こちら、何らかの形でお返事しようと思ってましたがすっかり遅くなってしまいました。
[110193] オーナー グリグリさん
そうでなければ開始15秒の解答が理解できません。
第66回問一については
[109855]で手の内を明かした通りでしかないです。
過去の傾向から出題が予測されるジャンルにて、今まで出題されてない切り口の共通項を1つ思いつく。これまた過去の傾向から問題市を予測し、問題市になる可能性が極めて高い市(片手に収まる程度)と想定解数と自分が解答したい市を全てメモする。出題時間はPCの前に張り付き、やっぱり過去の傾向から出題される可能性が高い問一を注視したらドンピシャ。
ですので、大層なデータベースが無くとも「傾向と対策」をきっちりやれれば15秒はともかく、ものの数分で解に辿り着けるケースは全然有り得ると思います。
個人的には、上級者の足止めをしたいのであれば、やはり多少の傾向外しが求められるのではと思います。
例えば時節を踏まえた出題について。
「2010年W杯の四強を姉妹都市に持つ市」を2024年の今になって出題するのは流石にまずいとしても、「1/1市制施行の市」をGWの十番勝負に出題しても罰は当たらない気がします。
問題市についても、例えば面積関連の問題であることや面積最大解を示すために「高山市」を入れている問題をちらほら見ますが、上級者目線だと「高山市」が見えた瞬間に面積関連かな?と百人一首の決まり字が如く反応できてしまうので、避けた方が上級者の動きを抑制する意味では良いかもしれません。(初心者目線でどの程度難易度に影響あるかわからないですが)
ちなみに私は第54回以降の13回で初回採点時点の正答数の平均値が7.7問(7問以上11回、9問以上6回)という超先行逃げ切り型ですが、初回採点前の、「問題しか情報が無い」状態で一番苦戦する可能性を感じたのは第60回です。
第60回は共通項こそ「60」に絡めたオーソドックスなものが多くて芋づる式に閃くことができ、初回採点直後に(勿来丸さんの後塵を拝する形で)完答しましたが、
出題後、頭が相当乱されました。[103827]でも触れたとおり、私は出題直後にまず名前系を疑って一通り問題を眺めます。それで今回も同じことをやってみたら、おかしいなあ、入ってくる情報がノイズまみれで頭がまるで働かない(笑)
(
[104731]拙稿)ということで、問題市から全然情報が入らなくてかなり戸惑っています。
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以下はちょっと違う切り口からの話になります。
一言で示すと、「改革するならば各種数値を活用してPDCAを回すべきでは?」という私の意見になります。
これまでも度々、「マンネリ化防止」や「難易度是正」を狙って出題形式を変え、結局数回経って感想文などから定性的な問題点が見えてくると元のオーソドックスな形に戻す...という形を繰り返してきたように思います。今回も出題形式を変えるような抜本的な対策も視野に入れているようですが、個人的には数回経ったらなんやかんやで今の形式に戻るのではないか?という気もしています。
改革前に評価指標を明確化させておき、効果検証や継続判断はその指標を用いて行う、といった形が適当なのではないでしょうか?
グリグリさんが現状の十番勝負にメスを入れたい意図については、
[110202]あきごんさんが記載されている通り
①出題の鮮度を維持しできれば向上する ②新たな参加者を増やす
なのでは、と私は解釈しています。この意図を踏まえて検討を進めてトライするのも良いのですが、①②それぞれの意図を数値目標に落とし込んで(間接指標レベルで判断することになると思いますが)、1,2回実施するごとに数値を振り返って検証を深める、ということを進めた方がよいのではと思ったり。
きっとグリグリさんも「この辺の数値を改善すれば参加者数が増える可能性があるのでは?」という仮説を複数持ってらっしゃると思うので、それを明確にご教示いただけると十番勝負研究所などの協力のもと、より建設的な議論ができそうな気がするんですよね。
例えば「参加者数を増やすために各回のメダル獲得者数を増やしたい!具体的には○人に増やしたい!」と具体的な目標を示していただくことで、こちらとしても多少は案を出しやすくなると思います。
いざ出題されたら一回答者としては全力を尽くすだけなので、ご意思にそぐわない結果になってしまうかもしれませんが...苦笑