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スナフキんさんの記事が1件見つかりました

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記事番号記事日付記事タイトル・発言者
[100076]2020年8月9日
スナフキん

[100076] 2020年 8月 9日(日)10:06:19スナフキん さん
Re: 16枚のマップで見る新型コロナウィルスの最新状況
まずは、すっかり遅れてしまったものの書き込み件数10万達成、おめでとうございます。私自身は十番勝負に全く歯が立たず参加もしてないために記事数上乗せにはほとんど寄与していない上、ここのところはなかなか話題について行けなくなりつつあり(加齢のせいか?)すっかりご無沙汰ではありますが、またオフが再開のはこびとなりましたら参加したいですね。

さきほど、「16枚のマップで見る新型コロナウィルスの最新状況」というページを立ち上げました。
拝見しました。物事を図示するということは、文字の羅列で説明するよりもはるかに説得力があるので、世間への認知には効果大と思われます。テーマ図作成を一応飯のタネとしている立場から、気が付いた点をいくつか。

テーマ図、ことに階級区分着色を伴う図の場合、区分の如何で見る者に全然違う印象を与えてしまうことがあります。スパンをどこで区切るかは編集者の裁量なのですが、〇〇以上や△△以下という上限下限の設定を狭めれば、この間の詳しい分布をきちんと表現できる反面、上限下限にそれてしまった分布は事実上一緒くたになって埋没してしまい、埋没中の突出した事例を示すことができなくなってしまいます。また、差があることが明示できるように(色がバランスよく配置されるように、という方が適切かもしれません)分布を均一化する区分をされることもありますが、等間隔区分にならないことがほとんどで言葉は悪いですが「数値操作」に近く、印象優先とのそしりを免れない側面があります。その意味では区分(となる数字)を明示した凡例、何か作るのが面倒な気もしますがあった方がよいと思いますし、見る側の納得感も高まります(教育用テーマ図では無凡例はNGを返されます)。都道府県ごとの数値表がありますが、この表から着色区分を知るのは結構大変です。

また、本図の将来設計とも絡んできますがパッと見で区分数値に現状偏りがあり、「大半の都道府県がほとんど同色」に見えてしまっている図があります。区分をもう少し細かくするとその差が見えてくるようになるのですが、一方で本テーマ全般、今後長い目で見ると数値が確実に動くものであり、区分を変えていまの差が分かる図として仕上げることが果たして得策かどうか見極めが難しいです。途中で区分を変えて適切な分布となるよう改める方法がありますが、区切りを変えると印象がガラリと変わるため、継続して情報を発信する場合は「いつ」「変えた」かをしっかり併記する必要があります。いま表示されている16枚は私自身は「最新状況の明示」と捉えていますが、今後情報が蓄積されていくにしたがって「最新状況の推移」も意味を持ってくるはずで、これに関しては現状リリースされている図とは分けてリリースができるとなおよいかと思います。

さらに、これは個人の主観やデザインセンス、個々のブラウズ環境差とも絡むので参考程度にしていただきたいですが、テーマ色によっては着色の度合いがあまりに微妙で、着色に差があるのか分かりにくい箇所がありました。リニューアルに伴い書体が見やすくなり、ユニバーサルデザイン配慮に沿う形となった当サイトですので、色のメリハリはもう少しハッキリさせてもよいように思います。

ご無沙汰な割に分かりづらく偉そうな講釈を垂れて恐縮ですが、参考になればと思い投稿しました。最近は勘違いや誤認に伴う書き込みしくじりを繰り返してるので、気を付けてしたためたつもりですが…。


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