実行委員のデスクトップ鉄さん、白桃さん、勿来丸さん、駿河の民さん、そして参加者の皆様、初の十番勝負トライアルお疲れ様でした。
出題日当日、私は新型コロナワクチンの2回目接種日であり、次の日はきっと副反応でぶっ倒れているだろうと思ったので、初日の寝る前にできるだけ解答してやろうと意気込んでいました。では、今回の十番勝負トライアルの感想を書かせていただきます。
全体の感想としては、まず難易度は第五十八回の十番勝負よりは簡単だったと思います(前回は完全初心者だったというのもありますが)。問一や問九のような完全初心者にも優しい問題もあったので良かったと思います。一方で気になったのは、実行委員の方もおっしゃっていますが想定解数の少なさです。裏を返せば想定外の盛況だった、ということである意味嬉しい誤算かもしれませんね。
ではここから各問題についての感想です。問題は正答順です。
問八
都道府県の最東端がある市
解答:志布志市(金)
問一から順番に見ていき5~10秒で分からなければスルーという感じで、最初にわかったのが問八でした。熱海市と阿南市、そして非該当の根室市から考えました。字の並びと響きが好きな志布志市を解答。この問題でのんびり裏取りしていたら、その間に他の問題の解答がどんどん埋まっていたのでびっくりしました。
問五
各都道府県内の市町村及び特別区の中で人口が五番目に多い市(2020年国勢調査速報値)
解答:姶良市(金)
帯広市と柏市からなんとなく人口が上位のところっぽいと思いデータベース検索をしたらビンゴ。問八で鹿児島県を解答していたので同じ鹿児島県内の市を解答。
問一
中山道六十九次の宿場がある市
解答:蕨市(5位)
2問を答えたあと解答状況を見ると、想定解数の少ない問一の解答が進んでいることに気づき、問一を考えることに。問題の草津市、非該当の京都市、そして皆様の解答から割とすぐわかりました。しかしどう考えても鹿児島県に該当市はないので、鹿児島県縛りは諦めて蕨市を解答。
問九
世界遺産のある市
解答:鹿児島市(5位)
次は問一と同じく解答が進んでいた問九に取り組みました。これは問題の市のおかげで比較的簡単だったと思います。問題の奄美市以外でどこか鹿児島県内にないかと探したところ、鹿児島市を発見。鹿児島市に世界遺産があるとは知りませんでした。
問三
「全国京都会議」に参加している「小京都」が所在する市
解答:南九州市(銅)
朝倉市の秋月地区は某早押しクイズアプリで問題文に入れたことがあったので、それと仙北市から気づくことができました。問題を作っていなければメダルを逃していたかもしれません。そして例によって鹿児島県の市を解答。
…と、ここまでは割と順調だったのですが、ここから全くわからなくなりました。問十に関しては当たりこそついていたものの決定的な共通項がわからず。次の日はぶっ倒れているかもしれないのに…。少しずつ体調も悪くなったので、寝る前に記事検索だけしておこうと考えました。
問四
40℃以上を記録した観測地点がある市
解答:甲府市(4位)
そして記事検索で共通項に辿り着いたのがこの問題。たまたま過去記事にあったので良かったですが、この問題はそんなことする前に気づくべきでしたね。こちらも鹿児島県に該当市がないので甲府市を解答。埼玉県にしなかったのは、熊谷市だと他の方の大きなヒントになること、越谷市だと県内1位でないため誤答のリスクが全くないとはいえない状態だったためです(結局後者は杞憂だったわけですが)。
問七
「中央」のつく駅がある市
解答:鹿児島市(金)
比較的大きめの都市が並んでいたので、中核市や特例市を考えるも不発。結局記事検索で共通項に辿り着きました(その2)。幸い他の方はまだ記事検索されていなかったようで、一番最後まで残っていた金メダルを獲得。私の解答した鹿児島市や同じく初日に三重うなぎさんが解答した四日市市も大きめの都市なので、他の解答者を上手く混乱させることができたと思います(笑)
さて、記事検索を一通りしたわけですが、問二と問六はヒットせず。また決定的な共通項がわからない問十も翌朝に持ち越しとなりました。ちなみに熱の影響でこの日の連続睡眠時間は最長2時間でした。
そして翌朝起きてみると、意外と体温低め。微熱でした。寝る直前のほうが絶対体温高かった…!と思いながら残り3問に取り組みました。
問二
人口密度が200人/km2台の市
解答:霧島市(銅)
人口の問題は出たけれど面積と人口密度はまだ出ていないと思ったため、とりあえずWikipediaを見比べてみることに。魚津市は199人/km2となっていましたが、国勢調査速報値ならギリギリ200人/km2いそうだったのでデータベース検索を使うとビンゴ。鹿児島県内から霧島市を選択。
問六
セイコーマートの店舗がある市
解答:さいたま市(銅)
問題市及び非該当市が北海道、茨城県、埼玉県からしか出ていない、明らかに「異質な」問題。また問題市はすべて内陸の市だったため、「内陸の市のうち〜」とかを考えていました。既に出ていた解答も北海道の2市。これは北海道、茨城県、埼玉県しか該当市がないのでは?と考え、セイコーマートを思い出しました。これはなかなか意地悪な問題だったと思います(笑)
問十
日本百名山の最高峰が所在する市
解答:妙高市(銅)
さてここまで9問解答しましたが、残ったのはある程度の見当はついていたもののピンポイントの共通項がわからず解答を保留していた問十。日本百名山なのはわかるが富士吉田市と美馬市は非該当。富士山の頂上は富士山本宮浅間大社の私有地なので「山頂」を考えるも美馬市が微妙。日本百名山のうち県内最高峰だと指宿市がおかしいし、一等三角点を調べても富士山にあるのは二等三角点。全く確証がないままでしたが、一等三角点のある妙高山の山体が全て属する妙高市なら多分大丈夫だろうと考え、妙高市で勝負。結果的に正解だったので良かったです。
終わってみれば金メダル3つ、銅メダル4つで、初日完答かつ完答1番乗りと望外の結果でした。トライアルとはいえこの成績は素直に嬉しいです。金メダルを獲得した3問が全て勿来丸さん作成という奇跡のおまけつき(笑)
それと
[103180]でデスクトップ鉄さんが示された「裏領主」は面白いですね。初心者でも裏領主になれるのは嬉しいです。それに鹿児島県に偏った解答を少し後悔していたのですが、鹿児島県の総裏領主になれたので吹っ切れました(笑)
最後に、実行委員の皆様、十番勝負トライアルの開催ありがとうございました。