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勿来丸さんの記事が5件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[100320]2020年9月22日
勿来丸
[100297]2020年9月13日
勿来丸
[100287]2020年9月11日
勿来丸
[100279]2020年9月10日
勿来丸
[100256]2020年9月5日
勿来丸

[100320] 2020年 9月 22日(火)08:23:15勿来丸 さん
経由自治体数・ジオパーク
[100298]Nさん
栄村→飯山市→中野市→長野市→大町市→高山市→下呂市→中津川市→恵那市→根羽村
とすれば8自治体でいけますね。#半分岐阜県…(苦笑)
このルートを失念していました。改めて、岐阜県の自治体の大きさを感じました。
というか、長野-岐阜県境の自治体が大きいんですよね。県境を構成する両県13自治体の平均面積は約570㎢で割と広い。長野県9自治体の平均が約350㎢、岐阜県4自治体の平均が約1,050㎢ということで、中でも岐阜県側の自治体の大きさが際立っています(高山市が外れ値ではありますが)。

海に隣接していれば0…①
海に隣接してなくて①に隣接していれば1…②
海と①に隣接してなくて②に隣接していれば2…③

とパターン化できるので愚直にループを回すマクロを組んだだけですね。もっとスマートな方法もあると思いますが。
自分も何とか作ることができました。といっても海からの経由自治体数ではなく、千葉市からの経由自治体数ですが……。

ということで千葉県の全自治体について、千葉市から最少幾つの自治体を経由すれば辿り着けるのか調べたところ、銚子市が最多で5自治体経由でした。千葉市から銚子市への行き方の例は、
千葉市→佐倉市→酒々井町→成田市→香取市→東庄町→銚子市
といった感じですね。多い方から並べると、
5……銚子市
4……館山市、旭市、東庄町
3……松戸市、野田市、流山市、浦安市、南房総市、匝瑳市、香取市、神崎町、多古町、御宿町、鋸南町
になります。県外ルートは確認していませんが、千葉県の場合は順位が変わらなさそう。

房総南部は市原市が南北に長いお陰で少ない経由数で着いたり、野田市なんかも八千代市、印西市、柏市を通る面白いルートがあるなど、いろいろな発見がありました。千葉市が割と県の中心に位置しているのかなぁなんて思ったりもしました。
いずれはこのマクロを更に応用してみたいところです。

[100302]Nさんの境界一覧はとにかくすごいですね。作業の早さとその出来栄えに驚いてしまいました。
概ね分水嶺通りですが、大きな市が1つあるだけで境界線が大きく変わってしまうのが面白いところです。

[100301]グリグリさん
どちらかというと栄村と上越市を隣接とし飯山市と十日町市は非隣接と判断するのが妥当と考え、市区町村隣接関係一覧を更新しました。もちろん、境界未定ですから実際は不明であることに変わりはありません。
境界未定地は十番勝負のネタに使われたこともありましたね。山頂や湖沼で多い気がします。
■苗場山麓ジオパーク(野々海池のミズバショウ群落)
日本ジオパークって結構ありますね。この近くだと、ユネスコ世界ジオパークにも認定されている糸魚川が有名でしょうか。
訪れた(ジオパークの地域内に足を踏み入れた)場所として秩父、箱根、勝山あたりあげられますが、それらしい事は何もしていません。強いていうなら勝山かな([96433])。

苗場山麓ジオパークは長い年月をかけて作られた日本有数の河岸段丘、多雪という環境に適応してきた動植物、人々の縄文期の暮らしなどが魅力だそうで、上記HPにも、
本ジオパークでは、大地の履歴と「雪」、そこに生きづいた動植物、それらの恩恵を受けて暮らしつづけてきた人々の知恵や歴史を五感を通して学べることが大きな特徴です。
とありました。面白そうですね。
[100297] 2020年 9月 13日(日)10:17:24勿来丸 さん
Re:海岸線到達までに経由する自治体数
[100285][100292]深夜特急さん、[100290]Nさん、[100295]MasAkaさん
なんとなく呟いたネタに反応してくださり、ありがとうございます。

