べたところ妙高、柏崎、十日町、飯山の4市が該当、更に姫路市内の区まで調べだし、たつの市が網干区と余部区に隣接することを確認。リストアップした想定解が65市になったのを確認し勇んでたつの市を解答しました。誤答だったため、上越市隣接を解答するのも怖くなり、堅実に(?)武蔵野市を解答しました。

初参加ながら無茶をしようとしてしまい、未熟さを露呈させる結果となってしまいました。次回は是非最初から参戦したいと思います。本当にありがとうございました。

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せっかく今回落書き帳に参加させていただいたので、この機会にお伺いしたいことがあるのですが…
飛び地に関する議論は過去の落書き帳で何度かお見受けしたのですが、「実質的な飛び地」ってどれくらいあるのでしょう。先日の大合併で福井県南越前町の旧河野村域が実質的な飛び地になったと聞いていたのは心当たりがあったのですが、長野県筑北村の旧坂井村域も麻績村の合併協議離脱により実質的な飛び地になったことを知りました。他を調べたところ飯田市の旧上村、南信濃村域も該当することはわかったのですが、他にも存在するのでしょうか。
一通り過去ログは検索してみてみたのですが、もし既に議論されていたらすみません。
[68378] 2009年 1月 18日(日)16:53:42BANDALGOM[熊虎] さん
実質的な飛び地
[68376]ぼたんさん、はじめまして。

平成の大合併で生じた実質的な飛び地としては、ほかに青森県平川市(碇ケ関村)群馬県みどり市(旧勢多郡東村)新潟県上越市(旧中郷村)和歌山県かつらぎ町(旧花園村)があります。
[68387] 2009年 1月 18日(日)22:04:39ぼたん さん
実質的な飛び地
[68378]熊虎さん

ありがとうございます!実際に飛び地となった市、町の数から想像するにもっと多いものかと思っていたのですが、合計で7市町村とは意外と少ないものなんですね。

と、そう聞いてしまうとまた欲?が出てしまうのですが、平成の大合併以前からこのような状況の行政地域とは生じたものなんでしょうか。現代であれば仮に実際にでも事実上でも隣接していなくても、モータリゼーションの発達もあり、もろもろの事業の効率化ということで飛び地の存在は理解できるのですが、昭和の大合併やそれ以前の時期にわざわざ飛び地となるような合併をする意義って何かあったのでしょうか。

考え始めてすぐに事実上の飛び地として思いついたのは秋山郷と石徹白村の2例なんですが。
秋山郷の長野県側は新潟県側から現在の国道405号を通らないと他と通じていなかった(現在は解消?)と聞いてます。ここについては信濃国と越後国の国境がそのまま引き継がれているので、秋山郷として形成されている区域が古来より行政地域には即しておらず、現代においてもそれが引き継がれているのだと理解していました。(…合併はしてないですね)
また、石徹白村は福井県大野郡から岐阜県郡上郡白鳥町に越県合併した地域ですが、合併当初は白鳥町の中心地域とは車道が通じていなかったと聞いた気がします(裏を取ろうとしたのですが、見つかりませんでした…)。ただこの地域については福井県側とも冬期は断絶されており、また鉄道の通っている場所も、福井県側は大野市勝原地区であるのに対し岐阜県側は白鳥町北濃地区であったとため、北濃まで出るほうが圧倒的に距離は短いという状況の理解はできました。
いずれもそれこそ「秘境」という言葉が似合う印象のある地区ではあります。

個別の事例を理解する必要はありそうですが、そもそも昭和の大合併で生じた事実上の飛び地の例が探し出せず、どうにも詰まってしまいました…他にも事例はありそうな気がするのですが。
(もしかして市外局番や郵便番号の例外を調べれば追跡できるのかも。ただ最近修正も進んでるし…)


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