[69963] ペーロケさん
[69054]にも書いた北陸旅行から昨晩(正確には今日の未明)帰ってきました。
石川県にたくさんお金を落として頂いたようで、全県民に成りかわり感謝の意を表します(…ってちょっとオーバーですね)。
代わりと言っちゃなんですが、ワタクシもささやかながら広島県にわずかながらの額ですが置いて参りました。
愛媛には置いてき損ねましたが…
[69058] で書いた「渋滞の可能性」の件は、28日付で「1000円二重取りの不具合」が修正されたようで、私の書いたことは杞憂で終わったようですね。
京福が廃止されたとか聞いていたものの、別会社が受け継いでいたことは知らなかったため、路面電車が走っていてびっくり。
京福電鉄の福井県内の路線は確かに
えちぜん鉄道が経営を継承していますが、福井市内の路面電車は京福→えちぜん鉄道とは全く関係ない
福井鉄道の路線です。
知らない方が読んで誤解するとまずいので、念のため申し添えておきます。
福井市内には私鉄が2社有る訳で(えちぜん鉄道は第3セクターですが)。
市内での移動手段はバスの1日乗り放題切符。これがいまやあまり見かけなくなったスクラッチでした。
一昨年福岡オフ会に参加した際に利用した
にしてつバス、昨年利用した
阪堺電車の1日乗車券はスクラッチでした。
「1日乗車券 スクラッチ」で検索してみると、
国際工業バス、
熊本市交通局、
鳥取市100円循環バス、
和歌山電鐵貴志川線、
南海バス、
佐世保市営バス、
神奈中バス(スクラッチじゃないのと2本立て)、
鹿児島市交通局など意外とあちこちに有るようです。
(都営地下鉄とかにもあるみたい)
21世紀美術館では「ピアノ演奏者募集」なんて企画をやっていて、旅の思い出になるということで、実はうちの嫁も参加しました。
パフォーマンス「オソト de ぴあの」と言う企画だったようですね。
演奏者は「事前受付、空きがあれば当日受付」だったようなので、当日参加できたのは運が良かったのかも?
音楽関係ということで4/28~5/4に開催されていた
ラ・フォル・ジュルネ金沢「熱狂の日」音楽祭2009の共催イベントか?と思いましたが、直接は関係なかったようで。
ちなみに、EMMはまだ21世紀美術館には入ったことがありません。
また、ラ・フォル・ジュルネ金沢の方は、昨年は職場でチケットの販売斡旋があったんですがその時はどんなイベントなのか分からなかったので買わずじまい、今年はチケットの販売斡旋を心待ちにしていたら販売斡旋が無くその他諸々で昨年・今年とも行き損ねました。
#ちなみに、ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭は1人の音楽家あるいは1つのテーマに基づいた45分程度のコンサートを数日間の間に数百公演行う音楽祭で、1回のコンサートのチケット代が安価で、なおかつ多くのコンサートが入場制限がない(子供でもOK)となっています。
金沢はフランスのナント・ポルトガルのリスボン・スペインのビルバオ・東京・ブラジルのリオデジャネイロに続く6番目の開催都市で、昨年(ベートーベン)・今年(モーツァルト)とも成功裡に終わったことからこのままこの時期のイベントとして定着しそうな感じ。
来年はショパンがテーマになるらしいという話がもう出ています。
来年以降、機会があったらぜひ行きたいところです。
5/2~4は金沢駅のコンコースやもてなしドーム、地下のイベント広場などでも無料コンサートが行われたので、電車で移動してそれに偶然遭遇した方がいたらラッキーだったかも。
北鉄のシルバーの車体は、伊予鉄を彷彿とさせるもので親近感が沸きますね。
シルバーの車両はすべて
東急のステンレス車両のお下がりだそうです。
私が昨年の湯瀬オフ会の前に乗ってきた弘南鉄道の車両もお仲間のようでした…乗ってる時には全然気づかなかった私はやはり非車両系。
北陸道の小松あたりで見た離岸提が全く見当たらず、侵食は大丈夫なんだろうかと、つい余計な心配をしてしまいますが、やはりここも例に漏れず侵食が進行しているようですね。
千里浜付近は能登半島国定公園のエリア内(
参考)であること、遠浅であることなどの理由で離岸堤が設置されていません。
そのほかに、離岸堤を設置することにより現在とは異なる粒径の砂が堆積してしまう可能性が考えられます。
千里浜が車でも走行可能なのは他の砂浜よりも粒径が細かい砂が堆積しているために水を吸うと非常に固く締まった状態となるからで(
参考)、このような砂浜は世界でも2、3か所しかないと言う話もあります。
もし今よりも荒い粒径の砂が堆積してしまうと、砂浜としては残ることになりますが、「世界的に見ても希有な特性」は多分失われてしまいます。
それもまた「千里浜の死」と言えましょう。
以前
[37885]で書きましたが「地元民としては千里浜が無くなるのは忍びない、でも千里浜でなくなるのも忍びない」と言うなかなかいかんともしがたい状態なのです。
一応全く浸食対策が為されていない訳ではなく、よそから砂を持って来て継ぎ足す「養浜」と言うことが行われています。
ただ、前述の通り現在の粒径や鉱物的特性とかけ離れた砂を持ってくる訳にはいかないので、千里浜の一番北の端にある羽咋川の河口を浚渫した砂が利用されていますが、どうしても量が限られるため現状では「焼け石に水」状態です。
さらなる打開策として「遠浅である千里浜の沖の方の砂の利用」「千里浜の陸地川の砂丘の砂の利用」「元々千里浜の砂は手取川や犀川など遥か南の方の川から流れ出た砂の中の細かいものが流れ着き堆積したものであるから、海流により千里浜まで砂が運ばれるであろう地点を探し(金沢~内灘の沖?)、そこに金沢港から浚渫した砂(あるいは更に別のところの砂)を投入する」などが考えられているようですが(
参考、PDFファイル)周辺環境への影響なども考えなければいけないので慎重に検討されているようです。
しかし当たり前のことですが、どうしてゴミが少ないんでしょうか。放っておいたら山陰のような惨状になるであろうことが容易に想像できる故、縁の下の地道な努力に頭が下がります。
実は冬の間は山陰と大差ない状態でした。
冬にどこかのテレビ局でやっていた「全国版のニュース番組での漂流ゴミのニュース」で、かほく市だったか宝達志水町だったかの職員の方が浜で現場の様子を見ながらインタビューを受けていたのを見たような記憶があります。
(あれ?ローカル枠だったかな?)