海のない長野県だと
塩尻市→伊那市→静岡市で太平洋に
木曽町→高山市→富山市(or白山市)で日本海に
簡単に(?)到達することができます。

ちなみに日本で海岸線から一番遠い地点は長野県佐久市にあるそうですが、
佐久市→茅野市→伊那市→静岡市のルートで意外と少ないです。
長野県(とその周り)は市域の広い自治体が多く、案外簡単に海にたどり着きそうですね。栄村〜根羽村(最北の役場〜最南の役場)だと、
栄村→飯山市→中野市→長野市→上田市→松本市→木曽町→王滝村→中津川市→平谷村→根羽村
という風になります。直線距離で200km以上離れていますが、9自治体経由で辿り着きますね(これって案外少ないのかな?)。
駿河湾から日本海へ行くルートとしては、
静岡市→伊那市→木曽町→高山市→富山市
というものがあります。これには驚きました。

自分も気になったのでExcelに計算させてみました。最大数は7で9市町ありました。(桐生市や高崎市の飛び地が絡む検証が適当ですが、おそらく大丈夫なはず…)
御推察通り群馬県南部と埼玉県北部でしたね。出口は日本海・東京湾・駿河湾の3パターンに大別されました。埼玉県北から駿河湾は意外。秩父市・甲府市・静岡市が大きいのが効いてますね。東松山市からはどの方向に行っても7市区町村経由です。
すごいデータをありがとうございます。予想通りというか、意外というか、うまく言葉が出ませんが面白かったです。
東京湾なら江戸川区、日本海なら長岡市、駿河湾なら静岡市、と固定されているんですね。多少ばらつきがあると思っていました。
合併で市域が大きくなった日光市、秩父市、甲府市、静岡市、海に隣接するようになった長岡市など、大合併はこういうところにも影響を及ぼしているようですね。
飛び地に関しては、「市区町村境を越える」ことがポイントなので、別物として考えるべきかなあと思いました。今回の検証に影響はなさそうですが……。

ところでExcelでこんなこともできるんですね。使いこなせたら楽しそうです。
「最少経由自治体数」を求める方法自体は恐らくわかるのですが、それをExcelで求められるというのはすごいですね。

東京湾・駿河湾・日本海の3方向どちらに向かっても海まで最低7市区町村を通る必要がある東松山市は新たなる「日本のへそ」候補になり得そうです。
どの海からも(経由する自治体数の点で)同様に遠い、ということですね。全市区町村がそれぞれどの海に近いか、「境界」はどこか、も考えてみたいところです。
[100287] 2020年 9月 11日(金)14:41:56勿来丸 さん
「工業統計」を読む
8月25日、経済産業省から「2019年工業統計調査(2018年実績)」の確報が公表されました。 詳細はこちら
ここには「産業別統計表」・「品目別統計表」・「地域別統計表」の3種類があります。私はこの中で「地域別統計表」をダウンロードし、[100253]にてクイズを出したのでありました。
今回はこの統計表を眺めて「面白いな」と思ったことについていくつか書いていきます。

まず「2019年工業統計調査(2018年実績)」という表題について。ダウンロードしたデータの「留意事項」によると、
○事業所数・従業者数については2019.06.01現在
○現金給与総額・製造品出荷額等・付加価値額などの経理事項については2018年1月〜12月の実績
とのこと。それから内容を見る限り「従業者数4人以上の事業所」のみのデータであるようです。

(1)事業所数・従業者数
地域別統計表は都道府県市区町村別の事業所数・従業者数・製造品出荷額等が分かるようになっています。

事業所数のランキングは大阪市が4862件でトップ、以下名古屋市、東大阪市、横浜市、京都市、……と続き、人口の順位に近いかな、という感じです。100万都市が並ぶ中で東大阪市はやや目立って見えますね。大阪自体工業が盛んで、特に東大阪あたりは中小の工場が多く集まる「ものづくりのまち」であるということの表れとも言えます。
続いて従業者数。豊田市・大阪市が11万人超、以下名古屋市、横浜市、浜松市、……となっています。大都市が並ぶ中で、工業が盛んな中都市も上位に来るといった印象。10位の安城市、11位の刈谷市なんかは結構意外性があります。

