政府はGO TO トラベルで旅行に行けと言う一方、地方の知事の多くは県外への移動の自粛を呼びかけるという混乱状態の4連休となっています。
そんな中で
但馬の「姫路ナンバー」に嫌がらせ 鳥取で相次ぎ被害
というニュースがありました。
兵庫県の感染者数の累計は7月25日現在965名、一方鳥取県は感染者ゼロの岩手県を除けば一番少ない6名となっていて、県単位で見れば鳥取県民の警戒感もわからないでもありません。
『新型コロナ/主要指標』
しかし兵庫県は広く、被害に遭った日本海側の新温泉町の人々は日常的に通勤や買い物で鳥取市を訪れるなど、その生活圏は鳥取圏と言ってもよいと思います。平成の大合併時には、県境を越えて鳥取市との合併を模索したこともあるくらいです。
[37894]今川焼
ちなみに兵庫県北部の但馬地方の感染者は未だにゼロで、地域レベルで比べるなら、むしろ感染者の6名出ている鳥取県の方がより〝危険〟ということになります。
落書き帳の初期の頃に、県境に関係なくつながりのある地域についてよく話題になっていましたが、昨今の社会情勢の中、おそらく全国で同様の事例が見られるのではないでしょうか。
県境を越えてつながりの大きい地域