輪島の海岸もところによっては結構なものでした。
海岸そのものが観光資源ですから春の観光シーズンまでに片づけた、と言うことなのですが、山陰では追いついていないところがある、と言うことでしょうか。
(あるいは、北陸よりも「ゴミの出所」に近いので漂着量がはるかに多い?)
そして、能登島を渡って折り返しましたが、能登有料道路、ETCに慣れてしまったため、小銭を払うのが本当にメンドクサイですね。
(中略)
そんだけ長い有料道路なら、利用者にとっても管理する側にとっても、本線料金所をそんなにたくさん設けるメリットなんて無さそうなんですけどね。。。
こちらで理由が語られていますが、「全インターに料金所を設けると人件費が高く付く」ために本線上(+通行料金設定上必要なIC)に料金所を設けているそうです。
じゃあなんで何か所も何か所も料金所が出てくるのかと言えば、ICがたくさんあるのでそれに合わせて料金所も何か所か造らないと料金を取りっぱぐれるからでしょう。
幾何学的な話ですが…途中のICに料金所をおかない場合、途中降り口がないかあるいは1か所だけなら最初と最後のみに料金所を置くので問題ないです。
しかし、途中に2か所以上降り口がある場合、途中の本線上に料金所をおかないとただ乗りし放題になっちゃいますよ。
(現行でも高松-県立看護大、千里浜-柳田、西山-徳田大津の間はただ乗りが可能。但し、高松、徳田大津はかつてICに料金所があった。徳田大津は田鶴浜道路ができてから、高松は津幡バイパス延伸後に白尾ICに料金所ができてからそれぞれ無くなった模様)
ただ、小銭を用意するのが邪魔くさいのは確か。
書いているうちに日付が変わっちゃったんで昨日の話ですが、EMMが能登有料に乗った時は今浜では平気で(実際には小銭を探すのが邪魔くさかった)1000円札出しましたが…全線乗り通す場合は最初の料金所で「通しのチケット」を買えば後は順繰りにチケットを出していくだけで済むんですが、途中で乗降する場合はこの手は使えません。
あとは「みちカード」なんてものがあるんですが(
参考)、能登有料道路・田鶴浜道路・川北大橋でしか使えないので、金額を考えると旅行でいらっしゃった方には勧められないし。
あと8年ほどで償還が済むらしいので、それまで待ってください、と言うしか無さそうです。ううむ。
でもホントに償還が済んだらタダになるんかいな?
そのまま帰路に就くつもりで津幡バイパスに入ったら、イオンかほく付近から物凄い渋滞。急遽折り返して能登有料道路から内灘経由で金沢西ICより北陸道に乗りました。
それは非常にもったいない事をしました。
多分地元の人間がそのルートを聞いたら、十中八九「なぜ白尾~内灘間だけ乗るために能登有料道路まで戻った?」と思うはずです。
というのは、地元民がその区間だけを乗ることがないからです。
もしそこで折り返したとすると、その後どっちに行くかにも寄りますがおおむね
河北潟広域農道、
河北潟干拓地内道路、
内灘砂丘上の旧農免道路(県道+町道)~
内灘大橋の3択です。
…と、ここまで書いてふと思ったんですが、白尾ICから津幡バイパスに入った場合
津幡町の能瀬ICまで降りられないはずなんですが(白尾ICで降りた車を津幡以南に直行させるための道なので)、そこで折り返しましたか?
もしそうだったら、多分2車線区間に到達すればある程度流れたのではないかと思われるので、もうちょっと我慢して本線に乗っているか、あるいはICで降りたらそのまま側道を走っていって
舟橋ICで乗り直せば良かっただけかもしれません。
まさか本線上でUターンしたとか?
VICS対応のカーナビがあれば津幡バイパスの渋滞も避けられたのでしょうが、カーナビを付けちゃドライブの面白さも半減です。
VICS対応カーナビユーザーですが、
この辺から北は渋滞情報は一切表示されません。
私のカーナビはデータが古いんでもしかしたら最近のだと範囲拡大されてるかも?と思って調べたんですが、やはり津幡バイパスは
エリア外の様です。
(でも国道160号線の石川・富山県境の直前としばらく後にビーコンのVICS情報が表示されたような?)
私のカーナビは5年ほど前にたまたま安売りしてたので買ったものですが(それでも最近のSSD式のポータブル機種よりは高い)「運転中でもその都度自分で地図を確認したい」性質のEMM的にはカーナビはドライブの友ですわ。
(北陸3県+飛騨地方限定ですが、実際にカーナビを買ってからあちこち出かけるようになったので)
まぁそこは人それぞれと言うことで…