この2つのデータは割と人口規模に比例する並びとなっていますね。一方で製造品出荷額等は全く違う様子です。

(2)製造品出荷額等
1位は豊田市で15兆円。計算してみると日本全体の合計のうち5%近くを占めることになります。自動車恐るべし。
2位は市原市、3位は倉敷市でどちらも4兆円台。豊田市の圧倒的数字に驚かされます。市原・倉敷は石油化学関係の工業が盛んですよね。
4位から9位は川崎、横浜、大阪、堺、名古屋、神戸と政令指定都市が続きます。10位に四日市が来ることは少し意外(?)ですが、石油化学工業が盛んで、中京工業地帯を支えているのは間違いないでしょう。その後も大都市が続く中、太田市や安城市といった、自動車関係に強い都市が肩を並べているようです。

出荷額が1兆円を超えるのは69市町。この中に入っている「町」は、愛知県幸田町と福岡県苅田町の2つです。幸田町は複数の工業団地を持ち、自動車部品最大手であるデンソーの工場などがあります。苅田町はトヨタや日産の九州工場、さらには金属・セメント・電力関係の工場もあり、臨海工業都市として発展しています。

このデータを都道府県内でのランキングにしてみます。まず分かるのは非県庁所在地の強さ。県庁所在地が都道府県内トップとなる例は16と少なく、これが(1)と大きく違うところですね。
それから町村が都道府県内1位となる事例。具体的には岩手県金ケ崎町、山梨県忍野村、香川県直島町です。山梨県については忍野村に次いで2位が昭和町で、市のトップは3位の韮崎市となっています。

金ケ崎町はトヨタ自動車東日本、塩野義製薬、デンソー岩手の工場があり、岩手県最大の工業団地も町内にあるのです。
忍野村にはファナックの本社があります。ファナックは工作機械用CNC、産業用ロボットにおいて世界一のシェアを誇る企業です。
昭和町は複数の工業団地があり、キトー(機械)やテルモ(医療機器)といった企業の工場が集積しています。
直島町は三菱マテリアルの製錬所があり、地金は日本一の生産量だとか。香川県のトップは坂出市のイメージがありますが、まさか島が1位だとは。


自分でこうした統計表を見て、製造品出荷額等の数字というのは人口にあまり関係ないというのがよく分かりました。面白いデータについつい見入ってしまいました。
[100279] 2020年 9月 10日(木)17:58:54【1】勿来丸 さん
県境サイン
有名どころだと思いますが今まで出てきていなかったようです。
茨城県|千葉県 神栖市|銚子市 国道124号銚子大橋


以下、余談。

ある自治体から別の自治体へ、単に市町村地図の上で移動していくことを考えます(道路・鉄道など移動手段の有無・もしくは所要時間を無視)。例えば名古屋市から豊橋市へ移動する時、新幹線だと大府市から豊川市まで9つの自治体を通過することになりますが、

名古屋市→日進市→豊田市→新城市→豊橋市

と行けばたったの3市経由でたどり着いてしまいます。実際こんなルートを取る人はいないでしょうが……。
地図を見ながら「経由する自治体数が最少となるルート」を考えるのも面白そうだなぁと感じました。
[100256] 2020年 9月 5日(土)16:35:08勿来丸 さん
クイズの採点etc.
[100255]白桃さん
問一:市以外で工業製品出荷額が一兆円を超える
問二:市以外で工業製品出荷額が県内トップ
そんなに間違ってはいないと思うのですが・・・
クイズにお答えくださり、ありがとうございます。どちらも正解です。まさかこんなにも早く解答が出るとは思いもしませんでした。白桃さんは工業関係にも詳しいのですね。

[100254]デスクトップ鉄さん
こちらの五番勝負も開催中です。[100118] の予告から2週間以上たってしまったのでお忘れの方もいると思い、改めてご案内させていただきます。
[100255]白桃さん
勿来丸さんは、デスクトップ鉄さんのクイズを忘れていたのかな?
決して忘れているわけではありません。デスクトップ鉄さんの予告はしっかり見ていたので、拙稿[100253]を書き込んだ後、PCの前で待機しておりました。出題のタイミングからずっと見ているのですが、さっぱり答えがわからず苦労しております。前回の鉄道路線五番勝負では完答一番乗りを果たしたのに、お恥ずかしい限りです。
今日は私用があったのでこれから考えるつもりですが、恐らくヒント頼りになるでしょう。想定解が少ないものもありますが、とりあえず完答することだけを目標にして今回はゆっくりするつもりです。

ということで[100253]で出題したクイズ(工業関係)の解説は五番勝負終了後にしたいと思います。


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